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2025-07
留学成果報告書7月分
留学のまとめ
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1979年 ・学生数 約32,000人 ・設置学部 経済・経営学部、科学部、健康科学部、教育学部、哲学・文学部 ・その他 日本人スタッフがおり安心 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 哲学・文学部 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 特に制限はなく、希望した授業を受けられる。受講するためには、Learning Agreementという受講希望書を提出することが必要。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 前期又は後期に、授業料無料(教材費60ユーロは必要)で自分に合ったレベルの語学コースを受けることができる。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学は広く、自然が豊か。トラムやバス停も大学の近くにあり便利。ヨーロッパやアメリカからの留学生も多い。学部の授業を取っている日本人の学生は6人いた。日本人留学生のほとんどは英語で授業をとっている。また、語学学校に通っている日本人は多くいるそう。 (5) 課題や試験 ほぼ毎週のように課題がある。グループワークが多いため、グループ課題もある。試験はKUISに比べてかなり難しい。記述式の試験が多い。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 学部の授業関連、また語学学校の授業、住居に関しては日本人のスタッフがいるので問題なかった。 (7) オリエンテーション 9月の初め、授業が始まる前に、2日間オリエンテーションがあった。キャンパスツアーと履修登録や試験、授業についての説明だった。キャンパスツアーは英語、履修登録や試験、授業についての説明は日本語とスペイン語の2回あった。 (8) 履修登録 出国前にLearning Agreementを提出した。その後、授業開始〜2週間程度は履修登録期間がある。その期間内は授業を変更することができる。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 新しい視点や価値観に触れ、物事を様々な角度から考えられるようになりたかったから。語学力を伸ばしたかったから。 (2) 留学先を選んだ理由 選べる授業の幅が多かったから。KUISからアリカンテ大学に留学できるのは1人であり、周りの先輩や友達に頼ることのない、厳しい環境に自分を置きたかったから。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) スペイン語のニュースを聞くなどのリスニングの練習をした。ボキャブラリーをもっと増やしておくべきだった。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 特にない。 (5) 留学中の交友関係 授業をでのグループワークや日本語とスペイン語の言語交換会、ビーチバレーボールのクラスなど。また、初回の授業では、隣に座った子に積極的に話しかけた。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 助けてほしいとお願いするとみんな助けてくれた。知らない単語や専門用語が多く、授業内容を理解するのに苦労した。 (7) 授業外で参加した活動 日本語とスペイン語の言語交換会(語学学校のホームページで申し込みをした) ビーチバレーボールのクラス(大学のホームページで申し込みした) (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 積極的に行動することが大切。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 何事もなく、元気に帰国できたこと。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか スペイン語を使う機会自分から積極的に作っていきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 特にない。 (2) ビザ申請 早めに行動するべき。 (3) 航空券を予約した方法 旅行代理店 (4) 渡航したルート 行き:成田空港→アブダビ空港→マドリッド空港→アリカンテ 帰り:アリカンテ→マドリッド空港→アブダビ空港→成田空港 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 マドリードからアリカンテまでは高速鉄道を利用した。アリカンテターミナルから寮までは、一般のバスを使った。事前に予約をすれば、大学のピックアップサービスもある。 (6) 滞在先住居を探した方法 大学の宿泊サービスのサイトから寮を申し込んだ。ホームステイは人気で予約がすぐにいっぱいになるそう。 (7) 滞在先住居についての詳細 毎月初旬に口座から引き落としされる。 ジムや卓球のできるお部屋など施設が充実していた。 洗濯機は有料で使える。 毎週、掃除してくれる。(シーツ、バスタオルの交換あり。) (8) 滞在先についての感想、アドバイス 1人暮らしはスペイン語を使う機会が少ないので、積極的に外に出ることが大切。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 基本的にカードで支払い、念のために50ユーロほどは持ち歩いていた。現金は、街中や空港にあるATMから引き出していた。 (2) 携帯電話 空港にあるOrangeの店舗で購入した。毎月、Orangeのアプリで更新、支払いをしていた。 (3) インターネット 不自由なく繋がる。 (4) 医療 病気には行ってない。 (5) 日本から持っていくべきもの 風邪薬 化粧水、化粧落とし、日焼け止め 電子レンジで米を炊くための炊飯器 インスタントの味噌汁、ふりかけなどの食料品 (6) 治安状況 スペインの中ではアリカンテは治安がいい。クラブやお祭り期間はスリが増えるので注意が必要。また、中心部とアリカンテ大学の中間にある一部の地域は、夜に出歩かない方が良いと現地の友達が教えてくれた。 (7) 食事 基本的に自炊。スーパーで醤油やお米も買うことができた。 (8) 情報の入手 InstagramなどのSNSやインターネットで調べた。旅行の際は、ガイドブックも使用した。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 日曜日にほとんどのお店が閉まっていること。 トイレットペーパーがないこともあるので、ティッシュを持ち歩くこと。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 これから就活を始める予定。 (2) 現地での就職活動や進学準備 オンラインの説明会に参加したり、SPIの勉強をした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか スペイン語や今回の留学の経験を活かせるような仕事に就きたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学は楽しいことだけではないですが、新しい友達、食べ物、文化、価値観に出会うことができ、人として成長することができると思います。留学に少しでも興味のある方は、ぜひ挑戦してみてください。きっと、かけがえのない経験になると思います。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-06
ついに、恐れていたことが起きました。 財布を盗まれてしまったのです。ショッピングをしていた際サイズ確認のために数秒カバンを背中にしてしまった時に盗まれたのだと思います。カバンを前に戻した際にはカバンのチャックが全開きで、もしやと思い中を確認すると財布だけなくなっていました。その場でカードを止め、私は銀行口座を2つ持っていたのでサブで使っていた口座に全額を移し、近くの交番に駆け込み盗難届を発行してもらいました。すぐカードを止めたこととサブの口座に全額移しメインの口座の残高を0にしたことで不正利用の被害はありませんでした。 ですが財布にはカードだけでなく、スペインでの健康保険証、学生証、スペインの外国人身分証明書TIE(学生ビザ)が入っていたので、翌日から各種再申請の手続きをしました。スペインの健康保険証はオンライン申請で2〜3週間の郵送、学生証は専用サイトにあるメールアドレスへメールをして2日後に受け取りができました。TIEですが、留学初月にした申請と同じ手順で再発行の手続きをしました。警察署の予約から税金の支払いなどを済ませなければなりません。運よく翌日にサイトから警察署の予約ができましたが、空きがない場合は警察署の予約に数日かかります。また、TIEの再発行には19.80€かかります。申請では13€程だったので痛いです。でも盗まれてしまった私が悪いので仕方なくお支払い。 この日学んだこと❶カード2つ持ちは当たり前ですがそれぞれのカードを違う銀行口座に紐付けておくことで片方のカードを止めて口座からの引き落としができなくなってももう1つの口座で代用が効くということです。 また時差の関係でスペインからカードを止める手続きをしても会社が閉まっていてカードが止まるのが翌日になってしまい、その間にカードが使われてしまうということがあるので別々の口座を持っておくことをお勧めします。❷普段行く、またはセントロの交番の場所を確認しておくこと。今回はよく行く場所で盗まれてしまったので徒歩3分にある警察署の場所を把握していたため、盗難届を即日で発行してもらうことができました。事件現場の近くであること、警察署についてからも盗難届の発行までは時間がかかること(私の場合は2時間ほど待ちました)、申請書類作成の際にその時の記憶が正しく鮮明に残っていることでより詳しく書くことができるので住んでいる場所だけではなく、よく行く場所の交番も確認しておくことが大事だと思いました。 翌日、2日後から旅行の予定があり、スペインを出てしまうのでTIEがなくてもスペイン再入国することは可能か警察署に予約なしで突撃しました。盗難届があるので再入国は可能だったのでTIEがないので不安ではありますが、旅行に行くことができました。 なんとのその旅行中に奇跡が起こります。突然スペインから電話が来たのです。普段はWhatsAppからの電話なので怪しいと思いましたが、変な電話なら切ってしまおうと思い電話に出ました。すると警察からの電話で財布が見つかったと!旅行から帰ってすぐ警察署に行くと財布と止めたカードまで全て帰ってきました。財布に入っていた現金は盗まれてしまいましたが、それ以外の財布の中身は全て無事です。捨てようと思って入れっぱなしにしていたいらないレシートまで帰ってきました。警察官曰くカードを止めていたことと口座にお金が入っていなかったから使えないと判断し、現金だけ盗んで届けにきたのではとのことでした。再申請手続きをしたTIEに関しては予約をしていた日に警察署に行き、今持っているTIEが無効化されていないかの確認をし、再発行の必要はないとのことです。税金が返金されないので余計痛手に感じました。 前期の追試や補講もありましたが、財布を盗まれたという事実の印象が強すぎて、ほとんど覚えていません。財布が帰ってきた後もビクビクしながら生活をしています。留学初期を忘れず身の回りのことにはより一層気を使い、何か申請をするときはスペインの大地に咲くひまわりのように根気強く粘って交渉することがいかに大切かを痛感した1ヶ月でした。帰国まで1ヶ月を切りました。最後まで気を引き締めて生活をしていこうと思います。 最近になりやっとお土産を買い始めました。思ったより多いな持って帰れるのか?というほど量がありびっくりしていますが、あまり来ることのないスペインの思い出がたくさん詰まったものを買って帰りたいと思います。日本に帰れば感じることのないこのスペインの暑さをジリジリを感じながら残りの生活悔いなく終えることができるようにたくさんの人に感謝を伝えながら残りのスペイン生活を送りたいです。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2025-05
月次報告書5月分
9ヶ月目
島での生活もあっという間に最後の月になってしまいました。日本に帰りたい気持ちと、もう少しここに住みたい気持ちが揺れ動いています。帰る前にやり残すことがないように動き回る日々です。 [ 勉強 ] 授業が月の半ばくらいで終わり、そこからはテスト週間でほとんど図書館にこもっていました。 みんな考えることは同じなようで、テスト期間の図書館は通常ではあり得ないくらい人が多かったです。 テストは convocatoria ordinaria と extraordinaria があり、まず ordinaria を受けてそれに不合格の場合はextraordinaria を受けます。 idioma の授業だけは月末まで授業があったのですが、テストはリスニング・スピーキング・リーディング・ライティングなど、カテゴリーごとに分けて少しづつ実施されるので、それほど負担には感じませんでした。 [ 生活 ] 5月30日はカナリアの日で祝日でした。伝統衣装を着た人たちが音楽を演奏したり踊りながら通りを歩くのがみられます。天気は、午前中雲が厚く湿度の高い日本みたいな暑さで、午後は太陽が出て暑い感じの日が多かったです。この雲のことを panza de burro と言うそうです🫏 同じピソの子の誕生日があったのでケーキを買ってお祝いしました。サプライズでケーキを見せたらとても喜んでくれたのでよかったです♪
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
美しい街、セビージャでは、Feria de Sevilla が開催されていました。開催期間中はフラメンコドレスを着た人々が街中を歩き、馬車も普段以上におめかしをして走っていました。きっと中世と全く同じ光景を見ていると思うと趣深く感じました。 〈大学〉  いよいよ、大学の授業期間が終わってしまいました。後期は、本当に授業が難しくて、毎日大変でした。どんなに予習をしても復習をしても授業が分からず、友人の手助けがなければ、途中で心が折れていたかもしれません。友人曰く、ネイティブでもかなり大変だったらしく、ああよく乗り切ったなと思います。実は、小テストの点数がかなり低かったので、単位を落としている可能性が高いです。でも、評価のことは一旦忘れて、やり切った自分を褒めてあげたいです。あとは、6月と7月にテストを受けるのみです。来月は、授業がなく暇な時間は多いですが、その分、テスト勉強に費やせたらと思っています。   〈滞在先〉   虫が大量発生しています。コバエと蚊、ブヨが主なメンバーです。特に、コバエは数が多く1匹、2匹いるというレベルではありません。家に常に10匹くらいいます。視界で黒いのがチラチラ鬱陶しいので、毎日5匹くらい殺しますが、キリがありません。もう私は、立派なコバエハンターです。蚊やブヨはたまに見かけます。寝ている間にプーンと耳元で音がして安眠を邪魔されたり、ブヨに刺され足が腫れたりしていて事態は深刻です。  リビングの窓が網戸もないのに全開なので、それで入ってきちゃうのかな?と思っています。正直、網戸がないので、私は窓をできるだけ開けたくないのですが、ルームメイトはお構いなしなので、そこは異文化だと思い妥協しています。自分の部屋用に虫防御スプレーを買いました。  また、私の部屋の電気が壊れて、たまにチカチカしてました。大家さんには連絡しているのですが、忙しいみたいで対処できず、、自分で交換するよと言ったのですが、状態を見たいのでそのままにと言われ、とりあえず電気を嵌め直してみたりしてみました。数時間に一度チカチカする程度なので、まあ、たまに目が痛いですが、許容範囲です。 〈生活〉  今月はFeria de Sevilla にいってきました。フラメンコのおばさまが、フラメンコドレスを貸してくれるという話でしたが、急用ができたらしく、mantoncillo と呼ばれるショールを自分で用意し、ワンピースの上からマントをつけ、頭に花をつけて参加しました。急遽用意したにしてはなかなかそれっぽくできて、楽しめました。また、フェリアで飲まれるお酒rebujito(レブヒート)にも挑戦しました。シェリー酒を炭酸飲料で割ったカクテルだそうで、すごく飲みやすかったです。マントをつけ、レブヒートを飲み、フェリアを楽しむ私は、完全にsevillana(セビリアの女性)でした。  久しぶりに、ベトナム人のお姉さんに会えました!約1ヶ月ぶりです。お姉さんとお姉さんのルームメイトのスペイン人の子と3人で中華火鍋を食べに行きました。スペイン人の子は、お姉さんが前に紹介してくれて遊ぶのは2回目です。2人ともとても優しくて、すごく楽しかったです。 〈食事〉  いよいよ、あと2ヶ月程度しか留学期間が残っていないので、スペインらしいものをよく食べるようにしています。例えば、fuetと呼ばれるカタルーニャ地方発祥の白カビがついたサラミは、私のお気に入りです。あとは、オリーブ漬けにしてあるオリーブの実を瓶で買ってちょこちょこ食べたり、友人と出かけた際には、友人のおすすめスペイン料理を食べたりしています。solomillo al whiskyという、お肉料理は、友人曰く、アンダルシアの料理らしく、とても美味しいです。あと、私が個人的に好きなのは、carrillada というお肉料理です。デザートにおすすめなのはメルカドーナに売っている小さいサイズのチーズケーキです。これがとんでもなく美味しいです。ぜひ、機会があれば食べてみてください。 〈節約〉  ダイエットが順調で、比例するように節約も順調にできています。無駄なものを買わないことは、シンプルですが見落としがちなダイエットと節約のためのライフハックですね。私がよく食べるのは、塩とオリーブをかけたパスタです。夜ご飯が食べたくなったら基本このパスタを食べていますが、とてもコスパが良いので気に入っています。健康面に関しては、目をそらしています。とりあえず全然元気です。 〈気候〉  5月の中旬頃から完全に夏になりました。中旬までは意外と涼しく、最高気温25度程度でしたが、中旬以降は最高気温30度が連日続き、かなり暑かったです。中旬以降についに半袖を解禁しました。ただ、朝と夕方や日陰などはかなり涼しいので、上着は必ず持ち歩いています。ただ、家の中は話が別です。家の中はもはやサウナです。セビリアの家の構造は生きるのに適していません。冬はありえないほど家の中が寒く、今はありえないほど家の中が暑いです。毎晩暑くて寝苦しいです。基本的に、エアコンが各部屋にない家が多く、気温調整ができません。 〈観光〉  今月は、アンダルシアを旅してきました。コルドバと、グラナダです。セビリアからはバスか、電車で行けますが、私は節約のためにバスで行きました。セビリアからコルドバまではバスで2時間ほどです。コルドバのメスキータ、グラナダのアルハンブラなど、アンダルシアの有名どころを巡ることができました。 いよいよ、5月が終わってしまいました。1ヶ月まるまるスペインで過ごすことができるのは、来月が最後です。悔いのないよう、やりたいことは全部やりつくして、全力で残された日々を楽しんでいきます!
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
今月は正規授業が終了し、月末はテスト期間でした。Erasmusの授業は成績に筆記テストが含まれる場合はテスト期間にテストがあり、プレゼンで成績が決まる場合は最後の授業の日にプレゼンがあります。学部授業は授業によって異なりますが、今回は授業内でのテストでした。Economíaのテストは授業の進みが遅かったことに加え先月の停電の影響で授業が2回潰れてしまったためテスト範囲が大幅にカットされました。ですが一番分量の多い範囲が残ったので今まで同様結構な勉強時間を費やしました。応用問題にもきちんと時間をかけることができたので今までで一番いい10点中9.5点を取ることができました。有終の美を飾ることができてよかったです。Marketingの授業はプレゼンだったので授業内で全て完結し、Gramáticaの授業はテスト期間にテストがありました。テスト直前に友達に「テストの勉強した?俺してないんだよね」と言われ、日本の中学生のような会話は世界でも共通なのかと感じました。テストはこの文脈でなぜこの文法を使うのかという記述がメインでした。まだ成績が返ってきていませんが、まあまあな出来だと思います。 月初めに1人でサンティアゴ・デ・コンポステーラへ、月末は友達とコルドバ、グラナダ、セビージャへ旅行に行きました。サンティアゴ・デ・コンポステーラは巡礼の最終地点なので今まで旅行した都市とは違い、観光地っぽさが少なくとても厳粛としていたりマドリードから始めて小さなプロペラ機で移動し、1泊2日でしたが街が小さいこともあり十分楽しむことができました。月末のアンダルシアへの旅行はとても暑く、まだ気温がそこまで上がっていないマドリードから行ったので余計暑く感じました。その分サングラスが役に立ち、気を抜いていたため日焼け止めを持っていくことを忘れてしまい結構日焼けをして帰ってきました。念願のコルドバのメスキータを見ることができてとても嬉しかったです! 今月からマドリードの日本語学校でボランティアを始めました。基本的には授業内での会話のパートナーとなり発音をみてあげるのですが、講師の方が気を遣ってくれてスペイン語での会話の時間や例文をスペイン語で言うとどうなるかなどのスペイン語の時間も設けてくれています。日本に行ったことのある人や日本の文化が好きな人、スペインに留学中の外国人も通っていて様々な国の出身の人や年代も幅広く、授業後に一緒にご飯を食べに行ったもするのでこの新しいコミュニティも大切にしていきたいです。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2025-04
月次報告書4月分
Abril
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
月次報告書4月分
バルセロナ留学7ヶ月目
今月はセマナサンタというスペインのイースター休みとサンジョルディという伝統的なイベントがありました。今月頭に後期最初のテストが全て終わったので、セマナサンタにはオランダ、ビルバオとサン・セバスティアンに行きました。オランダは去年の冬に行きましたが、天気が悪く、飛行機が遅延してあまり観光できなかったのでリベンジで行きました。この季節のオランダはチューリップが満開で、桜も少し咲いていて春を感じることができました。気温はスペインに比べてまだ寒かったですが、天気は晴天で良かったです。ビルバオとサン・セバスティアンは初めての国内旅行として行きました。旅行先でもスペイン語が使えるのが少し不思議でしたが、バルセロナとはまた別の雰囲気の街で、歩いているだけで楽しかったです。日本の六本木にもある蜘蛛のオブジェがビルバオの美術館前にもあり、日本とスペインの繋がりを感じました。サンジョルディは日本でいうバレンタインのようなもので、男性が女性にバラをあげて、女性が男性に本をあげるという行事です。なので市内や電車ではバラを持ってる人が沢山いたし、カサバトリョはその日ならではのバラの装飾がしてありました。スペインやヨーロッパの文化ではなく、カタルーニャ地方ならではの文化を体験することができました。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書4月分
天国と地獄(8ヶ月目)
美しい街、セビージャでは、4月とは思えないほどの強烈な日差しが、一足早い夏の訪れを告げています。 〈反省〉  今月、私はカードを失くすという大失態を犯しました。気づいた瞬間の私は、血の気が引き絶望と動揺で大変なことになりました。幸運なことに、気づいてすぐに両親にカードを止めてもらい、明細を確認してもらったところ不正利用はされていなかったようですが、カードを失くすという信頼を欠く行為をし、さらに真夜中に電話をかけ両親に迷惑をかけてしまいました。どこで失くしたか定かではありませんが、こちらの生活でタッチ決済に慣れていたため、久々にインサートをしなければいけない決済のときに抜き忘れた説が濃厚です。まさか、私がカードを失くすなんてあり得ないと思っていましたが、あり得てしまいました。今後はより一層気を引き締めて、カードの取り扱いだけでなく全てに関してすごくすごくすごく気をつけて生活します。 〈大学〉  来月に学期が終了するため、最終課題に取り組み始めました。月に一度のテストと、個人課題、グループ課題とそれとは別のプレゼンの準備と大変でした。後期は、なかなか大変な授業ばかり取ってしまったので、合格できるかが本当に危ういです。ただ、中旬に、セマナサンタと呼ばれる聖週間があり、1週間学校がお休みになり、忙しいながらも気分的にはゆっくりと過ごすことができました。   〈滞在先〉   新しいルームメイトとの仲は、良くもなく悪くもなく、社会人なので生活リズムが合わず、相変わらずそこまで話せていません。ゴミ捨てをいつもしてくれないので、そこだけ少し嫌です。ずっと一緒に住んでいるルームメイトと相談したのですが、私たちには、前のルームメイトが出て行ってしまったことがトラウマになっており、一旦様子を見ようという話になりました。ずっと一緒に住んでるルームメイトは、今月はかなり機嫌が良く、苺をくれたり、おしゃべりをしながら一緒にお菓子を食べたりしました。 〈生活〉  今月は、友人の誕生日会に誘ってもらい、ホームパーティに参加しました。これまで話したことのなかった子たちとも一緒になってカードゲームをしたりケーキを食べたりしながら時間を共有できて楽しかったです。ただ、本来なら、月に2度ほど一緒に夜ご飯を食べる大学院に通っているスペイン語ペラペラのベトナム人のお姉さんは、大学院のテスト期間で忙しかったらしく会えず、少し寂しかったです  4月28日12:30から、イベリア半島で電気の供給が停止、通信障害も同時に発生するハプニングに巻き込まれました。この日は学校がない日で、ちょうど、ブランチを食べ終わったあとでした。家に1人で、お水でも飲もうかと冷蔵庫を開けたら電気が通っておらず、、よく見たらWi-Fiルータも停止しており、スマホが使えなくなっていました。当初、全く情報が得られておらず、ルームメイトが15時頃に仕事から帰宅してすぐ、家の電気が壊れたと泣きつきました。そこで初めて、スペインとポルトガルで大規模停電が起こっていると教えてもらいました。いつ終わるのか、なぜ停電が起こっているのかは分からないと言われ、知りたくても、テレビはつかないし、スマホは使えないしで、いかに電気やネットに依存していたかが分かりました。私の住んでいる地域は18時半に電気が通り、この瞬間、街から喜びの声が上がっており、ああスペインらしいなあと感じました。通信障害に関しては電気が通るようになってもなかなか治らず、結局この日はスマホを使うことを諦め早々に就寝しました。強制デジタルデトックスというなかなかない経験ができました。 〈食事〉  留学期間も残りわずかとなり、いろいろ買い込んできた食材や、調味料を使い切ることを心がけ始めました。砂糖が大量にあるので、クレープを作ったり、油が一本まるまる余っているので揚げ物の頻度を多くしたりしています。クロケッタという、とてつもなく美味しいスペイン料理があるのですが、スーパーで冷凍クロケッタが売っているので、それを買い込んで油消費に徹してます。日本に帰ったらクロケッタを食べるためにはレストランに行くほかなく、おそらくこんなに手軽には食べられないので、後悔しないようにたくさん食べつつ、あまりものの消費までできて一石二鳥です。 〈節約〉  美味しい食べ物を食べすぎて少し太ってしまいました。夏は絶対にスペインの海に入る!可愛い水着を着る!!と決めているので、食べる量を減らしています。食べる量を減らすために、余計なものは買わない!を徹底するようにしています。「あー、少し疲れたからクッキー食べたい、、」と思っても、自分を甘やかさず、買わないという強い意志を持つことが重要です。食べる回数が減れば食品を買いに行く頻度も減り、そうすると、痩せるし、節約もできます ただ、友人と出かける際には、節約も節制もせず、その時間を大切にしています。 〈気候〉  ようやく雨の時期が終わり、春、いや夏の気候になりました。これは悲報なのですがセビージャには春はありませんでした。冬→雨→夏 です。街ゆく人は基本半袖を着ています。だいたい毎日28度から30度くらいまで上がり、基本的にかなり暑いです。私は、なんとなく、4月に半袖を着るのは負けた気がするので、長袖で耐えてました。道を歩いている人で長袖を着ているのは、私か、ご高齢の方々くらいです。5月はもう完全に半袖オンリーで過ごせそうです。帰国も近づいているので、不要な冬物の整理を来月はしたいなあと思っています。 〈観光〉  今月は、セマナサンタを利用してパリとロンドンに旅行に行ってきました。これが最後の国外旅行となりました。パリは以前、クリスマスの時期に行きましたが、玉ねぎスープを飲み損ねるという後悔があったのでその無念を晴らすべく計画を立てました。ロンドンは一度も行けておらず、ハリーポッターやコナンが好きな私からすると絶対に行きたい!と思っていた場所でした。ロンドンはこれまで行ったヨーロッパとは街の雰囲気が異なり、素敵な街でした。食べ物も、味が薄いと聞いていて覚悟をしていたのですが、食べたもの全てが美味しくて、素晴らしい旅行になりました。 あと、留学期間は2ヶ月とちょっと。授業は来月で終わりです。6月、7月で何回かテストを受けたら、もう帰国です。来月は小テスト、最終プレゼンの発表、個人課題の仕上げをしなければならないので、少し忙しくなりそうです。忙しいと日々が過ぎ去るのが早く感じるので、きっと5月もあっという間に終わるのだと思うとさみしくて仕方ありません。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
1~10件目 / 952件中