月次報告書 2025-09
プロフィール
学科
英米語学科
学年
4年
専攻
留学先
留学期間
2025-09-01 ~ 2026-01-31
留学種別
交換
生活編
台湾留学一ヶ月目

英語と中国語のスキルを上げるための留学がついにスタートしました。 9月中旬に成田空港を出発し、桃園空港から大学までは送迎をしていただきました。 到着直後は今後の学校生活に関する説明が少なく、授業開始までもほとんど時間が無かったため非常に不安が大きかったです。日常生活に必要な情報から履修方法などの学校生活に関する情報まで、分からないことは前の学期から開南大学で学んでいる方々に聞きました。こちらでは基本的に自分から聞かないと分からないことが分からないままになってしまうので、すぐに担当者の方や周りの人に質問することが重要だと感じます。 滞在先 大学の敷地内にある学生寮で生活しています。私の部屋は4人部屋で、ルームメイトは日本人正規生2人と台湾人1人です。寮および大学のキャンパスは桃園市に位置していますが、中でも特に栄えている場所へ行くにはバスを利用して30分以上かかるため、周りには地元の方々が訪れるお店が多い印象です。とはいえコンビニエンスストアが学内に一軒、大学を出てすぐの場所に二軒あり、バスの運賃も区間内なら18台湾ドルと良心的なため、慣れれば利便性を感じるかと思います。 食事 平日の朝ごはんは、バスで10分弱の場所にあるスーパーでバナナを買っておいて食べることが多いです。昼は学食でおかずを2品選べる85台湾ドルのお弁当を食べたり、学外の朝昼ご飯屋さんでサンドイッチやハンバーガー、蛋餅 dànbǐng (モチモチ生地に薄焼き卵と好みの具材を入れて巻いたもの) を食べたりすることが多いです。夜は日本人留学生に聞くとコンビニで済ませる人が多いとのことで、到着直後はコンビニのご飯が多かったのですが、周りのお店を開拓し始めてからは、水餃子のお店や牛肉麵のお店に行って食べることも増えました。 通学 寮から教室のある棟へは3分くらいの距離なので、部屋から教室までは10分程前に出発すれば到着します。そのため、9月中は通学に関して困ることはありませんでした。(しかしながら移動の際には外に出るため、降水量が多い日は大変だと聞きました。) クラス 英語で開講されている授業はビジネス関連の科目が多く、基礎を学んでいないと理解が難しい科目もあるので授業選びが少し難しかったです。周りの学生は活気がある印象で、積極的に発言をする人が多いです。 中国語の授業は、日本人正規生の1年生向けに開講されているものを中心に履修しています。彼らは台湾の9月入学に合わせて日本の高校卒業後から半年ほど集中的に中国語を学習してきているため、交換留学生にとっては初級の授業でも難しいですが、先生がところどころ日本語を交えながら教えてくださったり、中国語でモニターに要点を表示してくださったりするので理解はしやすいです。 課外活動 休日にボランティア団体の方々と一緒にビーチクリーンボランティアに出かけました。桃園からは40kmほど離れている海岸で、移動やアクティビティが大変ではありましたが、中国語や英語を使う機会があっていい経験になりました。 週末の過ごし方 到着直後は日本人交換留学生の友人と日用品や衣服などの必需品を買ったり、一人で食事や買い物をしたりしていました。生活に慣れ始めてからは日本人交換留学生や英語の授業で知り合った友人と少し遠出をして淡水まで出かけたり、桃園にある水族館に行ったりして、毎日出かけていました。 友人関係 同じ時期に到着した日本人交換留学生と、到着したばかりの右も左も分からない状況の時からお互いに情報共有しながら生活してきました。空き時間や週末には、ご飯を一緒に食べたり、出かけたりしていい気分転換になります。また、前の学期から開南大学で学んでいる日本人学生や、ルームメイトから生活に役立つ情報を教えてもらったり、一緒に遠出したりしてもらいました。さらに、英語で開講されている授業で出会った、アメリカ、フィリピン出身の友人達とも遊ぶことがあり、英語を使う機会もあって楽しいです。9月は周りの人々の温かさを強く実感しました。 携帯電話 事前に20GB/30日のeSIM を購入して現地到着直後からインターネット接続ができるようにしました。30日を過ぎたら買い足していく予定です。eSIM につき現地の携帯電話番号は無いため、音声通話をする際には通話料が高額な国際ローミングを利用することとなります。しかし基本的には日本にいる友人や家族などとはLINE を介して連絡をすることができるうえに、台湾は日本と同じくらいLINE が普及しているので、今のところ現地でも連絡に困ることはありません。 気候 基本的には30℃を超える日が続き、日中の日差しの強さを感じることが多かったです。夜でも少し歩くと蒸し暑さを感じました。また、9月の台湾では台風の被害が出た地域もありましたが、滞在先での影響は風が強い日が数日続いたことくらいで、大きな影響はありませんでした。 衣服 前述のとおり日差しが気になるので外を歩くときにはUVカットの薄手の羽織りを着ることが多かったです。しかし、まだ半袖が必要な気候であったため、Tシャツを買い足しました。購入したのは NET という衣料品店で、台湾で店舗数が多く、比較的手頃な価格で服を購入できるお店なので今後も利用していきます。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
台湾 台湾ドル
4.9円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 16,100 78,890円
水道光熱費 1,500 7,350円
学費・教材費 150 735円
交通費 800 3,920円
通信費 841 4,121円
食費・その他 18,739 91,821円
合計 38,130 186,837円
授業編
Elementary Mandarin I
初級中国語一
語学(地域言語)
500分
人数・雰囲気 約30人が受講しています。先生の説明はスピーディーで、集中して授業を受けられます。日本人正規生の一年生の必修クラスです。 内容 9月は入学シーズンなので、今後の目標や、寮や学校での過ごし方、日常生活で注意する点などを先生に中国語で説明していただき、出てきた単語や表現を学びました。その後は中国語での道案内や日常で使う表現と単語を学びました。
Chinese Vocabulary Acquisition I
中国語語彙習得一
語学(地域言語)
200分
人数・雰囲気 30人弱が受講しています。初級華語一と同じ先生であり、同じく日本人正規生の一年生の必修クラスということもあって、同じ雰囲気です。 内容 初回は数人が自己紹介して、その中で出てきた表現を覚えられるように練習しました。別の日には、紙に書かれた地図を用いて実際に道案内をする練習をしました。内容は初級華語一の続きであるためほとんど同じように感じます。
Leadership and Management
リーダーシップ・マネジメント
講義(英語)
100分
人数・雰囲気 30人ほどが出席しています。先生がクラス全体に問いかけて答えるような機会も多く、活発な印象です。 内容 リーダーシップの取り方には大きく分けて12の種類があることを学びました。場所や状況によって適切なリーダーシップが異なるため、実在する職業や立場の人がどの種類に当てはまるかを考えたり、自分が普段どのようなスタイルでリーダーシップをとっているのかも考えたりしました。
Human Relationship
ヒューマンリレーションシップ
講義(英語)
300分
人数・雰囲気 約10人が受講しており、落ち着いた雰囲気で授業が進みます。ときどき自分の考えを述べる機会があります。 内容 コミュニケーションの意義と必要性を学びました。自分の考えや気持ちを見つめ直すことも多く、授業内では未来の自分に向けた手紙を書いたほか、自分とは何者か、との問いに内面的な特徴を挙げて答えるという時間もありました。
Creative Marketing Concepts
クリエイティブマーケティングコンセプト
講義(英語)
200分
人数・雰囲気 35人ほどの学生が受講しています。先生が授業内でアイデアを求めることも多いため、非常に活気があります。 内容 実在の企業を例にとり、その企業が顧客にもたらす影響や価値を考えていきました。個人課題とグループ課題があり、個人課題のテーマは自分にとって印象深い企業について、グループ課題は架空の企業を作ってその企業が提供するサービスや商品とターゲットの顧客が感じるメリットとデメリットなどについてでした。
Elementary Speaking Mandarin Ⅰ
初級中国語会話一
語学(地域言語)
200分
人数・雰囲気 30人弱が受講しています。前に立って発表をする機会がありますが、それ以外の時間は先生の説明を聞くことが多いクラスで、それぞれ集中して受講しています。日本人正規生の一年生の必修クラスです。 内容 初回は自己紹介をしました。話す内容は先生の指示に沿って考えていきます。翌週は台湾に入境した際の自分の経験を話せるように、空港や飛行機に関連した単語や表現を学びました。
Japanese Translation I
日本語翻訳一
語学(地域言語)
200分
人数・雰囲気 20人以上が受講しています。日本語学科の台湾人向けの授業ですが、中国語の勉強にもなるため交換留学生の日本人も多いです。台湾人4人と日本人交換留学生1人もしくは2人がグループを組んで協力して中国語を日本語に翻訳していきます。 内容 自己紹介から始まり、その後はグループ分けをして、簡単な文の翻訳をしました。先生は中国語の文を自然な日本語に訳す方法を教えてくださり、特に日本語の文では主語が無い方が自然になることを強調していました。