月次報告書 2014-11
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
中国語専攻
留学先
留学期間
2014-02-01 ~ 2015-01-31
留学種別
交換
生活編
留学生活9ヶ月目

11月になりました。台湾にもやっと秋が来たようで朝晩は肌寒いです。寒さが台湾に来た頃を思い出させて留学生活も残りわずかだと思うととても寂しくなります。今月は毎週水曜日に行われている日本語ボランティア、企業訪問、中間テスト、12月の小学校訪問の準備などイベント事が多く忙しい月となりました。時間の流れが非常に早く、あっという間に一週間が終わっているという感じでした。 今月一番印象に残ったのはやはり「ぺんてる」への企業訪問です。台湾にある日系企業を見学させてもらえることは本当に貴重なことだと思います。工場には日本人、台湾人が一緒に働いていて、とても暖かい雰囲気でした。ぺんてるの歴史、商品の説明、販売までの流れなど細かくPPTを利用して説明してくださいました。質疑応答にも丁寧に答えてくださり、就活を控えている私たちにとってとてもためになる知識を増やすことができたと思います。「一緒に仕事をするうえで一番大変なことはなんですか?」という質問に台湾人従業員も日本人従業員も「言葉の壁」と声を揃えて言っていました。私たちのような人材が必要とされる場所があるのだと改めて実感し、もっと語学を頑張ろうと思いました。ぺんてるに向かう途中のバスの中で、日本語を流暢に話すおばあさんに出会いました。前にもバスの中で日本語を話す台湾人に出会ったことがあります。本当にとても流暢な日本語なので日本人と区別がつきません。おばさんに「なぜ今でも日本語を忘れずに話すことが出来るのですか?」と質問してみたのですが、今でも家の中では日本語を話すし、同窓会でも日本語を使うと教えてくださいました。日本語を使う方が懐かしいそうです。歴史がもたらす現代への影響力はすごいなと思いました。

住居形態
学生寮
有線LAN
月額費用
台湾 台湾ドル
3.4円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0 0円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 1,200 4,080円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 12,000 40,800円
合計 13,200 44,880円
授業編
實用視聽華語4
実用視聴中国語4
語学(地域言語)
2000分
今月はフィリピンと韓国のクラスメートが帰国したり、クラス編成があったりで人数がかなり少なくなりました。3人という極少人数で受けるときもあって少し寂しいですが、授業の進み方には何も変化はありません。プレゼンテーション準備をやっています。
新聞評析
新聞評析
講義(日本語)
400分
今月は台湾の日本統治時期について詳しく勉強しました。日本統治が台湾にもたらした経済、インフラ整備、教育などをみてみると、過去と現在での台湾と日本の結びつきについて考えせられるものがありました。今月、授業とは別ですが、台北を訪れる機会があったのでこの授業で学んだ「台湾総督府」や「二二八和平公園」に行きました。
台灣語言語生活(一)
台湾語と生活(一)
語学(地域言語)
400分
だんだん内容が難しくなっていて授業についていくのが少し大変と感じることもありますが基礎の復習を繰り返しやってくださるので大丈夫です。
台湾政治現勢
台湾政治の現勢
講義(地域言語)
400分
今月は中間テストが行われました。テスト内容は授業でやった専門用語の説明と授業で取りあげた政治政策や歴史の内容です。自分の言葉で台湾の政治や歴史を少し語れるようになったことが嬉しかったです。とても少人数の授業なので日に日に先生と私たちの距離が縮み授業に関係ないことも話したりしながら楽しく授業を受けています。
實用商務中國語(二)
ビジネス中国語
語学(地域言語)
400分
今月は中間テストが行われました。先学期と内容はもちろん違いますが、形態はとくに変わりなかったです。テキストの文や単語をしっかり覚えていれば何の問題もないです。
經貿日文
ビジネス日本語
語学(地域言語)
400分
今月は中間テストが行われました。内容は台湾人向けに作られていて、単語の読み方、ビジネスの場面での自己紹介、敬語、ビジネス専門用語、報告書などの書き方でした。ビジネス専門用語や報告書の書き方などについてのテストは初めてだったので少し難しく、為になったと思います。授業中にやった内容を確認すれば大丈夫です。
近代台日經濟史
近代台日経済史
講義(地域言語)
400分
今月は中間テストということでテストの代わりにレポート提出がありました。内容は中国で活躍する日本人をテーマにしたドラマをみて自分の考えを書くというものでした。内容的にはそんなに難しいと感じませんでしたが、中国語を勉強していて台湾や中国と比較的近い存在の私にはとても興味深い内容でした。さらに今月は台北にある「ぺんてる」への企業訪問がありました。
日中翻訳理論(二)
日中翻訳理論
語学(地域言語)
400分
今月は単語テストがありました。中間テストはなく、テキストとプリントを使って中国語から日本語、日本語から中国語の翻訳の授業をいつも通り行いました。