月次報告書 2023-10
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2023-03-01 ~ 2023-12-31
留学種別
交換
生活編
留学8ヶ月目:中間試験

<気温> だいぶ涼しい季節になりました。10月終わり頃には、校内の紅葉がとてもきれいに色づき始めています。涼しいのですが、長袖を着て歩くと、少し汗ばむくらいの気温なので、どのような服を着ればいいのか難しいです。ですが、秋らしい過ごしやすい気候で気持ちがいいです。 <中間試験> 今月は中間試験がありました。今回は全て記述式の試験だったため、細かいところまでしっかりと覚えて記述できるように準備するのが大変でした。特に韓国の神話と人文の覚醒という授業では、内容や単語がなじみのないものが多く難しかったです。レポート提出が中間の代替課題になる教科もあるので、授業の内容によって、レポートの方がいいのか、試験がいいのか把握し、履修するときに確認すると良いと思います。 そして今回の試験期間も、学校ではいくつか応援イベントがありました。間食を無料配布していたり、お弁当を配ってくれていたり、私の寮では、サンドイッチとジュース、ノートを配布してくださり、とてもうれしかったです。韓国の試験に対する姿勢や学校の雰囲気・対応に改めて驚き、韓国の大学文化を感じることができる貴重な体験になりました。 <寮で気をつけることについて> 寮で盗難があったそうです。寮では少しだけ外出する時などは鍵を閉めない人も多いのですが、戸締りは徹底する必要性を改めて感じました。また部屋の中でも貴重品はしっかり管理する必要があるなと感じました。韓国は比較的治安も良く安心しがちですが、留学生ということもあり何が起こるかわからないので、持ち物の管理には気をつける必要があると思いました。 <休日> 今月は好きな韓国のアーティストのアルバムが出たので、関連した展示会などに行きました。韓国ではアルバムが発売されるといろいろなC Dショップで多くの人が集まります。その場所に行くと、多くの人と韓国語で話すことができます。楽しみながら、韓国やいろんな国の方と交流する機会になって面白いです。こういった経験は韓国にいるからこそできることだなと思います。 また、ずっと行きたかった夜の漢江に行くことができました。夏から秋ごろにかけてドローンショーイベントをやっていて、それを見たかったのですが、時間が間にあわず見ることができませんでした。ですが動画などで見ると本当に素敵だったので、是非おすすめしたいです。イベントは見られなかったのですが、夜の漢江はとても素敵でした。川辺でチキンなどを頼んで食べている人がいたり、散歩している人がいたり、公演をしている人がいたり、いろいろな人がいました。漢江で座りながらゆっくり過ごすことができ、良い息抜きになりました。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
韓国 ウォン
0.1148円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0 0円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 20,000 2,296円
通信費 50,000 5,740円
食費・その他 300,000 34,440円
合計 370,000 42,476円
授業編
Korean history and culture
韓国の歴史と文化
講義(地域言語)
450分
今月は、近代史を中心に学習しました。戦争についての話が多く、考えさせられる部分が多かったです。 試験は3問で、教授の提示した記述問題2問に加えて、自身で記述問題を1つ作成し、解答する試験でした。教授が出題する問題はあらかじめ教授が提示してくださっていたので、勉強時は助かりましたが、どういった出題方法なのか分からず、広範囲で量の多い内容を勉強するのは少し大変でした。キーワードやポイントを大まかに把握するというよりも、出来事をしっかり記述できるように準備しておくとよかったなと感じました。
Korean mythology and wine awakening
韓国神話と人文の覚醒
講義(地域言語)
525分
今月は、具体的な神話の内容の学習に入りました。特に建国神話を中心に学習しました。韓国の神話を勉強するのは大変ですが、内容はファンタジー要素を感じ、面白い部分も多かったです。 試験は、記述問題6問と、文章の空欄に単語を解答する形式でした。神話の基本知識から、神話の内容、神話の意味や社会背景などの記述問題が出題され、授業内容をしっかり理解し覚える必要がある問題でした。範囲が広く、内容も重いものが多く、試験勉強が大変でした。内容が昔の話し方であったり、(日本の古典を読んでいるような感じ)、単語も聞いたことのないものが多く苦労しましたが勉強になりました。
Korean issues and economy
韓国の話題と経済
講義(地域言語)
375分
今月は、先月に引き続き大衆文化について学び、加えて韓国の英語学習に関する話題について扱いました。”英語コンプレックスと現代社会の陰”という内容では、韓国の英語学習が非常に難しいものになってしまっており、必要以上に重要視されているという状況について学びました。韓国の英語学習に対する姿勢と試験の難易度の高さに驚かされました。授業を通して、自身の社会や物事に対する姿勢、価値観を考えることができ、とても充実した時間になっています。 この科目は試験はなく、3週に一度提出するレポートと期末レポートの提出があります。
Korean grammar theory
国語文法論
講義(地域言語)
600分
今月からは、品詞論についてを中心に学習しました。教授の講義の時間と、実際に文章を分析する実習時間に分かれています。クラス全体で実習を行い、生徒が順番に分析課題をし、全体でそれを確認するような形になっており、全員が授業に参加できる仕組みになっています。教授が丁寧にサポートしてくださるので、発表などに大きな負担はなく、受講しやすい雰囲気です。 この科目では、中間試験と文章分析課題課題があります。試験がオープンブックの記述式で、授業内容をしっかり復習し理解できればしっかりと解答できる内容です。穴埋めの記述問題2問、記述問題2問の形式でした。分析課題は、自身でドラマや小説の文章を選定し、授業内容に沿って品詞を分ける課題でした。
Birth of the mind: brain, consciousness, mind
心の誕生:脳、意識、心
講義(地域言語)
450分
今月も先月に引き続き、自尊心について学習し、加えて感情についてや、体と心の関連性について学びました。プラシーボ効果や表情が与える感情への影響など、とても興味ぶかく、考えさせられる内容でした。Maind Settingの方法とその重要性を学ぶことのできる授業でした。 試験は、記述式の問題と、用語を解答するものでした。授業の内容に加え、自身の考えも合わせて記述する形式でした。