月次報告書 2023-06
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2023-03-01 ~ 2023-06-30
留学種別
交換
生活編
<4ヶ月目>留学最終月!😢1学期間の締めくくり🏝

<韓国で処方された薬で薬疹が出てしまった話>  最後の留学報告書は、楽しい話題だけを書きたかったのですが、、、6月の初めにも、5月からずっと長引いていた風邪が完全に治らないうちに、また39度超えの熱が出てしまい、3週連続で韓国の内科にかかることになりました。普段、日本では体調を崩すことも少なく病院にかかることも少ないのですが、韓国では1人暮らしをしていることもあり、また韓国外大では体調不良による欠席の場合は病院の診療確認書を提出すると出席扱いになるので、できるだけ病院に行くようにしていました。この時も熱がある状態だったので病院で熱を下げる注射を打ってもらい、もらった薬を飲んですぐに熱が下がりました。   しかし、最後に韓国で内科にかかった2日後に目が覚めると、全身が真っ赤に腫れて湿疹が出来ていました。今までに何かで湿疹や蕁麻疹などが出たことがなかったので、パニックになりながら色々と原因を考えて調べてみましたが、わからなかったのでまずは皮膚科に行きました。皮膚科での診断は、病院でもらった薬のアレルギーによる薬疹でした。病院の先生に「かなり重症でこの後ひどくなると粘膜に湿疹が出たり呼吸障害が出るかもしれない」と言われ、その日に両親に相談して一度日本に帰国し日本の病院でも診察してもらうことにしました。留学最終月で韓国の友達とも仁川に行く約束をしていたり、テストも近かったので、正直韓国で治したい気持ちが大きく、苦渋の決断でした。日本でも診断は同じく、数日間ステロイドの点滴や薬を使って、幸いにも重症化することなく1週間で韓国に戻ることができました。  周りの友達で韓国の薬でそのような反応が出たという友達はいませんでしたが、韓国の薬は見た目も日本の薬とは異なり、韓国の薬は成分が強いという話もよく聞きます。留学中、いつもよりも体調を崩しやすくなる人も多いと思います。無理せず病院にかかることは勿論大切ですが、常備薬をたくさん持って行って症状が重くなる前に治せるように心がけることも大切だと感じました。 <期末テストと帰国前の生活について>  体調を治して帰国した頃には、期末テスト直前でした。幸いにも、期末テストもそこまで重い科目はなかったので、無理なく取り組むことができました。  テスト終了とともに学期も終了し、バディープログラムのバディーの子と打ち上げをしました。帰国前最後だったので、手紙とプレゼントも準備してくれて、感動すると共に、もう留学が終わってしまうんだなと実感が湧いて来ました。私が薬疹で突然日本に帰国することになってしまったり、想像より学期終了から帰国までの時間が短くて都合が合わず、最後に会えなかった友達もいましたが、帰国前日に時間をつくって私のお土産購入に付き合ってくれた友達や、郵送でメッセージとプレゼントを送ってくれた友達もいてとてもありがたかったです。  学期終了の次の日からは、友達とチェジュ島に行きました。チェジュ島出身の友達から、チェジュ島はタクシーも捕まえにくくてレンタカー以外だと効率よく観光できないかもしれない、という話や7月上旬になると梅雨入りしてしまうという話を聞いていたので心配していましたが、天気もとても良く、交通手段も少ないバスを乗り継いだり運良くタクシーを捕まえられてうまく観光することができました。チェジュ島は韓国のハワイとも呼ばれているほど自然豊かで、透き通った海の近くでサンセットを見たり、黒豚やみかん、マンゴー、緑茶などの特産物にもたくさん触れることができました。今回は回れなかった場所もあるので、機会があったらまた行ってみたい島です!  他にも、帰国前にアイドルのコンサートに行ったり、最後に韓国料理を食べ納めしたり、韓国らしいお土産をたくさん買いました。最後の方はバタバタしてしまい、家を出る直前まで片付けをしたり荷造りをしていましたが、なんとか無事に全てを終えて帰国することができました。 <留学全体を通して>  1学期間という短い期間の留学ではありましたが、本当に多くのことを学べた4ヶ月間でした。  まずは、初めての一人暮らしで留学前から契約などうまくいかないことも多くありましたが、なんでも1人で解決できる生活力をつけることができて良い経験でした。韓国で短期で家を探すのは正直難しい部分もありますが、1人で海外で暮らすというのはなかなかできない経験なので、ぜひこれから韓国に留学される方にもお勧めしたいです。  次に、現地の友達との交流は、授業では現地の子たちと交流がない中でも、バディープログラムに参加してそこから多くの現地の友達を作ることができました。韓国外大には、韓国人の学生や他の国から来た学生とイベントやペア活動を通して交流できるバディープログラムや、韓国人の学生と毎週言語交換をするGATプログラム、また現地の学生と留学生の交流サークルなどもあります。学期の初めに募集があるので、国際学生会やサークルのインスタなどをフォローして、早めに情報を集めておくのが良いかもしれません。参考までに、バディープログラムやGATプログラムは日本人の学生の志願が多く中々倍率が高いそうなので、志願フォームは丁寧に熱意が伝わる文を書かれた方が通りやすいかなと思います。  そして、韓国外大での授業は、私は高校生の時から韓国外大の語学堂の通翻訳専攻、学部の通翻訳専攻、大学院の通翻訳専攻に興味がありずっと授業を受けてみたいと思っていましたが、今回学部の通翻訳専攻の授業をたくさん取って受けることができて本当に良い経験になりました。韓国外大の「外国語としての韓国語通翻訳専攻」には高い韓国語レベルを持った外国人の方も本当にたくさん集まっていてとても良い刺激になりましたし、実際に通翻訳者として仕事をされている教授の授業では通翻訳スキルだけではなく、その仕事の現実なども知ることができました。私が少し後悔しているのは、現地の学生と一緒に受ける授業を取らなかったことです。専攻と合わない専門的な授業を受けるのは難しいと思いますが、スポーツの授業や日本語専攻の授業なども取ればもう少し現地の学生と関わる機会も多かっただろうなと思いました。  最後に、空き時間の過ごし方について、私は授業終わりや休みの日に友達とソウルの色々な場所に行ったり、地方に旅行に行くのが留学中何よりも楽しかったです。やっぱり、狭い部屋に閉じこもっていると知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまいますし、留学は限られた時間なので、韓国の色々なものを見たり経験したいと思って、私は意識的に出かけるようにしていました。韓国のバスは遠くの方まで行くバスや循環バスがほとんどで運賃も一律1200ウォンほどなので、暇な時に友達とのんびりバスで2時間ぐらいかけて一周して戻ってくるというのを1度してみましたが、景色を見ているとあっという間で楽しかったです。韓国のバスは日本と少し違う部分がありますが、慣れれば乗り継ぎでどこまででも行けて、地上で階段の上り下りも無いので、個人的には地下鉄よりも便利な交通手段になると思います!  この4ヶ月間、そして留学準備をした期間、もちろん大変なこともいくつかありましたが、それ以上に何倍も楽しいことが多く、成長することができました。帰国後も、留学で学んだことをこれからに活かしていきたいです。

住居形態
その他 コシウォン
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
韓国 ウォン
0.1102円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 300,000 33,060円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 56,500 6,226円
通信費 37,600 4,144円
食費・その他 2,261,519 249,219円
合計 2,655,619 292,649円
授業編
Speech & Interpretation of Korean Language
韓国語通訳とスピーキング
講義(地域言語)
540分
この授業の期末テストは、中間テストの時と同じ録音形式で、ニュースの記事を本文→母語訳→母語訳の韓国語訳の順番で録音して提出しました。普段の課題より少し文章が長かったのでつまらないように録音するのが大変でした。
Movie and Korean Translation
映画と韓国語翻訳
講義(地域言語)
540分
この授業の期末テストは、e classを使った対面テストでした。OXクイズや4択、一問一答形式の出題でした。映像翻訳の基礎や、授業や課題で扱った作品に関する問題と、韓国語表現についての問題が出ました。
Translation of Korean grammar
通翻訳韓国語文法論
講義(地域言語)
360分
この授業の期末テストは、中間テストと同じくeclassを使った4択や一問一答形式の問題でした。この授業は、中間期末テストだけでなく、2回のクイズも行って一回のテストの比重が少ないので、気楽に受けることができました。
Understanding of North Korea
北朝鮮の理解
講義(地域言語)
360分
この授業の期末テストは、eclassを使ってオンラインで行われました。授業で行った内容全てがテスト範囲だったので少し大変でしたが、教授が毎回の授業でテストに出る部分を教えてくれるので、マークアップをしておけば特に問題なかったです。
Korea Geography and Tourism
韓国の地理と観光
講義(地域言語)
540分
この授業の期末テストは、中間テストと同じで、分類した単語帳と翻訳課題レポートの提出でした。単語は1週間10個ずつ、翻訳課題レポートは普段の課題+αという感じだったので、そこまで負担は大きくありませんでした。