学生3366の報告書一覧
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
3年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学期間
2014-04-01 ~ 2014-07-31
留学種別
交換
1~4件目 / 4件中
2014-07
月次報告書7月分
ペルージャでの最後の1ヶ月
4ヵ月間の留学生活もついに終わってしまいました。長いようで本当に短く、けれど実りの多い毎日だったと思います。 先月終えたA2の3ヵ月コースの後、今月からB1の3ヵ月コースが始まりました。どの校舎で授業が行われるか決まるのは全くの運なので仕方がないのですが、私は今月からプロシュッティという中心部から離れた少し古い校舎で全ての授業をすることになり、最初は落ち込んだのですが、こちらの校舎だとエアコンがあって、かえって良かったかもしれません。ちなみに前のコースまではガレンガという、大きくてきれいな、中心部からも近い校舎で勉強しました。こちらはエアコンがありません。 前のコースで一緒だった友達の数人と同じコースでまた一緒に勉強しましたが、ほとんどの人と会わなくなってしまって少し残念でした。その代わり、1ヵ月コースの生徒はみんな滞在期間が短いので、「一緒にご飯食べようよ!」、「今日出かけようよ!」と誘ってくれる子が多く、たった1ヵ月間でしたがすぐに仲良くなることができ、最後の授業で号泣してしまうほどでした。 生活について 今月はとても暑い日が続き、耐えられないほどの日もありましたが、日本のように肌にまとわりつく湿気がないのでまだ快適でした。しかしイタリアのアパートは、暖房はあってもエアコンがないところがほとんどなので、体調管理にはくれぐれも注意して下さい。 日中は暑くても夜は涼しく、寝苦しいということはありませんでした。夜外出するときは寒いくらいの日もあるので、ジャケットは最後まで日本に郵送できませんでした。そしてこれは一年を通して言えることですが、ペルージャにおいては折り畳み傘は毎日バッグに忍ばせておいて下さい。 それからペルージャに住んだら是非行ってほしいのが、ミニメトロに乗って最後の駅の近くにあるメルカート(市場)!食べ物が安く手に入るのはもちろん、古着や古本、花、アクセサリーやペットまで、本当になんでも売っています。土曜の朝は早起きして、是非行ってみて下さい。お土産を買うにもいいと思います。 勉強について Mensile(1ヵ月)コースは沢山のヨーロッパの学生がバカンスを利用してやって来るので、最初は慣れなくて気後れもしましたが、みんな気さくでいい人達でした。しかもみんなとても優秀です。 ものすごいスピードで授業は進んでいき、みんなの発言も活発なので、授業はついていくのが大変です。 ただ、我々神田外語の学生はこのコースをもって留学が終了するため、試験を受ける必要がありません。次のレベルへ進む人だけが試験を受けます。そのため周りの友達には授業を自主休講して旅行へ行く人もいました。しかし上でも述べたように、授業スピードが速いので帰ってきたとき全くわからなくなっている可能性があります。旅行するのも選択の一つとは思いますが、1ヵ月しか一緒に勉強できない仲間との時間を大切にしてよかったな、と思います。 イタリア留学を終えて 最初はほとんどイタリア語が話せず、英語でばかり話していましたが、徐々にイタリア語を習得して、むしろ英語をほとんど話さなくなるという変化には自分でも驚きました。今は英語のリハビリが少し必要です。 「IC専攻なのにどうして英語圏に留学しないの?」という質問は何度もされましたが、留学を終えてみて、イタリアを留学先に選んで本当によかったと思います。世界各国から来た生徒たちと一緒に勉強する機会は得がたいものですし、それこそが国際コミュニケーションを学ぶ私に必要なものでした。自分でも大きくスキルアップしたことを実感しています。留学生活で学んだのは言語だけではありませんでした。ほとんど話せない言語の国に留学する挑戦という意味でも、英語圏への留学では得られない大きな成果と伸びを実感しました。 また、3ヵ国語話せるということは、これから確実に大きな武器になります。自分の専攻言語以外の国に留学するわけではなくとも、他の間だの学生にも、第二外国語は真剣に取り組んで欲しいと思います。 イタリアはやはり日本のような便利さや合理性のない国柄ですが、日本にはない、人と人の紐帯があります。道端で突然知らない人に話しかけるのが普通の国です。最初は戸惑いましたが、イタリア語はもちろん、そんなイタリアの文化や人々も今は大好きです。またそこに帰りたいと思える、素晴らしい体験ができた4ヵ月でした。私の人生の中でも忘れられない日々の一つになったと思います。
国際コミュニケーション学科 3年 交換
2014-06
月次報告書6月分
3ヵ月コース修了
6月をもってA2の3ヵ月コースが修了しました。長いようで短い3ヵ月でしたが、試験勉強をしながら振り返ると、ほとんど喋れなかったイタリア語が本当に上達したんだなと実感しました。この伸びはおそらく英語圏では体験できなかっただろうと思います。 ずっと一緒に勉強してきた人たちの中には帰国する人もいますが、他のコースで勉強を続ける人もいます。連絡を取る手段としてfacebookはとても便利なので、アカウントを持っていたほうがいいと思います。 気候はかなり暑くなってきましたが、日本のような湿気がないので、夜になると気温が下がって、寝苦しいということはありません。イタリアの気候は大きな魅力の一つです。しかしペルージャは変わりやすい山の気候なので、相変わらず傘は毎日必携です。 生活について 幸運なことに留学保険が必要になるような危険な目には遭っていませんが、日本人の女友達と、イタリア人数人で夜に出かけた際に、彼女がいつの間にか男子2人にどこかへ連れて行かれてしまい、私は非常に気を揉みました。幸い何もなかったようですが、その時彼女は完全にお酒で酔っていたので、女子の皆さんは夜出かけるときはくれぐれも注意して下さい。 6月で3ヵ月コースが修了し、次のコースが始まるまで5日程度自由な日があるので、旅行したいときはこのときがチャンスです。ペルージャの人たちはバカンスで海に行くときはトスカーナが定番だそうです。毎週月曜にイタリア語でお話する会があるのですが、私はそのメンバーとトスカーナへ行ってきました(※添付画像)。 今月は、ずっとさぼってしまっていた日記をまた書き始めました。生活面や勉強面を振り返るいい助けになるので、どの言語でも構いませんので書くことをおすすめします。 勉強について 試験前は色々の遊びの誘いを断って部屋で勉強しましたが、まだA2なのでそこまで緊張することはなかったかな、というのが試験後の感想です。 イタリアの試験は大体が30点満点なので、問題数が少ないと誤解されそうですが、問題はまずまず多く、採点は換算して行われます。試験はLingua ItalianaとOraliの二つで、それぞれ30点満点で合計60点満点です。今回は試験前に頑張った甲斐もあり、どちらの試験でも29/30点を取ることができました。 驚いたことに、最初は全くわからなかった街中の会話が理解できるようになってきました。自分のリスニングが弱いと思っていたので、この実感は嬉しい限りです。まだまだ学ぶべきことはたくさんありますが、あと1ヵ月しか残っていません。気を引き締めて、一日一日を大切に過ごしたいと思います。
国際コミュニケーション学科 3年 交換
2014-05
月次報告書5月分
留学二ヶ月目
留学して早いもので2ヵ月目も終わり、良い意味でも悪い意味でも慣れが出てきているので、気を引き締めて残りの2ヵ月も頑張ろうと思います。日本はかなり暖かくなってきたようですが、ペルージャはましになってはきたものの、寒い日がたまにあります。日によって寒暖差が激しく、朝起きるといきなり震えるくらい寒い日があるので、体調管理には要注意です。6月に入るからか、毎日おかしな天気が続いていて、天気予報もあてにならないので折りたたみ傘は必携です。 生活について 生活は前回のレポートで触れた通りですが、以前より生活面では慣れてきた部分が多いです。ペルメッソ(滞在許可証)もようやく手元に届きました。これで不法滞在にならなくてすみます。 相変わらずなかなかイタリア人の友達を作るのが難しいですが、クラスの子達とも打ち解けてきて、イタリア語で話す機会には困らなくなってきました。英語のほうが得意な子とは英語でも話すので、日本に帰国してからまた英語を話すための良いリハビリになっていると思います。授業の合間に、よくドイツ人やベトナム人と英語で話しています。学校のすぐ近くにあるAlphavilleというカフェ(夜はバーのような雰囲気)で、毎週火曜日になるとタンデムという国際交流パーティーがあるので、出かければイタリア人の友達を作れると思います。話しかけるのは勇気が要りますが、フレンドリーな人が多いので頑張れば話せます。ただタンデムは夜遅い時間なので、帰り道はくれぐれも気をつけて帰ってください。 物価は野菜や果物がとても安くておいしいので助かっています。 やるべきことも一通り済んだので、今月は土日に南イタリアへ旅行(※添付ファイル)したり、近所でピクニックをしたり、週末はのんびり過ごしました。 勉強について 来たばかりのときは授業中の先生の言葉が逐一わからず、ずっと辞書を引きっぱなしでしたが、「イタリア語をイタリア語で学ぶ」ために必要な語句も一通り頭に入って基礎も固まったので、授業のあとに以前ほど疲れなくなってきました。でも相変わらず朝8時スタートの授業はとても大変です。授業は全体的に楽ではありませんが、アメリカやカナダの大学に学部留学している人の課題の量を見ると、かなり自由時間があると思います。自由時間が多いと言っても、そんなに遊べる場所も多くないので、暇な時間は割りと勉強にあてています。忘れるといけないので、平行して英語の勉強もしています。 来月の末に次のレベルに上がるためのテストがあるので、それに向けて頑張ろうと思います。このレベルはどんなにいい点をとっても飛び級がなく、一つずつしかレベルが上がらないので、もっと上のクラスに行きたいときは、コースが始まって一週間くらいの間に先生に交渉すればサインをくれるか、テストを受けて一定の点数を取れば上のクラスに上がれるらしいです。 毎週月曜の夜に、チェントロ(町の中心部)の付近でみんなでイタリア語で話す集まりもあります。色んな年齢層、職業、国籍の人がいます。外国人大学の人も多いので、少し遅い時間ですが行ってみるといい勉強になります。
国際コミュニケーション学科 3年 交換
2014-04
ペルージャはイタリア中部、ウンブリア州にあります。自然豊かな美しい町で、教会や古い建造物が沢山ある歴史を感じる町並みが続いています。 気候は日本より涼しく、4月の末になっても夜は冷え込むので暖房をつけています。 イタリアは治安がいいとは言われませんが、ペルージャは気をつけていればほぼ大丈夫だと思います。ただ、空き巣やひったくりに遭った友達もいますので注意が必要です。保険に入っておけば、一時的に不便を被りますが金額として損は免れます。ひったくりは、東洋人女性は狙われやすいので注意して下さい。中東系(チュニジア人など)による犯罪が多いようです。夜はあまり出歩かないほうがいいです。 外国人大があることもあり、他の町よりは外国人が多いかもしれません。中国系の店も多く、日本人に馴染みのある食材(高いですが)が手に入るので助かっています。 小さな町なので、少し歩けば高確率で知り合いに遭遇します。店員が顔や名前を覚えてくれることも普通です。 渡伊してから最初の月のため何かとお金がかかりましたが、諸々の手続きも終わり、勝手もわかってきたので、来月はそこまでお金を使わずに済むと思います。滞在許可証などは特にお金がかかりました。こちらは郵便局や警察署に行ったり面倒ですが、大学に日本人の先生が2人いらっしゃるので、わからないことは全部教えて頂きました。この手続きをしないと違法滞在になってしまいます。 ペルージャ外国人大学は、神田の留学生別科のような存在なので、積極的に外へ出て行かないとイタリア人の友人はできません。最初のうちは、英語を話せれば友達の輪が広がります。私は自分の英語に自信がありませんでしたが、イタリア語に比べれば英語は問題なく話せていたことに気づきました。英語専攻の学生なら自信を持っていいのですが、予想以上に街中では英語が通じません。若い人はそうでもありませんが、話せる人もくせが強くて、何を言っているのかよくわからないことがあります。 日本では考えられないことの一つに、お店が閉まっている日と、時間が多すぎることが挙げられます。店の昼休みは長いので、買い物したいのにできないことがよくあります。土日に閉まる店もざらにあります。祝日は大多数の店が閉まるので、前日に買出しに行かなければなりません。 バス・トイレ・キッチン共有のアパートに、私ともう一人の神田からの留学生、声楽を勉強している日本人という三人で住んでいます。シェアハウスに近い形態で、互いに助け合って楽しく過ごしているのですが、日本語ばかり話してしまうのが悩みです。Wi-Fiが不安定な日もありますが、イタリアのWi-Fiはどこへ行っても非常に繊細なので仕方ありません。毎日確実に利用したい人は、自分で契約することをおすすめします。今のところ、これといって賃貸への不満はありません。 ペルージャ外国人大学への留学生は、Student Livingというエージェントから賃貸を探す人が多いと思いますが、仲介手数料がかかり、頭金を国際送金しなければならないので少し余分なお金がかかりますが、問い合わせすると迅速に対応を英語でしてくれて、いいエージェントでした。 自力で物件を探すのは大変でしたが、大家さんにも恵まれましたし、自分で探せば仲介手数料もありません。ガス・水道・電気、Wi-Fiすべてが込みで300€です。大学まで徒歩5分で、イタリアの物件には珍しくバスタブがあります。ほとんどのアパートは家具付きなので、引越したくなったときも案外簡単だと思います。 授業は全てイタリア語なので、イタリア語専攻ではない私たちには大変です。文法の勉強もですが、「イタリア語でイタリア語を学ぶ」ための語彙を増やすことをおすすめします。 レベルはA2という初級の一番上のクラスです。同じクラスの留学生はイタリア語専攻もいるので、レベルチェックテストではいい結果が出せたのだと思います。先生はたまに英語で解説してくれますが、先生方も例に漏れずイタリア英語で、何を言っているかよくわからないことがままあります。 授業中に電子辞書を使うのは日本人だけのようで、他国の留学生が「○○ってどういう意味ですか?」と全体の授業を質問で中断することにはカルチャーショックを受けました。どちらがいいのか未だにわかりません。 単位は7割出席すればもらえるので、欧米からの留学生はかなり欠席が目立ちます。長い授業だと一コマ3時間ありしますが、45分ごとに休憩があります。
国際コミュニケーション学科 3年 交換
1~4件目 / 4件中