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2023-07
留学成果報告書7月分
非常に濃かった1年間
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1578年 ・学生数 約10万人 ・設置学部 24学部 ・その他 公立大学であるため、学費や低め。 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) Facultad de comunicación コミュニケーション学部 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 全ての授業が履修可能であり、特に制限はなかったです。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 自分は履修しなかったが、他の留学生の友達は隣の学部の授業を履修していました。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 留学生担当の先生にメールで相談し、無料で受けました。スケジュールは授業を受ける学生に合わせて決めてくれました。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 BUAPは学部によってキャンパスが異なりたくさんあったので、キャンパスごとに雰囲気が全く違うイメージです。コミュニケーション学部には4名ほど他国からの留学生がいました。CUという様々な学部があるキャンパスは留学生はもっと多いと思います。言語学部には他大学からの日本人留学生が3名いましたが、それ以外は神田の2人以外いませんでした。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) KUISで詩文が履修していた授業はリアペやレポートなど文章を書く課題が多かったものの、BUAPでは実際に自分たちで作る課題が多かったです。(ポッドキャストをグループで作ったり、プレゼンや画像など) (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 学部にOBの先輩のような人がいて、困ったときはまずその人に連絡していました。メールで直接大学に質問したり、学部の中核の先生?がいる事務所のようなところがあったのでそこにもよく行っていました。 (7) オリエンテーション 留学生が集められて簡単に先生方の挨拶をされ、大学についての話があり、最終的にクッキーやコーヒーが出されお茶会になっていました。その場で友達作りができました。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 渡航前に自分で調べ決めたのですが、わかないことも多く非常に大変でした。大学の人とメールでやり取りしながら決めました。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 せっかく留学できるチャンスがあるならしないともったいないと感じたからです。 (2) 留学先を選んだ理由 BUAPは学部選択に制限がなかったため、自分が入りたい学部に入れるという点が魅力的であったためです。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) スペイン語のポッドキャストを聞いて会話に慣れることや、自信をつけるためにそれまでに学習した部分をもう一度復習しました。アプリを使ってネイティブスピーカーとメッセージのやり取りや会話をしました。 留学中から毎日スペイン語日記をつけ始めましたが、もっと前からやっておいたら良かったなと思います。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 生活面に関しては、メキシコ生活は自分の中で未知だったため用意の仕様がないと今でも思っています。自分の性格的に、なるようになる、しょうがない、と思ってしまうので特に後悔はないです。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 一番最初の友達はアプリのHello Talkを通しての友達でした。最終的にその家族にありえないくらいお世話になり今となっては家族のような存在なのでアプリをやっていて良かったなと心から思います。メキシコでは友達が友達を呼んでみんなが友達になるというのがよくあるので1人友達ができたらどんどん派生して色々な友達ができるので心配はいらないと思います。大学で勉強していたら声をかけてくれた友達になったり、ダンスのクラブ?のようなもので友達の輪も広がったりするので行動あるのみだと思います。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと メキシコでは、学生はだるいと言いながらも前のめりで授業に参加しているのでわからないことがあれば丁寧に教えてくれます。コミュニケーション学部の授業は幅が広くて驚きが強かったですが、授業の内容だけではなくこういう教え方をするんだ、などのメキシコの教育?の仕方も興味深いなと思いました。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 自分がいたキャンパスCCUでワークショップをやっていたので、その事務所に行って紙をもらい、銀行でお金を振り込んで参加しました。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと そのワークショップには年齢制限が特になかったのですが、小学生くらいの小さい子が来ることもあれば30歳くらいの人が来ることもあり、年齢が幅広いなと思いました。また、初心者でも恥を捨て応募し楽しんでいる姿がよく見えたのでそういう面で素敵だと思いました。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 圧倒的に人生経験が増えたと感じます。ある意味当たり前のことですが、日本とは全く違う環境、かつ文化であり困ったことや戸惑ったこともたくさんあるのですが、それが自分の生きる力になってくれたと思います。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 変わらずポッドキャストを聞いたりYoutubeを観たりしてスペイン語に常に触れる環境にいたいと思います。また、友達と電話したり連絡を取り合うことで会話の感覚を忘れないようにしたいです。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) この点に関しては国際戦略部の方に助けていただいた部分が大きいのでわからないことがあればしっかり相談して確認することが大切だと思います。スペイン語に関して知識のある人に聞くことが大切だと思います。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 申請しにいく時に必要なものをしっかり持っていくこと、予約がいつでもすぐに取れるとは限らないので早めに行動することの2点が大事だと思います。私は3週間ほど時間がかかりました。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) ららぽーとのHISに直接行って購入しました。 (4) 渡航したルート 日本からメキシコの直行便に乗りました。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) メキシコシティ国際空港に到着した後はプエブラ行きのバスに乗りました。プエブラ到着後、滞在予定の友達家族が迎えに来てくれました。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) Facebookでひたすら探しました。いいと思った物件のページにメッセージを送りやり取りを繰り返していました。いくつか質問していいと思ったら内見をしていました。最終的に3箇所見たうちの1箇所に決めました。 内見の予定を入れてもその時間に来なかったりドタキャンされることもありました。(メキシコはこのようなことがよくあります。) (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 月終わりに次の月の家賃を現金で渡していました。一般的な家具などは全て揃っていて食器やフライパンも付いていましたが、自分で追加購入もしました。ベッドの布団やシーツなどは付いていなかったのですが、友達の家族が全て用意してくれました。週に一度、お昼に掃除のおばさんが清掃してくれていたので、勝手に部屋に入られるのが嫌な人は、このような家もあるので気をつけた方がいいと思います。洗濯機はついていなかったので洗濯サービスを利用していました。(来て欲しい時に連絡し家に取りに来てもらい、2日後に返してもらう出張洗濯サービスと、近くの洗濯屋さんに行き次の日に自分で取りに行くものを利用していました。) (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 最初はルームシェアがいいと思っていたのですが、内見してみると、部屋があまり綺麗でない、勉強机がない、小さすぎるなど不満があり、いいと思った部屋が結局一人暮らしの部屋だったのでそうなってしまいました。しかし、綺麗でわりかし広くて快適だったので語学力向上のために無理してルームシェアするよりも自分の心地よい部屋に住むのが一番だと思います。 また、オーナーと直接やり取りするため引越ししやすい環境なのである程度メキシコの生活に慣れてから住みやすい場所やルームシェアにために引っ越すというのもいい手段だと思います。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) ゆうちょデビットカードで現金を引き出していました。スーパーなどの買い物もデビットカードを利用していました。一時期引き出しできない謎の期間もありましたが、引き出せる時に多めに引き出しておくことで常に保険を作っていました。他にもキャッシュパスポートを作って30万円入れておきました。クレジットカードを用意するのが遅くなってしまってせっかく作ったのに海外に適用させるのを忘れていた結局使えなかったのでこれも早めに用意することをお勧めします。 作りすぎもよくないと思いますが、バスをネットで購入するときに使えないことが自分も友達も何度もあったので何種類かあると安心だと思います。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) メキシコシティの空港にあるtelcelでsimカードを購入しその時に電話番号もゲットしました。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパスは一応あるのですが場所によっては非常に繋がりにくかったです。街中はほぼないのでスタバなどの大手チェーン店だけが頼みの綱です。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 病院というより町医者という感じで、薬局の隣に小さい部屋がありそこで診てもらう、という感じでした。対応は特に普通でした。連れて行ってもらったことが1度、1人で行ったことが1度あるのですが、メキシコの生活にも十分慣れていたので困ったことは特になかったです。 (5) 日本から持っていくべきもの 化粧品やメイク道具に関しては自分が使い慣れているものや信頼があるものが一番なのでなるべく持って行った方がいいと思います。日本の商品も同じように自分にあったものに出会うまでがなかなか大変だと思うので結局は持っていくのが一番安く済むと思います。文房具系はメキシコ人に見せると目を輝かせてくれるので多めに持って行ってプレゼントするとこちらまで嬉しくなります。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) プエブラはそんなに治安が悪くないと聞いていたので心配はしていませんでした。しかし、バスの中で、道で強盗に遭ってスマホを盗まれたという話をちょくちょく聞いていたので気をつけるに越したことはないと思いました。暗くなってから1人で出歩かない、道でヘッドフォンをつけないなどは耳にタコができるくらい言われました。夜遅い時や帰り方に自信がない時はウーバーを使うなど自分にちょっと甘くするくらいの気持ちでいると安全だと思います。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 朝ごはんは晩ご飯の残りやバナナなどいつも簡単に済ませていました。 お昼は学食や近くのタコス屋さんなどに行っていました。学食や大学近くのご飯屋さんだと30〜50ペソくらいでいい感じに食べれます。パスタなどになってくると100ペソくらいはします。レストランに入ると飲み物合わせて200ペソくらいするかと思います。 夜ご飯は大体友達の家に招待してもらったり食べに行ったりしていました。スーパーで買い物した日は簡単に炒め物や大好物のpicadilloを作ることが多かったです。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 基本的には神田の留学ウェブを見たり、現地の友達に聞いたりしていました。とはいえ一回も行ったことのない未知の世界だったので実際に現地についてから色々知れたしその驚きは大きかったです。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 トイレットペーパーは水と一緒に流せない(便器の隣のゴミ箱に捨てる)、シャワーヘッドは壁についていて動かせないの2点が自分的には衝撃でした。あとは、集合時間通りに全員が集まる確率は低い、挨拶はハグするくらいだと思います。全部すぐに慣れますが、上の2点に関しては日本に戻ってくるとやはり日本は快適だなと強く思いました。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 東京で就職します。 (2)現地での就職活動や進学準備 昨年末から3月くらいまで就職活動を現地でオンラインで行なっていました。明るい時間は大学に行き、夜は日本の説明会や面接を受ける日々を送っていました。現地時間の夜遅くから朝方の説明会は辛いため全て省いていました。(メキシコでの暮らしが崩れることは本末転倒であるため。) SPIなどの本が途中で必要と感じたため日本から送ってもらいましたが、本を送ってもらうのはだいぶお金がかかるので初めから持っていけばよかったと後悔しています。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか どんな場面でも、正しい対応をする対応力や適応力は活かせると思います。また、さまざまな人と上手に関わっていくコミュニケーション力やメンタルも留学生活で鍛えられたと思うので活かしていきます。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 少しでも留学するか迷っているならすべきです。 必ず自分の糧になって自信がつくと思います。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
留学成果報告書7月分
1年間のメキシコ留学の総括!!!
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1578年 ・学生数 11万人超 ・設置学部 24学部 ・その他 学部ごとにキャンパスが異なり、キャンパスはPuebla市内に散らばっている。 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 秋学期:Facultad de Filosofía y Letras (哲学・文学部) Licenciatura en Historia (歴史学科) 春学期:Facultad de Lenguas (言語学部) Licenciatura en Enseñanza del Inglés (英語教育学科) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 基準は学部毎に異なるが、私の所属していた学部はどちらも受講可能な授業の一覧があり、その中からは自由に選択することが可能。 学部選択も制限はないが、授業や学部の難易度に応じて必要なスペイン語や知識のレベルが異なる。(どの学部にもさまざまな国から来た留学生が所属していた。) ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 基本的に所属以外の授業の履修はできないが、他学部所属であってもFacultad de Lenguasの“Español para extranjeros”(留学生向けのスペイン語の授業)は受講可能。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 語学コースというものはなく、スペイン語を母校語としない留学生はFacultad de Lenguasにある“Español para extranjeros”という授業でスペイン語を勉強することができる。 追加の授業料は必要なく、週3日各2時間で、事前に受けるテストによってレベル分けされる。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか 語学留学ではない。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 雰囲気は学部ごとに異なるイメージがあるが、どこもみんなフレンドリーで活気があるので留学生も馴染みやすい環境だと感じた。 パンデミックの影響がまだ残る中ではあったが、留学生も大学全体だと100人ほどいた。日本人の割合は少なく、私を含めて5人だけだった。基本的にヨーロッパや中南米(メキシコの他の地域も含む)からの留学生がほとんどで、そもそもアジア人が珍しい。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 取る授業や担当の先生によって対応は大きく異なる。 スペイン語を母国語としない留学生に対して、ネイティブと同じ難易度・量を課す先生もいれば、個別に課題を設定してくる先生もいる。試験は基本的にみんなが同じものを受けるので、スペイン語や知識のレベルが追いついていないと厳しい場合もある。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 個人的には授業担当の先生に相談したり、クラスメイトに相談することがほとんどだったが、大学のことでわからないことがあった場合は、留学をサポートしてくれる担当者の先生にメールで相談することもできる。(メールでのやり取りなので少し時間がかかる。) Facultad de Lenguasには日本語の授業をしている日本人の先生がいらっしゃるので、どうしてもなことがあればその方を頼っても良いと思う。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 留学に行く直前にオンラインでオリエンテーションがあったが、大学の基本的な情報についての説明だけだった。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 履修登録は現地に着いてから学期が始まる前に所属学部に行って直接確認し、神田と同じように学期開始1週間以内に実際に初回授業を受けてから最終確定する。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 大学入学が決まる前から、大学で語学を勉強するなら絶対に留学したいと思っていたため。 (2) 留学先を選んだ理由 所属できる学部の幅が広く、前後期での学部変更も可能なため、幅広く自分の興味のあることを学ぶことができると思ったため。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) ◯ メキシコの歴史について学びたかったので、神田で取れるメキシコ関連の授業を取ったりして、事前に最低限の知識はつけてから行った。 △ スペイン語の能力は高ければ高いほど授業の内容が理解できるし、課題にも対応しやすいと感じたので、理想を言えば、自分の語学力にもっともっと自信を持てるレベルになってから行くことができるとよかったと思う。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) ◯ どんな症状になっても対応できるように自分に合った薬をさまざまな種類持って行った。(現地でも手に入るが、日本のものよりも有効成分が多く含まれていて強い薬が多い。) △ Tシャツなどは安価で手に入るが、自分に合ったサイズのジーンズは見つけるのが難しかったり、冬用の厚手の服(パーカー・スエット系)、肌寒い時にパッと羽織れるものなどは案外高くて質もそんなに良くないので、できれば持って行ったほうがいい。また、自炊をする予定なのであれば、いろいろな種類の日本の調味料を持っていくと日本食を作って食べることができる。(現地で手に入れるには高価で、種類もそこまで豊富ではない。) (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 日本人は珍しいので基本的に話しかけてくれる。最初は特に質問攻めにあうので、自己紹介や日本について想定されることは事前に考えて答えを持っておくといいと思う。「日本=アニメ・漫画」という印象を持たれているので、その分野に強いとより盛り上がれると思う。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 基本的に先生は優しく、クラスメイトもサポートしてくれるので、自分で抱え込みすぎてキャパオーバーになるより、頼れるときには人に頼ったほうがいい。(実際に留学3ヶ月目に莫大な課題と慣れない環境にうまく対応できないストレスで胃腸炎になった。) (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) キャンパス内にポスターが貼ってあったり、大学側からサークル紹介についてメールが送られてきたりする。やりたいことが決まっているのであれば、クラスメイトに相談してみると一緒に情報を探してくれたりする。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 授業外の活動に参加していない。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 周りとコミュニケーションを取るためにとにかくスペイン語で話す努力ができるようになった。 留学以前は正しい文法や綺麗な発音ばかりを気にしてしまい、ネイティブ相手に自分のスペイン語が恥ずかしくてあまり話すことができなかった。しかし、メキシコに行ってからは日本語はもちろんのこと、英語さえも通じないので、どうにかしてスペイン語を話さないと生きていけない環境だったことで、文法や表現が分からなくても、とりあえずあれこれ工夫して伝えたいことを口にするようになった。私は周りに恵まれていて、みんな私の未熟なスペイン語でも言いたいことを汲み取ってくれたり、正しい表現を教えてくれたりしてくれたので、徐々に自分でも成長が感じることができた。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 友人たちと電話やメッセージでのやり取りは継続していきたい。日本に帰ってくるとどうしても日常的にスペイン語に触れる機会は減ってしまうので、メキシコで仲良くなった友人とのコミュニケーションを通して、この1年間で伸ばしたスペイン語力が急激に下がらないようにする。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 出願書類の準備がややこしかったり、時間がかかるので、国際戦略部とコミュニケーションを取りながら進める。留学先とのメールはスペイン語だけでなく、英語でもやり取りすることができる。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 必要書類がたくさんあり、取り寄せるのに時間がかかるものもあるので、大使館のHPを参考にしながら注意事項に沿って、当日不備がないように準備する。日本語での面接もあった。 基本的には即日発行される。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) HISの店舗に行って往復の旅行券を買った。希望の出発日時、お金がかかっても直行便がいいのか、乗り継ぎがあってもいいのか、いろいろ相談した上で決める。飛行機は何かとトラブルが多いので、個人的には直行便をおすすめする。 (4) 渡航したルート 成田国際空港⇔メキシコシティ国際空港 ANAの直行便 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) メキシコシティ国際空港に着いてから、窓口でPuebla行きのバスのチケットを購入した。(ADO社またはAU社、片道2時間半〜3時間ほど) (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 大学には寮がないため、所属学部の近くでアパートを自力で探した。 方法としては、Facebookでシェアハウスやroomieを探したり、ネットで【(希望の地域の名前)、departamento】と検索すると不動産屋のページが出てくるのでそこから希望の条件の部屋を探し、WhatsAppを使って大家さんや不動産屋とやり取りする。 家探しは現地のことをよくわかっている人のツテがあると断然見つけやすいので、先輩方に頼るのも方法のひとつになる。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 毎月決まった日〜3日前くらいに不動産屋に直接現金で支払いをしていた。 設備は大家さん次第だが、私の住んでいた部屋は1DKで冷蔵庫・洗濯機・食卓・ミニソファー・ベッド・クローゼットが付いていた。その他必要なものは自分で揃える必要がある。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) なるべく安全な地域で家を探して、心身ともに健康的に生活できるように心がける。特に留学初期は自分で気づかなくても気を張って過ごすことになるので、リラックスできる方法を見つけたり、日本にいる家族や友人と話す機会を設けるのが重要になると思う。 健康で生活できればなんでもできるので、とにかく健康一番で考える。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) レストランやスーパーマーケット、コンビニなどではクレジットカードやデビットカードも使うことができるが、小さなお店や屋台、市内バスの支払いなどは現金一択なので、状況に合わせて支払い方法を変えていた。 Wiseのサービスを使って日本の銀行から送金し、カードで銀行から現金を引き出すことができるる。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) メキシコシティ国際空港に着いてすぐにTelcelのSIMカードを買い、それからは定期的にOXXOというコンビニでチャージをしながら使っていた。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内にはWi-Fiが飛んでいるがあまり頼りにはならない。家ではWi-Fiがあるので問題ないが、人が多く集まる場所や市内から離れた田舎にいくと回線が弱くなる。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 何度か病院に行ったが、診察代や処方された薬代、病院までの往復にかかった移動費などは事前に加入していた海外旅行保険で後日請求することができた。請求の際に必要な書類やレシートがあるので必ずもらって保管しておく。 (5) 日本から持っていくべきもの 自分に合った常備薬やその他症状に対応できる薬、ある程度の洋服(冬服多め)、自炊するなら日本でしか手に入らなそうな調味料や食料、DELEを受ける予定なら参考書、就活のための対策本など、先を見据えて自分に必要になりそうなものは持っていく。 日本らしさのあるお菓子類(抹茶系のお菓子・お煎餅・グミ・こんにゃくゼリーなど)はメキシコではとても珍しいので、みんなにあげるととても喜ばれるので、多めに持っていくと話のタネにもなっていいと思う。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 外務省領事局のたびレジに登録しておくと、登録した国の情報が日本語で手に入る。 一番被害に遭いやすいのはスリで、同じく留学していた日本人も実際に被害に遭っていた。旅行先やパーティー、人が多く集まるイベントなどに参加するときは所持品(特にスマホや財布)を常に肌身離さず持ち、十分気をつける。ズボンのポケットに入れることはしない。 現金は最小限の金額しか持ち歩かず、銀行で引き出した後は特に気をつける。銀行内で現金と財布をかばんにしまってから道路に出る。 スマホは基本的に外ではカバンから出さないようにして、マップや調べものをしたいときは必ずスマホショルダーやストラップを使って自分の体と繋いでおく。特にiPhoneは高価で狙われやすいので、アップルマークが隠れるケースを使う、古い機種を使う、最新機種を持っているのであれば現地で安価なスマホを買ってそちらを普段使いする、といった対策をあらかじめする。 日が暮れて暗くなってきたら一人で外を出歩かない。(特に女子は注意しなさいと言われる。) 日中はバスを使ってもいいが、暗くなったら高くても移動にはUberを使う。 日夜問わずなるべく人通りの多い道を選んで歩く。 バスジャックに遭った時のためにダミーの小さめの財布もかばんに入れて持ち歩く。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 朝食はヨーグルトやフルーツ、シリアルを家で食べることが多かった。 昼はお弁当を持って行ったり、時間があれば友達とキャンパス近くのカフェや屋台で食べる。キャンパス内にも売店やカフェなどがあった。(50〜100ペソ) 夜は友人とごはんを食べに行ったり、テイクアウトして家で食べたり、自炊したりする。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) インターネットで調べる。先輩方の報告書を読む。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 特筆すべきことはないと思う。もし気になったらその都度周りに聞いてみると教えてくれる。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 未定 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 就活はしていないが、自分の興味のある分野のオンラインイベントなどには参加した。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 進路未定 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 少しでも留学に関心があるのなら、思い切って飛び込んでみるのがいいと思う。 自分のスペイン語力(語学力)に自信がなくても、実際に現地に行ってみるとなんとかなるし、異文化に触れることで新しい発見や新たな視点が生まれて、本当に世界がパッと広がる。大変なことも辛いことも最初は特にあるけど、それでも乗り越えられるし、それ以上に楽しいこと嬉しいことが絶対たくさん待ってます。 メキシコ行ってみたいなら、私が実際に1年間過ごしたPueblaをおすすめします。比較的治安もいいし、メキシコシティからも近くて旅行しやすいし、美食の街と呼ばれているだけあって美味しい料理がたくさんあるし、なんといっても過ごしやすい気候すぎて日本に帰りたくなくなるかも…!
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
ついに日本へ帰国になりました。 7月に入ってやっと帰国の準備をし始めたのですが、お土産を選ぶのにも、持って帰るものを取捨選択するのにも、優柔不断な性格が出てしまって効率よくできず、最後まで忙しい2週間になってしまいました。そんな合間にもちょこちょことプチ旅行に行くこともでき、大好きなメキシコ料理も満喫できました! 仲のいい友だち、生活を共にしたルームメイト、たくさんお世話をしてくれたメキシコの家族とのお別れは、やはり涙無しでは無理でした。振り返ってみると、日本という異国からやってきた私を温かく迎え入れてくれて、みんながみんないつも家族のように優しく接してくれて、本当に素晴らしいご縁に恵まれた留学生活だったなと改めて実感しました。 またメキシコに戻ってくることをみんなと約束してきたので、いつかまたみんなに会えるように、これからも変わらず勉強も仕事も頑張らないといけないなと思っています。大変なこともたくさんありましたが、それも含めて、とても充実した夢のような1年間の留学生活でした。 ちなみに、メキシコに行ってからずっと円安で留学生としては痛手だったのですが、ついに7月初めに1ペソ=8.5円目前までなってしまい、円安の打撃を最大に受けて帰ってきました…。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
月次報告書7月分
締めの7月
1年間の長かった留学生活ももうついに最後の月となってしまいました。 今までもずっとお世話になっていた友達家族のご好意で6月末からの最後の3週間はお家に泊まらせてもらうことになりました。ままが作るご飯はとても美味しいので毎日食べられて幸せでした。また、毎日家族と過ごすことのありがたみや楽しさ、暖かさも同時に感じて、最後に家族の温もりに包まれながら過ごせて改めて幸せ者だなと思いました。 私の大好きなメキシコ料理がChiles en nogada というのですが、その発祥の町に連れて行ってくれて食べさせてくれたのが愛を感じて非常に嬉しかったです。大体8月〜10月くらいの期間が美味しいので今年はもう諦めるしかないと思っていましたが、最後に食べれて満足でした。 この2週間はいろんな友達とご飯を食べに行ったり、山登りに行ったり、映画を観に行ったり、水族館に行ったりと盛りだくさんでした。全く違う言語と文化を持つ友達とこんなにも仲良くしてくれて本当に嬉しいし、出会えて良かったなと心から思います。また必ず会いに行きたいし、日本にも来てもらって全力で案内したいです。 この1年間で今までに全く経験したことのない様々なことが起こり目まぐるしい1年間でした。本当にメキシコに行って良かったし、必ずまた行きたいと思います。この経験をさせてくれた親に感謝し、さらに成長できるようにこれからも頑張ります。 写真は chiles en nogada とメキシコ人みんな大好き ajolote です。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2023-06
春学期が終わって夏休みになったので、BUAPの日本人留学生5人でCiudad de Méxicoから始まり、Guanajuato → Guadalajara → Isla de Janitzioなどバスを使って1週間でぐるっと回りました。夜行バスに乗ってまだ何もない早朝の街に着いて朝活したり、安いホテルに泊まってハプニングだらけだったり、夜中までお酒をたしなみながら語り合ったりと、学生のうちにしかできないような青春感満載の旅行になりました。 また、1泊2日ですがZacatlánにも行ってきました。友だちが住んでる町で、よくここで有名なものをプレゼントしてもらっていたので、前々から行きたいなと思っていたのが実現しました。 りんごと時計が有名な町で、町並みもとてもキュートで、とても楽しい時間を過ごすことができました! 今月半ばにはプエブラに来てからずっと一番お世話になっているメキシコのお姉ちゃんがcampamentoで8月までアメリカに行くということで、早めのお別れがありました。すぐまた日本かメキシコで会える日が来ると信じて、ありがとうの感謝を伝えてお別れをしました。 いよいよメキシコでの生活も残り1ヶ月を切ったのにも関わらず、いまだに帰国の実感が湧いていません。お土産を買ったり、荷物をまとめたりしないといけないとは思っているのですが、なかなか実行に移せないままいます。。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
月次報告書6月分
ほぼ家にいなかった6月
今月は、振り返れば7日間しか家におらず、それ以外は旅行か友達の家で過ごしていました。 初めて行った場所はグアダラハラ、ハニツィオ島、ミトラなどです。旅行する度に本当にメキシコのことが大好きになっていくなと改めて感じました。夜行バスを利用することで宿代を浮かせたり、ホテルのトイレに便器がなかったり、シャワーカーテンがついていなかったりなど不便でストレスを感じることもありますが、それも過ぎればいい思い出となります。特にミチョアカンの宿先で友達がシャワーを浴び始めた瞬間にシャワーヘッドが外れたときは夜中の3時だったにも関わらず笑いが止まりませんでした。La verdad es que fue muy chistosa. また、友達の家族のフィエスタにも行きました。プエブラから3〜4時間も離れた田舎で行われたのですが、会場にはたくさんの人が来ていて、もちろん日本人は私1人だったので司会のnorteñoに目をつけられ?てしまい何回も引っ張り出され、少々恥ずかしかったですがいい思い出になりました。途中で帰ったのですが、次の日知らないおばさんに、あなた踊らないで帰ったでしょ!?と冗談混じりに言われてしまいました。個人的にはもうたくさん踊ったのですが足りなかったみたいです。 もうすぐでメキシコに来て1年が経つなんて信じられませんが、確かに濃い日々を過ごさせてもらっているなと感じる毎日です。残りわずかな時間も楽しんでいきたいです。 写真は旅先のザ・メヒコな写真たちです。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2023-05
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
月次報告書5月分
フィエスタだらけの5月
今月もいつものように様々なイベントがありました。 一つ目は5 de mayoというプエブラのお祭り(?)です。プエブラ市民の休日で朝からパレードが行われていました。とても暑い日だったので日傘やアイスがたくさん売られていました。私は友達と行ったのですが、暑すぎて途中で抜けました。炎天下で暑そうな服を着てずっと歩き続けている、小さい子からおじいちゃんたちのことが非常に心配になりましたがたまに水担当の人から水分補給を促されていたので少し安心でした。 二つ目は15 de añosという日本でいう成人式のようなパーティーに行ってきました。日本の成人式は1月に一斉に行われますが、メキシコでは15歳の誕生日のタイミングでお祝いされます。広い会場でたくさんの人が来ていました。私のような全く関係ない人(親の友達の親戚の娘の友達)でも来ることができるのでメキシコのパーティーは本当におもしろいなと改めて思います。 三つ目は日本人お別れパーティーを月末に行いました。実際にはまだ帰らないのですが、メキシコ人の友達たちが学期が終わりそれぞれ実家に帰ってしまうということでこの時期に行いました。想像以上にたくさんの人が来て盛り上がっていました。私はどんちゃん騒ぎのフィエスタはあまり好きではなく、メキシコに来て間もない頃に行った以降来ていなかったのですが、たまにはいいかなと思えました。 ただ、度数強めのテキーラを3歳も年下の女の子にボトルごと口に注がれたことは一生忘れません。(これもいい経験です。) 他にも誕生日パーティーに4回も行ったり母の日でメキシコのママをお祝いしたりとたくさん美味しいご飯が食べれて幸せな月でした。 写真はキャンプファイヤーでマシュマロを食べたときの写真と、初めてメキシコでカラオケに行ったときの写真です。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2023-04
5月は月初めから約2週間、Semana Santaで学校が休校だったため、旅行第一弾ではTlantongoの温泉に連れていってもらいました。川の温泉が段々畑のようになっていて、熱くはないけどちょっと温めのお湯がながれていて、温泉に浸かる雰囲気を味わうことができました。上流の方には洞窟もあり、そこはもっと温かい温泉があって、薄暗くて秘密基地的な雰囲気がとても神秘的でした。 その後は1週間ほどひとり旅行を楽しみました。ちょっと贅沢なごはんを食べてみたり、ゆったりとひとりの時間を満喫できましたが、最近はずっとルームメイトと住んでいたので、1週間もひとりでいるのは少し寂しさもありました。私にはひとり旅行は5日間くらいがちょうどいいのかなということが分かりました。今までひとりで海外を旅行したことがなかったので、少し緊張しながらもずっとワクワクそわそわしていました。 そして今月はなんと、RADWIMPSのライブがCiudad de Méxicoで開催され、メキシコ人の友人たちと一緒に行ってきました。まさかメキシコで日本アーティストのライブに行けるとは思っていなかったのでびっくりでした!メキシコでもRADWIMPSはとても人気で、お客さんも熱唱しながら楽しんでいました。しかも、ちょうど映画『すずめの戸締まり』が日本語ver.とスペイン語吹替ver.ともにメキシコで公開されていたため、その主題歌も生で聴けたのが個人的には嬉しかったです。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
今月はメキシコシティに2回も行きました。そのうちの一回はRADWIMPSのコンサートに行きました。日本でも一つのグループのコンサートにしか行ったことがなく、毎回大きい会場でしたが、今回のコンサートの規模は3000人で非常に小さかったです。しかし、当日入ってみると席はなくすし詰め状態で始まるまでの1時間半は本当に大変でした。しかし他のメキシコ人は始まる前も何故か時折盛り上がりを見せたりCielito Lindoを歌ったり非常に元気でした。始まってからは非常に感動しましたが、有名な曲であればあるほどみんな大きい声で歌うので野田さんの声は全く聞こえず少し残念でした。でもとてもいい経験になりました。 月末にはsemana de las lenguasというイベントがありました。3日間に分けて開催され、それぞれの国の文化や理解を深めよう!というような内容です。日本の紹介もお願いされ、ポスターなどを使って小さな展示スペースを作りました。また、メキシコ人の友達にたこ焼きを売ろうよ!と誘われBUAPに留学中の日本人5名も手伝うことになりました。その週に色々準備して1個15ペソ(100円以上)で売ることに決まりました。私たち日本人なら高いと絶対買わないと思いますが意外とみんな買ってくれて報酬もいただきました。 いつか日本に行って本当のたこ焼きを食べて欲しいと心から思います。 留学生活はもう9ヶ月も経ちましたが相変わらず毎日のように日本では経験できないことが起こるのでああ面白いなと思いながら生活しています。今はもう日本に帰るのが楽しみですが、帰ったらメキシコのことが恋しくなるんだろうと予想できているので残りの3ヶ月弱目一杯メキシコを満喫します。
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