月次報告書 2020-04
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
3年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学期間
2019-08-01 ~ 2020-05-31
留学種別
交換
生活編
4月

今月は留学らしい報告がありませんので、これまでの報告書に追記する形で記載します。 寮生活 春学期からはスペイン出身の交換留学生がルームメイトです。以前のルームメイトはアルバイトで忙しく、なかなか話すことができませんでした。新しいルームメイトとは、お互いが部屋にいる時間が長い分、会話が増えました。授業には英語脳をフル活用して臨みますが、部屋に戻るとホッとして日本語スイッチがONになりがちです。しかし部屋でも英語で話すことで英語脳を維持でき、英語でコミュニケーションをとる事への苦手意識が無くなりました。 寮ではほぼ不自由さを感じませんでした。冬は暖房でポカポカで、バスルームもきれいで快適です。ただ少し難点は、ランドリーが混むことです。多くの学生は週末に洗濯をするため、待ち時間が長く、私も深夜に3時間も順番待ちをしました。次に、乾燥がひどいことです。外気の乾燥に加え、室内は暖房を使うのでさらに乾燥します。保湿クリームは必須! 最後に、部屋の空気が籠ることです。特に雨の日はカーペットに吸着した匂いが気になりました。部屋に遊びに来た友達にも “Smells bad"と言われ、「やっぱりか!」と相当ショックでした。こまめな換気でかなり改善されましたが、アメリカでも手に入る日本のファブリーズを使えば良かったと今更ながら思います。 ミールプラン ダイニングで回数券として使えるSwipeと、学内のファストフード店やスターバックスで使えるFalcon dollarがセットになっています。学期が始まる前にチャージした分だけ使えるシステムです。種類はチャージ額が高い順からGold, Silver, Bronzeの三種類が用意されていて、私は秋学期にSilverを選びましたが、結局使い切ることができず、もったいないので次学期からはBronzeに変更しました。特にSwipeは一学期間使い切りで、次の学期に残りの回数を持ち越すことができないため、学期末には余った回数を消費するために、友達にもswipeを使ってもらいました。Swipeが何十回分も余ってしまった学生が、その場に偶然居合わせた見知らぬ学生たち数十人に気前よく支払っている光景を見た時には、あまりの太っ腹具合に驚きました。実際使ってみなければわかりませんが、無駄なくSwipeの種類をチョイスできたら良かったです。 11月のイベント 一つ目はレミゼラブルの鑑賞です。友達の車に同乗しコロンバスで開催される劇団四季を見に行きました。多少、言葉の壁はありましたが、それ以上にパフォーマンスがとても魅力的で感動しました。今でも歌声とシーンが蘇ってきます。二つ目は、インターナショナルディナーです。International studentsがステージでパフォーマンスを行う、ディナー付きのパーティーです。私たち日本人チームは浴衣を紹介したり、道着で空手の型を披露したり、とても盛り上がりました。私も日本から持参した浴衣を着ました。日本で帯の締め方を習得しておいて良かったです。 中華レストラン 2月、BGSUのダウンタウンにある中華レストランで、地元の気さくな感じの年配の男性から「ニーハオ!」と声を掛けられました。私は「きたきた!見た目で出身国が判断されるパターンだ!」と思い、ニッコリ “I am Japanese"と返事をし、その場を離れました。今思うと、こんなラッキーチャンスを逃したことを後悔しています。「日本に行ったことある?桜が咲く春に観光するのがお勧め~」なんて会話を続けていれば、日本に興味を持ってくれたかもしれません。中華レストラン=中国人というステレオタイプを払拭できたかもしれませんね! 新型コロナウイルスに伴う差別 3月、インフルエンザにかかりました。咳のせいで数人の学生や寮の清掃員の方に振り向かれたときは、コロナの感染を疑われたのかと不安になりました。それまでのキャンパスライフで感じたことのない経験でした。この頃、アジア系アメリカ人がヘイトクライムに遭った事件もありました。社会学を履修して気づいたのは、多くのアメリカ人学生が多様性について幼少期からよく学んでいるということです。にもかかわらず、不安や恐怖が大きいと、今回のように社会は混乱を起こし、普段は見えにくい差別が浮き彫りになる現実を直視しました。一方、BGSUの友達の中には、SNSでアジア人差別反対を発信する学生もいて、そのような投稿を見た時は嬉しく、勇気づけられました。 以上です。 (写真は11月にレミゼラブルが上演されたコロンバスの劇場とインターナショナルディナー) (在宅のため、諸費用は発生しておりませんが、アメリカで受診したときの請求金$30がありました。)

住居形態
その他 自宅
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アメリカ ドル
102.07円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0円
水道光熱費 0円
学費・教材費 0円
交通費 0円
通信費 0円
食費・その他 30 3,062円
合計 30 3,062円
授業編
Academic Speaking & Listening II
スピーキング II
語学(英語)
690分
「人々の役に立つデザイン」と「幸福」に関するTed talkを見て記述式のディスカッションを行い、まとめのプレゼンテーションでは、日常生活で考えられる問題を取り上げて解決策を提案しました。また、毎週の課題で60分以上の自主学習に取り組み、Ted talkやLLN(Language Learning with Netflix)を活用してシャドーイングの練習をしました。
Minority Groups
社会学 マイノリティグループ
講義(英語)
300分
Native American、Hispanic and Latino、Asian pacific Islanders、Middle Eastern Americanの4グループについて学びました。新型コロナウイルスに伴うアジア系アメリカ人の差別や、Modern racismをテーマにクラスメイトと記述式のディスカッションを行いました。Modern racismは、人種分離などの従来のレイシズムと比べて、間接的でわかりにくい点が問題です。例えば、黒人は足が速いというステレオタイプや、人種の違いによる昇進の差もこれに当てはまります。自分が普段気づかないだけで、modern racismが社会にあふれていることに驚きました。
Life in the Sea
海洋生物学
講義(英語)
260分
今月は7~9章まで進みました。教科書を読み、出題されたクイズに答え、最後に単元テストを解きました。 7章:海の無脊椎動物 8章:硬骨魚類と軟骨魚類 9章:海鳥と海獣の生態 今月一番印象的だった内容は、なんとサメはがんにかからないということです。
Ceramics I
陶芸 I
体育・実技
0分
今月の課題はありません。
Ice Skating - Basic
アイススケート基礎
体育・実技
120分
Netflixでスケートの映画Spinning out(全10話)を見て感想と意見を書きました。ジャンプで転倒しトラウマを抱えたフィギアスケート選手が、家族や愛、精神疾患と向き合いながら、オリンピック選手として活躍することを夢見て努力する姿が描かれていました。