まおの報告書一覧
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
3年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学期間
2023-02-20 ~ 2023-12-31
留学種別
交換
1~10件目 / 11件中
2023-12
留学成果報告書12月分
ソルブリッジでの1年を終えて
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 2007年 ・学生数 1,414 ・設置学部 1 ・その他 ウソン(又松)大学の一部 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) ソルブリッジ国際経営学部 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 交換留学、基本的に交換留学生はすべての授業履修可能 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 語学コースなし ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 本国、韓国の学生は4割ほどのイメージ。71の国からの留学生や編入性がいる。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 課題は授業によって違うが量はKUISとほとんど変わらない。試験が中間と期末で一学期に2回。一学期が約3か月半なため、中間試験が終わるとすぐに期末試験が始まる感覚で少し大変。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 30分程度の教授との英語の練習や相談を予約できる。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 最初の学期が始まる前に、1週間程度のオリエンテーションがある。メンバーはランダムで振り分けられ、日本出国前にはすでにグループのリーダーから連絡があった。1週間グループで大田のツアーや学校の生徒会主催のレクリエーションに参加。13グループほどグループがあった。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) オリエンテーションで簡単に履修の方法を教えてくれる。その後、メールで履修登録の仕方や期間が送られてくる。韓国特有の、先着順履修登録なためある程度時間割を考えながら、何を履修したいのか第2,3候補までしっかりと考えておくと履修しやすい。私はこのやり方で希望通りの履修登録ができた。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 KUISに通いながら実用的な英語力を向上させたいという思いがどんどん強くなっていったため。 (2) 留学先を選んだ理由 元々韓国の文化に興味があり、韓国留学したいという気持ちが強かったがIC学科としてやはり英語圏に行くべきではないかという躊躇があった。しかし、ソルブリッジはすべての授業が英語で行われるうえに世界中から学生を受け入れているため韓国でも英語を学ぶのに十分な環境だと確信したため。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) した準備→リスニング力を上げるために、登校の時間にTOFELのCDを聞いたり暇な時間に海外ドラマを積極的に見るようにした。 後悔した点→経営に関する、会計やマーケティングの授業が多いが経営に関する知識がなかったため、英語でそれらを学ぶのに苦労した。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) した準備→日常生活に困らない程度の韓国語の勉強 しておけばよかった準備→いろいろな国のリサーチ(文化やあいさつ程度の言葉を知っているだけでもコミュニケーションの取りやすさがかなり変わる) (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) オリエンテーションのメンバーはかなり交友関係を広げるきっかけになった。また、どこの国でも共通だと自信を持って言えることが名前を覚えて名前で相手を呼ぶことが交友関係を作るうえでかなり大切。同じ授業を取っている学生と挨拶からどんどん仲良くなっていくこともあった。また、積極的に連絡したり話しかける。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 授業はついていけないほど難しいものはなかった。私が会計や計算など苦手な授業を避けて履修登録をしたのもあるが、自分の興味ある授業を撮れるのは交換留学生特権とも言えるので履修登録はかなり時間をかけて考えたほうがいい。少し内容が難しい授業でも真剣に聞いていれば説明もわかりやすく、わからない単語もPPTを確認すれば書かれている。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 生徒会主催のイベントは、生徒会が月に1回程度、バスで出かけるイベントを主催してくれるのだが、基本的にメールで案内が来る。メールが来たその日のお昼から受付が始まることが多く、メールに記載されたグーグルフォームで申請する。釜山やテーマパークなどに500円程度(5,000ウォン)でいけるのでかなり人気でフォームも先着順なので常にメールの確認は必須。 春学期にバレーボールサークルに参加したが、上手な人が多く初心者の私は2,3度行ってやめてしまった。秋学期はアドベンチャークラブに加入したが、週末活動が多く予定と被ってしまったりと結局一度しか参加できなかった。 (8) 授業外活動についての全般的な感想、学んだこと 韓国人の学生は週末に実家変える学生も多いため、授業外活動は留学生が積極的に授業外活動に参加するイメージ。課外活動に参加することで交友関係もかなり広がるのでおすすめ。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 韓国での一年間の留学を通し達成した最も大きなことは、国際社会での人間関係の築き方を学んだことだ。正直、韓国に行く前は文化も生活習慣も異なる人と友人になることができるのか、有効な人間関係を築くことができるか不安ばかりだった。将来、国際社会で活躍したいという目標を持つ私にとって非常に重要な点でもあったためその分不安も大きかった。場所は韓国であったが、上にも記載したように世界各国から集まる学校だったため学校内でも繋がりや人脈はかなり重要視されていた。一年を通して学んだことは国は違っても、人間関係を構築するうえで文化や言葉の壁を超えた何かがあるということだ。それが明確に何なのかは分からないが、相手を知りたい、仲良くなりたいという気持ちがあれば良好な人間関係を築けることに気づいた。誰に対しても誠意をもって対応し、恐れずに積極的になるという自分が苦手だったことを留学を通して改善できたことが自分の中でかなり大きなことだと思う。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 文化や価値観も似たものを持つ隣国、韓国での留学で大きく衝撃を受けたのは学生の勉強量だ。特にテスト期間の韓国人学生の勉強量は衝撃的だった。テスト期間は学校の図書館(ウソン大学西キャンパス)が24時間制になり、徹夜で勉強する友人もかなりいた。私も友人に影響されテスト期間には夜遅くまで勉強することも多かった。正直、KUISに通っているときはバイトや遊びと勉強、課題とのメリハリをうまくつけられず、結局すべてにおいて中途半端になってしまうことも多かった。しかし、留学を通し私生活や趣味と学習のメリハリのつけ方を学ぶことができた。曖昧なまま終わらせず、趣味も学習も全力で取り組めるような学習をできるようにしたい。また、留学生活の中で机に向かっての勉強だけが学習ではないことにあらためて気づかされた。話すことで自分でも知らないうちに伸びている部分もあったため、KUIS8のシステムを積極的に利用したり、日常生活でも自分から英語を話せる環境に飛び込むことを恐れないようにしたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 英語圏留学ということにフォーカスを置いていたが、経営学科なのでビジネスの知識がある程度あったほうが履修登録の際の選択の幅が広がる。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 申請の際に大使館のサイトから予約する必要がある(コロナの時期だったため現在は不明)。約一か月程度で発行される。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) Trip.comで毎回航空券は予約した。 (4) 渡航したルート 成田国際空港→仁川国際空港 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 仁川国際空港→ソウル駅→KTXまたはその他列車(Trip.comで予約可)→大田駅→タクシー→寮 大学での出迎えやサービスは無し、事前に配布される資料にも空港から寮までの説明が簡単に記載されている (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 大学の寮は最初の学期は自動で登録された、秋学期は春学期終わる直前くらいに寮にすむかどうかのメールにフォームが添付されている。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 学期の最初に払う寮代に一日一食無料の食費代が含まれている。また、電気代や水道代は別途請求されない。部屋には、ベット、シャワー、トイレ、棚、机、クローゼットの基本的なものが設置されているがトイレットペーパーなどの必需品は購入しなくてはいけない。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 一日目は疲れて買い物に行けないことが多いので、一つトイレットペーパーやドライヤーなどは日本から持って行ったほうが良い。キッチンは共同のものがあるが、別の建物にあり事前予約も必要なためほとんど使うことはなかった。コンビニで買うか外食するかの偏った食生活になりがちなので、日本からインスタントのお味噌汁などを持って行くことをおすすめする。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 主に使用したのはカード支払い。春学期はデビットカードしかもっていなかったのだが、グローバルATM を使用しても引き出せずかなり困った。夏に一時帰国した際に作ったクレジットカードで秋学期は現金引き出しをした。両親に口座に入金してもらい、引き出したりカード支払いをしたりしていた。基本的にカード支払いでよいのだが、paypayのように口座から直接送金できるサービスがある。オリエンテーションの際に韓国口座を作るのでその口座と外国人登録証をもって銀行に行きサービスを開通してもらうことができる。韓国人の子は現金を直接もらうのより口座に送るサービスを好む子が多いので時間があるときに登録しに行ったほうが便利。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) korea infoという会社でesimサービスを利用した。出国前からメールでやり取りし、出国後すぐにesimをつなぐことができネットで困ることはほとんどなかった。一か月3500円程度で電話料金も毎月チャージされるので満足なサービスだった。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス、寮にwifiがありほとんど困ることはない。町もカフェや飲食店に入るとWi-Fiのパスワードが書いてあり、韓国生活においてインターネットで困ることはほとんどなかった。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 一度も病院にかかることはなかった。 (5) 日本から持っていくべきもの 頭痛や生理痛などで自分が普段飲んでいる薬があったら持っていったほうが良い。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 治安は日本と似ており基本的に安全である。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 大学の学食は、一食600~800円程度するため少し高い。また、、学内にあるカフェも街中にあるフランチャイズの値段より少し高いためコンビニでお昼を買うことが多かった。夕飯は寮で一日一食無料で食べられる寮のご飯か友人との外食だった。外食はたくさん食べても2000円程度で、基本的には1000円程度で食べれるのでそこまで負担にならないが寮のご飯は好みが分かれるため外食が多くなってしまい、食費にかける値段が生活費で一番多かった。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 現地では、Googleよりもnaverを使うことが多かった。地図もnaver地図を使った。また、インスタグラムでもかなりの情報を得られるので特に困ることはなった。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 ご飯の際にお茶碗を持たない。年上の人を尊敬する社会は日本とあまり変わらないと感じた。むしろ、学生同士は日本より先輩後輩感が少なく、親しくなれば友人のように過ごした。キリスト教の人も多く週末に協会に行く友人も多かった。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 就職活動を本格的に始動する予定だが、具体的なことは未定だ。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 現地では本格的な就職活動をしなかったが、就職サイトの登録などはした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 韓国に英語圏留学という特殊な経験を活かし、英語と日本語に加えて韓国語も利用した言語を積極的に活用できる仕事に就きたい。また、グローバルな環境でどう人間関係を構築し自分をどう表現するかなどを学ぶことができたため、就職後もこの経験を活かし他の人に埋もれないようにしたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学前は、異国で生活するということにかなり緊張し不安を抱いたが生活してみると根本的な部分は日本で生活するのと変わらないということに気づかされた。隣国である韓国だからかもしれないが、かなりグローバルな環境の中で人間関係や学校生活で感じることはあまり変わらなかった。行く前にあまり不安がらず、自分の目標に焦点を当てしたいこと、達成したいことがブレなければ留学生活を充実した、意味のある経験にできると思う。
国際コミュニケーション学科 3年 交換
2023-11
2023-10
月次報告書10月分
秋到来
新学期が始まりばたばたしてあっという間に終わってしまった9月とは異なり少し余裕も出始めた10月でした。10月初めは半袖を着るほど暖かかったにも関わらず10月終盤には上着なしでは歩けないほどの寒さになり11月に入ったらすぐに冬が来るんだろうなという感覚です。10月は新しいことにいろいろと挑戦できた月でした。11月12日の韓国語能力試験に備え火曜日と木曜日のお昼の時間1時間を使い先生が開いてくださった特別講座に参加しました。本来ならお金を払って聞くような講習なため、とても丁寧に教えてくれ非常に良い経験でした。特にテストのライティングの練習はネットで調べて自分で勉強するのには限界があったのでとても役立ちました。また、毎週金曜日にはウソン大学で行われている日本語サークルに参加し始めました。ソルブリッジは一つの建物、一つの専攻のみで新しい縁を見つけるのはなかなか大変なため韓国人の友達をたくさん作りたい方にはお勧めです!日本の文化を学んだり充実した2時間です!!また、10月後半から中間テストが始まりました。テスト期間には図書館が学生でいっぱいになります。留学当初は、韓国の学生たちのテスト期間の勉強量に衝撃を受けましたが今では名物のように感じます。 また10月初めにはカルチャーデイという1年で一番大きなイベントがありました。文化祭のようなもので、各国が伝統的な踊りや文化を紹介します。ソルブリッジには本当に多様な国の学生がいるのでとても楽しめました。
国際コミュニケーション学科 3年 交換
2023-09
2023-08
2023-07
2023-06
2023-05
2023-04
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