月次報告書 2023-03
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2023-03-01 ~ 2023-12-31
留学種別
交換
生活編
留学のスタート、充実した1ヶ月

<授業> どの授業もクラス全体が学習熱心な雰囲気なので、とても勉強しやすいです。全て韓国語ということもあり不安な点もありますが、予習・復習を通して理解できる部分も多いです。また、前期は時間に余裕を持って授業をとったので、一つ一つの授業にしっかり取り組めています。韓国で授業を受けて驚いたのが、韓国の学生の方の多くがパソコンでノートをとっているという点です。タブレットや紙のノートで受けている学生もいますが、PCで打ち込みながら授業を受けている学生が多い印象でした。 <寮> 部屋が広く、収納も多いです。学校内にあるということもあり、通学時間を考えなくていいのがとてもいいです。寮のすぐ横にコンビニがあったり食堂やカフェがあったりと、便利な点も多いです。古い建物と聞いていたので少し不安があったのですが、掃除をして、特に不便なく過ごせています。 <気候> 3月は特に1日の気温差の激しさを感じました。朝は5度前後で、午後は20度前後といった日もありました。また、日ごとでも気温がかわり、昨日は半袖、今日はセーターのように、暖かい日と寒い日がランダムでやってきて、服の調整が難しかったです。個人的に乾燥が少し大変でした。夜に喉の渇きで目が覚める日があるほど、乾燥に悩まされました。全体的には、思ったより暖かく、ペディンを持っていきましたが、ほとんど着ませんでした。 韓国では、3月の終わりごろ、桜が満開になっています。とても綺麗で、外部からも桜を見に多くの人が学校に訪れているのを見かけます。4月には桜のお祭りがあるそうなので、楽しみです。 <携帯電話> 今月は、遊びに出かけたり、手続きに行ったりと外出の機会が多く、外出先で地図を調べたりなどWi-fiのない中携帯電話を使う機会が多かったので、携帯電話のデータ通信を無制限にしてよかったなと感じた1ヶ月でした。韓国に来て慣れなかったのは、スパム電話が多いことです。初めて来たときはとても怖かったですが、比較的頻繁にくるので、少し慣れました。家族や、寮などの電話番号などはあらかじめ登録しておき、そのほかはスパムの可能性が高いので、取らないようにしています。 <交流> 私は、BADDY制度を利用しなかったため、韓国の学生の方や他の留学生の方と関わる機会がほとんどなく、少し残念です。寮に卓球場があるのですが、そこで卓球をしていたら何人かの留学生との関わりが出来ました。寮に他にも多くの留学生がいますが、基本英語というのもあり、あまり関われていないので、来月は勇気を出して交流の幅を広げたいです。 <食事> 寮で自炊ができないので、外食しなければならず、費用が多くかかりました。けれど1ヶ月生活する中で、学校近くの安くて美味しいお店を見つけたり、1日を通しての食費の調整ができるようになるなど、管理が少しづつできるようになってきました。また、大学の周りに本当にたくさんご飯やさんやカフェがあるので、美味しい店を探すという新しい楽しみも出来ました。商品を買う時なのですが、韓国のマートでは、商品の値段が書いていないものが多く、同じ商品にも関わらず、コンビニの二倍近くの値段で買ってしまうという失敗をしました。マートだから、必ずしも安いわけではないので、値段を聞いてから買うなどした方がいいかもしれません。少しでも参考になったらと思います。 <休みの日> 今月は、友人が旅行に来ていたり、留学初めての1ヶ月ということもあり、休みの日はいろいろなところに観光に行きました。また、寮で友人ができ、一緒に課題をしたりしながら休日を過ごした日もありました。 <その他> 荷物についてです。荷物を送るときに、気をつけなければならないことが多いようで、同じ商品を大量に入れたりすると、税関に引っかかってしまうそうです。家族に荷物を送ってもらうときは、制限などをしっかり調べておく方が良いかもしれません。私の場合は、家族がとても気をつけて箱詰めをしてくれたおかげで、送ってもらってから、3日ほどで寮に到着しました。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
韓国 ウォン
0.1円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0 0円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 30,000 3,000円
交通費 29,000 2,900円
通信費 67,000 6,700円
食費・その他 530,000 53,000円
合計 656,000 65,600円
授業編
한국어학개론
韓国語概論
講義(地域言語)
675分
<授業内容> 韓国語の文法を詳しく学習します。3月は、音韻論と形態論について勉強しています。 授業の前半は、教授の講義で進められ、後半は韓国ドラマの中のセリフを文法的に分析する実習の時間があります。一部の分析は学生が発表する形で進められます。 <授業について> 内容が複雑で難しい部分もありますが、教授が授業内外で、質問の時間を多く設けてくださり、とても丁寧に教えてくださいます。外国人専用の授業ということもあり、留学生でも受けやすい授業という印象です。また、発表というと、大変そうに聞こえますが、間違えても丁寧に解説してくれる上、クラスの雰囲気も良いので、発表に関しては大きな負担はありません。復習して自分なりにまとめると理解が深まり、勉強しがいのある科目だと思います。
History of Korean Language
国語史(外国人学生専用講座)
講義(地域言語)
675分
<授業内容> 中世韓国語について学ぶ授業です。3月は「訓民正音」を勉強しています。中世韓国語を読み、理解できるようになることが目標の授業なので、中世韓国語の文法や単語を勉強し覚えるというよりは、実際の資料を読みながら、文法事項や単語についての解説を聞くような授業になっています。最初は教授の解説を聞くだけの講義式でしたが、3週目からは、学生の発表で進められています。 <授業について> 中世にしか存在しなかった文法や単語も勉強するので、少し難しい授業ですが、理解が深まれば深まるほどとても面白いです。日本で韓国語史を学んでいましたが、毎回必死に聞き、復習・予習を念入りに行って、やっとしっかり理解できるという状態です。難しい授業ではありますが、教授がとにかくたくさん質問の時間を作ってくれるうえに、質問しやすい環境を作ってくださっているので、勉強しやすいです。また、この授業も外国人専用授業なため、留学生でも勉強しやすい授業になっていると思います。1ヶ月の授業を通して、だいぶ早く分析できるようになり、とてもやりがいを感じています。
문화관광콘텐츠플랫폼연구과
文化観光プラットフォーム研究
講義(地域言語)
675分
<授業内容> この授業は、プラットフォームを扱うときに必要な概念や考え方などを学習する授業です。授業は基本教授の講義のみですが、週に1回、授業内で課題が出され、それに対する自身のアイディアのレポートをかき、クラスの掲示板に投稿する活動があります。 <授業について> 専門用語が多く出てくるので、内容についていくのが大変な部分もありますが、新しい単語や考え方に出会い、やりがいのある授業です。また、課題に対する意見をクラスで共有するので、他の学生のアイデアを見ることができ、とても刺激を受けます。韓国の学生の方を中心に、熱心に意見を発表したり、質の高いレポートを提出していたり、韓国の大学の授業の雰囲気を感じられているようで、とてもいい経験になっています。
애니메이션의 역사와 발전
アニメーションの歴史と発展
講義(地域言語)
600分
<授業内容> 3月は、前半はアニメーションの誕生の歴史、ディズニーの歴史について主に学び、後半からは日本のアニメーションについての内容に入りました。文化コンテンツとしてのアニメーションを学ぶという授業だけあり、アニメーションについてだけでなく、日本やアメリカの歴史についても学んでいます。授業は教授の講義のみで、映像資料なども利用しながら行われています。 <授業について> ホテル観光学科の授業なので、学部授業ですが日本人や中国人を中心に留学生も多い印象です。日本についての内容が多く、親しみやすい部分も多くあります。また、日本の歴史を韓国で学ぶというのはとても新鮮で面白いです。 この授業は中間試験がグループ課題なのですが、そのグループが決まり、準備も少しづつはじまりました。留学生なので不安もありましたが、グループ内に他の留学生もいたり、在学生の方を中心にうまくまとめてくれていて、参加しやすい雰囲気という印象です。