月次報告書 2017-10
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2017-03-01 ~ 2019-02-28
留学種別
交換
生活編
秋夕連休からの中間試験

[食事]今月は、1週目から2週目にかけて秋夕連休だったので、友人たちと外に食べに行く機会が多かったです。雨が降った日はチヂミとマッコリ、晴れた日は外でチキンとビールという韓国特有の食文化を体験していました。ただし、連休中はやっていないお店も多かったので、途中食糧難になったので、牛乳や果物などは連休前にまとめって買っておいたほうが賢明です。 [学校生活]後期の学校生活にも段々慣れてきて、有効な時間の使い方も見えてくるようになりましたが、今回の授業は課題が多めなので、せっかく休みにした金曜日も含め、週末に必死に課題を消化する1週間です。ただ、今回の授業は同級生だけでなく、先輩やほかの学科の学生とも仲良くなる機会が増えたので、授業自体は楽しく受けられています。 [休日の過ごし方]秋だからということでもないのでしょうが、一人映画を何回かして、その後は決まってカフェによって本を読んだり課題をしたりと、忙しいながらもつかの間のヒーリングタイムを楽しんでいます。友達とも何度か出かけましたが、一人ショッピングをすることのほうが多く、気を遣うことのない外出を楽しみました。 [気候・衣服] 寒いです。おかげで大好きなテンジャンチゲがおいしいです。長袖の上に少し厚手の上着を着て過ごしています。気候的には、江南の本屋さんをはしごするのに適していると個人的に思っています。寒がりながら外を歩いて、暖かい書店に入り、また外を歩いて、書店で暖まるということを繰り返していると、素敵な本にも出会えますし、カフェに行くより安上がりです。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
韓国 ウォン
0.1円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 20,200 2,020円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 230,000 23,000円
合計 250,200 25,020円
授業編
Korean History and Culture
韓国の歴史と文化
講義(地域言語)
375分
9月最終週からの週二回の授業のうち、最初が発表で、次が発表に対する教授の補足説明という授業形式を繰り返しました。今月の発表は、韓国の伝統芸術(美術と音楽)に関するものでした。生徒が全員外国人なので、韓国語での発表が難しいうえに、内容も難しいので、理解するのは少し苦労します。月末の中間テストは、すべて記述式で、短文式の記述と長文式の記述が出されました。発表の内容よりは、教授の補足説明時の資料と発言の中から出されるので、プリントさえしっかりやっておけば点数を取れます。試験の次の週の授業では、よくできた人が公開されたことには驚きと焦りを隠せませんでした。
English: Reading & Discussion
英語1
語学(英語)
375分
授業が始まって最初のスモールトーキングのおかげで大分グループの人たちと仲良くなれました。9月に入ってからは、ライティングの理論的な部分ではなく、教科書の例文を使いながら、文章の構造や設定をまねて実際に自由にライティングをしてパートナーとフィードバックをしあうという内容が多くなりました。課題も主に、一定の量のライティングです。中間試験では、教科書に出てくる単語や、穴埋め問題、○×問題が出されました。帰ってきたテストがぴったり平均点だったときは、反応に困りましたが、次は平均点以上を取ると心に決めました。10月以降は、水曜日の授業は完全にオンライン授業になるそうです。
Understanding Culture
文化の理解
講義(地域言語)
450分
授業スタイルは変わらず、PPTや授業資料を使った講義型です。今月はどちらかと言えば、文化を作っているものは何か、文化は時間や環境によってどう変容するのかという部分に焦点を当てた話でした。教授の意向なのか、悲惨な現実がそのまま文化であるということを見せるために、目をそらしたくなるような動画を見たりもしましたが、同時に文化は人が変えていけるということも教えてくれました。中間試験はすべて記述式で、主に教授が授業中に話していた内容と、自分の考えを自由に書くというものでした。来月は、生徒の発表が中間に入ってくるそうです。
Contrastive Linguistics
対照言語学
講義(地域言語)
375分
予習復習をしないとついていけないほど内容も難しく、進度も早いです。9時からの授業なのです今と戦うのも大変ですが、内容的には、音声学・音韻論の分野に入ってきて、言語ごとの音の違いや、発音方法の違い、結合関係、音韻変化の法則などを扱っています。なぜ韓国語の発音が難しいのかが分かってきて、若干気持ちが楽になりますが、覚えることが多く、韓国語だけでなく英語、中国語、英語の知識も一緒に学ばないといけないため、納得しながらも覚えることの多さに戸惑っています。中間試験では、○×問題、穴埋め問題、長文記述式の問題が出されました。長文記述は、教授が授業中に難しい理論を説明するために用いた例を覚えておくと説きやすいです。私はすべてメモが取ってあり、試験前に読んでいたのでそれなりの点数が取れました。
Introduction to Korean Language Education
韓国語教育学概論
講義(地域言語)
450分
相変わらず教授がとても面白い方なので楽しく学んでいます。先月に引き続き学生の発表がメインで、ポイントとなるところは教授がその都度補足しています。今月は韓国語の母音と子音の特徴と、音韻変化、多様な助詞や語尾をどう教えるかについて、学習者の母語が何かに留意しながらどう教授するべきかということがメインでした。韓国人学生の発表を聞きながら、韓国での発表方法も同時に学んでいます。中間試験では、韓国語の基礎知識を問う問題と、あるテーマに関する適当な教授法を提案する長文記述など、授業をちゃんと聞いていれば解けますが、範囲が広かったことと、基礎知識の十分な復習が必要なため、全体的に難しかったです。
Theories in Korean Pronunciation Education
韓国語発音教育論
講義(地域言語)
450分
先月に引き続き、学生の発表がメインで、ポイントを教授が補足説明する授業形態です。今月は、韓国語の音韻変化の種類と特徴、それを考慮した教授法を中心に学びました。韓国の音韻体系は基本的に複雑で、音韻変化に関しては、専門用語が多く例外も多いため、うまく整理しながら授業を聞いていないと話を聞いていても右から左に流れていきます。授業を聞きながら教授がたまに学生に音韻変化について原理が何かを唐突に聞くことがあるので、うかつに寝ることもできませんが、教授がオーバーアクションで授業をしてくれるので楽しいです。試験は基本的には、音韻変化の原理・法則と例文を書くという記述式がメインで、○×問題も少しありました。