月次報告書 2018-06
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2017-03-01 ~ 2019-02-28
留学種別
交換
生活編
ストレスフリーで期末試験を乗り切る方法

【学校生活】 試験期間ということで、学校全体がどこか忙しなく緊張感と疲労感が蔓延していました。この時期の授業ではちょくちょくテストのヒントを出してくれるので、欠席はしないほうがいいでしょう。 【週末の過ごし方】 6月最初の週末には友人とエバーランドに行ったり、先輩と御飯に行ったりしました。テスト期間中の週末もカフェに行ったり、お買い物をしたりして過ごしました。 【“適当"のすすめ】 今回の期末試験期間は、次の日がテストでも友人たちとカフェで勉強をしたり、ご飯を食べに行ったりしていました。遊んでばかりのように聞こえるかもしれませんが、ある程度息抜きをできる時間があったほうが、勉強に集中できると思います。特に寮生活だと、本当に閉鎖的な空間で義務的に勉強する感が強いです。ウジョンウォンはよく監獄のようだと言われますが、試験期間中は強制収容されているような息苦しさなので、ストレスがたまりやすいです。そのため、私はよくカフェに行っていました。韓国は日本ほど物価が高くないので、200円から400円くらいで5、6時間居座れます。おすすめは、学校から少し離れたところにある24時間カフェです。学校周辺のカフェは試験期間中はごった返しているのと、少し時間をかけて歩くことで息抜きになるからです。 【帰国】 試験が終わったその日には日本に帰国しました。日本でやることが多いのでそうしたのですが、相当体力的にやられるので、数日休んでから帰ることをおすすめします。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
韓国 ウォン
0.1円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 20,200 2,020円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 250,000 25,000円
合計 270,200 27,020円
授業編
Understanding Language
言語の理解
講義(地域言語)
600分
今月は、言語心理学の範囲の言語と心理、言語と文化の部分を学習しました。時間が押していたため、本当にさわりのみの授業でしたが、ほかの教授法の授業を先に受けていて、言語習得にあたっての心理と文化はとても重要な部分だと知っていたので物足りなかったです。期末試験の前には簡単な復習・確認をしてくれるので、大体の出題内容が分かり、重点的に見ていたのでテストも楽にできました。簡単な〇×問題と、短文・中文問題が2、3問、長文問題が1、2問でした。内容は難しくないのですが、時間配分を考えないと終わらない可能性があります。わからない部分は飛ばして長文の部分点を狙うほうが賢明です。
Theories in Korean Grammar Education
韓国語文法教育論
講義(地域言語)
600分
今月は、韓国語文法の教育段階の設計と韓国語文法の項目と選定までを駆け足で終わらせ、中旬に期末テストを迎えました。内容が理論的なものだったため、発表形式ではなく教授が講義を行いました。テスト範囲は、中間試験以降の部分ですが、正直自分たちの発表した部分に集中しすぎていたため、もう一度教材を通しておさらいするしかなかったです。出題形式は従来通り、PPTに問題が映されて、それをみて問題を解く中・長文の記述式でした。問題は2、3問でしたが、やはり突くところが特殊です。対策をしようにも山を張るのが難しいので、教授のコメントを中心に包括的に見たほうが時間的にも精神的にも楽かと思います。
Theories in Korean Discourse Education
韓国語談話教育論
講義(地域言語)
600分
今月は、頭に談話教育の教案および模擬授業の発表を終わらせ、期末試験までは今学期の内容を総括するという授業でした。談話教育は意味中心教育法という教育法に属し、単語や文法よりも全体的な意味をとらえることを目標としているため、楽しく授業を構成することは可能ですが、知識として記憶に残すのは難しい教授法です。使いこなすには経験と高い技術が必要になるので、教授法を学んで間もない私には役不足でした。正直、どんな談話表指が含まれているか、どんな機能に属するのかということを把握するだけで精一杯で、授業には全くついていけませんでした。もともと4年生向けの授業ではあるので、ある程度は覚悟していましたが悔しかったです。テストは長文記述式で3、4問が出題されました。
Teaching Methodologies of Korean Language Speaking and Writing
韓国語スピーキング・ライティング教育法
講義(地域言語)
600分
今月は、ライティングの評価と、ライティング教育の実態適用までを教授の講義形式で行いました。評価の範囲に関しては、スピーキングの評価に関してもそうですが、正確な評価ラインがないので、どうしても主観的な評価になってしまう部分が出てきてしまうということが難しかったです。ただし、ライティングの評価に関しては自分がTOPIKを受ける時に気を付けるポイントにもなるので、興味深く聞けました。試験前には、試験範囲であるライティングの教育法についての全体的な確認・復習のために質問時間をとってくれました。出題形態は、単語問題が4,5問と、短文問題が3,4問、中文問題と長文問題が2、3問でした。教科書の内容を覚えていればできるので、試験前に2、3回軽く読んでおけば、それなりの点が取れると思います。
English:Writing
英語2
語学(英語)
600分
今月は、先月書いた叙述文と 比較・対照文についてのフィードバックから始まりました。隣の生徒に自分の書いたエッセイを評価してもらった後に自分で修正し、それを今度は教授に見せてフィードバックをもらう手順です。私は、比較的簡単な表現や単語を使うためすぐにフィードバックをしてもらえるのですが、隣の生徒は専門用語が多く私がフィードバックをするのに時間がかかりました。次の週には期末課題のエッセイについての説明があり、テーマを設定してアウトラインまで終わったところで教授にフィードバックをもらうという作業をしました。すぐにOKをもらえたので、授業中に本文を書きだせました。期末試験前までに、もう一つの課題であるニュースジャーナルを終わらせ、チェックも受けました。期末試験は、中間試験同様、いくつかの単語が問題用紙にあり、そこから自分の書きたいテーマを選んで短いエッセイを書くというものでした。事前にいくつか内容を考えて、大まかに覚えてから望んだほうがよいかと思います。期末試験終了と同時に期末課題の提出をし、終了しました。
Korean language and culture capstone design
韓国言語文化ケプストンデザイン
講義(地域言語)
600分
今月は、先月たてた最終課題作成の計画に基づき、パンフレットを制作しました。パンフレットを作るためのソフトがあり、それをメンバー各自でダウンロードし、自分が担当している部分を作成・編集する作業をしました。予算の関係上、上質な紙を用意することができず、普通のA4用紙にプリントし、それを両面の3つ折りにしたものを最終課題としました。迎えた最終報告会及び選抜会では、本当なら発表をするはずだったメンバーが都合により出られなくなってしまったため、なぜか私が発表することになってしまいました。といっても本当に発表するだけだったので、無事に終えました。選抜会というのは、この授業での課題物の上位2チームまでが、大学が行うケプストンデザイン発表会に参加することができ、そこで入賞すると豪華景品がもらえるというので、そのチームを選ぶための多数決です。選ばれたチームの課題物は本当に素晴らしいものだったので、特に悔いはありませんでした。