月次報告書 2016-03
プロフィール
学科
英米語学科
学年
2年
留学期間
2015-09-01 ~ 2016-03-31
留学種別
推薦
生活編
銃という兵器

友人のホストマザーが銃を所持しているという話を以前から聞いており、他人事と思っていたが、今回、自分が実際に射撃を体験することになった。今月で私が帰国してしまうことや、ちょうど今月に射撃大会があったことから、友人とそのホストマザーが私に銃を帰国する前に体験させてあげようという話になり、一緒に射撃場を訪れることになった。私が体験したのは拳銃とライフルで、射撃する際の音がそれほど大きくないものであった。セイフティ―のかけ方から的の狙い方から細かく説明を受け、射撃の練習を15分程度した後、実際に大会に参加した。人によっては、弾丸が私たちの使用するものより太く、発射される時の音が耳当てをしていても頭に響く程大きく、大会後には耳鳴りや頭痛が止まなかった。銃を撃っていて思ったことは、射撃がまるでテレビゲームのように感じていく自分がいたことだ。大会ということで、皆まるで夏祭りの射的のような感覚で銃を撃っており、自分も手にしているものが実際に人を殺めることができる兵器であるという自覚が薄れていくことに恐怖を感じた。事実、若者が人を撃ってみたい衝動に駆られ、射撃事件を起こすことも少なくない。そのためアメリカでも銃所持に反対する人は多く、私のホストファミリーも一切銃は持っていなかった。今回の射撃体験はアメリカという大きな国で起こっている問題を実際に肌で感じたものであったと思った。

住居形態
ホームステイ
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アメリカ ドル
115.09円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 575 66,177円
水道光熱費 0円
学費・教材費 0円
交通費 0円
通信費 0円
食費・その他 0円
合計 575 66,177円
授業編
ART115 2D Design
2D デザイン
体育・実技
630分
今月のテーマはValue、Color、そして今まで学んだことを用いるというものであった。最後の作品を提出する前にはPhoto Journalの提出とクラス内での批評会も行われ、また最後の授業では、今まで作成した作品のうち8つ持参し、クラス内で模擬展覧会を行った。
English 101: Composition I
英語
講義(英語)
810分
今月はEssay 3の題材である、画家の自画像の解釈方法について学んだ。具体的には、色使い、表情、構成等から、あるいは作成時の時代背景や作者の過去等から客観的に自画像を分析し、その絵画に潜在する意味を読み取るというものである。その練習として、様々な画家の自画像を用いてクラス内で解釈していく授業が主に行われた。また最後のIn-Class Essayは、授業内で鑑賞したノンフィクション映画「Into the Wild」での、主人公の死や彼の行動の意味を分析的に解釈するというテーマであった。
Education 202
教育学
講義(英語)
660分
今月は講師による講義は行われず、全て生徒による発表であった。その中で新しく行われたプレゼンテーションがPhilosophy Visual Fairというもので、私物から1つ持参し、それがどのように教育、あるいは教師と生徒を表しているのかを発表し合うといった内容であった。興味深いことに、講師がこの授業を通常のものと異なるよう、各生徒に菓子や飲み物といった食べ物を持参するよう伝えたため、とても和やかな雰囲気の中でこの発表会が行われた。課題については、最後のObservationの提出、CanvasでのDiscussion、教科書(Chapter 12〜15)のQuiz 2つと、Final Examと称した授業を通して自分が学んだことについて具体的に述べるというものがあった。