友人のホストマザーが銃を所持しているという話を以前から聞いており、他人事と思っていたが、今回、自分が実際に射撃を体験することになった。今月で私が帰国してしまうことや、ちょうど今月に射撃大会があったことから、友人とそのホストマザーが私に銃を帰国する前に体験させてあげようという話になり、一緒に射撃場を訪れることになった。私が体験したのは拳銃とライフルで、射撃する際の音がそれほど大きくないものであった。セイフティ―のかけ方から的の狙い方から細かく説明を受け、射撃の練習を15分程度した後、実際に大会に参加した。人によっては、弾丸が私たちの使用するものより太く、発射される時の音が耳当てをしていても頭に響く程大きく、大会後には耳鳴りや頭痛が止まなかった。銃を撃っていて思ったことは、射撃がまるでテレビゲームのように感じていく自分がいたことだ。大会ということで、皆まるで夏祭りの射的のような感覚で銃を撃っており、自分も手にしているものが実際に人を殺めることができる兵器であるという自覚が薄れていくことに恐怖を感じた。事実、若者が人を撃ってみたい衝動に駆られ、射撃事件を起こすことも少なくない。そのためアメリカでも銃所持に反対する人は多く、私のホストファミリーも一切銃は持っていなかった。今回の射撃体験はアメリカという大きな国で起こっている問題を実際に肌で感じたものであったと思った。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 575 | 66,177円 |
水道光熱費 | 0円 | |
学費・教材費 | 0円 | |
交通費 | 0円 | |
通信費 | 0円 | |
食費・その他 | 0円 | |
合計 | 575 | 66,177円 |