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プロフィール
春のパン祭り
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
韓国語専攻
留学先
大韓民国
/
ソウル市立大学校
留学期間
2023-03-01 ~ 2023-06-30
留学種別
交換
1~5件目 / 5件中
2023-06
留学成果報告書6月分
留学成果報告
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年: 1956年 ・学生数: 8674人 ・設置学部: 政経学部、経営学部、工科学部、人文学部、自然科学学部、都市科学学部、芸術体育学部、自由融合学部 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 인문대학 국어국문학과(人文学部 国語国文学科) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 現地の学部生にまじって受ける学部授業の方は、履修登録をすれば基本的にすべての授業が履修可能です。所属学部選択にも制限はありませんでした。留学生専用の授業の中には、履修を韓国語初級者に限ったものや、経済学部所属者に限ったものがいくつかありました。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 私は人文学部国文学科に所属していて、履修を組むときは、生徒全員が受けられる教養科目、留学生用の科目、所属学科の専攻授業の中でしか受講を考えていなかったので、他学部・他学科の専攻授業を受けられるかは調べておらず、分かりません。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 語学堂での語学コースを並行履修できます。履修を希望する人は各自、語学堂の担当職員さんにメールを送り申し込みを進めます。有料ですが、学部留学生はプログラム料金から30%割引があります。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 落ち着いた雰囲気で、自然も多く、過ごしやすい環境でした。家族連れや校内を散歩している地域の方も多く 、解放的な学校でした。受ける授業にもよると思いますが、私がとっていた授業には日本人は多くても3人だけで、日本人留学生が多いという印象はありませんでした。また、他大学は中国からの留学生が多いのに比べてドイツやロシアなどヨーロッパからの留学生の数が多いです。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 授業によって課題がある授業とない授業がありましたが、負担としてはKUISと同じくらいで、あまりにも大変だった・課題が多すぎたという印象はありませんでした。また、課題がない授業の評価は、出席と中間・期末テストだけで、テストの比重が非常に大きかったのでテスト勉強には力を入れました。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 困ったことや相談したいことがあったときは一緒に留学に行った友人に話すことが多かったです。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 学期が始まる2日前にオンラインでオリエンテーションがありました。大学や施設について、単位や授業について、学生用ポータルシステムの使い方、保険や外国人登録についての説明などがありました。ちなみにこれらはすべて英語で行われ、韓国語での説明はありませんでした。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 履修登録期間は学期が始まる一か月ほど前にありました。履修登録専用のポータルサイトがありました。履修登録日の前一週間ほど、同ポータルサイトで授業検索ができるので調べて取りたい授業を選んでおきます。当日は履修登録が始まる10分前からパソコン前に待機していて、始まったらすぐに取りたい授業の履修申請ボタンをクリックします。事前に、前学期留学をしていた先輩に気になる点やおすすめの授業があるかなどの質問をして、先輩の意見も参考に履修を組みました。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 自分がさらに成長するためです。語学力の向上はもちろんのこと、海外で生活する中でのより深い自己理解や適応能力など様々な面で成長が期待できると思い、留学を決めました。 (2) 留学先を選んだ理由 自分の受けたい授業があるか、留学生に対してどんなサポートがあるか、立地がソウル近郊であるかの3点を重視して選びました。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 韓国語だけでなくもっと英語も勉強しておけばよかったなと思いました。韓国に行くのだから韓国語だけできればいいだろうと思っていましたが、留学生によって留学の理由は様々で、韓国語が全くできず、英語で会話する必要がある学生さんもいました。また、オリエンテーションや大学側から送られて来るメールや資料はすべて英語なので、英語がもっとできていればなあと思う場面が多かったです。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 現金をもう少し持っていけばよかったなと思いました。カードから下せると思っていましたが、下すとキャッシングになってしまったので少し多めに持ってくといいと思います。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 授業を通して友達が多くできました。また、学校のバディ制度も一緒にお出かけをしたり、いろいろなイベントがあったりしたので、交友関係を広げるきっかけになりました。学校で募集していた日本語を教えるチュータリングプログラムへの参加も友達を作るいい機会となりました (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 授業は三つだけ取りました。そのうち二つは韓国語の授業で、上級は難しすぎるかと思ってどちらも中級のクラスをとりました。ですが、思ったよりも簡単で、文法や表現、単語などはほとんど習ったことがあるものでした。しかし、授業内でする文化に関しての話は、各留学生の母国の話をいろいろ聞けたり、比較しながら進めていくので、初めて聞く話や、興味深い話が多く楽しかったです。もう一つは韓国の学部生に交じって聞く一般講義だったのですが、とっても難しかったです。内容は神田の授業でいうと、韓国語学概論になると思います。専門用語が多いので予習は必須でした。また、ネイティブにとってはわかりやすい例示でも、私たち留学生にはいまいちよくわからないというものも多かったのでついていくのが大変でした。授業内で話し合いなどもあったので、スピーキングの能力も伸びたかなと思います。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) バディプログラムと韓国語を教わるチュータリングプログラム、逆にこちらが日本語を教えるチュータリングプログラムに参加しました。前記の二つは学期前に大学側からアンケート調査があり、参加したいと回答したら全員が参加できます。日本語を教えるチュータリングプログラムは一時間に10000ウォンの奨学金をいただけるもので、オリエンテーションで案内があり、メールで申し込みをしました。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 参加したプログラムがどれもいい経験となりましたし、交友関係も広がる楽しい活動でした。授業ではないので、気軽に楽しめますし、友達間で使うラフな韓国語の学習には最適でした。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 積極性が身についたと思います。最初は間違えるのが恥ずかしかったりしてなかなか話せませんでしたが、さまざまな活動に参加したり、新しい人たちと知り合う中で、自分からほかの人に声をかけに行くこともありましたし、間違えてもいいから話してみようと、積極的に韓国語を使ったり、わからないことはたくさん質問したりとできるようになりました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか やはりスピーキングは大事だなと思ったので、MULCなどを活用して、ネイティブスピーカーと話せる環境での学習は続けていきたいです。また、授業の課題でドラマやバラエティーのディクテーションがあったのですが、かなりリスニングの力が付くなと思ったので、そちらも継続していければと思いました。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 資料を隅々まで読んで、期限の確認をしっかりすれば特に問題はないとおもいます。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) ビザの申請に必要なものに関して不安なことがあれば大使館に直接電話で確認するのがいいと思います。電話がなかなかつながらないことが多いかもしれませんが、一番信用できる情報源なので、私は5,6回は電話で確認をしました。申請から発効までは一週間もかからなかったと思います。案外早かったです。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) HISのサイトから予約しました。 (4) 渡航したルート 成田空港からインチョン国際空港まで大韓航空の飛行機で渡韓しました。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 大学の出迎えサービスはありませんでしたが、韓国人のお友達が空港まで迎えに来てくれました。電車に乗って住居まで行きました。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 大学の寮には申し込めず、ソウル部屋ナビさんにコシウォンを紹介してもらいました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) ソウル部屋ナビさんに毎月振込をしていました。大家さんに直接現金で渡す方法もあり、そうすれば仲介料を取られないので少し安く済みます。私は現金をあまり持って行ってなかったので振込にしていました。設備はベッド、机、椅子、シャワー、トイレ、テレビ、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、エアコン、Wi-Fi、共同のキッチン、ウォーターサーバー、自由に食べていいキムチとご飯などがありました。ソウル部屋ナビさんの提供しているサービスに事前に布団やまくらなどを代理購入して部屋に届けておいてもらえるというものがあったので、韓国に着いてから自分で買いに行かなくて済みました。 コシウォンだったので部屋は狭いですが、家賃は安く、私の住んだコシウォンはかなりきれいで、大家さんもとてもいい人でした。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 共同スペースはきれいに使うことは心がけていました。自由に使っていい食器やスポンジなどもありましたが、衛生面を考えて自分の食器等をそろえることをお勧めします。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 支払いはカード支払いがほとんどでした。日本にいるときに事前にまとまったお金をカードに入れておきました。現金はATMを使ってカードから引き出しましたが、キャッシングでの取引となってしまいます。私は今回VISAとマスターの二種類を用意していきましたがどちらもほとんどの店で問題なく使えました。たまに、機械と合わないのか、磁器異常かでカードが使えない時もありましたが、そういったときは、もう一方のカードを使えば問題なく決済できました。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 学校から紹介があったKoreaninfoさんのesimを契約しました。日本から取得でき、韓国の携帯番号もついていたのでとても便利でした。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内や住居にはWiFiがあり、カフェなどの飲食店にも基本的にWi-Fiがありました。ネット環境はよかったです。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 留学中は大きな病気やけがもなく、お医者さんのお世話になることはありませんでした。 (5) 日本から持っていくべきもの いつも飲んでいる薬は持っていくといいと思います。日本食が恋しくなったときのためのちょっとしたお菓子やインスタントのみそ汁、お茶漬けなども。 また、仲良くなった子や知り合った人たちに渡せるちょっとした日本からのお土産(お菓子など)があるとみんな喜んでくれますし、話のきっかけにもなって仲良くなりやすいと思ったので持っていくといいと思います。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 治安に関しては日本と似たようなものだと思います。あまり夜遅くに一人で出歩かないようにはしていました。どうしても夜一人で帰るときはだれかと電話しながら帰るなどしていました。また、手作りのクッキーをもらったこともあったのですが、安全面を考えて食べませんでした。慣れない海外での生活なので、気を付けすぎているくらいが自衛にはちょうどいいとおもいます。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 最初こそコシウォンのキッチンで料理をしていましたが、だんだん外食で済ませることが多くなっていきました。もともと朝はほとんど食べない方なので、ブランチにスーパーでたくさん買ってストックしておいたヨーグルトを食べて、夕飯は友達と食べることが多かったです。なので一日千円くらいかかっていました。節約したいときは外食は控えて袋麺やキンパを食べていました。 大学には学食もありました。韓国料理を出すところと洋食を出す食堂の二つがあったのですが、洋食の方はすこし値段が高かったです。韓国料理の方は神田の学食と同じくらいの値段感でした。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 現地の情報はインターネットで調べたり、インスタなどのSNSで入手していました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 マナーに関してはほとんど日本と同じだったので、日本で礼儀正しいと思われる行動をしていれば、韓国でも失礼に当たることは基本的にはないと思います。 ただ、電車やバスで優先席が空いていて、座る人がいなさそうでも、若者は座らないことが韓国では暗黙の了解となっているのでその点に関しては気を付けるといいと思います。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 就職を考えていますが具体的にはまだ未定です。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 現地では留学生活に集中しようと思い、就職活動に関しては特に何もしませんでした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 私は留学を通して積極性やコミュニケーション能力が向上したと思います。それを活かして、これからも主体的に行動していければとおもいます。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 思い切ってチャレンジしてみることで留学の充実度は大きく変わると思います。たとえ失敗したとしてもそれが自分の経験になるし、その失敗から学ぶことも多いです。やらない後悔よりやる後悔です!!
大韓民国
ソウル市立大学校
春のパン祭り
アジア言語学科 3年 交換
月次報告書6月分
留学終了!
今月はいよいよ帰国する月です。本当にあっという間の4か月でした。 6月の上旬には友人と2人で釜山と慶州へ旅行に行きました。ソウルからKTXに乗って釜山まで行く予定だったのですが、取ろうとしたときにはチケットがすべて売り切れていて買えませんでした。日本の新幹線のようなものだと思っていて、当日に駅で切符を買えばいいやと思っていたのですが、普通KTXのチケットは一か月前から、最低でも一週間前には取っておかないと売り切れてしまう場合が多いそうです。そのことが旅行に出発する前日に発覚し、とても焦ったのですが、日本語のチュータリングで知り合った韓国人の学生さんが、高速バスのチケットを調べて手配してくれたおかげで無事に釜山まで行くことができました。本当にありがたかったです。釜山や慶州はソウルとは雰囲気が違い、海や山などの自然が豊かでヒーリングになりました。慶州は日本の京都のようなもので、韓国の学生たちの修学旅行の定番となっている場所で、歴史的な景観や重要な建物や跡地が多く集まっていました。冷製チョッパルやミルミョンなどの名物もたくさん食べ、甘川文化村や海雲台、広安里の海岸、月精橋などきれいな観光地もたくさん見て回り、非常に充実した旅行になりました。 6月の中旬は期末テストのシーズンでした。中間テストでテストの形式がどんな感じなのか分かっていたので、その点に関しては不安はなかったのですが、1科目だけ内容がとても難しい教科があって、勉強をできるだけ頑張ってやったのですが、テストは思うように解けず… 課題などは特になく、出席とテストだけで成績がつけられるので、単位がとれているか心配です。 21日にはテストや授業が全て終わり、学校も夏休みに入りました。その日にバディさんたちが主催で、留学生たちのためにお別れパーティーを開いてくれました。お世話になったバディさんや仲良くなった留学生のお友達たちと最後のあいさつをしました。これが最後だと思うと、とても悲しくなりました。それぞれの国に帰ってしまうので、簡単にはあえなくなってしまうけれど、せっかく出会えた縁を途切れさせないように、これからも連絡を取り合っていければなと思います。 この日から帰国まで一週間しかありませんでしたが、できるだけたくさんのお友達たちと会う約束を取り付け、毎日ぎゅうぎゅうに予定を詰め込みました。疲れたけどとても楽しい一週間でした。お別れはとっても寂しいし、この一週間は「まだ日本に帰りたくない!!!」という思いでいっぱいでした。留学を始めたときは不安でいっぱいの毎日でしたが、帰りたくないと思えるくらい幸せな、楽しい留学生活を送れたことは本当に良かったと思います。非常にいい経験ができました!
大韓民国
ソウル市立大学校
春のパン祭り
アジア言語学科 3年 交換
2023-05
月次報告書5月分
学祭のあった月
気が付けば5月ももう終わり、時の流れの速さには驚くばかりです。 5月のはじめ頃には、友達と少し遠出をしてソウルの隣にある水原市に行きました。世界遺産にもなっている水原華城をみたり、名物の牛カルビを食べたりと、とても楽しかったです。ソウル市とは少し雰囲気が違って、自然も多く、のどかな感じがして、華城を歩いているだけでもヒーリングになりました。 5月後半には学祭がありました。韓国の大学では、5月の3~4週目にかけてが学祭のシーズンで、昼間は各学部やサークルなどが出店を出していて、夜には有名なアーティストやアイドルなどを呼んでコンサートが開かれます。私の通っている市立大学には、今年は、10㎝や赤頬思春期などが来てくれました。他校の学祭にも自由に出入りできるので、好きなアイドルやアーティストが出演する公演を見に行くこともできます。私は市立大のほかにも、慶煕大学とソウル科学技術大学の学祭に行ってきました。どの学校の学祭も賑わっていてとても楽しかったです。 来月は期末テストもあり、留学最後の月にもなるので、勉強も遊びもこれまで以上に全力で頑張りたいと思います。
大韓民国
ソウル市立大学校
春のパン祭り
アジア言語学科 3年 交換
2023-04
月次報告書4月分
輪が広がっていった月
韓国に来てからあっという間に2か月が経ちました。もう半分が過ぎたなんて驚きます。 4月上旬は韓国でも桜がきれいに咲いていて、バディさんが漢江にお花見に連れて行ってくれました。いくつかのバディグループと合同で、総勢20名くらいで行ったので、遠足をしているみたいで楽しかったです。レジャーシートを広げて、ラーメンやチキンを食べたり、お酒を飲んだり、スルゲームを教えてもらったりしました。きれいなお花も見れたし、積極的に話しかけることで新しく知り合いも増え、とてもいい思い出になりました。 4月に入ってからは日本語を教えるチュータリングも始まりました。毎週金曜の12:00~13:00の一時間の活動です。私が担当するのは上級クラスで、日本語がかなり話せる学生さんたちが相手なので、「教える」というよりは会話する中で自然な表現や言葉を覚えてもらうという感じです。私含めて3人の少人数で活動しているので、話も回しやすいです。ただ、1時間何を話すか話題を考えないといけないので、コミュ障の私にとっては少し大変です。初回は自己紹介がてら「100の質問」を使ってみたら皆さん楽しんでくれて、100個やりきるまではそれで繋げそうなのですが、終わったら次に何をしようか悩んでいます。 4月の後半には中間テストがありました。実用韓国語のクラスではペーパーテストではなく、発表のテストでした。3分程度と短いものでしたが、人前で話すことが苦手な私はとても緊張しました。スライドなど事前準備のおかげでなんとか無事に終わり、点数もよかったので安心しました。音韻論のテストは記述式でした。今回テストを受けるまで知らなかったのですが、韓国の記述テストはボールペンを使って書くのが一般的で、修正テープが必須のようです。試験途中で修正テープが切れてしまい焦りましたが、なんとか全て解きました。内容が難しく、勉強不足なこともあり手ごたえは悪いです。まだ返ってきていないので点数は分かりませんが、せめて期末で挽回できる点数だったらいいなと思っています。 テストも終わり何か気分転換がしたいと思い、前々から髪を切ろうと思っていたので、そのタイミングで美容室に行ってみました。髪を切る前のカウンセリングや髪を切っている間のちょっとした会話など、すべて韓国語で話すので、髪に関する用語などを伝えるのが少し難しくもありましたが、きちんと伝わると楽しくもありました。とても親切な店員さんで、私のつたない韓国語でも期待以上の髪型に仕上げてくれました。 また、音韻論の授業のグループワークを通して知り合った韓国人のお友達ができました。日本に興味がある子で、授業後にご飯を一緒に食べたりたくさん話せたりして楽しかったです。話している中で、何て言っているか分からない時ももちろんありますが、その都度聞き返して、分からないままなぁなぁにしないことを意識しています。語彙も増えるし、会話の中で学べることが多いです。 お花見から始まって、授業内でもお友達ができるなど、韓国語で話すことでどんどん繋がりが増え、輪が広がっていった月でした。これからもこういった繋がりを増やしていきたいし、積極的に韓国語を使っていきたいです。残り2か月も目一杯楽しんで、実りある留学にできたらと思います。
大韓民国
ソウル市立大学校
春のパン祭り
アジア言語学科 3年 交換
2023-03
月次報告書3月分
韓国での生活スタート
ついに韓国での留学生活がスタートしました。飛行機に乗って韓国に来たのがまるで昨日のことのように思えます。入国して一か月が経ち、だんだん生活にも慣れてきました。 学校での授業も始まり、お友達もできてきましたが、韓国人と話すことができる機会が思ったより少ないことに気が付きました。今のところ学校内で関われているのは、バディさんと韓国語のチューターの学生さんくらいなので、これからの生活の中でつながりを増やしていけたらと思います。自分が日本語を教えるチュータリングプログラムにも申し込んで、採用されたので、その活動を通して仲良くなれたらと思っています。 学校に通い始めて痛感したことが、もっと英語の勉強を頑張っておけばよかったということです。様々な国から留学生が集まっており、留学の目的も異なるため、韓国語がほとんどできない留学生も多く、オリエンテーションやバディグループ内での普段の会話などは基本的に英語で行われます。韓国に留学に行くのだから韓国語だけできればいいと思っていましたが、英語でのコミュニケーション力も必要だと身に染みてわかりました。 たまに気分が沈んだりすることもありますが、休日に友達と出かけたりするなどしてリフレッシュでき、楽しい生活を送っています。自分の韓国語がきちんと通じた時や、韓国語で意思疎通ができたときにはやはり喜びを感じます。これからも積極的に韓国語を使い、実力を伸ばしていきたいです。
大韓民国
ソウル市立大学校
春のパン祭り
アジア言語学科 3年 交換
1~5件目 / 5件中