月次報告書 2019-11
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
3年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学期間
2019-08-01 ~ 2020-05-31
留学種別
交換
生活編
11月

今月はアメリカの祝日サンクスギビングデーについて書きたいと思います。サンクスギビングデーを含め5日間は大学の寮が閉まるので、学生の多くは帰省するか、友人宅に泊まって過ごします。中にはこの期間に旅行する学生もいました。私は、シンシナティに実家があるルームメイトが家にまるまる5日間泊めてくれました。家族と過ごす中で学校生活だけでは感じることのできない文化や価値観に触れることができたと思います。 シンシナティはボーリンググリーンから南に4時間ほど車を走らせたところにあり、もともとドイツ系移民が多く住んでいたことから、あちこちにドイツ風の家が見られます。また、アートな街としても知られていて市の中心地には壁画アートがたくさんあり、歩いて街を散策しました。ボーリンググリーンほど田舎ではないけれど、シカゴやニューヨークほど都会でもない...。シンシナティはちょうどsuburbという単語がピッタリ当てはまるような街です。 11月28日のサンクスギビングデーにはルームメイトの父方の家族と会い、翌日のアフターサンクスギビングデーには母方の家族と過ごしました。サンクスギビングデーといえば家族とのんびり過ごすイメージがありましたが、実際は料理の準備で朝から大忙しです。家族全員が集まると、みんなで持ち寄った料理を食べながら親戚同士でお互いの近況報告をしたり、食後にテーブルゲームをしたり、ホームアローンを見たり。印象的だったことは、出会った家族がみな自分のルーツに関心を持ち、そして大切にしていることです。ルームメイトの父方の祖父母がドイツ系移民をルーツに持っていて、家系図や写真を見ながら自分の生まれや先祖について私に説明してくれました。もちろんすべてのアメリカ人が自分たちのルーツに関心があるわけではないと思いますが、私が一緒に過ごした家族はアメリカだけではなく、同じくらいドイツにも思い入れがあり、移民をルーツに持つ家族ならではだと思いました。 アメリカの家庭料理をたくさん教えてもらったお礼に何か日本らしいものをつくりたいと思い、最終日にアジアの食品が売っている大きなマーケットに連れて行ってもらい、そこで調達した材料でカレーライスをつくりました。家族に日本のカレーライスは初めての味だと言われ、たぶん!喜んでもらえてよかったです。 (日本語クラブの活動) 11/7 Auction コーディネーターの川野先生が手ぬぐい、湯飲み、日本のファッション誌など日本にちなんだ物を用意されて、 オークションをしました。 11/13 Origami Workshop  Japan Outreachからの派遣で、川野先生のもとでTA(Teaching Assistant)をなさっている方のワークショップに 参加しました。七五三について学びながら、折り紙で着物をつくりました。 11/14 Movie Night 千と千尋の神隠しの英語版を見ました! 11月後半はサンクスギビングデーで大学が休みなので、日本語クラブもお休みです。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アメリカ ドル
102.07円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0円
水道光熱費 0円
学費・教材費 0円
交通費 0円
通信費 0円
食費・その他 521 53,178円
合計 521 53,178円
授業編
Introduction to Sport Management
スポーツマネジメント入門
講義(英語)
550分
今月はスポーツ産業における経済、スポーツ施設の運営、スポーツチームのマネジメントを学びました(Chapter 15, 16, 4, 5, 2)。具体的には、Chapter 15ではミクロ経済の需要と供給についてと、NFLチームの経済効果を調べてまとめました。Chapter 16では実際にBGSUのスケートリンク上の管理に携わっている方をお招きし、講義をしていただきました。Chapter 4,5,2では、スポーツチームに影響を及ぼすと考えられる外的要因(人口統計、経済、政治など)と内的要因(選手、マネージャー、投資家など)を取り上げ、具体的な例をグループでディスカッションしました。
Special Topics in Asian Studies Asian Theatre
アジア研究
講義(英語)
450分
今月は、ベトナム、インドネシア、タイで行われているパフォーマンスやオペラ、人形劇、影絵芝居をテーマに取り上げ、それぞれの劇の特徴、成り立ち、宗教的な意味などについて考えました。授業外では11月下旬締め切りのファイナルリサーチペイパーを進めました。中間のリサーチペイパーでは沖縄の組踊を取り上げたので、今回は日本以外を選ぶ必要がありました。世界文化遺産にも登録されているマレーシアの伝統的なパフォーマンス「Mak Yong」の歴史、踊り、音楽、タイやインドネシアのパフォーマンスとの相違点をまとめました。
Academic Composition I
ライティング
語学(英語)
550分
11月前半は先月から進めていたCompany Profileを完成させました。後半はPhoto Essayの書き方を学び、自由なテーマで800字程度の写真付きのレポートを作成しました。今までのレポートとは異なり、読み手に情報を伝えるだけでなく、今回は読み手に興味を持ってもらえるようなクリエイティブな文書を書くことが目的だったので、実際にNew York Timesなどの記事を取り上げて書き方や表現学びました。また、文法では前置詞と冠詞、A, The, もしくは無冠詞の違いのテストがありました。
Academic Speaking & Listening I
スピーキング&リスニング
語学(英語)
450分
前半はUnit 5の続き、後半はUnit 6 “ Is one road to success better than another"に入りました。このUnitでは、一つの会社に長く務める従来の働き方と、キャリアアップのために転職する働き方とを比べ、最後にまとめとして自分の将来のキャリアにつて15分程度でプレゼンテーションを行いました。また、今月のディスカッションでは、一人暮らしの長所短所などを話し合いました。
Field Experiences Independent Study
グローバルヴィレッジラーニングコミュニティ
講義(英語)
240分
“Nairobi half life"の映画鑑賞と、プレゼンテーションがありました。 “Nairobi half life"はアフリカの青年の半生を描いた作品です。 貧しい青年が俳優になるチャンスを求めてナイロビに行きますが、着いて間もなくスリに会い、持ち物をすべて奪われてしまいます。頼る当てもなく、生きていくために仕方なく裏社会で車を盗む仕事に就きまが、その後、舞台のオーディションに合格してしまいます。盗みを続けながら俳優として活動することになった青年は、矛盾を抱えながら自分の道を探し始めます。映画を見た後は、感想やアフリカの貧困問題についてミニディスカッションをしました。 プレゼンテーションは5~10分程度で地元について紹介しました。前半が終わったので、12月の初めに後半のプレゼンがあります。