報告書一覧
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留学種別
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2015-11
月次報告書11月分
留学生活3ヶ月目
2015-10
月次報告書10月分
未来記念日
2015年10月21日午後4時29分、私が7年間待ち続けた瞬間がようやくやってきました。そう、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーpart2』(以下BTTF2)でドクとマーティが訪れた未来です。子供から大人まで、まさに時を超えて愛されているタイムスリップ映画の金字塔であるBTTFにとっての未来が、私達にとっての過去になる重要な瞬間です。映画の舞台はカリフォルニア州にある架空の街、ヒル・バレー。なんと嬉しいことに、カリフォルニア州とここシアトルは時差がありません。私は、歴史的な瞬間を映画の舞台と全く同じ時間で祝えるということを心から嬉しく思い、その日を迎える一週間以上前から居ても立っても居られず、ホストファミリーには何度も「21日はBTTFの日だよ」と言いました。きっと皆んな、私のことを映画オタクと思ったかもしれません。しかし、ようやくその日が目前に迫った10月20日、なんと私は興奮のあまり体調不良を起こしてしまいました。留学中の体調不良とはよくある話ですが、その原因がBTTFだなんて、恥ずかしくてあまり人には言いたくありません。仕方なくその日は早めに寝たのですが、次の日の朝になると当然胸の鼓動は激しくなるばかり。いつも通り授業を終え家に帰って来ると、時間は午後の3時半、未来まで約1時間です。私はどうして良いか分からず、ただただ“2015年10月21日午後4時29分がまだ未来である時間"を部屋で一人噛み締めました。そして1時間後、遂にその時はやってきました。本当にこの時がやってきてしまったんだ、BTTF2の未来はもう未来ではないんだという実感がじわじわと身体の中を駆け巡り、気がつけば涙を流していました。7年前、初めてBTTFを観て心を奪われた頃の私は、英語が苦手中の苦手で、アメリカへ行くことなんて夢のまた夢だと思っていました。しかし、2015年の今、私はこうしてアメリカに留学しています。7年前にドクがくれた"Your future is whatever you make it"という言葉は本当だったのです。
2015-09
月次報告書9月分
2週間目
初めて日本を出てから2週間が経った。 私が滞在しているウォルター夫妻の家はSUNRISEという住宅街の一番隅にあり、私の実家の倍以上の大きさがあるその家は、三分の一が杉の木の影に隠れていて、家の全貌を確認するのは難しい。この一帯にある家のほとんどは穏やかな暖色系の外装をしており、この家も例に漏れずベージュと茶色のレンガで外側を覆っている。 ホストファミリーはとても親切な人達だ。「ホームステイの受け入れはビジネスだ」という衝撃の事実を胸に留めておいた私は、その親しみのある接し方に少々拍子抜けしてしまったほどである。学校のオリエンテーションが始まる前日、犬の散歩を兼ねて皆んなで近くのハイキングコースを歩き、その先にある広場をぬけて海に出た。向こう岸には漁に出る船が何艘も停まっていた。一家の主人であるボブが「この先を真っ直ぐ行くと日本だ」と丁寧に説明してくれた。母国を恋しがるにはまだ早かったが、その一言が私はとても嬉しかった。 家には私の他にもう一人、マカオからの留学生が滞在している。彼女は、私と同じ大学の語学コースに通っており、お互いに英語が流暢でない私達は、雑音の多い中では意思疎通が難しくなることが少なくない。例えば、彼女がrestという単語を言い、私が聞き取れなくて彼女に聞き返す、それが二回繰り返される。彼女がr-e-s-tと一つ一つスペルを言い、私がやっと理解する。ついで、私はそんな簡単な単語を聞き取れなかったことを恥じ、彼女も伝えられなかったことを恥じる。しかし、そのひとつひとつの動作を私はこの上なく愛おしく思うのである。 留学生活2週間目、私はすでに愛すべき人達に囲まれている。
2015-08
2015-07
月次報告書7月分
残り二か月!!
2015-06
2015-05
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