今月はアメリカの祝日サンクスギビングデーについて書きたいと思います。サンクスギビングデーを含め5日間は大学の寮が閉まるので、学生の多くは帰省するか、友人宅に泊まって過ごします。中にはこの期間に旅行する学生もいました。私は、シンシナティに実家があるルームメイトが家にまるまる5日間泊めてくれました。家族と過ごす中で学校生活だけでは感じることのできない文化や価値観に触れることができたと思います。 シンシナティはボーリンググリーンから南に4時間ほど車を走らせたところにあり、もともとドイツ系移民が多く住んでいたことから、あちこちにドイツ風の家が見られます。また、アートな街としても知られていて市の中心地には壁画アートがたくさんあり、歩いて街を散策しました。ボーリンググリーンほど田舎ではないけれど、シカゴやニューヨークほど都会でもない...。シンシナティはちょうどsuburbという単語がピッタリ当てはまるような街です。 11月28日のサンクスギビングデーにはルームメイトの父方の家族と会い、翌日のアフターサンクスギビングデーには母方の家族と過ごしました。サンクスギビングデーといえば家族とのんびり過ごすイメージがありましたが、実際は料理の準備で朝から大忙しです。家族全員が集まると、みんなで持ち寄った料理を食べながら親戚同士でお互いの近況報告をしたり、食後にテーブルゲームをしたり、ホームアローンを見たり。印象的だったことは、出会った家族がみな自分のルーツに関心を持ち、そして大切にしていることです。ルームメイトの父方の祖父母がドイツ系移民をルーツに持っていて、家系図や写真を見ながら自分の生まれや先祖について私に説明してくれました。もちろんすべてのアメリカ人が自分たちのルーツに関心があるわけではないと思いますが、私が一緒に過ごした家族はアメリカだけではなく、同じくらいドイツにも思い入れがあり、移民をルーツに持つ家族ならではだと思いました。 アメリカの家庭料理をたくさん教えてもらったお礼に何か日本らしいものをつくりたいと思い、最終日にアジアの食品が売っている大きなマーケットに連れて行ってもらい、そこで調達した材料でカレーライスをつくりました。家族に日本のカレーライスは初めての味だと言われ、たぶん!喜んでもらえてよかったです。 (日本語クラブの活動) 11/7 Auction コーディネーターの川野先生が手ぬぐい、湯飲み、日本のファッション誌など日本にちなんだ物を用意されて、 オークションをしました。 11/13 Origami Workshop Japan Outreachからの派遣で、川野先生のもとでTA(Teaching Assistant)をなさっている方のワークショップに 参加しました。七五三について学びながら、折り紙で着物をつくりました。 11/14 Movie Night 千と千尋の神隠しの英語版を見ました! 11月後半はサンクスギビングデーで大学が休みなので、日本語クラブもお休みです。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
---|---|---|
家賃 | 0円 | |
水道光熱費 | 0円 | |
学費・教材費 | 0円 | |
交通費 | 0円 | |
通信費 | 0円 | |
食費・その他 | 521 | 53,178円 |
合計 | 521 | 53,178円 |