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2025-08
月次報告書8月分
折り返し
 4月はあれほど長く感じていた留学生活も、気づけば折り返し地点に達していました。最近では太陽が雲の向こうに隠れがちで、すっきりしない天気が続いています。到着してすぐの頃、ホームシックだった私に「元気をだせ」とでも言わんばかりに照りつけていた太陽が恋しいです。 〈気候〉  上記したように、天気はあまりよくありません。しかし、なぜか半袖で過ごせるくらいまで気温が上がる日がたまにあります。一方で、厚手のパーカーを着ないと寒い日もあり服装の調節は相変わらず難しいです。 〈授業〉  期末テストがありました。先生の配慮やクラスメートのサポートによって無事に乗り切ることができました。どのようなことをしていただいたかについては、下部にある「今月の授業」で詳しく記します。 〈旅行〉  夏休みに入ったので、イグアスの滝まで旅行に行ってきました。チケット代は飛行機よりもバスの方が安いため、バスを選びました。が、正直後悔しています。片道36時間前後(乗り換え含む、ジュイス⇔イグアス)かかるため、体力的にも精神的にもかなり辛いです。お風呂にも入れないことや、ストレスもありかなり肌荒れしてしまったため正直あまりおすすめできません。ただ、値段だけ見れば半額以下のためどちらを選ぶかは本当に人次第だと思います。 〈食事〉  平日は学食、休日は自炊です。 〈金銭〉  旅行に出費はつきものなので、覚悟はしていましたが、6桁の出費を見ると流石にメンタルにきます。一学期は可能な限り無駄遣いしないように生活していたつもりですが、振り返ると本当にその出費は必要だったのかな?というものが多いです。ですので二学期は、削れる出費はとことん削っていくつもりです。9月、冬休みはまだ半分残っているため限られた予算内で楽しみます。 〈その他〉  神田の友人が、夏季休暇を使ってブラジルに旅行に来てくれました。そのときはまだ冬休みに入っていなかったため2日間しか会うことはできませんでしたが、久しぶりに顔を見ることができて嬉しかったです。いくつか日本のものを持ってきてくれたのですが、ブラジルの化粧水は肌に合わなかったので本当に助かりました。 ありがとうー!!  あっという間に折り返しを迎えたブラジル留学。後悔のないように、一層時間や機会を大切にしながら生活していきたいです。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書8月分
後半開始
二学期目最初の月が終了した。新しい留学生の友人ができたり、新しい授業があったり、留学の折り返しである8月は新鮮なことも多かった。今月も学校、休日の過ごし方などを中心に振り返ろうと思う。 ・気候 今月もブラジルは冬。と言いつつも寒い日はもちろん、すごく暑い日もかなりあった。特に第3週目は最高気温が30度近くまで上がることも。しかしそんな日も夜になれば気温が急降下するので、引き続き服装選びに困っている。そろそろ春になってくるブラジルでは桜が咲いている。寒暖差が多いため引き続き体調管理に気をつけたい。 ・大学 今月の頭から2学期が始まった。前学期と同様に、留学生は2週間ほどお試し期間があり、レベルや教室の雰囲気などを確かめてから登録ができる。Letras(文学部)は2時間の授業が多く、前学期でだいぶ慣れることができたので、今学期はGeografia(地理学)の4時間の授業を履修することにした。4時間とは言いつつ、途中で休憩が挟まれることが多いのでそこまでLetrasの授業を2個受けるのと大差はない印象。今学期は1学期目より少し多めの履修になったので、人一倍頑張っていきたい。 ・友人関係 先月他大学の日本人留学生との別れがあったが、新しい日本人留学生がUSPにやってきた。半年ではあるが先輩という立ち位置になるため、過去に先輩に助けてもらったように、彼らのサポートをしたり、新たな刺激を与え合ったりできればいいと思う。 ・通学、交通、移動 特にここの部分は変化なし。大学までは徒歩で。休日どこかへ移動する時はBilhete Únicoを使って地下鉄やバスに乗っている。 ・食事 今学期もほとんどBandejãoに頼りっぱなしの生活。休みの日は外食なども多いが、基本的にはやはり大学内で済ませる毎日。USPの自分が通っているキャンパス内には4つのBandejãoがあるので、メニューによって行く場所を変えたりしている。 ・金銭 学期間の休みの際に行った旅行の費用が嵩んでしまった。来月の第1週は祝日にあたり、留学生の友人たちとの予定を立てている。様々な経験をするため、普段の生活での出費を可能な限り抑えていきたい。 ・休日 今月の土曜日・日曜日は、フェスタがあったり友人の誕生日パーティーがあったりなどと、周りの人たちのおかげで様々なことがあった。また、駐在員の方に誘っていただきボランティアに参加したりもしている。このように充実した休日を送れていると思う。 ・まとめ いよいよ留学の後半戦が始まった。1学期よりは授業の理解度が高くなってきたとはいえ、まだ完璧に理解するまでは程遠い。残り半年で可能な限り語学力を高めていきたい。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書8月分
ブラジルで集合
 友人、先生、家族との再会。ポルトガル語でのスピーチ。新学期スタート。日本に帰って行く人たちをたくさん見ても寂しさをそこまで感じなかったのは、すでにサンパウロでの生活に慣れたからなのか。半年を過ぎ、終わりが近づいているからなのか。 気候  8月は冬のピークかと思っていましたが、サンパウロは日中半袖、上着があれば夜も乗り切れるといったような感じでした。季節的に冬だから毎日寒いというより、日によって暑い日と寒い日で大きく変わります。服装選びは天気予報を何個か駆使しますが、大体失敗します。雨も時々降るので一応折りたたみ傘を持ち歩くときもありますが、傘をさしているブラジル人はほとんど見かけません。折りたたみではない普通の傘を持ち歩いている人は見たことがないです。 週末  父と弟が日本から来ていたため、サンパウロ市内を観光したり、パラナ州へ行ったり。弟にとっては見るものすべてが新鮮のようで、様々なことに驚いていました。私も来たばかりのころは感じていたはずの驚きを久しぶりに思い出しました。  8月半ばには、知り合いの方からお声がけいただき、ポルトガル語でスピーチをする機会がありました。もともと文章を書くのが得意ではないので報告書もこんな感じですが、3カ月ほど前から内容を考え、最終的にはたくさんの人の前で緊張しながらも終えることができ、自分の力を試す良い機会になったと思います。 交通  今までも何度かバスについて書いてきましたが、今回もバスについて。父と弟、姉と一緒に隣の州へ。サンパウロへの帰りの夜行バス、後5分で到着というところで停止しました。「皆さん、身分証を見せてください」と乗り込んできたのは警察官。一人ひとり身分証を確認し、どこから来たのか、何をしていたのかを質問していきます。特に多かったのは、パラグアイに行った人たちに、何目的だったのかという質問でした。その後、荷物チェックのために警察官に呼ばれた数人がバスから降りていきました。預けていた荷物の持ち主を探すために荷物の番号が呼ばれ、その番号の控えは私の手元に。父がバスを降り、私のスーツケースを開いて警察官とチェック。万が一何かあったらとかなり不安でした。(勝手に人の荷物に入れて密輸するという話も聞いたことがあるので。)幸い、私の荷物からは何も怪しいものは見つからず、父は車内に戻りました。バスが停止してから2時間が経ち、捜査も終わったらしく降ろされていた乗客達も戻ってきました。警察官が「ご協力ありがとうございました。」と言いながら見せた手のひらサイズの黒い塊には葉っぱのマーク。私の後ろに座っていた10代後半の子はバスから降ろされてそのまま戻りませんでした。ブラジルでは、このように警察が来るBatidaというのは珍しくないそうですが、初めてだったのでかなり動揺しましたし、身内が連れて行かれると不安が増します。そういう物が身近にあるというのも、かなり恐怖です。 食べ物  サンパウロでは日本祭りを含め、様々なイベントが行われます。ブラジル人向け?にアレンジされた日本食も多いです。寿司、手巻き、丸ごと揚げられた手巻き、イチゴとクリームチーズの寿司。すき家もありますが、メニューには普通の牛丼に加えてカレー、ラーメン、ベジタリアンメニューも。他にもフードコートなどによくある日本食のお店などは焼きそばを売っているところが多め。私が日本人だからそう思われているのか、ただただ食器不足なのかわかりませんが、カレーを頼んでもかなりの確率で箸を渡されます。 買い物  これは、留学に行く際に参考になればなという感じです。かなり考えて、周りのブラジル経験者にも聞いて用意したはずでしたが、暮らしていくと不足はでてきます。例えば私の場合は洗濯ネット。こちらでも買えるのですが、値段を見ると日本の百均で買えばよかったとなります。私の知る限り、サンパウロとリオデジャネイロにはDAISOがあります。値段は100でもなければ均一でもないですが、大体探しているものには出会えます。私はiPhoneの充電器を探したのですが、もう全てタイプCの時代になっていました。薬や化粧水など、日本から持っていくものは想像よりも多めに持った方がいいです。が、シャンプーやクレンジングは現地調達が良いと思います。水と合わなくて使えませんでした。他にもあるはずなのですが、書き出してみると思い出せないのでまた今度。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-07
月次報告書7月分
ブラジルを超えて
 一学期が終わり、冬休み。国境、日本祭り、見送り。今月は、ブラジルにいることを改めて感じた月でした。 週末  冬休みに入ったので、イグアスの滝に行きました。イグアスの滝は、ブラジルとアルゼンチンの国境にあり、近くにはパラグアイを加えた3カ国の国境が交わる場所も。(私の地元は飛行機か船でしか県を超えられないので、陸続きで県どころか国を越えられるなんて!という感じですごくテンション上がりました。)滝では、一生分の水と虹を見ました。滝ギリギリのところから見ることもでき、跳ね返ってくる滝の水で全身びしょ濡れ。ツアーもあり、ボートで滝の下まで突っ込みましたが、濡れて寒いのであまり冬はおすすめしません。けど、私はすごく気に入りました。普段の都会サンパウロの生活からは想像できないような大きな滝と自然に囲まれ、自分を小さく感じられます。  10日から13日はとてつもなく大きな日本祭りが行われました。かなり大きなお祭りで、各県人会の屋台やブラジルの日系企業のブースなど様々。私は、宮城県人会のお手伝いで餃子作り。ステージでは、ラジオ体操や太鼓のパフォーマンスなどがあり、日本文化を存分に感じる時間になりました。  月末にはCampos do Jordãoという町へ。チョコレートが有名な小さな町で、写真スポットもたくさんありました。標高が高く空気も澄んでいます。 滞在先  イグアスに行ったときに泊まったのがAirbnbで予約した宿、トラブルは初めから。初日、主に指定された場所に鍵がなく、そこから連絡して20分ほど外で待つことに。2日目以降、電気系統のトラブルで電気がついたり消えたりを繰り返すようになりました。部屋のエアコンも、冷蔵庫も影響を受け、シャワーまでお湯が出ない状態。予約してくれた先輩がこの一件を主に伝えて値引き交渉してくれましたが、そういう時のためにもポルトガル語力が必要だなと思います。私の身の周りではよくシャワー、ドライヤ―壊れやすいので、今からトラブル対応のポルトガル語を準備しておいた方が良さそうです。 友人関係  今月半ば、2人の先輩方が日本に帰国。2人ともUSPでの留学は半年間で、大学や週末みんなで出かけたりして、楽しい思い出がたくさんできました。出会った時から半年後には別れが来るとはわかっていたのに、空港で2人がゲートに入って行くまで実感がありませんでした。先月に引き続き、大勢で涙の別れ。悲しいという思いと同時に、自分にも半年後訪れる出来事だと考えると、この留学生活を一瞬でも無駄にしないように、悔いを残さずに帰れるようにしたいと思います。 試合  今月はサッカーの試合を2つ観に行きました。(Corinthians, SãoPauloFC)多くのブラジル人がそれぞれ応援するチームを持つほど、サッカー愛が強いです。私の父はCorinthians推し、叔父はSãoPauloFC推しなので、すごく板挟みです。家族内で推すチームが違うというのもよくある話。チームのシャツを着ていると、同じチーム推しの人に声をかけられることもあれば、違うチーム推しの人に冗談半分でからかわれたりすることもあります。それもコミュニケーションの一部だと捉えていて、その後話が弾む時もあります。サッカーについては全然詳しくないですが、とりあえずチームの名前を叫んでおけば乗り切れます。 食べ物  先輩方のお別れや、友人の誕生日でChurrasco率が高かった今月。お店も良いですが、みんなで集まってするのもかなり楽しいです。私は食べる専門でした。ブラジルの食べ物では、パステルが好きです。パステルを食べる時は大体Feira(市場)で食べています。ある日野菜を買うためにFeiraに行って、お店のおじさまに「パステルは太るから食べちゃダメだよ。そのままの体形でいてね。」と言われました。私はパステルを食べるために運動をしています。苦笑いだけしてその足でパステル食べに行きました。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書7月分
平穏
 先月も今月も暦の上では冬なのですが、6月の昼間は冬を感じさせないほど気温が高かったです。しかし今月は、太陽が出ていても気温が上がりきらない日もしばしば。本格的な冬の訪れを感じます。今月は驚くほど何もない月でしたが、来月は怒涛のテスト週間があるので、隙間時間をいかに大切に使えるかが問われる月でもありました。 〈食事〉  相変わらず学食は美味しくないですが、利用回数は先月に比べれば増えたように感じます。自炊ではどんなに食費を削ったとしても、学食の値段を下回ることはありません。積極的とまではいかないものの、可能な限りは学食を使うように心がけています。先日、ブラジルに来て初めて朝ごはんに日本米と焼き鮭を食べたのですが、明らかに1日の生活の質が違いました。現地のものを食べるのもいいですが、もし留学を考えている人で朝ごはんに米を食べている人は、留学開始後、少し無理してでも朝食に日本米を食べることをお勧めします。 〈気候〉  一度も半袖を着ませんでした。基本的には薄いロンTやパーカーなどで問題ないですが、夜遅い時間や雨が降ると、上着なしではかなり寒いです。 〈金銭〉  1レアルが26.5円を下回ることは基本ないです。留学開始時は25円ほどだったので、戻ってほしい気持ちはありますが、期待はしていません。7月1日に銀行口座を開設し、ようやくPixが使えるようになりました。さらに開設したときに担当してくれた人から、2週間ほどでキャッシュカードを配送すると言われました。しかし1ヶ月経ってもいまだに届きません。 〈授業〉  今学期終了まで1ヶ月を切り、期末テストに向けて本格的な準備が始まりました。筆記ならば授業ノートやスライドを見返しながら勉強すればなんとかなるのですが、グループで一つの作品を完成させなければならない授業は、複数回グループで集まり活動しなければならず大変です。相手が言っていることはある程度理解できるようになってきたものの、語彙力がまだまだ乏しいせいで「10」の内容で伝えたいのに、「4」くらいの情報量になってしまうのが悔しいです。  上記したように平穏だったこともあり、かなり内容の薄い報告書になってしまいました。しかし何も起きない、ということはゆとりのある生活を送れているという観点では、ある意味幸せなのかもしれません。来月はもう少し内容に厚みをもたらすことができる1ヶ月になってくれると嬉しいです。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書7月分
折り返しの冬休み
7月もあっという間に終わってしまった。毎日が充実し、時が過ぎるのを早く感じるのはいいことかもしれないが、その分もちろん残りの留学生活も少なくなっていくことを痛感する。今月はまるまる長期休み(冬休み)だったため、学外での過ごし方を中心に書こうと思う。 ・気候 ブラジルの冬は、暑いと寒いの繰り返しといった印象。昼間は暑いが夜は寒いため、毎日着る服に迷わされる。幸い、自分は暑がりなので夜まで半袖で過ごせる日もあるが、やはり寒い日は寒い。友達の中にはウルトラライトダウンなどを持ち運んでいる人もいるくらい。個人的には厚手のパーカー、スウェットなどがあれば十分だと思う。 それに加え、サンパウロはひたすら乾燥するので保湿クリームは必須。 今の所この冬に体調は崩していないので、このまま健康を維持していきたい。 ・大学 先月で一学期の授業が全て終わったので、今月は全く授業がなく、学食くらいしか学校に行く用はなかった。いつもの学食仲間と一緒に行ったり、1人で行ったり。とにかくいつもBandejãoにお世話になっている。 ・友人関係 引き続き、日本人留学生や日本語専攻のブラジル人、友達の友達など、たくさんの人と仲良くさせてもらっている。結構な頻度でChurrasco(ブラジルの焼肉?)やFestaなどに誘ってもらい、楽しく過ごしている。 ブラジルでは誕生日パーティなどもかなり大規模で行う。友人が30人ほど集まって開催されることもあるほど。留学開始後2週間で誕生日が来てしまい、パーティを開けなかったことは悔しいが、友人のパーティに参加するだけでもなかなかにブラジルを楽しむことができると思う。 また、今月の後半に約10日間、友人の紹介でブラジル人兄弟の家に泊まり、日本語を教えるという機会があった。彼らは日本語を勉強しており、8月の日本への旅行に備え勉強をしたいとのこと。彼らと一緒に生活し、日本語を多く使って彼らの勉強のサポートをした。とても優しく真面目な兄弟で、彼らとの共同生活は楽しくあっという間だった。初めての日本旅行をぜひ楽しんできてほしい。 ・通学、交通、移動 引き続きBilhete Únicoと呼ばれる交通系ICカードを使っている。どうやら長期休みに入ると学割が効かなくなるらしく、今は通常料金で地下鉄やバスに乗っている。普段半額で乗れていたこともあり、乗る回数が増えると出費の重さを感じる。 ・食事 ひたすら色々な美味しい食べ物を食べている。友達と行うChurrascoはもちろん、出かけるついでにみんなで外食したりなど、学校が終わってもなお自炊することはほぼない。体調不良などの非常用にもレトルト食品やインスタント麺を常備してしまっているので、まともに自炊をしないまま留学を終えるかもしれない。 ・金銭 6月前半にBanco do Brasilの銀行口座を作り郵送を待っていたキャッシュカード兼デビットカードが今月の半ばにようやく届いた。当初5〜10日で届くと言われていたが、その間には届かず。1ヶ月待っても届かなかったため不安に思い、もう一度口座を作った銀行の店舗へ行ったところ、「外国人のCPF(納税者番号)は新しく申請できていなかった」などと訳のわからないことを言われたが、その場で再発送をお願いした。そしてそこからさらに10日間待ちようやく手元に届いた。これでようやく、留学に来てやるべき申請系の全てが終わった。長かった。 ・休日 今月はたくさんの休みがあったのでたくさんの場所に行くことができた。他大学の日本人留学生の友達が7月中旬に帰国してしまう予定だったため、上旬に日本人留学生たちとイグアスの滝に行った。世界遺産なだけあり、ものすごい迫力だった。 また、この休みを利用してサッカーの試合を何試合か観に行った。今月はSão Paulo FC, Corinthians, Palmeirasの試合をそれぞれ観に行くことができた。ブラジルは日本に比べチケットの値段が安い印象。学割で買えばまず3000円は超えない。なかでもSão Paulo FCの一番安いチケットは25レアル(700円強)と破格。このチームのスタジアムは大学の最寄駅(Butantã)から1駅なのでアクセスも申し分なし。サッカーに興味がある人はもちろん、興味がない人でも足が運びやすい値段なので行く価値があると思う。サンパウロを拠点としているチームは多いため、サッカー好きはサンパウロへの留学を考えてみてもいいかもしれない。 ・まとめ 今月も流れるような速さで終わってしまった。とても充実しているので、気づいたら留学が終わってしまいそうな勢いである。来月の中旬からはおそらく2学期目が始まるので、また気を引き締めつつ楽しみながら、たくさんのことを経験していきたい。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書7月分
留学4ヶ月目
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-06
月次報告書6月分
ブラジルで生きている
 6月のブラジルはFesta Junina一色。毎週のように踊って、食べて、盛り上がり。その一方、ブラジルで出会った友人と涙の別れもあり、留学があっという間に過ぎていくことを実感した月でした。 友人関係  6月半ば、友人がブラジルを離れました。彼とは今学期に入ってから出会い、わずかな時間でしたがたくさんの思い出がありました。最終日にはみんなで空港まで見送りに行ったのですが、大勢で大号泣。来月も帰国予定の先輩方がいるため、すでに私自身の留学が折り返し地点にきていることを実感しています。 週末  6月はFesta Juninaというお祭りが各地で行われています。私が行った大学内と教会のFesta Juninaではパステルやとうもろこしなどに加え、Vinho quente(温かいワイン)やCaldo Verde(緑のスープ)などが売られていました。その後、みんなで踊ります。この期間中の週末は必ずどこかで開催され、7月8月もFesta Julina、Festa Agostinaと名前を変えて行われるそうで、ブラジル人のFesta愛を感じます。  22日には、LGBT+プライドパレードがありました。パウリスタ通りをメインに、周辺の通りにかけて行われ、海外からも参加する人がいる程の大規模なパレード。参加している人たちは自分らしさを服装やメイクなど様々な方法で表現していて、日本ではなかなか見られない光景です。  留学生の会にも参加。日本人留学生とブラジルで働く日本人の方たちが集まり、キャリア等について貴重なお話を聞くことができました。留学と同時に、就活の時期でもあるので、相談をすることができて良い機会だったと思います。 交通  交通手段については何度か記載していますが、公共交通機関を利用する度に日本との違いが見られます。まず、バスや電車の中で静かにするという文化はないので常に騒がしいイメージです。特に地下鉄内は、お金を恵んでくれるように呼び掛ける人が車両内を行ったり来たり。手作りのお菓子を販売する人、手作りじゃないお菓子を販売する人。楽器を演奏したり、歌を披露する人もいたりします。日本で言う路上ライブを車両内でやっている感じです。  それ以外の移動手段として、Uberを利用することも。利用の際には注意が必要です。運転手の方の車に乗せてもらうので、ドアを強く閉めない、挨拶を忘れないなど。利用後、アプリで評価され、その評価が今後の利用に影響します。そして、私は幸いまだ危ない目にあっていませんが、危ない目にあったという知人の話もいくつか聞いたことがあります。あくまで一般人が乗せているので、気をつけるに越したことはありません。私が気をつければよかったと思ったのは、行先の入力です。10人で駅から3台に分かれて乗り、レストランで合流することになったのですが、私が手配したUberが一番乗りで現地に到着。あとの2台に乗っていたメンバーから到着したと連絡を受けたのですが、どこにも見当たりません。私たちはチェーン店の違う店舗に来ていました。ちゃんと確認しましょう。 服装  半袖とダウンが混合する季節。かなり軽装の人もいれば、厚着している人もいるというような、調節の難しい季節になりました。日中と夜の寒暖差があり、冬が始まっています。長袖を買いに行ったのですが割高で、半袖に比べると種類もあまり多く無いので、日本から持ってこられる分は持ってきた方がいいです。大学内にはUSPのTシャツやパーカーなども売っているので寒さ対策かつ記念として買っている友人も多いです。“Meu bebê entrou na USP”「私の赤ちゃんがUSPに入学した」というTシャツもあるので、両親に買って帰る予定です。 病院  訳あって病院に行く機会があった今月。計4回病院にかかったのですが、週末はかなり待たされます。でも全て無料なので、仕方ないという感じです。日常生活のポルトガル語とは違い、症状を説明したり、お医者さんからの説明を受けたりするのはさらに難しいです。病院にかかることがないことが一番良いですが、もしそうなったとしたら、状況をあらかじめポルトガル語で説明できるようにして、飲んでいる薬はお医者さんに写真や実物を見せて説明することをお勧めします。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書6月分
CWC開幕!
 4月の頃はあんなに長く感じていた1ヶ月も、慣れてしまえばあっという間です。1ヶ月なんて全然経っていないように感じますが、この報告書を書くことでその実感がようやく湧いてきます。今月は祝日があったおかげでサンパウロに行ったり、日本から持ってきた消耗品(化粧水、シャンプー等)、4月に買い揃えた生活用品(洗剤、トイレットペーパー等)が全てなくなってしまったりした影響で、かなり出費がかさんでしまいました。留学にはお金がかかるということは覚悟していましたが、いざクレジットカードの請求を見ると気が沈みます。来月は、来たる長期休みに向けて節約月間にします。 〈食事〉  先月同様学食にいく回数は決して多くありません。授業が昼で終わるときや、夕方まで大学に残っているときは学食を利用しますが、授業がないのに、わざわざ学食を食べるためだけに大学にいく、ということは完全になくなりました。その分自炊することが増えるわけですが、食べたいものや作りたいものから逆算して買い物を行うと出費がかさんでしまいます。なので、その日安いものをまとめ買いしたり、スーパーや八百屋をはしごしたりしています。 〈気候〉  6月前半は昼間でもそこまで気温があがらず、洗濯物が乾かないことが増えました。持ってきたものの、使い道がないと思っていたファブリーズに助けてもらっています。ようやく本格的に冬に突入してきたな、と思っていたのも束の間、ここ数日は昼間の気温が25度を超えています。服装の調整は難しいですが、洗濯物が乾いてくれた方がありがたいので、もうちょっと気温が高いままでいてほしいところです。 〈授業〉  今月が終わる頃がちょうど前期の折り返し地点でした。そのため、いくつかの授業で中間テストがありました。その中でも歴史の授業の考査内容が、「AIが書いた長文を読み、誤りを指摘しながら内容を批判的に考察する」という内容でした。あまりにも内容が難しすぎるので、電子辞書の持ち込みを認めてもらいました。それでも難易度は高く、時間内(3時間)では満足のいくものを完成させることができませんでした。 〈金銭〉  今月、反省することがありました。物事を後回しにしてしまった、ということです。4連休があったため、サンパウロ大学に留学している友人に会いに行く計画を立てていました。それにあたってバスのチケットを買わなければいけなかったのですが、手続きが面倒だったので後回しにしていました。すると、買いたかったバスの座席が全て埋まってしまい、結果2倍近い料金を払って別のバスで行くことになってしまいました。また、話は変わるのですが、今月急にレアルのレートが上がりました。先月に比べて1レアルほど高くなっています。私が使っているEPOSカードは、引き落としのタイミングのレートで引き落とし額が決定します。そのため今のレートが関わってくるのは先月カードで支払った分であり、幸いにも利用額があまり多くなかったため、そこまで影響は大きくないように感じます。しかし今月は出費が多かったため、レートが下がるのを祈るばかりです。 〈サッカー〉  皆さんの想像通り、サッカーが好きな人がたくさんいます。初対面の人でさえ、「サッカーが好き」といえば120%「どのチームが好きなの?」と聞かれます。ジュイスはリオに近い位置にあるため、フラメンゴをはじめ、ボタフォゴやヴァスコ・ダ・ガマといったリオに拠点を置くチームのサポーターが多いです。彼らは自分が応援するチーム以外のリオのチームを嫌っている人も多いため、ほんとうに好きなチームができるまでは、「まだ好きなチームはない」や、サンパウロのチームを答えておくのが無難でしょう。また、街の至る所にフットサルサイズのコートがあり、今月だけでも3か所でプレーしました。 〈その他〉  ようやく外国人登録が終わり、RNMと呼ばれる外国人登録番号が手に入りました。これにより銀行口座の開設や、Pixと呼ばれるPayPayのようなQR決済が可能になります。おそらく来月には全ての手続きが終わっているでしょう。  今月はクラブワールドカップが開催されていることもあり、いつも以上に周りの人のテンションが高いように感じます。出場しているブラジルの4クラブ全てがグループステージを突破したのも、彼らの気持ちの高揚を助長しているかもしれません。様々な場所でサッカーの試合を観て語り合っているブラジル人を見ると、あの輪に入りたいな、と感じることが多々あります。彼らと深い話ができるように、ポルトガル語の勉強をもっと頑張ります。ちなみに私の好きなチームはフルミネンセです。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書6月分
留学3ヶ月目
<学校> 授業は、先月よりも理解できるようになった。課題も、最初は1人でやり、わからないところは友達に聞くようにしていた。今月は、初めてのポルトガル語で受けるのテストがあった。辞書の持ち込みをOKにしてもらい、辞書を使いながらテストを受けた。問題の解釈が合っているのか不安になりながら解いたが、自分が思っていてよりもいい点数が取れて安心した。ただ、周りの友達と同じような勉強量では足りないと実感した。 友達関係は、先月からほとんど変化はない。みんな、本当に優しくて驚いている。 <気候> 昼は半袖でも過ごせるほどの暑さだが、夜と朝は寒い。上着を持ち歩くようにしている。今月は、雨はあまり降らなかった。 <食事> 食事については、朝ごはんを食べるようになった。昼と夜は、学食で食べている。かなり味にも慣れてきた。 今月は、サンパウロに初めて行きました!建物が大きく、人も車も多くすごく都会でした。久しぶりにすごい都会に行ったので、少し怖かったです。JUIZ DE FORAに帰ってきた時には、かなり安心しました! 来月は、テストもあり、ポルトガル語でのプレゼンテーションもあるので頑張ります!また、友達と旅行する計画もあるので楽しみです! (写真はフェスタジュニーナと大学の体育館です)
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
1~10件目 / 578件中