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プロフィール
学生7534
学科
英米語学科
学年
4年
専攻
留学先
スウェーデン王国
/
DALARNA UNIVERSITY
留学期間
2019-08-01 ~ 2020-06-30
留学種別
交換
1~8件目 / 8件中
2020-03
月次報告書3月分
留学8ヶ月目
今月は授業とField Studyの行き来で、他の月と比べとても忙しかったです。 自由にゆっくり出来る時間は少なかったですが、それでも自分の勉強したい分野だったり興味のあるトピックについて深く学ぶことが出来たので、とても充実した月になりました。 特にSwedish Education SystemのコースでのField Studyは学ぶことがとても多かったです。 朝8時からお昼の給食まで学校で子供たちと一緒に過ごし、授業にも一緒に参加しているのですが、日本の学校との大きな違いに驚かされる毎日です。 まず一番驚いたのが生徒と先生の距離の近さです。スウェーデンの教育方針では、学校は子供達の自主性、主体性を育てるための場所だという考え方が推進されているため、先生たちの役目はあくまでも生徒の成長をアシストすることだとされています。そのため、日本の学校と比較するとこちらの学校では生徒たちのやりたいことや意見が尊重されているなと強く感じます。実際に授業を見学しているうちに、いかに日本の学校では先生たちの持つ権力が大きいかということに気がつきました。 日本では先生の言うことが正しい、生徒は先生の言う通りにするべきだと言う考え方が一般的で、私の学校での経験を思い返しても、先生たちが「これはやってはいけない」など、生徒の自由を規制する場面が多く思い浮かびます。 それに比べスウェーデンの学校では、先生は一人一人の性格をしっかりと理解し向き合い、その子たちに合ったやり方でアドバイスをしているという印象を受けます。 また、今月の始めには私の担当しているクラスで私自身について、また日本についてのプレゼンテーションをしました。 写真をたくさん見せて欲しいと先生から頼まれていたので高校の時のクラス写真なども含め発表をしたのですが、その際に 「なんでみんな同じに見えるの?なんでみんな同じ服を着て同じ髪色なの?」 「女子はスカート、男子はズボンって決まってるの?トランスジェンダーの人はどっちを履くか選べないの?」 「毎日みんな同じ服で同じ見た目じゃつまらなくないの?」 このような質問を多く聞かれ、本当に校則や教育のあり方が日本とスウェーデンでは根本的なところから違うんだなと感じ、とても新鮮でした。 こうして実際に学校でスウェーデンの教育のあり方について学ぶうちに、日本の教育ではどれだけ"Conformity"が重視されているか思い知らされます。日本ではみんなが同じであるべき、違い=間違いという強い圧力があると思います。 もちろん国や文化によって異なる考え方があるのは当然ですが、スウェーデンの学校で伸び伸びと育つ子供たちを見ていると、髪色など小さな問題で生徒の個性を否定する校則が存在する日本の教育のあり方に疑問を感じずにはいられません。 多くの移民を受け入れ多様性が重視されるスウェーデンと、長い間外国との関わりを絶っていた日本とでは歴史的に見ても正反対と言って良いほど違いますが、今回のこのField Studyを通して文化や価値観の大きな違いについて少し変わった視点から学ぶことが出来、とても内容の濃い月でした。
スウェーデン王国
DALARNA UNIVERSITY
学生7534
英米語学科 4年 交換
2020-02
月次報告書2月分
留学7ヶ月目
今月はようやく新しいコースなどの勉強にも慣れ、自分のペースで課題に取り組んだりゆっくり休む時間を見つけたりと、充実した月になりました。 日本の大学での授業とこちらの授業で大きく違うのが、スウェーデンでは予習として資料や本、論文を読んで事前に自分なりに授業の内容を理解し、授業自体は疑問に思った点や自分の意見を発表する場とされている点です。 最初の頃はこの違いに慣れていなかったため予習の多さも負担に感じていましたが、このような授業だと自分の理解をさらに深め、また異なる視点からの意見も他の学生から聞き自分の視野を広げる機会になるため、良い刺激をもらえる場だと思える様になりました。 また今月から、スウェーデン教育制度のコースでそれぞれの生徒が市内の学校を割り当てられ、個人的に学校へ出向き見学をするFirld studyが始まりました。 セミナーで学ぶのとは比べ物にならないくらい、実際の学校へ行き授業へ参加し、先生からお話を聞いたり生徒と触れ合ったりするのはスウェーデンでの教育のあり方を直接学ぶとても良い機会だと思います。 私はYear 4、日本でいう9から10歳のクラスが担当なのですが、学校では一人一人の個性が尊重され、みんなが伸び伸びと勉強しているのが見てわかりとても新鮮でした。 見学に行く回数は10回と限られているため、その10日間を通して出来るだけ多くのことを学べる様、他のこととも両立しながら頑張りたいと思います。
スウェーデン王国
DALARNA UNIVERSITY
学生7534
英米語学科 4年 交換
2020-01
月次報告書1月分
留学6ヶ月目
今月から新しいセメスターが始まりました。 ヨーロッパからの留学生の多くは1セメスターだけで帰ってしまったので、また今学期から新しくきた留学生も多く、雰囲気も大きく変わり気持ちも始めの頃の様に引き締めて新しい学期を迎えることが出来ました。 クリスマスや新年のゆったりした休暇が明け、一気に3つのコースが始まったため、最初はやることが多く課題や予習に追われていましたが、ようやくペースを取り戻すことが出来てきました。 今年のスウェーデンの冬は異常なくらい暖かく、雪もほとんど降っていません。 "We skipped winter this year" とスウェーデン人がぼやいているのもよく耳にします。 史上最悪の年に来ちゃって残念だったね、とよく言われるのですが、その度にスウェーデン人はやっぱり寒いと文句を言う割には冬が好きなんだなあと感じます。笑 授業に関しては、English for International Businessのコースは特に刺激的でした。 この授業には様々な国から来たマーケティングや観光学などを専攻している生徒がいるので、異文化についてだけでなくビジネスに関する知識も同時に増やすことができとても濃い時間を過ごせました。 またスウェーデン教育制度のコースも、今の時点ではまキャンパスでのセミナーだけですが来月からは教育実習が始まります。緊張もしますができるだけ多くのことを学び吸収できる様頑張ります!
スウェーデン王国
DALARNA UNIVERSITY
学生7534
英米語学科 4年 交換
2019-12
月次報告書12月分
留学5ヶ月目
もう2019年が終わるということに驚きを隠せません。 特にスウェーデンに来てからのこの5ヶ月は本当にあっという間でした。 今月はスウェーデン社会のコースが終わるということもあり、前半はレポートやプレゼンテーションの準備に追われていましたが、そのあとは帰国してしまう他の留学生の友達と遊んだり、クリスマスと年末にドイツへ行ったりと楽しい時間を過ごすことが出来ました。 スウェーデン社会のコースでは、最終レポートの提出前に何について書いたのかなどを発表するプレゼンテーションをした。 それぞれが自分の国と比較して面白いと感じた点について調べてまとめたものを発表し、それについてその後みんなでディスカッションをしたりしたのですが、クラス内の全員が他の国からの留学生のため、一つのトピックに対して一人一人が全く違う考え方や価値観を持っておりとても刺激的な時間になりました。 1つのセメスターが終わり、EU圏内でErasmusという交換留学制度を通して留学している生徒の多くは今月で帰ってしまうのがとても寂しいです。EU内では交換留学が日本や他のアジアの国と比べとても盛んに行われており、友達の中には大学在学中に複数回Erasmusを利用した留学を経験しているという人も少なくありませんでした。 自分の勉強分野について全く異なる国や文化で違うバックグラウンドを持つ生徒と勉強してきたため、そういった友達には考え方や意見の視野の広さに驚かされることがよくあります。 とても良い刺激をくれる友達との残された時間を無駄にしない様、勉強と息抜きのバランスを取りながら頑張りたいと思います。
スウェーデン王国
DALARNA UNIVERSITY
学生7534
英米語学科 4年 交換
2019-11
月次報告書11月分
留学四ヶ月目
今月は今までの月と比べてもとてもゆったりとした月で、自由に使える時間もたっぷりとありました。 コースはIntroduction to Swedish Culture and Societyの一つだけで、このコースは実際にキャンパスへ行き授業を受ける回数がとても少ないのですが、その分個別で勉強をする時間がとても多かったです。 このコースでは特にスウェーデンと日本の授業の行い方の違いを感じました。 講義授業では日本の授業のように先生の説明を聞く時間が大半なのですが、セミナーでは授業前に読んでくるレポートや論文を渡され、セミナーではパワーポイントやレジュメも何もなく、先生と学生全員で丸テーブルに座り、読んできたレポートでどの点が面白かったか、自分の文化と比べどのように異なるかなどの点を1時間半ディスカッションしました。 あまりこのようなスタイルの授業に慣れていないこともあり最初はあまり発言が出来ず他の留学生たちに感心してばかりでした。また、自分がどれだけ自分の国について無知かも思い知らされました。 自分の出身国はもちろん歴史上で関わりのあった国についての歴史も当たり前のように知っているヨーロッパからの留学生とのディスカッションはとてもレベルが高く付いていくことも時々難しかったですが、とても良い刺激になりました。 それから今月は今年初めて雪が降り、それまでは雨や曇りが続いていて少し憂鬱でしたが雪のおかげで少し気分も上がりました。これからさらに気温も下がって行きますが、体調を崩さないよう気をつけたいと思います。
スウェーデン王国
DALARNA UNIVERSITY
学生7534
英米語学科 4年 交換
2019-10
月次報告書10月分
留学三か月目
今月でスウェーデン語と英語のコースが終わりました。 スウェーデン語のコースのオーラル・筆記テストに向けた勉強と英語のコースのプレゼンテーションの準備を同時にしなければならなかったので、やることが多く忙しい月でした。 ですが、特に英語のコースのプレゼンテーションなどは他の人の発表から学ぶことも多くありました。 私は日本人の価値観などについて自分の経験を元に話したのですが、私のプレゼンテーションに対するクラスメイトの反応を見るのも新鮮でとても面白かったです。 今月の後半はIntroduction to Swedish Culture and Societyのコースしかなかったので、忙しい前半と比べて気持ち的にもとても楽でリラックスできました。留学生の友達たちとInternational Dinner Partyをして、それぞれの国の料理を作って持ち寄ったりもしてとても楽しかったです。その他にも息抜きに友達と登山へ行ってみたり、勉強した後にディナーへ行ったりとオン、オフの切り替えもしっかりできた月だと思います。 また、ダーラナ大学で日本語を教えてる先生たちとその学生さんたちが私たちも招待してお茶会を開いてくれ、スウェーデンで日本や日本語に興味を持っている人たちと関わることもでき面白かったです!
スウェーデン王国
DALARNA UNIVERSITY
学生7534
英米語学科 4年 交換
2019-09
月次報告書9月分
留学二ヶ月目
今月からスウェーデン語と英語のコースが始まりました。 最初は授業に着いていけるかという不安もありましたが、実際に始まってみると学ぶことがとても多く、授業も楽しめる内容なので毎回の2時間があっという間です。 特に英語のクラスではフランス、イタリア、スペインや台湾など様々な国から来た他の留学生たちとのディスカッションを通しお互いの文化について学ぶことができるので、毎回新たな発見があり自分の視野も広がっていくように感じます。 生活面では、まだ9月ですが朝や夜は気温が低く、同じアパートに住む留学生たちの中にも体調を崩す人も少なくありませんでした。勉強に集中するためにも健康管理をしっかりするのが大切だと思いました。 スウェーデンでは学校での授業よりも家で自分で勉強する方が大切だとされている様で、日本にいたときに比べ実際にキャンパスへ行き授業を受ける時間は圧倒的に短いにも関わらず予習・復習や課題に追われる毎日です。 それでも週末や授業がない日は友達とお出かけしたり、アパート内にあるスタディールームで集まって勉強し、夜には一緒に映画を見たりと、勉強と息抜きのバランスもだんだんと取れる様になってきました。 ちょうど住んでいる地域でLGBTQのプライドパレードも行われ、友達と一緒に参加しましたが、想像していた以上に多くの人が来ていて驚きました。特に、警察官たちまで制服を来て虹色のフラグを持ち行進していたのは日本ではなかなか見ない光景なのでとても印象的でした。 スウェーデン出身のグレタ・トゥーンべリさんの環境危機への訴えにより世界中で広まった未来のための金曜日(Fridays For Future)というストライキがファールンでも毎週行われておりそちらにも足を運んでみたのですが、そこでも多くの小さな子供を連れた家族など様々な年齢層の人々が集まっていました。 私と同じ位、もしくは私よりも若い年代の学生たちも自分達から進んで平等や環境問題などに関心を持ち、実際に行動や態度で賛同を示す姿には驚きました。 授業の準備や課題などやることがとても多く手一杯になり不安になることもありますが、他の留学生との息抜きの時間が大きな支えになっています。 来月からは新しいコースも始るので、効率よくそれぞれのコースの課題等に取り組める様頑張りたいと思います!
スウェーデン王国
DALARNA UNIVERSITY
学生7534
英米語学科 4年 交換
2019-08
月次報告書8月分
留学一ヶ月目
ついに今月から留学が始まりました。25日にスウェーデンに到着し、その翌日の26日にアパートに着いたばかりのためまだ一週間程度しか経っていませんが、毎日が新しいことの連続でとても新鮮です。 特に驚いたことは想像していた以上に英語の表記が少ないことです。ストックホルム周辺や空港、駅などでは英語の表記があったので問題なかったのですが、大学があるダーラナ地方に来るとほとんどがスウェーデン語で書かれており、バスに乗るにもスーパーで買い物するにもグーグル翻訳が手放せず一苦労です。 それでも、そんな中で一番に感じたのが現地の人達の優しさです。子供からお年寄りまでほとんどの人が英語を話せるので、買い物中に店員さんにスウェーデン語で話しかけられてもわからないと伝えると嫌な顔一つせず英語に切り替えてくれます。また、店で探しているものが見つからなかったり、書いてあるスウェーデン語がわからず困っていたりしたら買い物をしていた他のお客さんが「大丈夫?」と声をかけてくれたということもありました。 私は小さい頃からスウェーデンという国にとても興味があり訪れるのが夢だったのですが、この一週間を通してさらにスウェーデンが好きになりました。様々な場面で日本との違いを感じるのですが、その中の一つが街で見かける家族連れの多さです。平日の夕方にスーパーに買い物に行っても、お父さん、お母さん、子供で買い物に来ている人がとても多く、むしろ一人で買い物をしている人の方が少ないのではないかと感じるくらいです。朝に部屋の窓から外を見たときも、お父さんがベビーカーを引きながら散歩していたりと、このような何気無い光景からも、この国では育児は男性・女性両方で協力してするものだという考え方が一般的なんだなということがよくわかります。北欧の進んだ社会制度や平等について学ぶのが私の留学の一番の目的なので、この国を留学先に選んで本当に良かったなと思います。 まだ授業は始まっていないので、毎日同じアパートに住む友達と一緒に中心部へ行ったり、オーロラが見えるかもしれないという予報が出たときには近くの湖へ行ったり、Student Union主催のパーティーへ行ったりと充実した日々を過ごしています。もうすぐ授業も始まるので気持ちを切り替えて頑張りたいと思います!
スウェーデン王国
DALARNA UNIVERSITY
学生7534
英米語学科 4年 交換
1~8件目 / 8件中