【振り返り】 2025年に入り日本への帰国が目と鼻の先になってきた1月。この時期のチェンマイはPM2.5が増え始めるものの、気候自体はとても過ごしやすく冬という季節を持つ日本に帰りたくなく感じる一か月でした。また、この一か月はチェンマイに本当にたくさんの人が訪れており、チェンマイという町の観光産業の大きさを改めて感じた一か月でもありました。というのも、年末年始はいつも大量にいる外国人観光客に加え、バンコクなどのタイ国内から旅行にチェンマイを訪れるタイ人も増えるため、町中が人で溢れかえっており、渋滞に巻き込まれることも多かったように感じました。これらの影響から町中を走っている車の母数が増えることもPM2.5が増加する一因になっているのかもしれません。 【中間テスト】 現地の学生たちと比べると圧倒的に少ないものの、中間テストがある教科を一つだけ取っていたため現地の学生たちと一緒に中間テストを受けました。前期と同じくreading weekが設けられていたのですが、ちょうど正月と被っていたため、現地の学生達は冬休みのような感覚で実家に帰っていた子が多かったように思います。私もかなりリラックスして冬休み(reading week)を満喫することができたかなと思います。肝心の点数も思っていた点数よりも良かったので、一安心です。 【学位授与式】 日本の多くの大学とは異なり、チェンマイ大学では1月に学位授与式が行われます。この学位授与式では4年生の学生ではなく昨年度に既に卒業した学生たちが大学の学位授与式に参加するために集まります。もちろん学位をもらう学生たちだけではなく学生の大勢の家族、後輩などが大学に集まります。そのため、大学内の混雑を回避するために大学内は交通規制などが敷かれていました。(しかし、とてつもない数の車が大学内を走っており混乱を極めていました。)私も先輩の卒業を祝うために当日に大学のキャンパスに行きましたが、日本の大学の卒業式とは全く異なる雰囲気を目の当たりにし、文化的な違いを体験することができました。タイの学位授与式に参加する人たちは当日の朝3時ごろから準備を始め朝5時に集合したりしていると聞き、学位授与式にかける情熱が日本人とは大きく異なることを体感しました。大学の卒業式は自分のためだけでなく、今まで自分を金銭的にも精神的にもサポートしてくれた家族のために出席するという学生も多いらしく、このような事情が大きく影響しているのかもしれません。(タイ人のお家にお邪魔すると歴代家族が王族から学位をもらっているところの写真が居間に飾られていることも多いです。タイの有名な国立大学では王族の方から手渡しで学位を受け取るため、この瞬間を写した写真は、本人のみならず家族の誇りとしてずっと飾られていくのだと思います。) 【TOEIC】 タイに来る前にTOEICを受けてこなかったため、初めてのTOEIC受験をタイで経験しました。このタイミングを逃したら就活前にスコアを受け取ることができなくなることがほぼ確定していたため、かなり緊張したのを覚えています。これから海外に留学したり、タイ留学する学生は、大学から再三言われている通りに留学前にTOEICなどを受験して自分が納得いく点数を取っておくことが重要だと思います。現地語での予約、外国での受験はかなり調子が狂います。あと、TOEICの受験料が日本円で約1万円しました。日本での受験の方が金額面でも気軽に受験することができるので日本での受験をお勧めします。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 8,000 | 36,375円 |
水道光熱費 | 800 | 3,638円 |
学費・教材費 | 2,000 | 9,094円 |
交通費 | 300 | 1,364円 |
通信費 | 250 | 1,137円 |
食費・その他 | 5,000 | 22,735円 |
合計 | 16,350 | 74,343円 |