報告書一覧
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2025-11
月次報告書11月分
夢が叶った11月
11月は何といっても死者の日が1番の思い出になりました。Plaza PatriaでCalaverandiaというイベントがありました。大きい公園一帯が死者の日のテーマパークのようになっていて、ずっと夢だった「メキシコの死者の日を生で見る」が叶いとても幸せで感動しました。メキシコ人が死者を大切にしている様子を実際目の当たりにして、今年の3月に亡くなった自分の祖父を思い出し、その場で涙が止まらなくなりました。その様子を見たメキシコ人の友達が「あなたがおじいちゃんをこうやって思い出せば、彼の魂は消えないでずっとそばにいるんだよ」と抱きしめられ、もっと泣きたくなりました!でも、日本では人の死に対して悲しい気持ちが大きかったですが、メキシコ人の亡くなった人への考え方や迎え方などを実際に見てすごく素敵な文化だなと心から思いました。今度は絶対にオアハカやミチョアカンでの死者の日を見にメキシコに戻ってきたいです。 生活面で11月は先月のカオスなハプニングだらけの生活に比べとっても平和でした。停電や水道が止まることがなくありがたかったです。でも11月に入ってから朝と夜が寒すぎます!ここまで日中との気温差がすごいと予想していなかったので、日本からあまり長袖やあったかい系のものを持ってこなかったことを後悔しています。Walmartでもっこもこのパジャマと靴下を速攻で買い毎日お世話になっています。日本からある程度持ってくることをおすすめします。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書11月分
寒さを感じた11月
【滞在先】 11月に入り、より寒さが増したと思います。シャワーも冷たく感じてきました。ホストファミリーにシャワーの件を相談したところ快くシャワーの温度調節をしに来てくれたため今では暖かいシャワーを浴びれています。また、水圧も弱かったので、水圧の方も強くしてくれたためとても心地よいシャワー時間を堪能できています。メキシコに来てからですが、体力の消耗を日本にいた時よりも強く感じます。最初はメキシコにまだ体が慣れていないからだと思っていましたが11月になった今でも感じるため、ほぼ毎日お昼寝をしています。家のソファーが心地よくいい昼寝スポットになっています。もう近所のお店についても詳しくなり、少しですが愛着がわきました。あと一か月ちょっとで帰るということを考えるととてもさみしい気持ちになります。悔いを残さぬよう残りの時間は充実した日々を送りたいと思います。 【大学】 未だに納得できないことは、授業に30分ほど遅れてくる先生がいたり、授業時間始まってから急行にする先生がいるということです。日本の常識では考えられないので、メキシコの割と当たり前なこの遅刻・キャンセルにはまだ慣れません。ですが、やはり発言や質問が飛び交うクラスはとても新鮮で楽しいと感じます。先生と生徒のやり取りはみんなの考えを知ることができ、またそこから自分の意見を引き出すことができるため日本で授業を受けている時よりも学んでいるのを強く感じられます。 【休みの日】 11月は死者の日がありました。私は家をシェアしている友達とGuanajuatoに旅行しました。一日目は、夜のパレードを楽しみました。町中の歩いている人がCatrinaのメイクをしていてにぎやかでした。またそんな中パレードでは死者の日のデザインの者だけでなく先住民の衣装や音楽を似て聞いたり楽しむことができました。夜中ではEstudiantinaという伝統的な学生服を着た音楽団と一緒にGuanajuatoの街を練り歩きながらマリアッチの曲を歌ったり、曲に合わせて踊ったりしました。途中で寸劇が始まり、ロマンスとコメディを合わせた感じで笑い溢れるツアーイベントでした。練り歩いていく中でいろんな建物の伝説や噂話を教えてもらえたり、飴のプレゼントももらえたので得るものが多かった一日でした。二日目は街探検メインの日でした。街の道路には死者の日の芸術的なTapeteが作られており町全体が美術館のようでした。GuanajuatoのPanteónに入ったり、ミイラ博物館に行き本物のミイラを見ました。夜はピピラの丘に登り、町全体の夜景を見渡すことができました。とってもきれいでロマンチックな場所でした。また将来訪れたい場所です。 別の日には日帰りでTequilaに行きました。バスのツアーに申し込み30分ほどで到着しました。ツアーのおじさまが、快く案内してくださり楽しそうにお酒のテキーラができる仕組みを教えてくださいました。テキーラの歴史やテキーラに使われるアガベについての解説はとても興味深かったです。 【課外活動】 日本語学校のボランティアに参加しました。学生の発表を聞いたり、意見交換や会話をしました。また、日本語学校で開催された祭りにも参加し、そこでは日本の剣道について興味を示しているメキシコ人をたくさん見ました。祭りの会場には、豚汁やお団子たこ焼きなどあり、すべて本場の味でとてもおいしかったです。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-10
月次報告書10月分
10月報告 乾季に突入
10月で少し秋らしくなるかと思えば、朝晩は肌寒く昼間はまだ真夏のような暑さです。 寒気に入ったのか、元々の乾燥した気候がさらに増した気がします。 留学の半分がようやく終わった気がします。 〜食事〜 初めてシチューを作りました。メキシコでルゥを見かけないため、小麦粉とバターを使って作りました。 日本では家族が食事を用意してくれていたため、自分で作れたことに感動しました。しばらく毎日一食はシチューを作るようになり、2Lの牛乳が1週間になくなっていきました。 初めてメキシコで朝マックを食べました。メキシコにしかないメニューやソースがあり、とても新鮮でしたが、日本と同じセットでも400円ほどメキシコの方が高かったです。 〜クラス〜 急に先生方の都合で休校になる日が増えました。中には一ヶ月間休みになった授業もありました。 プレゼンの準備や課題が終わらず、夜必死に課題に取り組んでいると、休講の連絡メールが来るときはとても生きた心地がします。 〜週末〜 今月も週末はほとんど出かけていました。 初めて、メキシコ人の友人と日本人の友人と一緒にオペラ座の怪人のミュージカルを見にいきました。 場所は、グアダラハラの中心街の中で最も古く歴史があるところと聞いていて、大きな劇場を想像していましたが、実際は想像よりも狭く窮屈に感じるような空間でした。しかし、火柱を出したり、雪を会場に降らせたりと小さな会場だからこそ演者さんとも距離が近く日本では味わえない経験ができました。会場に入る前にポップコーンが売られていたことには驚きました。 今月は死者の日にまつわるイベントにも参加できました。 パン屋さんやスーパーには死者のパンが売られ、街にはマリーゴールドの植木鉢や飾りが売られはじめ街中がさらに華やかになった気がします。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書10月分
息抜き満載の月
【滞在先】 ある公園で開かれていた市場にメキシコ人と日本人のお友達と行き、そこには遊園地にあるようなアトラクションがありました。その次の日に体調崩していまい、その数日後に手足に発疹が出ました。今グアダラハラでは、麻疹が流行っているとのことだったので麻疹なのではないかと不安でしたが、病院に行くと幸い違うウイルスで危険性も少ないものだったので不幸中の幸いでした。日本とは異なり、アトラクションを清潔に保っていなかったり、安全装置がちゃんとしていないものもあったりするので、ホストファミリーには怒られました。私も危機管理を怠っていました。反省しています。また、休講になった授業が多く、今月は家にいる日が多かったなと感じました。またそのおかげで自分と向き合う時間ができました。大学三年生というタイミングで留学をしているということもあり、こちらで就活をしなければならず、そして自分はこの留学を通して何を習得したいのか改めて考えさせられました。今滞在しているおうちに暮らし始めて、もう3ヶ月とあっという間に時間が過ぎました。洗濯機やトイレ掃除など家事は人並みにできるようになり、実家暮らしだったときよりも自立できてきていることを実感しています。自炊の面では、いろんな料理にチャレンジしており料理をすることの楽しさを覚え、今後趣味にできたらいいなと考えています。 【気候】 今月に入って、雨季が終わり乾期に入りました。朝と夜は寒く、日中はとても暖かいので寒暖差をすごく感じています。また、気温差が激しいので着るものに困っている毎日を送っています。 【通学・クラス】 今月は授業が少なく、欠席も多かったので学べたことが少なかったです。今ある授業の最終課題のテーマをき設定し、この課題を通してどういったことを掘り下げて調べたいのかを考えている途中です。この授業は難しく、課題が重い授業なのでとても緊張しています。良い結果が出せるよう時間をかけて成し遂げたいと思います。 【休みの日】 グアダラハラにはFiesta de Octubreというお祭りがあります。このお祭りは10月中ずっと開催されており、有名なアーティストのライブも行われるためとても人気です。私も、Moratというアーティストのライブに参加する予定でしたが体調不良のため参加できませんでした。また、10月の初めにはたくさんのことをしました。まず、ホストファミリーが新しい車を買うということだったのでお店に同行しました。彼らはHONDAが大好きなので、もちろんHONDAで購入したのですが、初めてメキシコのHONDAに入り驚いたのは車の大きさでした。日本よりも大きくテンションが上がりました。別日には、Sapopan centroという場所に行き、きれいな町並みを堪能しました。また、11月にDís de Muertosのイベントがあるので、スターバックスで特別デザインのボトルを購入しました。店員さんが、日本語を話してくれたりなど親近感を持って接してくれたのがとても嬉しかったです。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書10月分
充実10月!!
10月は体調が悪くなることもなく元気に過ごすことができました。9月までは雨季の影響で夜になると毎日のように雨が降っていましたが、最近は毎日いい天気で雨が降ることがなく快適です。でも朝と夜は寒く空気がとても乾燥しているので朝起きると毎日のどがイガイガします。 10月は友達と弾丸グアナファト旅行にいきました。グアダラハラからバスで4時間半で着きました。着いてびっくりしたのは道が本当に狭くて歩行者と車がいつもギリギリだったことです。グアナファトは観光するのにたくさん歩く必要があったので大変でした。でも街がとてもカラフルでグアダラハラとはまた違う素敵な雰囲気だったので外を見ているだけで楽しかったです。 1日目はグアナファトの中心街を散策して夕方に街を一望できるピピラの丘に行きました。2日目は朝にMercado Hidalgoに行き、昼からはミイラ博物館とMuseo Alhóndiga de Granditasをハシゴしました。本物のミイラや人骨を大量に見て驚愕しましたがミイラ博物館が1番面白かったです。3日目はBocamina San Ramónという炭鉱に行き実際に炭鉱の中に入ったり先住民がどのように炭鉱で働いていたのかなどの歴史を教えてもらいました。その後、Museo Casa del Purgatorioに行きました。そこでは昔どのような処刑方法がされていたのか実際の器具がたくさん展示されていました。残酷なものばかりで心が痛かったです。でも歴史を知るためのいい経験でした。グアナファトは炭鉱の街なので車が通るトンネルが炭鉱の中に掘られていたり、炭鉱で働く男性たちがよく食べていたものが現地のローカルなご飯になっていたり学びが多い良い旅でした。 生活面では、家で2日に1回、ひどいときは毎日のように停電してしまい本当に大変でした。さらに最悪なことに丸2日間水道が止まりそれに停電も重なったのでほとんど何もできなかったです。水、電気なしのろうそくだけの生活もルームメイトたちのおかげで、もはやそれはそれで楽しかったです。この生活で電気と水道が当たり前に毎日安定して使える日本の生活へのありがたみを感じました。 11月も頻繁に起こるハプニングに負けず楽しく生きたいです!
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-09
メキシコに来て二ヶ月が経ちました。すでに時の流れの早さを感じています。 今月は私の生活について詳しく書こうと思います。 ・滞在先 私はKUISに留学していた友人の紹介で、日本人の友人と一軒家に暮らしています。 大学まで徒歩15分で治安も良いところだと思います。家を紹介してくれた友人家族 (以下「ホストファミリー」)も徒歩圏内に住んでいるため、とても助けてもらっています。 ・食事 朝は自炊、昼と夜は自炊より外食が多かったです。自炊の場合、よく野菜スープとパスタを茹でて食べていました。3キロのパスタを1ヶ月の間に2人で消費しました。家ではイタリア料理に助けられ、外ではホストファミリーにメキシコ料理店に連れて行ってもらっています。 ・クラス まだまだ現地の先生が何をおっしゃっているのか理解できていません。 とにかく聞こえた単語を調べての繰り返しです。しかし、スライドを使って授業をしてくださる先生が多いため、単語から連想してこんなことを話しているのかと考えています。週に2回、朝8時から始まる授業があるため起きることが課題になっています。 ・週末 週末は必ず出かけていました。ホストファミリーと一緒に車で市場やビュッフェ、メキシコ人の友人と複数人でショッピングモールへ行きました。モールには日本のアニメやフィギアのお店があり、偶然そこで映画「鬼滅の刃」のメキシコ版声優さんのイベントがやっていました。周りにはキャラクターのコスプレをした人がたくさんいて、日本のものが世界で人気な光景を目の当たりにできてとても嬉しかったです。 ・衣服 汚れが目立たないように黒や色の濃い服を中心に持ってきました。汚れが見えないのはいいのですが、周りの生徒は明るい色の服を着ているので、2、3着持ってくればよかったと思っています。9月は半袖とデニムのボトムスで過ごしていました。 ・その他 週に4日連続で夜に雷雨が続いた日がありました。何度も停電と復帰を繰り返しましたが、1度、家に水が入り家のほぼ半分の面積が浸水しました。原因は排水溝がうまく作動しなかったことでした。夜中の11時にホストファミリーと一緒に水をかき出しました。1周回って大規模な床の水拭きができたと思えたのでよかったです。夜の中駆けつけてくれたファミリーに感謝です。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書9月分
慣れてきたメキシコ生活
二か月目に突入し、ホームシックもなくなってきてメキシコの生活も楽しむことができるようになってきました。家を貸してくれている友人のお母さんがよく家に招いて下さり、メキシコで簡単に作ることができる家庭料理を教えてくれださったり車でいろんな場所に連れ出してくれました。そのためメキシコに来た頃よりもお母さんともっと仲良くなり引きこもりにならずに済んでいます。どこかに遊びに行く際、いつもはメキシコ人のお友達から声をかけてくれていました。しかし、今月は勇気を出して自分から遊びに誘ってみました。友人は皆優しく、快く誘いを受け入れてくれました。グアダラハラ・セントロの近くにある日本食店に行きたこ焼きを食べました。友人は初めてのたこ焼きで、気に入ってくれるか不安でしたが「すごくおいしいよ!」と喜んでくれたのでとても嬉しかったです。私も日本のたこ焼きの味がするか不安でしたが、店主が日本の方だったということもあり本場の味を楽しむことができました。今月は他にも沢山の体験ができました。クラス内で課外活動があり、Hospicio Cabañas という美術館に初めて行きました。そこは元孤児院の建物であり、歴史が深い場所です。入館してすぐに綺麗な絵画が広がり、またほかにも沢山の作品が並べられていました。私たちの大学ではあまり触れられない歴史の一面を知ることができた貴重な機会でした。今月初めて食べたメキシコ料理の中で一番好きだったのはMole negroでした!La gordaというレストランで食べました。Moleを食べたことがある日本人の友達は苦手という人が多かったので不安だったのですが、とってもおいしかったです。Mole negroは鶏肉などのお肉の上にのせて食べるのが一般的な食べ方らしいです。ここのお肉は柔らかく甘辛なmoleとよく合いました。また近いうちに食べに行きたいです。9月といえば、独立記念日です!私は残念ながらセントロに言って直接パレードを見ることはできませんでした。ですが、友達と友達の親戚と集まりバーベキューを楽しみ夜ライブ配信でグリートができたので念願のVIVA MEXICOができました。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書9月分
Viva México
今月は月初めに扁桃炎にかかり、39度台の熱と頭痛、喉の痛みと1週間戦いました。限界を迎え、いつも良くしてくれる近所の八百屋のおばちゃんが紹介してくれた診察もしてくれる薬局に行き、診察を受け薬をもらいました。スペイン語で自分の症状を正確に伝えることに苦戦しましたが、英語も話せる先生でとても優しくて安心できました。日本の湿気のある空気からメキシコの乾燥した空気の中での生活に変わったことや慣れない土地での生活からのストレスで免疫が落ちていたことが1番の原因だろうとのことで体調は最悪だったものの、それも含めてWelcome to Mexicoだね!と先生が笑い飛ばしてくれて気持ちが楽になりました。メキシコの薬はどれも錠剤が大きすぎて飲み込むのが大変な上に効き目が強烈でびっくりしましたが、体調はすぐに良くなり元気になれたので良かったです。 体調が復活してからは楽しいこと続きでした。9月16日はメキシコの独立記念日で9月のイベントで1番楽しみにしていました。前夜の15日にグアダラハラのセントロにたくさんの人が集まり、花火を見たりViva México!!とみんなで叫ぶ場に居れたことがとても嬉しかったです。メキシコ人の愛国心の強さが1番見えた経験でした。 そして9月26日から4日間同じハリスコ州内にあるPuerto Vallartaに旅行に行きました。グアダラハラからバスで4時間ほどで着く海の街です。海がすぐ近くにある場所で育ったので久しぶりに海を感じることができて幸せでした。今まで見た中で1番青くて綺麗な海で泳いだり、船に乗って色んなビーチに行き奥地にある滝に打たれたり、美味しい海鮮料理を食べたりととても充実した旅行でした。日本に帰る前にもう1回行きたいです。 生活面としては、雨季のためほとんど毎日夜になると雨が降っていました。大雨の日の後は必ずと言っていいほど家で停電が起きたり水道が止まったりして大変でした。とても不便でしたがルームメイトたちと協力してなんとか乗り越えたのでルームメイトたちがいて良かったなと思います。授業は、内容がどんどん本格的になり付いていくのがとにかく大変です。聞いたことのないアカデミックな単語やメキシコ特有の言い方など分からないことは都度調べたり、先生やクラスのメキシコ人のクラスメイトに聞きまくっています。みんな本当に優しくてありがたいです。来月も引き続き学校生活や休日を充実させて楽しい月にしたいです。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
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