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2025-06
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年:1949年 ・学生数:約10,000人 ・設置学部:教養学部、健康科学部、数学コンピューターサイエンス工学部、法学部、経営学部 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) →Undergraduate Credits degree in Open Learning - Exchange オープンラーニングにおける単位制の学士号 - 交換留学 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など →原則どの授業も履修可、ただし内容により一部履修基準あり ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか →履修可能 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか(できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) →履修可能、事前に語学コースを履修するためのフォーム入力が必要、無料、スケジュールは他の授業と同様 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか →学部留学であったため履修可能 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 →大学の雰囲気は明るく、リラックスできた。留学生数が比較的多く、日本人との関わりもたくさんあった。日本人は、私が関わっていた学生だけでも各学期で7人ほどいた。 (5) 課題や試験(KUISとの違いや負担の大きさなど) →中間や期末に大きな課題が出されることが多く、それ以外は自主的な学習を勧めている印象だった。評価される内容は履修する授業によってさまざまであったが、私が履修した中ではレポートやエッセイの課題が最も多かった。他には対面やオンラインでの筆記テスト、プレゼン動画制作、ディスカッション、課題動画制作などがあった。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか →授業に関して、ほとんどの先生は学生から質問されることは大歓迎だったため、メールアドレスやオフィスアワーなどをわかりやすく提示してくれていた。生活や大学の施設などに関する相談も、レスポンスまでの時間がかかることはあったがフォーム入力やメール、電話、学生サポートの施設などで簡単に相談することができた。寮での生活の中で、水道や電気、虫の被害が度々あったため、修繕してもらうためにサポートをよく利用していた。 (7) オリエンテーション(オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) →到着直後はオリエンテーションとしてさまざまなコミュニティやイベントに参加できる機会が設けられていた。基本的に強制ではなく、自主的に参加したい企画に参加できた。 (8) 履修登録(履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) →各学期とも、履修登録はオンラインで行われた。前期は渡航前、後期は始まる3ヶ月ほど前に登録を行った。フォームに第一希望から最大第六希望までのコース名を書き、送信することで登録できた。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 →以前から英語を学ぶことが好きで、学生のうちに身の回りに英語しかない環境で生活してみたいと考えていたから。 (2) 留学先を選んだ理由 →英語の中でも特にイギリス英語にとても興味を持っていたから。高校2年生の時、イギリス語学留学に行ける機会があったがコロナの影響で無くなってしまったため、大学に入ってからイギリスに長期間留学したいと考えていた。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) →私の留学した大学のある地域はイングランドの中でも比較的訛りが強い地域だったので、聞き取れるようにイギリス人の動画をよく視聴していた。しかし実際は私が見ていた動画の発音とは違う訛りがあったので結局現地で聞き取りに苦労した。自分の行く地域の発音についてもう少し調べて勉強してから行くべきだったと思う。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) →しておいてよかったと思う準備は安全対策で、出かける際の防犯グッズや貴重品の管理を徹底して行ったため、留学中一度もスリなどの被害に遭うことなく過ごせた。(ただし、気に入っていたブレスレットをつけて旅行していたら気づかないうちに無くなっていたことはあった) しておくべきだったことは特にないが、行きも帰りも荷物が多すぎて超過料金をたくさん払わなくてはいけなかったため、もっと荷物を減らしていくべきだったと強く思っている。 (5) 留学中の交友関係(どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) →私は留学中、Japanese Cultural Societyというサークルやクラブのような団体に所属して運営メンバーとして活動していた。毎回イベントに来てくれる外国人は日本にとても興味がある人が多かったので、話す時も話題に困らず交友関係も広がりやすかった。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと →授業では予習や学習意欲の高さの重要性を強く認識した。学習意欲の高い人はよく質問をしていて、先生からももらえるフィードバックが多いようだった。 (7) 授業外で参加した活動(ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) →Japanese Cultural Societyに所属し、日本ならではの文化にフォーカスして体験イベントやクイズイベントを開催していた。学期の始めにsocietyが集まって宣伝活動をするイベントがあり、そこに参加した際に声をかけてもらうことができた。オンラインでメンバーシップを買って申し込むことができた。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと →外国人の友達を作る機会は、授業内よりも授業外の方が圧倒的に多かった。クラブやサークルのような団体に所属することで共通の話題を見つけることができたので、授業外でも積極的にコミュニティに参加することは大切であると学んだ。 (9) 留学で達成した最も大きなこと →行動力を身につけることができた。何かの目標がある時、漠然とただやりたいと考えるだけではなく、具体的にどのようなステップを踏めばそれを実現することができるかを考えて計画を立て、行動に移すということができるようになった。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか →毎日少しずつでも復習して確実に知識を身につけていけるようにしていきたい。そのためには短期的なものと長期的な計画が必要になると思うので常に先を見据えながら行動していきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願(気を付けるべき点など) →とにかく出願要項や注意点を一つも見逃さないようにように慎重に進めていく事が大切だと思う。見落とすと正式に手続きをする事ができなくなってしまうような連絡も多かったので、心配事を減らすには資料などにちゃんと目を通すことが必要だと思う。 (2) ビザ申請(気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) →銀行残高証明書を発行する際、営業日や手続きの都合で締め切り間際まで用意できなかった記憶があるので、公的機関で何かを発行する際は十分に余裕を持って申請するべきだと思う。 ビザを申請してから発行されるまではスムーズで、1週間と言われているところを4日ほどで受け取る事ができた。 (3) 航空券を予約した方法(旅行代理店や利用したウェブサイトなど) →始めは航空券の比較サイト(Skyscanner)や各航空会社の口コミサイトを見てどの航空会社がいいか選び、その後にフライトや値段、到着時間などを比較して予約した。 (4) 渡航したルート 行き:成田→ドーハ(カタール)→マンチェスター 帰り:マンチェスター→ドーハ(カタール)→成田 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動(大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) →留学先大学からの送迎バスが出ていたため、事前に大学に到着する便や時間などを事前にフォームで知らせた上で空港から送ってもらった。無料だった。 帰りは特にそのような無料サービスはなかったので、現地の友人に頼んで車で送ってもらった。他にもタクシーやバスと電車を使う方法があった。 (6) 滞在先住居を探した方法(大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) →大学の寮を利用した。バスで15分ほどのNewcastleから通っていた人もいた。渡航2、3ヶ月前に大学側から寮の案内が来たため、自分の利用したい寮の種類の希望を出して申し込んだ。 (7) 滞在先住居についての詳細(費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) →寮費は全てオンラインでの支払いだった。部屋の中にあるものは引き出し付きの机、ゴミ箱、ベッドフレーム、マットレス、暖房、クローゼットのみで、入寮した時は窓が開きっぱなしだったので窓際が少し汚かった。部屋の外には掃除機、共同のトイレとお風呂、キッチンがあった。共同スペースは定期的に清掃が入るが、日常的な綺麗さは完全に他のフラットメートがどんな人かによるので、綺麗好きの多いフラットはいつも綺麗だし、そうでない人が多いフラットは毎回片づけてからでないと使えないほど汚い。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス(どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) →帰国時に荷物を減らすために、持っていく服はほぼ全て捨てても良いような服がいいと思う。食料品について、キール大学近くのアジアンマーケットには米や日本の調味料、お菓子があるので、あまり無理して日本食を持っていく必要もないと思う。 物価が日本よりも高いので、歩ける範囲はできるだけ歩いて、買い出しは1週間に一度街に出て安いお店でするくらいでも過ごせた。大学内のco-opは品揃えはそこそこ良いがやはりスーパーよりは高かった。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達(どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) →9割デビットカード払いだった。渡航前に自分用のカードを2枚作って持っていった。 街のいろいろなところに現金が引き出せるATMがあったが、ほぼ利用したことはない。現金しか使えなかったのは、クリスマスマーケットでの支払いや、大学主催の有料イベントの支払い、個人経営の小さいカフェでの支払いなどだった。 デビットカードはVisaしか持っていなかったが、一度も止められたりトラブルが起きたりすることはなかった。 友達とのお金のやり取りはイギリスのカード会社の一つであるRevolutで口座を開設したり、日本で言うPayPay的なアプリであるPayPalを利用して送金や受け取りを行っていた。 (2) 携帯電話(現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) →ビザの発行手続きをしたときにもらったイギリスのSIM(Lebara)を使った。ネットでブログなどを読んで評判やアクティベートの仕方などを調べて使った。 (3) インターネット(キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) →キャンパス内では基本的にどこでもWi-Fiを使う事ができ、便利だった。ただ、大学自体は田舎にあるため、人がたくさんいてWi-Fiが繋がりにくい時はインターネットをスムーズに使えなかった。 私が利用していたLebaraという会社のSIMは、EU圏内でも追加料金を払わずに使う事ができた。チェコでは全く繋がらず友達やWi-Fi頼みだったが、その他は普段と同じように使う事ができた。 (4) 医療(現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) →何度か体調を崩したが、持参した市販薬のみで乗り切れた。 (5) 日本から持っていくべきもの →薬(風邪、痛み止め、二日酔い)、お気に入りの文庫本(移動中の暇つぶし用)、イギリスのガイドブック(あれば) (6) 治安状況(どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) →被害にあったことはないが、スリなどが多発しているとニュースやウェブサイトで知ったので、財布、スマホ、パスポートなどは肩掛けポーチに入れて上から上着を羽織るなどして、周りから見えず簡単に盗られないような対策をしていた。 (7) 食事(毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) →基本的に自炊を意識していたが授業で忙しい日は大学のフードコートやco-opで昼食を買っていた。フードコートは安ければ£10以下、co-opのmeal dealは£3.5で買う事ができた。 (8) 情報の入手(書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) →日本で買ったガイドブックを置いて行ってしまったので、現地に着いてからは現地の友達や先生、または日本人の友達から情報を得ていた。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 →宗教の違いには特に注意を払って会話していた。自分にとって普通と思える価値観を話しても、相手は気分を害するかもしれないと考えながら話すことを意識していた。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路(就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) →就職する予定 (2) 現地での就職活動や進学準備(現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) →留学を始めてすぐにボストンキャリアフォーラムに参加したが、就活に関しても自分の軸に関しても全く理解が進んでおらず上手くいかなかった。 留学後半になってからはdoda新卒エージェントを利用して自己分析を進め、企業応募、業界理解、企業研究にも取り組んでいる。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか →語学力そのものよりも留学やこれまでの経験で得たマインドセットやスキルをアピールしようと考えている。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学は海外にいる時間だけが全てではないので、事前準備からしっかり入念に取り組んでほしいと思います。ただ、大体のことはなんとでもなるのであまり気負わなくても大丈夫です。
留学成果報告書6月分
様々な経験と今後
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年:キール大学(Keele University)は1949年に設立されました。 ・学生数:学生数はおよそ10,000人程度で、学部生と大学院生が在籍しています。キャンパスは留学生も多く、国際色豊かな学びの環境が整っています。 ・設置学部:人文学部、社会科学部、自然科学部、医学・健康科学部、ビジネススクール、法学部など、多様な学部が設置されており、2つの専攻を組み合わせて学べるデュアルディグリー制度も特徴です。 ・その他:キャンパスはイギリス最大級の敷地面積を誇り、豊かな自然に囲まれた環境が魅力です。広大なキャンパス内には学生寮、図書館、研究施設、カフェテリア、スポーツセンターが揃っており、学生生活をサポートする設備が充実しています。また、留学生向けのサポート体制も整っており、学業面だけでなく生活面でも安心して過ごせる大学です。 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) English literature and creative writing (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 留学生はopen-leaningであるため、学部の制限がなく履修制限がない学科は学年問わず、履修可能です ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか キール大学では学部留学の場合、基本的に自分の専攻分野以外の授業も履修することが可能です。 特にキールの特徴であるデュアルディグリー制度やモジュール制により、他学部のモジュール(授業)を自由に組み合わせやすくなっています。 ただし、学科や履修内容によっては事前の履修条件(前提科目)や定員がある場合があるため、現地到着後にアカデミックアドバイザーと相談して調整します。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) はい、キール大学では学部履修と並行して、Academic Englishコースなどの語学サポートプログラムを受講することが可能です。 これらの語学コースは留学生向けに提供されており、主にアカデミックライティング、プレゼンテーションスキル、リスニング力強化などを目的としています。 多くの場合、希望者は大学の**Language Centre(語学センター)**に申し込む形で、オリエンテーション期間中に案内があります。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか 語学留学(Pre-sessional Englishなど)の場合でも、一定の英語力があり、かつ担当教員の許可があれば一部の学部モジュールをオプションで履修できる場合があります。 ただし、原則として語学留学の学生はまず英語力の向上に専念する形になるため、学部科目の履修は追加オプション扱いです。 希望する場合は、事前に語学センターまたは留学生オフィスに申し出て許可を得る必要があります。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学全体としては比較的小規模で、学生同士や教員との距離が近く、フレンドリーでアットホームな雰囲気が特徴です。授業外でも学科や寮を越えた交流が盛んで、国際色豊かな学生コミュニティの中で、さまざまな国の文化に触れながら友人を作ることができます。 留学生の割合は全体の約10〜15%程度で、ヨーロッパ、アジア、中東などさまざまな地域から学生が集まっています。日本からの留学生は、学部留学や交換留学、語学研修などを含めて年間数十名程度で、比較的少人数です。そのため、日本人同士で集まりすぎず、他国の留学生や現地の学生と自然に交流しやすいのも魅力の一つです。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 履修した授業は期末でエッセイを提出するのが評価基準であり、文学系の授業ではオリジナルの文章とコメンタリーが必要な授業が多いです。授業ではコメンタリーについて説明されますが、慣れないと書きづらいです。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 困った時は主にlanguage centreの先生と相談しました。学業のことだけでなく、就職で悩んでいる時や個人の悩みを聞いてました。学期最初の時、学生一人一人にacademic tutorが付きます。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) キール大学では、留学生向けの**オリエンテーション(Welcome Week)**が入学前または学期開始直後に実施されます。内容としては、大学生活をスムーズに始めるための情報提供が中心で、大学の施設案内や授業登録の方法、図書館の使い方、履修相談、ITアカウントの設定など、生活や学習に必要な基本情報が詳しく説明されます。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 渡航前でMicrosoft formで希望制です。大学ホームページでは各授業の紹介や担当先生の連絡先が登録されています。form記入する際にはそれぞれの授業のコードと授業名を記入して、希望順で履修登録されます。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 私は、語学力の向上だけでなく、自分の視野を広げ、多様な価値観に触れたいと思い、留学を決意しました。日本とは異なる環境で学び生活することで、自分自身を成長させたいと考えたからです。 (2) 留学先を選んだ理由 以前からイギリスに憧れを持ち、キール大学を選択したのは自然豊かで落ち着いた環境の中で学べること、学際的な学びが盛んで他分野の授業も履修できることが大きな魅力でした。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 出発前には英語論文の読解やアカデミックライティングの基礎を重点的に練習しました。ただ、現地では英語でのディスカッション力が特に求められたので、もっと発表や議論の練習をしておけば良かったと感じています。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 現地生活の準備として、必要最低限の生活用品やSIMカードの契約方法などを調べて行きましたが、到着後すぐに役立つ現地の公共交通の使い方や銀行口座開設の情報をもっと把握しておけば、よりスムーズだったと思います。 そして、到着時間にもっと注意しないといけないと思いました。学校に到着した時間ではCOOPが既にしまっており、食料の入手ができませんでした。あらかじめ初日のごはんを用意すればよかったと思いました。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) オリエンテーションのイベント、授業のグループワークがきっかけで広がりました。また、共通の趣味を通じて現地の学生だけでなく、他の留学生とも自然に仲良くなることができました。 自分の友人作りは二回ほど失敗しましたが、留学が終わってもまだ連絡を取り続けている友達がいますので、ありのままの自分で人々と接することが大事だと思いました。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 授業はディスカッション中心で、自分の意見をしっかり持って発言することが求められました。最初は戸惑いましたが、次第に自分の考えを論理的に伝える力がつき、異なる視点を受け入れる大切さも学びました。そして、文学文芸学を中心に履修登録したため、知っているクラスメイトと教授と共に学習できましたため、もしある分野に興味をお持ちする場合は、一つの学部に集中して授業を取ることをお勧めします。環境や雰囲気に慣れやすく、緊張しづらいです。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) コスプレのサークル(society)に参加しました。student unionのホームページからメンバシップ購入しないといけません。さらに、運動系のサークルでは入隊テストが存在するところもあります。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 授業外の活動では、教室では学べない現地の人々との交流や文化理解を深めることができました。自分の英語力を実践の中で使う良い機会になり、積極的に行動することの大切さを改めて感じました。様々な性格や外見を持つ人々と交流できるいい機会で、普段聞けないローカルが表現も聞けます。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 留学で最も大きな成果は、異なる価値観や文化を尊重し、自分の考えを自信を持って発信できるようになったことです。多様な人と関わる中で、自分の強みと課題を再認識できました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 今後も英語力の維持と向上に努めるとともに、学んだアカデミックスキルを活かして、異文化理解や翻訳・通訳の力をさらに磨いていきたいです。また、留学で築いた海外とのネットワークを活かし、国際的な場で活躍できる人材を目指したいです。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) オンライン出願システムの入力項目も多いため、提出前にすべての情報を見直すこと、さらにパスポートの有効期限が十分に残っているかも忘れずに確認しておくと安心です。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 自分は日本の国籍ではないため、ビザ申請時クリニックで結核の証明を入手しないといけませんでした。申請する際には、公式の情報を確認しながら、渡航前の二年間で結核証明が必要とする国家リストに載ってあるかどうか改めて確認してください。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) カタール航空の公式ホームページで予約 (4) 渡航したルート 成田国際空港からドーハ空港で乗り継ぎをし、マンチェスター空港に到着 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 事前に大学の迎えサービスに予約しました。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 寮の申し込みはhttps://accommodation.keele.ac.uk/default.aspx?wf=loginで登録しました。出発の約3か月前(5月頃)に案内メールが届き、希望する部屋のタイプ(シングルルーム、エンスイート、ケータリングあり/なし など)を第1〜第3希望まで入力して提出しました。 キールの学生寮はキャンパス内に点在しており、図書館や講義棟、カフェテリアに近く生活が便利です。オンラインの申請後、夏頃に部屋の決定通知が届きました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 寮の金額は38weeksのプランを申請し、四回分けて支払いしました。evisonのウェブサイトでカード情報を登録し、支払いを行われました。申請した部屋のタイプによって、設備が異なります。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 持ち込み禁止な電器(e.g.ヘアアイロン)が存在するため、事前にリストを確認してください。寮には共用キッチンやラウンジがあり、他の留学生や現地の学生と自然に交流ができる点が良かったです。Lindsay hallは思った以上教学棟に遠いので、自然の中で暮らしたい人におすすめです。Lindsay hallは坂の一番下にあるため、図書館などからの距離はほかの寮より長いです。さらに、寮はよく防火警報器が何もないときになるため、慣れないときはよくびっくりしやすいです。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) ほとんどがデビットカードを使用しました。学内にあるコンビニ的な店(co-op)はカードがメインに使われます。現金は使う機会中々なかったです。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) SIMはfresher weekという新入生に向けたイベントで配られたSIMを使ってました。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内の回線は速いです。使っていたSIMはgiffgaffのでしたが、電波が届かない時が多かったです。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 病院にかかってません。co-opの隣に薬局があります。 (5) 日本から持っていくべきもの イギリスでの学生寮生活で役立ったのは、変換プラグ(BFタイプ)、延長コード(USB付き)、ヒートテックや手袋などの防寒グッズ、常備薬(風邪薬、胃腸薬)、お気に入りの調味料(だしパックやインスタント味噌汁)、スリッパや室内履きです。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) キール大学のあるストーク・オン・トレント周辺は、イギリスの中では比較的落ち着いた地方都市です。ただし夜間の一人歩きは避け、特に駅周辺や人通りの少ない場所は注意しました。対策としては、貴重品を肌身離さない、夜間はなるべく友人と行動する、スマホに現地のタクシーアプリを入れておく、緊急連絡先をすぐに確認できるようにしておくなどを徹底しました。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 普段の食事は、基本的に寮の共用キッチンで自炊をしていました。近くにスーパー(TescoやMorrisons)があり、野菜や肉をまとめ買いして簡単に調理していました。kitchen tebleの学食やカフェはありますが、比較的に高めです。昼ご飯はco-opでmeal deal(メイン+スナック+ドリンク)を買って食べてました。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 現地情報は、大学のインターナショナルオフィスのメール配信やキャンパス内の掲示板が一番役立ちました。また、現地生活で困ったときは、「VisitBritain」などの公式観光サイトやBBC News、現地の地域情報サイトをこまめにチェックしていました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 イギリスでは、授業内外で自分の意見をはっきり伝えることが大切にされます。曖昧な表現は伝わりにくいので、「自分の考えを述べる」ことに慣れておくと良いと思います。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 就職 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 日本の企業に就職活動をしました。長期留学であるため、数々の企業の春タームに参加できませんでした。東京サマーキャリアフォーラムに目いっぱい力入れました。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか ホテルや旅行の業界で活躍したいと考えておりますので、様々な文化に触れてきた異文化理解力が将来に活かせると思います。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学は、語学力を伸ばすだけでなく、自分の価値観や視野を大きく広げてくれる貴重な機会です。出発前は不安も多いかもしれませんが、完璧な準備ができなくても、現地に行ってから学べることがたくさんあります。大切なのは、分からないことをそのままにしない勇気と、周りの人に助けを求める姿勢です。 授業では積極的に発言し、自分の考えを相手に伝える練習をしておくと現地での学びが深まります。また、英語力はもちろん大切ですが、現地の文化や習慣を尊重し、異なる考え方を受け入れる柔軟さも必要です。 生活面では、現地で手に入るものも多いので、荷物を増やしすぎないことをおすすめします。必要なものがあれば現地の人や友人に聞いてみるのも一つの方法です。知らない土地では小さな失敗も多いですが、それも含めて貴重な経験になります。
月次報告書6月分
最後の時間 
時間が過ぎるのは本当にあっという間でした。この報告書を作成している現在は帰国してから数日が経っていますが、9ヶ月もあった留学がもう終わってしまったことにいまだに実感を持てずにいます。 【旅行】 キール大学のセメスターは6月13日までだったのでそこまで寮を契約していましたが、授業自体はもう先月の前半からありませんでした。時間があるうちにできるだけヨーロッパを回りたいということで、6月は5泊のギリシャ旅行に行きました。イギリスはこの時期でも長袖を着ていられるほどの気温でしたが、ギリシャは毎日快晴で、30度を超していました。これまで旅行してきたどの国よりも異世界感があってとても気に入りましたが、サントリーニ島に行った時あまりにも日差しが強くて、頭痛と熱中症のような気持ち悪さがありました。涼しいところから急に暑いところへ旅行したので、体が慣れなかったのだと思います。また、周りが白い建物ばかりだったというのもあるかと思いますが、ギリシャを含む日差しの強い国を観光する際はサングラス装着が必須であることを学びました。 ギリシャでは他にも様々な場所へ行きましたが、全体的に強く思ったことは、「もっとギリシャについて知っておけばよかった」ということです。ギリシャは長い歴史があるだけに、博物館や遺跡に行く際は歴史や知識を頭に入れておくことで何倍も楽しむことができたと思います。私にはほぼ知識がありませんでしたが、一緒に行った友達がギリシャの歴史や神話に詳しかったので、観光がとても楽しいものになりました。 現在は学生なのでお金にはあまり余裕がありませんが、将来たくさん貯金してまた世界のいろいろな国をゆっくり旅できたらなと思っています。 【就活】 旅行や帰国の準備に追われていた影響で、最近は面接対策や適性検査対策などが疎かになってしまっていました。早く就活を終わらせたいので、できるだけ早急に対策を再開したいと思っています。 【帰国】 帰国の前日に、記念に大学の看板の前で写真を撮りました。 帰国当日は、最近とても仲良くしてくれているイギリス人の友人がフライトの時間にかなり余裕を持って、車で空港まで送ってくれました。正直、電車で空港まで行くのは荷物の重さ的に厳しかったのと、タクシーは荷物量が多くてとても高くなりそうだったため、寮から車で送ってもらえて本当に助かりました。 フライトは、行きと同じドーハ乗り継ぎで、フライト時間は合わせて約17時間でした。相変わらず席はとても狭かったのですが、サービスは良く快適に過ごして無事に帰国することができました。ロストバゲージはなく安心していましたが、大きいスーツケースのキャスターは一つ失くなっていました。
2025-05
月次報告書5月分
残り少ない時間 旅の続き
月次報告書5月分
イギリス留学8〜9ヶ月目
【授業】 今月は授業といっても形式的なものしかありませんでした。一応全て出席しましたが、学生も先生も基本的に最終課題のことで頭がいっぱいのように見えました。私も2000語のプレゼン資料を作る課題には1ヶ月ほど前から苦戦していたのですが、提出期限3日前ほどでようやく終わらせることができ、課題の檻からは解放されました。全ての最終課題が終わった時、頑張って良かったなと思えました。 【旅行】 授業と課題が終わってから帰国までの間で、できるだけ多くの場所に行こうと考えています。この報告書を書いている現在は旅行で大忙しです。 私は、せっかくイギリス留学に来たからにはイギリスを構成する4つの国には必ず訪れるべきだなと以前から考えていました。昨年12月にスコットランドには行けたのですが、ウェールズと北アイルランドに行くのは先延ばしになってしまっており、気づいたら一緒に行ける友達が1人もいませんでした。そこで、イギリス国内だし思い切って1人で旅行しようと考え、1泊ずつ、2回の1人旅行に行ってきました。基本的に1人でいることが好きなので旅行で寂しくなったりすることはなく、むしろ自分の好きなタイミングでお土産を見たり、ゆっくり散歩したり、お酒を飲んだりして本当に満足できる旅になりました。日本に帰国後も時々1人旅をしてみようかなと思える経験でした。 月の後半にはドイツ旅行がありました。去年の11月にドイツを一度訪れているのですが、あの時は体調が悪かったし、とても忙しいスケジュールだったので今回でゆっくりミュンヘンを楽しむことができ良かったです。5日間の滞在中、毎日ビールを飲みました。日本にいた時はビールが嫌いでしたが、ドイツでビールの本当の美味しさに気づきつつあります。お酒が好きな人でドイツ旅行の予定がある人には、ぜひビールを飲み比べてもらいたいです。 【就活】 4月ごろから本格的に就活をスタートさせ、何社か落ちている会社はありますが、選考を進められているところもいくつかあります。留学中に就活を終わらせることはできませんでしたが、それでも少しでも進展させることができて良かったと思っています。
2025-04
月次報告書4月分
旅 そして新たな出会い
4月のイースター休暇は三週間あり、最初の週は台湾出身の友人や、キール大学で知り合った日本人の友人たちと一緒にロンドン旅行を楽しみました。滞在先はAirbnbで借りたフラットで、共同で簡単な朝食を作ったり、夜にその日の出来事を語り合ったりと、にぎやかで心温まる時間を過ごしました。大英博物館、帝国戦争博物館、自然史博物館などを巡り、それぞれの展示から多くを学ぶことができました。中でも帝国戦争博物館では、展示の臨場感と資料の重みが印象に残っています。ミュージカルは『レ・ミゼラブル』を観賞し、登場人物たちの感情の深さと迫力ある演出に非常に感動しました。 また、ロンドン塔やロンドン・アイ、ビッグ・ベンといった観光名所も訪れ、写真を撮ったり歴史に触れたりと、充実した毎日でした。4月最後の週は大学での授業がすべてストライキの影響でキャンセルになり、突然の休講には驚きましたが、その分、旅の振り返りや課題の整理に集中できました。ロンドンでは春らしい穏やかな気候が続き、日中は薄手のコートで快適に過ごせました。携帯電話の地図アプリや翻訳アプリも大活躍し、異国での移動や会話に不安を感じることなく旅を楽しめました。友人たちとのこの旅は、語学力や異文化理解だけでなく、人生の大切な思い出として、私の中に深く刻まれています。
月次報告書4月分
イギリス留学7〜8ヶ月目
【授業】 今月は月の初めの週と終わりの週にしか授業がありませんでした。4月最終週の授業はほぼラップアップのような感じで気軽に受ける事ができますが、その代わりに、5月頭には全モジュールの最終課題の締め切りがあるので、休みの間、空いている時間でそれらに取り組む必要がありました。いくつかの課題は数日で終わらせられたのですが、2000語の資料を作る課題がどうしても思うように進まず、イースター休みの終わり頃はその内容を考えるのに悪戦苦闘していました。 最近になってやっと時間管理能力が身についてきたと思うのですが、これまで散々課題を後回しにしてきたので、そのツケが回ってきて今とても忙しいです。後回しは禁物だと改めて強く感じた1ヶ月でした。 【生活】 今月は、月のほとんどがイースター休みでした。日本ではイースターというイベントはあまり馴染みがなかったので、イギリスで4月を過ごしてどんな習慣があるのか、実際に体験して学ぶことができました。日本でも有名なのはウサギとイースターエッグだと思います。イギリスではどんなお店も4月の初め頃から大量にウサギのつけ耳やチョコレートエッグを店頭に並べており、可愛らしい雰囲気になっていました。田舎にある私の大学の小さいco-opでも子供がつけるようなウサギのつけ耳が置かれており、それを発見した時は周りに大学生しかいないのに誰がつけるんだろうと思ってしまいました。スーパーなどではパンのコーナーに、ドライフルーツが入っていて十字架をかたどった模様がついているクロスバンズが並べられていました。イベントの力の入れように、日本のハロウィンやクリスマスのような雰囲気を感じました。 【旅行】 前期と比べると小規模なものになるのですが、今月は1泊2日でオックスフォードとコッツウォルズに旅行に行ってきました。イングランドの色々な有名な土地に足を運ぶ事ができて嬉しいし、自然や古い建物が多くて癒されました。オックスフォードではハリーポッターのロケ地であるクライストチャーチやボドリアン図書館に行きました。本物のオックスフォード生を目の前にして気後れしました。コッツウォルズは田舎で公共交通機関があまりないので、友達と1日のツアーに参加しました。7箇所ほどの村やおすすめスポットをまわり、どこも緑や空気がとても綺麗だったので清々しい気持ちになりました。特にMinster LovellとLower Slaughterという場所がお気に入りです。 【就活】 先月就活支援セミナーに参加してから、担当のエージェントと週1回ほど面談を行いながら就活を進めています。以前までの就活と比べると圧倒的なスピードで物事が進んでいて驚きつつも心強いですが、私は面接に自信がないので今後選考が進んでいった時に躓いてしまいそうで不安です。 日本から来た同じ留学生の友達やエージェントにアドバイスももらいながら、少しずつ着実に進めていければと思います。
2025-03
月次報告書3月分
春の訪れ
イギリスでの留学生活も春を迎え、少しずつ暖かくなってきました。日本と異なり、春になって日々の日照時間がだんだんと長くなり、夜の7時でも外が明るい季節がやってきました。 私は大学の寮に住んでいて、共用のキッチンで料理をするのが日課です。イースターが近づくにつれ、街にはホットクロスバンやカラフルなチョコレートエッグが並び、春の訪れを実感しています。桜や水仙が咲き誇る道を歩くのはとても気持ちが良いです。授業はグループワークが中心で、現地の学生と意見を交わすことで多くを学んでいますが、4月は中間課題が重なり、心の余裕がなくなることもしばしばです。本当はイースター休暇中に友人ロンドンへ旅行する計画を立てていて、その楽しみが勉強の励みにもなっているのですが、課題の提出期限が休暇直前まで続くため、遊びたい気持ちと現実の重圧との間で葛藤しています。週末は近くのカフェで課題を進めたり、美術館に行ってリフレッシュしたりしています。気候はまだ肌寒く、上着は欠かせませんが、時折差し込む日差しに春の希望を感じています。携異国の地で出会った友人たちと助け合いながら過ごすこの留学生活は、大変ながらもかけがえのない経験になっています。
月次報告書3月分
イギリス留学6〜7ヶ月目
留学7ヶ月目にして、なんとなくリスニング力がついてきたような気がしてきました。以前は店員さんや先生が何を言っているか聞き取れなかったり、クラスメイトとの会話が全然続かなくて辛かったのですが、最近はスラスラやりとりし、クラスメイトとは雑談で盛り上がり、生活が楽しくなりました。先月と比べ、英語話者との会話量がかなり増えたのがリスニング力向上の要因だと思うので、帰国するまでさらに英語でのやりとりを増やせるようにしていこうと思っています。 【授業】 学期も終盤です。多くの授業では最終レポートについての説明があり、私のとっているロシア語の授業はWeek 8から隔週でテストが始まりました。前期と比較すると圧倒的に課題の量や難易度が増していますが、後期にはイースター休暇と春休みがあるので、空いている時間をうまく活用して、最後まで乗り切ろうと思います。 【生活】 3月の下旬から4月頭にかけて、大学にある桜が少しずつ開花してきました。今が一番のみごろで、学生以外の人もたくさん桜を見に大学を訪れています。先日は英国日本大使がキール大学まで来て、桜を鑑賞していきました。気候も暖かくなり、キャンパス全体が活気付いてきています。 2月から、かなり寮の汚さや不便さが目立ってきていたので、少人数で築年数の浅い寮に引っ越しをしました。引越しの時は日本人の友達が手伝ってくれ、多くの荷物を数時間で運ぶことができました。移動後の寮は以前よりかなり住みやすいです。部屋のグレードを上げたので寮費は少し増えてしまいましたが、キッチンに多くの自分用のスペースがあることや、建物全体に清掃が行き届いていて気分的に快適であることにより、生活のクオリティがとても上がったように思います。幸運なことに、フラットメイトが気さくで話しやすい人だったので、自分たちの国の違いについて話したり、お互いの国の料理を一緒に分けたりして良い経験ができています。 【就活】 去年の11月、ボストンキャリアフォーラムに参加し、全く成果が得られなかったので現実逃避するように就活から目を逸らしていたのですが、3月中にあった【留学×就活】支援セミナーに参加して、もう一度就活にも力を入れようと思い直しました。セミナーで、大学側から新卒エージェントを紹介してもらうことができたので、今はそのエージェントと1週間に1回ほどのペースでzoomを行い、自分の就活の方向性を決めたり、履歴書を書いたりするのをサポートしてもらっています。わからないこともしっかり質問できるのでとても心強いです。今は、留学が終わる前に少しでも就活を終わりに近づけられるよう意気込んでいます。
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