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プロフィール
旅人(草)
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
中国語専攻
留学先
中華人民共和国
/
上海外国語大学
留学期間
2024-02-01 ~ 2025-01-31
留学種別
交換
1~10件目 / 10件中
2025-01
月次報告書1月分
はじめも、おわりも
結果論を述べると、テストの成績はとても満足できた。前回に比べても大きく点数が上がり、総まとめとしていい結果を出すことができただろう。 ただある偶然により、自分自身に何が起こっているのかがわからなくなった。クラスの皆はテストに苦しんでいたが、私は少なくともその二倍は苦しんでいた。残念なデジャヴを体感したのだ。テスト期間中に、のどの痛みが始まった。少しののどの痛みはよくあることだったので、その時点ではすぐに治るだろうと考えていた。しかし、まもなくしゃべるのも難しいほどの痛みがあらわれた。ちょうどスピーキングテストと重なった。なんとかスピーキングテストは終えたが、その後すぐに熱が出た。またもやその時点ではすぐに治るだろうと考えていた。しかし、熱は帰国の1日前まで三十八度から下がらなかった。症状があるまま、テストも帰国準備も全て行った。一月の外出の予定は全て消滅し、友人とは寮で話をしたり、電話で通話する羽目になった。幸い友人との交流は果たせたが、行き残した場所は何ヶ所か残したまま帰国した。後遺症も続き、一月が全て終わる頃になってやっと全ての症状が消えた。留学開始時点もこのように発熱したので、熱ではじめ熱でおわったようだ。幸い、最後はあの時のようにケガはしなかった。 携帯電話の契約やその他諸々は十二月に時間を割いて処理しておいたので、運が良かった。
中華人民共和国
上海外国語大学
旅人(草)
アジア言語学科 3年 交換
2024-12
月次報告書12月分
行き残した場所へ
一月はテストが詰まっているので、十二月が行き残した上海の名所へ行く最後の機会だった。自らは行かないような場所も友達に誘われ同行したが、多くは歴史を学べる博物館や、古镇などへ行くことが多かった。日本ではお目にかかれないような遺物などを見ることができて大変良い機会だった。さらに、展示物の説明文を読んだ時に授業で習った表現を理解できた時などは、とても成果が感じられて嬉しかった。 人によって、興味があるコンテンツや訪れたい場所が違うのは仕方がないが、幸い私の友人のうち数人とは波長が合った。博物館などは普段1人で行くことが多かったが、複数人で行くことでその場で議論や考察ができた。 とはいえ、十二月の後半になると期末試験に向けた勉強を始めなければいけないので、それほど時間があるわけでもなく、行き残した場所もある。寮はテスト終了後一週間で出発することになっていたので、その間に行けるだけ行くことに決めたのだ。 テスト勉強とはいえ、十二月後半はイベントが多かったので、結局忙しく外出をしていた。
中華人民共和国
上海外国語大学
旅人(草)
アジア言語学科 3年 交換
2024-10
月次報告書10月分
前学期にできなかったこと
今月は学校主催の活動に多く参加した。どれも思い出深いが、特に良かったのは、嘉年会という国際フェスティバル、100元で蘇州に日帰り旅行へ行ったこと、伝統文化体験である。 国際フェスティバルはスタンプラリーがあり、各国のブースでたくさんの食べ物やゲームを体験した。スタンプカードは先着順だったので、いい限定記念品になった。蘇州へは5、60人の参加者とバスで観光に行った。バスはとても苦手だし、大量に遅刻者が出るトラブルもあったがとても楽しい思い出になった。異文化体験は他に枠がなくて、我々は中国伝統団扇染の活動に入ることになった。模範品とは程遠い完成度だが、記念品として持ち帰る。 追記:VPNが途中で切れて提出のロードが終わっていないようだった。大体はメモに残しておいたコピーをそのまま貼り付けたが、消えてしまっていた情報もあったので、また新しく書いた。今後の留学生にはぜひVPNとネット環境に気をつけてほしい。どのVPNがいいかはわからない上、課金してもこの有り様である。これでも「特定の規制が強い地域へ行く方向け」の接続先を選んだはずだった。今まで使っていたほとんどのメール、ツールは月初にやっと開くというような状況だ(本当の緊急時以外)。自由に規制なくネットを使えるのは素晴らしいことだ。今学期は学校のWi-Fiが繋がる低階層に住んでいるが、よくなったとは言え、もちろん定期的に切れる上、以前として部屋のWi-Fiは弱い。宿題など、コネクトが切れると面倒な記録は、データ容量を使う羽目になった。毎回Wi-Fiが繋がる、一階へ出張していた前期よりははるかにいいが。
中華人民共和国
上海外国語大学
旅人(草)
アジア言語学科 3年 交換
2024-09
月次報告書9月分
高級
今学期から高級クラスで勉強することになっている。実際内容は難しくなっている上、クラス全体のレベルもかなり高くなっている。全学期から一緒の友人はペースが合わず大変そうだ。授業も一つを除いて全て違うものになった。故に、最初からまた先生方にシラバスをもらい、内容を記さなければいけないのがとても大変だ。マイペースな先生もいるもので、やっと昨日の夜、全てのシラバスを入手できたところだ。選択科目は競争が激しく、一科目しか履修できなかったため、かなり不安を感じている。申し込みが終わったあと、空き枠がないか問い合わせたが、結局追加募集はしていなかったみたいだ。 やはり新クラスなので、新しい出会いがある。他国の友達を作る時は、語学が好きな者の端くれとして、親しくなった友達の国語を少しは話してみようと試みている。しかし今回は特にうまく行った。昔、空き時間に見ていた語学系の番組で学んだスペイン語がこんなに実を結ぶとは思わなかった。スペイン語は基本的な会話なら少しだけできる。きっと彼の性格もあると思うが、まさかそれだけでこんなに交信できるとは思わなかった。
中華人民共和国
上海外国語大学
旅人(草)
アジア言語学科 3年 交換
2024-08
月次報告書8月分
実用性かテストに強いか
hskの勉強をしていると、次々に知らなかった単語が出てきて、終わりが見えなくなってくる。とはいえ、ありがたいことに日本人として生まれた我々は、リーディングに関しては、他国の学生よりかなり優位にいる。これだけ既視感がある漢字が多いのに加えて、さらに授業ではもっともリーディングを行っているからであると考える。授業の中ではリスニングより、スピーキングより、何よりリーディングが多いように感じる。 そして、他国の学生はスピーキング能力や表現能力高いと感じる。日本人学生がその面が苦手な者が少し多いように感じた。私は授業中に意見交換をする機会が多くあって、とても楽しかった。留学前の授業では自発的に意見を述べるということはほぼなかったが、留学してからは自ら挙手して発言するような授業態度にチャレンジしてきた。 私のクラスでペーパーテストの成績が最も優秀だったのは、他の日本人の学生だった。一方、スピーキングが最も流暢だったのは、漢字があまり書けない学生だった。
中華人民共和国
上海外国語大学
旅人(草)
アジア言語学科 3年 交換
2024-07
月次報告書7月分
夏休み期間
この月と次の月は夏休み期間に該当する。ただ、学校には夏季プログラムが用意されてあり、友人の1人は参加したいようだった。私も実際このプログラムに参加したい気持ちがあった。しかし金銭的に不可能だと感じた。 一つ目に、追加の授業料を請求されることだ。おそらく教材の購入も必要だと考えると、二ヶ月とはいえかなり学生にはこたえる額だ。予想した通り、参加者の友人も学生ではなく、経済的に余裕がある元々企業にいた人や、余裕がある学生だ。 二つ目に、寮費も追加で必要になる。大学ホテルに住んでいる学生は、半学期ごとにお金を払っていることになるため、期間終了の日にち以降滞在する者はさらに寮費を申請するのだ。約十六万円の大きさは人によって違うが、私の友人達は継続せずに離れていく学生が多かった。 三つ目に、生活費も当然必要である。通信費や交通費を含めると、二ヶ月過ごすには現地で仕事を探したくもなる。 以上の理由でこのプログラムは断念した。一旦帰国して、現地にいなくてもできるリーディングやHSKの勉強に力を入れることにした。 契約した携帯番号の費用は毎月かかる。
中華人民共和国
上海外国語大学
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アジア言語学科 3年 交換
2024-06
月次報告書6月分
通信不便
ここではつくづくネット通信が不便だと感じる。わたしのVPN選択が原因かもしれないが、とにかくことあるごとにVPNがつながっているかを気にしてネットを見る必要がある。そして、VPNが繋がってる時は逆に中国独自のネットサービスに繋がりにくいと言った問題もある。調子が悪いと何時間も「接続できません」という表示と睨み合うことことになる。例えば、知り合いの中にはスマホを2台持ち、中国アプリ用とその他に使う用でわけている人もいるようだ。しかし私は携帯ひとつで全て情報を管理している上、容量の問題もあるため、さらに状況が悪いのかもしれない。日本で当たり前に色々なsnsや情報源にありつけることがどれだけ素晴らしいことか身をもって体験した。実際のところどうしようもないわけではないが、他にもそれがストレス因子になっている人はかなり多いのではないだろうか。その反面、さまざまなアプリやサービスが独自に進化しているので、外に用がない方々はとても快適だと考える。実際日本よりもスマホで素早く簡単に済ませられることが多く、高齢の方々まで利用していて、かなり発展しているように感じた。
中華人民共和国
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旅人(草)
アジア言語学科 3年 交換
2024-05
月次報告書5月分
一ヶ月が過ぎるのが早すぎる
5月から6月まで一瞬で過ぎたような気がした。一週間授業をして部屋に帰ると、特に週末二日間が終わるのがとても早く、すぐに次の週が始まった。今月の週末は特に遠出の旅行もせず、ゆっくり過ごしたつもりだった。週末に限らず、放課後などの時間を使って、一日一万五千歩以上歩くのを目標にしている。近くに鲁迅公園という賑やかでいろいろな人が集まる公園がある。木がたくさん植っていて涼しく、公園内をぐるぐる回るだけだがとても快適に感じる。歌を歌っていたり、演奏会をやっていたり、ストイックな運動をやっているご年配の方など、いろんな人で賑わっている。最近特に面白かった出来事は、学んだ上海語を実際に話している時に聞き取れたことだ。発音が極めて難しく、全て聞き取れるわけではないがたまに意味がわかり、会話内容が想像できるのがとても楽しい。5言語以上喋れる外国人の友人も、「私はたくさんの言語に触れてきたが、今まで習った言語の中で上海語が一番難しい」と言っていた。
中華人民共和国
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旅人(草)
アジア言語学科 3年 交換
2024-04
月次報告書4月分
食費、交通費
中国で過ごす中で、食費に関しては日本よりもはるかに安いと感じる。しかし、美味しいものが多くて完食をしてしまうことが多かった。4月の頭には、中国版新幹線である高鉄と火車に初めて乗った。車内は高鉄の方がやはり清潔で、スピードも早かった。火車も高鉄には劣るが、不快感があったわけではなく、このクオリティで日本に比べてかなり安いことにとても素晴らしいと感じた。初めて上海の外に出て、紹興酒の故郷である紹興市に中国人の友人と観光に行った。乗り物に関しての話が多くなってしまうが、そこでタクシーに乗って酷い車酔いをした。空港からホテルに行くまでのタクシーも同じように酔ったので、総合的に運転が荒いのかもしれない。また今月はメトロの地鉄に乗ってお出かけする機会が多く、日本よりさらに安くて感心した。また、デリバリーを頼むのにもあんなに安く済んで、中国の交通費の安さは本当に驚いた。しかし、結局月末の計算したら高いのでもっと節約しようと思う。
中華人民共和国
上海外国語大学
旅人(草)
アジア言語学科 3年 交換
2024-03
月次報告書3月分
最初の一ヶ月
現地での生活を始めて1ヵ月になった。授業時間や食事の生活リズムが安定してきて日常的に使う中国語にも慣れてきた。現地でしか食べられない食事を試してみたり、外国人の友達と交流する機会がとても多い。ついこの間地下鉄に乗った。有名な観光名所である豫園に行って、お土産グッズをねぎった。遊興費以外の支出は、なるべく節約するようにしている。特に食費に関しては、1回あたり平均で20入元ほどに収めている。最近は曇りが多くて、気候が変化しやすい。驚いたのは喫煙者が多くて、毎日散歩をしてる時1分に1回はタバコの匂いがしてくる。日本にいた時は歩きながら、喫煙する人がいたら避けるようにしていたがもう気にならなくなった。毎週水曜日はルームメイトと近くの飲食店を散策して、夜ご飯を食べに行っている。中国人のおばさんは、特に気さくでよく話しかけてくる。毎週木曜日は、有名チェーン店のチキンが安くなる日なので、体に悪いのはわかってるが、固定シフトにした。3月の初め頃に、授業開始時間ギリギリで焦っていて階段から落ちて捻挫した。今はもう普通に歩けるようになった。
中華人民共和国
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旅人(草)
アジア言語学科 3年 交換
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