月次報告書 2025-09
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
タイ語専攻
留学期間
2025-08-01 ~ 2026-05-31
留学種別
交換
生活編
9月 はじめての中間テスト【留学2ヶ月目】

今月はタイでの初めての中間テストというのもあり、不安もありつつ、先月に比べてリラックスした毎日を過ごしました。9月前半は充実していたと感じるものの、中間テスト期間で生活習慣が大きく乱れてしまったのが反省です。また、タイ語をもっと基礎的なところから復習して勉強する必要があるとも感じた月でした。 【中間テスト】 私の履修している授業は今月の22日から中間テストがありました。他の学生の話を聞いてみたところ、中間テストの形式や日にちは授業によってかなり異なるようです。 中間テスト期間中の大学内は、図書館が24時間空いていたり、多くの学生は課題やテスト勉強に忙しくしている様子が見られます。特に現地のタイ人の学生はとても忙しそうで、9月後半の2週間はタイ人の友達にはテスト勉強でなかなか会えない日が多かったです。 【生活】 今月は生活習慣が大きく乱れました。中間テスト期間で、夜遅くに勉強をして昼に昼寝してしまうことが多く、夜に寝れずまた夜更かしして朝遅く起きてしまうという癖がついてしまいました。癖がついてしまったせいかテストのない日も遅くに起きてしまうので時間を無駄にしてしまったと反省しています。来月からこのような反省にならないように、自分のやりたいことをしっかりまとめ、充実した毎日を送れるように毎日ゴールを立てて生活したいと思います。また、家にいると勉強が捗らないとわかったので、これからはカフェなどに行ってなるべく家にこもることのないようにします。 【食事】 先月はTarimal 21というアソーク駅に隣接した商業施設のフードコート(とても安い)で買いだめする節約生活をしていましたが、歩くのが面倒で、最近は雨もよく降るので今はコンドミニアムのすぐ横にある市場でよく買っています。また今月は、フジスーパー(プロンポン駅近く)という日本の食料品が揃うスーパーに行ってみました。日本米のパックやお菓子、納豆など大量に購入しました。日本で買うよりもちろん値段が高くなるので、本当に日本食が恋しくなったとき、たまに行ってみるといいと思います。 【課外活動】 大学の日本語専攻と課外活動としてアユタヤに行きました。博物館やお寺を巡ったり、アユタヤの名物のローティサイマイのお店で作っている様子を見学したり、象乗り体験をすることができました。大学からバスに乗り大人数で行ったので、和気藹々として楽しかったです。 【放課後、週末の過ごし方】 今月は、趣味のカフェ・雑貨屋巡りを沢山することができたり、お家でタイのドラマをみてゆっくり過ごし日もあったり、先月に比べてリラックスした日が多かったように思います。同じ日本人の留学生と遊びに行く日もあれば、タイ人の友達と出かける日もあります。タイ人の友人と出かけるとタイの最近の流行を知れたり、日本ではしないようなタイ人らしい若者の遊び方ができて新鮮で楽しいです。また今月は韓国人の留学生と仲良くなったことをきっかけに、韓国語専攻の同い年のタイ人とも知り合うことができ、みんなでご飯に食べに行くなど、思いがけないところから交流関係を広げることができました。 【ビザの更新手続き】 9月下旬に大学から必要な書類を受け取って、すぐにイミグレーションに行きました。7時前に着いたのですがすでに私の番号札は430番台でした。8時半にゲートが開き番号ごとに中に入って書類の確認をするのですが、私の確認不足でTM30という書類が抜けていると言われてしまいました。このTM30とは、タイで外国人の滞在先を宿泊施設所有者または管理者がタイ入国管理局に24時間以内に報告する制度で、私の場合は不動産から書類を受け取る必要があり、急いで連絡をしました。しかし、不動産が管理局に報告を忘れていたのか今から書類を作成すると言われ、その日中にはできなさそうということで、4時起きしたのにも関わらず泣く泣くこの日は帰宅して、後日出直すことにしました...。大学側からは、ビザ更新に必要な書類の説明をほとんどされないので、自分で調べて書類に漏れがないかしっかり確認する必要があります。また1日待つので体力をかなり消耗します。元気な日に行くことをお勧めします。また公務員の方に言われたのですが、私が行った9月下旬はかなり混雑する時期で10月中旬だと少し落ち着くそうです。 【滞在先】 8月の入居してすぐの時期に、二つ隣の部屋にて水の栓の閉め忘れによってその部屋周辺の部屋まで水が流れ、私の部屋にも入ってきて浸水するという事件がありました。浸水によって部屋のフローリングが少し浮いてしまったため、今月はフローリングの張り替え作業がありました。そこで工事のダブルブッキングによるトラブルが発生し、私の部屋のオーナーと工事の方が喧嘩になり、修羅場に遭遇しました。私が起こした喧嘩ではないのですが、タイに来てこんな場面に出くわすなんて思ってもいなかったので、少しびっくりした日になりました。 タイに来てからは、楽しいこともあれば大変なこともあったり、初めての出来事に沢山遭遇する毎日です。良いことだけではありませんが、初めての海外一人暮らしで初めてのことに出会うことは、新鮮で小さなことでも乗り越えらたたびに少し自分が成長した気がします。留学は、語学勉強のためだけでなく、自分がメンタルや生活面でもワンステップ成長するためなんだな、と改めて実感した月でした。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi) その他 1年間の無制限SIMカード購入
月額費用
タイ バーツ
4.6352円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 18,000 83,434円
水道光熱費 1,367 6,336円
学費・教材費 0 0円
交通費 820 3,801円
通信費 272 1,261円
食費・その他 10,630 49,272円
合計 31,089 144,104円
授業編
THAI IN AUDIO-VISUAL MEDIA (TCF444)
オーディオビジュアルメディアにおけるタイ語
講義(地域言語)
850分
今月は、タイでの電車の乗り方に関する動画とイソップ童話を視聴し、単語を学んだ後、それぞれでメモを取りながら、先生に指名されたら内容に関して要約をした。動画の難易度は毎週上がっているため毎週の予習が大事だと感じた。また先月と同じような発表も行い、今月は自分のお勧めしたい料理の作り方の説明と、好きな童話に関するお題が出された。発表の後には、先生からそれぞれの発表の内容に関する質問をされるので、自分の発表だけでなく、他の学生の発表もしっかり聞く必要がある。
READING AND CRITICISM OF CHILDREN'S LITERATURE (CL311)
児童文学の読解と批評
講義(地域言語)
680分
今月は、先月準備を行ったペア課題の発表があった。内容は、先生からペアで一冊絵本を指定され、その作品について心理的な理論や文化的な理論などからどんなメッセージがあるのか考察して発表するというもの。3週にわたり発表と好評を行い、中間テストを行った。テストの内容は、これまでの授業内容を踏まえて考える必要があり、レポートをテスト時間内に書いて提出するという内容だった。現地のタイ人学生が回答する出題内容なので難易度が非常に高く、またこれまでの授業でのポイントを押さえて書く必要があるためとても大変な中間テストとなった。
JAPANESE INTERPRETATION (JPN482)
日本語通訳
語学(地域言語)
690分
今月も先月に続いてビジネス通訳を学んだ。実際にタイで働く日本人の社長の方がゲストとして授業に来て、会議における同時通訳を体験し、普段よりもリアルな通訳を体験できた。中間テストでも、この方にお越しいただき、ビジネスシーンを想定した通訳テストがひとりひとり行われた。内容が難しく、自分が通訳できない単語が出てきた時でもなんとかして相手に説明する必要があるため、レベルの高いテストだった。 またクラスを半分にグループ分けし、通訳をする人、社長役や、マーケティング部や開発部などの社員役など、役割を分担し、大人数での会議を想定した通訳練習も行った。1対1での通訳よりも通訳の技能や瞬時な通訳が求められ難しい内容であった。
MEDIA AND PRESS READING (TCF336)
タイのメディアとニュースの読解
語学(地域言語)
1150分
今月は、文章の読解に加えて書かせる問題を多く授業内で扱った。タイの地理について文章を読んで設問に答えたり、先月と同様に先生がタイの様々な広告を授業内で取り上げ、単語や表現を教わりながら練習問題を解いた。最終週には新聞記事の見出しを取り上げ、新聞で多く使われるようん表現を学び、ニュース記事を読んだ後に練習問題をみんなで解いた。こちらも毎週単語の難易度が上がっているので、授業後の復習が必要だと感じた。