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プロフィール
Jajaja祭り
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学先
メキシコ合衆国
/
UNIVERSIDAD DE MONTERREY
留学期間
2023-08-01 ~ 2024-05-31
留学種別
交換
1~10件目 / 11件中
2024-05
留学成果報告書5月分
留学 総合振り返り
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1969年 ・学生数 16,000人 ・設置学部 建築学部、アート&デザイン学部、健康科学部、法律&社会科学部、教育&人文学部、工学&技術学部、経営学部 ・その他 付属高校 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 経営学部 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など ほとんどの所属学部の授業、留学生向けに開かれている授業など ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 経営学部、他学部の授業は受けることができない。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 とてもモダンでとても綺麗な建物と自然が調和しているとても広い大学 留学生は毎学期100〜200人ほど入ると思う。日本人は神田外語大学からの学生しかいなかった。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 課題はKUISと同じくらいで、特に大変なことはない。違いがあるとすれば、1学期間に合計3回の定期テストがあるので、その期間はとても忙しくなることを覚悟していてもらいたい。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか DIPIという留学生のみならず学生全般をサポートする相談センターがあり、わからないことや助けて欲しいことはなんでも聞くことができる。スペイン語か英語での対応が受けられる。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) オリエンテーションは各学期ある。合計3日間で初日は交流会と学内説明、2日目はキャンパスツアー、3日目はシティツアー。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 履修は授業開始前の1週間から、授業開始後1週間が目安。授業変更がしたい場合はDIPIにメールをするか、直接相談に行くのが良いい。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 大学生活の中で1つ大きなチャレンジがしてみたかった。 (2) 留学先を選んだ理由 直感で決めた部分が多い。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 忙しいスケジュールの中で勉強習慣を作ること (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 留学の出願手続き、大学の単位取得や荷造りなどのような誰もがしなければいけないこと (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) オリエンテーションや、学内イベント、クラス、友達の紹介など (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 授業の感想は学ぶことは言語が違うだけで基本的には同じだと感じた。違いと言えば、授業の雰囲気だ。もっと教授と学生同士との距離感は近いように感じた。少人数クラスで学生1人1人の発言回数が多いのが特徴だ。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 学内のジムの利用、留学生サポート団体によるイベントへの参加 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 授業外で学んだことは、自分が体験するもの全てが学びだった。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 人生初の一人暮らしをやり切った。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 今後も、自分の興味のあることはとことん突き詰めて学習していきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 出願過程において自分が全ての責任を背負っていることを自覚し、積極的に不明な点は洗い出して潰していくこと。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 必要書類を準備すれば、電話で大使館に予約するのみ。申請したその日には発行できた。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) ウェブサイト (4) 渡航したルート 国際線でメキシコシティまで行き、国内線に乗り換えモンテレイへいく。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) ウーバーを呼んだ。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) フェイスブックで、アパートを貸し出ししている人たちにコンタクトをとった。やりとりをしながら見つけた。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 月に1度手渡し (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) お米が食べたい人は3コインズなどで、電子レンジでお米が炊ける炊飯器はマストでもっていくと便利。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) クレジットカードを主に利用していた。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) SIMカードを空港のOXXOで購入しデータもそこで購入した。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 特に違いはなし。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 病院にかかったことない。 (5) 日本から持っていくべきもの 常備薬 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 危険はない。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 1日3食自炊、たまに外食をしていた。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) インターネット、友達 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 挨拶はしっかりしよう。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 就職 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 特になし (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 適応能力と柔軟性を活かして、楽しく進路に向き合っていきたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学の目的を明確にして、計画を留学の前に必ず立ててください。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD DE MONTERREY
Jajaja祭り
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
月次報告書5月分
留学10ヶ月目
最終月もいつも通りにのんびり過ごすことができた。 この月とても嬉しかった出来事は、学校の帰り道に地元の同年代の4人組と友達になったことだ。歩いてると気さくに話しかけてくれて、すぐに打ち解けることができた。日本人を見る機会は彼らにはあまりなく、珍しかったのか、大量の質問攻めにあったがとても楽しい時間を過ごした。帰り際には、モンテレイを代表するサッカーチームの Tigre のユニフォームをプレゼントしてもらった。とても暖かかった。 他にも今月は自分の誕生日に合わせて、カンクン旅行へ行った。ここはメキシコ一番のビーチがある場所で留学前からずっと行きたいと考えたところだ。そんな場所で誕生日を過ごせたのはとても幸せだった。マリンアクティビティも初めてトライしたものが多かった。例えば、シュノーケリングやウミガメ観察、ヒトデなどの海洋生物を発見したりとてもワクワクした。初めの水深の深い水域でゴーグルをつけて潜ったのは初めてだったので、海の底がとても遠くに見えていて1つの巨大な空間みたいでとても特別感を感じた。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD DE MONTERREY
Jajaja祭り
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-04
月次報告書4月分
留学9ヶ月目
今月は様々な変化のあった月だった。気候面ではさらに気温が上昇し、夏のような気候でとても過ごしやすい。 4月上旬に北アメリカ大陸横断皆既日食がありました。それに伴うイベントも大学のキャンパスでは行われ、大勢の学生が集まり天体望遠鏡なども用いながら盛大に観測した。月が太陽を覆うにつれてあたりが暗くなっていくのを見てとても感動した。 中旬には友達と往復8時間にも及ぶハイキングへ行き、全員がそれぞれ軽食や3Lの水などを持って行ったのにも関わらず、後半には全てを切らし脱水とエネルギー切れをしながら終わりのない険しい森を彷徨うかなり過酷な経験をした。その山は Pico Norte という山で Monterrey の中でも最も難易度の高い山と言われている。あれほどはっきりと体がエネルギーと水を欲してる感覚は感じたことがなく、やっとの思いで夕方ごろ下山完了し食べ物と水分を用意すると、水を得た魚のように食べ物にくらいつき大量のご飯を食した後、さらなるスナックとピザ1枚を1人でペロリと完食してしまった。少食の人はハイキングで枯渇してみることをお勧めする。そして人里に帰ってきた時のあの安心感は2度と忘れない。 さて、もう授業も終盤に差し掛かり、あと数日もすれば2学期間全ての留学中の授業が完了し、あと十数日もすれば帰国だ。4月に入ってからは、留学前によくしていたように、留学後にどのようなことをしていきたいかということをずっと考えている。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD DE MONTERREY
Jajaja祭り
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-03
月次報告書3月分
留学8ヶ月目
3月に入るととても気候が温暖になってきて、休日にはプールに行くことができるほどには暖かくなってきた。 カナダ人の留学生の友達がこんなに暖かい日は年に数日しかないと話しており、留学には言語や文化だけでなく、気候の違いも留学のとしてあるのだなと感じた。もちろん、日本とメキシコの間で気温差や気候の違いはあるが、基本的には夏は暑く冬になると寒くなると言う点ではほとんど同じなので、友達を通じて新たな角度からの発見があったことはとても印象に残っている。 日常はとても穏やかで、毎日同じことを淡々とこなしているような印象だ。ただ半年や1年間といった、短期の留学では日常にドラマがないほうが珍しいことなので、今はこの平穏な日々に充実感を見出しながら楽しんでいる。 Semana Santa の休暇には1週間テキサスに滞在する予定だ。暖かくなってきたのでビーチでのんびりくつろぎながら本でも読もうかと思う。まだ月の中盤だが後半ものんびり楽しく過ごせればいいなと思う。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD DE MONTERREY
Jajaja祭り
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-02
月次報告書2月分
留学7ヶ月目
今月、友達が誘拐されて人質に取られ命の代わりに多額の身代金を要求されてしまうというかなり重めの出来事があった。幸い最終的に友達は無事に助かることになるのだが、つい数日前に一緒に遊んでいた友人の身に起きた出来事だったため、その話を聞いた時はかなり危機感を覚えて今まで感じてこなかった、この国に住むことのリスクを再認識させられた。深夜のUberでの女性乗客を誘拐し殺害などの恐ろしいケースを頻繁に聞くので、自分の身は自分で守ると言う意味でも日常的にそのような機会は徹底的に避けていかなければならない。 生活面では、 Semana Santaや学期終了後の残りの滞在期間の旅行計画を立てるのが日々の楽しみだ。この学期は前学期と比べ、休暇が多めなので普段なかなか行けないところに行って見れるもの、見たいものを見尽くしてこようかと思う。 課外活動としては、学生団体の主催するイベントにはよく参加している。その中の一つは Alebrijeと呼ばれるメキシコを代表する工芸品を作成するというものだ。創造性と醜さが比例関係になっていて、私はあまり手作りをすることに関してセンスないなと感じた。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD DE MONTERREY
Jajaja祭り
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-01
月次報告書1月分
留学6ヶ月目
今月の月次報告書のタイトルである “6ヶ月目“ というワードを書いた途端、留学生活の折り返し地点を本当に過ぎたことを再認識して、留学シックになりながら執筆している。 今月は言語化をするのが難しい複雑な感情の多い1ヶ月だった。というのも、この月から、前半の5ヶ月間とは全く異なるアプローチで自分の目標に向けて生活を再構築しているからだ。12月から試運転を始めていき形が出来上がった状態で今月をスタートできたので、ベストは尽くせているのだがまだまだ全てのゴールを達成するには納得のいかないクオリティなので、試行錯誤が必要だ。 メンタル面での課題 学校も始まり忙しい生活の中でメンタルの調節は常に最優先の課題だ。日によって気分の上下がかなりあり、それをなるべく一定に高い水準で保つためにとても時間をかけた。朝から晩まで常に自分の気分を観察し、記録していくことで、その日の気分を構成する何かしらの裏付けがその前日や前々日に起きている、または行なっていることに気づいた。なのでその原因となる可能性があるものをなるべく生活の中から排除して、マインドフルネスなども実践することでこのメンタル面の課題に取り組んでいる。強い怒りや悲しみ、じわじわと湧き上がる腹立ちなどのマイナスで衝動的な感情のコントロールにもかなり力を入れている。深呼吸や出来事の背景、相手の感情などを落ち着いて見ることで、許しから得る自分の精神面での成長も実感している。 クラスに関してはとても楽しくやっている。現在履修しているクラスはグループワークがとても多いが、あまり難しいことはなく楽しく作業ができて毎回とても大好きな時間だ。とても良いチームワークで、休日もしばしば遊びに行ったりカフェでくつろいでいる。 体調面はあまりよくない。常に、倦怠感と頭痛、未だに咳が止まらない。大気汚染がかなりひどい地域なので、過度な野外活動によってダメージを受けてしまってるのかもしれない。外も冷え込み、かなり体調管理が難しい時期ではあるけどしっかる体も休める時にしっかり休んで来月も乗り切っていきたいと思う。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD DE MONTERREY
Jajaja祭り
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2023-12
月次報告書12月分
留学5ヶ月目
この1ヶ月の休暇はとても貴重で多くの発見がある時間だった。主なイベントとしては2つある。 1つ目は引っ越しだ。 今月私は引っ越しをした。この半年間住居に関してかなり不便を感じていて、初めから全く好きじゃない環境だった。留学出発の日に決まった家だったということもあり全ては自分の責任だ。半年の滞在で帰国した友達の家は同じ家賃なのに冗談抜きで4倍くらい広く、日のあたりの良い、清潔な最新家電に囲まれた家に住んでいてずっと憧れを抱いていた。前学期が終わったタイミングで、彼女に次は自分が入居できるように手筈を整えてもらい無事12月中旬に入居することができた。今までしばらくご無沙汰だったソファ、テレビ、電子レンジ、洗濯機、温かいシャワーなど全ての設備に涙の池を作りながら感動したことは一生忘れないだろう。今まで卵をフライパンで焼く際、底にこびりついて卵の3分の1ほどが犠牲になっていたが、新しい家では卵が羽生結弦のようにフライパンの上を滑っているのを見て愕然とした。同じスーパーの同じ卵が劇的ビフォーアフターを遂げた瞬間に立ち合い、文明に触れた猿のような衝撃が世界を震撼させた。メンタル状態も前と比べよくなり、住居環境とメンタルの相関を身をもって学べることができた。十分わかっていたつもりだったが、この経験を活かしこれからもさらにこだわっていこうと思う。 2つ目は旅行だ。 今月のうちの半分は旅行をしていて、先月の計画通りに遊び倒した1ヶ月となった。まず今月初めに、Puerto escondido と Oaxaca という地へ飛行機で行った。Puerto escondido は9月ごろからずっと行きたいと思っていた美しいビーチが有名な場所だ。12月とは思えないほど温暖な気候で、今年の夏は留学準備で行けなかったビーチでたくさん泳ぎ、疲れてはビーチ沿いのレストランでココナッツを飲みながらとてもゆっくり流れる時間を満喫した。全てのビーチを制覇して気付いたことは、視界に入る人たちはみんな笑顔で平和で、自分にとって心が1番落ち着く場所はビーチであったということだ。船に乗って海で泳ぐ生のイルカの群れや鯨を見て圧倒的存在感に腰を抜かした。亀の赤ちゃんを海へ帰す体験では、手のひらよりも小さなカメが力強く大自然に立ち向かう姿を見て、自分もさらなる大きなことに挑戦する勇気をもらった。この活動は種の生存と海洋環境の健全性に貢献することができることから、生態系保全の取り組みについても学習することができた。サーフィンができなかったのは心残りだが、それは次回に別のビーチを訪れた時のバケットリストとして楽しみにとっておこうと思う。 Oaxaca は打って変わって、とても寒いなというのが第一印象だった。Mercado Benito Juárez と Mercado 20 de Noviembre はとても大きな市場で、様々なOaxaca名産料理が楽しめるのだが中でも特に有名な Mole Oaxaqueño にはアレルギーのピーナッツが入っていてトライすることができなかったのが少し残念だった。街はどこかクリスマスの装飾もちらほら見えたのだが、日本と違ってメキシコではキリスト教色がもっと強いように感じた。Zócaloという広場ではイエス・キリストの降誕をモチーフにしたオブジェがあり、ベツレヘムの馬小屋を忠実に再現していた。Metropolitan Cathedral of Oaxacaでは宗教についての知識が浅かった私はカトリックとは、教会の役割とは、その他の宗派との違いについて知らなかったことをたくさん教えてもらった。大聖堂の中にある全ての絵画と彫刻の意味を聖書に書かれた出来事と紐付けながら説明してもらうことで、以前よりもキリスト教について興味が湧いた。別日にはツアーにも参加し、さらにOaxaca についての理解を深める機会を得ることができた。初めに訪れたのは、世界遺産“Monte Albán“という古典期のメソアメリカ地域における重要な文化的・都市的中心地の遺跡だ。古代オアシスカ文明の緻密に計算されて設計されたピラミッドなどの建築物や文明に圧倒された。他にもメキシコの代表的なお酒として有名なTequilaに並ぶOaxacaの名産酒のMezcal の養殖、製造過程を見学した。蒸留酒の製造にはたくさんの工程と時間がかかるだけでなく、手作業で行う工程も含まれておりそれらの膨大な手間と努力を風味と品質から感じた。さらに”Alebrije “という鮮やかに彩色された木彫りの工芸品や、伝統的な手作りの漆黒が美しい”Barro negro”を見て回った。Museum of Cultures of Oaxaca では先に述べた”Monte Albán“の古代オアシスカ文明の遺物などの関連品が展示されておりオアハカの歴史を知るにはとても有益な場所だった。Oaxacaは小さな街ではあったが、多くの見るものがあってとても良い場所だった。 今月下旬には、友達たちと2泊3日でキャビンに遊びに行った。Monterreyの隣の州であるCoahuilaに位置しており、山と森に囲まれてインターネットも全くない土地でみんなでゲームをしたりして過ごした。誘ってくれた友達の家族と親戚も一緒だったが、初めましてだった自分を快く迎えてくれてとても暖かかった。昼間は山道をドライブしながら写真をたくさんとったりし、夜はみんなでさまざまなゲームをして盛り上がった。初日の夜、煙突のつまりで暖炉から出る煙が排出されず部屋に煙が充満して全員死にかけたのはとてもいい思い出だ。年が明けた今でも咳が止まらない。しかし、普段なかなか来ない大自然で1人の時間を作ったりして自分を癒してあげることで今年1年分の疲労やストレスなどの余計なものがデトックスできたように感じた。 年末の12月31日には、年越しを盛大に行うためにMexico cityへ早朝から飛行機で飛んだ。大晦日に飛行機へ乗るのは初めてだったが自分と同様にこんな日に飛行機乗って出かける人が大勢いたこと、機長やフライトアテンダントも何も変わりはないように仕事をしているのを見て世界はうまく回っているなと不思議な気持ちになった。Mexico cityはトランジットで来たことがあるだけで観光は初めてだったので、メキシコの首都はどれだけ大きくて、どれだけ色々なものが見れるかとても興奮していた。毎年大晦日は同じメンバーの友達と過ごしていたので15時間先に年を越した友達に2023年の感謝を伝える電話をし擬似的に日本時間で年越しを共にすることができた。帰ってきたらまたみんなで集まって遊ぼうと約束もできたので何も思い残すことはない。その後当日バタバタしながらの到着だったがなんとか年越しのカウントダウンに間に合ってよかった。”The Angel of Indeoendence”と呼ばれるメキシコの独立を象徴する偉大なモニュメントの目の前で大勢の人とともに2024年を迎えた。年が変わると同時に花火が一斉に打ち上がり、多くの人も大きな手持ち花火を始め派手ながらも、メキシコ人の新年を祝う熱気に包まれながら感動も覚えた。 この月はクリスマスやなどの季節のイベントも盛りだくさんで、とても充実した月で1年を締めくくることができた。旅行後に生活リズムが乱れがちなのはこれからの反省点として、しっかりと受け止めなければならない。周りのサポートに改めて感謝しながら新年も楽しんでいきたいと思う。留学生活としては折り返し地点、1月はすぐに学校が始まるので12月にたくさん遊んだ分、切り替えてまた勉強も頑張っていく予定だ。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD DE MONTERREY
Jajaja祭り
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2023-11
月次報告書11月分
留学4ヶ月目
今月は Guanajuato 旅行から始まった。というのも、11月の1〜2日は“死者の日“という故人を偲ぶ祝祭がメキシコ各地で行われるのに加え、Guadalajara に留学中の日本人の友達に久しぶりに会えるとのことで、僕は今月の頭から Guanajuato へ飛んだ。留学前に彼らとは、メキシコのどこかで会おうと約束をしていたため、このようなメキシコの大きなイベントのタイミングで再会を果たすことができてとても嬉しかった。Guanajuato 自体も昔からかなり思い入れがあって実際に歩きながら、いい意味で想像とのギャップに心を踊らされた。驚くべきことは、旅行中に Monterrey 大学の留学生の友人を合計6,7人ほど見かけたことだ。飛行機でくる距離の場所なので、学校や自宅周辺以外で彼らを見かけるのはとても不思議な感覚だった。たまたま会った友達のうちの1人と、2日目に一緒に弾丸観光をした。食べ物を片手に無計画で色々な場所へ歩き疲れるまで冒険したのはとても印象的だった。 学校では学期の終わりを迎えていて、Farewell party というお別れパーティーが行われた。そこで僕は留学生代表スピーチを行い、自身のメキシコでの半年間の経験と感謝を伝えた。壇上に立つと、オリエンテーション、クラス、ナイトクラブなど色々な場所で出会った友達たちの顔が目の前に並んでいて、別れがとても惜しくなった。今回、僕は英語でしかスピーチをすることができなかったが、次学期にまたチャンスが巡ってきたら、英語とスペイン語でスピーチを行いたいと心に誓った。 この月中旬を迎えると、クラスもテストもほとんど終了し帰国を待つのみとなった学生たちがパーティーをあちこちで開きパーティーウィークが始まった。ほとんど全てのパーティーに毎日顔を出していたら、朝5時就寝昼前起床の昼夜逆転廃人生活になってしまったのは要反省だが、それでもとっても楽しかった。 今学期を振り返って、自分がよくできた点、修正すべき点をたくさん発見することができた。環境、気持ち、価値観の変化や、新たな学びや発見が多い留学において毎日日記や家計簿をつけて記録に残しておいたのはとてもよかった。これらのデータは今学期の振り返りだけでなく、次学期になにを捨ててなにをすべきか、さらには帰国後に自分がどうしていくかなどのヒントになる。まずはイベント目白押しの12月の長期休暇を全力で楽しみ、残りの6ヶ月を悔いなきものにしたい。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD DE MONTERREY
Jajaja祭り
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2023-10
月次報告書10月分
留学3ヶ月目
3ヶ月目もあっという間でしたが、大きな成長を感じるとても充実した1ヶ月でした。 今月は 2nd Partial exam と Halloween Party という勉強&プライベート共に、大きなイベントがたくさんありました。 日本と違い今在籍している学校では1学期間に3回のテスト期間があるのでその度に勉強とレポート、プレゼンなどの課題提出が忙しくて、毎日顔を歪めながら日々を過ごしています。1 semester が 4ヶ月もあるのでとても長いです。この月は生活リズムも安定してきたおかげで、運動に割く時間も過去2ヶ月に比べたら大幅に増えてとても嬉しいです。 季節が変わり、今まで滅多に降らなかった雨が頻繁に降るようになりました。気温も一気に下がったため洗濯物を干すタイミングやシャワーの時間を改めないと不便が増えそうなので模索していきます。 今学期は残り1ヶ月、今年は残り2ヶ月を切ってるのでベストな自分で過ごせたらと思います。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD DE MONTERREY
Jajaja祭り
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2023-09
月次報告書9月分
留学2ヶ月目
1ヶ月目と比べて、2ヶ月目は時間の経過がとても早く感じました。 生活には慣れたものの、現地で起こるトラブルにはまだ慣れている途中だなという印象です。 初月に新しい人との出会いがあまりにも多かったので、ほとんど出会い尽くしたと思っていたけど、この月もまだまだたくさんの人との出会いがありその度に新しい経験をすることができるのでとても嬉しいです。 授業だけでなく、授業外でもパーティーやイベントに積極的に参加することでだいぶ現地や留学生と仲良くなったなと感じます。今月は遊園地やプール、たくさんのカフェ、クラブ、レストランなどなどたくさんの場所へ出掛けて、自分が住んでいる地域の土地勘もついてきてすでに故郷感を覚えています。 今月大きなイベントが二つありました。 1つ目は、9月16日“メキシコの独立記念日“です。国民のほとんどがこの日を盛大に祝います。前日の15日の夜から他大学の友人が招待してくれたクラブへいき、お酒を飲みながら雰囲気は徐々に盛り上がりを見せていき、日付が変わる0AMになると一斉にViva Méxicoと叫ぶGritoを行いました。この国に来て1番メキシコを感じたのはこの日だと思います。溢れる一体感がメキシコ人の愛国心を表していました。 もう一つは “I-Fair” と呼ばれる、学生団体 I-link 主催のUDEMの留学生ヘ向けたとても大きな異文化交流イベントです。ここでは各国からの留学生が各自でブースを開き、伝統的な料理を実際に作って振る舞います。他にも、それぞれ各国に10分ほどの持ち時間が与えられ、文化や踊り、ゲームなどを皆に紹介する時間もありました。私たちは肉じゃがとそうめんを振る舞い、食べた人たちにとても美味しいと言ってもらえてよかったです。しかし、初めは見た目だけでは一体それがなんなのかは彼らにはわからないので、しっかり説明をすることで先入観を取り払うという体験もまた新鮮で強く印象に残っています。会場には100以上の人がいたので、持ち時間は全員が参加できる“じゃんけん列車“を行いました。日本でやるよりも盛り上がりがよく、運営側としてはやりがいをとても感じました。優勝者したペルー人の女の子が、優勝賞品の扇子を受け取った時のあの嬉しそうな顔はなかなか忘れられません。 3ヶ月目は季節の変わり目で、雨も増え寒さもやってくるので体調管理に気をつけながら規則正しく生活していきたいと思います。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD DE MONTERREY
Jajaja祭り
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
1~10件目 / 11件中