11月の上旬にマレーシア留学がスタートしました。 留学が決まってから様々な準備をしてきましたが、楽しみな反面、出発前は期待と不安が入り混じり、出発当日を迎えても実感があまりありませんでした。 マレーシアの空港に到着すると、日本とは違う空気を感じました。また、日本は寒くなってきていたので、空港から出た瞬間の現地の蒸し暑さに驚きました。空港から寮までは、大学の職員の方が他の留学生と一緒に送ってくれました。寮に到着後は、大学の担当の方が近くのモールまで連れて行ってくれて、生活必需品の買い物を手伝ってくれました。大学の職員の方や空港のスタッフの方など、皆さんが優しくて不安が和らぎました。 その後、2日間のオリエンテーションがありました。1日目は、現地の学生や留学生と一緒に大学や学部の説明を聞いたり、アクティビティを行いました。2日目は、大学のオフィスや図書館の説明、キャンパスツアーなどがありました。留学生はアジア・アフリカ圏からの学生がほとんどで、様々な国から来た学生と話すことができました。 次の週からは授業が始まりました。私はKUISで教職課程をとっていることもあり、TESOL(Teaching English to Speakers of Other Language)の学科の授業を履修することにしました。学科全体の学生数は約50人で、英語を母国語としない人への英語の教授法について学んでいます。最初は授業についていけるか不安でしたが、分からないことは友達や先生に聞きながら授業に取り組んでいます。 日本からの留学生は私一人だけで、心配していたのですが、オリエンテーションや授業などを通して日本が好きという人や、日本語を勉強している学生にも会うことができました。また、「日本から来た」と自己紹介をすると、多くの人が日本のポジティブなイメージを話してくれて嬉しかったです。このようなときに「どんなきっかけで日本を知ったの?」と聞くと、「自分の国のテレビで日本のアニメが放送されていたから」や「日本の電化製品や車がきっかけ」と答えてくれた人が多かったことがとても印象的でした。 休日は、大学の近くのIOIモールという大きなモールに何回か行きました。モールの中はクリスマスの装飾が飾られていて、個人的にはクリスマスなのに暑いのが不思議な感じでした。無印良品やユニクロ、イオンなどの馴染みのあるお店もあり、割高にはなってしまいますが、日本のものがある程度は揃うのではないかと思います。また、日本食のレストランもたくさんあって、お寿司屋さんに関してはこのモールだけでも5.6店舗以上はありました。 また、友達とパビリオンという有名なショッピングモールやアロー通りの屋台街に行ったり、ツインタワーに行ったりもしました。大学のシャトルバスとMRTという電車を使うと往復で10リンギット(約350円)ほどでツインタワーまで行くことができました。 友達も大学の職員の方も、困ったとこがあったらいつでも言ってねと言ってくれるような優しい人が多く、マレーシアに来てからその言葉に何度も助けられました。環境の変化が大きい1ヶ月だったので、慣れるまでは大変で、1日が長く感じる日もありましたが、振り返ってみるとあっという間の1ヶ月だったなと思います。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 5,825 | 197,478円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 120 | 4,068円 |
通信費 | 58 | 1,966円 |
食費・その他 | 1,500 | 50,853円 |
合計 | 7,503 | 254,365円 |