学生3173の報告書一覧
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
留学期間
2014-03-01 ~ 2014-07-29
留学種別
交換
1~5件目 / 5件中
2014-07
月次報告書7月分
7月
7月1日から夏休みが始まりました。4月の末から日系の保険会社でインターンをしていたのですが、午前中は学校の授業があったために、あまり仕事に入ることができませんでした。そこで今回、夏休みの自由な時間を利用して、10日間だけですが、8時から5時半までフルタイムで働かせていただきました。わたしが働いている会社は日系の企業ですが、従業員のほとんどがベトナム人です。配属された部署は人事部でした。業務は従業員の管理や会社内部の調査などを主に行っています。そこでWord・Excel・PowerPointの基本的な使い方を指導してもらいました。他には書類のコピーやホチキス留めといった雑務、社内調査の集計のお仕事を手伝わせていただきました。 ベトナムで働くことは、日本とは一味ちがっていてなかなかおもしろかったです。ベトナム人の職場は一言で言うとゆるいです!仕事中にお菓子を食べていたり、突然鼻歌を歌い出したり。とにかくゆるいという印象を持ちました。(もちろん全ての職場がそうとは限りません!) また、人と人との繋がりが強いという印象も受けました。自分の所属とは関係なく、社員みんながまるで家族のように仲良しで、いつも楽しそうにおしゃべりをしていました。日頃から仲が良いおかげか、仕事のとき、他の部署との連携がよくできているなと思いました。日本の職場は縦割りの風潮が強いので、他との連携がよい点はベトナム人の強みだと思います。これは日本人が見習うべき点なのかなと思いました。しかし、その一方で、仕事の効率はとても悪かったです。日本人なら一人でできる仕事を、ベトナムでは数人がかりで行うことも少なくありませんでした(しかも遅い)。おしゃべりやネットサーフィンなど、仕事中に仕事とは関係ないことをしている時間が長いこと、効率良く仕事をしようという意識が薄いことが原因ではないかと思います。(このことで日本人とベトナム人がけんかになることが何度かありました。大変でした。) 短い間ではありましたが、今回ベトナムで働くことを通して、日本とベトナムの働き方のちがいを知ることができました。やはり違う文化の人たちが同じ職場で働くことは難しいと思いました。
2014-06
月次報告書6月分
6月
ベトナムに来て4ヶ月が経ちました。最近日焼けしたせいか、よくベトナム人に現地人だと思われて話掛けられます。しかし相手の話すスピードが早すぎてたまに言っていることがよく聞き取れないときがあります。学校で先生やベトナム人の友達と話すときは何も問題ないのですが、外で知らない人と話すときはどうも相手の言っていることが上手く聞き取れないのです。そのとき先生や友達は気を遣って私が聞き取りやすいようにゆっくり話してくれていたことに気づきました。自分のリスニング力には自信があっただけに、ちょっとショックでした。やはり自分のベトナム語はまだまだだなと痛感しました。 先日ベトナムに来て初めて映画館で映画を観に行きました。観たのはドラえもんの新作映画です。(『ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』)今回はベトナム語吹き替え版に挑戦してみました。子ども向けのアニメなので特に難しい表現もなく、私でも最後まで映画を楽しむことができました。ベトナムでは日本のアニメはとても人気で、ホーチミンでは朝から晩までテレビで放送されています。ベトナムの子供たちは日本のアニメを観て育っていると言っても過言ではありません!ドラえもんをはじめ、名探偵コナン、カードキャプターさくらやNARUTO、そしてパーマンやポコニャンなど私も見たことないがないようなちょっと世代の古いアニメまで放送されています。私も勉強の息抜きにアニメを観ますが、一度観たアニメでもベトナム語バージョンだと新鮮な感じがしておもしろいです。
2014-05
月次報告書5月分
5月
ベトナムに来て3ヶ月が経ち、こっちの生活にかなり慣れてきました。はじめのうちは、ベトナムの気候が体に合わなくて、体調を崩すことが何度かありましたが、今はほとんどそのようなことはないです。学校の授業はどうしても体調が悪いときは以外は毎日きちんと受け、授業以外の自習も欠かしません。最近では、ベトナムの新聞を読むことにはまっています。新聞記事に一通り目を通して、自分の気になったピックアップしてノートに書き写しています。やはり新聞の語彙は難しく、読むのに苦労してますが、日本の新聞には載らないようなベトナムのローカルな問題を知ることができ、さらには日々自分の語彙が増えていくのが感じられてとても楽しいです。また最近ではベトナム人の友人も増え、一緒に食事に行ったり、遊びに行ったり、毎日充実した日々を送っています。5月の中旬には、神田外語大学の国際交流課の川野さんが留学フェアのためにホーチミンにいらっしゃいました。わたしも通訳ボランティアとして留学フェアに参加させていただきました。その帰りのタクシーで起きた出来事なのですが、目的地に着いて料金を支払うときに通常の10倍以上の料金を請求されました。それを断ると運転手が車内でいきなり暴れ出しました。逃げ出そうとしたのですが、扉に内側からロックがかかっており、窓ガラスもスモークがかかっていて外から中の様子が見えないようになっていました。その時は本当にどうなるかと思いましたが、運転手が暴れて鍵にぶつかって偶然ロックが解除されたので、その隙にドアを開けて逃げ出しました。後からわかったことなのですが、そのタクシーは認可のない、いわゆる白タクでした。ベトナムでタクシーに乗るときには必ずVinaSunやMaiLinhといった正規のタクシーに乗るように言われていますが、今回の事件でそのことを身をもって学びました。
2014-04
月次報告書4月分
4月
1ヶ月が経ち、ようやくベトナムでの生活にも慣れてきました。一昨年のホーチミン大学から神田外語大学に留学していたベトナムの留学生にも会い、一緒に食事をしました。また毎週日曜日、ホーチミン大学で行われる東日クラブという日本語の勉強会にも参加し、日本語を学ぶベトナム人の学生と友達になりました。そのベトナム人の学生に日本のことをもっと知ってもらおうと思い、一緒にお寿司を食べに行きました。わたしが行った日本料理のお店で、思った以上にベトナム人がたくさんいたのでびっくりしました。みんなお寿司や刺身を食べていました。ベトナムでも日本の食文化が受け入れられているようで、新しい発見でした。 毎日気温が35℃超えで暑いのです。しかし、4月下旬になってからスコールが降るようになり、だいぶ過ごしやすくなりました。そろそろ雨季がはじまります。ベトナム人によると、今年の雨季は例年よりはじまるのが早いそうです。いつ雨が降ってくるのかわからないので、常に雨カッパと荷物を包むためのビニール袋を持参しています。 先日、日本との文化の違いを感じる出来事がありました。バスに乗っていたときのことなのですが、子連れの女性が乗ってきたとき、わたしの前に座っていた人がすかさず席を譲り、その子連れの女性は当たり前のように席にずかっと座りました。その女性が席を譲ってもらったのに、お礼も言わなかったので、見ていてびっくりしてしまいした。ベトナムの人たちはあまりお礼を言わないようで、わたしが助けてもらったときも、「ありがとう」と言ったら、「そんなの当たり前だよ」と言われてしまいした。ベトナム人は困っている人がいたら助ける・自分が困っていたら誰かが助けてくれるのが当然、それにあえてお礼を言う必要もないという考え方なのかなと思いました。
2014-03
月次報告書3月分
3月
ベトナムに来てまず驚いたのは、その暑さだ。出発したときは日本は真冬だったので、ベトナムに着いてその暑さに慣れるまで少し時間がかかった。3月は乾季で雨は降らず、気温が大体30〜35度くらいだ。ベトナムでは日射しが非常に強く痛いくらいだ。現地の人ほど肌を露出していない。日焼けをするのはもちろん、熱中症になってしまうからだ。わたしは外に出かける時は基本的に長そで長ズボンに帽子という格好だった。それにベトナムの都市部はバイクの排気ガスで空気が汚いのでさらにマスクをするとなお良いと思う。ベトナムの道はとにかくバイクが多いので、歩くときも注意が必要である。特に道を渡るときは、怖いからと言って走ってはいけない。バイクが避けきれずにぶつかってしまうからだ。バイクの流れを見極めながらゆっくり歩いて渡るのが良いと思う。わたしは家からはバスで通っている。学生だとどこまで行っても2000ドン(およそ10円)なので非常に助かる。ただラッシュ時の人の多さは尋常ではなく、車内はすし詰め状態になる。食事は大学のまわりにお店がたくさんあるので、そこでとっている。一食だいたい30000ドン(150円)程度で、結構美味しくて衛生状態もそこまで悪くないと思う。
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