月次報告書 2023-04
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2023-03-01 ~ 2023-06-30
留学種別
交換
生活編
<2ヶ月目>充実した1ヶ月🌱

<生活について>  4月は1日目からバディープログラムの運動会から始まりました。運動会は高校生の時ぶりだったので、久しぶりに大勢でチームで分かれて対戦したり体を動かせて楽しかったです。バディープログラムでの活動で毎回感じていることなのですが、韓国外大の学生は英語の専攻でなくても基本的にみんな英語ができていて凄いなと思います。日本にいる間はそこまで英語の学習の必要性を感じていなかったのですが、韓国に来て自分が一番大きな壁だと感じたのが英語でした。私は大きな目標としては韓国語能力の向上のために留学に来ましたが、やはり海外に出てみると色々なことを感じるなと思います。帰国したら英語の学習にも力を入れたいなと思いました。  バディーの韓国人の友達2人とポーランドから来た友達と韓服を着て景福宮にも行きました。ちょうど桜が満開の季節で、たまたま大気汚染も酷くない快晴の日だったのでとても心地が良かったです。韓服も初めて着たの良い経験になりました。韓屋村の伝統家屋のカフェにも行きました。バディーの韓国人の友達とも何度か会ううちに色々な話をするようになり、何気ない会話も楽しいですが、私たちはお互いの国について関心があるのでお互いが旅行などで感じた日韓の違いや、日韓の未来について話すのもとても楽しいです。私の友達は日本の大学について詳しく、日本特有のエスカレーター制度やいわゆる大学のランクまで私よりも詳しくて驚きました。  4月の終わりには、友達と麗水という朝鮮半島の南端にある地域に旅行に行ってきました。昨年度に授業でこの地域について発表してからずっと行きたかった地域だったので、行けて良かったです。麗水は港町で数年前から観光に力を入れている地域で、海上ロープウェイから花火を見たり、海上ジップラインをしたり、まるで海外のような(海外ではありますが^^;)プールリゾートでホカンスをしたりして、リラックスした時間を過ごせました。留学中に、色々な地域に旅行に行きたいです。  また、テストが終わったあとに、テスト前から予約していた美術館の展示会に行ってきました。普段は、同じくKUISから外大に来ている友達やKUISから別の大学に来ている友達、韓国の友達と過ごすことが多く、私も一人で過ごすより友達と過ごしている方が楽しいと感じるので一人でどこかに行くことがあまりなかったのですが、たまには一人で韓国の文化に触れたり韓国の街を歩いてみるのも悪くないなと思いました。 <気候について>  4月に入って数日間は25℃近くになる日もありシャツ一枚でも歩けるぐらいの気候だったのですが、一度雨が降った日からなかなか20℃まで上がらない日が中旬まで続き、ジャケットが手放せないような気温でした。そのあたりで寝不足などが重なり風邪をひいてしまいました。下旬になっても、日によって厚めの上着が必要だったり上着が要らなかったりして調節が大変でした。1日の気温差も10度近くある日が多かったです。 <外国人登録証について>  4月4日に、3月23日に申請した外国人登録証が届きました。申請してからはとても早かったので、やはりこれから韓国外大に留学する方は入国前にhikoreaで訪問予約をして自分で申請しに行くことをお勧めします。外国人登録証ができると、銀行のチェックカード(デビットカード)が作れたり、インターネットバンキングが出来るようになったり、クーパンなどの大型通販サイトや出前アプリなどの多くの決済を要する韓国のアプリが一気に使えるようになるので、便利になりました。  前回書き忘れてしまったのですが、emall martというアプリは外国人登録証がなくても日本のカードで決済できるので外国人登録ができる前まではとても重宝していました!コシウォンに住んでいると重い水などを4、5階まで階段を使って運ばないといけなかったりするので、1つでも使える通販アプリがあってとても助かりました。  韓国は住民登録か外国人登録がないと不便なところが多いですが、逆に住民登録番号や外国人登録番号があるとそれだけで身分証明になるので、NAVERやカカオトークで各種資格や在学卒業証明証が一括管理されてすぐに発行できたりするので便利だなと思います。 <留学中のお金関連について>  私は留学に行く前、日本のクレジットカードは何枚持って行けばいいか、現金はいくら持っていけばいいか、ウォンで持っていくべきか円で持って行って韓国で両替すべきかなどとても悩みました。結局、VISAクレジットカードと予備でAMEXクレジットカード、VISAデビットカードとJCBデビットカード、前回旅行で使ったWOW PASSカード、日本円で外国人登録ができるまで十分生活できるぐらいの現金を持っていきました。  留学中のお金は、日本のカードさえあれば基本的には何とかなったりするのですが、個人的に私が無駄なくお金を使うために必要だと感じたのは、”日本の口座のVISAかMaster Cardデビットカード、WOW PASSカード(韓国で発行)、韓国で銀行開設までに必要なお金(日本円)、不安であれば韓国ウォン少し(初日の交通費など)、それから海外送金サイトの会員登録(本人確認までする)”です。  入国から外国人登録までの無駄のないおすすめのお金の使い方(?)は、入国後、日本円を韓国のレートの良い両替所で両替して(基本的にいつも一番レートが良いのは明洞の大使館前両替所です)交通カードチャージ分を残してあとはWOW PASSにチャージして使う、です。WOW PASSは外国人用に作られたプリペイドカードのようなもので主要駅や空港などで発行やチャージができ、韓国内で韓国発行のチェックカードとして使うことができます。交通カード機能も付いているのでウォンをチャージして地下鉄やバスでも使えます。日本のカードもほとんどの店で使えるのですが、外大の自販機では使えなかったり、使えない店舗があったり、手数料がかかるので、WOW PASSは作っておいて損は無いと思います。WOW PASSにチャージしたウォンを現金で引き出すこともできますが、そこまで機械が多くはないので、急に現金が必要になった時も出金できるように日本のデビットカードも持ってくることもお勧めします。個人的に、生活費全てを日本のカードで決済したり、ATMで日本のカードから多額の現金を引き出すと、多額の手数料を取られてしまうのでお勧めしません。  韓国で銀行口座さえ開設できれば(前回の報告書に記載した通り、KUISから韓国外大に留学する場合は3月中には開設できると思います)、海外送金サイトで日本の自分の口座から韓国の自分の口座に送金できます。日本から家族に銀行から送金してもらうより手間もお金も時間もかかりません。本人確認が割と煩雑なので、日本で済ましていくことをお勧めします。ウリ銀行の場合、外国人登録ができるまでは口座からの出金が一日100万ウォンまでなので注意してください。  外国人登録ができたら、いつでも送金、出金ができ、チェックカードに交通カード機能をつければ口座引き落としでチャージができるので、日本の口座から韓国での全ての生活費を送金してしまっても問題ないかなと思います。屋台のカードが使えないお店でも大体が계좌이체(即時送金)で買うことができるので、交通カードを口座引き落としにしてしまえば現金を持ち歩く必要も無くなると思います。私は外国人登録が済んでから韓国での全ての費用を韓国の口座引き落としで完結させていますが、アプリで簡単に1日、1ヶ月の出費が見られたりするのでとても楽です。  友人間でご飯代などを精算するとき、日本だと現金を渡したりpaypayで送金するのが普通ですが、韓国人は送金するのが普通で現金をあまり持ち歩いていない印象です。

住居形態
その他 コシウォン
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
韓国 ウォン
0.1円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 650,000 65,000円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 60,550 6,055円
通信費 38,350 3,835円
食費・その他 1,952,523 195,252円
合計 2,701,423 270,142円
授業編
Speech & Interpretation of Korean Language
韓国語通訳とスピーキング
講義(地域言語)
720分
この授業は成績に占める出席点の割合が高かったり、毎週の録音課題があったり、スクリプトの事前練習が必須だったりと、他の授業に比べて大変な部分が多いですが、一番実力がつく授業だと感じます。中間試験は記事を読んでその録音ファイルを提出する形でした。
Movie and Korean Translation
映画と韓国語翻訳
講義(地域言語)
720分
ついに字幕作成ソフトを使った翻訳実習が始まりました。ソフトの使い方は思っていたよりもシンプルで簡単でした。中間試験は、母国語の3〜5分の動画に韓国語字幕を付けるというものでした。この授業は教授がとても穏やかな方で授業を受けていて楽しいです。普段の課題も少なく、中間課題もそこまで重くなかったです。
Translation of Korean grammar
通翻訳韓国語文法論
講義(地域言語)
720分
1週間目にはクイズ、月末には対面の試験がありました。どちらも学校のeclassというアプリ上で受けました。難しい文法はテスト範囲から外れていたので難しくはありませんでした。1ヶ月受けて感じたクラスの雰囲気は、他の授業と対象学年は同じですが、他の授業に比べてまだあまり韓国語のレベルが高くない人も多い印象です。
Understanding of North Korea
北朝鮮の理解
講義(地域言語)
480分
4月からは朝鮮戦争の話に入りました。朝鮮戦争についてはあまり深く学んだことがなかったので、想像以上に悲惨な事実を知って驚きました。また、朝鮮戦争での対立関係が現代での韓国と中国と北朝鮮の関係に大きな影響を及ぼしていることを知りました。それから、北朝鮮の音楽についても学びました。いつも北朝鮮の人の歌い方は独特だなと感じていたのですが、他の国の歌い方とは異なる主體唱法という歌い方をしているそうです。中間テストは、レポート提出でした。北朝鮮の歌劇を見た感想と、主権と人民(国民)とは何かというテーマでA4 3枚だったのですが、思っていたよりテーマが難しく少し大変でした。
Korea Geography and Tourism
韓国の地理と観光
講義(地域言語)
720分
この授業は教授がとても優しい方で授業の雰囲気もとても良いです。夕方6〜9時という慣れない時間帯の授業ではありますが、楽しく受けられています。ロッテワールドの紹介文を翻訳する課題があったのですが、乗り物の名前など、ロッテワールドのホームページを見て母国語がどう訳されているかを確認してそれに合わせたり、場合によっては変えなければならない言語もあって、翻訳家という職業は言語を訳す以外に、検索などにも労力を使わなければならないので奥が深いなと感じました。