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プロフィール
Haruki / João
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学先
ブラジル連邦共和国
/
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
留学期間
2025-02-01 ~ 2025-12-31
留学種別
交換
1~10件目 / 12件中
2025-12
留学成果報告書12月分
ブラジル・サンパウロ留学まとめ🇧🇷
約1年間のブラジル・サンパウロ留学のまとめの報告書になります。 項目によっては月次の報告書に詳しく書いてある場合もあるため、そちらも併せても活用していただければ幸いです。 【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1934年 ・学生数 約97000人 ・設置学部 哲学、文学、歴史学、社会科学、デザイン学、法学、経済学、出版学、体育とスポーツ学、教育通信学、看護学、舞台芸術学、視覚芸術学、天文学、経営学、建築と都市計画学、ジャーナリズム学、レジャーと観光学、マーケティング学、数学、応用数学、応用ビジネス数学、応用数学と科学計算学、医学、応用獣医学、応用気象学、音楽、栄養学、栄養と代謝学、産科学、海洋学、歯学、教育学、心理学、広告学、化学、国際関係学、広報学、公衆衛生学、情報システム学、作業療法学、テキスタイルとファッション学、観光学、動物科学、統計学、薬学、経済ビジネス学、物理学、計算物理学、医学物理学、理学療法学、言語聴覚療法学、地球科学と環境教育学、地球物理学、地理学、地質学、老年学、環境マネジメント学、公共政策管理学、食品工学、生体システム工学、コンピューター工学、材料工学、材料製造工学、鉱業工学、石油工学、生産工学、電気工学、物理工学、林業工学、機械工学、メカトロニクス工学、冶金工学、海軍工学、化学工学、航空工学、農業工学、環境工学、生物化学工学、土木工学、食品科学、精密科学、物理・生体分子科学、視聴覚学、バイオテクノロジー学、農業科学、数理科学、生物科学、生物医学、会計科学、コンピューターサイエンス学、自然科学、生物医学情報学 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 文学部(Letras)、地理学部(Geografia) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 基本的に留学生をはじめとし、全学生に履修の制限はなく、学部問わずほとんどの授業を履修することができる。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 可能であるが、履修のためには担当講師の許可、CCINT(国際戦略部のような機関)への申請が必要である。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか 留学生用のポルトガル語の授業が有料であるが提供されている。レベルが分かれており、自分のレベルに合わせて選択が可能である。自分は履修していないため、履修したい場合は他の留学生の報告書を参考にしてみてほしい。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 自分が所属したLetras(文学部)や地理学部(Geografia)は、基本的には少人数の授業が多い。遅刻・早退などは特に評価の対象としては見られず、授業の途中でコーヒーや軽食を買いに行く人も稀ではない。しかし、ブラジルの大学生は学習意欲が高く、どの授業でも学生による発言が多くみられる。サンパウロには世界最大級の日系コミュニティがある影響からか、日系人や日本人留学生の人数も多い。 (5) 課題や試験 授業と同様に、テストや課題もポルトガル語である上にレベルが高いため、留学生にとってはとても難しい。しかし基本的には授業同様、留学生に対しては配慮や救済措置があるため、そこまで単位取得の可否を普段から気にする心配はないと思う。実際にCultura Japoneesa(日本文化)の授業ではテスト中の辞書の使用が許可されたりと、多くの授業で相談次第ではこのような対応をとってもらえるため、難しいと思った場合は担当講師に相談しよう。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 困った時には、CCINTに行くようにしていた。CCINTとは、神田外語大学でいうところの国際戦略部にあたるもの。主に留学生のサポートを行ってくれる職員の方々がおり、何かわからないことがあればCCINTに質問に行けば大抵のことは解決する。先ほども述べた通り、最初のRNMの申請なども手伝ってくれるため、うまく活用しよう。 (7) オリエンテーション サンパウロ大学では留学生のためのオリエンテーションが開催される。同じ学期から留学を開始するいろいろな国からの留学生と交流できる最初のチャンスで、USPのキャンパス内のツアー・初めての学食・学内施設の説明などが含まれている。また、この延長でサンパウロ市内の施設の案内、RNMの申請援助などをしてもらうことができるため、参加することをおすすめする。このオリエンテーションはINGLOBAという学生団体が運営してくれており、この団体のイベントに参加することでさまざまな経験ができるかも。オリエンテーションは学期開始の約2週間前に行われるため、参加したい場合はオリエンテーションの日程を確認し、学期開始より早めにブラジルに到着するといいだろう。 (8) 履修登録 留学生の履修登録は現地の学生とは異なり、最初に2週間程度の授業のお試し期間が存在する。この期間に興味のある授業に参加し、最終的な履修を決める。どれだけ興味を持っていても内容理解に苦しむ授業がほとんどであるため、特に1学期目は優しい先生・留学生への配慮がある先生の授業や、日本語専攻の授業をとり現地の学生に助けを求めるのがおすすめ。留学生は基本的に、担当の先生の許可があればどの学部の授業でも参加が可能である。実際に自分も、後期にGeografia(地理学)の授業を履修した。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 私は小学生から行っていたサッカーの影響で、中学生・高校生の頃からブラジル人サッカー選手の通訳に興味を持ち、大学でのポルトガル語の学習を決意していた。実際に通訳になるため、現地ブラジルでの学習に大学入学当初から興味を持っていた。そのため、自身が所属しているブラジル・ポルトガル語専攻の交換留学制度を活用し、今回、留学が実現した。 (2) 留学先を選んだ理由 正直なところ、サンパウロを留学先に選んだ決定的な理由はない。強いて言えば、参考にしていた先輩がサンパウロに留学していたことが挙げられる。ブラジルであればどこでもよいと思うほど、大きなこだわりはなかった。しかし、自分の一番の留学の理由であるサッカーの観点から見ると、サンパウロ市には伝統的で有名なサッカーチームが3つあり、スタジアムでの観戦が頻繁にできたため、個人的には一番サンパウロが良かったのかと思う。自分のようにサッカーに興味を持ち留学する場合は、他の留学先ではそう頻繁に現地に足を運ぶことができないと思うので、サンパウロへの留学を強くおすすめする。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 語学面では、Mulcでのネイティブの先生方、留学生との会話練習をし留学に備えていた。しかし現地の人々の会話スピードは想像よりもはるかに早く、最初のうちはほとんど理解できなかったため、練習が足りなかったと反省している。また、ポルトガル語の単語が理解できなかった時に英語で説明してくれる人がたまにいるが、SALCでの勉強を怠っていたためあまり英語も理解できず、困るシーンもちらほらあった。留学をする予定の人は、ポルトガル語はもちろん、英語の学習も同時に進めるのがおすすめ。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) ・CPF ブラジルの納税者番号と呼ばれるもの。自分は当初、ブラジル人だけが所有する番号かと思い申請を忘れてしまったが、領事館でのビザ申請のタイミングで同時に発行が可能であるとのことだった。この番号はネットでの買い物やサッカーの観戦チケットなど、ありとあらゆる場面で必要となるので、発行まで何かと不便なことが多かった。忘れずに申請しよう。ただ、ブラジルに到着後、インターネットで申請・発行が可能なため、もし忘れてしまった人は自分の例が参考になればと思う(CPFに関しては、月次の報告書でも書いています)。 ・予防接種 ブラジルに渡航するための予防接種は任意になっている上、推奨されているワクチンの種類が多く値段もかなりするため、保護者との相談が必要。自分は念の為、打てるワクチンは全て打ってから渡航した(黄熱病、破傷風、A・B型肝炎、狂犬病)。しかし、ブラジルでは無料で予防接種を行える医療機関などがあるため、金銭面で迷う人は現地で打つのも一つの選択としてありかなと思う。サンパウロでは、黄熱病、破傷風、肝炎、狂犬病など、ほぼ全ての予防接種ができる機関があり、無料で打てるものが多い。 (5) 留学中の交友関係 ・日本語専攻、友人作り サンパウロ大学の文学部(Letras)には日本語専攻があり、主に日本人留学生はこの専攻のブラジル人と交流する場面が多い。彼らは授業の手助けはもちろん、一緒に学食に行ったり、休日に遊びに行くことも多い。やはりアニメや漫画に興味を持っている人が多いため、予備知識があると溶け込みやすいかも。しかし、自分のようにそれらに全く興味のない人でももちろん仲良く接してくれるため、それらの点でサンパウロは友達が早くできやすいのかなと思う。 ・話会 話会とは、サンパウロ大学の日本語専攻の学生が有志で行っている、週一回の日本語での会話の練習会。主に日本語専攻の人が参加者の大半を占めているが、他の学部の生徒もちらほら。留学生も普段助けてもらうことが多いため、この会に参加し、逆にブラジル人たちの日本語の練習の手伝いをしている。会の後に一緒に学食に行き、さらに仲良くなる機会があるため、より彼らとの仲を深めるためにもおすすめ。 ・日本人留学生 サンパウロ大学は多くの日本の大学と協定を結んでおり、他大学からの日本人留学生が毎年多く来ている。ブラジル人と仲良くなりポルトガル語を上達させるのはもちろんだが、地球の裏側で日本人と出会うということはなかなか無い機会だと思う。普段の学校に関する相談や助け合いだけでなく、プライベートでも様々な思い出を作ったりと、同じ言語を学習している仲間と濃い1年間を過ごし、仲良くなることができる。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと サンパウロ大学はブラジル内ではもちろん、ラテンアメリカの中でも最難関の部類に入るため、とにかく授業が難しいと言ったのが全体的な感想である。日本語や日本に関する授業は予備知識があるはずなので、1学期目の慣らしのための履修はかなりおすすめ。ただ、全世界から留学生が多く来ているからか、全体を通して留学生へ配慮がかなり充実しており、一部の特に難しい授業を除いてほとんどの授業は単位を取得できると思う。心配な人は、1学期目には同じ留学生の友達やブラジル人の友人と一緒の授業をとり、助けを求められるようにするといいだろう。ただ、2学期に必ずしも1学期と同じ授業があるわけではないため、注意が必要。 (7) 授業外で参加した活動 ・留学生の会 留学生の会とは、日本人留学生がブラジルで働いている駐在員の方々と交流し、主に留学生の進路相談やキャリア形成の手助けをお願いする会である。半年に一回、味の素の駐在員の方にご協力いただき、会を開いている。サンパウロには世界最大級の日本人・日系人コミュニティがあるため、多くの社会人・駐在員の方が暮らしている。時差などの影響でブラジルでの就職活動の幅が限られている中、このような機会を得られたことはとても有意義だと感じている。この留学生の会は、サンパウロ大学の学生が中心になって計画されるが、他の大学に留学している留学生も参加可能である。しかし、駐在員の方々との交流やお食事会、準備などに携わりたいと考える人はサンパウロを選ぶのがおすすめ。 ・ボランティア サンパウロにはほとんどの都道府県の県人会というものが存在し、多くの日本に関するイベントが行われている。上記した味の素の駐在員の方は埼玉県人会の会長も務めていらっしゃり、留学生は埼玉県人会のイベントやボランティアに参加させていただけることが多い。ボランティアに参加することで多くの日本人・日系人の方と仲良くなったり、県人会のお食事会に呼んでいただけたりもするので、とてもいい経験ができると思う。 ・駐在員の方々との交流 県人会の他にも、留学生の会などで知り合った駐在員の方々に別のコミュニティにご招待いただけることも。サンパウロでは、テニスやサッカーが好きな方々が集まり週末にそれらのスポーツを行っている。自分はタイミングが合わずあまり参加できなかったが、こちらもとても有意義なものになると思う。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと サンパウロではブラジル人との交流はもちろん、ボランティアなどで日本の駐在員の方、日系人と知り合えるところが主な特徴として挙げられる。さまざまなルーツを持ってブラジルに住んでいらっしゃる方と関わることで、世界最大級の日系人・日本人コミュニティの一部が垣間見え、とても興味深いと思う。自身のサンパウロでの生活ではありがたいことに、基本的に週末には予定が埋まっているということが多かったため、勉強面以外でも充実度が高いのではないかと思う。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 留学を通して、開始前よりはるかに語学力が上がったことは間違いない。日常の会話などはほとんど差し支えなく理解でき、流暢とまではいかないが、相手に理解してもらえるくらいのレベルで話せるようにはなったと感じている。しかしそれが自分の目標であったかと言われればそうではなく、正直、理想からは程遠いというのが実感である。特に話す能力においては日々苦戦を強いられる。ブラジル人の話すスピードが早くなるとやはり理解が難しく、語彙や知識量を留学中に十分に伸ばすことができなかったのが反省点である。 私生活の面では、知らない人との関わり方が上手くなったと思う。ブラジルでは一度会ってしまえばすぐアミーゴ(Amigo)、友達になるくらい、人との関わり方が日本とまるで違う。そんな環境の中で1年近く生活できたことで、交友関係の広め方も上手くなったのではないかと自負している。また、ブラジル、特にサンパウロにはさまざまなルーツを持つ人が混在するため、他の国よりもアジア人への差別が少なく、分け隔てなく接してくれる人が多い印象を持っている。いまだに差別などが色々なところで蔓延っている中で、このような考え方は尊重していくべきなのではないかと痛感した。おkのように、異文化に触れていく中で、さまざまな人の生き方への考え方が広まったと感じている。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 自分のポルトガル語のどの能力を見ても一人前とは言い難く、まだまだ学習が必要であると自覚している。予定では卒業まであと1年が残されているため、この1年間で更なる語学力向上を目指していく。また、時間やメンタル面を考慮しつつ、英語をはじめとした他の言語の習得にも務めていきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 学内での選抜試験の結果が分かった後に、留学先大学への出願手続きが必要である。基本的に個人情報などを送り、学籍準備を留学先の大学に処理してもらう手続きのみなので、そこまで難しいことはない。稀に性別や名前の表記を誤って学生証などを作られてしまうことがあるので、修正が必要な時に備え、早めに準備をするのが無難である。この出願の段階で履修登録を行うが、本当の履修登録は学期開始2週間後にあるため、この段階では興味のある授業を複数選ぶ程度に留めておいて問題ない。派遣先への手続きは、国際戦略部の指示に従い準備を進めた。 (2) ビザ申請 海外に渡航し長期滞在するにあたり、ビザの申請・取得が必要である。大学の国際戦略部によるオリエンテーションの資料を参考にビザ申請のための必要な書類を集め、在日ブラジル総領事館に申請しに行かなければならない。領事館は受付可能時間や予約の関係で想定より取得が遅れてしまう可能性があるため、早め早めの書類の用意、申請をすすめる。ビザ発行が遅くなると、予定より出国を遅めなければいけなくなるケースも少なくないため、注意。 (3) 航空券を予約した方法 飛行機のチケットは時期時が近くなると値段が高騰するため、こちらも早めに買うのがいいと思う。アメリカなど、トランジットだけでも入国が難しい国は避け、ヨーロッパ経由で安い航空券を探した。乗り継ぎ時間は国や航空会社によって異なるが、3時間ほどあれば十分だと思う。スカイスキャナーやブッキングドットコムなどのサイトを比較し、安いものを選んだ。また、治安のことを考え、夕方、夜に到着する便は避けて購入した。 (4) 渡航したルート 往路:東京国際空港(HND)→フランクフルト・アム・マイン空港(FRA)→サン・パウロ・グアルーリョス・アンドレ・フランコ・モントーロ知事国際空港(GRU) 復路:サン・パウロ・グアルーリョス・アンドレ・フランコ・モントーロ知事国際空港(GRU)→フランクフルト・アム・マイン空港(FRA)→東京国際空港(HND) (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 多くの人は空港に到着後、Uber(タクシー)で住居まで移動する。空港付近は特に治安が悪いため、スーツケースを持っている時などはお金が少しかかってしまってもUberを使うようにしよう。現地に慣れてからは、Metrô(地下鉄)やCPTM(鉄道)を使ってグアルーリョス国際空港まで行くことができる。自分は一緒にきた友人の親戚が自分のことも車で自宅まで送ってくださった。 (6) 滞在先住居を探した方法 自分はAirbnbやFacebookなどでは住居を探さず、先輩が住んでいた住居にそのまま入れ替わりで入居することにした。 (7) 滞在先住居についての詳細 ほぼ何も確認せずに居住を決めたが、P1(Portão1と呼ばれる大学の門)と駅の中間に位置しており、それぞれ駅までは徒歩10分、大学の文学部の建物までは15〜20分ほどと、アクセスも申し分なかった。自分の住んだRepública(シェアハウス)には2種類の部屋(ノーマル:シャワー・トイレは共用/スイート:シャワー・トイレ・小さい冷蔵庫が部屋内に完備)があり、それぞれ月950レアル/1250レアル(約28000円/37000円)。自分は衛生面、利便性を考えスイートを選んだ。スイートのトイレは週に一回ほど、掃除担当の人が清掃を行ってくれるため、寝室の掃除のみで済む点も良かったと思う。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス 自分の住んでいた地域(P1付近)は比較的人通りも多く安全といわれているが、P3の近くやVila Indianaと呼ばれる地域は治安が悪いといわれている上、駅までバスに乗る必要があるため、P1の近くがおすすめ。P1近くのRepúblicaは人気で枠が埋まっていることもよくあるため、早めに現地の日本人留学生やブラジルにいる友人に相談し、大家さんの連絡先をもらうなどして空き部屋を確保しておくのがいいと思う。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 ・クレジットカード ブラジルではキャッシュレス決済の導入が進んでいるため、基本的に現金は使わずクレジットなどのカードでの支払いが多い。飲食店はもちろん、道で売っているちょっとしたお菓子などでもカード決済が可能なところがほとんどといった印象。そのため、クレジットカードの用意は必須。ごく稀にスキミングの被害が起こったり、カード会社によっては海外利用による利用停止が起こってしまうこともあるため、念の為2〜3枚用意しておくと安心だろう。ATMでのキャッシング機能がついているカードもあればなお安心だろう。 ・Wise Wiseは、換金所に行かずに貨幣を換金できるアプリ。今回の留学で円→レアル(ブラジル貨幣)に換金する際に使用していた。日本円を日本の口座からWiseのアプリ内に振り込み、このアプリ内でレアルに変換しブラジルの銀行口座に送金されるというシステム。もちろん他の手段と同様に換金手数料はかかってしまうものの、ネット内で完結する点でおすすめ。このアプリはブラジルの銀行口座を作った後の送金の作業はもちろん、Wiseのデビットカードを用いてブラジル内のSantander銀行のATMで現金の引き下ろしができるので、カードの作成もおすすめ。こちらのカードはアカウント作成時に自動で発行されるわけではなく、アプリ内で自身での申請が必要なため注意。海外からの郵送で届くまで時間がかかるので、余裕を持って作るといい。また、Wiseのアカウント作成の際にはマイナンバーカードでの認証操作が必要になるため、もし日本での作成を忘れブラジルで行う場合は、忘れずにマイナンバーカードを持っていこう。 ・銀行口座、Pix 留学生も、現地の銀行口座の開設が可能である。こちらは前の項目でも書いた通り、RNM(外国人身分証明書)の発行後に申請が可能である。主に、留学生はBanco do Brasil(ブラジル銀行)、もしくはNubankを選んでいる人が多い印象。Banco do Brasilは実店舗を持っているため、店舗での口座開設、窓口での相談、手数料無料での現金の引き下ろしなどが特徴である。Nubankはデジタル銀行で実店舗を持たず、ネット上で口座開設が完結することが主な特徴である。それぞれ特徴はあるものの優劣はあまりなく、好みなどで簡単に決めてしまってもあまり問題はないと思う。異なる銀行間でもPixのやり取りは可能である。Pixとは、月次の報告書でも説明した通り、銀行口座アプリ内の機能であるキャッシュレス決済のこと。店での支払いとしての使用はもちろん、友達との割り勘や精算にも活用できる。基本的にどのレストランでもカード支払いでの割り勘も可能だが、かなりこの機能が活躍する場面が多い印象。 (2) 携帯電話 着いてからしばらくは日本で事前に購入したeSIMのデータ通信で携帯を使っていたが、1年間の使用を続けるとコストがかかってしまうため、現地の通信会社での契約が必要である。ブラジルにはVivo, Claro, TIMという大手3社があるが、私は友人の親戚にお願いし、Claroで代理契約をしてもらった。外国人の新しく発行したCPFでは契約が結べないこともある上、当時自分はCPFの番号をまだ持っていなかったため、代理契約をお願いした。他の日本人留学生は、他の2社で自分で契約できていた人もいるので、自分で携帯会社の店舗に行ってみたり、ブラジル人の友人などに聞いてみるのがおすすめ。 (3) インターネット 基本的に大学と住居にWi-Fiが備えられており、通信速度も申し分なかった。携帯の通信は月に25GB使える契約だったため、外では4G/5G通信を使っていた。 (4) 医療 ブラジルにはSUS(Sistema Único de Saúde)と呼ばれる無料の公共医療保険制度が存在し、ブラジル国籍を有していなくともこのサービスを受けることができる。また、サンパウロ大学内にもHospital Universitário da Universidade de São Paulo (HU/USP)と呼ばれる病院があったり、東洋人街であるLiberdadeには日本語での対応可能な日系病院があるとか。私は幸いなことに、どの病院にもお世話になることなく留学を終えることができたため、万が一病院の情報が必要になった時には他の留学生の報告書を参考にしてみてほしい。 (5) 日本から持っていくべきもの ブラジルで入手困難なものは日本から持って行ったほうがいい。個人的に持ってきて良かったと思うものは、 【折り畳み傘(日本製の方が質が高い)、クレジットカード(海外利用が停止される可能性があるため複数枚)、Wiseカード、電子レンジで炊飯可能な100均の容器、常備薬1年分、旅行の際に持ち運べる小さいシャンプー・ボディソープなどの容器(ブラジルであまり見たことがない)】 などが挙げられる。このほかにも人によって必需品は変わると思うが、基本的なものはサンパウロであればDAISOやLiberdadeがあるため買い揃えられると思う。ただ、どれも値段が高いため、荷物に余裕がある場合はなるべく買い揃えて来るほうが良い。 (6) 治安状況 日本に比べてかなり治安が悪いとされているため、渡航前にセキュリティポーチ・偽携帯・偽財布を用意した。セキュリティポーチとは、服の下に隠すポーチで、カードや現金、パスポートの持ち出しの際に使う。偽携帯は自分が以前使っていた古い機種を用意、偽財布は100円、200円ほどで買える安いものに少しの現金を入れ、それぞれ持ち歩いていた。結果、セキュリティポーチはお腹が蒸れてしまうため着いて3日も立たないうちに使用をやめてしまったが、財布と携帯は1年間を通してお守り代わりに基本ずっと持ち歩いていた。他にも、友人の中ではスキミング防止のクレジットカードケースなどを使っている人もいたが、いずれも日本の100円ショップなどで買い揃えるため、おすすめ。最悪、サンパウロにはDAISOがあるため、値段は日本のものより高くなってしまうが現地での調達もできるかもしれない。また、在外公館からのメールで法人被害などを随時確認し、その地域には近づかないようにするなど、自分なりの治安・防犯対策を講じていた。しかし、常に怯えながら生活するのは辛く、むしろカモだと思われかねないため、現地人と同じように振る舞うのもいいかもしれない。 (7) 食事 Bandejãoとは、大学内の学食の総称。文学部のあるCampus Capitalというキャンパス内にはCentral, Química, Física, Prefeituraの4つがあり、価格は2レアル(約50〜60円)。自炊するよりもはるかに安く食事を済ませることができるため、キャンパスの近くに住む留学生は昼・晩ともにBandejãoで済ませてから帰宅することが多い。朝ごはんも50センターボス(13~15円)で提供されているため、1限のある日などはとても便利。それぞれの場所で毎食・毎日メニューが異なるため、食べたいものに応じて行く場所を変えることも可能。休日や学食が閉まっている日は友人と外食に行くことが多かった。外食・レストランの相場は日本とそれほど変わらないか、少し高めといった印象。 (8) 情報の入手 留学の情報については歴代の先輩の留学報告書、サンパウロやブラジル、その他諸々の情報についてはWhatsAppやInstagramなどのソーシャルメディアでそれぞれ情報収集を行なっていた。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 ・サッカー ブラジルの娯楽として外せないのがサッカー。サンパウロ市内にSão Paulo(サンパウロFC)、Corinthians(コリンチャンス)、Palmeiras(パルメイラス)と呼ばれる主要な3つのチームが拠点を置いている。サンパウロに留学する留学生は、この3つから好きなチームを決めることが多い。その中でも、大学内ではSão PauloとCorinthiansの人気が高く、São Paulino/São Paulina(サンパウロFCのファン)か Corinthiano/Corinthiana(コリンチャンスのファン)になれば安全といったところ。自分は個人的な理由からPalmeirense(Palmeirasのファン)になり、たまにバッシングを受けることも。しかしPalmeirasもファンは多いので、最終判断は自分次第でいいと思う。どのチームのスタジアムも熱狂に包まれ、なかなか日本のサッカーとは雰囲気が異なるため、ブラジル留学をした際には一回は経験してみてほしい。しかし、サッカーに熱狂的なブラジルだからこそ、サッカーが原因での喧嘩、暴行事件などが起こるのも事実。特に自分が行ったサンパウロFC対パルメイラスの試合では、アウェーのパルメイラスのファンは入場不可だったにも関わらず試合を観戦していたPalmeirenseがパルメイラスのゴールの際に喜び、応援チームがパルメイラスであることがわかってしまった。それを見た周りのサンパウロFCのファンは怒り、その人を殴ったり蹴りつけたりする始末に。当事者が規律を破ったことで起こった事件とはいえ、このように危険と隣り合わせになる場面も。2024年には別のチームの試合で死亡事故が起こるなど、常に危険が潜んでいる。そんな危険がありつつ、熱狂と感動に包まれるのも事実。自分は現地での観戦を20試合以上経験したが、身に危険が及ぶことはなかった。単純にサッカーとしてだけではなく、留学の思い出の1つになることは間違いないと思うので、ブラジルに留学した際はぜひ。ここ最近ではネイマールやチアゴシウバ、フッキなどのブラジル人はもちろん、メンフィスデパイやジョルジーニョ、サウールといった海外の有名選手もブラジルリーグでプレーしているので注目。 また、ブラジル人は日常的にサッカーのユニフォームを着ていることが多い。これは日本と違い、道端などで個人が販売している安いユニフォームが出回っていることも大きく起因していると思う。公式のユニフォームが15,000〜20,000円する中、それらのインフォーマルなユニフォームは安いもので1,500円ほどで買える。サッカー文化が浸透している国ならではの商売であり、みんながうまく活用している。またその中で、ブラジル代表の黄色いユニフォームは特別な意味を持っており、ブラジル人がきていると政治において右翼・保守派であることを意味するとされている。外国人である私たちには特に影響はないが、覚えておくと役立つ日が来るかもしれない。このようなサッカーと政治の関わりが多く存在するため、ブラジルに来た際にはこの2つのつながりを勉強してみると面白いと思う。 ・地下鉄 サンパウロ市内には多くの地下鉄の路線が通っており、ほとんどの場所は地下鉄を乗り継いでアクセスすることができる。日本の電車などの料金システムとは異なり、全線、全区間乗り換え含め一律料金で乗ることができる。一般料金は2025年12月時点で5.2レアル、学生料金は半額の2.6レアル。ただし、学生料金はBilhete Únicoと呼ばれる交通系ICカードの利用時のみ有効なので、最初のうちは一般料金の支払いが必要。Pixやデビットカードがまだない場合は現金でチケットを買う必要があるため(一部路線でクレジットカードでの入場の導入開始)、電車や地下鉄に乗る場合は現金を用意しよう。また、2026年の1月頃からの値上げのニュースが出ていたため、料金は随時確認が必要。 ・バス バスも一律料金になっており、2025年12月現在で5レアル。こちらもBilhete Únicoができるまでは現金での乗車になり、地下鉄の切符売り場よりお釣りの用意が少ないため、なるべく料金をピッタリ用意するのがおすすめ。バスの大きな特徴としては、毎週日曜日が無料になること。一見とても便利に見えるが、何本、どれだけ乗っても無料のため多くの人が利用する。また、道が混んでいることで予定時刻からズレることはもちろん、バス自体が来ないこともしばしば。結局地下鉄での移動に切り替えることも多いので、その時と場合によって判断しよう。また、日本のバスのような停車駅の車内アナウンスなどはないため、Cobrador(支払い場所の職員の方)やGoogleマップなどを参考に下りる位置を自分で確認しなければならない。 ・Uber、 99 Uberは、ブラジルでも使えるタクシー配車アプリ。フードデリバリーとはアプリが異なるため注意。ブラジルでは比較的安くタクシーを利用することができるため、電車・バスではアクセスが面倒な場所に行く時や、夜中で歩くのが危ないと思った時などに使うことが多い。99も同様、タクシーの配車アプリ。時間や場所など、状況によってはどちらかのアプリの方が値段が安かったりするため、どちらも入れておくと便利。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 日本への帰国後、在外公館派遣員の試験を受ける予定である。同時に自分の理想のキャリアに合わせ一般企業への就職活動を行う。派遣員の試験に合格した場合は、2年間ブラジルなどのポルトガル語圏の国での勤務を行いたいと考えている。結果が思ったようにいかない場合は、一般企業への就職、もしくは来年度での在外公館派遣員の採用試験の再挑戦を考えている。 (2) 現地での就職活動や進学準備 時差などの関係で、現地での就職活動は難しく、自分はほとんど何もしていない。強いていえば、駐在員の方々に留学生の会などでアドバイスをもらったことぐらい。帰国後、少しでも早く活動を開始できるよう、2学期目終了後に少し準備を進めるようにしていた。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 結論から言えば、確実に留学はした方がいい、というのが自分の意見である。自分の身の回りにいる留学経験者の中で、留学したことを後悔している人はいないと思う。自分もその1人で、現地で学習したことにおいて後悔したことは一つもない。MULCでの学習も役に立つものばかりだったが、やはり日本での学習と現地での学習には差があるというのが自分の正直な感想。語学面では、現地に行くことで表現やスラング、文化や風習を肌で感じることができる。語学面以外でも、一人暮らしや海外での生活で人間的に成長できると感じている。中でも、自分が留学したサンパウロは日本人が住みやすい、留学しやすい環境が整っていると思う。料理や文化、人々など、日本人に馴染みのあるものが多いため、日本が恋しくなった時、Saudade(サウダージ)を感じた時も乗り越えやすいと思う。治安は悪いとされているが、住んでしまえばそこまで危険を感じることはない。もちろん油断したら窃盗などに遭うリスクはあるが、防犯対策をしっかりしたり、あたかも現地の人々のように堂々としていればすれば特に問題はない。今までの先輩方が無事に帰ってきているのも裏付けになるかもしれない。きっとブラジルで忘れられない思い出がいっぱいできるはず。ブラジル最高です。ぜひあなたも。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書12月分
最終月‼︎
12月、留学先での全授業が終了した。今月の序盤にテストや課題の提出がありすぐ夏休みに入ったため、今月はそこまで新しい情報はないが、簡単に振り返ろうと思う。 ・気候 今月に入り、本格的に夏に向かって暑くなっていっている印象。上旬はまだ扇風機無しでも眠りにつくことができたが、中旬・下旬になると扇風機をつけても寝苦しいことも。しかし日本の夏ほどは湿気が少ないためまだ耐えられている。この暑さや、それぞれ授業が終わり始めていることで、最近は留学開始当初の昨夏を思い出すことが増えている。 ・大学 上記の通り、サンパウロ大学では12月の1,2週目で全授業が終了した。最後、レポートやテストなどの課題がありバタバタしていたが、無事に留学中の2学期を修了することができた。最後まで、全授業の全内容を理解し切れるようになったかといえばそうではないが、留学当初と比べたら圧倒的に聞き取り、理解能力が上がったと自負している。とはいえまだ課題が山積みなため、帰国までの数少ない時間を有効活用、帰国後も更なる語学能力の向上に努めようと思う。 ・食事 今月は学校が終了したこともあり、学食ではなく外食などに頼ることが多くなった。もちろん出費が嵩んでしまっているため、可能な日は授業がない時も学食へ行き節約するよう心がけている。ブラジルの公立大学ならではの破格の学食もあと少しで味わえなくなってしまうため、最後の最後までありがたく通いたいと思う。 ・金銭 学校が終わり、友人との食事や外出、旅行などの計画が多くなっており多くのお金を使ってしまうため、生活費や普段の食費など、可能な部分で出費を削っていければと思う。 ・休日 今月はサンパウロ市内だけでなく、旅行で他の州に行くことも。ブラジルは面積が広く、その土地柄や人、ポルトガル語の訛りや文化など、さまざまな違いを肌で感じることができるため、ブラジルはどんなに旅行をしても行きたいところが出てきて、とても興味深いと改めて感じている。 ・まとめ 最初から最後まで時の流れが早いと感じていたこの留学もいよいよ最終月が終わってしまった。学習面はもちろん、そのほかにもさまざまなことを経験することができた。全部が全部、最初に考えていた目標に到達できたわけではないが、確実に身のある一年にはなったと感じている。また詳しくはまとめの報告書で振り返ろうと思う。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-11
月次報告書11月分
11月ーラストスパート
かなり夏が近づいてきた11月。二学期目の終了も近づいてきたこの1ヶ月はテストやレポートなどもあり、いつもよりさらに時の流れの早さを感じた。今月も新しい出来事などを中心に振り返る。 ・気候 上記した通り、ブラジルでは夏に近づいてきたこともあり、日によっては30℃近くまでいくことも。しかし、留学開始当初の昨夏にも経験した通り、ブラジルは夏でも夜になれば気温が落ち着きすごしやすくなる。また、先月多く降っていた雨もほとんど降らなくなり快適な日が続いている。これからさらに気温が上がったりスコールの時期が始まったりすると思うが、しっかり適応していきたい。 ・大学 USPでは12月の上旬で授業が終了するため、今月は多くの授業でテストや最終課題が出される。自分が取っている5個の授業のうち、3つはテスト、2つはレポート提出が最終課題だった。そのうち2つのテストと2つのレポートは今月に完了し、残すは12月のテスト1つのみとなった。どの授業も基本的には留学生への配慮があり、現地の学生よりは少し難易度も下げてもらえるため、単位は特に問題なく取得が可能である。そんな中でも授業内のブラジル人たちに助けてもらいながら進められたものも少なくないため、彼らへの感謝と同時に、留学終了が見えてきた2学期目終盤でも自分のポルトガル語の拙さを痛感し、さらに努力が必要だと感じた。 また、今月の下旬にはGeografia do Turismo(観光地理学)の授業で1泊2日のフィールドワークがあった。少人数のグループに分かれ、Bertigoga(サンパウロ州南部の沿岸地域)の様々な観光に関する現地調査を行った。ブラジルとはいえフィールドワークでは段取りが念入りに練られているのかと思いきや、時間にルーズだったり、現地の方々へのインタビューがアポ無しだったりと、ブラジル人の余裕のありように終始驚かされる二日間だった。しかしその一方、アポなしでインタビューをお願いした方々が驚く様子もなく快諾してくださっていた様子を見て、改めてブラジル人の親しみやすさに感激した。大学ではこのような宿泊行事がそうそうないため、貴重な経験となった。 ・金銭 今月下旬には、ブラジルでもブラックフライデーが各店やサイト、会社等で開催されていた。ブラジルではスニーカーや電子機器など、日本と比べて値段が高いものが多いので、この機会に買い物をしている友人も多く見受けられた。自分は12月にいくつかの場所への旅行の計画を立てているが、その場所への移動で使用するバスも割引があったりした。年末に向けていつもよりさらに値段が高騰しているバスの値段を少しでも抑えられたのは良かった。 ・休日 今月も友人と出かけたり、サッカーを見に行ったりの二択が多かった印象。ブラジルのサッカーは日本のサッカーと開始・終了時期がほとんど同じで、12月の上旬には全ての日程が終了する。自分が応援を始めたPalmeirasは11月中にホームスタジアムでの試合が全て終了してしまったため、おそらくブラジルでの現地観戦も今月で終了を迎えてしまった。たくさんの試合を見に行くことができた中で、サッカー大国の本場の雰囲気を経験することができた。その一方で、観客同士のトラブルが観戦中のスタジアム内で起こったりもした。いい意味でも悪い意味でもブラジルならではの体験ができたことは現地に足を運ばなければできないことであり、とても貴重な体験である。これらの経験は、残りの大学生活や将来の自身のキャリアで活かしていきたいと思う。 また、今月の下旬に4連休があったため、以前知り合った駐在員の方に紹介してもらい、サンパウロの日本人向けサッカー教室の合宿に引率側として参加させていただけることなった。この教室に参加している子どもたちは、全員駐在員の息子さん、娘さんたちだった。彼らのほとんどが日本語しか話せないという状況の中で、日本人の子供たちが言語の問題を気にせず伸び伸びスポーツができる環境が提供されている光景を目の当たりにし、改めてサンパウロの日本人・日系人コミュニティの大きさに衝撃を受けた。自分が将来的にサッカー関連の職につきたいということもあり、自分の中でさらに職業の幅が広がり、今回の経験はとても貴重なものとなった。 また、今月の上旬にはF1のレースがブラジルであり、街の至る所に広告や車のモニュメントが立っていた。ブラジルでは、おそらくアイルトンセナの影響が大きく、友人の中でもF1に興味を持っている人がちらほら見受けられる。 ・まとめ いよいよ残り1ヶ月となってしまった。常に時の流れの早さを感じると同時に、自分のポルトガル語のできなさに焦燥感を抱く日々。来月上旬には学校自体が終わってしまうが、帰国までの残りわずかを少しでも有意義に使えるよう、より一層努力していこうと思う。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-10
月次報告書10月分
Palmeiras, o time da virada, o time do amor!
留学8ヶ月目が終了した。天気の悪い日も比較的多かった10月は気持ちもあまり乗り切らないこともしばしば。今月も少しでも有益な情報を残せるよう、振り返ろうと思う。 ・気候 先にも言った通り、今月は気候が不安定だった。曇りや雨の日が多かったり、気温の寒暖差が大きかったりしたため、周りに体調を崩す人もちらほら。幸いにも自分は体調を崩すことなく過ごすことができた。残りもなるべく多くの時間を有意義に過ごせるように体調管理に努めたい。サンパウロは一年中、1日ごとの気温の変化が大きいことが多いため、毎日の天気予報の確認は必須。 雨の日は洗濯物もあまり乾かない。特にデニムなどは2、3日干したままでようやく乾くほど。ありがたいことに住んでいる住居には屋根付きの洗濯物を干すスペースがあるため、そこに放置すれば問題なく乾燥させることができる。 ・大学 今学期の授業はあまり日常的には課題が出されないが、今月は日本文化の授業で中間テストがあった。前学期同様、Cultura Japonesa(日本文化)の授業は1つの小さい課題、個人で行う中間テスト、そしてグループでの期末テストで成績が判断される。留学生は前学期同様に辞書の使用が許可されているので、テスト対策さえしていれば問題ない。今回の中間テストも先生の評価が良かったため、ひとまず安心。 ・友人関係 いつものことながら、基本は日本人留学生、現地の日本語専攻のブラジル人と過ごしている。彼らは学校での昼食や夕食、空きコマの時間などはもちろんのこと、土日などの祝日にも遊びなどに誘ってくれるためとても感謝している。 ・交通・通学・移動 ブラジルの夜行バスはかなり後ろに座席を倒せるものが多いため、日本のものより旅行の際に使用することが多い。リオなども、サンパウロからだと6時間ほどで行けてしまうため、自分も重宝している。バス内にはトイレがあったり、レストランにすらない無料の水が置いてあることがほとんど。なぜバスだけ水が無料なのか意味がわからないが、いつもありがたくもらっている。 ・金銭 基本的には引き続き、現地の銀行のデビットカードやPixでの支払いがほとんど。それらが不具合で使えない時などのみ、日本から持ってきたクレジットカードを使っている。Banco do Brasilのデビットカードは、どうやら少額であればクレジット機能も使えるらしく、家に少額の請求が届いた。不正利用ではなく、リオで地下鉄に乗った際の料金だった。どうやら請求の明細に記載されているPixのQRコードでも支払いができるらしいが、自分は念の為何の支払いなのか確認をしたかったため、大学内の店舗窓口で支払った。 ・休日 今月も、可能な限りサッカー観戦、主にPalmeirasの試合に足を運んだ。今月の中旬には、リオに行き、Flamengo(フラメンゴ)とPalmeiras(パルメイラス)の試合を見にいくことができた。ブラジル国内リーグの1、2位直接対決だったこともあり、リオデジャネイロのMaracanãスタジアムは大盛り上がり。Palmeirasを応援していたが、結果は3−2でフラメンゴが勝利。勝ち点差はほとんどなくなりリーグ終盤戦へ突入。最後までこの2チームから目が離せない。 Palmeirasの応援をしているが、この日はFlamengoのユニフォームを着て、ホームチームサポーターになりきりスタジアムに向かった。ブラジルでは国民的スポーツであるサッカーに熱を注いでいる人が異常なほど多い。熱く盛り上がる一方で、時には死亡事故が起こるほどサポーター同士の喧嘩が頻発する。当初Palmeirasのユニフォームを着ていこうとしていたところ、サッカーに詳しいブラジル人の友人から全力で止められた。アウェーサポーターは相手のスタジアムに乗り込んでいる状態となり、時に暴力を振るわれたりなどもあるらしい。ここブラジルでは冗談が冗談で済まない可能性があるため、もし現地でのサッカー観戦、特にライバル同士などの試合観戦を考えている人は予習が必須だろう。 ・まとめ 今月も無事に過ごすことができた。今月の下旬にはリオデジャネイロの犯罪組織と警察の対立が起こったりと、各所で事件、事故がちらほら起きている。最後まで気を抜かず、安全に過ごしていきたい。
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UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-09
月次報告書9月分
Pra cima Palmeiras‼︎
暦上では春に分類される9月。なぜか春が始まるというのにブラジルの桜は咲き終わってしまった。ブラジル生活7ヶ月目にしていまだに驚かされることもあったりするが、今月も無事に留学生活を送ることができた。二学期の授業にも慣れてきた9月も自分なりに振り返ろうと思う。 ・気候 上記の通り暦上では今月から春に分類され、真冬に比べると気温の下がり具合が落ち着いてきた印象。寒くなる日もあるが、暑い日の方が多くなってきた。相変わらず暑がりな自分は、半袖、時々パーカーを使ったりなど、以前よりは服選びが上手くなってきた気がする。気がするだけかもしれない。就寝時は毛布で調節するスタイルで、基本パジャマは半袖半ズボン。自分はそれでなんとかなっている。 ・大学 今学期履修した各授業にも慣れてきた。授業内では特に大きな出来事もなかった。前学期から引き続き履修しているCultura Japonesa(日本文化)の授業では来月中間テストがあるため、計画的に勉強していきたい。 また、自分が所属しているFFLCH(哲学・文学・人間科学部)では、常に学生運動が活発であるが、今月、より一層活動が増えてきている印象。ジェンダーに対する運動など、様々なことに対する政治活動がこの学部の学生たちによって行われている。実際に無性別(男女共用)トイレが学部内に設置されたりと、動きの成果が現れているところも。活動に参加することはないが、日本ではあまり見ることにできない学生主体の政治活動はとても興味深い。これを機会に、ブラジル政治に関して知識・関心を深められればと思う。 ・友人関係 今学期からブラジルにやってきた新しい日本人留学生と出会ってから早くも2ヶ月が経とうとしている。1学期目同様、留学生活は時間が経つのをより早く感じる。お互いにいい刺激を与え合えていると思うので、引き続き切磋琢磨していきたい。 ・食事 Bandejãoに行きすぎて、このままのペースだと日本から大量に持ってきたレトルト食品を食べきれないことに気づき、最近は定期的に家で食事を済ませることも出てきた。今学期から、日本人駐在員の方の紹介で、ボランティアで日本語の授業を水曜日の夜に行っている。日本語がまだあまりわからない生徒の方が多く、自分のポルトガル語の練習にもなるため、有意義なボランティアになっていると思う。このボランティアを行う日は夜のBandejãoの時間に間に合わないため、自宅で夕食を食べるようになっている。 ・金銭 休日での旅行(下記)でバスや電車での移動を考えていたため、口座を持っているBanco do Brasil(ブラジル銀行)で両替をしてもらった。Caixaの窓口に両替してもらう現金を持っていき、口頭で「この額をこの額に細かくしてほしい」などと伝えればすぐに対応してもらうことができる。何か買い物をするなど、無駄な出費なくお金を崩せるのでおすすめ。Banco do Brasilの口座を持っている人は指紋認証だけでこのサービスを利用できるが、口座を持っていない人ができるのかは不明。些細なことではあるが、このような対応、困った時の対処を対面でできる点で、Nubankなどのデジタルバンクより融通が効くのかなといった印象。そこまで大きなメリットではないため、作りやすさなど、簡単さをとるならNubankもおすすめ。日本人留学生たちは大体この2つのどちらかの口座を作っている。ちなみに旅行用に崩してもらった現金だが、移動がほとんどUberだったため使用せず、後日そのまま口座に預け入れた。両替してくれた銀行の方、ごめんなさい。 ・休日 今月の頭にUSPでは1週間ほどの休暇があったため、日本人留学生たちと一緒に北東部旅行に出かけた。今回旅行したのはPernambuco州のRecifeと、ブラジル最初の首都であるBahia州のSalvador。Recifeはオランダ支配時の雰囲気が残っていたり、Salvadorはポルトガルの影響が見られたりなど、かなり歴史的な街並みであり、ヨーロッパ風情を感じられてとても良かった。 また、今月の下旬、Palmeirasの試合を2試合見に行った(Palmeirasはブラジルのプロサッカーチーム)。そのうち1試合はLibertadoresという南米全体の大きな大会の準々決勝だった。この大会は、今年6月にもあったクラブW杯の参加権をかけた大会でもあり、南米1番のチームを決める伝統的な大会である。特に今回のPalmeirasの相手は、ライバル国であるアルゼンチンの強豪River Plate(リーベル・プレート)だった。ブラジル対アルゼンチンの組み合わせになったこともあり、現地のPalmeirence(Palmeirasのファン)たちもかなり気合が入っていた模様。お互いのホームスタジアムで1試合ずつ行うホームアンドアウェー方式のなか、1stレグ、2ndレグともにPalmeirasが勝利し、準決勝に駒を進めた。いつも以上に熱気に包まれたスタジアムの雰囲気は最高で、留学生活の中でもかなり印象に残る思い出となった。来月末には準決勝も控えているため、可能であれば現地にまた足を運びたい。 ・まとめ すでに留学も7ヶ月目に突入してしまった。時の流れの早さに正直焦ることもあるが、日々楽しく過ごせている。自信を持って帰国できるように、より一層頑張っていきたい。
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UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-08
月次報告書8月分
後半開始
二学期目最初の月が終了した。新しい留学生の友人ができたり、新しい授業があったり、留学の折り返しである8月は新鮮なことも多かった。今月も学校、休日の過ごし方などを中心に振り返ろうと思う。 ・気候 今月もブラジルは冬。と言いつつも寒い日はもちろん、すごく暑い日もかなりあった。特に第3週目は最高気温が30度近くまで上がることも。しかしそんな日も夜になれば気温が急降下するので、引き続き服装選びに困っている。そろそろ春になってくるブラジルでは桜が咲いている。寒暖差が多いため引き続き体調管理に気をつけたい。 ・大学 今月の頭から2学期が始まった。前学期と同様に、留学生は2週間ほどお試し期間があり、レベルや教室の雰囲気などを確かめてから登録ができる。Letras(文学部)は2時間の授業が多く、前学期でだいぶ慣れることができたので、今学期はGeografia(地理学)の4時間の授業を履修することにした。4時間とは言いつつ、途中で休憩が挟まれることが多いのでそこまでLetrasの授業を2個受けるのと大差はない印象。今学期は1学期目より少し多めの履修になったので、人一倍頑張っていきたい。 ・友人関係 先月他大学の日本人留学生との別れがあったが、新しい日本人留学生がUSPにやってきた。半年ではあるが先輩という立ち位置になるため、過去に先輩に助けてもらったように、彼らのサポートをしたり、新たな刺激を与え合ったりできればいいと思う。 ・通学、交通、移動 特にここの部分は変化なし。大学までは徒歩で。休日どこかへ移動する時はBilhete Únicoを使って地下鉄やバスに乗っている。 ・食事 今学期もほとんどBandejãoに頼りっぱなしの生活。休みの日は外食なども多いが、基本的にはやはり大学内で済ませる毎日。USPの自分が通っているキャンパス内には4つのBandejãoがあるので、メニューによって行く場所を変えたりしている。 ・金銭 学期間の休みの際に行った旅行の費用が嵩んでしまった。来月の第1週は祝日にあたり、留学生の友人たちとの予定を立てている。様々な経験をするため、普段の生活での出費を可能な限り抑えていきたい。 ・休日 今月の土曜日・日曜日は、フェスタがあったり友人の誕生日パーティーがあったりなどと、周りの人たちのおかげで様々なことがあった。また、駐在員の方に誘っていただきボランティアに参加したりもしている。このように充実した休日を送れていると思う。 ・まとめ いよいよ留学の後半戦が始まった。1学期よりは授業の理解度が高くなってきたとはいえ、まだ完璧に理解するまでは程遠い。残り半年で可能な限り語学力を高めていきたい。
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UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-07
月次報告書7月分
折り返しの冬休み
7月もあっという間に終わってしまった。毎日が充実し、時が過ぎるのを早く感じるのはいいことかもしれないが、その分もちろん残りの留学生活も少なくなっていくことを痛感する。今月はまるまる長期休み(冬休み)だったため、学外での過ごし方を中心に書こうと思う。 ・気候 ブラジルの冬は、暑いと寒いの繰り返しといった印象。昼間は暑いが夜は寒いため、毎日着る服に迷わされる。幸い、自分は暑がりなので夜まで半袖で過ごせる日もあるが、やはり寒い日は寒い。友達の中にはウルトラライトダウンなどを持ち運んでいる人もいるくらい。個人的には厚手のパーカー、スウェットなどがあれば十分だと思う。 それに加え、サンパウロはひたすら乾燥するので保湿クリームは必須。 今の所この冬に体調は崩していないので、このまま健康を維持していきたい。 ・大学 先月で一学期の授業が全て終わったので、今月は全く授業がなく、学食くらいしか学校に行く用はなかった。いつもの学食仲間と一緒に行ったり、1人で行ったり。とにかくいつもBandejãoにお世話になっている。 ・友人関係 引き続き、日本人留学生や日本語専攻のブラジル人、友達の友達など、たくさんの人と仲良くさせてもらっている。結構な頻度でChurrasco(ブラジルの焼肉?)やFestaなどに誘ってもらい、楽しく過ごしている。 ブラジルでは誕生日パーティなどもかなり大規模で行う。友人が30人ほど集まって開催されることもあるほど。留学開始後2週間で誕生日が来てしまい、パーティを開けなかったことは悔しいが、友人のパーティに参加するだけでもなかなかにブラジルを楽しむことができると思う。 また、今月の後半に約10日間、友人の紹介でブラジル人兄弟の家に泊まり、日本語を教えるという機会があった。彼らは日本語を勉強しており、8月の日本への旅行に備え勉強をしたいとのこと。彼らと一緒に生活し、日本語を多く使って彼らの勉強のサポートをした。とても優しく真面目な兄弟で、彼らとの共同生活は楽しくあっという間だった。初めての日本旅行をぜひ楽しんできてほしい。 ・通学、交通、移動 引き続きBilhete Únicoと呼ばれる交通系ICカードを使っている。どうやら長期休みに入ると学割が効かなくなるらしく、今は通常料金で地下鉄やバスに乗っている。普段半額で乗れていたこともあり、乗る回数が増えると出費の重さを感じる。 ・食事 ひたすら色々な美味しい食べ物を食べている。友達と行うChurrascoはもちろん、出かけるついでにみんなで外食したりなど、学校が終わってもなお自炊することはほぼない。体調不良などの非常用にもレトルト食品やインスタント麺を常備してしまっているので、まともに自炊をしないまま留学を終えるかもしれない。 ・金銭 6月前半にBanco do Brasilの銀行口座を作り郵送を待っていたキャッシュカード兼デビットカードが今月の半ばにようやく届いた。当初5〜10日で届くと言われていたが、その間には届かず。1ヶ月待っても届かなかったため不安に思い、もう一度口座を作った銀行の店舗へ行ったところ、「外国人のCPF(納税者番号)は新しく申請できていなかった」などと訳のわからないことを言われたが、その場で再発送をお願いした。そしてそこからさらに10日間待ちようやく手元に届いた。これでようやく、留学に来てやるべき申請系の全てが終わった。長かった。 ・休日 今月はたくさんの休みがあったのでたくさんの場所に行くことができた。他大学の日本人留学生の友達が7月中旬に帰国してしまう予定だったため、上旬に日本人留学生たちとイグアスの滝に行った。世界遺産なだけあり、ものすごい迫力だった。 また、この休みを利用してサッカーの試合を何試合か観に行った。今月はSão Paulo FC, Corinthians, Palmeirasの試合をそれぞれ観に行くことができた。ブラジルは日本に比べチケットの値段が安い印象。学割で買えばまず3000円は超えない。なかでもSão Paulo FCの一番安いチケットは25レアル(700円強)と破格。このチームのスタジアムは大学の最寄駅(Butantã)から1駅なのでアクセスも申し分なし。サッカーに興味がある人はもちろん、興味がない人でも足が運びやすい値段なので行く価値があると思う。サンパウロを拠点としているチームは多いため、サッカー好きはサンパウロへの留学を考えてみてもいいかもしれない。 ・まとめ 今月も流れるような速さで終わってしまった。とても充実しているので、気づいたら留学が終わってしまいそうな勢いである。来月の中旬からはおそらく2学期目が始まるので、また気を引き締めつつ楽しみながら、たくさんのことを経験していきたい。
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UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-06
月次報告書6月分
あっという間に1学期目終了
6月報告書 今月もあっという間に過ぎてしまった。学期末ということもあり、課題やテストに追われた1ヶ月だった。たくさんの人に助けてもらいなんとか今月もやり過ごすことができたと思う。留学先での学期末の印象など、今後の留学生に役立つ情報も書ければと思う。 ・気候 サンパウロの天気はとても不安定に。昼間は半袖でも暑いくらい(これは自分が暑がりなだけかも?)気温が上がるが、夜はかなり肌寒くパーカーなどを使うようになった。日本とは四季がほぼ真逆のブラジルはそろそろ冬になろうかというところ。日本の冬より寒くなることはないが、来る前までは「一年中暑い」と勝手にしていた想像をしっかり裏切られた。普通に寒い。自分は日本でも冬に時々体調を崩していたので、これからの季節、病院お世話にならないように体調管理を徹底しようと思う。 ・大学 今月は課題に追われた1ヶ月だった。インタビューの課題にテスト、3つのレポート。これらが一気に押し寄せてきたためかなり忙しくなった時期もあったが、無事に全て期限内に終わらせることができそう。1つのレポートは7月の中旬まで余裕があるため先延ばしにしているが、それ以外は終わらせることができた。インタビューの課題は通訳の方に実際にお話ししていただき、まとめるというような内容の課題であった。流暢に話される上にその通訳の方がCarioca(リオデジャネイロ出身者)だったため、訛りにひと苦労。留学生は現地の学生とペアになって課題をおこないことができたので、その学生にたくさん助けられながら課題を行った。 また、今月で多くの授業が終わり、7月から冬休みに入る。ブラジルは休日・祝日が多いためあまり「ようやく」というような感情はないが、もう留学2学期のうちの半分が終わってしまったと考えると逆に焦りが出てくる。とてもポルトガル語が順調に上達しているとは言い難い状態であるため、休みや来学期はより頑張っていかなければと思う。7月の中旬には友人の紹介で、日本語を勉強しているブラジル人の家に2週間滞在し、一緒に生活しながらお互いの勉強を助け合うという計画を立てているので、休み期間も気を引き締めて無駄にしないようにしたい。 ・友人関係 今月の中旬、留学仲間の香港人の友人が留学終了に伴い帰国してしまった。夜に何個か授業を取っていた彼とは、一緒に夕食を食べに行ったり、USPãoという店でケーキを食べたりなど、短い期間ながら大学内外でたくさんの思い出があったためとても悲しい。留学に短期間での別れはつきものだが、やはりいざ別れの時期になってしまうと悲しくなるものだと実感した。来月には他大学から来ている日本人留学生も帰国してしまうので、悔いのないようにたくさん思い出を作りたい。 ・通学、交通、移動 ようやくRNM(身分証明書)、Bilhete Único(交通系ICカード)、銀行口座が手に入った。銀行口座のことは金銭のところで詳しく書こうと思う。5月最後の最後でRNMが完成したという通知を受け、授業がない火曜日に再び連邦警察に受け取りに向かった。1、2時間ほど待った申請時とは違い、受け取りは5分もかからずに完了した。学生のBilhete Únicoを作るにはRNMが必要だったので、受け取り後すぐに発行の申請を行った。学生はこのカードを作れば、地下鉄やバスなど、公共交通機関の通常料金の半額で利用することができる。(地下鉄は5.2レアルから2.6レアルに、バスは5レアルから2.5レアルに!)また、チャージもアプリからPix(銀行口座内のキャッシュレス決済)で払うことができるので現金の使用がほぼほぼなくなった。ただしチャージ後、使用前に駅の機械にカードを差し込まなければチャージがされないのでそこだけ注意。Bilhete Únicoは申請さえできれば、あとは指定した住所に郵送でおっくてもらうことができるので、特定の場所に受け取りに行くことなどはなかった。 ・食事 今月もBandejãoに感謝感謝の1ヶ月。平日の昼夜のほぼ毎日をお世話になった。中には嫌いな食べ物が多かったり、メニューへの飽きが原因であまり行かなくなる友人もちらほら。自分は飽きが来ない上、自炊との天秤にかけた時にBandejãoが圧勝するので、来月もお世話になろうと思う。 平日は学校、休日は外食か簡単な自炊。今までと大きな変化はなかった。 ・金銭 ようやく銀行口座を開設することができた。選んだ銀行はBanco do Brasil。おそらく多くの人はこの銀行、もしくはNubankで作ると思う。Nubankは店舗を持たないインターネットで全てが完結する銀行。何人かの友人はこっちのNubankの口座を作っていたが、一番開設が早そうだった。彼らはRNMを受け取ったその日に開設がオンラインで全て完了していたため、素早く開設したい人にはおすすめ。自分が選んだBanco do Brasilは実店舗にRNM、居住証明書、税金を納めていることが証明できるもの(水道代、光熱費などの領収書)、履修登録証明書を持って申請に行った。居住証明書と光熱費の領収書はどちらも大家さんにお願いし用意してもらった。留学生(学生)は履修登録証明書が必要らしい。これは履修登録後に学校からもらえるので、そのデータを用意すれば問題なかった。最初自分は必要書類を何も知らなかったが、先に同銀行の口座を開設していた友人に教えてもらい知ることができた。色々なものの用意が必要で正直面倒臭いかもしれないが、何かあった時にいつでも対面で質問できる方が良いと思い、実店舗を持つBanco do Brasilを選んだ。他にもSantanderやItaúなど種類はあるが、あまり周りに持っている人はいない印象。 口座開設により、普段の会計はもちろん、家賃のPixでの支払いが可能になった。毎月大量の手数料を支払ってWiseからおろしていた手間が省け、とても楽になった。しかし、Banco do Brasilの初期設定ではPixの月当たりの上限が1200レアルになっており、家賃は1250レアル。家賃すら払えない状態だったので早速大学内にある店舗へ。ものの数分で設定を変更してもらえ、無事今月から家賃をPixで支払うことができている。外国の銀行でわからないことだらけであるため、あくまで個人の意見であるが、NubankよりBanco doBrasilの方がおすすめ。なおPixのやりとりは他銀行間でももちろん可能なので、そこの心配は不要だと思う。 しかし口座開設後、5〜10日で届くと言われたデビットカードが今月末まで経っても届かず。来月、時間があるときに銀行に行き解決しようと思う。 ・休日 友人関係のところで書いた香港人の帰国予定に伴い、彼が帰るまでに日本人留学生、日本語専攻のブラジル人などと一緒に、カラオケやChurrasco、Açaí(アサイー)などたくさんの思い出を作った。大学が比較的忙しかったため、他の州への旅行などはしていない。お金も有限であるため、計画的に遊びの計画を立てていきたいところ。 また、今月は学校内外いろいろな場所でFesta Juninaがあった。Festa Juninaは、ブラジルで毎年6月を中心に行われる伝統的なお祭り。もともとはキリスト教の聖人(特に聖ジョアン{São João})の誕生日を祝うヨーロッパの風習が起源で、ブラジルで農村文化と結びつき、独自に発展したもの。Quadrilhaという、みんなで輪を作ってするダンスやQuentão(ホットワイン)が有名。日本にいいる時も、神田外語大学のポルトガル語専攻で毎年やっていたものを現地で体験できて嬉しかった。 ・まとめ 留学を開始してはや4ヶ月がすでに経過してしまった。日本人留学生や日系人が多いのはサンパウロのいいところであると思うし新たな友人なども増えているが、肝心なブラジル人と関わる機会が他の大学より少なく感じ、危機感にまで思う。留学生活を無駄にしないよう、これから意識的にブラジル人と関わる機会をさらに増やしていきたい。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
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2025-05
月次報告書5月分
5月!
今までの月よりは休みの日が少なく、学校と家の往復が多かった。今までより特別なことが少なかったが、そんな平穏だった月なりにまとめようと思う。 ・気候 秋への移行が進み冷える日が多くなって気がした。と感じたのも束の間、振り返ってみれば昼間は25℃を超える日が多かった。また、夜は冷えると言いつつも自分は暑がりなため、持ち運んでいた上着を使わず一日中半袖でいる日がほとんどだった。しかし、雨は乾季への移行の影響で減ってきた印象。夏のようなスコールはなかった。晴れた日は洗濯物の乾きも早く、半袖だと洗濯時のかさも増さないため、いけるところまで半袖生活を続けようと思う。 ・大学 やはり今月もまだ、授業内容の全てを理解することは難しい。授業で使われる言葉は,専門的な予備知識ありきの単語などもあるため、聞き取りもなかなかに苦しむ。USPの学生は英語もできる人がほとんどなため、なかなかにメンタルをえぐられたりやるせない気持ちになることがある。しかし、ブラジル1番のレベルである大学であるUSPの学生に対抗することがまず無謀であると気付き、ある程度割り切って取り組むことにした。留学先で精神的に追い込まれたくないので、自分自身と相談しつつ頑張りたい。 その一方で、Aspactos da Cultura Brasileira(ブラジルの文化の側面)では嬉しいこともあった。各週異なるテーマの授業が行われるこの授業。今月の3週目のテーマはブラジルサッカーの歴史についてだった。自分はサッカーが大好きであるため、食い入るように先生の説明を聞いていた。自分の関心のあるテーマだったこともあり、ブラジル人の中でもなかなかに話すスピードの速い担当講師の方の話をかなり理解することができた。ブラジルのサッカーは長い歴史を持ち、それに政治などが付随してかなり複雑になっている。ブラジルに来たからにはこの授業内容に留まらず、より知識を深めていきたい。 また、今月に入り、初めてテストを受けた。Cultura Japonesa(日本文化)の授業で中間テストがあったため、授業内で使用したスライドを中心にテスト対策をした。日本文化と言いつつも、授業内容は日本史に近い印象。内容のレベル自体はそこまで複雑ではないと思う。このテストでは留学生の辞書の使用が許可されていたため、問題文中のわからない単語は調べることができた。この授業では学期末にもう一度テストが控えているため、復習を計画的にやっていこうと思う。 ・友人関係 今月も日本語専攻のブラジル人や日本人留学生と時間を過ごすことが多かった。日本語専攻の人たちと関わることで、お互いの言語の勉強の助け合いができるためいい関係性が築けていると思う。最近は仲が深まりおふざけも増えてきた印象がある。その中でもブラジル感を一番感じるのはPiada(ジョーク)やParavrão(暴言、罵りの言葉)だ。日本では絶対に口にしないような失礼で汚い言葉を、ブラジル人は息をするようにすぐ口にするので、嫌でも覚える。しかし、これらも現地でブラジル人と関わることでしか吸収できない知識であるため、自分では言わないにしても覚える価値はありそう。 また、日本語専攻のブラジル人に誘ってもらい、ブラジルで初めてサッカーをした。正確にはフットサルの規模で少人数で行ったが、久しぶりにボールが蹴れてとても楽しかった。USPには様々なスポーツができるCEPE USPという施設があるため、そこで無料で体を動かすことができる。これからも有効活用していきたい。余談だが、ブラジルではチーム分けをする際、片方のチームがビブスを着用するのではなく上裸になることで区別する。今回いきなり上裸チームになったが、ブラジルらしさを体験できてとても良かった。 さらに今月の末にはサンパウロで、なでしこジャパン(女子サッカー日本代表)対ブラジル代表の試合を見に行った。正直なところ、今までは男子サッカーより迫力がなく面白くないというイメージを持っていたため、今回の試合も行くかどうかすら迷っていた。しかしそんな気持ちは一切なくなるほど楽しかった。サンパウロに住んでいるが、多くの日本人がいることに少し違和感を感じた。自分たち日本人留学生はブラジル人の友人と一緒に見に行ったので席はブラジル側だった。周りがブラジル人だらけなので、日本での試合とまるで違う応援スタイルがとても面白かった。ブラジルのサッカーで吸収することができるエネルギーがあるので、定期的に見にいきたい。 他にも、サンパウロ市内の美術館であるMASP、以前テレビで紹介されていた大学内の人体解剖学の博物館、ラテンアメリカ最大の観覧車、サンパウロの遊園地など、様々な場所に友人たちと遊びに行った。美術館などは特定の曜日が無料になること多く、気軽に足を運べるのでおすすめ。 ・通学、交通、移動 まだBilhete Únicoが作れていないため引き続き現金で支払っている。銀行口座がなくWiseでの引き落としに手数料がかかってしまうため現金をあまり使いたくないが、もう少しの辛抱。ちなみに、地下鉄のBilheteria(チケット売り場)で1枚5.2レアルのチケットを買う際、100レアルなどの大きい金額を出すとかなり嫌な顔をされる。しつこく20センターボス(0.2レアル)はないかなどと聞かれるが、ずっとないと言い続ければ対応してくれる。これは余分な出費を出さずにお金を崩したい時などにも一つの手になるので覚えておいてもいいかも。しかし、バスの場合、本当にお釣りが用意できないケースもあるので、5レアル(サンパウロ市内のバスの料金)は持っていたほうがいいかもしれない。 ・食事 今月はおそらく、これまでで1番Bandejãoにお世話になったと思う。ほとんどの平日の昼と夜をそれぞれ2レアルで済ませたことでかなり節約になった。休暇で旅行に行くことが多いので、できるところで節約していきたい。休日は友人たちと出かけることが多いので、そのまま外食で済ませている。 自炊は全くと言っていいほどしていない。家で何か作るとしても、パスタを茹でて買ったパスタソースをかけて食べるくらい。自分でも自炊のしなさに驚くが、Bandejãoと友人たちのおかげでこれで済んでしまっている。すき家の日本米を5kg購入したので、これからは時間がある時に自炊しようと思う。 ・金銭 まだRNM(外国人登録)が終わっっていないためブラジルの銀行口座が作れていない。基本的にクレジットカードで支払いをしているが、クレジットカードは最終的に日本円での請求になるため、請求日のレートの上下が大きく関わってしまう。ブラジルの銀行を作りレアルが安いときに入金し、デビットカードで支払えるようになれば少し安く支払うことができると思う。おそらく来月の上旬に受け取りが完了するので、首を長くして待とうと思う。 また、今月の末、ついにCPFを取得した。二月の報告書に書いたが、自分は在日本ブラジル総領事館で出国前に事前に取得できるCPF(マイナンバーのようなもの)の発行を忘れ、この番号を持たないままブラジルに到着し早3ヶ月が経っていた。サッカーの試合や飛行機のチケットの購入時など、何かとないと不便だったのでやっと取れて安心した。インターネットの特定のサイトでオンライン申請書類、パスポート顔写真、RNM番号(RNMは申請時に番号の控えが先にもらえる)などを送れば、特別どこへも行かずネットで番号受け取りまで完結した。日本で発行してから出国するのがベストだが、忘れてしまった際には自分の例を参考にしてみるといいかも。 ・休日 今月は長期休みがなかったのであまり遠出はしていない。地下鉄で移動し買い物に行ったりご飯を食べたりが多かった。ありがたいことに遊びに誘ってくれたり、買い物に付き合って食える友人がいるので1日退屈することがあまりない。今月特に印象に残ったのは、日本人留学生の大学院生の先輩宅で行ったChurrasco(ブラジルの焼肉、BBQのようなもの)だ。4月末から5月頭にかけて発症していた風邪の病み上がりに誘ってもらったが、そんなことも忘れるくらい美味しく、元気が出た。 また、今月末にはVilada Culturalと呼ばれる、二日間にまたがり開催されるフェスタに行った。自分は日曜日の夜の最後のコンサートのみ参加したが、そこで思わぬ出来事が。自分たち日本人に興味を持ち話しかけてくれた酔っ払いのおじさんがいた。最初はただの酒に酔ったおじさんかと思ったが、後に自分からPCCのメンバーであることをカミングアウトしてきた。PCCとは、サンパウロでとても名高い大規模な犯罪組織で、殺人や窃盗、マリファナの密売などを行っているとても危ない集団。そのうちの一人であると伝えられた時には正直驚いた。ちょうど留学前にテレビの特集でPCCを取り上げられていたため気をつけてはいたが、まさか本当に遭遇するとは予想だにしていなかった。幸いにも、ただ自分たちと話したかっただけで何も盗られなかったが、このような公の大きなイベントは楽しい分危険も潜んでいるため、今回のことを機により一層警戒しておきたい。 ・まとめ ひとまず今月も無事にブラジルでの生活を送ることができた。来月でほぼ1学期の授業が終わる。それに合わせてレポートなどの課題の期限が迫ってくるため、計画的に進めようと思う。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-04
月次報告書4月分
あっという間の三ヶ月目
4月が終了した。留学前に想像していたより、はるかに早く時が流れているように感じている。今月も無事に楽しくブラジルでの生活を送ることができた。特段大きな出来事はなかったが、新たに起こったことや変わったことについてまとめていこうと思う。 ・気候 最近のサンパウロはだいぶ冷えるようになってきた。日本と気候がとても異なるためうまく比較はできないが、今は日本でいうところの秋ぐらいだと思う。朝晩は冷えてパーカーなどを上に羽織ることが多い。しかし、日によってまだ昼間は気温が上がり半袖でも暑い日があるため、毎朝天気や気温を確認してから服を決めるようにしている。ブラジルは日本の秋、冬ほど冷えることはないため過ごしやすい。 また、毎日の気温差に関係があったのか、月末に体調を崩してしまった。一時は39℃以上も熱が出てしまったが幸いにも倦怠感はあまりなく、近くに住む日本人留学生の友達がスポーツドリンクや果物を買ってきてくれたおかげでなんとか乗り越えることができた。不幸中の幸いで、体調を崩し始めてたのが4連休の前日で、授業を休まなければいけなくなったのは1日だけだった。日々の疲れも溜まっていた可能性があるので、今後は定期的に休みを取るようにしたい。 ・大学 3月の中旬から本格的に始まった授業にも大分慣れてきた。しかし、まだ全然授業内容がわからない。自分の履修している授業は日々の課題が少ないため、あまり課題に追われるというようなことはないが、その分学期末のテストやレポートが心配である。他の日本人留学生や仲良くなったブラジル人が同じ授業をとっているので、彼らと一緒にこなしていこうと思う。 また、今月の初めに自分が所属するLetras(文学部)で1日だけストライキが起こった。教室数の不足、空調設備の欠陥、学食の待ち時間の長さ、バスの本数の少なさ等々、様々な問題を訴えかけるために1日だけ建物が封鎖され、授業が中止に。今月のこの報告書の写真にあるように、ドアの前を教室で使用している椅子を使って封鎖していた。先輩の報告書でこのような光景を見ていたため何日続くのかと不安になっていたが、1日で終わり安心した。また今後も起こる可能せはあるため、ストを起こしている活動団体のInstagramのアカウントや、Whatsappで友人と状況を確認しようと思う。 ・友人関係 学期始め当初よりは新しい友人はあまり増えていない。その分、これまで仲良くなったブラジル人たちとの交流が増えている感覚がある。自分は金曜日以外午前中に授業が終わるため、ブラジル人や他の日本人たちと放課後、学内外で出かけることがしばしばあった。基本的に周りの友人たちが遊びに誘ってくれてついて行くことが多いので、彼らのおかげで予定がたくさんできている。 ・通学、交通、移動 まだBilhete Único(←先月報告書に詳しく書いてあります)ができていないので、引き続き公共交通機関(地下鉄、バス)は現金での支払いが続いている。が、外国人登録(RNM)の申請がようやく終わった。申請から45日後に証明書(?)が受け取れる。自分はいまだにCPFを作っていないため、RNMの受け取り後、CPFも発行しなければならない。その二つを受け取ったら、Bilhete Únicoを申請しようと思う。 また、旅行中や夜間の移動などではUberを頻繁に使っている。日本ではまだあまりUberと聞いてタクシーの印象を浮かべる人は少ないと思うが、ブラジルではとても多く使われているサービス。夜は危険が多いため、あまり歩いて帰ることは良くないとされている。ブラジルではUberがとても安いため、たくさん利用させてもらっている。運転手の人も優しい人が多い印象。夜間、外から乗っているところを見られるのも怖い場合は、窓にブラインドシート(?)が貼られており比較的安全性の高いComfortの配車を依頼するのも一つの手。値段が少し高くなるため、自分は使っていない。 ・食事 三月までは夕食を外で食べることが多かったが、最近はほぼ毎日大学のBandejãoで食べている。日本人留学生の友達と、その友達が住んでいるRepública内のブラジル人と3人でよく食べに行っている。この日本人の友達のおかげで色々なブラジル人と仲良くなったり、一緒にご飯に行ったりできているため、とても感謝している。また、ほぼ毎日Bandejãoの後にコーヒーを飲みに行っている。大学のBioligia(生物学部)の図書館内の飲食スペースのようなエリアにあるコーヒー販売機で1.3レアル(約35円)で小さいコーヒーが飲めるため、そこでおしゃべりしてから帰っている。5月以降はおしゃべりだけでなく、そこで勉強する習慣をつけれたらいいなと思っている。 また、時間があり学校に行かないときは家で食べることもたまにある。日本から持ってきたレンジでお米を炊ける容器を重宝している。ただ、ブラジルの電子レンジはとても出力が強く、マックスのパワーで温めるとうまくいかないため、調節が必要。Potênciaというボタンで強さを選べるため、そこを50%にしてからいつも使っている。いまだに何Wかは分かっていない。ちなみに、お米はすき家で売っている日本米を食べている。これが1番美味しいと先輩に聞き購入したが、とてもおいしかった。現在は、日本の米価高騰のため日本より安く買うことができる。あまり詳しく覚えていないが、5kgで2000円いかないくらいだった気がする。サンパウロに留学した際はぜひ。 ・金銭 基本的にクレジットカードで決済をしているが、どうしても現金が必要な場合はWiseのデビットカードを使ってSantander銀行で下ろしている。(Wiseの概要は3月の報告書に詳しく書いてあります)現地の銀行口座も、Bilhete Únicoと同じくRNMとCPFが必要なため、まだ時間がかかりそう。Pix(キャッシュレス決済)が銀行口座内の機能であるため、それを使うのもまだ辛抱が必要である。Pixが何かと便利なため、早く銀行口座を開設したいところ。 ・休日 4月はPáscoa(イースター)とTiradentes(チラデンチス記念日)が重なり10連休があった。ちょうどミナスジェライス州のUFJF(ジュイスジフォーラ国立大学)に留学する神田の同級生2人がブラジルに到着し、大学開始までに時間があったため、同じくUSPに来ている神田の友人と合わせて4人で、ジュイスジフォーラ・リオデジャネイロの2都市の旅行に行った。去年は大学内でずっと一緒にいた友人たちだったので、2ヶ月離れていただけで少し懐かしさすら感じた。また、ジュイスジフォーラ滞在時に、以前日本に来ていたブラジル人留学生たちにも会うことができた。以前よりも彼らのポルトガル語を聞き取れるようになった気がして、少し嬉しかった。 ・まとめ 4月もたくさんの人のおかげで何不自由なく充実した留学生活を送れている。ブラジルにもかなり慣れてきた現在、いまだに怖い目に遭っていなかったりトラブルが一切ないため安心してしまっているが、ブラジル、サンパウロには常に危険が潜んでいるため、安全に楽しく過ごしていこうと思う。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
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