月次報告書 2017-04
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2017-03-01 ~ 2019-02-28
留学種別
交換
生活編
中間試験

前半はまだ新学期感が抜けず漢江やキョンヒ大学ソウルキャンパスなどいろいろな場所に行って遊びました。桜も咲いていて、どちらも人が多くて移動が大変でしたが、外でちょっとしたピクニックをしたり散歩をしたりするのにはぴったりな気候で、ほのぼのとした日々でした。今月から日本語学科の人たちとスタディーという日韓言語交換をする活動にも参加するようになり、そちらも楽しく活動しています。ダンスサークルの活動も本格化してきて、五月の学校祭のステージのために準備を進めています。ここまではとても順調でキラキラした日々でした。しかし、後半は中間試験期間で辛い日々でした。今まで復讐をさぼったツケが回ってきて時間が全然足りなかったです。ただそれは私だけではなく全校生徒がそうである様で、寮の中にあるカフェは勉強している学生たちがあふれかえっていて、しかたなく校外のカフェに行ってもいっぱいでした。カフェで数時間勉強して寮に帰ってからもずっと勉強をしていましたが、それでも広い試験範囲を完全に網羅するのは難しかったです。それでもやれるだけのことはやって、ようやく試験が終わってからも五月に控える課題提出期限や発表準備のためにおちおち休んでもいられない状態で、月を通して忙しかったです。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
韓国 ウォン
0.1円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 20,200 2,020円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 1,500 150円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 315,000 31,500円
合計 336,700 33,670円
授業編
Korean Popular Culture
韓国大衆文化
講義(地域言語)
450分
新軍部時代の1980年代における社会全体の変化と、音楽・映画・テレビなどの大衆文化の変化とのかかわりについて勉強しました。過去の失敗を活かし、検閲や夜間の外出禁止令を廃止したおかげで大衆文化が開花したということを学びました。また、カラーテレビの登場とそれによる芸能界の変化は日本でも見られた流れだなということにも気づきました。中間テストはすべて記述式で全5問出題されました。評価基準はキーワードがどれだけ含まれているかということだそうです。
Foreign Language Acquisition
外国語習得論
講義(英語)
525分
第一言語習得過程の後半から第二言語習得の学習における個人的差異までを学習しました。自分自身が第二言語学習者なので、自分の経験も踏まえながら考えて授業を受けることができました。第二言語学習の過程は第一言語習得段階に母国語の影響がつかされて少しずつ変化したものだということが印象的でした。中間テストは正誤問題と韓国語での記述、英語での記述という出題方式でした。全体的に難易度が高く理解度を問う問題で、ほぼ時間いっぱいを使って解きました。
Korean Morphophonology
韓国語形態音韻論
講義(地域言語)
525分
音韻論の母音調和から単語形成論までを学習しました。神田外語大学の韓国語概論で学んだ内容をさらに深く分析したようなないようです。日本語の用語と韓国語の用語が微妙に違って覚えるのが大変ですが、語学的にはとても興味深い内容です。中間試験は正誤問題、適語適所、論述という出題形式でした。覚える範囲がとても多かったので、混乱してしまう所もありましたが、ちゃんと教科書の内容を復習しておけばそれなりの得点を取れるテストでした。
Theories in Korean Vocabulary Education
韓国語語彙教育論
講義(地域言語)
450分
語彙の社会的特徴から辞典の活用までを学習しました。漢字語の形成などは漢字文化圏である日本人には理解しやすいところでしたが、韓国語の隠喩表現や擬声擬態語などの形成はとても難しかったです。中間テストは先月末に受けた小テストと4月中旬に受けた論述式小テストの合計で成績を出すそうです。また、この講義については自分が興味のある社会言語や慣用表現を調べて報告書を提出するという課題が出ました。
Reading Korean Film
韓国映画講読
講義(地域言語)
450分
最初の週は映画を見て、次週からその映画について生徒が発表するという授業方式がついに始まりました。外国人専用授業なので外国人の観点から見た韓国を知ることもできますし、足りない部分は教授が訂正してくれるので楽しく、納得しながら聞くことができました。中間テストは過去に見た3つの作品から韓国の歴史や文化、思考方式などに関する問題が適語適所と論述形式で出題されました。映画を見た次の週の解析講義をしっかり聞いて内容を理解していればそれほど勉強も必要ない程度でした。
Japanese Translation and Interpretation
日韓通訳・翻訳演習
講義(地域言語)
450分
三月末からの続きで、グループごとに3つの資料を韓国語から日本語に翻訳しました。今回は「へだたり」など日本語独特表現や、時代劇風の口調といった歴史的なものも含まれた資料を訳したのでとても苦労しました。韓国語で一番近い表現を探そうとしても、似通ったものがいくつかあったり、あっても日常生活に出てこないので不自然なものもあったりと時間もすごくかかりましたが、なんとか期限内に提出することができ、\ました。グループの中も深まったと思います。中間テストは出題される日本語の文章を韓国語に訳すという形式でした。文章は過去に訳した資料内から出されました。すべて的確に訳す必要はなく、場合によって順番を入れかえをしたり、韓国語で不自然にならないように手直しをするのもありです。