月次報告書 2020-01
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
3年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学期間
2019-08-01 ~ 2020-05-31
留学種別
交換
生活編
1月

大学は12月14日から1月26日まで冬休みで、この間に日本に一時帰国しました。帰国してまず感じたのは、日本は狭い!です。アメリカ、特にボーリンググリーンはひろーい土地がどこまーでも続いているので、その景色に慣れてしまうと、日本の家と家の間隔がとても狭く感じました。また、ボーリンググリーンの寒さを経験した私にとって、暖冬の日本は温かいを超えて少し暑く感じました。そして不思議なことに帰国して数日間は、ホッとするどころか日本での生活に少し居心地の悪さを感じました。これが逆カルチャーショックと言われるものなのでしょうか。ボーリンググリーンで過ごしたのはたったの4か月ですが、そんな短期間でも住めば都。知らず知らずのうちに環境や生活に慣れていたようです。 冬休み中はずっと日本にいたため、留学らしい話があまり思いつきませんが、唯一あるとするならば、私とルームメイトはそれぞれ自分の家族に、日本料理とアメリカの料理をつくりました。私はオハイオ州シンシナティの郷土料理「シンシナティチリ」をつくり、一方、ルームメイトはアメリカでジャパニースカレーライスをつくってくれました。それぞれのレシピは、11月のサンクスギビングデーでルームメイトの家族宅に泊まった時に交換しました。シンシナティチリは、ルームメイトのお母さんが振舞ってくれた思い出深い料理で、あまりのおいしさから日本でもつくりたい!とお願いすると、家族秘伝?のレシピを教えてくれました。ベースのトマトソースに赤豆や隠し味にチリソースなどの香辛料を加え、パスタやペンネの上にかけて食べます。味もさることながら、豆と香辛料の香りがとてもおいしい料理です。食を通じてルームメイトの家族にも日本を知ってもらうことができ、また、自分がアメリカで食べた料理を家族に紹介する機会が得られて、よかったです。 春学期は1月27日から始まります。時差ぼけを引きずったまま授業を受けたくなかったため、早めの24日にアメリカに到着し、寮が開くまで友人の家に泊めてもらいました。今学期は授業はもちろんですが、ボランティア活動など学外での活動をぜひ経験したいと思います。また、ジャパニーズクラブのイベントにも積極的に参加する予定です。というのも、秋学期の留学生活を通して、海外の人により日本を知ってもらいたいと思うようになったからです。日本を離れて感じたのは、海外から見た日本は自分の想像よりもはるかに小さい小さい存在だ、ということでした。日本の位置がわからないオーストリアからの留学生や、アメリカ人の中にも東京2020を知らない人もいました。また、スポーツマネジメントのクラスで使った教科書に、ラグビー日本大会についての大きなコラムが載っていましたが、授業では扱われることなく完全にスルーされてしまいました(汗)日本ではあんなに盛り上がっていたのに…。一歩外に出ると、日本の事を知らない人は少なくありません。むしろ多いくらいです。日本語クラブの活動を通して、学生が日本に興味を持つきっかけをつくる手伝いが出来たらと思っています。4月に行われる花見では、日本語クラブの学生はもちろん、クラブを枠を超えて多くのBGSUの学生が参加するようなので、学生に浴衣を着せる手伝いができると思います。また手軽に楽しめる日本のカードゲームとして、花札を持ってきたので、日本語クラブで花札大会が開けないか提案してみたいと思います。 写真は 1月のBGSUと、日本でつくったシンシナティチリ。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アメリカ ドル
102.07円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0円
水道光熱費 0円
学費・教材費 160 16,331円
交通費 90 9,186円
通信費 0円
食費・その他 20 2,041円
合計 270 27,558円
授業編
Minority Groups
社会学 マイノリティグループ
講義(英語)
150分
今週はまずシラバスを確認し、その後privilege, power, difference, oppressionなどのキーワードとなる用語の定義と、マイノリティグループの特徴を学びました。この授業でカバーするマイノリティグループとは、主にジェンダー、所得階級、障害、人種、民族です。テキストのChapter 1 を読み、内容についての講義があった後、内容についてのクイズを解きました。(50分×週3回)
Life in the Sea
海洋生物学
講義(英語)
150分
初回のクラスはシラバスの説明と、今後の授業で使用するアプリの紹介がありました。2回目からは、生物学を学ぶ意義や科学的な実験の手順について講義がありました。宿題は、チャプターごとに教科書のリーディングと、教授が録音した音声を聞いて要点をノートにまとめます。授業内で学生はパソコンでアプリを開き、講義の途中で出される問題やsurveyに答えます。二回目の授業では、海洋生物学と生物学の違いについて、好きな海洋生物学者、生物に関して最近自分が聞いたニュースについてパスコンで答えました。(50分×週3回)
Ceramics I
陶芸 I
体育・実技
280分
大学のアートセンターの中にある陶芸専用の教室をつかいます。初回はシラバスの説明のみで、次回までの宿題としてcylinder(円柱の入れ物)のつくり方をyoutubeで確認しました。二回目のクラスでは実際にろくろを使ってcylinderの制作にを始めました。技術的な部分を英語でどのように表現するのか、座学の授業ではなかなか出てこない単語に出会うこともあり、英語学習の面でも面白いクラスだと思います。全15週の授業を通して、シリンダー、ボウル、花瓶2種類 をつくる予定です。毎週水曜日に30分間だけ陶芸で使う教室の掃除に参加するとextra pointがもらえます。(140分×周2回)
Academic Speaking & Listening II
スピーキング II
語学(英語)
150分
今週は主にシラバスの確認とシラバスに関するクイズが出されました。二回目のクラスでは、Ted Talk “5 ways to listen better" - Julian Treasure- を聞きながらメモを取ったあとに、内容に関するミニクイズを解きました。今はacademic honesty (学業不正) についてのロールプレイングの準備を進めています。三人一つのグループで、盗作やカンニングなどの具体的な例を基に台本をつくり、5分程度で実際に演じます。また、毎週の宿題として1時間の自己学習があります。(50分×週3回)
Ice Skating - Basic
アイススケート基礎
体育・実技
100分
BGSUのアイスリンク場で授業が行われます。今週は、シラバスの説明を聞いた後、怪我を防ぐための上手な転び方と、下を向かずに姿勢を正したまま滑る練習をしました。(50分×週2回)