<生活、授業全般> 5月に入ると、25度近く気温が上がる日が多く、日本よりは湿気が無いので過ごしやすい気候になりました。中旬以降は日本と同様に夏日となる日が多く、ほとんどの日を半袖を着て過ごしました。 私の時間割と韓国のこどもの日との兼ね合いで、たまたまゴールデンウィークに授業がありませんでした。日本に用事があったのと日本から夏服や参考書などを持って来たかったので4日間ほど日本に一時帰国することにしました。日本では、少ししか時間がない中でも家族や親戚、友達に会うことができ、リフレッシュすることができました。 韓国に戻ってきてからは、中間テストが終わり期末まではまだ時間があったので、空き時間に友達と色々なところに出かけました。カフェやレストランやお店を開拓したり、展示会に行ったり、映画を見たり、水原市に行きました。水原は、ソウルよりも静かで道も綺麗で水原華城という世界遺産もあり、雰囲気が素敵な街でした。また、3月から参加していたバディープログラムでは、全体で動物がいたりアトラクションがあるような大きな公園に行って活動をしました。ペアの子と中間テストぶりに久しぶりに会ってたくさん話をしたり、活動を通して新しく韓国人の友達も増えました。また、外大は秋のみの開催でありませんでしたが多くの大学が学祭シーズンだったので、近隣の大学や安山市の大学の学祭に行ってみました。アーティストのステージ目当てで行きましたが、サークルのステージも楽しく、出店も多く花火を上げる学校もあってとても楽しかったです。 中間テストの結果が出ました。私が取っている科目は点数非公開だったり、出せば満点だったりするものが多かったのですが、通翻訳韓国語文法論と北朝鮮の理解はテストやレポートの成果によって点数が出ました。通翻訳韓国語文法論は30点満点中29.5点でクラス1位を取ることができました。北朝鮮の理解は20点満点中19点で、3人ほど満点を取っている人もいました。次回は全ての科目で満点を取ることを目標に頑張りたいです。 5月の目標は4月までおろそかにしていた身体の健康を大事にすることでした。そのため、5月に入ってからはあまり取れていなかったビタミンを取れるように、1日1本2錠のビタミン剤を飲み始めました。留学開始1週間目ぐらいから荒れていた肌もすぐに治り、身体も疲れにくくなったような気がしていました。が、それでもやはり毎日出かけて睡眠時間が短い日が続き、5月末にまた体調を崩してしまいました。今回はかなり酷く、一時は38.5℃の熱が出て、喉が声が出ないほど腫れてしまい咳が2週間ほど続きました。 <韓国の病院、海外留学保険について> 上記に述べた通り、5月末に酷い体調不良になってしまいました。流石に病院に行かないといけないな、と思い、私は韓国の健康保険に入らず(韓国滞在期間6ヶ月未満は非義務)、留学説明会で説明された留学保険(海外旅行保険)に入っていたので、まず保険が効く条件などを電話で聞くことにしました。ところが、LINE電話とフリーダイヤルどちらも混み合っていて繋がりにくく、数十分掛け続けてやっと繋がりました。これから留学に行く方が体調を崩した時に電話が繋がらなかったら大変なので、電話で聞いた内容をここに残しておきます。 まず、保険会社の提携病院は3つほどあり、そちらではキャッシュレス診療(診療代などの建て替えなし)が可能で日本語での診療が可能だそうです。その他の病院でも、保険会社にサービス提供会社への依頼をお願いすることで、数時間〜1日でキャッシュレス診療また通訳者の手配が可能です。また、他の病院に行く際、一時的に治療費を自分で建て替えてあとから請求することも可能だそうです。すぐに病院に行きたい場合は、提携病院に行くか、後者で行くのが良さそうです。病院までの交通費や薬局での調剤代なども保険の範囲に入るそうですが、どちらにしろそれらは後日請求になるからです。 今回、近所の内科を2軒訪れましたが、どこの病院でも不便なく治療を受けることができました。治療費を後で請求する場合は、持ち物は外国人登録証だけで大丈夫でした。治療費や調剤代を請求するときには領収書が必要なので、渡されなくても貰うようにしてください。私はカカオペイカードで支払い、いつもの癖で病院で領収書を貰い忘れてしまったので、後からカカオペイで取引確認書というものを発行しました。 <韓国での非常時、警戒警報について> 5月31日の午前6時40分ごろ、ソウルに警戒警報(空襲警報の一つ前の段階)が発令され、携帯電話や外でサイレンが鳴りました。結果的にはソウルでの警報は誤報だったのですが、十数分間緊張が走りました。普段の生活ではすっかり忘れていましたが、韓国が休戦中の国家であるというのを改めて感じた瞬間でした。たまたまその日の一限に北朝鮮の理解の授業が入っていたので、今回の件について教授が説明してくれましたが、教授もここまで警報がなったのは初めてだと言っていました。今回、携帯電話などに発信された警報には避難する準備をしろ、という内容だけで何が起きたのか、どこに避難するのかなどが全く記載されておらず、さらには誤報だったので、韓国人の間でも話題になっていました。私も、たまたまSNSで先にJアラートが沖縄に発令されているのを知っていたので同じ理由で鳴ったのだろうなとは思いましたが、部屋にテレビがなかったら何が起きたのか分からず凄く不安だっただろうなと思います。韓国のポータルサイトであるNAVERもサーバーが落ちていたようなので、災害や他国からの攻撃など、万が一に備えて留学中も準備しておくことが大事だと感じました。韓国では、地震などを含めた非常時の大体の場合は地下鉄や地下商店街、地下駐車場が避難所になっているので、何かあったら地下に行くということと、近隣の대피소(待避所)と書かれた場所をあらかじめ確認しておくことと、飲料水や食料を準備しておくことが大切だと思います。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 650,000 | 66,235円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 120,700 | 12,299円 |
通信費 | 38,000 | 3,872円 |
食費・その他 | 1,703,221 | 173,558円 |
合計 | 2,511,921 | 255,964円 |