月次報告書 2018-03
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2017-03-01 ~ 2019-02-28
留学種別
交換
生活編
新学期スタート!

【学校生活】 学期はじめは、授業料やら教材やらで出費が増えるのであまり楽しくはありません。そんな私には、キラキラした新入生がまぶしく見えました。ダブルディグリーの場合、単位の関係上4年生になってもフル単になってしまうのはどうしようもないのですが、今期は発表課題が多いようなので忙しい学期となりそうです。また、先輩方がいなくなったさみしさが抜けきれず、授業に出ても日本人が一人ということがあったので、まだ学校生活には慣れずにいます。 【週末の過ごし方】 新しくルームメイトになった友人二人と遊びに出ることが多かったです。あとは、就職活動をできる範囲でやってみようと決めたので、エントリーシートの作成に追われていました。 【気候】 桜は咲いてもまだ肌寒いので、上着は必ず必要です。 【食事】 新たな出会いが多くある季節なので、外食することが多かったです。学校の周りのごはん屋さんも結構新しくなっていたので、いろいろなお店に行きました。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
韓国 ウォン
0.1円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 20,200 2,020円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 50,000 5,000円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 240,000 24,000円
合計 310,200 31,020円
授業編
Understanding Language
言語の理解
講義(地域言語)
600分
この授業は、韓国語学科の必修授業なので、1年生を含め人数が多く、教室もホール型の大きな講義室を使っています。外国人も多く、私も中国人のルームメイトと一緒に受けることになりました。教授は、臨時講師なのですが、ゆっくりはきはきと話してくださる女性なので、聞きやすいです。初回は授業紹介でしたが、内容は教授法の授業を聞いていたら必ず一度は耳にしたことのある内容で、基礎的なことが大半なようです。今月は、言語の定義と言語学の概念と類型、言語の本質、音声学までを学びました。
Theories in Korean Grammar Education
韓国語文法教育論
講義(地域言語)
600分
教授がパク・ドンホ教授といって、教育論系の授業はたいていこの方なのですが、私もすでに何回か教授の授業をとっているため、顔も名前も憶えられています。ただし、日本人一人で聞くのは初めてで緊張しました。理由は、教授が日本が大好きなのか、何かといえば日本語を話し、さらに日本人に話を振ってくる確率が高いからです。授業自体は楽しく、内容も面白いですが、発表が中心になるため負担に感じる方もいるかとは思います。私は、外国人チームにいれられました。初回の授業は概要紹介で、次の授業からは発表形式で、「文法的形態集中」―「意味集中」―「意味中心形態集中」の教授法の関係性、入力洪水・言語必須課題・入力強化の検討、間違い修正および言い直し・出力強化・相互作用検討までの範囲を学びました。私のグループは出力強化の範囲を担当しました。
Theories in Korean Discourse Education
韓国語談話教育論
講義(地域言語)
600分
内容が難しいからなのか、高学年の生徒が多く、比較的少人数な授業です。教授は穏やかそうな女性なのですが、声が小さいのでマイクを通さないで話されると聞き取れないことがあります。それと同時に眠気を誘う話し方をします。授業内容は、ドラマの台本やら、実際の韓国語の会話の中から談話単位で分析するというものなので、とても興味深く面白いです。最初の授業は概要紹介で、今月は、談話の構成要素と談話の類型、テキスト性・指示・代用・省略と具体的なテキスト事例を通した検討、様態表現とその具体的なテキスト事例を通した検討という内容でした。検討するときに専門用語が多く出てくるので、授業で出てきた用語は必ず復習しておいたほうがいいです。
Teaching Methodologies of Korean Language Speaking and Writing
韓国語スピーキング・ライティング教育法
講義(地域言語)
600分
比較的人数が多く、外国人も多く聞いている授業です。教授が語学堂出身の教授なのでリアクションが大きく、話し方も外国人には聞き取り安いかと思います。授業中ずっと机の間を歩き回っているので、12時の授業でも迂闊に寝ることができません。授業形態自体も完全講義型ではなく、合間合間に意見交換や確認のための討論も入ってくるので、ちゃんと聞いていないと討論に参加できません。初回授業は概要紹介で、次の回からはスピーキング教育論の概要、スピーキング教育の流れ、スピーキング活動、スピーキング教育と教授過程までを学びました。進行速度が速く、一回の授業でかなりの量を学ぶので、復習必須授業です。
English:Writing
英語2
語学(英語)
600分
今期は授業登録を失敗したため、英語2の授業も本当はこの授業ではなく他の物をとる予定だったのですが、満員になってしまい取れなかったので、臨時に開講したこの金曜1,2限の英語2をとりました。教授は外国人で、授業が始まって早々に教科書を買いに行かされました。驚きはしましたが、話を聞くと、臨時に開講されたため教授自身も戸惑っていたそうです。3時間連続講義も初めてで、開講に1週間かかったため、すでに3時間ロスしている状態で時間の調節が難しく、方向を模索中だと言っていました。しかし、二回目からは本人のペースでできていたのではないかなという印象でした。今月の授業内容は、パラグラフを書く上でのブレインストーミングの方法とアウトラインの書き方、トピックセンテンスとコントロールアイディアの書き方、サポーティングディテールとコンクリュージョン書き方でした。二回目の授業後に授業を一緒に聞いていた天文学科の学生と仲良くなりました。
Korean language and culture capstone design
韓国言語文化ケプストンデザイン
講義(地域言語)
600分
この授業は、最終的に提出したコンテンツが卒業論文の代わりとして認められるため、授業を聞くほとんどの学生が4年生です。最初の授業は簡単なプロジェクトのスケジュール紹介でした。次の回からは、プロジェクトの目的や意義、去年のコンテンツの紹介とそれに対する討論など、オリエンテーション的な感じでした。基本的にグループでの制作となるのですが、私は一緒授業を聞いていた日本人学生と彼女の友達二人と4人でグループを組みました。授業とは別に集まってどんなコンテンツにするか、調査や作成日程を決めたりしました。私たちは、韓国の伝統市場のガイドマップを4か国語で作成することにしました。