学生7881の報告書一覧
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
中国語専攻
留学期間
2019-02-01 ~ 2020-01-31
留学種別
交換
1~10件目 / 12件中
2020-01
月次報告書1月分
最後の月
1月9日に帰国したので今月は一週間ほどしかありませんでした。留学生活最後の時間、最初は全然実感が湧かなかったのに帰国の2日前くらいになって急に寂しくなってきました。 帰国の前にこれまでお世話になった友達をご飯に誘ったり、遊ぶ約束をしたり、毎日のようにいろいろな国の友達と過ごしました。すると、1年間というこの短い期間にこんなにたくさんの大切な友達ができたことに気が付き、なんて幸せなんだろうと感じました。 中国語を話す機会がほとんどないと嘆いていた学校生活も、実は毎日が本当に楽しかったです。台湾の学生と話すことは、たとえ日本語であっても勉強になることがたくさんあったし、とにかく楽しくて、自分にとってとても大切な思い出です。短い期間にいろいろな国の友達ができることは、考え方や視野が広がり、自分が留学に行かなければ経験できないことだと思います。授業の後に気軽に「ご飯行こう〜」と誘えて、そのまま夜遅くまで語り合えるのも、絶景を楽しめるのも、(留学生はほぼ)みんな同じ寮に住んでいるから気軽に一緒に遊びに行けるのも、全てこの学校での生活の特権です。 あまり進歩していないと思っていた中国語も、ちゃんと振り返ってみればかなり進歩しました。台湾での生活で語彙力や聞き取り能力が格段に上がり、さらに台湾人の友達の中国語の高速会話を注意深く聞いたり、ロシア人の友達と一日中中国語で語り合ったりしていたら、留学に来たばかりの頃はうまくできなかった中国人の友達との会話もスムーズにできるようになりました。留学していなければ今のレベルはないと言い切れます。 留学前にも旅行で訪れたことのあった台湾ですが、1年間の留学で、言葉や文化を体感し、新たにたくさんのことを知り、台湾をもっと好きになりました。やっぱりその土地の言葉はその土地に行かないと身につかないと思います。1年という短い時間でしたが、今回の留学で私を成長させてくれた台湾、台湾で出会った全ての人に感謝しています。また、留学を迷っていた私の背中を思いっきり押してくれた両親、友人に感謝しています。留学経験は一生の宝物で、自分の考え方や視野を大きく広げてくれました。もっともっと勉強して、またいつか必ず台湾に戻ってこようと思います。
アジア言語学科 3年 交換
2019-12
月次報告書12月分
寮の話と中国語力について
※写真は学校で良く食べるお気に入りの食べ物です。 ・寮 私が留学して最初の部屋は4人部屋で、私以外の3人はみんな中国人でした。最初は優しかったのですが結局気が合わずいろいろあったので2ヶ月後くらいに寮の管理人にその話をして部屋を変えてもらいました。引っ越した部屋は6人部屋で多国籍で誰一人言葉を発さないというある意味自由で気楽な部屋でした。その学期はそのまま平和に終えられたのですが、ただその部屋は壁一面にカビが生えていて自分の私物にまでカビが生えるほどだったのでそれがとにかく最悪でした。あと、私の机に小さい虫がたくさん住んでいて殺しても殺しても何度も現れるというのも嫌でした。ただ、上の方の階にあって窓も中庭ではなく外側に面していたので眺めは最高でした。夏休みになって帰国する前に、次の学期に住む部屋に引っ越しました。台湾では年度終わりなので全員が引っ越しをしなくてはいけないようです。寮に希望すれば友達と同じ部屋にしてもらえる仕組みがあるのですが、私は何も出さずにいたら自動的に同じ時期に来た日本人留学生と同じ部屋になりました。下の方の階にある3人部屋で、窓は一応あるけれど共同の洗濯場所に面しているので窓もカーテンも開けられないという、訳あり物件のような部屋でした。全く日が差さないので太陽の光を見るためには外に出るしかありません。でも、前学期の6人部屋より衛生面はだいぶ良いです。ルームメイトとも一人の時間を作れながらも困ったときは相談できる環境なので問題なく過ごせています。 ・中国語力 私は台湾に来てすぐの頃でもルームメイトの中国人たちの会話の内容をほぼ理解できました。(KUISの中国語専攻で2年間勉強すれば誰でもこのくらいだと思います。)こちらの学校の中国語の授業はあまりにも簡単すぎるくらいでした。ただ、その頃は日常生活での基本的な単語や言い回しをあまり知らなかったので日常生活で苦労する部分がありました。しかし、それはその単語や言い回しを覚えれば解決することなので、1、2週間くらいでかなり良くなりました。それから日に日に新しい言葉を覚えたり、聞き取れることが増えていったり、台湾の中国語にどんどん慣れていったり、台湾で生活しているだけでどんどん自分の中国語がレベルアップしていくのを感じられました。今学期に入ってもそれは続いていたのですが、11月あたりから急にこれ以上の伸びを感じなくなりました。その頃は「どうしたらこれ以上中国語が上手くなるのかわからない、もうこの環境下での限界まで来たのではないか」とスランプに陥っていました。 でも、環境のせいにするのは良くないです。そもそも留学させてもらっているだけで最高の環境下にいるはずです。そこで私は日常生活の中で耳に入ってきた中国語をひたすらメモするようになりました。買い物中、バスの中、電車の中、寮の中…全てが勉強になり、これはまさに留学の特権です。そしてただメモするだけでは忘れやすいのでメモした言葉は自分でも使ってみるようにしています。すると、中国語がこれ以上伸びないだとか環境が良くないだとかは考えなくなりました。自分の力、自分のやり方次第で状況はいくらでも変えられることに気が付きました。
アジア言語学科 3年 交換
2019-11
月次報告書11月分
學伴
ついに先月から今学期の學伴が始まりました。學伴は台湾人の学生と日本人留学生がミックスされたグループで、ご飯を食べたり遊びに行ったり、自由に交流する活動です。今学期の私のグループは台湾人8人、日本人2人のグループでした。前学期、私はこの學伴は中国語を喋る絶好の機会だと思っていたのに、実際に参加すると私がどんなに中国語で話してもみんな頑に日本語しか話さないという環境だったことを5月の報告書にも書きました。今学期もきっとそうなのだろうという覚悟もありながら、もっと自分から積極的に中国語で喋ろうという覚悟もあり、ついに今学期も學伴が始まりました。 今学期は日本語コーナーと同じく學伴も1年生が多かったです。つまり、結論から言うと學伴でも中国語を話す機会ができました。活動では週に一回晩ご飯を食べに行っていて、私は毎回席が近くになった学生に積極的に中国語で話しかけるようにしています。前学期はそれをする間もなく日本語で話しかけられまくっていたので、これができるということは嬉しい変化です。でも、あまりコミュニケーションと取る気がないのか一言返すだけだったり、日本人留学生には日本語で返すという固定観念があるのか、日本語で一言質問に答えてただ黙々と食べ続けるだけの学生も少なくありません。(學伴に参加している学生は希望者だけなのでみんな日本人留学生と交流したくて参加しているのかと思っていました。)でも、もちろん優しく話してくれる学生もたくさんいます。 私は前学期に顔見知りだったけれどほとんど喋ったことのなかった3年生の子2人と同じグループで、さらに他のグループではあるけれど同じく顔見知りだった子と今学期になってとても仲良くなりました。今では學伴の活動以外でも毎週一緒にご飯を食べに行くほどです。みんな最初は日本語で喋っていましたが、私があまりにも中国語で喋りたいと言っていたら中国で喋ってくれるようになりました。さらに、中国語の質問をするといつも丁寧に教えてくれます。みんな本当に優しくて、一緒にいてとても楽しいです。毎週ご飯の後夜遅くまでお喋りしています。前学期喋らなかったのが不思議でもったいないと思うくらいですが、今学期こうして友達になれて本当に良かったと思っています。もちろん、私は自分が中国語を練習したいという気持ちが強い分、みんなが私たち日本人と日本語の練習がしたい気持ちは痛いほどよくわかります。なので日本語もたくさん喋っています。むしろ、みんなの日本語がうますぎて日本語で喋ることの方が多いです。 みんなのおかげで生活がより充実して、台湾のことももっと知れて、本当に楽しくて有意義な時間を過ごせています。全てが大切な思い出です。
アジア言語学科 3年 交換
2019-10
月次報告書10月分
日本語コーナー
先月末から日本語コーナーが始まり、今月から學伴も始まりました。私は5月の報告書に、この現地の学生と交流できる貴重な機会である日本語コーナーと學伴でみんな日本語しか喋らないということを書きました。そのため私は今学期は気持ちを入れ替えてもっと積極的に中国語を喋る覚悟で台湾に戻って来ました。が、それと同時にこれらの活動が中国語を話す機会の場になることを期待しない方が良いという考えも心のどこかにありました。それくらい、こちらの学生は日本語への熱が強いし、間違いを恐れず積極的に話してきます。ものすごい覚悟がなくては簡単にまた前学期と同じことになってしまうだろう、と思っていました。 しかし実際に日本語コーナーに参加してみると、今学期は新入生がたくさん参加していて前学期とはメンバーも雰囲気もガラッと変わっていました。私は今学期最初の日本語コーナーで勇気を出して近くに座っていた学生たちに中国語で話しかけました。すると全員1年生で、日本語も大学で初めて勉強するとのことでした。そのまま話が盛り上がり、一緒にトランプをしたり、日本のことや日本語について質問してくれたのでそれに答えたりしました。すると他の学生たちも私の話に興味を持って聞いてくれて、またその大きくなった輪の中で話が盛り上がり、いつのまにかたくさんの学生と楽しく中国語でお喋りすることができていました。私の喋る中国語をたくさんの台湾人の学生が聞いてくれたなんて今までに味わったことがなかったし、一緒に盛り上がれたことはとにかく嬉しかったです。やはり台湾人と中国語で話すと、勉強になることが山ほどあります。これをいつもやっていれば相当上達が速いだろうなと思いました。 今学期日本語コーナーに参加しているのはほとんどが1年生なので、毎回中国語を喋る機会があります。私は日本語コーナーに参加するたび、まずは参加してくれている子たちに話しかけ、コーナーの時間にどんなゲームをするか事前に考えておいてルールを説明する時は必ず中国語でも説明するようにしています。 予想に反して、急にチャンスがやってきました。このチャンスを逃さないようにこれからも努力を続けていきます。 話は変わりますが、10月は国慶節で4連休があり、2泊3日で高雄旅行に行きました。日常から一旦離れ、ホテルに泊まりいつもと違う場所を堪能して、旅行ってやっぱりいいな〜と思えました。10月ですが真夏のように暑かったです。海岸や街中の綺麗な景色と台北では見たことのない食べ物が多く並ぶ夜市が印象的でした。この留学の間に宜蘭、台中、台南に続き、高雄にも行けたのでかなり満足です。
アジア言語学科 3年 交換
2019-09
9月上旬に台湾に戻り、いよいよ2学期目が始まりました。夏休みの2カ月間日本に帰国していましたが一瞬で台湾での元どおりの生活に慣れました。中国語のブランクも少し心配でしたが問題なく、台湾で生活しているだけでまた前学期と同じように日々中国語のレベルアップを感じられます。 9月は台湾では新しい年度の始まりで、留学生はレベル分けテストがありました。前学期はレベル分けテストなどなかったので、ということは留学生用の授業が刷新されて内容が良くなるのだと期待していました。なぜなら夏休み中に大学から送られてきたメールにもそのようなことが書かれていたからです。しかし、結論から言うと前学期とほぼ同じでした。 なぜ授業のやり方が刷新されることに期待したのかというと、私が前学期をこの大学で過ごして一番残念に思ったのが留学生用の授業の内容だったからです。ほとんど全ての授業は中国語を話す機会がほぼ無く、それはたとえ「会話」の授業であっても同じです。KUISでの会話の授業はとにかく中国語で喋り続けるというものでしたが、ここではその真逆です。ただ教科書を開いて座って先生の話を聞く、というなぜこの授業の名前に「会話」が付くのか不思議なくらい会話がありません。それによってなのか留学生たちはみんないつまで経っても決まったメンバーで固まって座っていて、しかもほとんどの学生が同じ国出身同士で固まってその国の言葉で話しているので、それ以外のクラスメイトと話さないのが当たり前という雰囲気なのが現実です。 私は以前から今学期は本科生の授業を取ろうと決めていました。何の授業をとるか悩んだ結果、あまりいい授業は見つからず結局日本語学科の翻訳の授業を履修することにしました。最初は日中翻訳と中日翻訳2つの授業を履修しようと思っていましたが、日中翻訳のほうは定員オーバーで履修登録ができなかったので聴講することにしました。留学生の履修登録期間が始まるのは本科生よりかなり遅く、登録できるようになったときにはほとんどの授業が満員になっています。この大学は留学生が本科生の授業をとることを想定していないのかなと感じました。だとしたら留学生用の授業の内容をもっと充実させてほしいと思うのが正直なところです。そんなことを思っても仕方ないのはわかっていますが、KUISの留学生の授業を知っていただけに、交換留学なのにこの差は一体なんだろうと思ってしまいます。 「日本語コーナー」や「學伴」も現地の学生の得しか考えていないように思えてならないときもあります。まるで交換留学生ではなく、日本語学科の学生の日本語を上達させるためだけに呼ばれて扱われているように私は感じます。「私は日本語を教えに台湾に来たんじゃない!!」と思ったことは何度もあります。しかし、この大学に留学している以上、これをどうにかするには自分が変わるしかありません。そんな意気込みで今学期台湾に戻ってきました。 どんな環境であっても、自分の努力次第で未来は変わるはずです。悔いのないよう全力で残りの留学生活を過ごしていきます。
アジア言語学科 3年 交換
2019-08
7月に帰国してからもう2カ月ほどが経ちました。帰国して数日間は自分の家ってこんな感じだったんだ〜と感じたり、日本に帰ってきたんだな〜と思うことが思うことが多かったですが、日本での生活にはあっという間に慣れてすぐに留学前のもとの生活に戻りました。9月上旬にはまた台湾に戻るので次の学期に備えて日本にいる間のこの時間を思い切り楽しんでいます。 日本に帰って来てしばらくの間「家ってなんてきれいで素晴らしいところなんだろう」ばかり思っていました。床を裸足で歩いたり、座ったり寝転んだり出来ること、ズボンを履くとき裾が床についても大丈夫なこと、部屋でカビなんて一切生えないこと、トイレがきれいで、トイレペーパーが横に付いていて、流していいこと、お風呂に必要なものが全部揃っているから毎回重たいボトル持って行かなくてすむこと、湯船に浸かれること、冷蔵庫があること……挙げていくときりがないですが、こういうことがなんて素晴らしいんだろう、と感動しました。それから、自分の部屋があることってなんて贅沢なんだろうとも思いました。自分の部屋というパーソナルスペースよりもずっと広い空間で、自分の好きなことをして、好きな時間に寝て、寝ている時にまぶしい光が目に入ってくることはなくて、静かで、布団がふかふかで……今まで当たり前すぎて気づく余地もなかったけれど、これはとてつもなく贅沢なことだったんだ、と思いました。 8月下旬には一週間中国旅行に行きました。一年前に中国に行った時は中国語をほとんど聞き取れなかったし喋れなかったのに、今回は台湾での生活と同じようにスムーズに現地で買い物や観光を楽しめました。4か月半の留学の成果を感じられたことも嬉しかったし、留学経験によって新たな視点で海外旅行を楽しめるようになったことも嬉しかったです。
アジア言語学科 3年 交換
2019-07
月次報告書7月分
夏休み 帰国の理由
7月1日から日本に一時帰国しています。本帰国ではないので久しぶりの日本を楽しみに帰ってきました。せっかく留学しているのになぜ帰国したかというと、住んでいる大学の寮は普段から汚くてカビだらけなのに夏休みは掃除のおばさんが来ないため悪臭がひどく、さらに学校の敷地内にあるコンビニやご飯屋さんも閉まってしまうため寮に残る場合毎日猛暑の中歩いて15分かかるスーパーやコンビニに食べ物を買いに行かなくてなりません。しかも夏休みは寮費が別料金でかかるので帰国することにしました。 日本に帰ってきたらKUISはまだ前期が終わっていなかったので学校に行って友達に会ったり、部活の練習に参加したり、久しぶりの学校生活を楽しんでいます。同じ中国語専攻で別の大学に留学している友達の話を聞いたり、部活の友達で留学経験のある友達の話を聞いたりして、自分ももっと頑張ろうと良い刺激を受けました。学校に行って友達に会うことでモチベーションが上がったし、久しぶりに参加した部活には新しく台湾人の留学生が加わっていて、私が台湾にいる間あまり中国語を話す機会がなかったことを話すとなんと私にずっと中国語で話してくれました。おかしな話ですが、台湾にいるときこんなにたくさん中国語を話したことはないというくらいこんなに中国語で喋り続けたのは初めてで本当に嬉しかったです。留学中に中国語を話す機会が少なかったとはいえ、もし留学していなかったらこんなに喋れなかっただろうと心から思えて一学期分留学していた成果を実感できました。それと同時に自分の中国語に足りないところが何なのか見えてきたし、新しく知る言葉や改めて気づくこともたくさんあり、一緒に中国語で話せて勉強になることばかりでした。彼女も留学生だからすぐに私の気持ちをわかってくれたのかもしれませんが、こんなに優しく練習相手になってくれた人は初めてです。本当に感謝しています。 それから、今回の帰国はHSKとTOEICを受けたかったからでもありました。私は今まで一度もHSKを受けたことがないのになぜか5級じゃ物足りないと思い、いきなり6級を受けてしまいました。6級はかなり難しいうえに久しぶりに見る簡体字に苦戦し、結果を見る前から次に帰国した時は5級を受けよう、と決めました。ちなみに中国ではHSKを受けられるみたいですが台湾では受けられません。HSKの問題集なども一切売っていないので9月に台湾に戻る時は問題集を持っていって次のHSKに備えようと思います。
アジア言語学科 3年 交換
2019-06
月次報告書6月分
一瞬で終わった一学期目
あっという間に留学生活の半分が終わってしまいました。本当に一瞬でした。この学期で留学を終えて帰国する留学生もたくさんいて、もう来学期はいないと思うと寂しかったです。授業は6月中旬までに全て終わり、残りの2週間は台北市内で今まで行ったことがないところに行ったり、端午節だったので龍舟賽を見に行ったり自由気ままに過ごしました。その間2泊3日の台南旅行にも行きました。台南はまさに南国という感じで想像をぐっと超えるほど素敵なところでした。景色が感動するほど綺麗で、台北とはまた違った安くて美味しい食べ物がたくさんあります。台北の混雑した都会な空気とは違う南国らしいのんびりしとした空気を存分に味わえた特別な時間でした。2泊3日じゃ短かったです。台南にはまた絶対に行こうと思いました。 先月書いた通り、この学校では中国語を話す機会が少ないですがそれでもこの4か月半だけで中国語の進歩はかなりありました。学校で喋る機会はほとんどないのでスピーキング力はあまり変わっていない気がしますが、聞き取る力と語彙力は日常生活を送っているだけで確実に伸びていきます。留学が始まって4か月半経った今でも日々成長を感じられます。 今学期が終わり思うことは留学期間が1年間でよかった、ということです。私は以前1年間は長すぎるという理由で留学するかどうか迷っていたことがありました。でも実際に留学すると半年なんて一瞬で終わってしまいました。外国で生活できて、いろいろな人と友達になれて、日々中国語の成長を感じられるこの留学という時間は本当に夢のような時間で、あっという間に過ぎてしまいます。次の学期は最後の学期になってしまうので一日一日をより一層大切に過ごそうと思います。
アジア言語学科 3年 交換
2019-05
台湾での生活にはもうずいぶん慣れました。授業はKUISにいるときよりはるかに少なく、課題もほとんど無いようなものなので平日でもよく山の下へ遊びに出かけます。日本にいるとき遊ぶ場所といえば一番身近にあるのはショッピングモールでしたが、台湾にはそのようなものはありません。台湾に来たばかりの頃はきっとどこかにあるはずと思っていましたが、台湾でショッピングをするなら夜市が一番ということがわかってよく夜市でショッピングを楽しんでいます。私はとても意外に思ったのですが、夜市にはオシャレで安い洋服やアクセサリーがたくさん売っています。もちろん美味しい食べ物もたくさんあるのでショッピングしながらご飯も済ませられて便利です。こんなふうに夜市を堪能しているとかなり台湾に馴染めている感覚になります。 充実した毎日ですが、一つ私にとっては大きな問題があります。現地の学生と交流できる「學伴」は週1回、「日本語コーナー」は週4回あり、どちらも3月から始まりました。日本語コーナーでは日本語を話すので、學伴こそが絶好の中国語を話す機会だと思っていました。しかし、実際に活動が始まり学生たちに会うとみんな日本語しか喋ってくれません。私はどんなに日本語が返ってきてもできるだけ中国語で話すようにしていましたが、当時まだ台湾に来たばかりであまり自信がなかったのもあり、日本語コーナーの流れもあり、だんだん私も日本語を話すようになってしまいました。みんな本当に日本語が大好きで、上手くなりたいという気持ちが本当に強いです。でも、私の中国語への気持ちもそれと全く同じです。その気持ちがわかるからこそ、私と日本語で喋って少しでも勉強になればいいなとも思ってしまいます。でも、やっぱり私だって中国語で話したい。留学に来たのは私のほうです。このまま日本語だけで過ごしていくわけにはいきません。(なぜこんなに學伴で中国語を話したかったかというと、授業でもほとんど中国語で話す機会が無いからです。)どうにかしてこの状況から抜け出したいと思って毎日を過ごしていますが、解決策が見つからないまま今学期の日本語コーナーと學伴は終わってしまいました。でも、留学生活はまだ半分以上あります。この経験を踏まえてこれからどのように過ごすか、来学期をどのように過ごすかが肝心なのでこれからも強い気持ちを持って頑張り続けます。
アジア言語学科 3年 交換
2019-04
月次報告書4月分
春休みと中間テスト
3月の終わりから4月の最初の1週間、9連休がありました。学校側が主催する留学生用の旅行があったのでそれに行くつもりでしたが、人気が高かったらしく私が申し込んだ頃には定員オーバーになっていました。しかし、台湾人の友達が宜蘭や台中旅行に連れて行ってくれたり、台湾の映画館やカラオケを体験したり、とても充実した休日を過ごすことができました。学校生活もとにかく本当に楽しいです。學伴で知り合った友達がバドミントンサークルに誘ってくれて、実際に行ってみたらそこでまた友達ができて、と楽しいことの連続です。そのサークルには留学生も結構多く来ていて、コートが使えない時間や休憩の時にお喋りするのが本当に楽しいです。もちろん中国語で話していますが、韓国人の留学生はたまに知っている日本語を使ってくれたり、また、韓国語と日本語は似ている単語が多いのでそれを見つけて盛り上がったりと、とても楽しいです。フランス人の留学生とは英語を多く使って話しました。私は英語が好きなので使える機会があって嬉しかったです。本当に素晴らしい経験だなと思います。サークルが終わったあとそのまま一緒にご飯を食べに行って、ご飯の後はみんなで夜景を見に行って、と更に仲を深められました。(中国文化大学から見える夜景は今までの人生で見たことのないくらい圧倒的な美しさです。)こんなにも多国籍なグループで楽しい時間を過ごせて本当に幸せです。これからも留学生活楽しんでいきます。
アジア言語学科 3年 交換
1~10件目 / 12件中