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留学成果報告書6月分
デンマーク留学まとめ
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1928年 ・学生数 42,000 ・設置学部 人文科学・社会科学・理学・工学・歯学 ・その他 大学院 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) Faculty of Arts 2022 Fall - Introduction to Sociological Theory and Analysis of the Contemporary (現代における社会学的理論と分析の入門) / Danish Perspectives (デンマークの視点) 2023 Spring - Global Englishes and the merketplace (世界の英語と市場) / Contemporary themes in international business (国際的ビジネスの現状) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 制限あり ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 交換協定を結んでいるFaculty of Artsの授業のみ履修可能。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) デンマーク語コース履修可能。授業料は無料だが、デポジットを支払う必要がある。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学のあるオーフス自体が、学生都市のため、常に活気のある大学生活を経験することができる。 世界中から200人以上の学生が留学しており、日本からの留学生も多々いる。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 毎回の授業で課題が出されることは少ないが、授業の準備で100〜ページのリーディングをこなすのには慣れるまで時間がかかった。試験に関しては、口頭試験や、ポートフォリオ試験など様々な形式のものがある。 ポートフォリオ形式の試験は、エッセイの作成が主流。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 困ったことがあった時は周りの友達に相談していた。現地に信頼できる友達がいたことはとてもありがたかった。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 大学のあるオーフスについてや、試験に関してなど、幅広く大学生活に必要な情報を入手することができた。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 秋学期の授業に関しては、渡航前に履修登録を済ませた。履修登録は大学のオンラインサイトで行う。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 世界で活躍するという将来のビジョンを具現化するため、自分のスキルがどこまで世界で通用するのか確かめたいというのが一つの大きな理由。 (2) 留学先を選んだ理由 社会学を学ぶため。社会学の中でも、社会正義や男女平等といった、社会の不平等に関する問題に関心があったため、平等に関心の高い北欧の国を選んだ。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 海外では積極性が重要なため、事前に授業中に発言することに慣れていたのはよかった。留学先では、毎回の授業で課題が出されることはなかったが、授業準備で大量のリーディングをこなすのは大変だった。そのため、アカデミックな文献などを読む練習をもっとしておけばよかったと思う。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) デンマークに行って驚いたことは、私と同い年くらいの学生がみんな自国のスペシャリストのように自分の国についてなんでも知っていることだ。政治に関しても、みんなで一緒に選挙速報を見るくらい、関心が高かった。一方で、私は初め、日本のことを聞かれた際にあまり上手く回答することができず、恥ずかしいと思った。それからは毎日ニュースなどをチェックして、海外のことだけでなく、自国のことにもしっかりと関心を持つことにした。グローバルな視点を持つことは重要だが、まずは自分の国についてしっかり説明することができる必要があると思う。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 寮の友達は本当になんでも話せる家族のようだった。様々なタイプの寮がある中で、私の寮はキッチンなどの共用部分が多く、週に4回ほどみんなでディナーも一緒にしていたので、自然と仲良くなれた。また、毎週金曜日に大学で開かれるフライデーバーのボランティアを通して多くの友達ができた。留学初めは授業がない時は1日中部屋にいることがあったが、意識して外に出ることを心がけるようになってから、交友の幅が広がった。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 最初の学期は慣れないことが多く大変だったが、時間の使い方など、効率的にタスクをこなすことを心がけて、春学期からは遊びと勉強を上手く両立させることができた。履修できる科目数は2−4と少ないが、そのかわり、1日連続で3−4時間の授業があった。講義形式とセミナー形式があり、講義は、ほとんど教授が話しをするが、セミナーは、グループディスカッションなど生徒が発言をする場が多くあった。授業の内容は、思っていたよりも難しい訳ではなく、自分が興味のある授業を履修していれば、レベルの高い環境で楽しく勉強ができると思う。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 留学先の大学では、それぞれの学部がバーを持っていて、毎週金曜日に開かれるフライデーバーというものがあった。日本語を勉強しているデンマーク人の友達が誘ってくれて、国際学部で半年間ボランティアをしていた。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 機会があれば積極的に参加すること。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 自分に自信がついた。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 帰国後は英語を使う機会が減ってしまうため、日々英語に触れる時間をできるだけ多く作る。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 派遣先大学からのメールは大学ではなく、直接自分の元へ届く場合が多いため、管理をしっかりすること。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 申請には時間がかかるため、早めに準備を進めるといい。大使館に行く際、前もって準備する必要のある書類等がある。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) 旅行代理店(JTB) (4) 渡航したルート 成田国際空港→ドバイ国際空港→コペンハーゲン空港→オーフス空港 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) タクシー (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 大学を通して寮に申し込んだ。 大学側から連絡があるため、添付されたサイトを通して自分の希望する部屋タイプなどを選び、寮が割り振られる。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) クレジットカード支払いのみ 寮のタイプによって、家具など全て揃っているところから、キッチン用品など全て揃えなくてはならないところがある。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 私が滞在していた寮は、フロアごとにキッチン、バストイレが共同だったため、他の寮生と交流する機会が多かった。共同生活に慣れていない人は、プライベート空間が多い寮を薦めるが、日頃から英語を使う機会だったり、人との交流を深めたい人は共同スペースの多い寮を薦める。特に、デンマークの冬は長くて精神的にも大変なため、誰かがいる環境というのはとてもありがたいと思う。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) デンマークは完全キャッシュレス社会なので、支払いはほぼカードを使っていた。 モバイルペイというアプリはデンマークの電話番号と銀行口座があれば使える。友達同士での送金など、モバイルペイがあればとても便利なため、デンマークでオンライン銀行を開設し、使っていた。銀行には、ワイズという送金アプリを使って送金していた。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 初めは現地でSIMカードを購入して使っていたが、旅行で他の国に行くことが多く、毎回SIMカードを買うのが大変だったので、eSIMに変更した。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパスや、寮のインターネット環境は整っていた。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 3回目のコロナワクチンを現地で接種した。デンマークで保険証のようなものを取得するため、基本的に医療費は無料。 (5) 日本から持っていくべきもの 調味料、風邪薬など (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 安全に関する情報は大使館から入手していた。 デンマークは治安が良いが、他の国に旅行をする際はスリ対策などをしていた。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 寮では、週に4−5回ほど夕食をみんなで食べていた。当番制で、約10人で交代でご飯を作っていた。 昼食は大学図書館のカフェを利用することが多かった。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) ウェブサイト、友達 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 自分の意見をはっきり持つこと。嫌なことは嫌とはっきり伝える。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 未定 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) なし (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 留学生活を通して、コミュニケーション能力が高まり、よりアクティブに行動できるようになったため、様々なチャンスが舞い込んでくるようになった。何よりも経験から学ぶことが多いと思うため、これからもチャレンジ精神を大切に事業を展開していきたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学は自分次第でチャンスが大きく広がります。 人生が変わる貴重な機会を大切に、楽しんで生活ができるとベストだと思います。
デンマーク王国
AARHUS UNIVERSITY
学生11074
英米語学科 4年 交換
留学成果報告書6月分
留学の全貌
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1928年 ・学生数 約38,000名 ・設置学部 Arts, BSS, Health, Natural Sciences, Technical Sciences ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) Comparative Literature in Faculty of Arts (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 授業シラバスに所属のコースの記載があれば履修可能 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか できない ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 学外のデンマーク語学校に通学可能、有料ではあるが期末のテストをパスすれば全額返還される ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学はかなりアットホームで、上下関係は保ちつつも教授と学生の距離は近かった。また日本以外からの留学生も多かったが、現地のデンマーク人の学生とバラバラになることもなく、皆同じ大学の学生として、同じ授業で学ぶ友人として、何も壁を感じることなく交流していた。同じ時期にオーフス大学で留学していた日本人は30人ほどいて、だいたいどの授業にも1人か2人は日本人がいた。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) オーフスでは、主にポートフォリオ形式で期末に課題を提出する授業を履修していた。ポートフォリオ形式の課題では、学期中に課題として出される複数の短いエッセイを、ひとつのドキュメントにまとめ期末課題として提出する課題である。授業によって一度に書くエッセイのページ数や形式が異なり、中にはプレゼンテーションを課題の一部としてそのスライドをエッセイ代わりに提出するものもある。また、エッセイは複数人で取り組んで提出することも可能である。定期的に書くエッセイの数が多くまた英語の資料もページ数が多いため、KUISの課題と比較すればその負担はかなり大きいが、期末に課題に追われるような状況が少ないため、期末の負担は軽いと言える。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 大学にインターナショナルセンターという部署があり、履修等でわからないことはそこに問い合わせていた。しかしこのセンターに問い合わせをかけることはほとんどなく、大体は授業のクラスメイトやドームメイトなどに尋ねていた。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 授業開始の1週間ほど前からIntro daysと称してオリエンテーション期間があった。大学や街についての説明があったり、ちょっとしたミニゲームなどのブースもあった。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 最初の学期の履修登録は、4月の第3週あたりで大学からメールが来て、4月いっぱいが提出締め切りだった。メールに貼り付けられていたURLのページから希望の授業の一覧を登録し、そこから登録完了メールが来たのが7月第1週だった。2学期目は、同様にメールで履修登録のお知らせを受け取ったので、そこから申請した。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 留学を決意した理由は、日本を出て全く違う環境で生活してみたかった、そして自分の英語を伸ばしたかったからである。元々肝は据わっているタイプだったので、チャレンジすることにあまり抵抗はなかった。 (2) 留学先を選んだ理由 多様な文化や歴史を持つ国々が集まったヨーロッパで英語を使って留学したかったため、そしてデンマークの文化であり習慣であるhyggeを実際に体験したかったためである。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 留学のために学習面で準備したのは、なるべく英語を話すこと、聞くことに慣れておくことである。授業資料を読んだりエッセイを書いたりするのはある程度時間をかけられるが、授業時間は決まっており、その中で必要な情報や知りたいことを正確にキャッチするためには、教授の話をキャッチできるリスニング力と、頻繁に行われるグループディスカッションで他の学生と意見のやり取りを行うスピーキング力が必須である。しておけば良かったと思う準備は、留学先の国について、知識をある程度入れておくことである。特に国の歴史については、何度か現地の授業で触れる機会があったにも関わらず全く分からない状態で参加したため、地名や人名が全くわからずかなり困った。ウィキペディアを読むだけでもかなり学びは多いと思うので、留学先の国についてある程度知識を入れていった方が、授業内容の理解や現地学生との話題にも上げやすいと思う。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 留学のために生活面で準備したのは、防寒のための衣類と薬である。北欧の国なので冬が寒く、日中でも氷点下の日があるような場所である。荷物としてはかなりかさばるため現地で買うことも考えたが、物価の高さを考慮して日本で買って持って行った。現地でも少し見てみたが、日本の2倍ほどの値段になっていた。また薬は、体質の違い等もあるかと思い日本から持って行った。私自身普段は一切風邪を引かない人間だが、留学中は何度か風邪を引き、風邪薬が特に活躍した。しておけばよかったと思うのはデンマーク語の勉強である。かなり習得が難しく早々に勉強することを諦めてしまったのだが、せめて片言のフレーズだけでも覚えて言っていれば、デンマーク人との会話が盛り上がったり、普段の生活でも使えたりしたのに、と思う。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 最も多く友達ができたのは、日本学科の学生との交流の中である。現地の大学には日本学科があり、そこではデンマーク人の学生たちが日本語や日本の文化・歴史について学んでいる。彼らは日本語を話したいし、日本人留学生はデンマークについて色々な話を聞いたりしたい。お互いにメリットが大きいという点で、かなり仲良くなりやすかった。あとは、寮生ともかなり仲良くなった。コモンキッチンで一緒に料理をしたり、お互いの授業について紹介し合ったり、他の国からの留学生とも友達になることができた。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 授業は予習が必須で、授業で予習したかの確認を取られることはなかったが、しておかないと授業についていくのはかなり大変だった。内容も専門的なものが多く難しかったが、今までにない知識や考え方に溢れていて、大変さに好奇心や興味深さが勝る授業だった。自分のその時の興味で授業を履修したが、クラスメイトは皆想像以上に積極的で、何かを得ようという意欲がないと文字通り置いていかれると感じた。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) Japansk cafeという、日本学科のデンマーク人学生と日本人留学生が交流できる課外活動に毎週金曜日に参加していた。デンマークに渡った直後頃に日本学科の教授(日本人の方)から日本人留学生宛にメールが届き、そこでこの場を知った。特に申し込み等はなく、毎週金曜日に決まった教室に皆が集まり、思い思いにお喋りを楽しむ、かなりゆるめの活動だった。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 授業外の活動で大学の名前でやっている団体は他にもあったが、どれもメンバーのほとんどがデンマーク人であることが多く、活動もデンマーク語となるため、留学生は正直入り辛い雰囲気だった。何人かトライしていた日本人留学生もいたが、やはりデンマーク語の説明を周囲の学生に英訳してもらうことが多く、なかなか仲良くなりづらいと言っていた。しかしJapansk cafeは、デンマークについて気軽に学んだり、デンマーク人の友達を作る場所としては最適な場所であり、実際ここで多くの友達を作った。デンマーク人はシャイだったり時間をしっかり守ったりと、意外と日本人と似た部分が多くある、ということに、ここでできた友達を通して気付いた。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 留学で達成した最も大きなことは、自分の英語に少し自信がついたことである。留学以前は、「自分より英語ができる人はたくさんいるし、自分の英語は文法ミスも多いし、これで英語ができるなんてとても言えない」と思っていたが、この留学を通して、自分の英語が外国籍の人にも伝わる英語であること、また一度で完璧に伝わらずとも、何度も説明したり、よりその人にとって理解しやすい表現を探したりして、自分の意思を相手に伝えることの方が完璧な英語よりも大切なことである、ということに気付くことができた。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 今後は、様々な国籍の人が話す英語の癖に慣れていきたい。デンマークではヨーロッパからの留学生が圧倒的に多く、英語が母語の友達はイギリス人くらいだった。加えてヨーロッパの言語は多様であり、それぞれの英語の癖もかなりバラエティに富んでいる。初対面で聞き取れずに何度も聞き返してしまうこともしばしばあった。全ての言語の癖に対応するのは難しいかもしれないが、様々なバックグラウンドの人と円滑にコミュニケーションをとれるようになるためには、今後身に付けていくべきスキルだと感じている。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 大学への出願は、全て大学から送られてくる専用サイトを通じて行った。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) ビザ申請は、現地の大学が出願を受理した後、同じ専用サイトからダウンロードできる。これを全て記入し、留学に必要なお金が十分にあると証明するための預金証明書、有効なパスポート、現地の大学の入学許可証、そしてダウンロードした書類の必要事項を全て記入したうえで、東京の浜松町にあるオフィスから申請ができる。このオフィスは予約が必須で、予約日から一番近くても1・2週間は先になってしまうため、早めに書類を準備して予約しておく必要がある。また、申請は全て完了しても出発日までにビザが手元に届かなかった場合、機内持ち込み荷物の中に現地の大学の入学許可証を紙で入れておくと良い。入国審査の時に事情を説明したところ、職員の人に留学することが認められている証拠を見せてくれと言われ、万が一の時のためにとビザ申請に必要な書類を全て手元に持っていた。それを見せたらあっさりとゲートを通してくれたので、持っておいて損はないと思う。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) HISの店舗まで直接足を運んで予約した。 (4) 渡航したルート イスタンブール・コペンハーゲン経由の羽田発オーフス行き(トルコ航空) (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) オーフス空港からは、フライトの到着時刻に合わせてバスが出ている。しかしそのバスが見つけ辛く、しかも初日は大学まで寮の鍵を受け取りにいかなければならないため、到着初日はタクシーで大学まで行った。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 最初の履修登録の際に、一緒に大学のハウジングオフィスから寮の申し込みのサイトのURLが送られてきており、そこから申し込んだ。個々の寮を選ぶことはできず、プライベートやシェアハウスなど、数種類ある寮のタイプを希望順に選び、その中で大学側が当てはまる寮を選び、その寮でいいかどうかの確認メールを受け取る。この確認に対して問題なければ最初半月分の寮費をサイト上で払う。もしここで寮に不満がある場合は、自力で他の場所を探す必要がある。ただ、一度入ってみて合わなかった場合寮の変更を申し出ることも可能なので、最初の寮は入っておいて損はないと思う。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 寮費は、寮の希望を出すサイトと同じサイトから、毎月1日を迎える前に払う必要がある。これを過ぎると、1日ごとに寮費支払い超過の手数料が上乗せされてしまうため、寮費の連絡が来たらなるべく早く払った方が良い。支払い方法はクレジットカードか現地のモバイルペイの二択である。設備や備品については、寮のタイプや新しさによってかなり幅があるため一概には言えないが、入寮時には綺麗に掃除されメンテナンスも行き届いた状態になっている。入寮から2週間以内に、寮の自分の部屋の状態についてのアンケートを提出し、もしそこで何か問題があれば、寮の変更や追加のメンテナンスもしてくれる。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 基本的にはかなり快適である。私の寮は掃除道具やキッチン用品もかなり充実していたし、基本的に乾燥している地域なので、バスルームだけ気を付けていればあとはカビなどもない。街中にはアジアンスーパーも多くあり、日本の食材も手に入れることが可能である。ちなみに海外でも有名なものでれば、近所のスーパーでもあっさり手に入ることもある。アドバイスとしては、規則正しい生活をなるべく心掛けるk10である。特に就寝時間と起床時間を決めておくと良いかもしれない。夏と冬とで日照時間が大きく異なり、夏は朝4時半に日が登って夜9時頃に日が沈むのに対し、冬は朝9時になって日が登り夕方4時半には日が沈んでしまう。この日照時間の差に苦しめられた留学生が多く、これに対してはなにか対策を講じて臨むべきかもしれない。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 基本的にはスーパーでもカフェでもクレジットカードで決済していた。現金を使うことも可能であるが、現金決済を断られる可能性が高いと思っておいた方が良い。ただ、クリスマスマーケットやフリーマーケットなど、ローカルなイベントや個人出店のお店ではクレジットカードが使えないことが多いため、そういった場所で買い物を楽しみたい場合は、現金を用意しておいた方が良い。もし現金を用意するのが大変であれば、クレジットカードやデビットカードで現金を引き出せるような設定にしておくと、いざという時にATMで現金を入手できる。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 日本でスマホをSIMフリーに設定したうえで、現地のスーパーでSIMカードを購入した。デンマークでは主にLycamobileとLEBARAの2つがあるが、圧倒的に後者をお勧めする。少し値段は上がるが、前者の方は何度か回線トラブルがあったのに対し、後者は一度もトラブルがなかった。また契約プランも様々で、私はデンマーク国外への旅行も考えていたため、EUローミングがあるプランで契約していた。契約プランの選択は、LEBARAであれば専用アプリ上で行うことができる。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパスにはかなり強いWi-Fiがあり、最初は大学のホームページからの設定作業が必要だが、一度繋げれば、キャンパスに入るだけでPCもスマホもタブレットも自動で繋がってくれる。街中にフリーWi-Fi等はなかったが、どこでもしっかりインターネットに接続することができる。寮では、共有エリアにはWi-Fiがあったが自分の部屋までは届かなかった。部屋にはLANケーブル用のコンセントのみしかなく、現地でWi-Fiルーターを購入し、それを設置して使っていた。スマホのインターネット契約がかなりリーズナブルで容量も大きいためそれだけで乗り切ることも考えたが、部屋の中では電波が微弱になってしまいなかなか繋がらなかったため、ルーター購入を決意した。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 現地で病院にかかることはなかった。デンマーク人に聞くと、そもそも病院にかかる人はほとんどおらず、風邪を引いて診断をもらっても、「寝てれば治ります」くらいの診断しかされないそうだ。日本人留学生で病院にかかろうとした友達がいたが、最終的に病院に行けたのは予約を取ってから1カ月後だったそうだ。 (5) 日本から持っていくべきもの 別の項でも少し書いたが、薬類、特に風邪薬は少し多めに持って行った方が良い。乗り物酔いしやすい人は酔い止めもあった方が、どこかに出かける時には便利だと思う。あと、私は目が良い方なので困らなかったが、普段コンタクトをしている友達は、コンタクトとコンタクトの洗浄液、そして何より目薬の入手に手を焼いているようだった。中には、わざわざ旅行先のドイツでまとめ買いした友達もいた。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 街の治安は非常に良かった。身の危険を感じるような出来事もほとんどなかった。ただ、金曜の夕方頃から学生も大人も皆、お酒の瓶を片手に街を歩きながら飲み騒ぐため、最初の3ヶ月くらいは金曜の夜が少し怖かった。しかし我関せずで歩いれば変に絡まれるようなこともない。街の中央にある鉄道駅周辺には少しホームレスもいるが、声をかけてくるようなこともなかった。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) どの寮も食事はついておらず、自炊が基本である。一食しっかり食べようと思うと、外食だと最低でも1500円ほど必要になるため、街のレストランで食べるようなことはほとんどなかった。唯一行っていたのは、鉄道駅の近くにあるStreet foodというフードコートのような場所である。様々な国の料理が比較的お安めの値段で食べられるため、授業終わりに友達と食べに行くこともあった。大学には大きな建物ごとに学食があった。基本的には量り売りで様々なスパイスを使った野菜料理がメインで、パスタやパン、サンドイッチなどはかなり限られていた。この量り売りがかなり安く、600円ほどでお腹いっぱいになるため、授業がある日に学食でお昼ご飯を食べることはよくあった。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 基本的には、検索をかけてもあまり情報は出て来ない。デンマークで留学と検索をかけても、フォルケホイスコーレというデンマーク独自の学校の情報ばかりが出てくるが、まずはそういったところからデンマークに関する情報を集めた。あとは、noteというウェブサイトで、オーフスの街での生活をブログに書いている方を見つけて、その方のブログを読んだりしていた。地球の歩き方北欧編にも少し街の情報は乗っているが、あまり詳しくは分からない。一番生活の様子を想像しやすいのは、noteのブログだと考える。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 スーパーをはじめとするお店の閉店時間がかなり早い。私が住んでいた寮の近所のスーパーは、一番遅くても夜9時には閉店していた。鉄道駅に近いコンビニであれば夜11時ごろまで営業していたようだが、私の寮は駅までかなり距離があり、且つ日本のコンビニの様に商品が充実していないため、コンビニはほとんど使うことがなかった。また、日曜日やクリスマスなどの祝日には赤ないスーパーも珍しくないため、食料品を含む買い物は計画的に行った方が良い。あとは、別の項でも少し触れたが、金曜日の夜は街中の大人たちがそこかしこで飲み騒ぐ。ビールのボトルを片手に大声で話しながら街中を歩く集団も全く珍しくない。始めのうちは少し怖く感じるが、暴力的になるような人はいないし、寧ろバーやパーティーに参加すれば新しく友達を作るきっかけにもなる。私は、これも一種の異文化体験だと割り切って、楽しむときは楽しみ、そうでないときは、金曜日の夜はあまり外出しないようにしていた。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 進学はせずに就職する予定である。業種は特に決まってはいないが、人の人生を豊かにできるような仕事をしたいと考えている。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 現地では、ほとんど就職活動はしていなかった。ただ、帰国と同時にインターンの募集や応募が始まる時期だったため、どんな業種があるのかを調べたりはしていた。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 留学経験を前面に押し出した就職活動をする予定はない。ただ、自分がこの留学で得た異文化体験やそこから学んだ気づきなどを活かした仕事ができたらと考えている。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 分からないことや不安なことも多いと思うけれど、何よりまずは飛び込んでみることが大切だと感じた。自分が動かないとそもそも留学に行く権利すらゲットできない。努力の末に留学を掴んでも、部屋に閉じこもっていては友達もできないし語学力だって伸びない。何事もまずは飛び込んでみて、自分で経験してみることが大事だ。それで自分だけではどうにもならなくなったら、周りを頼ればいい。どうしたって自分だけでは解決できないことはある。周りの友達や先生、場合によっては日本の家族を頼ることもあるかもしれない。でも、自分に頼れる人がいることはすごく有り難いことだし、同時に自分自身の宝でもあると思う。頼るべきところは頼りながらも、自分で飛び込んで沢山冒険をすることが、充実した留学経験を作るための重要なキーポイントだと考える。
デンマーク王国
AARHUS UNIVERSITY
ぱんだるま
国際コミュニケーション学科 3年 交換
月次報告書6月分
留学生活の終わり
昨年8月から始まった10か月の交換留学生活も、いよいよ今月で終わりを迎えた。 今月は授業もテストもなく、友達と出かけたりしながら、合間合間で寮の掃除とパッキングを進めた。少しずつ殺風景になっていく自分の部屋に寂しさを感じつつ、日本でいう年末のお掃除のような感覚で隅々まで綺麗に掃除した。 帰国日を目前に控えてこの10か月を振り返ってみると、大変だったこと・苦労したこと・辛かったこととたくさんあったが、全てひっくるめていい経験になったし、何より自分にとって忘れがたい時間になったなと改めて感じた。 特にそれを感じたのは、寮を出発して羽田空港に着くまでの長い一日の間だった。当日は朝から小雨が降っていたが、気が滅入ることもなく、寧ろ雨女の自分らしいではないかとポジティブに寮を出発した。オーフスの駅から空港に向かうバスのバス停では、友達が来てくれて泣きながら見送ってくれた。バスに乗り込み友達が見えなくなってから、今となっては見慣れた街を窓から眺めながら、寂しさで涙が止まらなかった。羽田空港までのフライトは、3つのフライトのうち2つが遅延するという事態に見舞われたが、焦ることもうろたえることもなく、次のフライトを逃したらどうすればいいのか、冷静に判断してシミュレーションしている自分に気付いた。 悪天候をポジティブに捉えられるようになったのも、誰かと離れることをあんなに寂しがったのも、海外の空港でうろたえることがなくなったのも、どれもこの留学での経験を通して学んだことである。帰国してから会った友達には「全然変わってなくて嬉しい」とよく言われている。しかし個人的には”デンマークに染まらなかった”だけで、この10か月の経験は私の人生に影響を与えており、留学前の自分とは確実に違う、変わった部分があると感じている。 この留学での経験とそれを通して学んだことを、今後の自分の人生に大いに活かしていきたい。
デンマーク王国
AARHUS UNIVERSITY
ぱんだるま
国際コミュニケーション学科 3年 交換
月次報告書6月分
Japan
月の初めに帰国しました。デンマークは春になり、天気の良い日が続いていましたが、日本は梅雨入りをしてどんよりした天気の日が多く、初めは気候の違いに戸惑いました。デンマーク行きの航空券を取った時はまだ帰国日が確定していなかたので、今年に入って春学期の日程が発表されてから帰りの航空券を取りました。7月頃帰国の予定をしていましたが、私は対面の試験がなく、実質5月半ばからは学校に行く必要がなかったので、帰国を6月の上旬に決めました。私の取っていた授業の1つにWriting Examというものがあり、1週間で約12ページのアカデミックエッセイを仕上げるという試験がありました。この試験のトピック発表が6/1で、ちょうど帰国した日だったので、そこから1週間は集中的に試験に取り組みました。無事にライティング試験を終えることができ、今はひと段落しています。帰国して家族や友達に日本語が変と言われることがあります。今実際に生活をしていて、頭の中で英語が先に出てくることも少なくありません。すぐに日本語には慣れてくるとは思いますが、その言語に触れる機会が少ないと母語でもここまで忘れてしまうのかと思いました。同時に、これからは英語を使う機会が10分の1くらいに減少するので、今の英語力を維持できるよう工夫して生活していきたいです。
デンマーク王国
AARHUS UNIVERSITY
学生11074
英米語学科 4年 交換
2023-05
月次報告書5月分
デンマークを楽しむ1ヶ月
今月は期末課題の提出を最終週に控えて、課題を少しずつ進めながらデンマーク人の友達や他の留学生たちとの時間を楽しんだ。 特に、友達や自分の寮で一緒に料理をする機会が多かった。シナモンロールやカルダモンクッキー、ベーグルなども焼いたりしたが、特に印象的だったのはケーキマンを焼いたことである。 ケーキマン(Kagemand)とはデンマークの伝統的な誕生日ケーキで、土台となる人型のケーキをアイシングやチョコレート、グミなどで、誕生日の人が男性であれば男の子っぽく、女性であれば女の子っぽく飾りつける。元々は子供の誕生日を祝うケーキであったが、現代では大人の誕生日の際にも用意されているそうだ。大学の日本学科のデンマーク人の友達がピクニックパーティーを開くということで、そのパーティーに参加する他の友達と一緒に初めて作った。 土台のケーキにも色々と種類があるが、今回作ったものはシュークリームの生地に近いものだった。アイシングをこれでもかというほど使ったが、ケーキがかなりシンプルな味だったため甘さは気にならなかった。ドキドキしながら見せたが、「ケーキマンだ!」とすごく喜んでくれて嬉しかった。日本に持ち帰ることができるデンマークの文化が、自分の中で一つ増えた。
デンマーク王国
AARHUS UNIVERSITY
ぱんだるま
国際コミュニケーション学科 3年 交換
月次報告書5月分
Time to say goodbye
デンマーク留学残りの1ヶ月間は本当にあっという間でした。帰国直前に風邪を引いて1週間ほど部屋から出られなかったのは残念でしたが、各授業の最終課題を無事に提出することができ、デンマーク生活ラストを満喫できました。友達がカヤックに誘ってくれて、人生で初めて8時間のカヤックを体験しました。次の日の筋肉痛がだいぶ重症でしたが、デンマークの大自然を間近に感じることができて、とても幸福度の高い時間でした。私がボランティアをしていたフライデーバーも試験期間に入るため、5月半ばでラストでした。ラストのテーマは「GALA」でみんなドレスアップをしていました。このフライデーバーを通して多くの人と出会い、毎週とても楽しくて、とてもいい思い出ができました。その他にも今月はイベントが盛りだくさんで、コンサートに行ったり、寮のみんなと食事に出かけたり、たくさんパーティーをしたり、バーベキューをしたり、大好きな友達と過ごす時間はとてもキラキラしていて、幸せでした。私が帰国する日は、朝早かったのにも関わらず、寮のみんながお見送りをしてくれました。寮のみんなのおかげでデンマーク生活は毎日楽しく、ここまで充実したものだったのは間違いありません。私の住んでいたフロアは社交的な人が多く、とても仲が良かったので、みんな家族のような関係でした。10ヶ月一緒に過ごしてきた友達とのお別れはとても寂しかたですが、みんな日本に遊びにきてくれると言っていたので、再会を楽しみにしてこれからも連絡をとっていけたらなと思います。
デンマーク王国
AARHUS UNIVERSITY
学生11074
英米語学科 4年 交換
2023-04
月次報告書4月分
怒涛のイベント準備と運営
実は先月から、Japan Bowlという今月末に行われたイベントに向けて、日本人留学生とオーフス大学日本学科の学生とで協力して準備を進めていた。Japan Bowlとは日本文化や日本語など、日本に関する様々なクイズが出題されるクイズ大会である。デンマークに限らず世界各地で行われている正式な大会で、今大会はコロナ禍以降で初めての開催だった。 ひと月前に開催が決まり、イベントの広報やクイズ大会に付随するイベントブースの計画、協賛してくれる企業&大学探しなど、この1ヶ月は自分も自分の周囲もかなり慌ただしかった。私はイベントブース担当になり、以前から習っていた日本舞踊の演舞と、体験型イベントとして盆踊りのレクチャーの役割を担った。こういった公式のイベントを運営するのは初めてだったが、これまでの習い事の発表会の進行や日本のサークルのステージ運営などを参考にしながら、なんとか形にすることができた。 イベント当日、特に日本舞踊の演舞は自分にしかできない役割だったためかなり緊張したが、イベントが終わってから、たくさんの観客の方々に「素晴らしかった」「美しかった」と声をかけていただいた。拙い演舞ではあったと思うが、日本の伝統文化をかじっている者として、その良さが少しでも伝わったのかもしれないと感じることができて本当に嬉しかった。
デンマーク王国
AARHUS UNIVERSITY
ぱんだるま
国際コミュニケーション学科 3年 交換
月次報告書4月分
like everyone says
夢のようなデンマークでの生活も残り2ヶ月となりました。1日1日を無駄にしないよう、大切に、そして楽しく過ごしています。私の周りの留学生がみんな口を揃えて、最後の1ヶ月が一番楽しいと言いますが、私にとってラスト3ヶ月が少なくともそれに当たるのではないかなと思いました。冬に少し厳しい時期もありましたが、それを乗り越えて、今は毎日本当に幸せです。これも全て自分次第で、落ち込んでいて部屋に篭りがちだった時期は、人との交流が減り、どんどんネガティブなループに陥っていましたが、ネガティブな自分が好きではなかったので、自分の部屋で過ごす時間を最小限にして、図書館、公園、ジム、パーティ、など外に出る機会を意識的に増やしていきました。短期間でここまで変化があるとは正直自分でもびっくりするくらい効果がありました。今はスケジュールが友達との予定でいっぱいになり、毎日素敵な人たちに囲まれて過ごしています。自分がポジティブで常に明るく居れば、舞い込んでくるチャンスが山ほどあるし、一緒にいる友達も楽しく過ごせるし、何より、そうしてハッピーな自分のことを好きになることができます。私は人が好きなので、誰といるときの自分が一番幸せそうな顔をしているなと思います。 私のデンマーク生活をここまでキラキラしたものにしてくれる友達に感謝してもしきれません。 そんな毎日ですが、特に思い出に残っている4月のイベントはイースターの休みとkapsejladsです。 イースター休暇を利用して、イギリス、ベルギー、オランダへ旅行に行きました。イギリスとベルギーでは自転車をレンタルしてサイクリング移動をしました。天気も良く最高の旅でした。こうして留学期間中に色々な国を訪れて様々な経験ができ、自分の可能性だったり、視野の広がりだったり、成長が実感できとても嬉しいです。そして、Kapsejladsは1年間で1番大きいオーフスの学生イベントで、メインがボートレースの大会になっています。出場者は2ヶ月以上前からトレーニングを始めます。私の寮の隣の大学公園に3万人が集まった光景は圧巻でした。中には前日の夜中2時から場所取りを始める人もいました。ありがたいことに、私がボランティアをしているフライデーバーのスペースがあったので、私は朝8時頃に会場に向かいましたが、もうすでにたくさんの人がいました。午前中から楽しんで、少し疲れていましたが、まだまだ1日は終わりません。私はその日、寮のアフターパーティーと友達の誕生日パーティーが2つあったので、両方を走って行ったり来たりしていました。大好きな友達とのとっても楽しくて濃い1日は、デンマーク留学のハイライトとなること間違い無しです:)
デンマーク王国
AARHUS UNIVERSITY
学生11074
英米語学科 4年 交換
2023-02
月次報告書2月分
春学期の始まりとヴィーガン食
今月第2週から、2023年春学期がスタートした。前学期とあまり変わらないだろうと思いつつ参加したら、秋学期とは比べ物にならない忙しさだった。各授業から出る課題の難易度は上がり、且つその課題の数が3倍以上に膨れ上がっている。正直、課題を期限に間に合わせることで精一杯で、授業の予習が全く追い付いていない。そんな課題やら予習やらに日々追われ、春学期以前はかなり頻繁に料理をしていたのだが、今月はほとんどできなかった。 そんな中で、友達が数人でヴィーガン研究会なるものを立ち上げた。と言っても、知り合いを集めて、皆でヴィーガン食を作って楽しもう、という内輪な会である。立ち上げた友達からお誘いを受けて入ってみたが、想像以上にこれが楽しく、驚いている。定期的に授業の違う友達と会えるだけでなく、日本ではまだまだ珍しいヴィーガン食を、いかに簡単な、身近にあるもので作るかを考えるのはとてもワクワクする。前回はブルグルという、トルコの小麦の加工品を使ったチャーハンを食べたのだが、お米のそれと遜色ない美味しさだった。このヴィーガン研究会は、今学期の私の心と体の健康を支えてくれる支柱になりそうだ。
デンマーク王国
AARHUS UNIVERSITY
ぱんだるま
国際コミュニケーション学科 3年 交換
月次報告書2月分
feeling so blessed
2月になり、春学期がスタートしました。今学期は今までと違った分野を学び始めたので、周りに遅れを取らないよう、一生懸命頑張っていきたいと思います。授業は週2回でまとまっているため、その他の日は、グループミーティングや授業の予習・復習に加え、新しい場所に出かけてみたり、ジムに行ったり、友達と遊んだりと、充実した日々を過ごすことができています。私が毎週ランチを一緒にしたり、遊びに出かける友達は、昨年の神田外語大学の留学生でした。日本にいた頃から知っている友達なので、とても居心地がいいです。会話は基本英語ですが、日本語とデンマーク語を教え合うことも多くあり、こうしてお互いの文化に触れ合う時間がとても貴重で、ありがたい機会だなあと感じています。その友達を通して、私たちの学部で2週間に1度開かれるフライデーバーのボランティアを始めました。バーのメンバーはみんなデンマーク人で、留学生がボランティアをするのはとても珍しいことのようです。基本的に全てがデンマーク語のため、初めは自分がここにいていいのかと戸惑う場面もありましたが、それ以上に周りのみんながとてもウェルカムで、どんな時もサポートしてくれるので、今ではボランティアの活動がとても楽しみです。バーに来る人もデンマーク語で話かけてきますが、理解できなかった部分を私が英語で聞き返すと、みんな笑顔で英語で答えてくれます。私がデンマークでこうして毎日幸せに過ごせている大きな理由の一つが、友達や周りの人の温かさです。バーやレストラン、ジムで知らない人と一度交わした会話でもとても温かい気持ちになります。どんなに短い会話でも、そこに気持ちがこもっていれば、相手を幸せな気持ちにすることができます。これは私がデンマークに来て日々の生活から得た大きな財産です。
デンマーク王国
AARHUS UNIVERSITY
学生11074
英米語学科 4年 交換
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