月次報告書 2018-04
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2017-03-01 ~ 2019-02-28
留学種別
交換
生活編
第一次超多忙期~中間試験~

【学校生活】 今回の授業は、中国人のルームメイトかぶるものが多かったので、一緒に楽しく受けられましたし、日本人学生がいないという状況にも慣れてきました。また、韓国人の友達も増えたので、彼女たちが課題を手伝ってくれたりするので心強いです。ただし、今学期はグループ別の発表が多く、集まって話し合ったり、PPTを作ったりしなければいけないことが増え、忙しい毎日を送りました。私の場合はエントリーシートやオンラインSPI試験もあったのでご飯を食べる時間もない日もありました。中間試験もあったので、月末はたいて寝不足でした。 【週末の過ごしかた】 たいていはエントリーシートの作成で終わりましたが、二週間に一回くらいは友人と外出したり、ケプストンデザインの調査で市場に行ったりしました。きっと日本にいる友人たちも就職活動に追われているのでしょうが、私の場合は、面接に行けないという制限と周りに就活をしている人がいないということで相当なストレスを受けました。ただ、ここまでくるとあきらめもついてきて、気負ったところで状況は変わらないと気付いたので、とりあえずの目標をキョンヒ卒業に切り替え、月末はとりあえずテスト勉強をした月でした。 【気候】 だいぶ温かくはなりましたが、まだ長袖で生活しています。雨が降る日や夜は冷え込むので、周りに風邪をひいている人が多くなった気がしました。 【注意事項】 4年1学期は本当に一番つらい時期になります。メンタル的にも体力的にも極限になると思うので覚悟をしておいたほうがいいです。特に日本での就職を考えている方は、相当辛いと思います。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
韓国 ウォン
0.1円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 20,200 2,020円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 240,000 24,000円
合計 260,200 26,020円
授業編
Understanding Language
言語の理解
講義(地域言語)
600分
今月は、言語の音の体系を扱う音韻論、言語の単語の構造を扱う形態論、言語の文章の構造を扱う統辞論を学び、月末には中間テスト、次の授業でテストの解説がありました。授業の形態自体はほぼ完全な講義型ですが、最初に比べると授業中に周りの人との意見交換の時間が増えたかなという印象です。内容は基本的なことなので難しくはないですが、教育論の知識が全くない人が聞くと覚えることが多いかもしれません。試験内容は、正誤問題と単語を当てはめる問題、中文・長文記述がそれぞれ2,3問出されました。教科書さえしっかり読んでいればそれなりな点数が取れます。単語当てはめ問題に関してはひっかけがあるので要注意です。
Theories in Korean Grammar Education
韓国語文法教育論
講義(地域言語)
600分
今月は、ディクトクロスと意識高揚課題の検討、入力処理と故意的間違い誘導の検討、韓国語文法教育の方法論と概括という内容を先月に引き続き学生の発表形式で行い、要所要所で教授の補足説明が入るという授業でした。月末には中間テストが行われ、内容はパク・ドンホ教授のテストではおなじみの全問記述式でした。分量に制限はなく、短くても要点が分かっていれば得点になり、逆に長く書いても要点がとらえられていなければマイナス対象となります。PPTで問題を移すので、目が悪い人は前のほうに座らないと問題が見えません。テストの内容は大方教授が授業中に話していたことから出題されるので、発表や教科書の内容より授業中にとったメモを見て勉強したほうが賢明かと思われます。
Theories in Korean Discourse Education
韓国語談話教育論
講義(地域言語)
600分
今月は、談話戦略:関節表現と婉曲表現、丁寧表現と具体的なテキスト事例を通した検討、ダイアログ(挨拶/紹介、提案、要請、拒絶/遠慮、称賛、謝罪/感謝など)具体的なテキスト事例を通した検討、韓国語教材の中の談話分析(ダイアログの実現様相及びジャンル別分析)と具体的なテキスト事例を通した検討という内容で授業を行いました。 難しく聞こえるかもしれませんが、実際は実際のテキストの中でどのような表現がどのような意味でつかわれているかということを分析するので、私は楽しいと感じています。月末には中間テストが行われましたが、A4用紙一枚に中文・長文が5問ほど出題されました。正直言って、とても難しいです。知識を要する問題もありますが、自分の意見を述べるという客観式の問題もあります。用語が難しいので、テスト勉強は用語の整理から始めることをお勧めします。
Teaching Methodologies of Korean Language Speaking and Writing
韓国語スピーキング・ライティング教育法
講義(地域言語)
600分
今月は、スピーキング教育の原理、スピーキングの評価、スピーキング教育の実態と適用という内容を、8割講義式、2割意見交換や討論という形で行いました。相変わらず教授のリアクションは大きく、授業中に出席している全生徒対象に意見を求めることが多々あるのですが、反応がないときの反応がとても面白いです。無理やり意見を求めるのではなくヒントを少しづつくれたり、完ぺきではない回答をしても補足して説明してくれるので、発言をすることに負担は感じないかと思います。また、討論で出た結論も教授が分かりやすく言い直してくれるので、そこまで気負わずにできます。月末は中間テストが行われ、正誤問題、単語当てはめ問題、中・長文記述が出されました。基本的には教科書や教授の発言、PPTからの出題ですが、記述式の中に自分の意見を各箇所もありました。難易度的にはそこまで難しくはなかった印象です。
English:Writing
英語2
語学(英語)
600分
今月は、叙述文、比較・対照文、原因・結果文、分類別のライティング法を学びました。基本的には教科書のテキストを分析して、特徴を理解し、授業中にブレインストーミングとアウトラインを考え、それを教授に見せてフィードバックをもらい、課題として一つの短いアーティクルを完成させるという授業形式です。それとは別に、学期中に英文のニュースを読んで英語で3問問題を10個作るという課題もあるので大変です。私はライティングよりスピーキングを伸ばしたいと思っていたので、何度か教授の研究室にいって直接フィードバックをもらって、それを反映したものを最終文として提出していたので、アーティクルを書くごとにつけられる点数は毎回高得点でした。月末の中間テストでは、いくつかのキーワードが出され、それを主題として、ブレインストーミング、アウトライン、本文を時間内で完成させるというものでした。本文の量はそこまで長くないので、簡単な単語を並べるだけでも問題ないかと思います。
Korean language and culture capstone design
韓国言語文化ケプストンデザイン
講義(地域言語)
600分
今月は、授業は中間発表の一回だけで、あとは完全グループ活動となりました。私のグループは、韓国伝統市場のガイドマップ作製なので、実際に市場に調査に行きました。今月は、鍾路5街駅の近くにある広蔵市場に行きました。食べ物だけでなく、古着屋さんやアクセサリーや酸などが含まれる総合市場でとても大きいのですが、私たちはメインストリートである食べ物屋さん街を調査しました。日本人、中国人観光客に直接インタビューをして、どのように市場を知ったのか、目的は何か、不便な点があるかなどを聞きこみました。実際に市場で売っているものを調査するため、試食などもしました。調査後は、看板の表記ミスの修正案を作成したり、具体的な交通手段の表示案、見どころをまとめる作業をしました。中間発表では、まとめたものを発表してフィードバックをもらいましたが、なかなかに手ごたえのあるフィードバックをもらえました。