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プロフィール
Dantri
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
インドネシア語専攻
留学先
インドネシア共和国
/
UNIVERSITAS KATOLIK INDONESIA ATMA JAYA
留学期間
2024-09-01 ~ 2025-06-30
留学種別
交換
1~10件目 / 11件中
2025-06
留学成果報告書6月分
Unika Atma Jaya
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年:1960年 ・学生数:17,000人 ・設置学部:経済、経営、コミュニケーション、言語教育、技術、法、医、心理、バイオテクノロジー ・その他:キャンパスは3つ(Semanggi, BSD, Pluit)。留学生が通うのはSemanggi (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) ・外国人向けのインドネシア語コース(BIPAプログラム) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など▶︎BIPA、英語、先生から勧められたFiabkomの授業 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか ▶︎ 先生から勧められたFiabkom(ビジネス・コミュニケーション学部)の授業 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学の雰囲気:賑やか、改築が行われ建物も綺麗、フレンドリーな方が多い 留学生の割合:BIPAに参加した他国の留学生が2人(ダルマシスワ奨学金のプログラム) 学部留学していた留学生は5人ぐらい 日本人の駐在妻が多い (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 課題:前期は特に多い。(多い日→文法問題プリント裏表3枚分) 課題は多いけれど、授業が午前中に終了するため、課題に費やす時間は十分ある。 試験:事前の連絡はなく、最終日にいきなりテストだった。難易度は授業で解くプリントよりも難しい。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか Atma JayaのInternational office(IO)に相談可能。 主に出入国手続き、kos探し、その他生活面全般のサポートをしてくれる。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) ・Darmasiswa programのオープニングセレモニーの合間に、学校でのルールや授業時間などの説明を受けた。 ・10月初めに全留学生のオリエンテーションがあった。今後の予定や銀行口座の開設手続きの説明を受けた。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 特になかった。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 インドネシアとカナダでの短期研修を通して、母国語ではない言語で人とコミュニケーションをとり、つながる楽しさを実感した。そこで、長期留学によってさらに語学力を高め、より多くの人々と関わりたいと思ったから。 (2) 留学先を選んだ理由 大都会ジャカルタの中心にある学校であることから、英語を話せる人が多いと聞いていた。そのため、トリリンガルを目指している私にとって、この学校は2言語を学ぶことができる最適な環境だと感じた。さらに、若者言葉にも興味があったため、若者文化が盛んなジャカルタ中心部に位置するAtma Jaya大学を選んだ。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) した準備:MULCでのインドネシア語の会話練習。 Bahasa Gaul(若者言葉)の授業の履修。 しておけば良かったと思う準備:日本の歴史や文化について知っておくこと→よく友達に聞かれたから。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) した準備:ワクチン接種 しておけば良かったと思う準備:文房具を買い揃えること。→日本の文房具は現地だと高い。 長袖のパーカー→泊まりの予定だと必須アイテムだった。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 【学内】 ・PSGSJ(大学の合唱サークル)▶︎makrab(新入生歓迎イベント2泊3日)、卒業式、Bangga festなどの出演 ・K3J(日本大好きサークル)▶︎Sports Dayへの参加、カラオケ ・Atma Jayaのマーケティング部▶︎バドミントンの練習会への参加 ・校内で知り合った人▶︎話しかけてくれる人が多い。 【学外】 ・日本人会の合唱部▶︎コンサート、天皇陛下の誕生日レセプション ・LPK(日本での技能実習を目指す人が通う機関)▶︎日本語の会話ボランティア (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 授業は和気藹々とした雰囲気で進めてくださったので、毎日の授業がとても楽しかった。初めは単語力が乏しく、うまく話せなかったが、少しずつ使える表現が増えていき、とても嬉しく感じた。 授業では、主に語幹の変化について学んだ。留学前は文法を丸暗記で覚えていたが、今では「なぜこの文法になるのか」を自分の言葉で説明できるようになった。さらに、新聞記事を多く読むことで語彙力が大きく向上したと感じる。またインドネシア語だけでなく、挑戦すること、自信を持つことの大切さなど人として大切なことも先生から学ぶことができた。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) PSGSJ(合唱サークル) IOにサークル一覧表をもらう→サークルのSNSから情報チェック・登録→オーディション(面接と歌唱) ※サークルの登録期間は、各サークルによって期間が異なる。 サークル登録はほとんどがGoogle formからできる。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと サークル活動を通して、沢山の友達を作ることができたことが、何よりも嬉しかった。課外活動に積極的に参加したことで、新しい経験や楽しい思い出を沢山得ることができた。いつも明るく話しかけてくれる友達の存在は、私の留学生活を大きく支えてくれた。そして、常に周囲に気を配り、困っている人が居ればすぐに手を差し伸べてくれる彼らの姿を見て、私もそのような人になりたいと強く思った。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 沢山の人との繋がりを作ることができたこと。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか MULCでは先生や留学生と会話練習をしたり、新聞記事を読んだりして、インドネシア語の向上に努めたい。留学が終わっても私のインドネシア語学習は続くので、毎日少しずつでも勉強を続けたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 国際戦略部の指示に従う。提出期限を守る。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 国際戦略部と留学先の大学の指示に従う。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) WEB(ガルーダインドネシア航空の公式アプリ、Skayscanner) (4) 渡航したルート 往路:HND→CGK 復路:CGK→HND (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) Darmasiswa programのスタッフが迎えにきてくれた。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) ・IOからKOSリストが事前に送られてくる。 ・先輩の情報。 (事前に住みたいコスをIOに伝えていたが、確実に住めるわけではない。自分たちも当日に何軒か回った。) (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 支払い方法 現金(月初めに手渡し)Rp 3.250.000 ※電気代別 部屋:ベッド、机、鏡、棚、冷蔵庫、トイレ(洋式)、シャワー(お湯)、テレビ 共同スペース:キッチン(衛生面はよくない) サービス:お掃除週2回、洗濯毎日 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) ・KOSの管理人の方も優しいので、何か問題があればすぐ解決してくれる。 ・早朝に家を出る時は、門が閉まってる時があるのでセキュリティの人を起こして開けてもらう。 ・電気はチャージ制で残量がなくなると、急に部屋が真っ暗になるので、時々確認することをお勧めする。 (チャージは携帯から可能) 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) クレジットカード:航空券予約などの大きな出費 デビットカード(Plusマーク付き):Plusマーク付きのカードは現地のATMでお金が引き出せる。 現地の口座:Darmasiswa奨学金のお金を受け取るために開設した。 口座とQRコード決済のアプリを紐づけていた。支払いはほとんどQRで行っていた。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) SIMカード:Telkomselのカードを空港で購入。ギガを使い切ったらアプリから買い足せる。 ※インドネシアに長期滞在するときはIMEI登録が必要。IMEI登録をしないと後々携帯が使えなくなる。 IMEI登録は到着してすぐ空港で行う。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) ・Kos→WIFI環境悪い ・大学(自分たちが使う教室、図書館) ・カフェ→店員さんに聞けばパスワードを教えてくれるところが多かった。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) たけのこクリニックという日本語が使える病院がある。発熱の際には点滴を打ってもらえる。 インフルエンザやコロナの検査も行ってくれる。 (5) 日本から持っていくべきもの 日本食、文房具、長袖(パーカー等) (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) ・在インドネシア日本国大使館からメールでデモや災害の情報を得ていた。 ・雨の時は洪水が発生するので、外には出歩かない方がよい。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) ・屋台、学食(200円ぐらい) ・モール(1000円ぐらい) ・スーパーのお惣菜(500円ぐらい) (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) SNSや現地の友達 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 ・信号を守らない文化があるので道を渡るときは気をつける。 ・携帯は盗まれやすいので、ポケットに入れて持ち歩かない。 ・手で持ち歩く時も必ず手首にストラップ等で引っ掛けておく。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 未定 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) SPIを少し解いたり、説明会に参加したりしたが、ほとんどしていない。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか まだ進路は未定であるが、インドネシアに関わる仕事に就きたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学を迷っているなら、ぜひ挑戦してみてください!楽しいことや新しい出会いが沢山待っています!また、留学に行った際は、積極的に行動することを意識してみてください。自分の行動次第で、留学生活はより充実したものになります。
インドネシア共和国
UNIVERSITAS KATOLIK INDONESIA ATMA JAYA
Dantri
アジア言語学科 4年 交換
月次報告書6月分
留学最終月
留学も早いもので最終月となりました。今月は楽しいことが沢山あった分、帰国が近づくにつれて寂しさも募り、心がとても忙しい毎日でした。 【授業】 先月に最終プレゼンを終えましたが、6月に入ってからも授業があり、総復習のような形で授業が進められました。そして、授業最終日には確認テストがあました。全力を注ぎ真剣に取り組んだものの、できたという感覚は全くありませんでした。留学最後ということで、できなかったことは悔しいですが、留学が終わったとしても私のインドネシア語学習は続くので、この悔しい気持ちをバネにより一層頑張りたいと思います。 テストの後、10ヶ月間お世話になった先生から最後のご挨拶がありました。先生の話を聞きながら、思い出の詰まった10ヶ月を振り返ると、ポロポロと涙がこぼれてきました。この10ヶ月間、先生からはインドネシア語だけではなく、人として大切なことも沢山教えていただきました。熱心に指導くださり、温かく私の留学生活を見守ってくださった先生には感謝の気持ちでいっぱいです。 【私生活】 帰国前にPSGSJ(合唱サークル)の活動に参加しました。6月第2週目には卒業式と Bangga Fest(学祭的なイベント)に出させていただきました。Bangga Festでは、夜の野外ステージで雰囲気もあり、今までで1番緊張しましたが、最高に楽しいステージになりました。先生も急遽見に来てくださり、私のPSGSJのメンバーとしての最後の舞台を見てもらえたことが本当に嬉しかったです。留学の最後の最後に、大好きな友達と最高の思い出ができました。 怒涛のPSGSJの練習と本番が終わり、最終週は友達との遊びとお土産選びに忙しかったです。友達と最後に沢山遊べて嬉しい反面、お別れが寂しくとても複雑な気持ちでした。そして、最終日には、PSGSJのみんなから寄せ書きアルバムのプレゼントをサプライズでもらい、大大大号泣で帰りました。 【まとめ】 この10ヶ月本当にいろんなことがありました。もちろん楽しかったことの方が多いですが、時には悩んだり辛いと感じることもありました。それでも私が10ヶ月間頑張ってこれたのは、周りにいてくださった皆さんのおかげだと思っています。交換留学という貴重なチャンスをくださった大学、熱心に指導してくださった先生方、いつも声をかけて気にかけてくれる友達、日本から見守ってくれている家族。10ヶ月間、私を支えてくれた全ての方に心から感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございました。 Sampai jumpa lagi~!!
インドネシア共和国
UNIVERSITAS KATOLIK INDONESIA ATMA JAYA
Dantri
アジア言語学科 4年 交換
2025-05
月次報告書5月分
留学9ヶ月目
10ヶ月の留学生活の中でも特に濃すぎる5月でした。とにかく予定がぎゅうぎゅう詰めで忙しく、そのうち倒れるんじゃないかと思っていたら本当に倒れてしまった5月です。 5月20日に学校で行われた“Upacara Kebangkitan Nasional“の式典に合唱サークルから参加させていただきました。朝の6時に集合し、学校の正門の前で歌いました。朝、外で歌うのは清々しくとても気持ちよかったです。無事式典の方は上手くいったのですが、帰宅後、私の体調に異常が出てきました。前日の夜も5時から9時までぶっ通しで合唱の練習をしていたので、疲れが少し出てきてしまっているだけだろうと思っていました。 しかし、次の日に熱がさらに高くなっていたため病院に行き、検査を受けました。なんとインフルエンザにかかってしまったのです。お医者さんからインフルエンザと言われた時はもうびっくり仰天でした。インフルエンザなんて冬にかかるものだと思い込んでいたため、真夏の国にいる私は無縁だと思っていたのに。。その日は点滴を打ち、薬を大量にもらい、食料を買い占め帰宅し寝ました。 自宅療養期間が5日で復帰できたのがプレゼン前日。1学期も最終プレゼン前日まで寝込んでいたので、私はそういう運命なのだなと素直に受け入れました。とにかく5日間の自宅療養期間は辛く、熱はすぐ上がるし、鼻詰まりがひどく、かといって口呼吸にしても喉が痛いし、倦怠感で動けないし、食欲もあまりないしで本当に留学生活の中で1番しんどくて時間の経過がとにかく早く感じました。それでも、物資を部屋の前まで届けてくれる友達や、心配のメッセージを送ってくれる友達に救われていました。 そしてプレゼン当日。プレゼン前日には学校に行けて練習を先生とする機会もあったのですが、とにかく喋り続けるのが困難な状況でした。最後まで喋り切れるのか、練習時間も少ない中成功するのかなど沢山の不安を抱えたまま挑んだ最終プレゼンとなりました。最後やってやるぞ!楽しんで話そう!という気持ちで臨んだので、緊張は全くしなかったのですが、プレゼンの途中からから鼻水と咳が止まらなくなって、先生にお水を持ってきてもらったりもしました。先生の温かいサポートと聞いてくれている方々からの応援もあり、なんとか最後まで自分の伝えたかったことを届けることができました。体調が良かったら、もっといいプレゼンができたのかなとか思ったりもしますが、これまで一生懸命頑張ってきた自分に花丸をつけてあげたいです。 プレゼンの後には歌も披露しました。曲は「Aku cinta dia」で私の大好きな曲です。先生たちやお客さんと盛り上がれて楽しかったです。ちなみに、歌うときはお腹から声を出しているからなのかは分かりませんが、全く咳が出て来ず、プレゼンの時もその調子で頼むよと思ってしまいました。 最終プレゼンが終わったことで一気に帰国する時が近づいているということを実感しました。やり残したことがないように、最後の最後まで楽しみたいと思います。
インドネシア共和国
UNIVERSITAS KATOLIK INDONESIA ATMA JAYA
Dantri
アジア言語学科 4年 交換
2025-04
月次報告書4月分
留学8ヶ月目
いよいよ10ヶ月の留学も終盤戦に差し掛かりました。今月もとにかく授業、課題、サークル、遊びに追われる忙しい1ヶ月でした。 まず、レバラン休暇後すぐに異文化コミュニケーション論のグループプレゼンテーションがありました。プレゼンテーションの内容は、「コミュニケーション・アコモデーション理論」です。英語の説明論文を読み、それをインドネシア語で説明しました。1人大体5分喋るプレゼンなのですが、アトマジャヤ大学の学生に混ざる授業なので自分のインドネシア語がクラスメートに伝わっているか、ドキドキしながらのプレゼンテーションでした。またプレゼンテーションの後には、質疑応答の時間があり私たち日本人に対しても質問がきました。同じグループのメンバーに助けてもらいながらなんとか質問に答えることができました。 次に、インターナショナルオフィスの方々とのseribu島へのお出かけ。土日を使って行ってきたのですが、行くことを告げられたのはその週の月曜日。なんともインドネシアらしい感じで急に決まったお出かけでした。船で3時間かかったのですが、揺れも少なく船酔いすることなく無事に島に着くことができました。島では、自転車に乗って探検したり、私がずっとしたかったシュノーケリングもすることができ、最高に楽しい2日間となりました。 そして、10月の卒業式以来の合唱サークルの練習。今回も日本では見ることがない数字の楽譜と睨めっこです。今回も地方語の曲で、歌詞を読むことすら難しいのですが、先輩や友達に教えてもらいながら練習するので、とても楽しいです。練習が18:00からと少し遅い時間から始まるので、練習の時間までは友達と過ごしています。6月の卒業式に向けた練習も始まり、留学最後にみんなと歌えることがとても嬉しく感じると同時に寂しさを感じています。 平日は授業とサークル、休日は友達と遊ぶ。休む暇もないぐらい忙しくでも楽しい4月でした。留学も8ヶ月目になり、「留学最後の〇〇」という予定が増えてきました。後2ヶ月しかない留学生活の1日1日を大切にして過ごしたいと思います。
インドネシア共和国
UNIVERSITAS KATOLIK INDONESIA ATMA JAYA
Dantri
アジア言語学科 4年 交換
2025-03
月次報告書3月分
留学7ヶ月目
先月までと大きく違うのは、今月からコミュニケーション学部の授業にも参加させてもらえるようになりました。内容は「異文化コミュニケーション」です。授業を受けて感じたことは、この授業を受けている間は、留学生ではなく“この授業を履修している1人の学生“として見られているということです。そのため、言葉が周りの子たちよりできないからという理由で、特別扱いになるわけではありません。また、発言を求められることもありました。その時は必死に今まで習ったインドネシア語を使って発言しました。説明を聞いているだけでもいつもの授業とは雰囲気が違うので緊張しますが、友達が助けてくれるのでなんとか頑張れています。また、説明はインドネシア語、パワーポイントは英語であるため、授業を聞いただけで理解するのは難しく、かなり復習が必要だと感じています。 先ほどから書いてある通り、アトマジャヤの学生も新学期が始まりました。そのため、学校でも、「久しぶり!元気してた?」とか「授業終わったの?」とか沢山声をかけてもらえます。すれ違い際にする短い会話ですが、友達に会えた時はとても嬉しいですし、疲れていても元気をもらえます。また、学部授業の時も、常に私のことを気にかけてくれる友達もいます。そんな沢山の心優しい友達に囲まれている私は本当に幸せ者だなと感じます。 そして、今月はラマダン(断食)の月でもありました。私の通う学校はカトリックの学校なので、学校はいつもと変わらない様子でしだが、学校の外に出てみると、ラマダンの様子を感じることができました。朝屋台の前を通ると、食べている人が周りから見えないように、カーテンみたいな布がぶら下げられていたり、断食明けが近くなるとモールのレストランは人で溢れかえっていたりしました。私も1日だけ断食を参加してみたのですが、正直1日だけでもきつかったです。とにかく、お腹が空いたことに気を取られ集中力がなくなりました。そして、その日は家で過ごしたためなんとか飲み物も我慢できたのですが、暑いインドネシアで断食するのはどれだけ大変なことかを感じました。断食明けに食べたご飯はいつもより何倍も美味しく感じました。
インドネシア共和国
UNIVERSITAS KATOLIK INDONESIA ATMA JAYA
Dantri
アジア言語学科 4年 交換
2025-02
月次報告書2月分
留学5ヶ月目
インドネシア留学も残り半分となりました。そして2月になり新学期が始まりました。1ヶ月半の休みだと流石に授業が恋しくなり、早く学校に行きたいと思っていました。2学期は月水金はインドネシア語、火木は英語と2言語を学ぶ時間割に変更となりました。インドネシアに来てから、英語を使う機会がそこまでないので、約半年ぶりの英語です。留学前なら絶対に言えていたことが言えなくなっているし、言いたい単語がインドネシア語しか出てこなかったり落ち込むこともありますが、とにかく喋ろう、相手に伝えようの気持ちで頑張っています。また、日替わりで違う言語を学ぶので、自分が今何語を喋っているのか分からなくなる時もあります。2言語を同時に学ぶことは難しいと感じますが、英語から派生したインドネシア語の単語もあり、2言語間の繋がりがあるため、言語学習は楽しい、面白いと感じます。 週末や、放課後はとても充実していました。K3Jという日本大好きサークルのお友達に誘ってもらい、サークル内のスポーツフェスに参加しました。久々に運動し体を動かす良い機会になったのと、K3Jのメンバーと一気に距離を縮めることができたので本当に楽しかったです。 また、JJCの合唱部の活動では、天皇陛下の誕生日レセプションに参加させていただきました。世界各国の大使や、インドネシア政府の要人など約800名の方が招待されていたそうです。このような大きな舞台で2カ国の国家を歌わせて頂けたことは、とても貴重な経験となりました。 それから、LPK(日本で働きたいと考える技能実習生候補を育てる機関)で行われた日本語オリンピックの審査員もさせていただきました。朗読、スピーチ、劇、カラオケなど様々な項目がありました。どの項目でも、彼らが日本語を一生懸命勉強している様子が伝わってきて、感動しましたし、日本人としてとても嬉しくなりました。また、自分も彼らに負けないぐらいインドネシア語を頑張ろうと思いました。 体調を崩した日もありましたが、留学後半戦も楽しいスタートを切ることができました。
インドネシア共和国
UNIVERSITAS KATOLIK INDONESIA ATMA JAYA
Dantri
アジア言語学科 4年 交換
2025-01
月次報告書1月分
インドネシア留学5ヶ月目
5ヶ月目は1ヶ月間丸ごとお休みで、のんびり過ごしました。 年末から年始にかけてロンボク島に行ってきました。年越しは体調不良ということでホテルから、海の方で上がる花火を眺めることしかできなかったけれど、人生で初めて真夏の年越しを過ごしました。ロンボク島と日本の時差は1時間なので、日本とロンボク島時間の2回年越しを祝う感覚が新鮮で面白かったです。カウントダウンの瞬間はどこにも行けなかったので、ぬるっと新年を迎えた感じでした。次の日には体調が回復したので、ずっと行きたかった海に行ってきました。2箇所回ったのですが、1箇所目は、ローカルの人たちが訪れる海であまり綺麗とは言えないところでした。2箇所目は、サーファーの方々から人気の海で、水が透き通っていてとても綺麗でした。船に乗ってぐるっと一周したり、やっとアクティビティができて嬉しかったです。 私は新しいことを始めるのが好きなのでJJC(日本人会)に入会し、そこでも合唱部に入ることにしました。ホームコンサート本番1週間前に入ったのですが、ステージにも快く出させてくださいました。駐在員方々は、インドネシアでの駐在生活の話を教えてくださったり、将来についての相談を親身に乗ってくださいます。また、長くインドネシアに住んでいる方からはインドネシアの昔の話だったり地元の話だったり興味深いお話が聞けます。新たな出会いに感謝です。 それから、人生初の一人旅にも行ってきました。行き先はスマトラ島のメダン。授業で習ってからずっと行きたかったトバ湖まで行ってきました。初めは1人でドキドキしていたのですが、出会った人全員がとても親切で、大満足の一人旅になりました。そして、ジャカルタから1歩足を踏み出すとそこにはまた別の世界が広がっていて、インドネシアの多様性を直で感じ、インドネシアの広さを感じました。また機会があれば、メダンにもう一度行きたいと思いましたし、また別の場所にも1人旅してみたいとも思いました。 この1ヶ月は自分のペースで過ごしながらも、色んな人に誘ってもらって、沢山イベントにも参加し充実した長期休みでした。
インドネシア共和国
UNIVERSITAS KATOLIK INDONESIA ATMA JAYA
Dantri
アジア言語学科 4年 交換
2024-12
月次報告書12月分
インドネシア留学4ヶ月目
留学も早いことで1学期の最終月です。授業の初めは今までの総復習確認テストをし、曖昧な部分をもう一度頭に入れ直すとても良い機会でした。しかし、総復習となるとかなり難しく感じました。インドネシア語は世界一簡単な言語と言われていたりしますが、学べば学ぶほど難しく感じます。インドネシア語が難しいと感じれば感じるほど、今回の留学でインドネシア語の奥深いところまで学ぶことができていて、この学びが有意義なものであると実感します。 毎日ついていくのに必死だった授業も終わり、約1ヶ月半の長期休暇が始まりました。年末から年始にかけて約10日間の旅行に行ってきました。私は約17000もの島からなるインドネシアのジャワ島しか行ったことがなかったので、他の島に行くのは今回の旅行が初めてです。また、ジャワ島でもジャカルタとマランにしか行ったことがなかったので、この旅行をずっと楽しみにしていました。 まず、ジョグジャカルタに行きました。ジョグジャカルタでは、世界遺産でもあるプランバナン寺院を訪れたり、kopi luwakというコーヒー豆の工房を訪れたりしました。ジョグジャカルタでは公共交通機関としてbecakという乗り物や、馬に引いてもらう乗り物が使われています。ジャカルタでは乗れないので、becakに乗ってみたのですが、案外乗り心地も良く、gojekよりも安いので乗ってみてよかったです。 次に、短期研修で訪れたことのあるマランに行きました。マランの友達や先生との2年ぶりの再会。本当に嬉しかったです。みんなで一緒に映画を見たり、マラン市内を回ったり、カフェでくつろいだり楽しかったです。しかし、29日に39度の発熱・嘔吐・下痢・関節痛のおそらく胃腸炎になり、年末を体調不良で過ごすことになりました。マラン市内の病院に行ったのですが、ジャカルタとは違いインドネシア語しか使えないので、体調が悪い中で、インドネシア語で症状を伝えたり聞き取るだけでも一苦労。しかし、薬のおかげで一気に熱を下げることができました。まさか旅行中にインドネシアに来て以来1番ひどい体調不良になるとは思いませんでした。インドネシアでの年末年始を体調不良で迎えてしまったのはとても悔しかったです。マランにはまだまだ会いたかった人が沢山いたのでまた旅行に行こうと思います。 最後に、ロンボク島に移動し年越しを迎えました。年始の様子はまた来月の報告書に書きたいと思います。
インドネシア共和国
UNIVERSITAS KATOLIK INDONESIA ATMA JAYA
Dantri
アジア言語学科 4年 交換
2024-11
月次報告書11月分
留学3ヶ月目
3ヶ月目も行事が盛り沢山で、あっという間に過ぎていってしまいました。月末は、頑張り過ぎたのか体調が優れない日が続いたりしましたが、相変わらず楽しい留学生活を送っています。 今月1番の思い出はインドネシア大学で開かれたBIPAプログラムの「のど自慢大会」に参加したことです。BIPAプログラムというのは、外国人が学ぶためのインドネシア語教育です。もちろん、私が現在受けている授業もBIPAプログラムです。そのため、のど自慢大会の参加者は全員外国人で、大会では全員インドネシア語の曲を歌いました。面白いルールがあり、サビの一つは母国語に翻訳して歌わなければならず、私も日本語に1部の歌詞を翻訳して歌いました。音にハマるように翻訳するのはとても難しかったけれど。本番ではカラオケの音源にピアノ、バイオリン、チェロなど豪華生演奏付き。こんな歌手気分を味わえる機会、これからの人生で絶対にないので、リハーサルからめちゃくちゃ楽しんで歌いました。また、他の参加者と顔合わせをする前は、みんな本気でバチバチの雰囲気だったらどうしようとドキドキしていたのですが、みんなとてもフレンドリーで、お互いのことをを褒め合ったり、リハーサルの時歌詞を間違えても大丈夫だよと励まし合ったり仲良くなることができました。そして本番。ステージに1人で立ち、しっかりと一曲歌い上げました。結果は残せなかったものの、いろんな人に声をかけてもらって素敵だったと言ってくださったのでもう大満足です。 また、日本対インドネシアのサッカーの試合を見に行くことが出来ました。とにかく、両チームとも声援がすごく圧倒されました。さらに試合が終わった後には、インドネシアのサポーターが日本の応援コール、日本のサポーターがインドネシアの応援コールお互いに言い合う場面もあり、とても素敵でした。日本でも見に行く機会がないので、インドネシアで観戦することができて本当に良かったです。これもとても良い思い出になりました。 この他にも、友達とカラオケに行ったりだとか楽しい思い出が書き切れないほどあるのですが、勉強面では、学期末最終プレゼンがありました。私は、日本の地震について20分ほど発表しました。先生に手伝ってもらいながらも、プレゼンの構成であったり、文献調べ、スクリプト作り、パワーポイント作りなど全て自分自身で作り上げるので、かなり時間がかかりハードな内容でした。私自信本当に緊張しやすいタイプで、20分のプレゼンに耐えれるかドキドキだったのですが、なんとか成功し、別のクラスの駐在の日本人の方々が褒めてくださいました。プレゼンも頑張った甲斐がありました。 【3ヶ月目で感じたこと】 今までは留学でいかに言語能力を伸ばすか、いかにペラペラに話せるようになれるかということに意識が行きがちでした。私自信この3ヶ月の間でインドネシア語の伸び無さに焦ったり悩んだりする時もありました。しかし、サークル活動やのど自慢大会等の経験を通じて、人との出会い、ここでしか味わえない経験、新たなことへの挑戦など言語を伸ばすこと以外にも沢山大切なことがあると気付かされました。これからも、インドネシア語の勉強も、もちろん頑張りますが、いろんなことに関心を向けて、人としてもこの留学を通して成長したいと思いました。
インドネシア共和国
UNIVERSITAS KATOLIK INDONESIA ATMA JAYA
Dantri
アジア言語学科 4年 交換
2024-10
月次報告書10月分
留学2ヶ月目
2ヶ月目は、忙しくあっという間に時間が経ちました。基本的な生活は1ヶ月目と変わらないのですが、サークル活動が本格的に始まりさらに充実した毎日を送っています。 10月の1番の思い出はmakrab!(合唱サークルの交流合宿) 2泊3日でBogorにまでいってきました。着いた瞬間から携帯が回収され、時計も翻訳機能も何も使えない合宿がスタート。初めは、インドネシア語が聞き取れるか不安で仕方がなかったのですが、みんな優しく私のために何度も話してくれました。また、携帯がないからこそみんなとより距離を縮めることができました。 歌の練習、体操、ゲーム色んなことをしたのですが、特に思い出に残っているのは、”heart to heart”。みんながそれぞれ思っていることを言い合う時間です。先輩に今不安に思っていることを聞かれ、私は正直に言語と答えました。すると先輩方が「心配しなくて大丈夫。みんなでサポートするから!合唱サークルが始まって以来留学生が入るのは初めてで、仲間になってくれてありがとう」とか「名簿を見た時、日本人の名前があってびっくりしたし本当に嬉しかった」と言ってくださいました。他にも、何かあるたびにみんなが私の名前を呼んでくれるので、名前を呼ばれるたび本当に嬉しくなります。本当に合唱サークルに入ってよかった、みんなと出会えてよかったと思える3日間でした。みんなともっと話せるようにインドネシア語も頑張ろうと思いました。 みんなからは、最新のスラングを教えてもらっています。絶対先生の前では使わないでねと言われますが、授業では習うことができないので本当にありがたいです。教えてもらったスラングを私が言うたびにみんなニコニコしてくれるので、もっと知りたい!もっと教えて欲しい!と思います。 さらに今月は、大学の卒業式にも合唱サークルの歌い手として参加してきました。約12曲の英語、インドネシア語、地方語の曲を2週間で覚えるのはとてもハードで、毎日呪文のように歌っていました。色んな曲を知ることができたし、卒業式に参加したことで、日本との卒業式の違いも発見することができたので、貴重な機会でした。 他にも、International Office主催のBogorへのお出かけがあったり、とにかく忙しかった10月でした。この1ヶ月間で沢山の人と仲良くなれてより楽しい留学生活を送っています。まだ8ヶ月ありますが、既に日本に帰りたくないな、みんなとお別れするの寂しいなと思っています。
インドネシア共和国
UNIVERSITAS KATOLIK INDONESIA ATMA JAYA
Dantri
アジア言語学科 4年 交換
1~10件目 / 11件中