Y.Tの報告書一覧
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
4年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学期間
2022-08-01 ~ 2023-01-31
留学種別
交換
1~6件目 / 6件中
2023-01
月次報告書1月分
留学最後の1ヶ月
今月で8月末から始まった留学も最後を迎えることとなりました。1月は授業がないため、旅行をしたり、仲良くしてくれた友達とご飯に行ったりして過ごしました。その他に、日本へ帰る前にカウナスを思う存分楽しみたいと思い、街を散歩したりもしました。その中でも印象に残った場所2つとカウナスでのお気に入りリネンのお店を紹介したいと思います。 1つ目は第9要塞という場所です(写真1枚目)。第二次世界大戦中にリトアニアがナチスドイツによる占領を受けていた際、当時リトアニアにいた3万人以上ものユダヤ人が殺害されたと言われている場所です。中は博物館になっており、ユダヤ人が収容されていた部屋や殺害に使われたガス室や壁など、当時実際に使われていたものが多数展示されており、見ていてホロコーストの恐怖を感じました。リトアニアへの留学を希望した大きな理由の一つである杉原千畝さんに関する展示もあり、同じ日本人として嬉しくなったと同時に、これから同じようなことが決して起こらないよう、歴史から学ぶ重要性も大きく感じました。 2つ目はカウナスセントラルマーケットです。寮からバスで30分くらいのところにあります。マーケットはUrmaというショッピングセンターの奥に位置し、新鮮な野菜、果物、お肉やパンが売っていました。その中でも目に留まったのが黒パンとシャコティス(リトアニア伝統のお菓子)です。黒パンはリトアニアの首都であるヴィリニュスのマーケットを訪れた際に買った黒パンがとても美味しく、またマーケットで買う黒パンが食べたいと思っていたため、見つけた瞬間すぐに向かいました😊種類や大きさも豊富で、リーズナブルに買えたのも嬉しかったです。2つ目のシャコティスはギザギザしたユニークな形のお菓子で、その見た目からシャコティスは「木のケーキ」という意味をもちます。バームクーヘンを作る時のようにクルクルと回しながら焼いていくのですが、その回転スピードがシャコティスの場合早いことでこのトゲができるそうです。肝心の味ですが、バームクーヘンよりも少し硬めで素朴で優しい、そんな味がします。家に持ち帰って家族で食べるのが楽しみです! 最後に紹介したいのが、リネンのお店"Salonas Jaukūs Namai"です。リネンとは麻の一種でリトアニアではリネンを使った品物の生産が盛んです。「家のように心地良いリネンのお店」と言う意味を持つこのお店は、名前の通り可愛く質の良い商品たっぷりな素敵なお店です。そして何よりもオーナーの方がとても明るく、行くといつでも温かくおもてなししてくれます。オーナーの方とおしゃべりを楽しみながらお買い物できます☺️最後に訪れたときには、いつかまた来てねと言ってくださり、将来リトアニアへもう一度戻ってきたいという気持ちがさらに大きくなりました。 これからリトアニアへ留学を考えている方、またリトアニアに興味がある方、このレポートが少しでもお役に立てれば幸いです。読んでくださりありがとうございました😊
国際コミュニケーション学科 4年 交換
2022-12
12月は学期末テストや課題に追われる日々となりました。中間テストの経験を活かしながら、計画的に少しずつ進めて行くことを意識しました。また、急に寒くなり始め、毎日雪が降っているのが当たり前でした。これまで使っていた上着では寒く、新しくコートや手袋、マフラーを購入しました。毎日とても寒いのですが、クリスマスが近づいている街は普段よりも活気があり、メインストリートの木のライトアップや旧市街のクリスマスツリーは本当に美しいです。また、旧市街には小さなクリスマスマーケットも開かれており、そこで食べたスプルゴス(小さな丸いドーナツのようなリトアニア料理)は最高に美味しかったです。さらに、カウナス城の近くに坂になっている場所があるのですが、そこでゴミ袋をソリ代わりにみんなで滑ってきました!久しぶりにたくさんはしゃぎ、楽しい思い出になりました😊また、週末にはヴィリニュスにも遊びに行きました。首都とだけあってクリスマスマーケットやデコレーションの規模が大きく、カウナスとはまた違った雰囲気を楽しむことができました。 私の通うヴィータウタス・マグヌス大学はメンター制度と呼ばれる、留学生のサポートをしてくれるプログラムがあります。渡航前にフォームに記入することで申し込みができ、留学前の準備期間から留学中、困ったことがあると助けてもらっています。今月は日本から持ってきた洗顔フォームとリップクリームがなくなってしまったため、メンターの子におすすめを教えてもらいました!また、帰国が来月に迫っていることもあり、お土産に良いリトアニアのお菓子や伝統工芸品についての話もしてくれました。最後に、私お気に入りのリトアニアの食べ物を3つ紹介したいと思います。1つ目はキビナイと呼ばれるパイ生地のパンです(写真2枚目)。中身の種類はチキンやチーズ、魚までと豊富で、パン屋さんやスーパーなどで手軽に買うことができます。2つ目はクチューカイという小さな丸いクッキーのようなお菓子です。中にポピーシードが入っており、主にクリスマスシーズンに牛乳をつけて食べるみたいです😊(スーパーで見ていたところたまたま通りかかった方が教えてくれました!)そして3つ目は黒パンです。これはリトアニア以外の国や地域でもよく食べられている、少し酸味のあるパンです。初めて食べた時は少し変わった風味だなと思ったものの、気がついたら毎日食べるほどになっていました!ヴィリニュスのマーケットで購入したリトアニア伝統的な黒パンは本当に美味しかったです。 もちろん、この他にも美味しいものはたくさんあります。リトアニアに来る機会がありましたら、ぜひ試してみてください!
国際コミュニケーション学科 4年 交換
2022-11
今月は芸術を堪能した1ヶ月でした。2022年、カウナスは “Capital of Culture"の都市として選ばれ、多くの文化イベントやお祭りが行われています。その中で体験したコンサートや劇、展示会などをいくつか紹介したいと思います。 11月の初め、杉原千畝さんの功績を讃えるコンサートが開催され、行ってきました。そこで演奏された音楽は台詞を交えたストーリー仕立てとなっており、(リトアニア語でしたが、事前にもらった英語のパンフレットをもらうことができました!)当時のユダヤの人々の心情や、杉原千畝さんが行ったことを想像しながら聴いていたのですが、とても感動しました。こうやってコンサートという形で日本とリトアニアのつながりを感じることができるのがとても嬉しく、これからも続いてほしいと心から思いました。 また、この会場の近くに劇場があり、そこでミュージカルの「エリザベート」を、ミュージカル好きの友達と見に行きました。歌も演技もダンスも迫力があり、3時間があっという間でした。 その他には“Capital of Culture"カウナス2022のイベントの一環として行われているオノ・ヨーコさんの展示へ行きました。世界的に有名な日本人芸術家というくらいの知識しかなく、初めて作品を鑑賞したのですが、どれもひと目見ただけではすぐに理解できないような、どこか違う世界にいるような、、これまで見たことのないような強く印象に残る展示会でした。 そして、11月25日のちょうどクリスマスの1ヶ月前、旧市街にあるクリスマスツリーの点灯式が開催されました!普段は人通りが少なく、静かなカウナスですが、多くの人で賑わっていました。点灯式の前にはコンサートも行われ、歌を楽しみ、またその後には暖かいラテを飲みながらイルミネーションを眺めました。ヨーロッパのクリスマスを体験するのが夢だったので、それが叶って嬉しかったです。 最後に、、初めて美容室へ行き、髪を切りました!美容室は沢山あるので、どこに行けば良いか沢山悩み、英語が使えるか、思うような仕上がりになるか、、などと友達と色々な心配をしながら行きましたが、とても良い美容室でした。髪を切ってさっぱりしたところで、来月の期末テスト・課題提出を精一杯頑張ろうと思います。 今回も読んでくださり、ありがとうございました!
国際コミュニケーション学科 4年 交換
2022-10
月次報告書10月分
紅葉が綺麗なカウナス🍁
今月は日本クラブ「橋」と週末について、また留学をして気づいたことを1つ書こうと思います。 「橋」は日本に興味のある学生によるクラブ活動で、毎週金曜日の夕方に集まっています。このクラブは一般に公開されているため、大学生のみならず高校生、また時には社会人の方々とも関わる機会も持つことができます。そこでは現地学生による日本に関するプレゼンテーション(フィギュアスケート、祭り、アニメなど)の発表を聞いたり、日本の映画を見たり(今月はサマーウォーズを見ました)、お茶を飲みながらお話をしています。メンバーはみんな明るく、暖かく、とても居心地が良いです。 週末、友達の誕生日会に参加しました。アパートに住んでいる友達の家に集まり、ピザとお菓子を食べながらたくさんおしゃべりをして過ごしました。そこで過ごしていた中で気づいたことが、周りの子たちの社会問題の対する意識の高さです。日本で友達と話していてあまり話題にはならないようなトピック(政治、それぞれが持つ価値観、宗教についてなど)についてじっくりと話していました。自分の意識の低さを感じたと同時に、留学をしていなければ聞くことはおそらくなかったであろう貴重な意見、話を聞くことができ、楽しみながらも充実した時間を過ごすことができました。 最後に留学を経験して感じたこと、それは1人で過ごす時間が思っていたよりも多いということです。大学なので個人によって取る授業もそれぞれ異なり、当たり前のように聞こえるかもしれませんが、留学して数週間しか経たっていなかった頃はこの1人の時間が長く、時に辛く感じました。しかし、時間が経って生活に慣れてきたことで心に余裕ができ、それを楽しめるようになってきました。これも留学を通じて得ることのできる大きなものだと思っています。 今回載せた写真は誕生日会の様子、また通学途中に見つけた大きく、紅葉が綺麗な木の写真です。 今月も読んでくださりありがとうございました。 (月額費用について、冬服や布団、外出・外食が多かったため今月は高めです。)
国際コミュニケーション学科 4年 交換
2022-09
リトアニアに来てから1ヶ月が経ち、生活にもだんだんと慣れ、楽しめるようになってきました。今回は学内イベントと週末、また寮についてを書こうと思います。 9月末に現地の高校生を対象とした外国語学習の楽しさを伝えるワークショップに参加する機会をいただきました。私は日本語担当ということで、5つの言葉・フレーズの紹介と折り紙で兜の作り方を教えました。約100人もの高校生たちの前で発表するのは大変緊張しましたが、想像していた以上に楽しんでくれて、終了後に「ありがとう!」と直接言いに来てくれたときには本当に嬉しかったです。リトアニアと日本の交流を深めることができるような活動を、これからも続けていけたらと思います。 次は週末の過ごし方についてです。9月はクライペダとトラカイという場所に友達と出かけました。クライペダはバルト海に面する場所であることから寒くなる前に行った方が良いというアドバイスをもとに、9月の上旬に行きました。想像していた以上に海が綺麗で、とてもリラックスした時間を過ごすことができました。続いてトラカイは首都ヴィリニュスから電車で約30分離れたところに位置しており、湖に浮かぶお城とキビナイ(ミートパイのようなもの)が有名です。お城の中は博物館になっており、歴史のいい勉強にもなります。中には日本から来たものも展示されており、嬉しくなりました。 また、移動の際はバスと電車をよく使うのですが、国際学生証(ISICカード)を作ると、半額で利用することができます。発行に13ユーロほどかかりましたが、すぐに元は取れるので作るといいと思います(^^) 最後に寮についてです。リトアニアではインフレが進んでおり、それに伴って学生向けアパートの家賃も上がっていることから学生寮に申し込みが殺到し、予約が取りづらくなっているという話を聞きました。私も大学の寮の申し込みが始まってからなかなか空きが見つからず、数時間おきにサイトをチェックする、、といったことを数週間続け、ようやく予約することができました。中には寮の部屋が取れず、アパートを借りている友達も多くいました。ちなみに私の通っているVMUはカウナス市の中心に位置するBaltijaとそこからバスで25分ほど離れたところにあるAkademijaという2種類の寮があります。今後どうなるかは分かりませんが、もしこれをご覧になっている方でVMUに留学に行きたいなと思っている方は頭に入れておくといいかなと思います。 来月も充実した留学生活を送ることができるよう頑張ります。見てくださりありがとうございました。
国際コミュニケーション学科 4年 交換
2022-08
月次報告書8月分
オリエンテーション
8月21日、いよいよ留学が始まりました。空港に着いた途端、乗り継ぎで利用したワルシャワ空港に預け荷物を置いていかれてしまったり、寮までの道に迷う、バスを乗り間違えるなど様々なハプニングがありながらも無事に滞在先の寮に到着しました。翌日22日からオリエンテーションでした。KUISからは私1人でしたが、日本全国のさまざまな大学から交換留学に来ていて、約20人ほといたと思います。リトアニアは日本ではマイナーな国ですが、留学先としてはだんだん注目されてきているのかな、と思い嬉しくなりました。オリエンテーションでは主に自由参加で、リトアニア講座(単位発行有り)、カウナス(大学のある場所)やヴィリヌス(リトアニアの首都)のツアー、学期始まりのお祝い(リトアニアの伝統ダンスと料理を楽しみました)、international night(各国の学生がそれぞれの国の食事を持ち寄るパーティー)など、たくさんのイベントがありました。また、寮(baltija)はトルコから来たルームメイトと1部屋をシェアし、隣の2人、合計4人でトイレとシャワールームを共同で使っています。また、キッチンは各階に大きいのと小さいのがあり、洗濯機は地下1階に1回3ユーロ、乾燥機は1回1.5ユーロでできますが、数がかなり少ないです。また、近くには大型ショッピングセンターがあり、生活用品ほぼ全て揃います。果物や野菜、パンなどは日本に比べて安く感じます。 VMUは世界中の留学生を受け入れているため、たくさんの国の友達ができます。毎日新たなことを学び、刺激でたくさんの日々を送っています。慣れない環境で緊張することも多いですが、来月からの授業に向けても、毎日を大切に過ごそうと思います。
国際コミュニケーション学科 4年 交換
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