月次報告書 2018-12
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2017-03-01 ~ 2019-02-28
留学種別
交換
生活編
キョンヒ大学最後の学校生活

【学校生活】 今学期は最終課題が2つあったため、期末試験期間にもかかわらず課題に追われていました。ほかの生徒たちが必至で試験版教をしている中、発表準備や教案準備をしているのはとても焦りますし、同時に不安にもなります。しかし、本当に最後だという思いで乗り切りました。 【週末の過ごし方】 試験期間中は夜ご飯を食べに行く以外は本当にカフェに引きこもっていました。10時から21時までカフェで勉強していたときは、さすがに420円のコーヒー一杯では申し訳ないと思い、ルームメイト用にお菓子を買って帰りました。試験が終了した次の日に家族が韓国に旅行に来て、一緒に3日間楽しんだ後帰国しました。 【年末帰国時の荷物について】 私の場合は、何度か日本に帰っていたということもあり、そこまで荷物が多いほうではなかったのですが、さすがにすべてを一度に持って帰るのは無理がありました。日本に郵送するという手もありますが、箱一つで5~6千円かかります。無理やり持ち帰ろうとスーツケースに詰め込むと重量オーバーになって超過料金を大量にとられる可能性もありますし、だからといっていくつかに分けて持っていくと、機内に持ち込める個数制限に引っかかって別途料金がかかります。そのため私の場合は、友人の家に一時的に預かってもらうことにしました。あとで韓国に来た時に持って帰ることにしたのです。それが一番安く済む方法なので、帰国までに親しい友人を作っておくのはとても重要なことです。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
韓国 ウォン
0.1円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 20,200 2,020円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 600,000 60,000円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 250,000 25,000円
合計 870,200 87,020円
授業編
Practicum in Korean Language Teaching
韓国語教育実習
講義(地域言語)
600分
今月は第2次模擬授業の続きをやりました。私は先月1次も2次もやり終えていたので基本的には授業に出席してほかの生徒の授業を聞くだけです。なかにはボランティアなどで外国人に韓国語を教えた経験のある人もいました。そういう人の模擬授業は学ぶ点が多く、実力の差異を感じて悔しくもなりました。実習の授業は1次模擬授業が中間試験、2次模擬授業が期末試験として評価されるので、試験を別途受ける必要はありません。最後の生徒の発表が終わった後、教授が今度は語学堂の先輩・後輩として会えることを楽しみにしているという話をして終わりました。その楽しみをかなえてあげることができないのは申し訳ないですが、とても貴重な経験でした。
Teaching Methodologies of Korean Language Listening and Reading
韓国語リスニング・リーディング教育法
講義(地域言語)
600分
今月は、リーディング教育の最後にあたる評価論を学んだあと、リーディング教育を応用した教案の計画案を作成し、評価方法について学びました。最終課題として、リスニングもしくはリーディングの教案を作成し、課題及び評価用の試験、評価明細書をさくせいするところまでやらなくてはなりませんでした。私はリスニングを選択し、1か月をかけてコツコツ作り、教授にもたくさんフィードバックをもらい、韓国人の友人たちに音源の録音を手伝ってもらい、何とか終わらせることができました。問題は、頑張りすぎて教案においてA+の評価をもらってしまった事です。最初の授業説明の際に、最終課題で A+をとった学生には模擬授業をしてもらうと言っていました。ということで、模擬授業をさせられました。それとは別に、当然のように期末試験があり、事前に公開された15問の問題のうち5問の中・長文記述式の問題が出題されました。模擬授業の準備に手いっぱいで準備があまりできませんでしたが、そこまで突っ込んだ問題は出題されなかったので、改めて教授に感謝しました。
Korean Modern Culture
韓国現代文化
講義(地域言語)
600分
今月は、現代韓国人の通過儀礼(ドルチャンチ、結婚式、還暦、お葬式、日常的な通過儀礼―新年会、忘年会)、韓国のインターネット文化(YouTube、SNS、ブログ、ポッドキャスト、主要ウェブページなど)の範囲を終わらせ、期末試験を受けました。また、期末課題として自分が気になる現代文化について、自国と比較してA4で4ページのレポートを書くというものがありました。散々迷った挙句テーマは「本屋の減少傾向に関する原因の違い」について書きました。期末試験は、中間試験の時同様、3問の中・長文記述式が出題されました。今回も教授が事前に覚える範囲を教えてはくれましたが、膨大な量だったため自分なりのやまを張りました。3問中2問はやまが当たりすらすら書けましたが、一つは全く的外れなもので、うっすらある記憶を手繰り寄せて何とか書きました。終わって教授にあいさつをしに行ったら、レポートが面白かったと言ってくださって、幸せな気持ちで終えることができました。
Korean Teaching Methodologies
韓国語教授法
講義(地域言語)
600分
今月は、内容中心教授法と協力学習、多重知能学習の範囲を学びました。模擬授業があったのは内容中心教授法までで、それ以降は教授の講義式でした。協力学習と多重知能学習は最近台頭してきている教授法及び学習方法だそうで、軽く触れる程度でした。全体を通して、数々の教授法にはそれぞれにメリットがあり、すべてをうまい具合に混ぜて使えるように訓練をすることが必要だと感じました。最後の授業では、中間試験以降に倣った教授法についての総復習をみんなで行い、最後に期末試験を受けました。内容は中間試験同様、〇×問題5問、単語問題4問、概念問題4問、中・長文2,3問が出題されました。総復習の際に教授が2回繰り返した言葉チェックしておいて、その部分を重点的に見ることをお勧めします。
Norm of Korean Language
韓国語語文規範
講義(地域言語)
600分
今月は標準発音法とローマ字表記法の範囲を学び、最後に期末試験を受けて終わりました。私は5グループだったので今月は発表はありませんでした。ローマ字表記については、私自身も韓国語をぼ得始めたときにお世話になったのですが、当時なぜ韓国語では同じ表記なのに、ローマ字表記にすると違うのかということを疑問に思っていたのを思い出しました。少し前までは統一されていなかったものが、最近になってローマ字表記法として統一されたらしいのですが、統一されたということを知らない人たちが以前の表記のままで書いているためだそうです。ほかにも、例外として固有名所のローマ字表記は統一前のものを用いても可とするなど、統一したのかしてないのか分からない状態だと、教授が嘆いていました。試験前最後の授業では、「標準語だと思っていたのに実は標準語ではなかったもの」というテーマで単語や表現を1人5個ずつ発表し、そのなかから質問が出題されました。期末試験は、期末試験同様、事前に公開された10個の質問のうち、5つが中・長文記述式と、短文記述式で出題されました。
Advanced Korean Grammar
韓国語文法論
講義(地域言語)
600分
今月は、13章:動詞連鎖と補助用言、14章:中分と複文を学びました。私のグループは最後の14章の担当だったので、本当に最後の最後まで大変でした。内容が難しいわけではないのですが、教科書の言い回しが難しいので、原則教科書をそのまま発表するのっですが、今回は自分なりに言葉を変えて発表しました。その結果、教授が私の言っていることのほうが教科書より妥当だとほめてくださりとても嬉しかったです。発表を無事に終えると、2日後には討論グループの質問に答えなければいけないため、その準備にも追われました。私が担当した部分についての質問は1つしかなかったにもかかわらず難しく、ネットで調べても出てきませんでした。しかたなく私なりの考えを発表した後で、教授にヘルプを求めた結果私が考えたものがあっていたらしく、すんなり終わりました。期末試験では、中間試験同様、事前に10問の問題が公開され、そのうちの5問が中・長文記述式で出題されました。