ハリラヤの祝日 今月、イスラム教徒にとって1年で最も盛大にお祝いするイベント「ハリラヤ」と呼ばれるラマダン明けの祝日がありました。ラマダンの1ヶ月にわたる断食が明け、お祝いする日をマレーシアでは「ハリラヤ・プアサ」といいます。2024年は、4月10日と11日に祝われました。 ジョホール(Johor)での滞在 学校は1週間ほど休暇に入り、その間、シンガポール近くのジョホールにある友達の親や親戚の家で過ごしました。その家はカンポン(村)にあり、マレーシアの伝統的な家でした。エアコンやネットは繋がっておらず、トイレなどもバケツで流しました。各家がとても大きく、村で過ごすのは初めてであり、滅多に経験できない貴重な時間を過ごしました。 ハリラヤの前日 ハリラヤはその前日に月が見えるか見えないかで次の日がイード(祝日)かが決まります。見えなかった場合は、次の日がイードになります。今年は4月9日に月が見えたため、10日がハリラヤとなりました。イードの前日には、みんなでマレーシアの伝統料理を作ったり、花火を打ち上げたり、BBQを楽しんだりしました。その時に食べた、クトゥパッ(ketupat)と呼ばれるヤシの葉を編んで作った入れ物の中にお米を入れて、茹でたものがとても美味しかったです。そして、ロンガン(Longan)と言うフルーツも最高に美味しかったです。 ハリラヤ当日 ハリラヤ当日には、Baju Kurungという伝統衣装を着て、親戚の家をまわりました。各家にはたくさんの伝統的なお菓子や食べ物が並べられ、みんなでそれを楽しみました。マレーシアでは、家族で衣装の色を合わせる習慣があります。今年は友達の家族が黒をテーマにしていたので、私も黒色のBaju Kurungを着ました。私は各国の伝統衣装に強い興味があり、マレーシアで実際に現地の伝統衣装を着ることができて、とても嬉しく感じました。 翌日のハリラヤ 翌日の4月11日には、違う柄のBaju Kurungを着て再び親戚の家をまわりました。大人は子どもにDuit Raya(お年玉)を渡し、その際に子どもたちが全員大人のところへ並び、一人ずつ話し、ハグをしたり、相手を敬う姿勢を見せたりする伝統的な作法に感動しました。最後に家を出るとき、友達のおばあちゃんが「あなたは家族だよ」と言って強く抱いてくださり、また涙が出そうになりました。 新しい友達 また、今月は同じ寮に新しく入ったジンバブエ出身の友達ができました。その子と一緒に古着屋に行ったり、ショッピングを楽しんだり、寮で絵を描いたり、ご飯を食べたりしました。 結婚式への参加 さらに、友達の親戚の結婚式に招待していただき、マレーシア初、人生初の結婚式会場に行きました。結婚相手の男性は軍隊の方で、軍隊の方たちのパフォーマンスを見ることができました。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 610 | 20,430円 |
水道光熱費 | 121.7 | 4,076円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 20 | 670円 |
通信費 | 35 | 1,172円 |
食費・その他 | 450 | 15,071円 |
合計 | 1,236.7 | 41,419円 |