月次報告書 2019-01
プロフィール
学科
英米語学科
学年
3年
専攻
留学期間
2018-08-01 ~ 2019-04-30
留学種別
交換
生活編
トロント留学生活6ヶ月目

今月から冬学期が始まりました。教授もクラスメイトも新しくなり、授業の内容も秋学期に比べてより専門的になりました。秋学期と同じく、クラスメイトはインド人やベトナム人などのアジア圏出身の留学生が大半です。今学期は、授業と同時並行でオンライン教材を各自で進めていく形式の授業がいくつもあり、効率よく課題をこなすために時間管理をきちんとしなくてはいけないなと思っています。 今学期に入って、学内のレストランで授業の一環として働いたりマネジメント系の授業を取るようになってから、働くということについてより深く考えるようになりました。レストラン実習では、さまざまな国籍のクラスメイトや先輩と一緒に仕事をすることで、働く度にチームワークの大切さを実感しますし、人材管理やセールス・マーケティング、会計などいろいろな業務の知識について学ぶことで、社会にはこういった仕事をしている人がいるんだなと気づくことができました。これはホスピタリティ業界に限らずどの職種にも共通して言えることだと思うので、この留学を通していい経験をしているなと日々感じています。 月末には、勉強の息抜きに友達とコリアンチキンを食べに行きました。店員さんが韓国の方で、メニューやお店の音楽も韓国語だったので、何だか韓国に来たような不思議な感覚でした。 秋学期の成績は12月末頃までに全て出るはずだったのですが、システムトラブルで1月中旬頃まで出なかった教科がありました。2年次後期の留学で単位申請にも関わってくるので少し焦りましたが、当時の担当教授がバックアップしてくださり何とか単位申請に間に合わせることができました。 1月に入ってから一気に寒さが増し、本格的にカナダの冬が来たなと感じています。最高気温でさえも毎日氷点下で、マイナス15度を下回った日にはカナダの環境省から極寒の注意喚起がありました。雪も本格的に降り始め、外はもう雪景色です。建物内は寮も学校も暖房が入っているのですがその分部屋が乾燥しがちで、私の部屋は湿度が10%ほどしかありません。そのため、寒さ対策に加えて乾燥対策もするようにしています。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
カナダ ドル
94.89円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 1,046 99,255円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 339.08 32,175円
交通費 20 1,898円
通信費 0 0円
食費・その他 225.87 21,433円
合計 1,630.95 154,761円
授業編
Rooms Operations I
ルームオペレーションⅠ
講義(英語)
680分
この授業では、ホテルの宿泊部門の業務を中心にホテル業界で必要な知識やスキルを学びます。今月は、ホテル業界の現状や、ホテルの種類や構造、アメニティについて勉強しました。また、ホテル管理システムとして世界中でよく使われているOperaというコンピュータシステムの操作法について、授業外に各自でオンラインのモジュールを進めて勉強していきました。今月は主に、顧客プロフィールや予約の作成方法、チェックイン時の操作方法について学び、各章が終わるごとに確認テストを受けました。
Introduction to Hospitality Sales and Marketing
ホスピタリティセールス・マーケティング入門
講義(英語)
680分
この授業では、ホスピタリティ業界におけるセールス・マーケティングについての基礎知識を学びます。今月は、マーケティングの定義や原則、ServicesとGoodsの違いなどについて勉強し、月末にはこれらの内容に関する小テストがありました。また、グループでホスピタリティ・トラベル業界に関連した事例についてブログを作成し、その内容に関してプレゼンテーションをする課題がありました。私のグループは顔認証システムがホスピタリティ・トラベル業界に及ぼす影響についてブログを作成し、クラスメイトの前で発表しました。
College Communication 2
カレッジコミュニケーション 2
語学(英語)
680分
この授業は秋学期に引き続き英語のリーディングやライティングを学ぶコースで、今学期はエッセイなどのライティングに焦点を当てた授業が行われます。今月は、主にパラグラフの書き方について勉強しました。Topic sentenceをそれぞれ一人ずつ書き、グループ内で紙を回して一つのパラグラフを完成させる練習をしたり、悪いパラグラフの例を見てどのように改善できるかを話し合ったりしました。また、接続詞などを使いながら、エッセイの中でどのように筆者に反論するべきかについても学びました。
Restaurant Operations
レストランオペレーション
講義(英語)
920分
この授業は、学内にあるThe Localというレストランで実際にレストラン業務を経験するコースです。The Localは、調理から接客まで全てがセンテニアルの学生によって行われるレストランで、このコースを受講する学生はレストラン内におけるHost、Server、Barの3つの役割を全て経験します。今月は、Serverとしてオーダーを取り支払いを済ませたり、Hostとしてエントランスでお客様を出迎えて席まで案内したりしました。平日のランチはブッフェ形式なので、オーダーテイクは基本的にドリンクとデザートのみです。メニューや、オーダーを入力するPOSシステムの使い方など覚えることはたくさんありますが、クラスメイトと協力したり、先輩や教授に教えてもらいながら楽しく働くことができました。
Human Resources
人的資源
講義(英語)
680分
この授業は、企業や部署の支配人や管理者として必要な人材管理について学びます。今月は、人材管理部門の役割や、人的資源計画の定義やステップ、それぞれの組織が持つ組織文化について学びました。組織文化については、StarbucksやMcDonald's Canadaなど実際にいくつかの企業に焦点を当てて、何がその会社の組織文化を作っているのか話し合いました。また、セクハラなどを防ぎ安全な職場環境を作るための知識を学ぶオンラインのモジュールを学期の中盤までに受講し終えなければいけないため、各自で授業外に進めていきました。
Global Citizenship: From Social Analysis to Social Action
グローバル市民: 社会分析から社会的行動まで
講義(英語)
680分
この授業では、世界各国の社会問題など、グローバル化した社会でグローバル市民として生活し働くために必要な知識を学びます。今月は、気候変動やホームレス、失業などの社会問題について何が一番深刻かについてグループでディスカッションをし、クラスで意見を交換し合いました。また、学期を通して活動していくプロジェクトに向けて、グループ決めも行われました。この授業は学部問わずセンテニアルで学ぶ全ての学生が卒業までに取らなければいけないものなので、クラスメイトはさまざまな学部の学生で構成されています。
Introduction to Hospitality Accounting
ホスピタリティ会計入門
講義(英語)
510分
この授業では、ホスピタリティ業界で必要な基本的な会計業務について学びます。授業前と授業後にオンライン教材で予習復習をすることが必須となっているので、同じ内容を繰り返し勉強して理解を深めることができるコース設計になっています。今月は、Personal AcccountingとBusiness Accountingについて勉強し、Balance sheet(賃借対照表)やIncome statement(損益計算表)の記入方法などについて学びました。計算の方程式や会計の専門用語など覚えることがたくさんありますが、何度も練習問題を解いていくうちに段々と意味を理解することができるようになりました。