月次報告書 2024-11
プロフィール
学科
英米語学科
学年
4年
留学期間
2024-11-01 ~ 2025-03-31
留学種別
交換
生活編
マレーシア留学 あっという間だった1ヶ月目

11月の上旬にマレーシア留学がスタートしました。 留学が決まってから様々な準備をしてきましたが、楽しみな反面、出発前は期待と不安が入り混じり、出発当日を迎えても実感があまりありませんでした。 マレーシアの空港に到着すると、日本とは違う空気を感じました。また、日本は寒くなってきていたので、空港から出た瞬間の現地の蒸し暑さに驚きました。空港から寮までは、大学の職員の方が他の留学生と一緒に送ってくれました。寮に到着後は、大学の担当の方が近くのモールまで連れて行ってくれて、生活必需品の買い物を手伝ってくれました。大学の職員の方や空港のスタッフの方など、皆さんが優しくて不安が和らぎました。 その後、2日間のオリエンテーションがありました。1日目は、現地の学生や留学生と一緒に大学や学部の説明を聞いたり、アクティビティを行いました。2日目は、大学のオフィスや図書館の説明、キャンパスツアーなどがありました。留学生はアジア・アフリカ圏からの学生がほとんどで、様々な国から来た学生と話すことができました。 次の週からは授業が始まりました。私はKUISで教職課程をとっていることもあり、TESOL(Teaching English to Speakers of Other Language)の学科の授業を履修することにしました。学科全体の学生数は約50人で、英語を母国語としない人への英語の教授法について学んでいます。最初は授業についていけるか不安でしたが、分からないことは友達や先生に聞きながら授業に取り組んでいます。 日本からの留学生は私一人だけで、心配していたのですが、オリエンテーションや授業などを通して日本が好きという人や、日本語を勉強している学生にも会うことができました。また、「日本から来た」と自己紹介をすると、多くの人が日本のポジティブなイメージを話してくれて嬉しかったです。このようなときに「どんなきっかけで日本を知ったの?」と聞くと、「自分の国のテレビで日本のアニメが放送されていたから」や「日本の電化製品や車がきっかけ」と答えてくれた人が多かったことがとても印象的でした。 休日は、大学の近くのIOIモールという大きなモールに何回か行きました。モールの中はクリスマスの装飾が飾られていて、個人的にはクリスマスなのに暑いのが不思議な感じでした。無印良品やユニクロ、イオンなどの馴染みのあるお店もあり、割高にはなってしまいますが、日本のものがある程度は揃うのではないかと思います。また、日本食のレストランもたくさんあって、お寿司屋さんに関してはこのモールだけでも5.6店舗以上はありました。 また、友達とパビリオンという有名なショッピングモールやアロー通りの屋台街に行ったり、ツインタワーに行ったりもしました。大学のシャトルバスとMRTという電車を使うと往復で10リンギット(約350円)ほどでツインタワーまで行くことができました。 友達も大学の職員の方も、困ったとこがあったらいつでも言ってねと言ってくれるような優しい人が多く、マレーシアに来てからその言葉に何度も助けられました。環境の変化が大きい1ヶ月だったので、慣れるまでは大変で、1日が長く感じる日もありましたが、振り返ってみるとあっという間の1ヶ月だったなと思います。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
マレーシア リンギット
33.9018円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 5,825 197,478円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 120 4,068円
通信費 58 1,966円
食費・その他 1,500 50,853円
合計 7,503 254,365円
授業編
Global Trends in English Language Education
英語教育の世界的動向
講義(英語)
360分
この授業は5人が受講しており、受講者数は少ないですが、その分他の学生や先生とのコミュニケーションが取りやすい雰囲気の授業です。この授業では世界の英語教育の歴史や課題、マレーシアの現在の教育システムについて学びます。また、最終試験はありませんが、授業内で出される課題やプレゼンテーションなどで評価されます。今月は教育に関するシステムの大まかな歴史や、西洋と東洋の教育哲学の発達やその違いについて学びました。
Foreign & Second Language Learning & Acquisition
外国語・第二言語の学習と習得
講義(英語)
360分
この授業は約10人が受講しており、講義型の授業で第二言語・外国語の学習や習得について、様々な理論や分析を通して学びます。また、最終試験はありませんが、授業内で出される課題やプレゼンテーション・エッセイなどで評価されます。今月はTESL・TESOL・TEFLなどの用語の意味やその違いについて学んだり、第二言語を習得する際の問題などについて学びました。今月は第二言語習得に関する論文を読んで、その内容について答える課題がありました。
Teaching Of Speaking Skills
スピーキングの指導
講義(英語)
360分
この授業は6人が受講しており、授業内のディスカッションやアクティビティなどもあるため、コミュニケーションが活発な授業です。この授業では、英語のスピーキングの授業の教授法やスピーキングスキルについて学びます。また、最終試験はありませんが、授業内で出される課題や模擬授業・レッスンプランなどから評価されます。今月は、スピーキングの指導や正しい発音とは何なのかということなどについて学びました。
Public Speaking
パブリックスピーキング
講義(英語)
360分
この授業は約15人が受講しており、授業では毎回いくつかのスピーキングアクティビティがあったりととても活発な雰囲気の授業です。この授業では、それぞれの目的に応じたパブリックスピーチの方法や、スピーチを行う時のポイント・準備の手順などについて学びます。また、最終試験はありませんが、授業内で出される課題や中間テスト・プレゼンテーションなどで評価されます。今月は、パブリックスピーキングと会話の相違点や説得力のあるスピーキングのガイドラインについて学びました。また、発表時の緊張を和らげて、自信をもって話すことができるように、授業内で即興のスピーチなども行いました。