Rikiの報告書一覧
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2025-09-01 ~ 2025-12-31
留学種別
交換
1~2件目 / 2件中
2025-10
留学生活が始まり早くも2か月が過ぎました。私は半年(4か月間)のみの留学なので、 ちょうど半分が終わったことになります。ジャカルタでの生活にすっかり慣れましたが、「自分はインドネシアで何もしていない」と落ち込む日も多くありました。やはり田舎と違い外国人が珍しくないため、日本と同じように何かしらきっかけがないと深く話してくれない人も多く、既に出来上がっているコミュニティに入りにくいと感じることもあります。少しずつ友人は増えてきてはいますが、心が満たされない日々が続いています。 そして、やることがあることの有難みを感じるようになりました。自由な時間が多いことは一見幸せなようで、実は不自由さを感じることもあります。やるべきことの合間に自分のやりたい事が出来ることが、私の幸せなのだと感じました。 思うような結果を残せない日々ではありますが、留学が終わった時にいい留学生活だったと思えるようにこれからも頑張りたいと思います。 ・授業   今月から担当の先生が忙しくなるとのことで、週によって授業の時間帯や生徒の数が変わりました。午前の授業では、Kuisの生徒と二人の授業で記事を読み、自分の言葉で要約する練習をしています。また、学期末に行うプレゼンテーションの準備も始めました。 午後の授業では、駐在員の奥様方と一緒に授業を受けています。とても親切で明るい方々ばかりで和気あいあいと楽しい雰囲気です。この授業では、主に文法の勉強しており、日本の授業ではいまいち掴めていなかった文法の理解がより深まりました。 ・週末の過ごし方 神田外語大学のマルクで知り合ったインドネシア人の友人とその仲間と一緒に2回まねきねこに行きました。日本の曲が好きな人が多く、最近流行っている曲やMr.children、欅坂、乃木坂など懐かしの曲、そしてインドネシアの曲を一緒に歌い、有意義な時間を過ごせました。 また、日本語学校のボランティアで知り合った日本人の方に誘われ、「lagu-lagu会」という日本人が集まるイベントにも参加しました。駐在員の方達と交流しながら、インドネシアの曲も歌うなどカラオケ尽くしの一か月でした。昔の日本の曲やインドネシアの曲を多く知るきっかけになり、もっと歌えるようになりたいと思いました。  インドネシア人の友人とBlok Mへ遊びに行きました。Blok Mは日本人街として有名で多くの日本食レストランやスーパー、市場がありとてもにぎやかな街でした。私たちはインドネシア料理を食べ、カフェで会話を楽しみました。帰りには日本食が多く売っているスーパーPAPAYAに立ち寄り、焼き芋や大福を食べながら帰りました。 ・食事  インドネシア料理は油・塩・唐辛子を多く使う料理が多いので、時間がある時は自分で料理するようにしています。近くのモールのスーパーでは、ほうれん草、オクラ、鶏肉、日本米などが安く売っているので、愛用しています。やはり自分で作る日本料理はやはり落ち着きます。インドネシア料理では摂りにくい栄養を補えるという点でも嬉しいです。 ・気候 本格的に雨季に入ったなと感じました。午前中は雲一つない快晴でも、夕方から夜にかけて突然豪雨がおそいかかってきます。私は、ぼんやりしているので、図書館やカフェで夕方くらいまで過ごしてしまい、帰ろうと思った頃に豪雨が始まり、なかなか家に帰れない日が多くありました。  気温はほとんど変わらず、半袖半ズボンが心地いいといった感じです。 ・余談   ジャカルタは「渋滞の街」として有名です。実際、昼から夜まで非常に混んでいます。渋滞を少しでも減らすために「奇数・偶数ルール」という交通規制があります。これは車のナンバープレートの末尾の数字によって通行できる日が決まるというものです。たとえば、ある日は奇数ナンバーの車のみ、翌日は偶数ナンバーの車のみ通行可能という仕組みです。そのため、お金持ちの人は車を2台所有していることもあります。しかし、このようなルールがあっても渋滞は完全には解消されず、日本の高速道路の渋滞のような状態が続いています。車と車の間にバイクが詰まっており、隙間なく走行しています。 救急車両が通ろうと避けられる場所がないので、緊急車両の意味を成してない状況をよく目にします。 自分は昔からインドネシアに関心があり、いつかインドネシアに貢献できるような人間になりたいと思っていました。今回の留学で今までと違う視線でインドネシアを見てきました。また若いインドネシア人と会話をしてきました。インドネシアについて知れば知るほどどこに力を入れればインドネシアがよりいい国になるのかが、わからなくなってきました。インドネシア人の若者の思い描く国にするには、すべてを変えなくてはならないと感じています。若者の多くが自分の国が好きではないと答えます。見えている部分だけを改修しても土台が変わらないとすぐにダメになってしまいます。  自分の人生も同様に土台作りをしっかりしないと大人になってから後悔するなと改めて感じました。大学生のうちにしかできないこと考え実践していこうと思います 来週はポジションな内容を書けるように頑張りますッ!!
2025-09
私は今まで、合計で約1年間インドネシアに滞在した経験があります。しかし、これまで首都ジャカルタに訪れたことはなく、(経由ではありますが)人が多く、非常に混んでいるという印象しかありませんでした。今回、交換留学をきっかけに、前評判のあまりよくないジャカルタを自分なりに楽しみたいと思います。 半年間の交換留学で成し遂げたいこと 1, インドネシアに進出している日経企業の確認すること 2, インドネシア人との会話を通しての語学力を磨くこと 3, インドネシア社会の傾向を自分なりに分析すること この三つに重点を置きながら過ごしたいと考えています。 ・出発前の準備  当初は早めに飛行機のチケットを確保するつもりでしたが、ビザの取得確認ができてから確保してほしいとの連絡があり、最終的に出国8日前に購入しました。寮は、リストが出国3日前に送られてきました。    ・大学  9月1日に大学が始まる予定でしたが、インドネシアで大きなデモが起きるなどのトラブルもあり、9月3日から大学が始まりました。  私の大学はチューター制度がなく、何もわからない状態でした。現地の大学の国際化戦略部のような部署に出向き、授業の仕組みや単位の取得方法、サークル活動の有無などを確認しました。しかし、すぐに回答を得られるわけではなく、何度も繰り返し尋ねてようやく情報を得ていました。 ・授業  私は今現在、インドネシア語の授業しか取れていません。授業は午前中の二時間で行われ、インドネシア語の授業の形態は日本のインドネシア語の授業と似ていますが、先生一人に対し生徒が二人と発言、会話する機会が多く、わからないことをすぐに聞けるのでとてもありがたいです。一人が体調を崩した時には、授業を先に進めるのではなく、自分が気になっている事や話したいことを単語や言い回しを教えて貰いながら会話をしています。とても有意義な時間を過ごしています。   ・現地の寮に関して  大学の授業が始まる5日前に、ようやく現地の大学から、寮のリストが送られてきました。そのリストには、名前、光熱費の負担があるか否か、広さ、Wi-Fiの有無、部屋内トイレとシャワー室の有無、入寮できる性別、大学への距離、値段の9科目が記載されていましたが、写真はなく、自分で調べて確認する必要がありました。心が惹かれる寮が特になかったので、消去法で一つに絞りました。 入寮の予約をお願いしたところ、部屋が空いているか確認するとの連絡がありました。大学開始ギリギリに送ってきておいて、部屋が確保できていない寮をリストに入れていることに驚きました。結局、部屋は空いておらず、寮を確保できないまま、インドネシアに入国しました。 初日はホテルに泊まるつもりで来ていたので良かったのですが、二日目になっても現地の大学からは、大学からは適当な連絡しかなく助けてくれる感じありませんでした。そこで歴代の神田の先輩方が生活を送っていた地域で、寮を探し歩きました。インドネシアのサイトに張り付けられている写真は、現実とは違うことが多かったので、自分の足で探し歩くことが一番の得策だなと改めて感じました。  探し歩くこと二日間、ようやくいい寮を見つけることが出来ました。しかし、最短でも9月6日と言われてしまい、9月6日までホテル暮らしを余儀なくされました。故にインドネシアに着いてから10日間ホテル暮らしをしていました。痛い出費になりました。  見つけた寮は、月Rp,3.600.000で洗濯、Wi-Fi、週3回の部屋掃除、冷蔵庫、テレビ、共用台所、棚(複数)、クローゼット、机、椅子、部屋内のトイレ、シャワー室、熱湯が出るシャワーです。  値段の割には、広く綺麗で快適です。大家さんは人柄がよく、よく会話をする仲になりました。 ・授業後、週末の過ごし方  大学の授業が午前中に終わることが多いので、家と大学から近いモールのカフェで復習や課題をしています。最初の3週間は、友達はほぼ出来ず、歯がゆい生活が続いていましたが、今では大学の学食でインドネシア人の友達と会話を楽しんでいます。  また、先輩方の繋がりで知り合った、日本で働くための勉強をできる学校の先生や生徒と食事をしたり、日本交流イベントのお手伝いなどをしています。  今月は、「ジャカルタ日本祭り」という行事がジャカルタであり、お神輿を担ぐボランティアに参加しました。日本にいるときもご縁がなかった、神輿を担ぐという行事に参加出来て幸せでした。物凄い重量の神輿を、リーダーの掛け声共に皆が一致団結して持ち上げ担ぐ、日本の歴史をジャカルタで体験し、凄く心が動かされました。昔から受け継がれる日本の伝統の偉大さ、日本人の精神など改めて日本文化の素晴らしさを感じることが出来ました。今の日本は不安定になってきていますが、皆で協力すれば乗り越えられると神輿から学ぶことが出来ました。日本の文化を守るためにも、日本でまた神輿を担ぎたいなと思いました。   ・気候   インドネシアなど東南アジアは暑い印象があると思いまずが、日本夏より湿度が低く、涼しく過ごしやすいです。半袖と長ズボンで過ごしています。(大学の規定で短パンは禁止)週末は短パンですが。ちなみに空気は物凄く汚いです。 ・携帯電話  私は、空港にてインドネシアのSIMを購入しました。30日、40ギガで約800円ほどで利用できます。 ・食事   基本的には、屋台のインドネシア料理を食べています。一食約200円から300円です。日本食が恋しくなったときは、日本食が売っているスーパーで買い出しをして、自炊するようにしています。 ・余談 出発当日、同級生の友達と先輩二人がお見送りに来てくれる予定でした。同級生とは同じ電車で空港に向かいましたが、先輩二人は現地集合の予定でした。 ところが、時間になっても先輩二人が現れず、連絡を取ると「空港には着いているけれど、カウンターが見つからない」とのこと。電話で確認したところ、私は成田空港発だったのに、先輩方は、羽田空港に行っていました。私は先輩方にターミナルと時間だけを伝えて肝心の空港名を伝え忘れ、先輩方も確認しなかったのが原因でした。 結局、直接会うことはできず、電話越しにお見送りしてもらう形になりました。 インドネシアでの最初の一か月は、慣れない環境や大学でストレスを感じることが多く、日本レストランや生活用品を多く買うなど出費がかさんでしまいました。10月からは節約を意識しながら充実した留学生活を送っていきたいと思います。
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