※初月なので大変長くなっています...。 【到着】私の留学しているシーナカリンウィロート大学の今学期の授業開始は8月4日からなので、3年生前期の期末試験が終わると急いで荷物をまとめ、7月28日にタイ・バンコクに到着しました。 授業開始までの約1週間は、コンドミニアムの入居手続き、SIMの購入、日用品の買い出しや制服の購入と学生証の写真を撮るなどほとんど毎日外に出てはタイでの生活の準備をしていました。 【履修計画】その間に大学の学生サイトから授業一覧を検索して、履修を組んでいましたが、そのサイトだけでは授業内容やレベルが全くわからないので履修計画にはかなり苦戦しました。(学生サイトからの授業一覧等の見方は、出国前に人文学部の日本人留学生のサポートをしてくれる担当のアドバイザーの先生に事前にZOOMで説明して貰えました。) 【留学生オリエンテーション】8月4日。授業開始のこの日は、ヒルトンバンコクグランドアソークにて留学生オリエンテーションがありました。留学生の授業に関するようなお知らせはほとんどなく、タイ人学生らによるタイ舞踊を披露や交流を盛り上げるアクティビティが行われ、会場はかなり盛り上がりました。ヒルトンのビュッフェをいただけたのも嬉しいポイントです。 【履修登録】想像以上に大変で履修登録期間はかなりのストレスを受けました。最も大変だっとことは、留学生の私が留学生用以外の授業、つまり現地のタイ人向けの授業を履修することでした。そもそも留学生がそのような授業に参加できるのかを確認するためには、その授業の担当の先生とコンタクトを取る必要があります。しかし、大学のwebから閲覧できる授業科目一覧には、どれも授業の担当の先生の連絡先が書かれていないので、苦戦しました。真っ先にアドバイザーの先生に相談し、最初は渋そうにしていたものの、タイ人との授業に参加したいという熱意を見せると、真摯に相談にのっていただき、アドバイザー経由で担当の先生と連絡を取り履修することができました。 【授業】最終的に履修をしたのは、留学生用授業2つ、タイ人文学部(児童文学コース)向けの科目1つ、タイ日通訳の授業1つの合計4つです。特に、人文学部児童文学コースの授業は、タイ人の学生しかいない上に、読解と批評のアクティビティはどれも発表やディスカッションばかりなので私にとってとても難易度が高いです。授業の半分ほどしか理解できない時もありますが、クラスメイトが優しいので助けてもらいながらなんとか授業に参加しています。 【銀行開設】大学に発行していただいた書類やパスポート、ビザをを持って、SCB銀行に口座開設へ向かいました。ところが...銀行側から口座開設を拒否されてしまうというトラブルが発生。話を聞くと、発行には外国人の場合基本的に、一年以上のビザが必要とのことでした。(私たちの取得できるEDビザは、最長三ヶ月のビザで、期限が切れる前に延長の手続きをするというタイプのビザのため、これに該当しない。)前年まで同大学に留学していた先輩は問題なく発行できていた上に、チャンマイに留学している友人も私の一ヶ月前に同銀行で口座を開設できていたので、かなり困惑しました。この一ヶ月で規定が厳しくなったのでしょうか。とにかく、開設できないとかなり困るので、銀行員の方にあれこれ説明しました。銀行員曰く「口座が開設できるか判断するのは、私たちではなく本部なので、審査が通るかわからないが一旦書類を提出してみましょう。」とのことで結果として、手続きしてもらいました。幸いに、後日(3〜4日後)、電話にて審査が通ったとの連絡が来て、なんとか口座を開設することができました。来年タイ留学を検討している方は、このような前年と違うケースも発生したりするので参考にしてください...。また、タイでの電話番号は口座開設に必須です。なので、SIMは日本のものではなく、タイのSIMを買ってください。 【体調】ちょうどタイに来て一ヶ月経った頃...朝起きると、胃が激痛。その日は朝から保険が効く日本語通訳対応の病院に行きました。その日は胃炎の薬を処方してもらい落ち着きましたが、その翌日起きると次は、腸が激痛。しかし昨日と同じようにすぐ治るだろう、と軽い気持ちでした。その日にだんだん痛みは引いたので病院にはいかず、帰宅後は家でゆっくり寝ていたのですが、夜中からさらに腹痛が悪化、そして下痢の症状がひどくなって眠れないほどになってしまいました。タイの友人からおすすめされた薬を飲んで翌日も一日寝込んだものの治らず、母に相談してタイの祖母に家に行き、面倒を見てもらいました。薬局で新たに薬を処方してもらうも、腹痛は治らず、1日に何回もトイレに行き、かなりしんどかったです。日曜日の朝、流石に病院に行きました。診察の結果としては、何か食べ物にあたって細菌に感染したのだろう、ということ。ストレスで免疫が弱っていること、またここ1週間ほどニキビの治療薬としてステロイドが含む薬を飲んでいたので腸内環境が変化してしまっていた原因もある、とのことでした。無事薬をもらって今は元気です!実はこの腹痛で寝込んでいた4日間は、身体に加えてメンタルまでやられてしまい、かなり気が滅入ってしまっていました。どん底の気分になり、やる気を全て持っていかれてしまったので、本当に...本当に...身体だけは大事にするべき!!身体が弱ると、心も弱って活力を失ってしまいます。 ここまで、ネガティブな話多めでしたが、楽しいことの方が多かったですからご安心ください(笑)↓ 【放課後、週末】 連休を利用して、チェンマイ大学とブラパー大学に留学中に神田外語大学の友人二人がバンコクに訪れ、水上マーケットに行ったり、お寺に行ったり、美味しいものをたくさん食べて、リフレッシュできました。久々に会う友人のそれぞれの留学を頑張っている日常を聞くことができて、私も頑張ろうという活力になりました。 時間がある日はバンコクの観光地を巡ったり、推しを見るためにSummer Sonic Bangkokに参加してみたり...今月はなるべくアクティブに生活していたように感じます。 放課後はクラスメイトのタイ人の誘われて大好きな麻辣湯を食べに行ったり、バディの友人と大学のナイトマーケットに行きました。お昼休みの昼食は誘われたら行くし、何もなければ、積極的に自分から誘ったりしています。食事の買い出しは、Tarminal21というアソーク駅に隣接する商業施設でよくしています。地下のスーパーで買ったり、フードコートのご飯が異常に安い上に美味しいのでとてもお世話になっています。コンドミニアムの隣にも市場がありますが、朝昼で閉まるお店が多いので、頻繁には行けていません。よく知るチェーン店の日本食もたまに食べます。タイ料理に飽きるわけではないですが、日本食を食べるととても幸せを感じるので、ご褒美として行きます。 ということで、最近感じたのは、無理してタイの生活に順応しようとせず、自分のペースで自分の生活スタイルに合わせてタイを楽しむことが大事だということです。さもないと、体調を崩します!! 心にある程度の余裕を持つことも大事だと思います。思いつめてしまって、タイでの生活が楽しめなくなると、勉強のやる気も出ないし、目標も見失いそうになります。 タイでの留学が1ヶ月経って、ようやく自分のタイでの適切な過ごし方が見えてきたので、あとは全力で留学を楽しむしかない!! 体調も回復して、旅行の計画を立てるくらい心に余裕ができた今は、かなりタイ語の勉強にもやる気を見出せています。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 18,000 | 81,632円 |
水道光熱費 | 1,242 | 5,633円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 1,531 | 6,943円 |
通信費 | 272 | 1,234円 |
食費・その他 | 10,000 | 45,351円 |
合計 | 31,045 | 140,793円 |