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プロフィール
学生5207
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学先
ブラジル連邦共和国
/
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
留学期間
2016-03-01 ~ 2017-01-31
留学種別
交換
1~10件目 / 11件中
2017-01
月次報告書1月分
1月
留学生活最後の月は日本から来た家族とともに、親戚のいるパラナ州クリチバで過ごしました。クリチバは大きな日系社会のある町で、私の祖父も当時日本から渡った日本人の一人です。留学先のジュイスジフォーラで、最後の時間を惜しむように慌ただしく過ごしていた12月が嘘だったかのように、クリチバではゆったりとした時間を過ごしました。日が落ちて涼しくなってから叔母家族と近くのスタジアムまで散歩に行ったり、みんなで祖母のお墓まいりに行ったり、ランチにブラジル風バーベキュー、シュラスコをたべに行ったり、スーパーにおつかいにいったり。どこかに旅行をするのも好きですが、なかなか会えない親戚とゆっくり過ごすのも幸せな時間でした。 帰国した今ブラジルでの生活を思い返すと、辛かったり苦しかったり悩んだりしたこともたくさんあるはずなのに、楽しかった思い出ばかりが強く思い出されます。どんな体験も意味があったのだと今なら思えます。この10ヶ月間で、祖父の愛する国の魅力を、身を以て体験することができてとても光栄に思います。危ない目に一度も遭うことなくこの留学を終えられたのはたくさんの方のサポートがあったからです、ありがとうございました。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生5207
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2016-12
月次報告書12月分
最後の思い出作り
大学の授業がほとんどストライキに入り、暇ができたので留学生活最後の時間を惜しむようにたくさん思い出を作った一ヶ月でした。サンパウロ、リオデジャネイロをはじめ、到着した頃から念願だったイビチポッカ州立公園にも旅行しました。リオデジャネイロは、オリンピックも含め留学中に何度訪れたか分からない場所ですが、リオデジャネイロが近くにあったから、留学先がジュイスジフォーラでよかった、と思わせる程魅せられた町です。有名観光地だけでない魅力がたくさんある場所だと思います。イビチポッカ州立公園は、ジュイスでは知らない人はいないのでは、というほど多くの人が口を揃えて絶賛する公園だったので、帰国前に一度は訪れたいと思い韓国人留学生達と一緒に行きました。本格的なトレッキングと強い日差しに体力はどんどん奪われて行きましたが、日本では見たことのない茶色の透き通る水が流れる川と、滝の落ち口から見る絶景は、その疲れを忘れさせるほどのものでした。 小旅行を楽しみながら期末試験も終え、この町でお世話になった方々に最後の挨拶をし、クリスマスはパラナ州クリチバで過ごしました。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生5207
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2016-11
月次報告書11月分
オウロプレットとストライキ
今月は友人がパラナ州、ロンドリーナから遊びに来てくれたので、一緒にオウロプレット(昔、金の産地として栄えたかつてのミナスジェライス州の州都)に旅行してきました。ちょうど毎日のように大雨が降っていた時期で、あいにくオウロプレットでも太陽が出ることはありませんでしたが、楽しい時間を過ごすことができました。授業の関係で一泊しかできませんでしたが、また訪れる機会があれば、もっと時間に余裕を持ってその周辺都市も見に行けたらなと思います。 大学では、月の初め頃に職員(循環バスの運転手、図書館職員、学食職員など)がストライキに入り、後半には教員がストライキに入ることが決定しました。大学の学生課のような場所では、しばらく学生による立て篭りが行われています。後期も後半に差し掛かっているところでこの決定なので、中にはストライキに参加せずに通常通り授業を行う先生もいらっしゃいます。ストライキに参加する先生方も、私たち留学生には特別な対処をしてくださるようです。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生5207
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2016-10
月次報告書10月分
落ち着いた1か月
冬休み気分がやっと抜け、後期の授業にも慣れて、今までになく落ち着いて過ごした一ヶ月だったように思います。大学では、今月はどの授業でも1回目の試験が行われました。心配していた音声学の試験もまあまあの出来でホッとしました。月末頃から学生の間で「今年中に教員のストライキが行われる可能性がある」という噂が流れ、不安な日々が続いています。 生活面では、同じ寮に住む友人とジムに通ったり、みんなでピザを焼いて一緒に食べたり、ジュイスジフォーラにある日本語学校の見学に行ったりと充実した日々を過ごしています。そして、もう留学が始まってから何度も遊びに行っているリオにも、また行ってきました。留学初期の頃にたまたまリオで知り合った友人がいろいろ教えてくれて、コルコバード、パンジアスーカル、コパカバーナといった定番だけでないリオの魅力を知れるので、つい何度も足を運んでしまいます。今回はお世話になった方が日本に帰ることになったので、最後に一緒に食事をしてきました。偶然が重なって知り合った方々が、私たちによくしてくださって、帰国したらまた日本で会おうと言ってくださるのはとても嬉しいことです。こういう出会いを大切にしていきたいです。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生5207
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2016-09
月次報告書9月分
後期スタート
後期が始まって間もなく、祝日と週末を利用してブラジリアに旅行してきました。Juiz de Foraからブラジリアまで、長距離バスで約16時間かかりました。ちょうどブラジリアに到着した日が独立記念日だったので、国会議事堂を中心とした広場で行われたパレードや編隊飛行を楽しむことができました。でもその代わりに教会や美術館がすべて閉まっていて、中に入れなかったのが残念でした。リアはジュイスジフォーラやリオ、また今まで見てきた街とは全く違う印象で、シンプルで、綺麗で、広々としていて、でもあまりブラジルらしさを感じないところでした。 生活面で変わったことは、いままで一緒に暮らしていた友人が別の家に引っ越したことです。いままで毎日顔を合わせ、必ず1日に一回は日本語での会話がありましたが、その生活が大きく変わりました。寮に日本人が一人になることに大きな不安がありましたが、今ではともに暮らすブラジル人との交流も増え、一人になったことをポジティブに捉えられるようになりました。残り少ないブラジルでの大学生活、大切に過ごしていきたいと思います。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生5207
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2016-08
月次報告書8月分
冬休み旅行とオリンピック
やっと冬休みの長期休暇に入りました。5日間使って、日本人留学生と一緒にブラジル北部マラニョン州に旅行してきました。旅行に行く前の航空券やバスの購入、ホテルの予約にとても苦労しました。知人に聞いたところ、W杯の時期にも同じことが起きたらしいのですが、クレジットカードやデビットカードが全滅してしまったんです。現金をおろすことはできたのですが、インターネット上で航空券やバスのチケットを買うことができず、クレジットカードが必要なホテルは予約をすることもできずで、購入に手間と時間がかかってしまいました。カードが使えなかった理由は、オリンピックを目前にして、インターナショナルカードの審査が厳しくなっていることが考えられると言われました。 マラニョンへの旅行は、「レンソイス」という世界で唯一みずたまりができる砂漠を訪れることが一番の目的でした。レンソイスはポルトガル語でシーツという意味で、真っ白の砂丘がシーツのように綺麗に広がる様子から名付けられたそうです。白い砂丘にグリーンの湖が浮かぶ景色は、とても不思議で、たどり着くまでの疲れを忘れさせる絶景でした。レンソイスの観光の拠点は「バヘイリーニャス」という川沿いの小さな町で、人が暖かくて、とても素敵なところでした。夜の川沿いの雰囲気が特に素敵で、つい遅くまでふらふらしてしまいました。この町は夜もそんなに危険ではないそうです。観光のツアーはいくつもあって、現地に到着してからでも簡単に申し込めます。ブラジルといえばリオ、イグアス、という定番に加えて、ブラジルにきたらぜひ行ってみてほしい場所です。 マラニョンへの旅行の後は、リオに向かい、オリンピック4種目を観戦しました。町が思ったよりもずっと盛り上がっていて、夜のコパカバーナが特に楽しかったです。オリンピックに伴って公共機関も整備されており、移動もスムーズに出来ました。観戦した中では、サッカーの準決勝ブラジル対ホンジュラスが一番の盛り上がりを感じられました。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生5207
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2016-07
月次報告書7月分
前期最終月
長期休暇を前にして、課題やレポート、プレゼンテーションの準備に追われる、少し忙しい日々を過ごしました。日本の大学にいた時よりも明らかに授業の数は少ないものの、書くにも読むにも時間がかかって、なかなかすぐにはこなすことができませんでした。試験期間で一番驚いたのは、ある先生が車のタイヤのパンクで、試験に一時間半遅刻してきたことです。時間にルーズな国であれ、この時はさすがに生徒たちも怒っていました。忙しい日々はあっという間に過ぎ、7月末には登録していた授業が全て終わり、単位も無事に修得することが出来ました。もう留学の半分が終わってしまったと思うと驚きです。 もともと8月1週目まで授業がある予定だったのですが、早めに終わったので友人とパラナ州、ロンドリーナに遊びに行ってきました。神田の友人がいるので会いに行ったのですが、ロンドリーナは私が住むジュイスとは違って、地形が平らで、日系人がとても多く、街並みが綺麗な印象を受けました。特に特別なことはしなかったのですが、全く違う雰囲気の町を歩いたり、友人が住み慣れた町を案内してもらったり、授業に参加させてもらったり、充実した日々を過ごすことが出来ました。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生5207
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2016-06
月次報告書6月分
ブラジル留学生の会
「ブラジル留学生の会」というのがサンパウロで開催され、そちらに参加してきました。最近ジュイスもだんだん寒くなってきていたのですが、その日のサンパウロはダウンジャケットが必要なほど冷え込みました。ブラジル人に聞いたところ、今年は何年かぶりに寒さが厳しい年だそうです。ブラジル留学生の会は、サンパウロ大学に留学中の学生が中心となり、学生が主催する側となって、様々な企業の方をお招きし、お話をしていただくという会でした。様々な分野の企業の方が集まってくださり、おもしろいお話を聞かせていただくことができました。留学中、将来について悩むこともある中で、自分と向き合うことができた有意義な時間になりました。この会にはマナウス州、リオグランデドスール州、リオデジャネイロ州など、各地から多くの学生が集まっており、こういった場でないとなかなか出会う機会もないので、留学生同士の交流もとても楽しかったです。他の人の意見が聞けるいい機会なので、来年も開催されるなら行ってみても無駄にはならないと思います。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生5207
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2016-05
月次報告書5月分
聖火リレーとリオ旅行
大学が始まって一ヶ月が経ち、やっと生活のリズムが安定してきました。15日にはジュイスに2016年リオオリンピックの聖火リレーがあったので、大学の友達と、ドイツ人の留学生と一緒に見にいきました。中心街のメイン道路を聖火が通過する際、政府に対するデモの参加者が激しく抗議していて、聖火リレーはあまり目立つことなく、そそくさに通過していきました。リレーのゴール地点ではイベントが開催されていたのでそちらにも行きましたが、予定よりもずっと早く、夜8時くらいには後片付けが始められていました。反政府デモの影響でしょうか。オリンピック開催の年に、政府の不安定な報道が続き、これからのブラジルがどうなっていくのか不安です。 月末には連休があったので、ロンドリーナに留学中の友達と4人でリオデジャネイロに旅行しました。リオはブラジルの中でも危険な方と言われていますが、最低限の注意を払っていれば問題ないと思います。初めてリオに行く友達は、はじめとても怖がっていましたが、最後にはリオをとても気に入っていました。私も今回の旅行でリオが大好きになったので、またオリンピックの時期に遊びに行こうかなと考えています。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生5207
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2016-04
月次報告書4月分
授業が始まりました
オリエンテーションと履修登録を終え、やっと授業が開始されました。授業に生徒が遅刻してくることは想像はしていましたが、授業によってはなかなか教室の鍵が開かず、生徒は教室の外で待ったまま、先生が20分くらい遅刻してくることも珍しくありません。もう慣れましたが、最初は驚きました。また、ブラジルには日本のようにバスの時刻表がありません。ではどうやってバスに乗るのでしょうか。バス停で自分が乗りたいバスが来るのをひたすら待って、来たら乗ります。一応、どのバスが何時にそのバス停を通過するか確認するアプリがありますが、表示されている時間がどんどん変わっていってしまうので、日本でそうするように、その時間に合わせてバス停に向かうと、もうバスが行ってしまった、もしくは時間が大きく遅れている、なんてことが頻発します。待ち合わせの時間に合わせるのも、バスの時間の予測ができないと不便です。ブラジル人が時間にルーズと言われるのは、ブラジルではこういった理由で時間に厳しく動くことが難しい部分も影響しているのかもしれませんね。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生5207
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
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