月次報告書 2023-09
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
タイ語専攻
留学期間
2023-08-01 ~ 2024-06-30
留学種別
交換
生活編
9月

〇寮への引越し  当初は満室で入居できなかった国際寮(CU I-House)に空きが出たので、引越しをすることとなった。家賃は1部屋あたり13,000バーツ(9月は半月分)で、内装はルームメートと同居する前提でデザインされているが、1人で住むこともできる。1階にはコンビニやカフェ、5階にはフリースペースやコインランドリーなどがある。住み心地は概ね良好だが、築10年と新しい割には、ベッドが汚れている、ドアの建付けが悪いなどの点が気になる。しかし全体的に見れば、大学内へのアクセスは良好で、飲食店街とも接しているため、生活をする上では不自由はないと思う。 〇中間試験  9月25日〜29日の1週間はテスト期間であり、授業は休講だった。試験は、同じ系列の授業を履修している学生が、ホールのような会場に集まり、一斉に試験を受けるという方式であった。(授業によっては異なるかもしれない)また、先生によっては試験がない科目があるため、事前の確認が必要であった。  私は、試験が1科目(タイ語)のみであったため、それほど大変ではなかったが、試験内容がすべて記述式であったため、かなり難しく感じた。しかしながら、試験はすべて授業で取り扱った範囲から出題されるため、復習を入念にしていれば、特に問題はないと感じた。 〇体調不良 9月の半ば頃、風邪をひいて寝込んでいた。チュラロンコン大学には、敷地内に保健医療センターが備わっており、学生の場合は学生証を提示することで無料で診察を受けることができる(学期初めに保険料をはらう必要がある)。中は至って普通の病院のようであり、問診を受けた後、医者の診察を受け、併設されている薬局で薬をもらうことができた。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
タイ バーツ
4.0901円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 6,500 26,586円
水道光熱費 714.86 2,924円
学費・教材費 0 0円
交通費 2,000 8,180円
通信費 400 1,636円
食費・その他 5,300 21,678円
合計 14,914.86 61,004円
授業編
THAI LANGUAGE FOR COMMUNICATION FOR TEACHER PROFESSION
教職のためのタイ語コミュニケーション
講義(地域言語)
360分
各自が自由に決めた内容について、説明・実演のいずれかの形式でプレゼンをする。発表時間は4~6分間で、あいさつや内容など10項目の評価基準に基づいて先生が採点するほか、それぞれの発表後に、学生からの質問に2つ回答する。
ENGLISH FOR INTERCULTURAL COMMUNICATION
文化間コミュニケーションのための英語
講義(英語)
540分
・生まれた曜日が同じ人同士でグループを組み、それぞれの曜日とその色(タイの各曜日にはそれぞれ色がある)を元に、その曜日に生まれた人の誕生日を祝うことを想定したポスターやカードなどを作成し、発表する。 ・英語におけるフォーマル・インフォーマルな表現について学ぶ。
THAI PLUCKED INSTRUMENTS CLASS
タイの撥弦楽器
体育・実技
360分
จระเช้หารยาว สามชั้นという曲の練習の続きだが、今月からは能力に応じて2つのグループに分けて練習を行っている。この曲が弾けるようになった学生は、新しい曲の練習に進む。一方で、まだすべてを弾けない学生や、苦手な学生は、先生が最初から丁寧に教える。
DIGITAL PHOTO
デジタルフォト
講義(地域言語)
540分
ポートレートや風景写真の撮影方法について講義形式で学び、学生はそれぞれの写真を撮影し、課題として提出する。写真は10点満点で採点され、構図や色味など様々な基準をもとに点数がつけられる。また休日には、任意で公園に集合し、風景写真について実技形式で学ぶ。
THAI INTANGIBLE CULTURAL HERITAGE
タイの無形文化遺産
講義(地域言語)
540分
・無形文化遺産の定義やその在り方について、先生がユネスコの基準に基づきながら説明し、時には学生同士で議論する。 ・タイの仏教世界に存在する空想上の多層世界や思想について、与えられたテーマの内容を学生が調べて集め、発表する。 クラスの人数は30人前後で、内容は、通常ならばタイ人が中高で習う仏教世界に関するものが多く、そのような基礎がない人にとっては、内容を理解することが非常に難しい。また、定義や思想といった抽象的なテーマについて考える内容が多く、タイ語を含め全体の難易度は非常に高い。