Fの報告書一覧
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2023-03-01 ~ 2023-06-30
留学種別
交換
1~5件目 / 5件中
2023-06
留学成果報告書6月分
韓国留学の総括!🌟
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1954年 ・学生数 学部生 17,507名(2021年)、大学院生2,420名(2020年) ・設置学部 ミネルバ教養学部、英語学部、西洋語学部、アジア言語文化学部、中国学学部、日本学学部、社会科学学部、商経学部、経営学部、司法学部、国際学部、LD(Language&Diplomacy)学部、LT(Language&Trade)学部、KFL学部、人文学部、通翻訳学部、東ヨーロッパ学学部、国際地域学部、経商学部、自然科学学部、工科学部、融合人材学部、バイオメディカル工学部、グローバルスポーツ産業学部、グローバル自由専攻学部 ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 学部留学(特定の学部に所属するのではなく、一部の授業を除いて自由に授業を履修することができました) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 所属学部は「外国大学交換学生」となるため、特定の学部に所属することはできませんが、大学院の授業を除き、20単位まで自由に授業を履修することができます。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 学部・学科を選択しないので自由に授業を履修できます。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 並行履修できます。私は語学堂を履修していないので有料無料の是非はわかりません。韓国外大に提出する志願フォームに語学堂を申し込むかを記入する欄がありました。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか 語学留学ではなかったので、詳しくはわかりませんが、ビザの都合で語学留学の場合も学部科目をいくつか履修する必要があると聞いています。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 韓国外大は、他のソウルの大学より狭い大学ですが、その分生徒が密集していて賑やかな大学だと思います。中央の広場には、いつも沢山の学生で溢れています。外大ということもあり、留学生がとても多いです。日本人の学生も多いですが、学部の授業は日本人よりも圧倒的に中国からの学生が多い印象です。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 韓国の大学は課題が多く試験も大変なイメージでしたが、私が履修した「外国語としての韓国語通翻訳専攻」の授業は外国人が受ける授業だからなのかそこまで負担は重くありませんでした。他の専攻の韓国人の友達は試験前は大変そうでした。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 外国人登録を学校での団体申し込みでなく個人で行うために在学証明書をオフィスに貰いに行ったのですが、丁寧に対応していただけました。オフィスは本館の右手前にあり、留学生担当の職員の方が中にいらっしゃいます。また、留学生担当の職員の方から連絡があり、こちらの韓国の口座番号を伝えて韓国外大からの奨学金も受け取ることができました。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 留学生全体での英語でのオリエンテーションがありました。内容は、韓国外大の寮についての案内、韓国での生活について、ウェルカムパーティーについて、国際交流学生団体ISOについての案内、最後にキャンパスツアーがありました。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 履修登録は、渡航前にあります。登録期間については韓国外大からメールで何度か案内があります。本来、韓国外大では履修期間は1週間でそのうち、月曜が4年生、火曜が3年生、水曜が2年生、木曜が1年生、金曜が全体で、韓国外大の学生は1人2日履修のチャンスがあるのですが、留学生はすべての授業が受けられるのですべての日の履修登録に参加できます。履修登録は先着順で定員に達するとその授業の履修登録は締め切られます。授業ごとに対象学年が違うので、授業によって履修登録の日が異なります。履修登録は、韓国外大から送られてくる英語での履修登録サイト、または韓国外大のホームページからは韓国語で履修登録サイトに入ることができます。事前にウィッシュリスト(장바구니:かご)に履修したい科目を入れておくと、履修登録をする時にいちいち検索して授業を探す必要がないので履修登録に成功しやすいです。ウィッシュリストの意味やウィッシュリストと履修登録のサイトを間違えないように注意する必要があります。授業開始後、履修変更期間とドロップ期間があります。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 将来日韓関係の改善の一助になるような仕事をしたいと考え、韓国の文化や生活、韓国人の思考方式などを知りたかったのと、映像や産業翻訳の授業を受けてみたかったからです。 (2) 留学先を選んだ理由 韓国外大には、外国語としての韓国語通翻訳専攻という専攻があり、翻訳についての授業を受けたい私にぴったりだと考えたからです。また、現地の学生との交流ができるプログラムがあったからです。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 留学のためにした準備は韓国語能力の向上です。学部留学の場合は、十分な韓国語能力がないと授業についていくことができません。しておけばよかったと思う準備は、英語能力の向上です。学期初めの留学生向けオリエンテーションはすべて英語で行われたり、ウェルカムパーティーやバディープログラムでも他の留学生たちと英語でコミュニケーションを取る機会が多かったです。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 留学のためにした準備は住居の手配です。韓国外大の寮に入らない場合は、自分で住居を探す必要があります。韓国の電話番号も前もって準備しました。しておけばよかったと思う準備は、外国人登録の予約です。学校でも団体で申し込むことができますが、発行が遅いので早く外国人登録証を受け取りたい方は個人で申請することをお勧めします。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 韓国外大のISOが主催しているバディープログラムに参加し、そこからバディーになったり同じグループになった韓国人やその他の国の子や、ISOのスタッフをしている韓国やその他の国の子と仲良くなりました。1人友達を作ると、そこから芋づるのようにどんどん友達ができました。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 私は通翻訳系の授業と北朝鮮の理解という授業を受けました、どちらも詳しく学んだことのない分野だったのでどの授業もためになりました。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) ISOという国際交流学生団体のバディープログラムに参加しました。申し込み方法は、学期初めにISOのインスタグラムや校内の掲示で募集があるので、募集フォームを作成して提出します。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと バディープログラムは、韓国人の友達だけでなく、他の国から来た友達もできるところが何よりも魅力だと思います。全体での運動会や、大公園でのイベントがあるのは、学校が行っているプログラムならではだと思います。また、バディーとのビンゴミッションでは韓国らしい体験にも挑戦できます。私は、バディープログラムで出会った韓国人の友達とポーランドから来た友達と韓服を着て京福宮に行ったのが留学の1番の思い出です。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 留学で達成した最も大きなことは、翻訳能力や、翻訳をする上での韓国語能力の上達、そして海外で1人で生きる生活力を身につけることができました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 今後は、引き続き翻訳分野の学習を続けたり、さらなる韓国語能力の向上に努めていきたいです。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 学内選考から1ヶ月後ぐらいで韓国外大から出願サイトのURLが届きます。英語のメール本文をよく読んだり、チュートリアルの動画などを見て、間違いのないように提出してください。出願の際に韓国語での自己紹介書と学習計画書の提出が求められます。私は2つ合わせて1ページほどで作成しましたが、特に問題ありませんでした。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 私は東京の大使館で申請したのですが、ビザ申請に必要な書類は、学校の留学オリエンテーションで説明されたもののみで申請できました。残高証明書の提出は求められませんでした。申請から発行までは5日間でした。申請後は留学で入国するまで韓国への出入国はできないので注意してください。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) 航空券はトラベルコで探してJTBから大韓航空の往復チケットを購入しました。 (4) 渡航したルート 羽田空港から金浦空港へ行く便で渡航しました。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 私は荷物が多かったので住居までタクシーで移動しました。金浦空港からソウル東部(城北区)への1時間ほどの移動で35000ウォンほどでした。韓国外大は出迎えサービスはなかったと思います。私は空港で待機しているタクシーに乗りましたが、カカオタクシーで呼び出すと事前に大体の予想金額が出たり、ピンで事前に降りる場所を指定できたり空港の出入り口まで迎えに来てくれるので負担が少ないと思います。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 韓国外大は留学生用の寮が複数ありそこに滞在することもでき、その場合は出願の際に申し込みます。私は、学生用住居であるコシウォンやシェアハウスのなどを掲載している고방(고방 - 좋은 방 구하는 좋은 습관)でコシウォンの部屋を探しました。そのサイトから大家さんのカカオトークに飛べるので、そこからは直接大家さんとやりとりをして契約をしました。そのサイトには住居の写真や動画があったり詳しい情報が見れて、契約はそのサイトからするわけではないので仲介手数料なども取られないし、物件によっては割引がされるのでおすすめです。コシウォンの場合は住人の入れ替わりが激しいので、滞在1ヶ月前以降でないと契約できない場合があるそうですが、まずは問い合わせてみるのが良いと思います。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 私はMEGASTAYという支店がいくつかあるコシウォンに滞在しました。支店によって大家さんが異なるので違う部分はあると思いますが、私は滞在したところは全室テレビ、机、収納、ベット、洗濯機、電子レンジ、洗面台、シャワー、トイレ、Wi-Fiが完備されており、共用の乾燥機とキッチンと浄水器がありました。契約の際に100000ウォンの保証金が必要で、私は国際送金で送金しました。家賃は、韓国人の方たちは送金するのが普通だと思いますが、入国時は口座がない状態だったので初月は現金で対応してくださいました。私が住んでいた部屋は光熱費など含めて家賃650000ウォンでした。おそらくコシウォンの中では綺麗で設備が揃っている物件なので少し高めかもしれません。私が入居した物件は新しいコシウォンで私がその部屋の最初の入居者だったので、メンテナンスの状態はわかりませんが、4ヶ月間は水回りなども問題なく不自由なく過ごすことができました。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 私は学校の寮でなくコシウォンの部屋を借りて一人暮らしをしましたが、私のように、1人の時間が必要という方や、学校の寮に住むことに抵抗があるという方にはコシウォンを是非お勧めしたいです。コシウォンは、電気ガス水道も家賃に含まれている場合がほとんどですし、保証金(チョンセ)もアパートと比べて圧倒的に少額です。私が住んでいたところは、ゴミも共同スペースにいつでも捨てることができて、共同キッチンには簡単な調理道具も揃っていたので、その点はアパートよりよかった点だと思います。コシウォンと聞くと狭いイメージがありますが、最近は広めの部屋があるところも多いです!私が住んでいたコシウォンは、家賃800000ウォンと850000ウォンと900000ウォンの広い部屋が一部屋ずつありましたが、広い部屋はやはり人気なので私が予約した時にはすでに埋まっていました。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど)  韓国はカード社会でほとんどの場所でカードを使用でき、カードが使えない屋台などでは送金ができる場合がほとんどだったので、外国人登録をして銀行で交通カードつきチェックカード(デビットカード)をもらったあとは、現金を一切使いませんでした。日本のカードもほとんどの場所で使用することができ、ATMでウォンとして下ろすこともできますが、一部の場所では使えなかったり、手数料がとても高いのでお勧めしません。個人的には、事前にWISEなどの送金サイトを登録して行って、韓国で銀行口座を作ったあとは、まとまった額を一気に韓国の口座に送金して使うのが一番無駄のない使い方だと思います。  韓国でのお金関連については4月の報告書にたくさん書きましたが、私は入国時に1ヶ月ほど生活できる額を日本円で持っていって、レートの良い場所で両替したあとWOW PASSという韓国で使えるプリペイドカードに入金して使用していました。現金で持ち歩いて生活できないわけではないですが、韓国はチェーン店などはキオスクでカードで決済する店が多いのでWOW PASSに入れて使うのが楽だと思いますし、現地の方は現金をほとんど使わないので、お釣りがないと言われてしまう場合もあります。それでも外国人登録ができるまではアプリで即時送金ができないのと交通カードにチャージをしなければいけないので、いくらかは現金を持ち歩いていました。銀行口座を作ったあとは親に日本の口座に生活費を送金してもらってそれを自分で韓国の口座に送金して下ろして使い、外国人登録をしてチェックカードをもらって送金アプリが使えるようになってからは、交通カードも自動引き落としになったので現金を使用せずカードと送金で生活しました。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 韓国の携帯電話は事前に日本で海外携帯市場で契約してからいきました。私が入国した時は、Q CODEというサイトの記入が必要で、そこに韓国の携帯番号を書く必要があったからです。私のように住居を別で探す場合は事前に日本で携帯を契約をして番号を知っておいた方が良いのかもしれません。ただ、エージェントを通すので現地で契約するよりも料金が高いというデメリットはありました。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) インターネットは体感日本より韓国の方が速度が速いです。街中にもフリーWi-Fiが多い印象です。私が住んでいたコシウォンは部屋ごとにWi-Fiがあったので速度がとても速かったです。しかし、韓国外大のキャンパス内のWi-Fiは接続の度にログインする必要があり、学生が多い時間帯は繋がりにくいので、私はデバイスを使ってテストを受ける際などは自分の携帯のテザリングをよく使用していました。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 私は現地で病院に4軒かかりましたが、どこの病院も対応はよかったです。ただ、私は4ヶ月の留学なので国民保険に入っていなかったので、毎回「あなたは保険に入っていないので診察料が高くなりますよ」という説明を受付後に受けていました。留学保険に入っていれば全額後から返金されるので、それは気にしなくて大丈夫です。参考程度に、私は風邪や湿疹の症状で病院を受診しましたが、薬局での調剤費含めて保険なしで毎回40000ウォンほどかかっていました。もし、通訳が必要な場合や、日本語での診察、その場でのキャッシュレス診療が必要な場合は留学保険の会社に連絡すると1日ほどで対応してくれます。留学保険の保険金は、帰国後でも請求できますが、請求には病院の領収書などの証明が必要なので忘れたりなくす前に行うと良いと思います。私は、病院受診後すぐに請求をして、1週間もしないうちに入金されたので、その月の生活費に響かずとてもよかったです。私は、韓国で処方された薬でアレルギーが出たので、アレルギーを持っている方は特に注意が必要です。 (5) 日本から持っていくべきもの 私が日本から韓国に持っていった方が良いと思うのは、日本の食べ物とサランラップと生理用品です。韓国では日本食が身近で、韓国は日本よりもとんかつ屋さんが多いぐらいですが、それでも日本とは少し味が違う料理があったりするので、日本食が好きな方は少しでもインスタント食品などを持っていくと良いと思います。料理をする方は、白だしや麺つゆ、醤油などの調味料も持っていった方が良いと思います。韓国の醤油は少し味が違うのと、白だしや麺つゆは代わりになるようなものが無いと感じました。サランラップは、韓国にもあるのですが日本のものと使い勝手が違くて私は韓国のものは使いにくかったです。そして、生理用品は韓国でも日本のものが買えはするのですが、日本製韓国製関係なく日本よりも圧倒的に値段が高いと感じました。私は、日本から掃除用具も持っていったのですが、逆に掃除用具は韓国のダイソーで何でも安く買えるので、持っていく必要はなかったなと感じました。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 治安状況は日本とあまり変わらないような気がします。スリや置き引きなどの事件はほとんど聞きませんでした。韓国外大の寮以外に住む場合は、個人的にはキョンヒ大学の近くや近くに高麗大学があるアナム駅の近くに住むことをお勧めします。その辺は、学生が多く夜中でも人通りが多くて明るいので、夜でも怖いと感じることはなかったです。また、配達やデリバリーも基本非対面で、私はコシウォンの共同玄関の前に置いてもらっていたので安心でした。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 韓国外大は朝から夜まで学食を提供しており、定食を頼んでも大体5000ウォン以内です。安めで軽く食べられるトーストやキンパ、ラーメンはいつもあります。私は昼を跨ぐ授業がなかったので、学食はほとんど利用せず大学近くの飲食店や家の近くの飲食店を利用していました。夜ご飯も、自炊をしたこともあるのですが、韓国の食品の物価の高騰で外食をした方が安いと感じたのと、正直料理が得意ではないので外食やデリバリーを利用していました。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 韓国現地の情報は、ビザや外国人登録や生活関連の情報はTwitterで、カフェや飲食店、ショッピングや観光の情報はInstagramやYoutubeで主にチェックしていました。お店の詳しい情報のチェックや予約はNAVERで行いました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 韓国のバスは、日本よりスピーディーなので、乗車する際は前に出て乗る意思を出す、降りる際は事前にカードをタッチして早めに降りる準備をする必要があります。 韓国の大学は昼休みなどの時間を特別設けていないので、同じ日に連続した授業を取りすぎると昼ごはんや夜ごはんを食べる時間がなくなってしまうので、時間割を組むときは注意してください。韓国外大の場合はキャンパスが狭いので連続した授業をとって10分の休み時間では移動が間に合わないということはほとんどありませんが、できるだけ近い建物で行われる授業を取ることをお勧めします。私が取った授業はどの授業も早めに終わる先生が多かったです。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 就職予定 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 現地では就職活動をほとんどしませんでした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか まだ希望職種が定まっていないのでできるだけ留学経験を活かせる職業に就きたいと考えています。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】  まだ留学に行くか迷っている方には、語学以外にも学べることが本当に多いので挑戦することを本当にお勧めしたいです。すでに留学に行くことを決めた方は、留学で学びたいこととやりたいことを明確にすることをお勧めします。留学生活はあっという間で、あれもしたいこれもしたいと考えている間に終わってしまうので、しっかりと計画してから行くことが大切だと思います。  また、どの大学に留学するか迷っている方のために、韓国外大の授業の魅力を伝えるなら、やっぱり通翻訳系の授業が多いところが他の学校の授業にはない魅力だと思うし、外大なので国際交流に力を入れているところも大きな魅力だと思います。
アジア言語学科 3年 交換
<韓国で処方された薬で薬疹が出てしまった話>  最後の留学報告書は、楽しい話題だけを書きたかったのですが、、、6月の初めにも、5月からずっと長引いていた風邪が完全に治らないうちに、また39度超えの熱が出てしまい、3週連続で韓国の内科にかかることになりました。普段、日本では体調を崩すことも少なく病院にかかることも少ないのですが、韓国では1人暮らしをしていることもあり、また韓国外大では体調不良による欠席の場合は病院の診療確認書を提出すると出席扱いになるので、できるだけ病院に行くようにしていました。この時も熱がある状態だったので病院で熱を下げる注射を打ってもらい、もらった薬を飲んですぐに熱が下がりました。   しかし、最後に韓国で内科にかかった2日後に目が覚めると、全身が真っ赤に腫れて湿疹が出来ていました。今までに何かで湿疹や蕁麻疹などが出たことがなかったので、パニックになりながら色々と原因を考えて調べてみましたが、わからなかったのでまずは皮膚科に行きました。皮膚科での診断は、病院でもらった薬のアレルギーによる薬疹でした。病院の先生に「かなり重症でこの後ひどくなると粘膜に湿疹が出たり呼吸障害が出るかもしれない」と言われ、その日に両親に相談して一度日本に帰国し日本の病院でも診察してもらうことにしました。留学最終月で韓国の友達とも仁川に行く約束をしていたり、テストも近かったので、正直韓国で治したい気持ちが大きく、苦渋の決断でした。日本でも診断は同じく、数日間ステロイドの点滴や薬を使って、幸いにも重症化することなく1週間で韓国に戻ることができました。  周りの友達で韓国の薬でそのような反応が出たという友達はいませんでしたが、韓国の薬は見た目も日本の薬とは異なり、韓国の薬は成分が強いという話もよく聞きます。留学中、いつもよりも体調を崩しやすくなる人も多いと思います。無理せず病院にかかることは勿論大切ですが、常備薬をたくさん持って行って症状が重くなる前に治せるように心がけることも大切だと感じました。 <期末テストと帰国前の生活について>  体調を治して帰国した頃には、期末テスト直前でした。幸いにも、期末テストもそこまで重い科目はなかったので、無理なく取り組むことができました。  テスト終了とともに学期も終了し、バディープログラムのバディーの子と打ち上げをしました。帰国前最後だったので、手紙とプレゼントも準備してくれて、感動すると共に、もう留学が終わってしまうんだなと実感が湧いて来ました。私が薬疹で突然日本に帰国することになってしまったり、想像より学期終了から帰国までの時間が短くて都合が合わず、最後に会えなかった友達もいましたが、帰国前日に時間をつくって私のお土産購入に付き合ってくれた友達や、郵送でメッセージとプレゼントを送ってくれた友達もいてとてもありがたかったです。  学期終了の次の日からは、友達とチェジュ島に行きました。チェジュ島出身の友達から、チェジュ島はタクシーも捕まえにくくてレンタカー以外だと効率よく観光できないかもしれない、という話や7月上旬になると梅雨入りしてしまうという話を聞いていたので心配していましたが、天気もとても良く、交通手段も少ないバスを乗り継いだり運良くタクシーを捕まえられてうまく観光することができました。チェジュ島は韓国のハワイとも呼ばれているほど自然豊かで、透き通った海の近くでサンセットを見たり、黒豚やみかん、マンゴー、緑茶などの特産物にもたくさん触れることができました。今回は回れなかった場所もあるので、機会があったらまた行ってみたい島です!  他にも、帰国前にアイドルのコンサートに行ったり、最後に韓国料理を食べ納めしたり、韓国らしいお土産をたくさん買いました。最後の方はバタバタしてしまい、家を出る直前まで片付けをしたり荷造りをしていましたが、なんとか無事に全てを終えて帰国することができました。 <留学全体を通して>  1学期間という短い期間の留学ではありましたが、本当に多くのことを学べた4ヶ月間でした。  まずは、初めての一人暮らしで留学前から契約などうまくいかないことも多くありましたが、なんでも1人で解決できる生活力をつけることができて良い経験でした。韓国で短期で家を探すのは正直難しい部分もありますが、1人で海外で暮らすというのはなかなかできない経験なので、ぜひこれから韓国に留学される方にもお勧めしたいです。  次に、現地の友達との交流は、授業では現地の子たちと交流がない中でも、バディープログラムに参加してそこから多くの現地の友達を作ることができました。韓国外大には、韓国人の学生や他の国から来た学生とイベントやペア活動を通して交流できるバディープログラムや、韓国人の学生と毎週言語交換をするGATプログラム、また現地の学生と留学生の交流サークルなどもあります。学期の初めに募集があるので、国際学生会やサークルのインスタなどをフォローして、早めに情報を集めておくのが良いかもしれません。参考までに、バディープログラムやGATプログラムは日本人の学生の志願が多く中々倍率が高いそうなので、志願フォームは丁寧に熱意が伝わる文を書かれた方が通りやすいかなと思います。  そして、韓国外大での授業は、私は高校生の時から韓国外大の語学堂の通翻訳専攻、学部の通翻訳専攻、大学院の通翻訳専攻に興味がありずっと授業を受けてみたいと思っていましたが、今回学部の通翻訳専攻の授業をたくさん取って受けることができて本当に良い経験になりました。韓国外大の「外国語としての韓国語通翻訳専攻」には高い韓国語レベルを持った外国人の方も本当にたくさん集まっていてとても良い刺激になりましたし、実際に通翻訳者として仕事をされている教授の授業では通翻訳スキルだけではなく、その仕事の現実なども知ることができました。私が少し後悔しているのは、現地の学生と一緒に受ける授業を取らなかったことです。専攻と合わない専門的な授業を受けるのは難しいと思いますが、スポーツの授業や日本語専攻の授業なども取ればもう少し現地の学生と関わる機会も多かっただろうなと思いました。  最後に、空き時間の過ごし方について、私は授業終わりや休みの日に友達とソウルの色々な場所に行ったり、地方に旅行に行くのが留学中何よりも楽しかったです。やっぱり、狭い部屋に閉じこもっていると知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまいますし、留学は限られた時間なので、韓国の色々なものを見たり経験したいと思って、私は意識的に出かけるようにしていました。韓国のバスは遠くの方まで行くバスや循環バスがほとんどで運賃も一律1200ウォンほどなので、暇な時に友達とのんびりバスで2時間ぐらいかけて一周して戻ってくるというのを1度してみましたが、景色を見ているとあっという間で楽しかったです。韓国のバスは日本と少し違う部分がありますが、慣れれば乗り継ぎでどこまででも行けて、地上で階段の上り下りも無いので、個人的には地下鉄よりも便利な交通手段になると思います!  この4ヶ月間、そして留学準備をした期間、もちろん大変なこともいくつかありましたが、それ以上に何倍も楽しいことが多く、成長することができました。帰国後も、留学で学んだことをこれからに活かしていきたいです。
アジア言語学科 3年 交換
2023-05
<生活、授業全般>  5月に入ると、25度近く気温が上がる日が多く、日本よりは湿気が無いので過ごしやすい気候になりました。中旬以降は日本と同様に夏日となる日が多く、ほとんどの日を半袖を着て過ごしました。  私の時間割と韓国のこどもの日との兼ね合いで、たまたまゴールデンウィークに授業がありませんでした。日本に用事があったのと日本から夏服や参考書などを持って来たかったので4日間ほど日本に一時帰国することにしました。日本では、少ししか時間がない中でも家族や親戚、友達に会うことができ、リフレッシュすることができました。  韓国に戻ってきてからは、中間テストが終わり期末まではまだ時間があったので、空き時間に友達と色々なところに出かけました。カフェやレストランやお店を開拓したり、展示会に行ったり、映画を見たり、水原市に行きました。水原は、ソウルよりも静かで道も綺麗で水原華城という世界遺産もあり、雰囲気が素敵な街でした。また、3月から参加していたバディープログラムでは、全体で動物がいたりアトラクションがあるような大きな公園に行って活動をしました。ペアの子と中間テストぶりに久しぶりに会ってたくさん話をしたり、活動を通して新しく韓国人の友達も増えました。また、外大は秋のみの開催でありませんでしたが多くの大学が学祭シーズンだったので、近隣の大学や安山市の大学の学祭に行ってみました。アーティストのステージ目当てで行きましたが、サークルのステージも楽しく、出店も多く花火を上げる学校もあってとても楽しかったです。  中間テストの結果が出ました。私が取っている科目は点数非公開だったり、出せば満点だったりするものが多かったのですが、通翻訳韓国語文法論と北朝鮮の理解はテストやレポートの成果によって点数が出ました。通翻訳韓国語文法論は30点満点中29.5点でクラス1位を取ることができました。北朝鮮の理解は20点満点中19点で、3人ほど満点を取っている人もいました。次回は全ての科目で満点を取ることを目標に頑張りたいです。  5月の目標は4月までおろそかにしていた身体の健康を大事にすることでした。そのため、5月に入ってからはあまり取れていなかったビタミンを取れるように、1日1本2錠のビタミン剤を飲み始めました。留学開始1週間目ぐらいから荒れていた肌もすぐに治り、身体も疲れにくくなったような気がしていました。が、それでもやはり毎日出かけて睡眠時間が短い日が続き、5月末にまた体調を崩してしまいました。今回はかなり酷く、一時は38.5℃の熱が出て、喉が声が出ないほど腫れてしまい咳が2週間ほど続きました。 <韓国の病院、海外留学保険について>  上記に述べた通り、5月末に酷い体調不良になってしまいました。流石に病院に行かないといけないな、と思い、私は韓国の健康保険に入らず(韓国滞在期間6ヶ月未満は非義務)、留学説明会で説明された留学保険(海外旅行保険)に入っていたので、まず保険が効く条件などを電話で聞くことにしました。ところが、LINE電話とフリーダイヤルどちらも混み合っていて繋がりにくく、数十分掛け続けてやっと繋がりました。これから留学に行く方が体調を崩した時に電話が繋がらなかったら大変なので、電話で聞いた内容をここに残しておきます。  まず、保険会社の提携病院は3つほどあり、そちらではキャッシュレス診療(診療代などの建て替えなし)が可能で日本語での診療が可能だそうです。その他の病院でも、保険会社にサービス提供会社への依頼をお願いすることで、数時間〜1日でキャッシュレス診療また通訳者の手配が可能です。また、他の病院に行く際、一時的に治療費を自分で建て替えてあとから請求することも可能だそうです。すぐに病院に行きたい場合は、提携病院に行くか、後者で行くのが良さそうです。病院までの交通費や薬局での調剤代なども保険の範囲に入るそうですが、どちらにしろそれらは後日請求になるからです。  今回、近所の内科を2軒訪れましたが、どこの病院でも不便なく治療を受けることができました。治療費を後で請求する場合は、持ち物は外国人登録証だけで大丈夫でした。治療費や調剤代を請求するときには領収書が必要なので、渡されなくても貰うようにしてください。私はカカオペイカードで支払い、いつもの癖で病院で領収書を貰い忘れてしまったので、後からカカオペイで取引確認書というものを発行しました。 <韓国での非常時、警戒警報について>  5月31日の午前6時40分ごろ、ソウルに警戒警報(空襲警報の一つ前の段階)が発令され、携帯電話や外でサイレンが鳴りました。結果的にはソウルでの警報は誤報だったのですが、十数分間緊張が走りました。普段の生活ではすっかり忘れていましたが、韓国が休戦中の国家であるというのを改めて感じた瞬間でした。たまたまその日の一限に北朝鮮の理解の授業が入っていたので、今回の件について教授が説明してくれましたが、教授もここまで警報がなったのは初めてだと言っていました。今回、携帯電話などに発信された警報には避難する準備をしろ、という内容だけで何が起きたのか、どこに避難するのかなどが全く記載されておらず、さらには誤報だったので、韓国人の間でも話題になっていました。私も、たまたまSNSで先にJアラートが沖縄に発令されているのを知っていたので同じ理由で鳴ったのだろうなとは思いましたが、部屋にテレビがなかったら何が起きたのか分からず凄く不安だっただろうなと思います。韓国のポータルサイトであるNAVERもサーバーが落ちていたようなので、災害や他国からの攻撃など、万が一に備えて留学中も準備しておくことが大事だと感じました。韓国では、地震などを含めた非常時の大体の場合は地下鉄や地下商店街、地下駐車場が避難所になっているので、何かあったら地下に行くということと、近隣の대피소(待避所)と書かれた場所をあらかじめ確認しておくことと、飲料水や食料を準備しておくことが大切だと思います。
アジア言語学科 3年 交換
2023-04
<生活について>  4月は1日目からバディープログラムの運動会から始まりました。運動会は高校生の時ぶりだったので、久しぶりに大勢でチームで分かれて対戦したり体を動かせて楽しかったです。バディープログラムでの活動で毎回感じていることなのですが、韓国外大の学生は英語の専攻でなくても基本的にみんな英語ができていて凄いなと思います。日本にいる間はそこまで英語の学習の必要性を感じていなかったのですが、韓国に来て自分が一番大きな壁だと感じたのが英語でした。私は大きな目標としては韓国語能力の向上のために留学に来ましたが、やはり海外に出てみると色々なことを感じるなと思います。帰国したら英語の学習にも力を入れたいなと思いました。  バディーの韓国人の友達2人とポーランドから来た友達と韓服を着て景福宮にも行きました。ちょうど桜が満開の季節で、たまたま大気汚染も酷くない快晴の日だったのでとても心地が良かったです。韓服も初めて着たの良い経験になりました。韓屋村の伝統家屋のカフェにも行きました。バディーの韓国人の友達とも何度か会ううちに色々な話をするようになり、何気ない会話も楽しいですが、私たちはお互いの国について関心があるのでお互いが旅行などで感じた日韓の違いや、日韓の未来について話すのもとても楽しいです。私の友達は日本の大学について詳しく、日本特有のエスカレーター制度やいわゆる大学のランクまで私よりも詳しくて驚きました。  4月の終わりには、友達と麗水という朝鮮半島の南端にある地域に旅行に行ってきました。昨年度に授業でこの地域について発表してからずっと行きたかった地域だったので、行けて良かったです。麗水は港町で数年前から観光に力を入れている地域で、海上ロープウェイから花火を見たり、海上ジップラインをしたり、まるで海外のような(海外ではありますが^^;)プールリゾートでホカンスをしたりして、リラックスした時間を過ごせました。留学中に、色々な地域に旅行に行きたいです。  また、テストが終わったあとに、テスト前から予約していた美術館の展示会に行ってきました。普段は、同じくKUISから外大に来ている友達やKUISから別の大学に来ている友達、韓国の友達と過ごすことが多く、私も一人で過ごすより友達と過ごしている方が楽しいと感じるので一人でどこかに行くことがあまりなかったのですが、たまには一人で韓国の文化に触れたり韓国の街を歩いてみるのも悪くないなと思いました。 <気候について>  4月に入って数日間は25℃近くになる日もありシャツ一枚でも歩けるぐらいの気候だったのですが、一度雨が降った日からなかなか20℃まで上がらない日が中旬まで続き、ジャケットが手放せないような気温でした。そのあたりで寝不足などが重なり風邪をひいてしまいました。下旬になっても、日によって厚めの上着が必要だったり上着が要らなかったりして調節が大変でした。1日の気温差も10度近くある日が多かったです。 <外国人登録証について>  4月4日に、3月23日に申請した外国人登録証が届きました。申請してからはとても早かったので、やはりこれから韓国外大に留学する方は入国前にhikoreaで訪問予約をして自分で申請しに行くことをお勧めします。外国人登録証ができると、銀行のチェックカード(デビットカード)が作れたり、インターネットバンキングが出来るようになったり、クーパンなどの大型通販サイトや出前アプリなどの多くの決済を要する韓国のアプリが一気に使えるようになるので、便利になりました。  前回書き忘れてしまったのですが、emall martというアプリは外国人登録証がなくても日本のカードで決済できるので外国人登録ができる前まではとても重宝していました!コシウォンに住んでいると重い水などを4、5階まで階段を使って運ばないといけなかったりするので、1つでも使える通販アプリがあってとても助かりました。  韓国は住民登録か外国人登録がないと不便なところが多いですが、逆に住民登録番号や外国人登録番号があるとそれだけで身分証明になるので、NAVERやカカオトークで各種資格や在学卒業証明証が一括管理されてすぐに発行できたりするので便利だなと思います。 <留学中のお金関連について>  私は留学に行く前、日本のクレジットカードは何枚持って行けばいいか、現金はいくら持っていけばいいか、ウォンで持っていくべきか円で持って行って韓国で両替すべきかなどとても悩みました。結局、VISAクレジットカードと予備でAMEXクレジットカード、VISAデビットカードとJCBデビットカード、前回旅行で使ったWOW PASSカード、日本円で外国人登録ができるまで十分生活できるぐらいの現金を持っていきました。  留学中のお金は、日本のカードさえあれば基本的には何とかなったりするのですが、個人的に私が無駄なくお金を使うために必要だと感じたのは、”日本の口座のVISAかMaster Cardデビットカード、WOW PASSカード(韓国で発行)、韓国で銀行開設までに必要なお金(日本円)、不安であれば韓国ウォン少し(初日の交通費など)、それから海外送金サイトの会員登録(本人確認までする)”です。  入国から外国人登録までの無駄のないおすすめのお金の使い方(?)は、入国後、日本円を韓国のレートの良い両替所で両替して(基本的にいつも一番レートが良いのは明洞の大使館前両替所です)交通カードチャージ分を残してあとはWOW PASSにチャージして使う、です。WOW PASSは外国人用に作られたプリペイドカードのようなもので主要駅や空港などで発行やチャージができ、韓国内で韓国発行のチェックカードとして使うことができます。交通カード機能も付いているのでウォンをチャージして地下鉄やバスでも使えます。日本のカードもほとんどの店で使えるのですが、外大の自販機では使えなかったり、使えない店舗があったり、手数料がかかるので、WOW PASSは作っておいて損は無いと思います。WOW PASSにチャージしたウォンを現金で引き出すこともできますが、そこまで機械が多くはないので、急に現金が必要になった時も出金できるように日本のデビットカードも持ってくることもお勧めします。個人的に、生活費全てを日本のカードで決済したり、ATMで日本のカードから多額の現金を引き出すと、多額の手数料を取られてしまうのでお勧めしません。  韓国で銀行口座さえ開設できれば(前回の報告書に記載した通り、KUISから韓国外大に留学する場合は3月中には開設できると思います)、海外送金サイトで日本の自分の口座から韓国の自分の口座に送金できます。日本から家族に銀行から送金してもらうより手間もお金も時間もかかりません。本人確認が割と煩雑なので、日本で済ましていくことをお勧めします。ウリ銀行の場合、外国人登録ができるまでは口座からの出金が一日100万ウォンまでなので注意してください。  外国人登録ができたら、いつでも送金、出金ができ、チェックカードに交通カード機能をつければ口座引き落としでチャージができるので、日本の口座から韓国での全ての生活費を送金してしまっても問題ないかなと思います。屋台のカードが使えないお店でも大体が계좌이체(即時送金)で買うことができるので、交通カードを口座引き落としにしてしまえば現金を持ち歩く必要も無くなると思います。私は外国人登録が済んでから韓国での全ての費用を韓国の口座引き落としで完結させていますが、アプリで簡単に1日、1ヶ月の出費が見られたりするのでとても楽です。  友人間でご飯代などを精算するとき、日本だと現金を渡したりpaypayで送金するのが普通ですが、韓国人は送金するのが普通で現金をあまり持ち歩いていない印象です。
アジア言語学科 3年 交換
2023-03
<留学準備(主に住居について)> 留学準備をする上で私が一番苦労したのは、住居関連です。11月ごろ、私は同時期から韓国外大に留学するKUISの友達と、韓国外大の寄宿舎ではなく、キョンヒ大学の近くの留学生向けに部屋を提供しているところの2人部屋を予約しました。早い段階で住居を契約できて安心していたのですが、1月中盤に突然、2月で営業を終了するので予約がキャンセルになるという連絡が来ました。すぐにまた住居を探し、直接大家さんに問い合わせをして、3件目に問い合わせたところをようやく予約することが出来ました。同じ部屋に住む予定だった友達も、隣の部屋に住むことになりました。 学校までバスで15分、2月オープンの新築、最寄駅から1分の繁華街、部屋にテレビ電子レンジ冷蔵庫洗濯機なども揃っていたりと、コシウォンの割にとても良いところを見つけられて満足しています。 コシウォンは安くて狭いところというイメージがありましたが、最近のコシウォンは広い部屋や家電付きの部屋の需要が高く住みやすいところも多いです。また、光熱費や水道代が家賃に含まれていたり、ゴミも共同ゴミ箱に捨てるだけで良かったりと、メリットもあります。 個人的に、私が使った고방というアプリが条件やエリアに合わせて物件を探せたり、部屋の写真や動画が見れるので、これから韓国に留学される方でコシウォンやシェアハウスを考えている方にはおすすめです。韓国人向けのアプリなので、電話番号が無いと連絡が取れない物件もありますが、カカオトークだけで大家さんに問い合わせたり、そのまますぐに予約ができる物件も多いです。 私は韓国に何を持って行ったらいいのか分からず、とにかく身の回りの生活用品を大量に持って行ったのですが、特に掃除用具などはダイソーなどでなんでも揃うので、持っていく必要はなかったなと思いました。シャンプーや洗顔、生理用品などもオリーブヤングに日本のものが結構ありました。個人的に、日本から何よりも持って行った方が良いと感じたのは、サランラップと日本の食べ物です。ラップはもちろん韓国にも売っているのですが、刃がついているところが違かったり食器にくっつかなかったりと、使い勝手が難しかったです。 <入国後から授業開始まで> 私は2/17に入国をし、直接タクシーで入居先に向かって契約をしました。大家さんが優しくて親切だったので良かったです。その日のうちにemartに行って布団や生活用品を揃えました。そこから4日ぐらいは色々なものを揃えたりとバタバタ過ごし、残りの時間は、隣の部屋に住んでいる友達やKUISから別の大学に留学する友達や旅行で韓国に来た友達と色々な場所に行きました。大学のオリエンテーションやウェルカムパーティーもとても楽しかったです。 <授業開始> 3/2に授業が始まりました。幸い、入国前の履修登録で希望科目を全て取ることが出来たのですが、月曜日に取りたい科目が集中してしまい、昼休みなしで午前9時から午後9時までぶっ通しで授業という不可能な時間割になってしまったので、初回授業を受けて悩んだ結果、2つ授業を落とすことにしました。どの授業もずっと留学したら受けたいと思っていたような授業だったので、とても楽しく受けています。 私が取っている授業は、全て外国人向けの授業で韓国人と話す機会が無いので、韓国人と1:1でペアになり様々な活動をするバディープログラムという大学のプログラムに参加することにしました。3月末に、バディーの子とソクチョン湖に桜を見に行き、楽しい時間を過ごしました。1学期間バディーの子と色々なところに遊びに行きたいです。 授業が始まると、途端に時間の流れが早く感じるようになりました。 <外国人登録と銀行口座開設> 大学のオリエンテーションで学校で団体で外国人登録が出来るという説明があったのですが、外大の外国人登録は発給まで少し遅いという話を聞いていたので、個人で申請することにしました。個人で申請する時はhikoreaで出入国管理所の予約を取らなければならないのですが、大体いつも1ヶ月ぐらい先まで埋まっていてキャンセル枠もなかなかでないので、出国前に予約しておくのをお勧めします。申請には在学証明書や家の契約書のコピーなどが必要なので、大学のチェックインデイと家の契約日より後の日程で予約しておけば問題ないと思います。在学証明書はオリエンテーションより前のチェックインデイに大学のオフィスで出力をお願いして受け取りました。私は入国後に予約をしたので3/22にやっと外国人登録申請をすることができました。 韓国の銀行口座は、授業開始後すぐに奨学金の受け取りのために必要だとメールが来たので、学校の外にあるウリ銀行に口座を作りに行きました。口座の開設には、奨学金をもらうというメールとパスポート、マイナンバーカードの提示が必要でした。たまたま持参していましたが、まさか海外でマイナンバーを使用することがあるとは思っていなかったので驚きました。外国人登録が出来るまでは、カードやアプリは使えず通帳のみが使える状態です。ウリ銀行のATMからであれば、他行への送金が出来るので、私は今のところ家賃の支払いに使用しています。
アジア言語学科 3年 交換
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