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2025-10
留学8ヶ月目が終了した。天気の悪い日も比較的多かった10月は気持ちもあまり乗り切らないこともしばしば。今月も少しでも有益な情報を残せるよう、振り返ろうと思う。 ・気候 先にも言った通り、今月は気候が不安定だった。曇りや雨の日が多かったり、気温の寒暖差が大きかったりしたため、周りに体調を崩す人もちらほら。幸いにも自分は体調を崩すことなく過ごすことができた。残りもなるべく多くの時間を有意義に過ごせるように体調管理に努めたい。サンパウロは一年中、1日ごとの気温の変化が大きいことが多いため、毎日の天気予報の確認は必須。 雨の日は洗濯物もあまり乾かない。特にデニムなどは2、3日干したままでようやく乾くほど。ありがたいことに住んでいる住居には屋根付きの洗濯物を干すスペースがあるため、そこに放置すれば問題なく乾燥させることができる。 ・大学 今学期の授業はあまり日常的には課題が出されないが、今月は日本文化の授業で中間テストがあった。前学期同様、Cultura Japonesa(日本文化)の授業は1つの小さい課題、個人で行う中間テスト、そしてグループでの期末テストで成績が判断される。留学生は前学期同様に辞書の使用が許可されているので、テスト対策さえしていれば問題ない。今回の中間テストも先生の評価が良かったため、ひとまず安心。 ・友人関係 いつものことながら、基本は日本人留学生、現地の日本語専攻のブラジル人と過ごしている。彼らは学校での昼食や夕食、空きコマの時間などはもちろんのこと、土日などの祝日にも遊びなどに誘ってくれるためとても感謝している。 ・交通・通学・移動 ブラジルの夜行バスはかなり後ろに座席を倒せるものが多いため、日本のものより旅行の際に使用することが多い。リオなども、サンパウロからだと6時間ほどで行けてしまうため、自分も重宝している。バス内にはトイレがあったり、レストランにすらない無料の水が置いてあることがほとんど。なぜバスだけ水が無料なのか意味がわからないが、いつもありがたくもらっている。 ・金銭 基本的には引き続き、現地の銀行のデビットカードやPixでの支払いがほとんど。それらが不具合で使えない時などのみ、日本から持ってきたクレジットカードを使っている。Banco do Brasilのデビットカードは、どうやら少額であればクレジット機能も使えるらしく、家に少額の請求が届いた。不正利用ではなく、リオで地下鉄に乗った際の料金だった。どうやら請求の明細に記載されているPixのQRコードでも支払いができるらしいが、自分は念の為何の支払いなのか確認をしたかったため、大学内の店舗窓口で支払った。 ・休日 今月も、可能な限りサッカー観戦、主にPalmeirasの試合に足を運んだ。今月の中旬には、リオに行き、Flamengo(フラメンゴ)とPalmeiras(パルメイラス)の試合を見にいくことができた。ブラジル国内リーグの1、2位直接対決だったこともあり、リオデジャネイロのMaracanãスタジアムは大盛り上がり。Palmeirasを応援していたが、結果は3−2でフラメンゴが勝利。勝ち点差はほとんどなくなりリーグ終盤戦へ突入。最後までこの2チームから目が離せない。 Palmeirasの応援をしているが、この日はFlamengoのユニフォームを着て、ホームチームサポーターになりきりスタジアムに向かった。ブラジルでは国民的スポーツであるサッカーに熱を注いでいる人が異常なほど多い。熱く盛り上がる一方で、時には死亡事故が起こるほどサポーター同士の喧嘩が頻発する。当初Palmeirasのユニフォームを着ていこうとしていたところ、サッカーに詳しいブラジル人の友人から全力で止められた。アウェーサポーターは相手のスタジアムに乗り込んでいる状態となり、時に暴力を振るわれたりなどもあるらしい。ここブラジルでは冗談が冗談で済まない可能性があるため、もし現地でのサッカー観戦、特にライバル同士などの試合観戦を考えている人は予習が必須だろう。 ・まとめ 今月も無事に過ごすことができた。今月の下旬にはリオデジャネイロの犯罪組織と警察の対立が起こったりと、各所で事件、事故がちらほら起きている。最後まで気を抜かず、安全に過ごしていきたい。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-09
月次報告書9月分
Pra cima Palmeiras‼︎
暦上では春に分類される9月。なぜか春が始まるというのにブラジルの桜は咲き終わってしまった。ブラジル生活7ヶ月目にしていまだに驚かされることもあったりするが、今月も無事に留学生活を送ることができた。二学期の授業にも慣れてきた9月も自分なりに振り返ろうと思う。 ・気候 上記の通り暦上では今月から春に分類され、真冬に比べると気温の下がり具合が落ち着いてきた印象。寒くなる日もあるが、暑い日の方が多くなってきた。相変わらず暑がりな自分は、半袖、時々パーカーを使ったりなど、以前よりは服選びが上手くなってきた気がする。気がするだけかもしれない。就寝時は毛布で調節するスタイルで、基本パジャマは半袖半ズボン。自分はそれでなんとかなっている。 ・大学 今学期履修した各授業にも慣れてきた。授業内では特に大きな出来事もなかった。前学期から引き続き履修しているCultura Japonesa(日本文化)の授業では来月中間テストがあるため、計画的に勉強していきたい。 また、自分が所属しているFFLCH(哲学・文学・人間科学部)では、常に学生運動が活発であるが、今月、より一層活動が増えてきている印象。ジェンダーに対する運動など、様々なことに対する政治活動がこの学部の学生たちによって行われている。実際に無性別(男女共用)トイレが学部内に設置されたりと、動きの成果が現れているところも。活動に参加することはないが、日本ではあまり見ることにできない学生主体の政治活動はとても興味深い。これを機会に、ブラジル政治に関して知識・関心を深められればと思う。 ・友人関係 今学期からブラジルにやってきた新しい日本人留学生と出会ってから早くも2ヶ月が経とうとしている。1学期目同様、留学生活は時間が経つのをより早く感じる。お互いにいい刺激を与え合えていると思うので、引き続き切磋琢磨していきたい。 ・食事 Bandejãoに行きすぎて、このままのペースだと日本から大量に持ってきたレトルト食品を食べきれないことに気づき、最近は定期的に家で食事を済ませることも出てきた。今学期から、日本人駐在員の方の紹介で、ボランティアで日本語の授業を水曜日の夜に行っている。日本語がまだあまりわからない生徒の方が多く、自分のポルトガル語の練習にもなるため、有意義なボランティアになっていると思う。このボランティアを行う日は夜のBandejãoの時間に間に合わないため、自宅で夕食を食べるようになっている。 ・金銭 休日での旅行(下記)でバスや電車での移動を考えていたため、口座を持っているBanco do Brasil(ブラジル銀行)で両替をしてもらった。Caixaの窓口に両替してもらう現金を持っていき、口頭で「この額をこの額に細かくしてほしい」などと伝えればすぐに対応してもらうことができる。何か買い物をするなど、無駄な出費なくお金を崩せるのでおすすめ。Banco do Brasilの口座を持っている人は指紋認証だけでこのサービスを利用できるが、口座を持っていない人ができるのかは不明。些細なことではあるが、このような対応、困った時の対処を対面でできる点で、Nubankなどのデジタルバンクより融通が効くのかなといった印象。そこまで大きなメリットではないため、作りやすさなど、簡単さをとるならNubankもおすすめ。日本人留学生たちは大体この2つのどちらかの口座を作っている。ちなみに旅行用に崩してもらった現金だが、移動がほとんどUberだったため使用せず、後日そのまま口座に預け入れた。両替してくれた銀行の方、ごめんなさい。 ・休日 今月の頭にUSPでは1週間ほどの休暇があったため、日本人留学生たちと一緒に北東部旅行に出かけた。今回旅行したのはPernambuco州のRecifeと、ブラジル最初の首都であるBahia州のSalvador。Recifeはオランダ支配時の雰囲気が残っていたり、Salvadorはポルトガルの影響が見られたりなど、かなり歴史的な街並みであり、ヨーロッパ風情を感じられてとても良かった。 また、今月の下旬、Palmeirasの試合を2試合見に行った(Palmeirasはブラジルのプロサッカーチーム)。そのうち1試合はLibertadoresという南米全体の大きな大会の準々決勝だった。この大会は、今年6月にもあったクラブW杯の参加権をかけた大会でもあり、南米1番のチームを決める伝統的な大会である。特に今回のPalmeirasの相手は、ライバル国であるアルゼンチンの強豪River Plate(リーベル・プレート)だった。ブラジル対アルゼンチンの組み合わせになったこともあり、現地のPalmeirence(Palmeirasのファン)たちもかなり気合が入っていた模様。お互いのホームスタジアムで1試合ずつ行うホームアンドアウェー方式のなか、1stレグ、2ndレグともにPalmeirasが勝利し、準決勝に駒を進めた。いつも以上に熱気に包まれたスタジアムの雰囲気は最高で、留学生活の中でもかなり印象に残る思い出となった。来月末には準決勝も控えているため、可能であれば現地にまた足を運びたい。 ・まとめ すでに留学も7ヶ月目に突入してしまった。時の流れの早さに正直焦ることもあるが、日々楽しく過ごせている。自信を持って帰国できるように、より一層頑張っていきたい。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-08
月次報告書8月分
後半開始
二学期目最初の月が終了した。新しい留学生の友人ができたり、新しい授業があったり、留学の折り返しである8月は新鮮なことも多かった。今月も学校、休日の過ごし方などを中心に振り返ろうと思う。 ・気候 今月もブラジルは冬。と言いつつも寒い日はもちろん、すごく暑い日もかなりあった。特に第3週目は最高気温が30度近くまで上がることも。しかしそんな日も夜になれば気温が急降下するので、引き続き服装選びに困っている。そろそろ春になってくるブラジルでは桜が咲いている。寒暖差が多いため引き続き体調管理に気をつけたい。 ・大学 今月の頭から2学期が始まった。前学期と同様に、留学生は2週間ほどお試し期間があり、レベルや教室の雰囲気などを確かめてから登録ができる。Letras(文学部)は2時間の授業が多く、前学期でだいぶ慣れることができたので、今学期はGeografia(地理学)の4時間の授業を履修することにした。4時間とは言いつつ、途中で休憩が挟まれることが多いのでそこまでLetrasの授業を2個受けるのと大差はない印象。今学期は1学期目より少し多めの履修になったので、人一倍頑張っていきたい。 ・友人関係 先月他大学の日本人留学生との別れがあったが、新しい日本人留学生がUSPにやってきた。半年ではあるが先輩という立ち位置になるため、過去に先輩に助けてもらったように、彼らのサポートをしたり、新たな刺激を与え合ったりできればいいと思う。 ・通学、交通、移動 特にここの部分は変化なし。大学までは徒歩で。休日どこかへ移動する時はBilhete Únicoを使って地下鉄やバスに乗っている。 ・食事 今学期もほとんどBandejãoに頼りっぱなしの生活。休みの日は外食なども多いが、基本的にはやはり大学内で済ませる毎日。USPの自分が通っているキャンパス内には4つのBandejãoがあるので、メニューによって行く場所を変えたりしている。 ・金銭 学期間の休みの際に行った旅行の費用が嵩んでしまった。来月の第1週は祝日にあたり、留学生の友人たちとの予定を立てている。様々な経験をするため、普段の生活での出費を可能な限り抑えていきたい。 ・休日 今月の土曜日・日曜日は、フェスタがあったり友人の誕生日パーティーがあったりなどと、周りの人たちのおかげで様々なことがあった。また、駐在員の方に誘っていただきボランティアに参加したりもしている。このように充実した休日を送れていると思う。 ・まとめ いよいよ留学の後半戦が始まった。1学期よりは授業の理解度が高くなってきたとはいえ、まだ完璧に理解するまでは程遠い。残り半年で可能な限り語学力を高めていきたい。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書8月分
ブラジルで集合
 友人、先生、家族との再会。ポルトガル語でのスピーチ。新学期スタート。日本に帰って行く人たちをたくさん見ても寂しさをそこまで感じなかったのは、すでにサンパウロでの生活に慣れたからなのか。半年を過ぎ、終わりが近づいているからなのか。 気候  8月は冬のピークかと思っていましたが、サンパウロは日中半袖、上着があれば夜も乗り切れるといったような感じでした。季節的に冬だから毎日寒いというより、日によって暑い日と寒い日で大きく変わります。服装選びは天気予報を何個か駆使しますが、大体失敗します。雨も時々降るので一応折りたたみ傘を持ち歩くときもありますが、傘をさしているブラジル人はほとんど見かけません。折りたたみではない普通の傘を持ち歩いている人は見たことがないです。 週末  父と弟が日本から来ていたため、サンパウロ市内を観光したり、パラナ州へ行ったり。弟にとっては見るものすべてが新鮮のようで、様々なことに驚いていました。私も来たばかりのころは感じていたはずの驚きを久しぶりに思い出しました。  8月半ばには、知り合いの方からお声がけいただき、ポルトガル語でスピーチをする機会がありました。もともと文章を書くのが得意ではないので報告書もこんな感じですが、3カ月ほど前から内容を考え、最終的にはたくさんの人の前で緊張しながらも終えることができ、自分の力を試す良い機会になったと思います。 交通  今までも何度かバスについて書いてきましたが、今回もバスについて。父と弟、姉と一緒に隣の州へ。サンパウロへの帰りの夜行バス、後5分で到着というところで停止しました。「皆さん、身分証を見せてください」と乗り込んできたのは警察官。一人ひとり身分証を確認し、どこから来たのか、何をしていたのかを質問していきます。特に多かったのは、パラグアイに行った人たちに、何目的だったのかという質問でした。その後、荷物チェックのために警察官に呼ばれた数人がバスから降りていきました。預けていた荷物の持ち主を探すために荷物の番号が呼ばれ、その番号の控えは私の手元に。父がバスを降り、私のスーツケースを開いて警察官とチェック。万が一何かあったらとかなり不安でした。(勝手に人の荷物に入れて密輸するという話も聞いたことがあるので。)幸い、私の荷物からは何も怪しいものは見つからず、父は車内に戻りました。バスが停止してから2時間が経ち、捜査も終わったらしく降ろされていた乗客達も戻ってきました。警察官が「ご協力ありがとうございました。」と言いながら見せた手のひらサイズの黒い塊には葉っぱのマーク。私の後ろに座っていた10代後半の子はバスから降ろされてそのまま戻りませんでした。ブラジルでは、このように警察が来るBatidaというのは珍しくないそうですが、初めてだったのでかなり動揺しましたし、身内が連れて行かれると不安が増します。そういう物が身近にあるというのも、かなり恐怖です。 食べ物  サンパウロでは日本祭りを含め、様々なイベントが行われます。ブラジル人向け?にアレンジされた日本食も多いです。寿司、手巻き、丸ごと揚げられた手巻き、イチゴとクリームチーズの寿司。すき家もありますが、メニューには普通の牛丼に加えてカレー、ラーメン、ベジタリアンメニューも。他にもフードコートなどによくある日本食のお店などは焼きそばを売っているところが多め。私が日本人だからそう思われているのか、ただただ食器不足なのかわかりませんが、カレーを頼んでもかなりの確率で箸を渡されます。 買い物  これは、留学に行く際に参考になればなという感じです。かなり考えて、周りのブラジル経験者にも聞いて用意したはずでしたが、暮らしていくと不足はでてきます。例えば私の場合は洗濯ネット。こちらでも買えるのですが、値段を見ると日本の百均で買えばよかったとなります。私の知る限り、サンパウロとリオデジャネイロにはDAISOがあります。値段は100でもなければ均一でもないですが、大体探しているものには出会えます。私はiPhoneの充電器を探したのですが、もう全てタイプCの時代になっていました。薬や化粧水など、日本から持っていくものは想像よりも多めに持った方がいいです。が、シャンプーやクレンジングは現地調達が良いと思います。水と合わなくて使えませんでした。他にもあるはずなのですが、書き出してみると思い出せないのでまた今度。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-07
月次報告書7月分
ブラジルを超えて
 一学期が終わり、冬休み。国境、日本祭り、見送り。今月は、ブラジルにいることを改めて感じた月でした。 週末  冬休みに入ったので、イグアスの滝に行きました。イグアスの滝は、ブラジルとアルゼンチンの国境にあり、近くにはパラグアイを加えた3カ国の国境が交わる場所も。(私の地元は飛行機か船でしか県を超えられないので、陸続きで県どころか国を越えられるなんて!という感じですごくテンション上がりました。)滝では、一生分の水と虹を見ました。滝ギリギリのところから見ることもでき、跳ね返ってくる滝の水で全身びしょ濡れ。ツアーもあり、ボートで滝の下まで突っ込みましたが、濡れて寒いのであまり冬はおすすめしません。けど、私はすごく気に入りました。普段の都会サンパウロの生活からは想像できないような大きな滝と自然に囲まれ、自分を小さく感じられます。  10日から13日はとてつもなく大きな日本祭りが行われました。かなり大きなお祭りで、各県人会の屋台やブラジルの日系企業のブースなど様々。私は、宮城県人会のお手伝いで餃子作り。ステージでは、ラジオ体操や太鼓のパフォーマンスなどがあり、日本文化を存分に感じる時間になりました。  月末にはCampos do Jordãoという町へ。チョコレートが有名な小さな町で、写真スポットもたくさんありました。標高が高く空気も澄んでいます。 滞在先  イグアスに行ったときに泊まったのがAirbnbで予約した宿、トラブルは初めから。初日、主に指定された場所に鍵がなく、そこから連絡して20分ほど外で待つことに。2日目以降、電気系統のトラブルで電気がついたり消えたりを繰り返すようになりました。部屋のエアコンも、冷蔵庫も影響を受け、シャワーまでお湯が出ない状態。予約してくれた先輩がこの一件を主に伝えて値引き交渉してくれましたが、そういう時のためにもポルトガル語力が必要だなと思います。私の身の周りではよくシャワー、ドライヤ―壊れやすいので、今からトラブル対応のポルトガル語を準備しておいた方が良さそうです。 友人関係  今月半ば、2人の先輩方が日本に帰国。2人ともUSPでの留学は半年間で、大学や週末みんなで出かけたりして、楽しい思い出がたくさんできました。出会った時から半年後には別れが来るとはわかっていたのに、空港で2人がゲートに入って行くまで実感がありませんでした。先月に引き続き、大勢で涙の別れ。悲しいという思いと同時に、自分にも半年後訪れる出来事だと考えると、この留学生活を一瞬でも無駄にしないように、悔いを残さずに帰れるようにしたいと思います。 試合  今月はサッカーの試合を2つ観に行きました。(Corinthians, SãoPauloFC)多くのブラジル人がそれぞれ応援するチームを持つほど、サッカー愛が強いです。私の父はCorinthians推し、叔父はSãoPauloFC推しなので、すごく板挟みです。家族内で推すチームが違うというのもよくある話。チームのシャツを着ていると、同じチーム推しの人に声をかけられることもあれば、違うチーム推しの人に冗談半分でからかわれたりすることもあります。それもコミュニケーションの一部だと捉えていて、その後話が弾む時もあります。サッカーについては全然詳しくないですが、とりあえずチームの名前を叫んでおけば乗り切れます。 食べ物  先輩方のお別れや、友人の誕生日でChurrasco率が高かった今月。お店も良いですが、みんなで集まってするのもかなり楽しいです。私は食べる専門でした。ブラジルの食べ物では、パステルが好きです。パステルを食べる時は大体Feira(市場)で食べています。ある日野菜を買うためにFeiraに行って、お店のおじさまに「パステルは太るから食べちゃダメだよ。そのままの体形でいてね。」と言われました。私はパステルを食べるために運動をしています。苦笑いだけしてその足でパステル食べに行きました。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書7月分
折り返しの冬休み
7月もあっという間に終わってしまった。毎日が充実し、時が過ぎるのを早く感じるのはいいことかもしれないが、その分もちろん残りの留学生活も少なくなっていくことを痛感する。今月はまるまる長期休み(冬休み)だったため、学外での過ごし方を中心に書こうと思う。 ・気候 ブラジルの冬は、暑いと寒いの繰り返しといった印象。昼間は暑いが夜は寒いため、毎日着る服に迷わされる。幸い、自分は暑がりなので夜まで半袖で過ごせる日もあるが、やはり寒い日は寒い。友達の中にはウルトラライトダウンなどを持ち運んでいる人もいるくらい。個人的には厚手のパーカー、スウェットなどがあれば十分だと思う。 それに加え、サンパウロはひたすら乾燥するので保湿クリームは必須。 今の所この冬に体調は崩していないので、このまま健康を維持していきたい。 ・大学 先月で一学期の授業が全て終わったので、今月は全く授業がなく、学食くらいしか学校に行く用はなかった。いつもの学食仲間と一緒に行ったり、1人で行ったり。とにかくいつもBandejãoにお世話になっている。 ・友人関係 引き続き、日本人留学生や日本語専攻のブラジル人、友達の友達など、たくさんの人と仲良くさせてもらっている。結構な頻度でChurrasco(ブラジルの焼肉?)やFestaなどに誘ってもらい、楽しく過ごしている。 ブラジルでは誕生日パーティなどもかなり大規模で行う。友人が30人ほど集まって開催されることもあるほど。留学開始後2週間で誕生日が来てしまい、パーティを開けなかったことは悔しいが、友人のパーティに参加するだけでもなかなかにブラジルを楽しむことができると思う。 また、今月の後半に約10日間、友人の紹介でブラジル人兄弟の家に泊まり、日本語を教えるという機会があった。彼らは日本語を勉強しており、8月の日本への旅行に備え勉強をしたいとのこと。彼らと一緒に生活し、日本語を多く使って彼らの勉強のサポートをした。とても優しく真面目な兄弟で、彼らとの共同生活は楽しくあっという間だった。初めての日本旅行をぜひ楽しんできてほしい。 ・通学、交通、移動 引き続きBilhete Únicoと呼ばれる交通系ICカードを使っている。どうやら長期休みに入ると学割が効かなくなるらしく、今は通常料金で地下鉄やバスに乗っている。普段半額で乗れていたこともあり、乗る回数が増えると出費の重さを感じる。 ・食事 ひたすら色々な美味しい食べ物を食べている。友達と行うChurrascoはもちろん、出かけるついでにみんなで外食したりなど、学校が終わってもなお自炊することはほぼない。体調不良などの非常用にもレトルト食品やインスタント麺を常備してしまっているので、まともに自炊をしないまま留学を終えるかもしれない。 ・金銭 6月前半にBanco do Brasilの銀行口座を作り郵送を待っていたキャッシュカード兼デビットカードが今月の半ばにようやく届いた。当初5〜10日で届くと言われていたが、その間には届かず。1ヶ月待っても届かなかったため不安に思い、もう一度口座を作った銀行の店舗へ行ったところ、「外国人のCPF(納税者番号)は新しく申請できていなかった」などと訳のわからないことを言われたが、その場で再発送をお願いした。そしてそこからさらに10日間待ちようやく手元に届いた。これでようやく、留学に来てやるべき申請系の全てが終わった。長かった。 ・休日 今月はたくさんの休みがあったのでたくさんの場所に行くことができた。他大学の日本人留学生の友達が7月中旬に帰国してしまう予定だったため、上旬に日本人留学生たちとイグアスの滝に行った。世界遺産なだけあり、ものすごい迫力だった。 また、この休みを利用してサッカーの試合を何試合か観に行った。今月はSão Paulo FC, Corinthians, Palmeirasの試合をそれぞれ観に行くことができた。ブラジルは日本に比べチケットの値段が安い印象。学割で買えばまず3000円は超えない。なかでもSão Paulo FCの一番安いチケットは25レアル(700円強)と破格。このチームのスタジアムは大学の最寄駅(Butantã)から1駅なのでアクセスも申し分なし。サッカーに興味がある人はもちろん、興味がない人でも足が運びやすい値段なので行く価値があると思う。サンパウロを拠点としているチームは多いため、サッカー好きはサンパウロへの留学を考えてみてもいいかもしれない。 ・まとめ 今月も流れるような速さで終わってしまった。とても充実しているので、気づいたら留学が終わってしまいそうな勢いである。来月の中旬からはおそらく2学期目が始まるので、また気を引き締めつつ楽しみながら、たくさんのことを経験していきたい。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-06
月次報告書6月分
ブラジルで生きている
 6月のブラジルはFesta Junina一色。毎週のように踊って、食べて、盛り上がり。その一方、ブラジルで出会った友人と涙の別れもあり、留学があっという間に過ぎていくことを実感した月でした。 友人関係  6月半ば、友人がブラジルを離れました。彼とは今学期に入ってから出会い、わずかな時間でしたがたくさんの思い出がありました。最終日にはみんなで空港まで見送りに行ったのですが、大勢で大号泣。来月も帰国予定の先輩方がいるため、すでに私自身の留学が折り返し地点にきていることを実感しています。 週末  6月はFesta Juninaというお祭りが各地で行われています。私が行った大学内と教会のFesta Juninaではパステルやとうもろこしなどに加え、Vinho quente(温かいワイン)やCaldo Verde(緑のスープ)などが売られていました。その後、みんなで踊ります。この期間中の週末は必ずどこかで開催され、7月8月もFesta Julina、Festa Agostinaと名前を変えて行われるそうで、ブラジル人のFesta愛を感じます。  22日には、LGBT+プライドパレードがありました。パウリスタ通りをメインに、周辺の通りにかけて行われ、海外からも参加する人がいる程の大規模なパレード。参加している人たちは自分らしさを服装やメイクなど様々な方法で表現していて、日本ではなかなか見られない光景です。  留学生の会にも参加。日本人留学生とブラジルで働く日本人の方たちが集まり、キャリア等について貴重なお話を聞くことができました。留学と同時に、就活の時期でもあるので、相談をすることができて良い機会だったと思います。 交通  交通手段については何度か記載していますが、公共交通機関を利用する度に日本との違いが見られます。まず、バスや電車の中で静かにするという文化はないので常に騒がしいイメージです。特に地下鉄内は、お金を恵んでくれるように呼び掛ける人が車両内を行ったり来たり。手作りのお菓子を販売する人、手作りじゃないお菓子を販売する人。楽器を演奏したり、歌を披露する人もいたりします。日本で言う路上ライブを車両内でやっている感じです。  それ以外の移動手段として、Uberを利用することも。利用の際には注意が必要です。運転手の方の車に乗せてもらうので、ドアを強く閉めない、挨拶を忘れないなど。利用後、アプリで評価され、その評価が今後の利用に影響します。そして、私は幸いまだ危ない目にあっていませんが、危ない目にあったという知人の話もいくつか聞いたことがあります。あくまで一般人が乗せているので、気をつけるに越したことはありません。私が気をつければよかったと思ったのは、行先の入力です。10人で駅から3台に分かれて乗り、レストランで合流することになったのですが、私が手配したUberが一番乗りで現地に到着。あとの2台に乗っていたメンバーから到着したと連絡を受けたのですが、どこにも見当たりません。私たちはチェーン店の違う店舗に来ていました。ちゃんと確認しましょう。 服装  半袖とダウンが混合する季節。かなり軽装の人もいれば、厚着している人もいるというような、調節の難しい季節になりました。日中と夜の寒暖差があり、冬が始まっています。長袖を買いに行ったのですが割高で、半袖に比べると種類もあまり多く無いので、日本から持ってこられる分は持ってきた方がいいです。大学内にはUSPのTシャツやパーカーなども売っているので寒さ対策かつ記念として買っている友人も多いです。“Meu bebê entrou na USP”「私の赤ちゃんがUSPに入学した」というTシャツもあるので、両親に買って帰る予定です。 病院  訳あって病院に行く機会があった今月。計4回病院にかかったのですが、週末はかなり待たされます。でも全て無料なので、仕方ないという感じです。日常生活のポルトガル語とは違い、症状を説明したり、お医者さんからの説明を受けたりするのはさらに難しいです。病院にかかることがないことが一番良いですが、もしそうなったとしたら、状況をあらかじめポルトガル語で説明できるようにして、飲んでいる薬はお医者さんに写真や実物を見せて説明することをお勧めします。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書6月分
あっという間に1学期目終了
6月報告書 今月もあっという間に過ぎてしまった。学期末ということもあり、課題やテストに追われた1ヶ月だった。たくさんの人に助けてもらいなんとか今月もやり過ごすことができたと思う。留学先での学期末の印象など、今後の留学生に役立つ情報も書ければと思う。 ・気候 サンパウロの天気はとても不安定に。昼間は半袖でも暑いくらい(これは自分が暑がりなだけかも?)気温が上がるが、夜はかなり肌寒くパーカーなどを使うようになった。日本とは四季がほぼ真逆のブラジルはそろそろ冬になろうかというところ。日本の冬より寒くなることはないが、来る前までは「一年中暑い」と勝手にしていた想像をしっかり裏切られた。普通に寒い。自分は日本でも冬に時々体調を崩していたので、これからの季節、病院お世話にならないように体調管理を徹底しようと思う。 ・大学 今月は課題に追われた1ヶ月だった。インタビューの課題にテスト、3つのレポート。これらが一気に押し寄せてきたためかなり忙しくなった時期もあったが、無事に全て期限内に終わらせることができそう。1つのレポートは7月の中旬まで余裕があるため先延ばしにしているが、それ以外は終わらせることができた。インタビューの課題は通訳の方に実際にお話ししていただき、まとめるというような内容の課題であった。流暢に話される上にその通訳の方がCarioca(リオデジャネイロ出身者)だったため、訛りにひと苦労。留学生は現地の学生とペアになって課題をおこないことができたので、その学生にたくさん助けられながら課題を行った。 また、今月で多くの授業が終わり、7月から冬休みに入る。ブラジルは休日・祝日が多いためあまり「ようやく」というような感情はないが、もう留学2学期のうちの半分が終わってしまったと考えると逆に焦りが出てくる。とてもポルトガル語が順調に上達しているとは言い難い状態であるため、休みや来学期はより頑張っていかなければと思う。7月の中旬には友人の紹介で、日本語を勉強しているブラジル人の家に2週間滞在し、一緒に生活しながらお互いの勉強を助け合うという計画を立てているので、休み期間も気を引き締めて無駄にしないようにしたい。 ・友人関係 今月の中旬、留学仲間の香港人の友人が留学終了に伴い帰国してしまった。夜に何個か授業を取っていた彼とは、一緒に夕食を食べに行ったり、USPãoという店でケーキを食べたりなど、短い期間ながら大学内外でたくさんの思い出があったためとても悲しい。留学に短期間での別れはつきものだが、やはりいざ別れの時期になってしまうと悲しくなるものだと実感した。来月には他大学から来ている日本人留学生も帰国してしまうので、悔いのないようにたくさん思い出を作りたい。 ・通学、交通、移動 ようやくRNM(身分証明書)、Bilhete Único(交通系ICカード)、銀行口座が手に入った。銀行口座のことは金銭のところで詳しく書こうと思う。5月最後の最後でRNMが完成したという通知を受け、授業がない火曜日に再び連邦警察に受け取りに向かった。1、2時間ほど待った申請時とは違い、受け取りは5分もかからずに完了した。学生のBilhete Únicoを作るにはRNMが必要だったので、受け取り後すぐに発行の申請を行った。学生はこのカードを作れば、地下鉄やバスなど、公共交通機関の通常料金の半額で利用することができる。(地下鉄は5.2レアルから2.6レアルに、バスは5レアルから2.5レアルに!)また、チャージもアプリからPix(銀行口座内のキャッシュレス決済)で払うことができるので現金の使用がほぼほぼなくなった。ただしチャージ後、使用前に駅の機械にカードを差し込まなければチャージがされないのでそこだけ注意。Bilhete Únicoは申請さえできれば、あとは指定した住所に郵送でおっくてもらうことができるので、特定の場所に受け取りに行くことなどはなかった。 ・食事 今月もBandejãoに感謝感謝の1ヶ月。平日の昼夜のほぼ毎日をお世話になった。中には嫌いな食べ物が多かったり、メニューへの飽きが原因であまり行かなくなる友人もちらほら。自分は飽きが来ない上、自炊との天秤にかけた時にBandejãoが圧勝するので、来月もお世話になろうと思う。 平日は学校、休日は外食か簡単な自炊。今までと大きな変化はなかった。 ・金銭 ようやく銀行口座を開設することができた。選んだ銀行はBanco do Brasil。おそらく多くの人はこの銀行、もしくはNubankで作ると思う。Nubankは店舗を持たないインターネットで全てが完結する銀行。何人かの友人はこっちのNubankの口座を作っていたが、一番開設が早そうだった。彼らはRNMを受け取ったその日に開設がオンラインで全て完了していたため、素早く開設したい人にはおすすめ。自分が選んだBanco do Brasilは実店舗にRNM、居住証明書、税金を納めていることが証明できるもの(水道代、光熱費などの領収書)、履修登録証明書を持って申請に行った。居住証明書と光熱費の領収書はどちらも大家さんにお願いし用意してもらった。留学生(学生)は履修登録証明書が必要らしい。これは履修登録後に学校からもらえるので、そのデータを用意すれば問題なかった。最初自分は必要書類を何も知らなかったが、先に同銀行の口座を開設していた友人に教えてもらい知ることができた。色々なものの用意が必要で正直面倒臭いかもしれないが、何かあった時にいつでも対面で質問できる方が良いと思い、実店舗を持つBanco do Brasilを選んだ。他にもSantanderやItaúなど種類はあるが、あまり周りに持っている人はいない印象。 口座開設により、普段の会計はもちろん、家賃のPixでの支払いが可能になった。毎月大量の手数料を支払ってWiseからおろしていた手間が省け、とても楽になった。しかし、Banco do Brasilの初期設定ではPixの月当たりの上限が1200レアルになっており、家賃は1250レアル。家賃すら払えない状態だったので早速大学内にある店舗へ。ものの数分で設定を変更してもらえ、無事今月から家賃をPixで支払うことができている。外国の銀行でわからないことだらけであるため、あくまで個人の意見であるが、NubankよりBanco doBrasilの方がおすすめ。なおPixのやりとりは他銀行間でももちろん可能なので、そこの心配は不要だと思う。 しかし口座開設後、5〜10日で届くと言われたデビットカードが今月末まで経っても届かず。来月、時間があるときに銀行に行き解決しようと思う。 ・休日 友人関係のところで書いた香港人の帰国予定に伴い、彼が帰るまでに日本人留学生、日本語専攻のブラジル人などと一緒に、カラオケやChurrasco、Açaí(アサイー)などたくさんの思い出を作った。大学が比較的忙しかったため、他の州への旅行などはしていない。お金も有限であるため、計画的に遊びの計画を立てていきたいところ。 また、今月は学校内外いろいろな場所でFesta Juninaがあった。Festa Juninaは、ブラジルで毎年6月を中心に行われる伝統的なお祭り。もともとはキリスト教の聖人(特に聖ジョアン{São João})の誕生日を祝うヨーロッパの風習が起源で、ブラジルで農村文化と結びつき、独自に発展したもの。Quadrilhaという、みんなで輪を作ってするダンスやQuentão(ホットワイン)が有名。日本にいいる時も、神田外語大学のポルトガル語専攻で毎年やっていたものを現地で体験できて嬉しかった。 ・まとめ 留学を開始してはや4ヶ月がすでに経過してしまった。日本人留学生や日系人が多いのはサンパウロのいいところであると思うし新たな友人なども増えているが、肝心なブラジル人と関わる機会が他の大学より少なく感じ、危機感にまで思う。留学生活を無駄にしないよう、これから意識的にブラジル人と関わる機会をさらに増やしていきたい。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-05
月次報告書5月分
ブラジル人、身分を証明
 RG、ブラジルの身分証明書を更新(日本で言うところのマイナンバーカード)。銀行口座開設。ブラジルで生活するにあたり必要なものが揃い、残すはポルトガル語習得! 滞在先  電気について。滞在先に限ったことではありませんが、ブラジルの電気系統エピソードがいくつかあります。前提として、ブラジルの電圧は日本よりもかなり強め。電子レンジの時間調整も気をつける必要があり、滞在先の洗濯機は脱水含め15分で完了。コンセントの形も違うため、日本から持ち込むものなどには変換プラグが必要になります。対応する電圧が異なる製品を使うためには、変換プラグも必須。海外対応の製品もあります。ですが!!!海外対応だからと言って安心はできないのです。それは旅行先で友人が日本から持ってきた海外対応のドライヤーを使っていた時。突然ドライヤーは大きな音をたてながらショートしました。焦げたような臭いと熱を発して、二度と動くことはありませんでした。日本から持ち込んだストレートアイロンなども熱くなりやすいので、海外対応でもブラジルの電圧に対応できるかどうか見極めた方がいいです。ここまで言うと、電気強いし丈夫なのでは?と思いますが、頻繁に停電するので出来る時に携帯を充電しておくことや、ろうそく、マッチなども常備しておくことをおすすめします。 お金関係  今月、Banco do Brasilで銀行口座を開設しました。それまでの支払いは日本のクレジットカードか現金。現金は日本での換金と、Wiseを使う方法があります。Wiseには、アプリで日本の銀行から送金し、Wiseのカードを使ってSantanderという銀行の機械で現金をおろします。説明だと分かりにくいかもしれませんが、とにかくWiseはアプリだけでなく、カード本体を作った方がいいです。ブラジルで口座開設してからは、WiseからさらにBanco do Brasilに送金しています。ブラジルはPixという支払い方法が存在し、Pay Payみたいなものですが、銀行のアプリから直接支払うことができます。ブラジルでは日本のクレジットカードも使えますが、不正利用や桁の間違いで300円の飲み物が3万円で請求されたこともあったので、こまめに請求額をチェックしたほうがいいです。 週末  5月11日、母の日。日本にいる母には会えませんが、ブラジルの母である叔母にちょっとしたプレゼントを。友人もお世話になっているからと、一緒にプレゼントを選んでくれました。4月に入った頃から、お店で母の日のプレゼントが置かれ始めたのですが、これ日常使いするの?というくらい愛とクセの強いものばかり。「愛している」と大きく書かれたハート型のクッションや、「私のママは女王」と書かれた水筒など。そして、当日になって準備する人も多いらしく、道端で花を売っている人を多く見かけました。  他の週末には、サッカーの試合も観に行きました。多くのブラジル人がサッカーに対する熱がすごいので、スタジアムの盛り上がりも大迫力。観戦したのは、女子サッカーのブラジル代表と日本代表の試合だったのですが、ブラジルサポーター側からの観戦だったので、ブラジルの得点を叫んで喜び、日本の得点は静かに喜びました。3対1で日本は負けてしまいましたが、スタジアム全体でのウェーブに日本サポーターも加わったのを見て、ブラジル人と日本人の良い空間を見ることができた気がします。 身分証  私はブラジル国籍を持っているため、ブラジルでの身分証であるRG(Registro Geral)を更新しましたが、留学生は基本的に外国人登録番号であるRNM(Registro Nacional Migratorio)を登録する必要があります。ブラジルでの生活で頻繁に必要になるのは、RNMとCPF(納税者番号)です。CPFは在日のブラジル領事館で取得できます。身分証はすぐ作れるわけではないので、出来るまでの2,3カ月はパスポートを身分証として使っている人が多かったです。身分証ができれば、銀行口座の開設も出来るようになります。 ワクチン  ブラジルでは予約無し、無料でワクチンを打てます。私は黄熱病と風邪のワクチンを大学周辺の病院で打ちました。この2つのワクチンはそれぞれ別日、違う友達と打ちに行ったのですが、予約も要らないので「これからワクチン打とうと思うんだけど一緒に行く?」「え、無料?行く!!」みたいな感じで決まりました。もちろん、日本で打てるワクチンを打ち終わってから留学をスタートする方が計画的ではありますが、風邪のワクチンは半年ごとに打っているという友達もいたので、長期留学ならブラジルで打つのも悪くないと思います。個人情報の登録を病院で行い、呼び出されるのを待ちます。すぐ終わります。私の場合、部屋に入ってから椅子に座ろうとした時にはもう打ち終わっていました。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
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