Senaの報告書一覧
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2026-02-01 ~ 2026-12-31
留学種別
交換
1~3件目 / 3件中
2026-04
【① 学校生活と学習面】 4月は、授業に継続して参加しながら学習を進める一方で、大学のストライキの影響を強く受けた一か月でした。授業が実施される日は、日本文化や音声学などの授業に参加し、専門的な内容をポルトガル語で理解する難しさを改めて感じました。特にディスカッション形式の授業では、自分の考えをその場で整理して伝えることの難しさを実感し、語学力だけでなく発言への積極性も必要だと感じました。一方で、周囲の学生に昼食へ誘ってもらったり、留学生同士で交流したりする中で、授業外のつながりが学習を支える大きな力になることも実感しました。 また、履修登録については、自分が想定していた授業と実際に受けている授業にずれがあることに気づき、改めて授業名や登録内容を丁寧に確認することの重要性を学びました。留学中は言語面の負担もあるため、少しでも違和感があれば早めに確認する姿勢が大切だと感じました。 今月は全体として、約3週間にわたってストライキの影響で授業が十分に行われない状況が続きました。先の見通しが立ちにくいことへの不安はありましたが、その一方で、大学を取り巻く環境や学生生活の課題について考える機会にもなりました。授業が予定どおりに進まない状況の中でも、限られた機会を大切にしながら学習を継続していく姿勢の重要性を実感した一か月でした。 【② 生活環境と実務面での学び】 4月は、日常生活の中で役立つ実務的な知識を多く得た一か月でもありました。特に印象に残ったのは、移動や各種手続きにおいて、日本とは異なる準備が必要であるという点です。リオデジャネイロへ長距離バスで移動した際には、乗車時にパスポートの提示が必要であり、事前に確実に持参しておくことの大切さを実感しました。また、学生証は観光地や施設の利用時に必要になる場面が多く、外出時には携帯しておくべきだと感じました。 また、今月は連邦警察での手続きも行いました。入館時には書類確認があり、建物内ではパスポートの提示や電話番号の確認が必要でした。その後、番号札を受け取り、順番が来ると書類提出、パスポート確認、指紋採取、写真撮影などが行われました。最終的に名前を呼ばれて手続きを終える流れであり、事前に想像していたよりも段階が多かったため、余裕をもって早めに到着しておくことの大切さを実感しました。留学生活では、このような行政手続きも重要な経験の一つだと感じています。 さらに、日常生活のさまざまな場面でCPFの必要性も改めて感じました。スポーツ観戦のチケット取得やインターネット接続などでもCPFを求められることがあり、ブラジルで生活するうえで非常に重要な情報であると実感しています。また、移動や注文などに役立つアプリも生活の中で欠かせない存在となっており、Uber、WhatsApp、99、iFoodなどを事前に準備しておくことは大きな助けになると感じました。 加えて、今月は気候や持ち物についても学びがありました。基本的に暑い日が多いですが、何も考えずに特に夜に外出する時少し肌寒い日もあるので寒さに弱い人は薄い長袖をあらかじめ持ってくるなど少し注意した方がいいかもしれません。またスポーツ用品や靴などは現地でも購入できますが、種類や価格の面を考えると、日本から準備しておいたほうが安心できると感じました。こうした生活上の細かな気づきは、実際に暮らしてみて初めて分かることが多く、今後留学する人にとっても参考になる内容だと思います。 【③ 異文化理解と課外活動】 今月は、授業以外の場面でも多くの交流があり、異文化理解がさらに深まった一か月でした。県人会や駐在員の方々とのつながりを通してテニスを続ける機会があり、大学内の学生同士の交流とは異なる形で、ブラジルで働く日本人の方々と接することができました。留学生としての生活だけでなく、現地で働きながら暮らしている方々の存在を身近に感じることができ、将来を考えるうえでも貴重な経験になっています。 また、今月は初めてブラジルで駐在員の方やブラジル人と一緒にバスケットボールをする機会もありました。スポーツを通じた交流は、言語だけに頼らずに関係を築ける点が魅力的であり、今後も継続して参加していきたいと感じました。さらに、イビラプエラ公園では初対面の人たちとバスケットボールをすることもできました。言葉だけで関係を築くのではなく、スポーツを通して自然に交流が生まれることを実感し、自分に合った関わり方の一つだと感じました。公園にはサッカーやバレーボールなどを楽しめる場所もあり、自分から声をかけて参加してみることの大切さを学びました。スポーツを通じた交流は、言語だけに頼らずに関係を築ける点が魅力的であり、今後も継続して参加していきたいと考えています。 加えて、以前神田外語大学に留学していたブラジル人や、神田外語大学を卒業後に海外で働いている方と実際に会う機会もありました。留学前に日本でつながりを持っていたことが現地での再会につながり、留学前から積極的に交流の機会を持つことの大切さを実感しました。こうした出会いを通して、留学が大学生活の延長ではなく、その先の進路や働き方にもつながる経験であることを改めて感じました。 【④ リオデジャネイロ訪問を通じた学び】 今月はリオデジャネイロを訪れる機会があり、サンパウロとは異なる都市の雰囲気や観光文化を体感することができました。到着初日はビーチを訪れ、海辺の開放的な空気や多くの観光客でにぎわう街の雰囲気を直接感じることができました。その後も、教会、図書館、博物館、キリスト像、ポン・ジ・アスーカルなど、リオを代表する場所を巡る中で、都市の魅力と観光地としての特色を実感しました。 特に印象に残ったのは、観光客が非常に多く、街中で話しかけられる機会も少なくなかったことです。その際、ポルトガル語だけでなく英語やスペイン語が使われる場面も多く、多言語で少しでも対応できると旅行の楽しみ方がさらに広がるのではないかと感じました。また、天候が良い日は非常に暑く、屋外での移動が続くため、暑さ対策の重要性も実感しました。リオ訪問を通して、ブラジル国内でも都市ごとに雰囲気や求められる準備が異なることを学ぶことができました。 【⑤ 総括】 4月は、ストライキの影響によって授業が十分に行われない期間が長く続き、学習計画の面では不安を感じる場面も多い一か月でした。しかしその一方で、今しかできない経験に積極的に目を向けることの大切さも感じました。授業が少ない時期だからこそ、訪れたことのない場所へ足を運んだり、大学外の人々と交流したりすることで、教室の中だけでは得られない学びを多く得ることができました。  また、今月は生活上の実務的な知識や、現地での人とのつながりの重要性を改めて実感した一か月でもありました。学業への不安は引き続きありますが、こうした不確実な状況の中でも、自分にできることを見つけて行動することが留学生活を充実させるうえで大切だと感じています。5月は、授業が再び本格化した際にしっかり対応できるよう備えつつ、今後も学業と生活の両面から主体的に行動していきたいと思います。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2026-03
【① 学校生活と学習面】 3月は、サンパウロ大学での授業が本格的に始まり、留学生活がいよいよ学業中心の段階に入ったと感じる一か月でした。履修している授業では、日本文学、日本文化、ロマンス語、地名学など幅広い分野に触れる機会がありました。どの授業も内容が非常に高度で、特にポルトガル語で専門的な説明を理解することには難しさを感じています。しかし、授業を受ける中で、分からないことがあってもまずは参加し続けることの大切さを実感しました。先生方や周囲の学生が親切に助けてくれる場面も多く、支えられながら少しずつ学習環境に適応しているところです。 また、図書館や自習室を利用して勉強する機会も増え、授業の合間の時間をどのように活用するかについても少しずつ自分なりのリズムができてきました。授業によっては難しさだけでなく、現地の学生の反応や発言の仕方から学べることも多く、語学力だけでなく授業への向き合い方そのものが学びになっています。さらに、お話会のような交流の場では、ポルトガル語での会話が中心になることもあり、負担を感じる一方で、自分の語学力を実践の中で試す貴重な機会にもなりました。ブラジル音楽や映画など、自分一人では触れられない話題について知ることができたことも印象に残っています。 加えて、履修登録についても実際に経験する中で学ぶことがありました。履修登録に関する案内はメールで期限付きで送られてきますが、対応が遅れると不利になる可能性があるため、早めに確認して手続きを進めることが重要だと感じました。特に、人数に限りのある授業もあるため、履修を希望する場合は早めに動くことを勧めたいです。教室の場所や登録方法など、まだ戸惑うこともありますが、その都度周囲の人に助けてもらいながら対応しています。3月は、語学的にも制度的にも簡単ではない環境の中で、まずは通い続けること、参加し続けることの重要性を実感した一か月でした。 【② 生活環境と日常の発見】 今月は、授業と並行して、日常生活そのものにも少しずつ慣れてきたことを感じました。大学内の食堂を継続して利用する中で、これまでとは別の食堂にも行く機会があり、それぞれに雰囲気や特徴があることを知りました。食事は生活の一部であると同時に、留学生活の安心感にもつながっており、学内での重要な居場所の一つになっています。 また、学生生活に必要な仕組みにも少しずつ慣れてきました。特にBUSPは、Butantã駅からUSP間のバスを無料で利用できるカードであり、実際に使うことで通学や移動の負担が軽くなりました。こうした制度を理解し活用できるようになったことで、留学生活が単なる非日常ではなく、自分の生活として少しずつ定着してきていると感じます。 一方で、現地での生活の中では、日本との違いを感じる場面も多くありました。今月は特に雨が非常に多い週があり、短時間で激しく降るスコールのような雨を何度も経験しました。そのため、外出時には折りたたみ傘を常に持っておくことの重要性を強く感じました。天候の変化が急であるため、晴れていても備えておく必要があると実感しています。 さらに、生活上の実務的な面でも、日本とは異なる点が多くありました。スポーツ観戦のチケットを取る際や、ショッピングモールのWi-Fiに接続する際など、CPFの入力を求められる場面があり、生活のさまざまな場面で必要になることを実感しました。そのためブラジルについてからの申請ではなく、ビザ申請と同時にCPFの申請も日本の大使館で済ませて手元に持っておくことを推奨します。また、長距離バスで移動する際にはパスポートのコピーが必要になる場合があるため、渡航前または到着後の早い段階で用意しておくと安心だと感じました。こうした点は実際に生活してみないと分からない部分でもあり、今後留学する人にとても役立つ情報だと思います。 また、Paulista、Liberdade、República、Higienópolis–Mackenzieなどにも足を運び、街ごとの雰囲気の違いや特色を体感することができました。実際に歩いてみることで、サンパウロの都市としての大きさ、多様さ、人々の生活圏の広がりを具体的に感じることができました。コインランドリーの待機スペースに卓球台が置かれているなど、日本ではあまり見られない工夫に驚かされることもあり、こうした些細な違いも現地の生活文化を知るうえで印象に残っています。 【③ 食文化と異文化理解】 3月は、食を通してブラジルや多文化的な環境への理解が深まった一か月でもありました。学食に加えて、アサイー、リングイッサ、フェイジョアーダ、ハンバーガー、ラーメンなど、さまざまな食べ物を体験する機会がありました。日本で知っていた料理や食材でも、現地で味わうことで印象が変わるものも多く、食文化の違いを実感しました。 特に印象に残ったのは、自分の食の好みについて改めて考える機会が多かったことです。ブラジルでは、油を多く使った料理やマヨネーズを使った料理など、日本で普段食べていたものとは異なる感覚の食事に出会うことが多くあります。最初は見た目や味の想像がつかず、戸惑うこともありましたが、実際に食べてみることで新しく知るおいしさもありました。一方で、自分が食べやすいと感じる味や、逆に慣れるのに時間がかかる味もはっきりしてきました。このように、自分の好みを再確認しながら少しずつ現地の食に慣れていく過程そのものが、異文化理解の一つだと感じています。 また、食事の場を通して人とのつながりも広がりました。留学生やUSPの学生、県人会に参加していた方々に誕生日を祝ってもらう機会があり、現地での人の温かさを強く感じました。日本とは少し異なる距離感や表現の仕方に驚くこともありますが、それと同時に、人との関わりを積極的に楽しむ文化の魅力も感じています。こうした交流は、授業では得られない異文化理解につながっていると思います。 【④ 課外活動と現地での体験】 今月は、授業以外にもさまざまな体験を通してブラジルの文化に触れることができました。県人会では、さまざまな方の経験談を聞く機会があり、ブラジルでの生活やこれまでの歩みについて知ることができました。現地で長く生活してきた方々の話には重みがあり、自分の留学生活をどのように過ごしていくべきかを考えるうえで参考になりました。 また、県人会とのつながりを通して、日本語を毎週水曜日に教える活動も継続しています。自分がポルトガル語を学ぶ立場であると同時に、日本語を伝える立場にもなることで、言語教育の難しさや面白さを実感しています。相手に分かりやすく伝えるにはどうすればよいかを考えることは、自分自身の日本語やポルトガル語への理解を深めることにもつながっていると感じます。 さらに、県人会の方にご紹介いただき、ブラジルで働いている日本人の方々と毎週土曜日にテニスをする機会も得ました。大学の授業や留学生同士の交流とはまた異なる形で、現地で生活している方々と関わることができるのはとても貴重だと感じています。こうしたつながりを通して、ブラジルでの生活や働き方についても学んでいきたいです。 さらに、今月はバスケットボール観戦にも行くことができました。現地でバスケットボールを観戦したことがある人が周囲にあまりおらず、情報を自分で集めなければならなかった点は大変でしたが、その分、自分で調べて実際に足を運んだ経験は印象に残っています。興味のある人には、Symplaというアプリからチケットを取る方法が便利だと感じました。私の場合は住んでいる場所から徒歩約30分で会場に行くことができ、しかも無料で観戦できたため、とても魅力的な体験でした。現地のスポーツ文化に触れる機会としても勧められると感じています。 また、サッカーやバスケットボールなどのスポーツ観戦を通して、ブラジルにおけるスポーツの存在感や人々の熱量を肌で感じることができました。観客の反応や会場の一体感には大きな迫力があり、映像で見るのとは異なる現地ならではの体験となりました。スポーツは言語が十分でなくても共有できる文化であり、ブラジル社会を理解する一つの入口であることを実感しました。 【⑤ 総括】 3月は、授業への参加を中心にしながら、大学生活・食文化・都市生活・人との交流など、多方面でブラジルへの理解を深めることができた一か月でした。授業内容は難しく、思うように理解できない場面も多くありますが、その一方で、現地の学生や先生方、留学生の仲間に助けられながら、少しずつ前に進んでいるという実感があります。 また、今月は人との交流の中で学ぶ機会が特に多くありました。授業中の助け合い、食事を共にする時間、交流の場での会話、県人会での経験、日本語を教える活動などを通して、語学力だけではなく、自分から関わろうとする姿勢の大切さを改めて感じました。 4月以降は、授業内容の理解をさらに深めることを目標にしながら、日々の生活の中で得られる学びも大切にしていきたいです。学業、語学、異文化理解のすべてを結びつけながら、より充実した留学生活につなげていきたいと思います。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2026-02
【① 気候・生活環境・交通】 2月5日にブラジル・グァルーリョス空港に到着し、サンパウロでの留学生活が始まりました。到着当日は、現地の大学生や日本人の先輩が空港まで迎えに来てくださり、移動を手伝ってくださいました。重い荷物を持っての移動の中、地下鉄(Metrô)の運賃(5レアル)や飲料水代まで負担していただき、右も左も分からない現地での生活が、多くの方の支えの中で始まったことを実感しました。 生活面では、日本との細かな違いに日々気づきがあります。特に交通面では、歩行者信号に黄色がなく、赤の点滅が実質的に黄色信号に近い役割を果たしているように感じました。切り替わりが早いため、横断時には周囲の車の動きも含めて注意する必要があります。特に Metrô は利用頻度が高いため注意が必要ですが、その一方で、日本とは異なり移動距離にかかわらず運賃がおおむね5レアル(概算で約150円前後)であるため、今後も利用する機会は多いと考えています。 また、気候面では、短時間で激しく雨が降るスコールのような雨を経験し、日本との降り方の違いを実感しました。天候が急に変化することがあるため、外出時には折りたたみ傘を持つなどの備えが重要だと感じています。 また、私が住んでいる Butantã 周辺は生活しやすく、現時点で大きな危険を感じたことはありませんが、日常的な防犯意識の重要性は強く感じています。特に交通機関を利用する際には、不必要に財布や現金を人前で出さないこと、バッグは体の前で持つことなど、基本的な対策を心がけています。 さらに、エスカレーターの右側通行や、街中にコスメショップ・ネイルサロンが多いことから、サンパウロでは美容への関心が高いことも感じました。こうした日常的な違いを通して、現地の生活文化への理解が少しずつ深まっています。 【② 学校生活と手続き】 今月は、サンパウロ大学(USP)での新生活に向けた準備を進める期間となりました。 住居については、USP側から紹介のあった Share Butantã に入居しました。私は1人部屋を利用していますが、2人部屋や4人部屋など複数の部屋タイプがあります。家賃は他の選択肢と比較すると高めではあるものの、エアコンがあることに加え、ジムやプール、コンビニが近く、駅まで徒歩約5分であるなど、生活面での利便性が高いと感じています。 通信環境については、渡航前に Airalo を利用して eSIM を1か月分購入しておいたため、到着直後からスマートフォンを使用することができました。現地でのSIM登録については、到着後約1週間で手続きを行いましたが、言語面や手続き面で難しさがあり、現地の方の助けを借りながら対応しました。到着直後の通信手段を事前に確保しておくことの重要性を実感しました。 説明会の後、学生証を受け取り、学食(Bandejão)の利用を開始しました。Central や Química などの食堂は、食事の場であると同時に学生同士が交流する場でもあり、現地の大学生活の雰囲気に慣れるうえで大きな助けになっています。加えて、費用面でも利用しやすく、朝食は60 centavos(概算で約18円前後)、昼食・夕食は2 reais (概算で約60円前後)で利用できます。節約の観点からも非常に有用であり、今後も継続して活用していきたいと考えています。 また、事務手続きとして連邦警察(Polícia Federal)の予約を行いました。予約日自体は4月末となりましたが、2月中に手数料の支払いが必要であることを確認し、手続きには期限管理が重要であることを学びました。今後も、必要書類や支払い期限を整理しながら、確実に対応していきたいと考えています。なお、この手続きにおいても現地の学生の方々の助けを受けながら進めることができました。 語学面では、大学主催のパノラマツアーや、他国からの留学生との交流会に参加しました。共通言語としてポルトガル語や英語を使って意思疎通を図る中で、伝える難しさを感じる一方、通じたときの達成感も大きく、語学学習への意欲が高まりました。加えて、留学生同士の交流を円滑に進めるうえで、ポルトガル語だけでなく英語力も重要であると実感しました。 さらに、2月はカーニバルの時期であり、カーニバル休暇があることもブラジルの生活リズムを理解するうえで印象的でした。日本の大学生活とは異なる年間行事と休暇のあり方を知る機会となり、学業だけでなく、現地社会の時間の流れや文化行事との関わり方を理解する重要性を感じました。 【③ 私生活と異文化理解】 2月は、サンパウロの多様な文化に触れる機会が多い1か月でした。 食文化では、本場のアサイーを食べる機会があり、日本で食べていたものよりも砂糖の甘みが強く、エネルギーを感じる味だと感じました。また、ブラジル独自のスタイルの SUSHI(クリームチーズや揚げ物を使ったもの)や、定番の軽食である pão de queijo、coxinha も試し、日本との違いを楽しみながら食文化への理解を深めました。 また、ブラジル文化への理解を深める機会として、カーニバル関連行事である Desfile das Campeãs を観覧しました。音楽、衣装、演出の規模の大きさに加え、観客の一体感や熱気から、カーニバルが単なる娯楽ではなく、多くの人々に共有される重要な文化行事であることを実感しました。加えて、会場ではペットボトルのキャップや水筒の持ち込みが認められておらず、入場時に廃棄が必要となるなど、安全管理や運営上のルールが徹底されている点も印象的でした。映像で見るだけでは分からない現地の空気感や運営の実際を体験でき、ブラジル社会への理解を深める貴重な機会となりました。 地域コミュニティとの関わりとしては、県人会の食事会に参加し、日系ブラジル人の方々と交流する機会がありました。さらに、現地で働く方々から、サンパウロでの生活やキャリアに関する話を伺うことができ、留学中の学び方や将来の進路を考えるうえで参考になる時間となりました。 一方で、滞在先での停電や持ち物の破損など、予想外の出来事もありました。しかし、友人が洗濯機のアプリ登録で困っていた際に現地の方が声をかけて助けてくださるなど、周囲の人の親切さに何度も支えられました。こうした経験を通して、言語力だけでなく、困ったときに自分から相談する姿勢の大切さも学びました。 また、県人会とのつながりを通じて、日本語に関心のあるブラジル人の方々に日本語を教える機会もいただきました。今後も継続して関わる予定であり、言語を学ぶ立場だけでなく、伝える立場としても異文化交流に取り組んでいきたいと考えています。 【④ 総括】 2月は、時差への適応から始まり、各種手続きや生活基盤の整備に取り組む1か月でした。慣れない環境の中で戸惑うこともありましたが、多くの人と出会い、食事や交流を重ね、ときにはトラブルを乗り越える中で、サンパウロでの生活に対する自信が少しずつ育ってきたと感じています。 また、カーニバルの時期を現地で経験したことで、ブラジル社会における文化行事の存在感や、人々の生活との結びつきについて、実感を伴って学ぶことができました。 来月からは本格的に授業が始まるため、今月得た経験と周囲への感謝を忘れず、学業・語学学習・異文化交流のすべてに主体的に取り組んでいきたいと思います。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
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