留学ナビゲーター
報告書一覧
留学先大学一覧
報告書一覧
地域
アジア
北米
中南米
ヨーロッパ
オセアニア
中東
アフリカ
その他
国
AD:アンドラ公国
AE:アラブ首長国連邦
AF:アフガニスタン・イスラム国
AG:アンチグア・バーブーダ
AI:アンギラ
AL:アルバニア共和国
AM:アルメニア共和国
AN:オランダ領アンチル
AO:アンゴラ共和国
AQ:南極
AR:アルゼンチン共和国
AS:米領サモア
AT:オーストリア共和国
AU:オーストラリア
AW:アルバ
AZ:アゼルバイジャン共和国
BA:(ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国)
BB:バルバドス
BD:バングラデシュ人民共和国
BE:ベルギー王国
BF:ブルキナファソ
BG:ブルガリア共和国
BH:バーレーン国
BI:ブルンジ共和国
BJ:ベナン共和国
BM:バーミューダ諸島
BN:ブルネイ・ダルサラーム国
BO:ボリビア共和国
BR:ブラジル連邦共和国
BS:バハマ国
BT:ブータン王国
BV:ブーベ島
BW:ボツワナ共和国
BY:ベラルーシ共和国
BZ:ベリーズ
CA:カナダ
CC:ココス諸島
CF:中央アフリカ共和国
CG:コンゴ共和国
CH:スイス連邦
CI:コートジボアール共和国
CK:クック諸島
CL:チリ共和国
CM:カメルーン共和国
CN:中華人民共和国
CO:コロンビア共和国
CR:コスタリカ共和国
CU:キューバ共和国
CV:カーボベルデ共和国
CX:クリスマス島
CY:キプロス共和国
CZ:チェコ共和国
DE:ドイツ連邦共和国
DJ:ジブチ共和国
DK:デンマーク王国
DM:ドミニカ国
DO:ドミニカ共和国
DZ:アルジェリア民主人民共和国
EC:エクアドル共和国
EE:エストニア共和国
EG:エジプト・アラブ共和国
EH:西サハラ
ER:エリトリア
ES:スペイン
ET:エチオピア
FI:フィンランド共和国
FJ:フィジー共和国
FK:フォークランド(マルビナス)諸島
FM:ミクロネシア連邦
FO:フェロー諸島
FR:フランス共和国
FX:フランス本国
GA:ガボン共和国
GB:グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国(英国)
GD:グレナダ
GE:グルジア共和国
GF:仏領ギアナ
GH:ガーナ共和国
GI:ジブラルタル
GL:グリーンランド
GM:ガンビア共和国
GN:ギニア共和国
GP:グアドループ島
GQ:赤道ギニア共和国
GR:ギリシア共和国
GS:南ジョージア島・南サンドイッチ諸島
GT:グアテマラ共和国
GU:グアム
GW:ギニアビサオ共和国
GY:ガイアナ協同共和国
HK:ホンコン (香港)
HM:ヘアド島・マクドナルド諸島
HN:ホンジュラス共和国
HR:クロアチア共和国
HT:ハイチ共和国
HU:ハンガリー共和国
ID:インドネシア共和国
IE:アイルランド
IL:イスラエル国
IN:インド
IO:英領インド洋地域
IQ:イラク共和国
IR:イラン・イスラム共和国
IS:アイスランド共和国
IT:イタリア共和国
JM:ジャマイカ
JO:ヨルダン・ハシミテ王国
JP:日本国
KE:ケニア共和国
KG:キルギスタン共和国
KH:カンボディア王国
KI:キリバス共和国
KM:コモロ・イスラム連邦共和国
KN:セントクリストファー・ネイビス
KP:(北朝鮮=朝鮮民主主義人民共和国)
KR:大韓民国
KW:クウェート国
KY:ケイマン諸島
KZ:カザフスタン共和国
LA:ラオス人民民主共和国
LB:レバノン共和国
LC:セントルシア
LI:リヒテンシュタイン公国
LK:スリランカ民主社会主義共和国
LR:リベリア共和国
LS:レソト王国
LT:リトアニア共和国
LU:ルクセンブルク大公国
LV:ラトビア共和国
LY:社会主義人民リビア・アラブ国
MA:モロッコ王国
MC:モナコ公国
MD:モルドバ共和国
MG:マダガスカル共和国
MH:マーシャル諸島共和国
ML:マリ共和国
MM:ミャンマー連邦
MN:モンゴル国
MO:マカオ(澳門)
MP:北マリアナ諸島
MQ:マルチニーク島
MR:モーリタニア・イスラム共和国
MS:モントセラト
MT:マルタ共和国
MU:モーリシャス共和国
MV:モルジブ共和国
MW:マラウイ共和国
MX:メキシコ合衆国
MY:マレーシア
MZ:モザンビーク共和国
NA:ナミビア共和国
NC:ニューカレドニア
NE:ニジェール共和国
NF:ノーフォーク島
NG:ナイジェリア連邦共和国
NI:ニカラグア共和国
NL:オランダ王国
NO:ノルウェー王国
NP:ネパール王国
NR:ナウル共和国
NU:ニウエ
NZ:ニュージーランド
OM:オマーン国
PA:パナマ共和国
PE:ペルー共和国
PF:仏領ポリネシア
PG:パプアニューギニア
PH:フィリピン共和国
PK:パキスタン・イスラム共和国
PL:ポーランド共和国
PM:サンピエール島・ミクロン島
PN:ピトケアン島
PR:プエルトリコ
PT:ポルトガル共和国
PW:パラオ
PY:パラグアイ共和国
QA:カタール国
RE:レユニオン
RO:ルーマニア
RU:ロシア連邦
RW:ルワンダ共和国
SA:サウジアラビア王国
SB:ソロモン諸島
SC:セイシェル共和国
SD:スーダン共和国
SE:スウェーデン王国
SG:シンガポール共和国
SH:セントヘレナ島
SI:スロベニア共和国
SJ:スバールバル諸島・ヤンマイエン島
SK:スロバキア共和国
SL:シエラレオネ共和国
SM:サンマリノ共和国
SN:セネガル共和国
SO:ソマリア民主共和国
SR:スリナム共和国
ST:サントメ・プリンシペ民主共和国
SV:エルサルバドル共和国
SY:シリア・アラブ共和国
SZ:スワジランド王国
TC:タークス諸島・カイコス諸島
TD:チャド共和国
TF:仏領極南諸島
TG:トーゴ共和国
TH:タイ王国
TJ:タジキスタン共和国
TK:トケラウ諸島
TM:トルクメニスタン
TN:チュニジア共和国
TO:トンガ王国
TP:東チモール
TR:トルコ共和国
TT:トリニダード・トバゴ共和国
TV:ツバル
TW:台湾
TZ:タンザニア連合共和国
UA:ウクライナ
UG:ウガンダ共和国
UM:米領太平洋諸島
US:アメリカ合衆国(米国)
UY:ウルグアイ東方共和国
UZ:ウズベキスタン共和国
VA:バチカン市国
VC:セントビンセント及びグレナディーン諸島
VE:ベネズエラ共和国
VG:英領バージン諸島
VI:米領バージン諸島
VN:ベトナム社会主義共和国
VU:バヌアツ共和国
WF:ワリス・フテュナ諸島
WS:西サモア
YE:イエメン共和国
YT:マイヨット島
YU:(ユーゴスラビア連邦共和国)
ZA:南アフリカ共和国
ZM:ザンビア共和国
ZR:ザイール共和国
ZW:ジンバブエ共和国
留学先大学
留学種別
交換
推薦
私費
交換(ダブルディグリー)
推薦(ダブルディグリー)
報告書年月
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
年
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
月
検索
1~10件目 / 87件中
2025-08
月次報告書8月分
後半開始
二学期目最初の月が終了した。新しい留学生の友人ができたり、新しい授業があったり、留学の折り返しである8月は新鮮なことも多かった。今月も学校、休日の過ごし方などを中心に振り返ろうと思う。 ・気候 今月もブラジルは冬。と言いつつも寒い日はもちろん、すごく暑い日もかなりあった。特に第3週目は最高気温が30度近くまで上がることも。しかしそんな日も夜になれば気温が急降下するので、引き続き服装選びに困っている。そろそろ春になってくるブラジルでは桜が咲いている。寒暖差が多いため引き続き体調管理に気をつけたい。 ・大学 今月の頭から2学期が始まった。前学期と同様に、留学生は2週間ほどお試し期間があり、レベルや教室の雰囲気などを確かめてから登録ができる。Letras(文学部)は2時間の授業が多く、前学期でだいぶ慣れることができたので、今学期はGeografia(地理学)の4時間の授業を履修することにした。4時間とは言いつつ、途中で休憩が挟まれることが多いのでそこまでLetrasの授業を2個受けるのと大差はない印象。今学期は1学期目より少し多めの履修になったので、人一倍頑張っていきたい。 ・友人関係 先月他大学の日本人留学生との別れがあったが、新しい日本人留学生がUSPにやってきた。半年ではあるが先輩という立ち位置になるため、過去に先輩に助けてもらったように、彼らのサポートをしたり、新たな刺激を与え合ったりできればいいと思う。 ・通学、交通、移動 特にここの部分は変化なし。大学までは徒歩で。休日どこかへ移動する時はBilhete Únicoを使って地下鉄やバスに乗っている。 ・食事 今学期もほとんどBandejãoに頼りっぱなしの生活。休みの日は外食なども多いが、基本的にはやはり大学内で済ませる毎日。USPの自分が通っているキャンパス内には4つのBandejãoがあるので、メニューによって行く場所を変えたりしている。 ・金銭 学期間の休みの際に行った旅行の費用が嵩んでしまった。来月の第1週は祝日にあたり、留学生の友人たちとの予定を立てている。様々な経験をするため、普段の生活での出費を可能な限り抑えていきたい。 ・休日 今月の土曜日・日曜日は、フェスタがあったり友人の誕生日パーティーがあったりなどと、周りの人たちのおかげで様々なことがあった。また、駐在員の方に誘っていただきボランティアに参加したりもしている。このように充実した休日を送れていると思う。 ・まとめ いよいよ留学の後半戦が始まった。1学期よりは授業の理解度が高くなってきたとはいえ、まだ完璧に理解するまでは程遠い。残り半年で可能な限り語学力を高めていきたい。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書8月分
ブラジルで集合
友人、先生、家族との再会。ポルトガル語でのスピーチ。新学期スタート。日本に帰って行く人たちをたくさん見ても寂しさをそこまで感じなかったのは、すでにサンパウロでの生活に慣れたからなのか。半年を過ぎ、終わりが近づいているからなのか。 気候 8月は冬のピークかと思っていましたが、サンパウロは日中半袖、上着があれば夜も乗り切れるといったような感じでした。季節的に冬だから毎日寒いというより、日によって暑い日と寒い日で大きく変わります。服装選びは天気予報を何個か駆使しますが、大体失敗します。雨も時々降るので一応折りたたみ傘を持ち歩くときもありますが、傘をさしているブラジル人はほとんど見かけません。折りたたみではない普通の傘を持ち歩いている人は見たことがないです。 週末 父と弟が日本から来ていたため、サンパウロ市内を観光したり、パラナ州へ行ったり。弟にとっては見るものすべてが新鮮のようで、様々なことに驚いていました。私も来たばかりのころは感じていたはずの驚きを久しぶりに思い出しました。 8月半ばには、知り合いの方からお声がけいただき、ポルトガル語でスピーチをする機会がありました。もともと文章を書くのが得意ではないので報告書もこんな感じですが、3カ月ほど前から内容を考え、最終的にはたくさんの人の前で緊張しながらも終えることができ、自分の力を試す良い機会になったと思います。 交通 今までも何度かバスについて書いてきましたが、今回もバスについて。父と弟、姉と一緒に隣の州へ。サンパウロへの帰りの夜行バス、後5分で到着というところで停止しました。「皆さん、身分証を見せてください」と乗り込んできたのは警察官。一人ひとり身分証を確認し、どこから来たのか、何をしていたのかを質問していきます。特に多かったのは、パラグアイに行った人たちに、何目的だったのかという質問でした。その後、荷物チェックのために警察官に呼ばれた数人がバスから降りていきました。預けていた荷物の持ち主を探すために荷物の番号が呼ばれ、その番号の控えは私の手元に。父がバスを降り、私のスーツケースを開いて警察官とチェック。万が一何かあったらとかなり不安でした。(勝手に人の荷物に入れて密輸するという話も聞いたことがあるので。)幸い、私の荷物からは何も怪しいものは見つからず、父は車内に戻りました。バスが停止してから2時間が経ち、捜査も終わったらしく降ろされていた乗客達も戻ってきました。警察官が「ご協力ありがとうございました。」と言いながら見せた手のひらサイズの黒い塊には葉っぱのマーク。私の後ろに座っていた10代後半の子はバスから降ろされてそのまま戻りませんでした。ブラジルでは、このように警察が来るBatidaというのは珍しくないそうですが、初めてだったのでかなり動揺しましたし、身内が連れて行かれると不安が増します。そういう物が身近にあるというのも、かなり恐怖です。 食べ物 サンパウロでは日本祭りを含め、様々なイベントが行われます。ブラジル人向け?にアレンジされた日本食も多いです。寿司、手巻き、丸ごと揚げられた手巻き、イチゴとクリームチーズの寿司。すき家もありますが、メニューには普通の牛丼に加えてカレー、ラーメン、ベジタリアンメニューも。他にもフードコートなどによくある日本食のお店などは焼きそばを売っているところが多め。私が日本人だからそう思われているのか、ただただ食器不足なのかわかりませんが、カレーを頼んでもかなりの確率で箸を渡されます。 買い物 これは、留学に行く際に参考になればなという感じです。かなり考えて、周りのブラジル経験者にも聞いて用意したはずでしたが、暮らしていくと不足はでてきます。例えば私の場合は洗濯ネット。こちらでも買えるのですが、値段を見ると日本の百均で買えばよかったとなります。私の知る限り、サンパウロとリオデジャネイロにはDAISOがあります。値段は100でもなければ均一でもないですが、大体探しているものには出会えます。私はiPhoneの充電器を探したのですが、もう全てタイプCの時代になっていました。薬や化粧水など、日本から持っていくものは想像よりも多めに持った方がいいです。が、シャンプーやクレンジングは現地調達が良いと思います。水と合わなくて使えませんでした。他にもあるはずなのですが、書き出してみると思い出せないのでまた今度。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Cassia
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-07
月次報告書7月分
ブラジルを超えて
一学期が終わり、冬休み。国境、日本祭り、見送り。今月は、ブラジルにいることを改めて感じた月でした。 週末 冬休みに入ったので、イグアスの滝に行きました。イグアスの滝は、ブラジルとアルゼンチンの国境にあり、近くにはパラグアイを加えた3カ国の国境が交わる場所も。(私の地元は飛行機か船でしか県を超えられないので、陸続きで県どころか国を越えられるなんて!という感じですごくテンション上がりました。)滝では、一生分の水と虹を見ました。滝ギリギリのところから見ることもでき、跳ね返ってくる滝の水で全身びしょ濡れ。ツアーもあり、ボートで滝の下まで突っ込みましたが、濡れて寒いのであまり冬はおすすめしません。けど、私はすごく気に入りました。普段の都会サンパウロの生活からは想像できないような大きな滝と自然に囲まれ、自分を小さく感じられます。 10日から13日はとてつもなく大きな日本祭りが行われました。かなり大きなお祭りで、各県人会の屋台やブラジルの日系企業のブースなど様々。私は、宮城県人会のお手伝いで餃子作り。ステージでは、ラジオ体操や太鼓のパフォーマンスなどがあり、日本文化を存分に感じる時間になりました。 月末にはCampos do Jordãoという町へ。チョコレートが有名な小さな町で、写真スポットもたくさんありました。標高が高く空気も澄んでいます。 滞在先 イグアスに行ったときに泊まったのがAirbnbで予約した宿、トラブルは初めから。初日、主に指定された場所に鍵がなく、そこから連絡して20分ほど外で待つことに。2日目以降、電気系統のトラブルで電気がついたり消えたりを繰り返すようになりました。部屋のエアコンも、冷蔵庫も影響を受け、シャワーまでお湯が出ない状態。予約してくれた先輩がこの一件を主に伝えて値引き交渉してくれましたが、そういう時のためにもポルトガル語力が必要だなと思います。私の身の周りではよくシャワー、ドライヤ―壊れやすいので、今からトラブル対応のポルトガル語を準備しておいた方が良さそうです。 友人関係 今月半ば、2人の先輩方が日本に帰国。2人ともUSPでの留学は半年間で、大学や週末みんなで出かけたりして、楽しい思い出がたくさんできました。出会った時から半年後には別れが来るとはわかっていたのに、空港で2人がゲートに入って行くまで実感がありませんでした。先月に引き続き、大勢で涙の別れ。悲しいという思いと同時に、自分にも半年後訪れる出来事だと考えると、この留学生活を一瞬でも無駄にしないように、悔いを残さずに帰れるようにしたいと思います。 試合 今月はサッカーの試合を2つ観に行きました。(Corinthians, SãoPauloFC)多くのブラジル人がそれぞれ応援するチームを持つほど、サッカー愛が強いです。私の父はCorinthians推し、叔父はSãoPauloFC推しなので、すごく板挟みです。家族内で推すチームが違うというのもよくある話。チームのシャツを着ていると、同じチーム推しの人に声をかけられることもあれば、違うチーム推しの人に冗談半分でからかわれたりすることもあります。それもコミュニケーションの一部だと捉えていて、その後話が弾む時もあります。サッカーについては全然詳しくないですが、とりあえずチームの名前を叫んでおけば乗り切れます。 食べ物 先輩方のお別れや、友人の誕生日でChurrasco率が高かった今月。お店も良いですが、みんなで集まってするのもかなり楽しいです。私は食べる専門でした。ブラジルの食べ物では、パステルが好きです。パステルを食べる時は大体Feira(市場)で食べています。ある日野菜を買うためにFeiraに行って、お店のおじさまに「パステルは太るから食べちゃダメだよ。そのままの体形でいてね。」と言われました。私はパステルを食べるために運動をしています。苦笑いだけしてその足でパステル食べに行きました。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Cassia
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書7月分
折り返しの冬休み
7月もあっという間に終わってしまった。毎日が充実し、時が過ぎるのを早く感じるのはいいことかもしれないが、その分もちろん残りの留学生活も少なくなっていくことを痛感する。今月はまるまる長期休み(冬休み)だったため、学外での過ごし方を中心に書こうと思う。 ・気候 ブラジルの冬は、暑いと寒いの繰り返しといった印象。昼間は暑いが夜は寒いため、毎日着る服に迷わされる。幸い、自分は暑がりなので夜まで半袖で過ごせる日もあるが、やはり寒い日は寒い。友達の中にはウルトラライトダウンなどを持ち運んでいる人もいるくらい。個人的には厚手のパーカー、スウェットなどがあれば十分だと思う。 それに加え、サンパウロはひたすら乾燥するので保湿クリームは必須。 今の所この冬に体調は崩していないので、このまま健康を維持していきたい。 ・大学 先月で一学期の授業が全て終わったので、今月は全く授業がなく、学食くらいしか学校に行く用はなかった。いつもの学食仲間と一緒に行ったり、1人で行ったり。とにかくいつもBandejãoにお世話になっている。 ・友人関係 引き続き、日本人留学生や日本語専攻のブラジル人、友達の友達など、たくさんの人と仲良くさせてもらっている。結構な頻度でChurrasco(ブラジルの焼肉?)やFestaなどに誘ってもらい、楽しく過ごしている。 ブラジルでは誕生日パーティなどもかなり大規模で行う。友人が30人ほど集まって開催されることもあるほど。留学開始後2週間で誕生日が来てしまい、パーティを開けなかったことは悔しいが、友人のパーティに参加するだけでもなかなかにブラジルを楽しむことができると思う。 また、今月の後半に約10日間、友人の紹介でブラジル人兄弟の家に泊まり、日本語を教えるという機会があった。彼らは日本語を勉強しており、8月の日本への旅行に備え勉強をしたいとのこと。彼らと一緒に生活し、日本語を多く使って彼らの勉強のサポートをした。とても優しく真面目な兄弟で、彼らとの共同生活は楽しくあっという間だった。初めての日本旅行をぜひ楽しんできてほしい。 ・通学、交通、移動 引き続きBilhete Únicoと呼ばれる交通系ICカードを使っている。どうやら長期休みに入ると学割が効かなくなるらしく、今は通常料金で地下鉄やバスに乗っている。普段半額で乗れていたこともあり、乗る回数が増えると出費の重さを感じる。 ・食事 ひたすら色々な美味しい食べ物を食べている。友達と行うChurrascoはもちろん、出かけるついでにみんなで外食したりなど、学校が終わってもなお自炊することはほぼない。体調不良などの非常用にもレトルト食品やインスタント麺を常備してしまっているので、まともに自炊をしないまま留学を終えるかもしれない。 ・金銭 6月前半にBanco do Brasilの銀行口座を作り郵送を待っていたキャッシュカード兼デビットカードが今月の半ばにようやく届いた。当初5〜10日で届くと言われていたが、その間には届かず。1ヶ月待っても届かなかったため不安に思い、もう一度口座を作った銀行の店舗へ行ったところ、「外国人のCPF(納税者番号)は新しく申請できていなかった」などと訳のわからないことを言われたが、その場で再発送をお願いした。そしてそこからさらに10日間待ちようやく手元に届いた。これでようやく、留学に来てやるべき申請系の全てが終わった。長かった。 ・休日 今月はたくさんの休みがあったのでたくさんの場所に行くことができた。他大学の日本人留学生の友達が7月中旬に帰国してしまう予定だったため、上旬に日本人留学生たちとイグアスの滝に行った。世界遺産なだけあり、ものすごい迫力だった。 また、この休みを利用してサッカーの試合を何試合か観に行った。今月はSão Paulo FC, Corinthians, Palmeirasの試合をそれぞれ観に行くことができた。ブラジルは日本に比べチケットの値段が安い印象。学割で買えばまず3000円は超えない。なかでもSão Paulo FCの一番安いチケットは25レアル(700円強)と破格。このチームのスタジアムは大学の最寄駅(Butantã)から1駅なのでアクセスも申し分なし。サッカーに興味がある人はもちろん、興味がない人でも足が運びやすい値段なので行く価値があると思う。サンパウロを拠点としているチームは多いため、サッカー好きはサンパウロへの留学を考えてみてもいいかもしれない。 ・まとめ 今月も流れるような速さで終わってしまった。とても充実しているので、気づいたら留学が終わってしまいそうな勢いである。来月の中旬からはおそらく2学期目が始まるので、また気を引き締めつつ楽しみながら、たくさんのことを経験していきたい。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-06
月次報告書6月分
ブラジルで生きている
6月のブラジルはFesta Junina一色。毎週のように踊って、食べて、盛り上がり。その一方、ブラジルで出会った友人と涙の別れもあり、留学があっという間に過ぎていくことを実感した月でした。 友人関係 6月半ば、友人がブラジルを離れました。彼とは今学期に入ってから出会い、わずかな時間でしたがたくさんの思い出がありました。最終日にはみんなで空港まで見送りに行ったのですが、大勢で大号泣。来月も帰国予定の先輩方がいるため、すでに私自身の留学が折り返し地点にきていることを実感しています。 週末 6月はFesta Juninaというお祭りが各地で行われています。私が行った大学内と教会のFesta Juninaではパステルやとうもろこしなどに加え、Vinho quente(温かいワイン)やCaldo Verde(緑のスープ)などが売られていました。その後、みんなで踊ります。この期間中の週末は必ずどこかで開催され、7月8月もFesta Julina、Festa Agostinaと名前を変えて行われるそうで、ブラジル人のFesta愛を感じます。 22日には、LGBT+プライドパレードがありました。パウリスタ通りをメインに、周辺の通りにかけて行われ、海外からも参加する人がいる程の大規模なパレード。参加している人たちは自分らしさを服装やメイクなど様々な方法で表現していて、日本ではなかなか見られない光景です。 留学生の会にも参加。日本人留学生とブラジルで働く日本人の方たちが集まり、キャリア等について貴重なお話を聞くことができました。留学と同時に、就活の時期でもあるので、相談をすることができて良い機会だったと思います。 交通 交通手段については何度か記載していますが、公共交通機関を利用する度に日本との違いが見られます。まず、バスや電車の中で静かにするという文化はないので常に騒がしいイメージです。特に地下鉄内は、お金を恵んでくれるように呼び掛ける人が車両内を行ったり来たり。手作りのお菓子を販売する人、手作りじゃないお菓子を販売する人。楽器を演奏したり、歌を披露する人もいたりします。日本で言う路上ライブを車両内でやっている感じです。 それ以外の移動手段として、Uberを利用することも。利用の際には注意が必要です。運転手の方の車に乗せてもらうので、ドアを強く閉めない、挨拶を忘れないなど。利用後、アプリで評価され、その評価が今後の利用に影響します。そして、私は幸いまだ危ない目にあっていませんが、危ない目にあったという知人の話もいくつか聞いたことがあります。あくまで一般人が乗せているので、気をつけるに越したことはありません。私が気をつければよかったと思ったのは、行先の入力です。10人で駅から3台に分かれて乗り、レストランで合流することになったのですが、私が手配したUberが一番乗りで現地に到着。あとの2台に乗っていたメンバーから到着したと連絡を受けたのですが、どこにも見当たりません。私たちはチェーン店の違う店舗に来ていました。ちゃんと確認しましょう。 服装 半袖とダウンが混合する季節。かなり軽装の人もいれば、厚着している人もいるというような、調節の難しい季節になりました。日中と夜の寒暖差があり、冬が始まっています。長袖を買いに行ったのですが割高で、半袖に比べると種類もあまり多く無いので、日本から持ってこられる分は持ってきた方がいいです。大学内にはUSPのTシャツやパーカーなども売っているので寒さ対策かつ記念として買っている友人も多いです。“Meu bebê entrou na USP”「私の赤ちゃんがUSPに入学した」というTシャツもあるので、両親に買って帰る予定です。 病院 訳あって病院に行く機会があった今月。計4回病院にかかったのですが、週末はかなり待たされます。でも全て無料なので、仕方ないという感じです。日常生活のポルトガル語とは違い、症状を説明したり、お医者さんからの説明を受けたりするのはさらに難しいです。病院にかかることがないことが一番良いですが、もしそうなったとしたら、状況をあらかじめポルトガル語で説明できるようにして、飲んでいる薬はお医者さんに写真や実物を見せて説明することをお勧めします。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Cassia
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書6月分
あっという間に1学期目終了
6月報告書 今月もあっという間に過ぎてしまった。学期末ということもあり、課題やテストに追われた1ヶ月だった。たくさんの人に助けてもらいなんとか今月もやり過ごすことができたと思う。留学先での学期末の印象など、今後の留学生に役立つ情報も書ければと思う。 ・気候 サンパウロの天気はとても不安定に。昼間は半袖でも暑いくらい(これは自分が暑がりなだけかも?)気温が上がるが、夜はかなり肌寒くパーカーなどを使うようになった。日本とは四季がほぼ真逆のブラジルはそろそろ冬になろうかというところ。日本の冬より寒くなることはないが、来る前までは「一年中暑い」と勝手にしていた想像をしっかり裏切られた。普通に寒い。自分は日本でも冬に時々体調を崩していたので、これからの季節、病院お世話にならないように体調管理を徹底しようと思う。 ・大学 今月は課題に追われた1ヶ月だった。インタビューの課題にテスト、3つのレポート。これらが一気に押し寄せてきたためかなり忙しくなった時期もあったが、無事に全て期限内に終わらせることができそう。1つのレポートは7月の中旬まで余裕があるため先延ばしにしているが、それ以外は終わらせることができた。インタビューの課題は通訳の方に実際にお話ししていただき、まとめるというような内容の課題であった。流暢に話される上にその通訳の方がCarioca(リオデジャネイロ出身者)だったため、訛りにひと苦労。留学生は現地の学生とペアになって課題をおこないことができたので、その学生にたくさん助けられながら課題を行った。 また、今月で多くの授業が終わり、7月から冬休みに入る。ブラジルは休日・祝日が多いためあまり「ようやく」というような感情はないが、もう留学2学期のうちの半分が終わってしまったと考えると逆に焦りが出てくる。とてもポルトガル語が順調に上達しているとは言い難い状態であるため、休みや来学期はより頑張っていかなければと思う。7月の中旬には友人の紹介で、日本語を勉強しているブラジル人の家に2週間滞在し、一緒に生活しながらお互いの勉強を助け合うという計画を立てているので、休み期間も気を引き締めて無駄にしないようにしたい。 ・友人関係 今月の中旬、留学仲間の香港人の友人が留学終了に伴い帰国してしまった。夜に何個か授業を取っていた彼とは、一緒に夕食を食べに行ったり、USPãoという店でケーキを食べたりなど、短い期間ながら大学内外でたくさんの思い出があったためとても悲しい。留学に短期間での別れはつきものだが、やはりいざ別れの時期になってしまうと悲しくなるものだと実感した。来月には他大学から来ている日本人留学生も帰国してしまうので、悔いのないようにたくさん思い出を作りたい。 ・通学、交通、移動 ようやくRNM(身分証明書)、Bilhete Único(交通系ICカード)、銀行口座が手に入った。銀行口座のことは金銭のところで詳しく書こうと思う。5月最後の最後でRNMが完成したという通知を受け、授業がない火曜日に再び連邦警察に受け取りに向かった。1、2時間ほど待った申請時とは違い、受け取りは5分もかからずに完了した。学生のBilhete Únicoを作るにはRNMが必要だったので、受け取り後すぐに発行の申請を行った。学生はこのカードを作れば、地下鉄やバスなど、公共交通機関の通常料金の半額で利用することができる。(地下鉄は5.2レアルから2.6レアルに、バスは5レアルから2.5レアルに!)また、チャージもアプリからPix(銀行口座内のキャッシュレス決済)で払うことができるので現金の使用がほぼほぼなくなった。ただしチャージ後、使用前に駅の機械にカードを差し込まなければチャージがされないのでそこだけ注意。Bilhete Únicoは申請さえできれば、あとは指定した住所に郵送でおっくてもらうことができるので、特定の場所に受け取りに行くことなどはなかった。 ・食事 今月もBandejãoに感謝感謝の1ヶ月。平日の昼夜のほぼ毎日をお世話になった。中には嫌いな食べ物が多かったり、メニューへの飽きが原因であまり行かなくなる友人もちらほら。自分は飽きが来ない上、自炊との天秤にかけた時にBandejãoが圧勝するので、来月もお世話になろうと思う。 平日は学校、休日は外食か簡単な自炊。今までと大きな変化はなかった。 ・金銭 ようやく銀行口座を開設することができた。選んだ銀行はBanco do Brasil。おそらく多くの人はこの銀行、もしくはNubankで作ると思う。Nubankは店舗を持たないインターネットで全てが完結する銀行。何人かの友人はこっちのNubankの口座を作っていたが、一番開設が早そうだった。彼らはRNMを受け取ったその日に開設がオンラインで全て完了していたため、素早く開設したい人にはおすすめ。自分が選んだBanco do Brasilは実店舗にRNM、居住証明書、税金を納めていることが証明できるもの(水道代、光熱費などの領収書)、履修登録証明書を持って申請に行った。居住証明書と光熱費の領収書はどちらも大家さんにお願いし用意してもらった。留学生(学生)は履修登録証明書が必要らしい。これは履修登録後に学校からもらえるので、そのデータを用意すれば問題なかった。最初自分は必要書類を何も知らなかったが、先に同銀行の口座を開設していた友人に教えてもらい知ることができた。色々なものの用意が必要で正直面倒臭いかもしれないが、何かあった時にいつでも対面で質問できる方が良いと思い、実店舗を持つBanco do Brasilを選んだ。他にもSantanderやItaúなど種類はあるが、あまり周りに持っている人はいない印象。 口座開設により、普段の会計はもちろん、家賃のPixでの支払いが可能になった。毎月大量の手数料を支払ってWiseからおろしていた手間が省け、とても楽になった。しかし、Banco do Brasilの初期設定ではPixの月当たりの上限が1200レアルになっており、家賃は1250レアル。家賃すら払えない状態だったので早速大学内にある店舗へ。ものの数分で設定を変更してもらえ、無事今月から家賃をPixで支払うことができている。外国の銀行でわからないことだらけであるため、あくまで個人の意見であるが、NubankよりBanco doBrasilの方がおすすめ。なおPixのやりとりは他銀行間でももちろん可能なので、そこの心配は不要だと思う。 しかし口座開設後、5〜10日で届くと言われたデビットカードが今月末まで経っても届かず。来月、時間があるときに銀行に行き解決しようと思う。 ・休日 友人関係のところで書いた香港人の帰国予定に伴い、彼が帰るまでに日本人留学生、日本語専攻のブラジル人などと一緒に、カラオケやChurrasco、Açaí(アサイー)などたくさんの思い出を作った。大学が比較的忙しかったため、他の州への旅行などはしていない。お金も有限であるため、計画的に遊びの計画を立てていきたいところ。 また、今月は学校内外いろいろな場所でFesta Juninaがあった。Festa Juninaは、ブラジルで毎年6月を中心に行われる伝統的なお祭り。もともとはキリスト教の聖人(特に聖ジョアン{São João})の誕生日を祝うヨーロッパの風習が起源で、ブラジルで農村文化と結びつき、独自に発展したもの。Quadrilhaという、みんなで輪を作ってするダンスやQuentão(ホットワイン)が有名。日本にいいる時も、神田外語大学のポルトガル語専攻で毎年やっていたものを現地で体験できて嬉しかった。 ・まとめ 留学を開始してはや4ヶ月がすでに経過してしまった。日本人留学生や日系人が多いのはサンパウロのいいところであると思うし新たな友人なども増えているが、肝心なブラジル人と関わる機会が他の大学より少なく感じ、危機感にまで思う。留学生活を無駄にしないよう、これから意識的にブラジル人と関わる機会をさらに増やしていきたい。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-05
月次報告書5月分
ブラジル人、身分を証明
RG、ブラジルの身分証明書を更新(日本で言うところのマイナンバーカード)。銀行口座開設。ブラジルで生活するにあたり必要なものが揃い、残すはポルトガル語習得! 滞在先 電気について。滞在先に限ったことではありませんが、ブラジルの電気系統エピソードがいくつかあります。前提として、ブラジルの電圧は日本よりもかなり強め。電子レンジの時間調整も気をつける必要があり、滞在先の洗濯機は脱水含め15分で完了。コンセントの形も違うため、日本から持ち込むものなどには変換プラグが必要になります。対応する電圧が異なる製品を使うためには、変換プラグも必須。海外対応の製品もあります。ですが!!!海外対応だからと言って安心はできないのです。それは旅行先で友人が日本から持ってきた海外対応のドライヤーを使っていた時。突然ドライヤーは大きな音をたてながらショートしました。焦げたような臭いと熱を発して、二度と動くことはありませんでした。日本から持ち込んだストレートアイロンなども熱くなりやすいので、海外対応でもブラジルの電圧に対応できるかどうか見極めた方がいいです。ここまで言うと、電気強いし丈夫なのでは?と思いますが、頻繁に停電するので出来る時に携帯を充電しておくことや、ろうそく、マッチなども常備しておくことをおすすめします。 お金関係 今月、Banco do Brasilで銀行口座を開設しました。それまでの支払いは日本のクレジットカードか現金。現金は日本での換金と、Wiseを使う方法があります。Wiseには、アプリで日本の銀行から送金し、Wiseのカードを使ってSantanderという銀行の機械で現金をおろします。説明だと分かりにくいかもしれませんが、とにかくWiseはアプリだけでなく、カード本体を作った方がいいです。ブラジルで口座開設してからは、WiseからさらにBanco do Brasilに送金しています。ブラジルはPixという支払い方法が存在し、Pay Payみたいなものですが、銀行のアプリから直接支払うことができます。ブラジルでは日本のクレジットカードも使えますが、不正利用や桁の間違いで300円の飲み物が3万円で請求されたこともあったので、こまめに請求額をチェックしたほうがいいです。 週末 5月11日、母の日。日本にいる母には会えませんが、ブラジルの母である叔母にちょっとしたプレゼントを。友人もお世話になっているからと、一緒にプレゼントを選んでくれました。4月に入った頃から、お店で母の日のプレゼントが置かれ始めたのですが、これ日常使いするの?というくらい愛とクセの強いものばかり。「愛している」と大きく書かれたハート型のクッションや、「私のママは女王」と書かれた水筒など。そして、当日になって準備する人も多いらしく、道端で花を売っている人を多く見かけました。 他の週末には、サッカーの試合も観に行きました。多くのブラジル人がサッカーに対する熱がすごいので、スタジアムの盛り上がりも大迫力。観戦したのは、女子サッカーのブラジル代表と日本代表の試合だったのですが、ブラジルサポーター側からの観戦だったので、ブラジルの得点を叫んで喜び、日本の得点は静かに喜びました。3対1で日本は負けてしまいましたが、スタジアム全体でのウェーブに日本サポーターも加わったのを見て、ブラジル人と日本人の良い空間を見ることができた気がします。 身分証 私はブラジル国籍を持っているため、ブラジルでの身分証であるRG(Registro Geral)を更新しましたが、留学生は基本的に外国人登録番号であるRNM(Registro Nacional Migratorio)を登録する必要があります。ブラジルでの生活で頻繁に必要になるのは、RNMとCPF(納税者番号)です。CPFは在日のブラジル領事館で取得できます。身分証はすぐ作れるわけではないので、出来るまでの2,3カ月はパスポートを身分証として使っている人が多かったです。身分証ができれば、銀行口座の開設も出来るようになります。 ワクチン ブラジルでは予約無し、無料でワクチンを打てます。私は黄熱病と風邪のワクチンを大学周辺の病院で打ちました。この2つのワクチンはそれぞれ別日、違う友達と打ちに行ったのですが、予約も要らないので「これからワクチン打とうと思うんだけど一緒に行く?」「え、無料?行く!!」みたいな感じで決まりました。もちろん、日本で打てるワクチンを打ち終わってから留学をスタートする方が計画的ではありますが、風邪のワクチンは半年ごとに打っているという友達もいたので、長期留学ならブラジルで打つのも悪くないと思います。個人情報の登録を病院で行い、呼び出されるのを待ちます。すぐ終わります。私の場合、部屋に入ってから椅子に座ろうとした時にはもう打ち終わっていました。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Cassia
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書5月分
5月!
今までの月よりは休みの日が少なく、学校と家の往復が多かった。今までより特別なことが少なかったが、そんな平穏だった月なりにまとめようと思う。 ・気候 秋への移行が進み冷える日が多くなって気がした。と感じたのも束の間、振り返ってみれば昼間は25℃を超える日が多かった。また、夜は冷えると言いつつも自分は暑がりなため、持ち運んでいた上着を使わず一日中半袖でいる日がほとんどだった。しかし、雨は乾季への移行の影響で減ってきた印象。夏のようなスコールはなかった。晴れた日は洗濯物の乾きも早く、半袖だと洗濯時のかさも増さないため、いけるところまで半袖生活を続けようと思う。 ・大学 やはり今月もまだ、授業内容の全てを理解することは難しい。授業で使われる言葉は,専門的な予備知識ありきの単語などもあるため、聞き取りもなかなかに苦しむ。USPの学生は英語もできる人がほとんどなため、なかなかにメンタルをえぐられたりやるせない気持ちになることがある。しかし、ブラジル1番のレベルである大学であるUSPの学生に対抗することがまず無謀であると気付き、ある程度割り切って取り組むことにした。留学先で精神的に追い込まれたくないので、自分自身と相談しつつ頑張りたい。 その一方で、Aspactos da Cultura Brasileira(ブラジルの文化の側面)では嬉しいこともあった。各週異なるテーマの授業が行われるこの授業。今月の3週目のテーマはブラジルサッカーの歴史についてだった。自分はサッカーが大好きであるため、食い入るように先生の説明を聞いていた。自分の関心のあるテーマだったこともあり、ブラジル人の中でもなかなかに話すスピードの速い担当講師の方の話をかなり理解することができた。ブラジルのサッカーは長い歴史を持ち、それに政治などが付随してかなり複雑になっている。ブラジルに来たからにはこの授業内容に留まらず、より知識を深めていきたい。 また、今月に入り、初めてテストを受けた。Cultura Japonesa(日本文化)の授業で中間テストがあったため、授業内で使用したスライドを中心にテスト対策をした。日本文化と言いつつも、授業内容は日本史に近い印象。内容のレベル自体はそこまで複雑ではないと思う。このテストでは留学生の辞書の使用が許可されていたため、問題文中のわからない単語は調べることができた。この授業では学期末にもう一度テストが控えているため、復習を計画的にやっていこうと思う。 ・友人関係 今月も日本語専攻のブラジル人や日本人留学生と時間を過ごすことが多かった。日本語専攻の人たちと関わることで、お互いの言語の勉強の助け合いができるためいい関係性が築けていると思う。最近は仲が深まりおふざけも増えてきた印象がある。その中でもブラジル感を一番感じるのはPiada(ジョーク)やParavrão(暴言、罵りの言葉)だ。日本では絶対に口にしないような失礼で汚い言葉を、ブラジル人は息をするようにすぐ口にするので、嫌でも覚える。しかし、これらも現地でブラジル人と関わることでしか吸収できない知識であるため、自分では言わないにしても覚える価値はありそう。 また、日本語専攻のブラジル人に誘ってもらい、ブラジルで初めてサッカーをした。正確にはフットサルの規模で少人数で行ったが、久しぶりにボールが蹴れてとても楽しかった。USPには様々なスポーツができるCEPE USPという施設があるため、そこで無料で体を動かすことができる。これからも有効活用していきたい。余談だが、ブラジルではチーム分けをする際、片方のチームがビブスを着用するのではなく上裸になることで区別する。今回いきなり上裸チームになったが、ブラジルらしさを体験できてとても良かった。 さらに今月の末にはサンパウロで、なでしこジャパン(女子サッカー日本代表)対ブラジル代表の試合を見に行った。正直なところ、今までは男子サッカーより迫力がなく面白くないというイメージを持っていたため、今回の試合も行くかどうかすら迷っていた。しかしそんな気持ちは一切なくなるほど楽しかった。サンパウロに住んでいるが、多くの日本人がいることに少し違和感を感じた。自分たち日本人留学生はブラジル人の友人と一緒に見に行ったので席はブラジル側だった。周りがブラジル人だらけなので、日本での試合とまるで違う応援スタイルがとても面白かった。ブラジルのサッカーで吸収することができるエネルギーがあるので、定期的に見にいきたい。 他にも、サンパウロ市内の美術館であるMASP、以前テレビで紹介されていた大学内の人体解剖学の博物館、ラテンアメリカ最大の観覧車、サンパウロの遊園地など、様々な場所に友人たちと遊びに行った。美術館などは特定の曜日が無料になること多く、気軽に足を運べるのでおすすめ。 ・通学、交通、移動 まだBilhete Únicoが作れていないため引き続き現金で支払っている。銀行口座がなくWiseでの引き落としに手数料がかかってしまうため現金をあまり使いたくないが、もう少しの辛抱。ちなみに、地下鉄のBilheteria(チケット売り場)で1枚5.2レアルのチケットを買う際、100レアルなどの大きい金額を出すとかなり嫌な顔をされる。しつこく20センターボス(0.2レアル)はないかなどと聞かれるが、ずっとないと言い続ければ対応してくれる。これは余分な出費を出さずにお金を崩したい時などにも一つの手になるので覚えておいてもいいかも。しかし、バスの場合、本当にお釣りが用意できないケースもあるので、5レアル(サンパウロ市内のバスの料金)は持っていたほうがいいかもしれない。 ・食事 今月はおそらく、これまでで1番Bandejãoにお世話になったと思う。ほとんどの平日の昼と夜をそれぞれ2レアルで済ませたことでかなり節約になった。休暇で旅行に行くことが多いので、できるところで節約していきたい。休日は友人たちと出かけることが多いので、そのまま外食で済ませている。 自炊は全くと言っていいほどしていない。家で何か作るとしても、パスタを茹でて買ったパスタソースをかけて食べるくらい。自分でも自炊のしなさに驚くが、Bandejãoと友人たちのおかげでこれで済んでしまっている。すき家の日本米を5kg購入したので、これからは時間がある時に自炊しようと思う。 ・金銭 まだRNM(外国人登録)が終わっっていないためブラジルの銀行口座が作れていない。基本的にクレジットカードで支払いをしているが、クレジットカードは最終的に日本円での請求になるため、請求日のレートの上下が大きく関わってしまう。ブラジルの銀行を作りレアルが安いときに入金し、デビットカードで支払えるようになれば少し安く支払うことができると思う。おそらく来月の上旬に受け取りが完了するので、首を長くして待とうと思う。 また、今月の末、ついにCPFを取得した。二月の報告書に書いたが、自分は在日本ブラジル総領事館で出国前に事前に取得できるCPF(マイナンバーのようなもの)の発行を忘れ、この番号を持たないままブラジルに到着し早3ヶ月が経っていた。サッカーの試合や飛行機のチケットの購入時など、何かとないと不便だったのでやっと取れて安心した。インターネットの特定のサイトでオンライン申請書類、パスポート顔写真、RNM番号(RNMは申請時に番号の控えが先にもらえる)などを送れば、特別どこへも行かずネットで番号受け取りまで完結した。日本で発行してから出国するのがベストだが、忘れてしまった際には自分の例を参考にしてみるといいかも。 ・休日 今月は長期休みがなかったのであまり遠出はしていない。地下鉄で移動し買い物に行ったりご飯を食べたりが多かった。ありがたいことに遊びに誘ってくれたり、買い物に付き合って食える友人がいるので1日退屈することがあまりない。今月特に印象に残ったのは、日本人留学生の大学院生の先輩宅で行ったChurrasco(ブラジルの焼肉、BBQのようなもの)だ。4月末から5月頭にかけて発症していた風邪の病み上がりに誘ってもらったが、そんなことも忘れるくらい美味しく、元気が出た。 また、今月末にはVilada Culturalと呼ばれる、二日間にまたがり開催されるフェスタに行った。自分は日曜日の夜の最後のコンサートのみ参加したが、そこで思わぬ出来事が。自分たち日本人に興味を持ち話しかけてくれた酔っ払いのおじさんがいた。最初はただの酒に酔ったおじさんかと思ったが、後に自分からPCCのメンバーであることをカミングアウトしてきた。PCCとは、サンパウロでとても名高い大規模な犯罪組織で、殺人や窃盗、マリファナの密売などを行っているとても危ない集団。そのうちの一人であると伝えられた時には正直驚いた。ちょうど留学前にテレビの特集でPCCを取り上げられていたため気をつけてはいたが、まさか本当に遭遇するとは予想だにしていなかった。幸いにも、ただ自分たちと話したかっただけで何も盗られなかったが、このような公の大きなイベントは楽しい分危険も潜んでいるため、今回のことを機により一層警戒しておきたい。 ・まとめ ひとまず今月も無事にブラジルでの生活を送ることができた。来月でほぼ1学期の授業が終わる。それに合わせてレポートなどの課題の期限が迫ってくるため、計画的に進めようと思う。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-04
月次報告書4月分
日本人であり、ブラジル人
桜の無い4月。伝わらないポルトガル語。地元から持ち込んだお菓子は尽き。やはり自分に留学なんて向いてなかったのでは?と思う日も。でもそんな不安、自分がブラジル人になりきっちゃえばなんてことない。自分の弱さと向き合った今月は、これからさらにブラジル留学を楽しもうと改められる機会でした。 滞在先 お風呂について。お風呂は基本1人が立っていられるくらいのスペースに、天井についたシャワーが1つ。取り外し不可。水の温度は蛇口の捻り加減での調節になります。ブラジル初日のシャワー、調節ができるということすらもわからないまま冷水を浴び、「きっとブラジルでお湯はでないんだ」とこの先1年間の覚悟を決めていました。安心してください。お湯出ます。天気や時間帯によっては温度も気まぐれですが。軟水や硬水については詳しくわかりませんが、私の感覚だと日本とは違う気がします。シャンプーの泡立ちが違ったり、クレンジングが乳化しなかったり。水道水はもちろん違います。滞在先には蛇口に付けるタイプの浄水器があるのですが、そこから入れた水でもあまり美味しいとは言えません。スーパーマーケットで買うミネラルウォーターか、大学内のウォーターサーバーがおいしくて安全なのでお勧めです。 交通 バスや地下鉄の中にもブラジル人の文化が。ブラジルのバスや地下鉄にも優先席が設置されています。優先席でなくてもお年寄りや妊婦さん、怪我をしている人に席を譲りましょう的な暗黙の了解は日本にも存在しますよね。(添付写真:お年寄り、妊婦さんなどに加えて体形がふくよかな方の項目も)しかしブラジル人、明らかに日本人よりも譲るスピードが速い。日本人は譲る側も譲られる側も恥ずかしがって、そもそも声をかけるのに勇気がいるイメージですが、ブラジルだとそのやり取りがスムーズ。学校からの帰り道、その日は疲れすぎてゾンビみたいな顔してバスに乗っていると、2人のおじさまから優先席を譲ってもらいました。とっさのことだったので日本人の一面が出て断ってしまいましたが、そのくらいみんな周りを見ていて、初対面でも気にかけてくれます。さらにブラジルには、席に座っている人が立っている人の荷物を持ってあげるという文化があるらしく。何度かその光景を見たことがあり、私自身も「荷物持ってあげるよ」と声をかけてもらったことがあります。声をかけられたときは、自分の荷物を知らない人に渡すのが怖かったので遠慮しましたが、それでも持つよと言ってくれたので託しました。幸いそのおじさまは良い人で何事もなかったのですが、彼からかばんを受け取った後すぐに中身を全て確認しました。なにも盗まれていないし、入れられていない。すごく優しくて良い文化だとは思いますが、到着3カ月目の外国人には少しハードルが高かったので、親切心で言ってくれている人を見極めるのが重要です。 食事 私はブラジルでの食事が好きなので特に苦労はないですが、多くの日本人が慣れないのはパラパラのお米でしょう。友人は食が合わず、苦労しているようです。サンパウロでは日本米も買うことができ、叔母は「白米」というお店で買っています。ブラジルの食べ物を食べる機会もたくさんあり、Feiraという曜日ごとに場所が変わる市場のようなところでパステルを食べたり、家でBolo de Cenoura(ニンジンケーキ)を作ったり。市販のケーキは砂糖多めで、日本人にはかなり重め。ブラジル食が合えば、朝、昼、夜 全て学食で済ませて安く抑えることもできると思います。 週末 4月はイースターの休みがあり、その期間でミナスジェライス州に留学している友人と合流してミナスジェライス州、リオデジャネイロ州を旅行しました。実はこの留学でブラジル渡航人生5回目の私。リオデジャネイロは10年ぶり2度目。現地のブラジル人たちには散々、リオは危ないから気をつけてと念を押されていたので、一段と気合いを入れてスリ対策と治安の悪い地域を避けての移動。何事もなく無事に旅を終え、旅行が終わるころにはサンパウロが恋しかったです。 気候・服装 夜だけでなく昼間も寒い日が増え、長袖必須となりました。寝る時も、毛布を使うほどに寒く、急に冬が近づいた感じがします。とはいえ、日中と夜の寒暖差が激しいため、周りで体調を崩す人も少なくありませんでした。ブラジルは情熱の国、暑い国だ。のイメージで来た留学生たちは口をそろえて「聞いていた話と違う」と。同意です。極端に大量の半袖と裏起毛の上着しか持ってこなかったため、調整が難しい。堂々とタンクトップで歩くブラジル人をよそ目に、UNIQLOのヒートテックのありがたみが沁みます。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Cassia
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書4月分
あっという間の三ヶ月目
4月が終了した。留学前に想像していたより、はるかに早く時が流れているように感じている。今月も無事に楽しくブラジルでの生活を送ることができた。特段大きな出来事はなかったが、新たに起こったことや変わったことについてまとめていこうと思う。 ・気候 最近のサンパウロはだいぶ冷えるようになってきた。日本と気候がとても異なるためうまく比較はできないが、今は日本でいうところの秋ぐらいだと思う。朝晩は冷えてパーカーなどを上に羽織ることが多い。しかし、日によってまだ昼間は気温が上がり半袖でも暑い日があるため、毎朝天気や気温を確認してから服を決めるようにしている。ブラジルは日本の秋、冬ほど冷えることはないため過ごしやすい。 また、毎日の気温差に関係があったのか、月末に体調を崩してしまった。一時は39℃以上も熱が出てしまったが幸いにも倦怠感はあまりなく、近くに住む日本人留学生の友達がスポーツドリンクや果物を買ってきてくれたおかげでなんとか乗り越えることができた。不幸中の幸いで、体調を崩し始めてたのが4連休の前日で、授業を休まなければいけなくなったのは1日だけだった。日々の疲れも溜まっていた可能性があるので、今後は定期的に休みを取るようにしたい。 ・大学 3月の中旬から本格的に始まった授業にも大分慣れてきた。しかし、まだ全然授業内容がわからない。自分の履修している授業は日々の課題が少ないため、あまり課題に追われるというようなことはないが、その分学期末のテストやレポートが心配である。他の日本人留学生や仲良くなったブラジル人が同じ授業をとっているので、彼らと一緒にこなしていこうと思う。 また、今月の初めに自分が所属するLetras(文学部)で1日だけストライキが起こった。教室数の不足、空調設備の欠陥、学食の待ち時間の長さ、バスの本数の少なさ等々、様々な問題を訴えかけるために1日だけ建物が封鎖され、授業が中止に。今月のこの報告書の写真にあるように、ドアの前を教室で使用している椅子を使って封鎖していた。先輩の報告書でこのような光景を見ていたため何日続くのかと不安になっていたが、1日で終わり安心した。また今後も起こる可能せはあるため、ストを起こしている活動団体のInstagramのアカウントや、Whatsappで友人と状況を確認しようと思う。 ・友人関係 学期始め当初よりは新しい友人はあまり増えていない。その分、これまで仲良くなったブラジル人たちとの交流が増えている感覚がある。自分は金曜日以外午前中に授業が終わるため、ブラジル人や他の日本人たちと放課後、学内外で出かけることがしばしばあった。基本的に周りの友人たちが遊びに誘ってくれてついて行くことが多いので、彼らのおかげで予定がたくさんできている。 ・通学、交通、移動 まだBilhete Único(←先月報告書に詳しく書いてあります)ができていないので、引き続き公共交通機関(地下鉄、バス)は現金での支払いが続いている。が、外国人登録(RNM)の申請がようやく終わった。申請から45日後に証明書(?)が受け取れる。自分はいまだにCPFを作っていないため、RNMの受け取り後、CPFも発行しなければならない。その二つを受け取ったら、Bilhete Únicoを申請しようと思う。 また、旅行中や夜間の移動などではUberを頻繁に使っている。日本ではまだあまりUberと聞いてタクシーの印象を浮かべる人は少ないと思うが、ブラジルではとても多く使われているサービス。夜は危険が多いため、あまり歩いて帰ることは良くないとされている。ブラジルではUberがとても安いため、たくさん利用させてもらっている。運転手の人も優しい人が多い印象。夜間、外から乗っているところを見られるのも怖い場合は、窓にブラインドシート(?)が貼られており比較的安全性の高いComfortの配車を依頼するのも一つの手。値段が少し高くなるため、自分は使っていない。 ・食事 三月までは夕食を外で食べることが多かったが、最近はほぼ毎日大学のBandejãoで食べている。日本人留学生の友達と、その友達が住んでいるRepública内のブラジル人と3人でよく食べに行っている。この日本人の友達のおかげで色々なブラジル人と仲良くなったり、一緒にご飯に行ったりできているため、とても感謝している。また、ほぼ毎日Bandejãoの後にコーヒーを飲みに行っている。大学のBioligia(生物学部)の図書館内の飲食スペースのようなエリアにあるコーヒー販売機で1.3レアル(約35円)で小さいコーヒーが飲めるため、そこでおしゃべりしてから帰っている。5月以降はおしゃべりだけでなく、そこで勉強する習慣をつけれたらいいなと思っている。 また、時間があり学校に行かないときは家で食べることもたまにある。日本から持ってきたレンジでお米を炊ける容器を重宝している。ただ、ブラジルの電子レンジはとても出力が強く、マックスのパワーで温めるとうまくいかないため、調節が必要。Potênciaというボタンで強さを選べるため、そこを50%にしてからいつも使っている。いまだに何Wかは分かっていない。ちなみに、お米はすき家で売っている日本米を食べている。これが1番美味しいと先輩に聞き購入したが、とてもおいしかった。現在は、日本の米価高騰のため日本より安く買うことができる。あまり詳しく覚えていないが、5kgで2000円いかないくらいだった気がする。サンパウロに留学した際はぜひ。 ・金銭 基本的にクレジットカードで決済をしているが、どうしても現金が必要な場合はWiseのデビットカードを使ってSantander銀行で下ろしている。(Wiseの概要は3月の報告書に詳しく書いてあります)現地の銀行口座も、Bilhete Únicoと同じくRNMとCPFが必要なため、まだ時間がかかりそう。Pix(キャッシュレス決済)が銀行口座内の機能であるため、それを使うのもまだ辛抱が必要である。Pixが何かと便利なため、早く銀行口座を開設したいところ。 ・休日 4月はPáscoa(イースター)とTiradentes(チラデンチス記念日)が重なり10連休があった。ちょうどミナスジェライス州のUFJF(ジュイスジフォーラ国立大学)に留学する神田の同級生2人がブラジルに到着し、大学開始までに時間があったため、同じくUSPに来ている神田の友人と合わせて4人で、ジュイスジフォーラ・リオデジャネイロの2都市の旅行に行った。去年は大学内でずっと一緒にいた友人たちだったので、2ヶ月離れていただけで少し懐かしさすら感じた。また、ジュイスジフォーラ滞在時に、以前日本に来ていたブラジル人留学生たちにも会うことができた。以前よりも彼らのポルトガル語を聞き取れるようになった気がして、少し嬉しかった。 ・まとめ 4月もたくさんの人のおかげで何不自由なく充実した留学生活を送れている。ブラジルにもかなり慣れてきた現在、いまだに怖い目に遭っていなかったりトラブルが一切ないため安心してしまっているが、ブラジル、サンパウロには常に危険が潜んでいるため、安全に楽しく過ごしていこうと思う。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
1~10件目 / 87件中