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2025-05
月次報告書5月分
ブラジルのご飯
留学が開始してからあっという間に2ヶ月が経過した。到着してすぐの頃にストレスとなっていた文化の違いや言語の壁も、ようやく受け入れることができ、ブラジルでの生活に慣れてきた。と感じているのは気のせいかもしれない。先月はメンタルはボロボロだったが、体調は全く問題がなかった。しかしメンタルが回復した今月は、体調面がやや不安定だった。後述するのだが、気温の変化がとにかく大きい。このせいで体が対応できず風邪を引いてしまったり、朝起きても体の疲れが取れていないことが多々あった。他にも、「浴槽につかることができない」「一つの授業が4時間ぶっ通し」などといった日本にいた頃とは違う生活スタイルが、知らず知らずのうちにストレスになっていたのかもしれない。 〈食事〉 基本的に平日の朝は、大学に行く途中の八百屋でりんごかバナナを買って食べながら通学している。昼と夜は大学の学食で済ませている。外食するよりも出費を抑えられる上、バランスの良い食事を摂ることができる。学食はバイキング形式のような形で、一枚の大きなお皿に好きなだけ盛ることができる。米、豆、野菜は取り放題である。しかし、メインのタンパク質(肉や魚)は取り過ぎを防ぐために、食堂の方がその場にいて規定量をよそってくれる。この食生活のおかげもあってか、日本を出発する頃と比べて体重が5kg近く減少した。しかし決して食べている物の『量』が減っているわけではなく、単純に『質』があがったからだと思う。思い返せば日本にいた頃、家に帰れば母が作ったバランスの良い食事を摂ることができたはずなのに、友人との時間を優先してしまった。一時期、授業終わりは毎日のように友人とファミレス、居酒屋、ラーメン屋に行っていた。そんな食生活と比べれば、痩せるのも当然だ。母には感謝の気持ちと同時に申し訳なさでいっぱいだ。と、こんなに学食のことを褒めているものの、実は最近学食の食事に嫌気がさしてきている。毎日変わり映えのないメニューなうえに、決して美味しいとは言い難い。日本にいた頃、バイトと学校の調理実習以外で包丁を握らなかった私が自炊を始めるレベルだ。今月は調味料を調達したり、食べたいもの優先で食材を集めたりで出費が重なってしまったので、来月からはコストを抑えたうえで美味しい食事を作れるようにしたい。 〈気候〉 私が通う大学や家があるサン・ペドロ地区は、標高約900mのところに位置している。その影響もあり、1日の寒暖差がかなり激しい。今の季節は「晩秋」といったところか。そのため日が出ていない朝晩はかなり冷え込む。薄い長袖のTシャツだけでは肌寒いと感じるレベルだ。一方で日が出てくると、半袖でも暑いと感じるまで気温が上がる。家を出るとき、かなり服装に迷う。半袖で出かければ、家に帰る頃にはかなり気温が下がっており、半袖で家を出たことを後悔する。一方で長袖で出かければ、日中かなり汗ばみ、長袖で家を出たことを後悔する。脱ぎ着しやすいパーカーやフーディーがあればベストなのだが、正直私はブラジルの寒さをなめていたためそのようなものを持ってきていなかった。1、2枚現地で購入することを検討している。 〈移動〉 先月はUberでタクシーを呼んでいたが、今月はバイクを呼ぶことが増えた。値段がタクシーの半分か、それ以下だからだ。しかし荷物が多いときや夜遅いときは、タクシーを呼んでいる。本来であれば、さらに安いバスで移動できればベストなのだが、予定時刻に到着しないことが多々ある。それを逆算して家を出るのが面倒なので、時間に余裕があるとき以外は使っていない。ただ、日曜はバスに無料で乗ることができるため、積極的に利用している。 〈授業〉 今月から本格的に授業が始まった。言語系の授業は難易度がそれほど高くないため苦労していないが、講義系の授業はとにかく大変だ。現地の学生に混ざって専門的な分野を学習するため、授業についていくのはほぼ不可能に近い。今現在、授業時間内では2〜3割程度理解するのが限界だ。ただ幸いなことに、別日に時間を設けて授業内容の復習を手伝ってくれる友人ができた。さらに授業で使ったスライドもグーグルクラスルームを通じて配布されるため、これも利用しながらなんとか内容を理解している。 〈休日〉 ジュイスには、これといった商業施設や観光地はない。そのため友人と「遊びに行こう!」となることは正直あまりない。しかし昼から夕方にかけてレストランやバーに集まり、お酒を飲んでいる人が多い。私も大学内で新たな知り合いができるたびに、このような場に招待していただくのだが、いざ行ってみると片手にビール、片手にタバコを持ち、音楽にあわせて騒いでいるだけのことが多い。私自身タバコを吸わないので、その場の雰囲気に馴染むことができない。さらに中にはタバコ以外のものを吸っている人もおり、勧められることもある(もちろんブラジルでも違法です)。そのため誘っていただいても、一回きりの関係で終わってしまうことが多い。ブラジル人特有の心の近さに助けられることもあれば、困らされることもあり、人間関係の難しさを感じている。 大学内、大学外ともに過ごし方に慣れてきた3ヶ月目、もう「まだブラジルに慣れてなくて、、、」とは言い訳のできないフェーズに入ってきました。何をすべきなのか今一度生活習慣を見直し、来月は充実した1ヶ月にします。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
Daniel / Itsuki
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-04
月次報告書4月分
留学1ヶ月目!!
<ブラジルまで> 羽田空港から、パリを経由してリオデジャネイロの空港に着いた。リオには夜に着いたので、着いた日は空港近くのホテルに泊まり、次の日にJuiz de Foraへのバスに乗った。リオには夜に着いたのでなかなか怖かった。 <滞在先> 大学から徒歩で約5分のrepúblicaに住んでいる。 (部屋は1人部屋でシャワーやトイレ、キッチンは共有) ベットが壊れてしまったり、鍵やシャワーが壊れていたりしたが、大家さんに言うと直してくれる。 <食事> 平日は昼、晩を学食で食べている。ちなみに、学食は一食約35円くらい。土曜日は昼だけ学食で食べている。日曜日は今のところフルーツを食べている。 Juiz de Foraには日本食がほとんどない。あってもブラジル人向けの味付けになっているらしい。 <学校生活> ストライキの影響なのかはわからないが、オリエンテーションがなく現在に至っている。そのため、学生証の発行の方法などわからないことが多くあったので、授業が始まって1週間ほどは毎日DRIという国際戦略部のようなところに行っていた。そこには日本語に留学していた職員さんもいるのでなんでも聞きに行くことができる。 学校には、留学生を助けるバディーがいる。私のバディーは連絡するとなんでも助けてくれる。(着いた次の日、生活するために必要なものや食べ物を買いに行くのに一日付き合ってくれた。)また、バディーや留学生の集まりにも参加してカードゲームやボールで遊んだ。 学期が始まって2週間ほどは、自分の好きな授業を見に行ける期間があった。その後、自分のとりたい授業を決めDRIメールで送り登録してもらう。 授業は、外国人向けのポルトガル語は先生がゆっくり話してくれるので分かるが、他の授業は留学生ではない生徒に混ざって受けるので全く理解できない。また、先生が筆記体で板書をするため、何を書いているのかもわからない。そのため、同じ授業をとっている人にたくさん助けてもらっている。 <週末の過ごし方> 週末は、友達と遊びに行ったり、授業の課題や復習をしている。土曜日の午後と日曜日はほとんどの店が閉まるので、遊びに行く場所は公園ぐらいであまりない。 <友人関係> UFJF(Universidade Federal Juiz de Fora)には神田外語大学へ留学していた学生が多くいるので、その人たちと遊んだり、留学生の友達や同じ文学部の友達と遊んでいる。友達を増やすのはいいことだが、名前をしっかり覚えることが大事だと感じた。なかなかポルトガル語での会話ができないがそれでも遊んでくれるのでありがたい。 <携帯電話> 携帯は、一緒に行った友達の携帯を貸してもらっている。CPFがまだ使えないので、先にブラジルへ行った友達の親戚にSIMを買ってもらい、それを使っている。 <気候、衣服> 4月の初めはまだ半袖でも過ごせたが、徐々に寒くなっているので最近は長袖で過ごしている。夜は薄い長袖では寒いぐらいだ。4月は停電が起こるほどの雨がたまに降っていたが、最近はほとんど雨は降っていない。 <旅行> 学校がが始まる2週間前に着き、イースターの休みの時期とかぶっていたので、サンパウロに留学している友達にJuiz de Foraまで来てもらいJuiz de Foraとリオを旅行した。久しぶりに会えたので楽しかった。 ブラジル生活が始まって1ヶ月経ちました!今月は本当に多くの人に助けてもらいました。わからないことや困ったことはは誰かに聞いたりして助けを求めることが大事だと感じました。それと同時に、ブラジル人の優しさを実感した月でした。来月は、大きな休みがなくほぼ毎日学校の日々なので、勉強がんばります!
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
Lara
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書4月分
ブラジル留学開始!!
待ちに待ったブラジル留学が始まった!…とウキウキでいられたのは到着した初日のみだった。いざ留学が始まるとあっという間にホームシックになってしまった。この報告書を書いている今はすでにホームシックを脱却しているが、これも貴重な経験だと思うので、個別の見出しを作って詳しく綴ろうと思う。 〈出発前〉 私が留学する大学はストライキが起こっていた関係で出発が2ヶ月近く遅れた。そのため先に留学が始まっている友人からアドバイスを受けながら留学準備を進めることができた。そこまで困ったことはなかったが、残高照会書と無犯罪証明書の発行は1-2週間程時間が必要なため、入学許可証を受け取り次第早めに動くべきだろう。 〈航空券〉 大学から入学許可証が届いてすぐ、飛行機のチケットを探した。本来であれば授業開始の3-5日前に到着する便で行くのがベストであるが、予算やトランジットの時間の都合上、2週間前に到着する便を選んだ。これより良い便が見つからなかった。 〈携帯〉 私は盗まれるのが嫌だったため、兄が以前使っていたiPhone11を譲り受けてそれを使っている。元々使っていた携帯会社とは契約を切り、新たに楽天モバイルと契約した。月2GBまで海外ローミングが可能な上に、その月の使用GBが3以下であれば、月額990円だからだ。これをeSIMで契約し、新たにブラジルでVIVOという携帯会社と契約した。そしてこちらの回線をメインに使っている。契約したプランは、月12GB/59レアル(日本円で1500円前後)だ。Wi-Fi下での使用がメインのため、このGB数で問題なく使えている。二重に通信料がかかってしまうが、日本にいた頃に使っていた電話番号を残したり、どちらかの回線が使えなくなってももう一方を使えるということを踏まえれば、そこまで気にならない。契約は、「projeto buddy」という留学生をサポートする支援団体の方に手伝ってもらった。また、ブラジルではTVerなどといった日本のコンテンツを視聴することができない。そこでVPNを使い接続しているのだが、その契約に月330円支払っている。 〈住居〉 projeto buddyの方に日本にいる間にコンタクトをとり、部屋探しの手伝いをしてもらった。最初はアパートで一人暮らしを考えていたが、家電がついていないところが多く最終的には「república」と呼ばれるシェアハウスのような建物の1部屋を借りることになった。大学から徒歩10分ほど、部屋はかなり広くさらに治安のいいサンペドロ地区にある。それでいて家賃は月1000レアル(日本円で25000円前後)なので、かなりいい物件を紹介してもらえたと思う。 〈食事〉 大学にある学食は、学生証があれば1食1.4レアル(日本円で35円程)で食べれるため、かなり食費を抑えることができる。私は自炊ができないし今後もするつもりはないため、1年間お世話になるだろう。しかし到着してすぐは学生証を持っていなかったため、大学北門の前に伸びるストリートでパンやお肉、フルーツなどを買って食べていた。 〈気候〉 日本とは季節が真逆なため、今ブラジルは秋である。とはいえ昼間はとても暑い。気温は20−25℃くらいだ。日本みたいにジメッとしていないため汗で服がびちゃびちゃになることは少ないが、太陽の日差しが強すぎるため、サングラスと日焼け止めは必須だ。しかし夜になると一気に気温が下がるため、昼間と同じ格好でいるとかなり寒い。夜まで予定がある場合、1枚上に羽織れるパーカーやカーディガンのようなものがあるといいだろう。 〈移動〉 基本的にはUberと呼ばれるアプリでタクシーを呼んで移動している。日本より断然安いし、変にバスや電車に乗るより安全だ。さらに確実に目的地に時間通りに到着することができる(特にバスは時間内には来ない)。 〈旅行〉 到着してから大学の授業が始まるまでかなり時間があったため、どのように過ごそうか困っていたのだが、この時期はイースターで授業が休みだそうで、サンパウロ大学に留学している友人たちに誘われリオへ旅行に行った。この旅行のおかげでホームシックはかなり和らいだため、彼らには感謝しかない。 〈授業〉 4月の間は留学生にとってお試し期間のような感じで、自分の好きな授業に参加することができる。留学生は全ての学部・学科の授業を履修することができるが、留学生専用の授業は特に設けられていない。そのため、いかにこの期間内に自分に合った授業を見つけられるかが大事である。DRIという国際線略部のような機関があり、そこに過去神田へ留学していた方がいる。日本語が堪能であり様々なことが相談でき、彼に頼めば気になる学部の授業一覧のファイルを送ってくれる。しかし教室が明記されていないこともあり、実際にその学部のキャンパスまで足を運び自分で確認しなければならないときもある。また「興味がある」という理由だけで授業を選んでしまうと、想像以上に内容が難しいこともある。そのため授業が始まる前に教授に自分が留学生であることを伝えた上で、授業の進め方や成績の付け方、授業中の辞書・スマホの使用の可否を相談することが大事だ。教授のポルトガル語が自分にとってどれくらい聞き取りやすいかも大切な要素だ。 〈ホームシック〉 この項目を書くかかなり悩んだが、現在進行形で同じ気持ちの人や、将来誰かがこの報告書を読んだとき少しでも心が軽くなったらいいなと思い書き残すことにした。ネガティブな言葉が続くため、それが嫌な人は飛ばしてもらってかまわない。 ・要因①初めての一人暮らし 私は20年間ずっと実家で暮らしてきた。そのため家に帰れば常に誰かがいる状態だった。しかし今は家に帰っても「おかえり」を言ってくれる人はいないし、部屋でずっと1人なのでかなり寂しい。 ・要因②初めての海外 20年間ずっと日本で過ごして来たため、生活における全てのことが新鮮だ。それを素敵な刺激として受け取ることができれば、ホームシックにはなっていなかったかもしれない。しかし文化の違いや言葉の壁など多くの問題に直面し、海外経験がなく、耐性がない私にとってそれら全てがストレスとなってしまっていた。 ・要因③周りへの依存 大学でも家でも、常に周りに依存してきた。家ではほとんど親が家事をやってくれていたし、大学でも困ったことがあればすぐに他人に頼ってしまっていた。しかし今はそれらを全て一人でやらなければならない(大学では助けてくれる人はたくさんいるが、自分のポルトガル語に自信がなく話しかけることができないことも多々ある)。このようなこともホームシックの原因のひとつではないか。 ・要因④他大学への羨ましさ サンパウロ大学等は、神田外語以外の日本の大学とも提携を結んでおり、多くの日本人が留学に来ている。さらにサンパウロにはリベルダージと呼ばれる日本人街があり、簡単に日本食が食べられる。一方でジュイスには日本人は神田外語以外の学生はおらず、街では日本人はおろかアジア人すら見かけない。日本食レストランもないと言ったら嘘になるが、それでもあるのは日本文化ガン無視の寿司屋くらいだ(寿司が揚がっていたり、クリームチーズが入っていたりする)。ポルトガル語しか伝わらない環境に身を置いた方が自分のためになることは重々承知しているが、それでも他大学の日本人と関わることができたり、気軽に日本食を食べることができるサンパウロに羨ましさがある。 ・要因⑤推しの存在 日本にいる間、推しのアーティストがいた。そして出国直前にブレイクしだし、これをきっかけにたくさんのライブ公演の予定が発表された。今年は幕張に来ることが決まり、日本に残っていれば行けたのに…と考えてしまう。今の時代、SNSの普及でそのようなイベントの情報が簡単に手に入ってしまう。それが逆風となり、ホームシックをより深刻化させていた。このままではいけないと思い、一時フォローしていたアカウントを全てブロックし情報を完全に遮断した。今は完全に踏ん切りをつけることができており、「海外で活動している推し」くらいの感覚で、適切な距離感で情報を得ることができている。 ・要因⑥アウトドアの趣味がない これといってアウトドアの趣味がないため、ブラジルに来てから数日は家に引きこもりスマホをずっと触ってしまっていた。これがホームシックの要因の一つとなっているかはわからない。しかし気力を振り絞って街に散歩にでかけると、かなり気が晴れた。また旅行中にビーチでサッカーをしたのだが、気づいたら近くにいた子どもやドリンクを売っていたおっちゃんなどが参加し、初対面の人たちでボールを蹴りあったのだがこれがかなり楽しかった(ブラジル人みんなタッチ柔らかいし、何よりうまい)。運動するとすごく気持ちが晴れるので、大学内で運動をやっている団体を見つけて、定期的に参加できればいいなと思う。 ・要因⑦日本食がおいしくない 日本食レストランにある寿司や旅行先で食べたラーメンがとにかく美味しくなく、早く美味しい日本料理が食べたい。 ・要因⑧街が静かすぎる ブラジルは危険だからという気持ちで装備や気持ちなどかなり準備して入国したのだが、いざ到着してみると治安が良すぎて逆に心配になる。特に私が住んでいるサンペドロ地区は、昼間であれば最低限の注意を払えば一人で出歩いても問題ない。夜も、ブラジル人と一緒にいれば心配することはない。ただ、セントロ地区はかなり賑わっているため、夜は必要でない限り出歩かない方がいい。街が静かすぎるせいで、全く刺激がなく寂しくなってしまう。また、朝4時近くから犬とニワトリが鳴いているため全く眠れない。私は日本にいる間、朝にバイトをしていたので週に数回5時起きの生活を送っていた。それに身体が慣れてしまっているためか、1度目が覚めてしまうとなかなか寝付けないのが辛い。 ・対処法①日本にいる友人や家族と連絡する 正直最初はこの方法に頼るしかないと思う。最初の1週間は、毎日友人と連絡して気を紛らわせていた。しかしたくさんのお金を出してくれている親に、到着してすぐにホームシックになったなど 恥ずかしさと悔しさで切り出せなかった。しかし耐えられなくなってとうとう電話したのだが、母は優しく受け入れ、励ましの言葉までかけてくれて、思わず泣いてしまった。ただ、そのおかげですごく心が軽くなった。それと同時に今までたくさんお世話になったのにも関わらず、日本にいる間に感謝の気持ちを行動に示すことなくブラジルへ来てしまったことに大きな後悔でいっぱいになった。日本に帰ったら絶対に親孝行をしようと思う。 ・対処法②現地で友人をつくる これが1番ホームシックを乗り越えるうえで大事だと思う。正直連絡を取る方法は一時的な解消にしかならず、根本的な解決にはならない。現地で友人を作れば日本に帰るまで交流を続けることができるし、困ったことや出かけたときに困っても助けてくれるので、絶対につくるべきだ。幸いにも大学では多くの人が話しかけてくれ、一緒に食事や勉強をした。 ・対処法③新たな趣味を見つける 没頭できるものが見つかれば、自然と寂しさを忘れることができるはず。私自身、ブラジルで新しい趣味が見つかればいいなと思う。 〈まとめ〉 留学開始初月から、ほとんどの人にとって参考にならない報告書を作ってしまい反省している。しかし、これも自分の個性として受け入れようと思う。また定期的にホームシックになったとしても、無理に解決しようとせず、うまい付き合い方が見つかればそれもまた正解だと思う。スタートダッシュに失敗した感は否めない。それでもまだ先は長いので留学の意義や、なぜ留学をしようと決めたのかをもう一度考え、自分なりに進んで行きたい。絶対に後悔のない留学にします。 〈写真〉 コパカバーナビーチ(Praia de Copacabana)/セラロン階段(Escadaria Selarón)
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
Daniel / Itsuki
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2024-12
留学成果報告書12月分
留学 まとめ
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1960年 ・学生数 約18000人 ・設置学部 文学部、美術学部、法学部など約20の学部がある (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) letras(文学部)história(歴史学部) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 留学生は全ての授業が履修可能 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学の雰囲気は明るく、留学生に対して優しく接してくれる人が多いと感じた。実際どの授業でも助けてくれる生徒がいて、沢山お世話になった。私のように一年間の留学生よりも2年間や4年間この大学で学ぶ留学生が多いと感じた。UFJFは日本では神田外語大学しか協定校を結んでいないらしく、日本人というかアジア人の留学生は今学期は私だけだった。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 課題はあまり多くはなかったが言語の壁があったので苦労することは多かった。留学生ということで特別処置をしてくれること多く、歴史学の授業では毎回授業後に出すレポートの期限を伸ばすなどのことをしてくれた。またLetrasのとある授業ではレポートの代わりにプレゼンをやって欲しいなどのこともあった。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか DRIという国際線略部のような期間があるので留学生はそこでサポートを受ける事ができる。メールでも相談できるが、部署に行った方が早く悩みを解決できる。私はストライキによって学年歴が変わったので、学期途中で帰ることになるが授業を継続できるのか、授業を受けるのが可能かどうかをここで相談した。その他に小さいことでも困った事があればここに相談していた。 (7) オリエンテーション 授業開始の数日前にオリエンテーションがあった。Projeto do Buddyという留学生支援の方々が行ってくれて、キャンパスツアーや学生書発行など基本的なことをここで教わった。 (8) 履修登録 授業が始まる前にシラバスなどを見てどの授業がいいかを調べてから、最初の受けたい授業を受けにいく。1回目の授業を少し早く行き、先生に留学生という旨を伝えて最初の授業に出る。受講して続けるかどうかを決める。この期間が2週間あるが、2週間を少しすぎても授業を受ける事が可能だった。もし何を受けるか決まったらDRIにメールを送って履修登録が完了する。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 語学力向上とともに、ブラジルの文化や歴史などを現地で学びたいと思ったため。 (2) 留学先を選んだ理由 治安が心配だったため、比較的安全であろうロンドリーナ大学とジュイスジフォーラ大学に行こうと考えていたのだが、ロンドリーナ大学はしばらく神田の留学生行っていないということもあり、情報が少なかったため、ジュイスを選んだ。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 「した準備」留学生と話したり、アプリなど用いて書く練習や話す練習をしてポルトガル語に少し慣れるようにしたこと。 「しておけば良かったこと」ポルトガル語の筆記体の勉強をしておけばもっと楽に授業を受けられていただろうと思った。神田はポルトガル語を学ぶ環境が揃ってるのでもっとそれを活用してポルトガル語の勉強をしておけば良かった。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 特にないけど、料理ができたらもっと楽だったと思う。 (5) 留学中の交友関係 projeto do buddyの人たちや授業が一緒だった人たち、同じタイミングで来た留学生などと遊ぶことが多かった。あとイベントなどに参加した際に知り合った人とも外出することはあった。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 初めは留学がやっていけるか心配になるレベルで先生が何言っているかわからなかったが、助けてくれる人は多く、質問しやすい環境だったのでやり切る事ができた。また積極的に動く事が大事だと感じた。自分から何がわからなかったのかを人に聞くことで教えてもらう事ができるし、交友関係も広げ得る事ができた。 (7) 授業外で参加した活動 学生主体で留学生のためにイベントをしているサークル(projeto do buddyみたいな)があったため、そこでブラジルや日本等の映画を見たりした。不定期でwhatsappに情報が流れて来るので行きたければそのまま指定された現地に行ったり、google formを送ったりする。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 私はこの留学では柔軟性や適応力といったものが培われたと感じる。新しい土地に異なる言語など今まで暮らしてきた生活と大きく変わるため適応力は自然と付いてくる。また考え方や意見なども私の考え方とは違っている人も多かったのでそれを理解する柔軟性もついたと感じる。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 自信がついたことだと感じる。もちろん言語もそうなのだが、はじめは意思疎通が難しかったとしても、過ごしていくにつれてお互いの言っている事がわかるようになり、自分の成長が自信につながった。また自分のミスを恐れずに行動できたりと、以前よりも自分が好きになれたと思う。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 読解と会話の勉強を続けていきたい。読解をすることで新たな単語を学べたり、文法を学べる事ができるので、それを継続していきたいのと、個人的にポルトガル語を聴いて理解するのが苦手なのでその部分を重点的に勉強していきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) ちゃんと記入するぐらい。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 入学許可証をもらったら早めに無犯罪証明書の申請に行くのをお勧めする。無犯罪証明書は申請から受け取りまで結構な時間を有したし、行くのもめんどくさいので早く終わらせちゃったほうがいい。ビザは申請したら5日ぐらいで受け取る事ができたが、人によっては2週間とか1ヶ月近く待ったとかいう人もいるのでちゃっちゃと終わらせた方が気持ちは楽かもしれない。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) 代理店は利用せず、個人で行った。googleで調べて比較的安いチケットを選んで買った。 本当はエミレーツ空港に乗りたかったけど高すぎたのでエールフランスにした。アメリカ経由の方が安かったが、乗り換えでもビザみたいなのが必要だったり、荷物検査が厳しかったりと初めての1人旅行ではハードルが高いなと思ったので私はやめておいた。 (4) 渡航したルート エールフランスを利用して羽田空港→パリ→リオ・デ・ジャネイロというルートで行った。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) Uberを使って空港からバスターミナルまで行き、バスでジュイスまで行った。 お出迎えサービスはないが、私はジュイスジフォーラのバス停で友達が迎えに来てくれた。そっからまた住居までUberに乗って行った。 (6) 滞在先住居を探した方法 私は前回神田の留学生が住んでいた場所にそのまま住まわせてもらった。whatsappでの引き継ぎだけだった。私は利用していないのでわからないが、一応住居探しのサポートが大学でもあるらしい。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 月に700レアルをpixというアプリを使って払っていた。pixはブラジルの口座がないと使えなので、口座開設するまでは友達に払ってもらっていた。 部屋はすごく小さかったが、ベッドと勉強机、タンスがあり、1人部屋。トイレやシャワー、洗濯機などは共有で、自分を含めて女子6人で住んでいた。料理に使うガスがなくなる、シャワーが暖かくならないなどのトラブルが起きた際も翌日までには対応してくれた。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) ファブリーズと折り畳み傘は持ってった方がいいと思う。ジュイスは突然雨が降る事が多いので、服が生乾きになったりした時にファブリーズがあればと思った。折り畳み傘を持ってくるの忘れても向こうでも売っている。けどちょっと大きいかも。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 エポスカード主に使っていた。家賃を支払うために家の近くにあったcaixaという銀行は開設して、それで現金を引き下したり、pixを使った。pixは割り勘のと時とかエポスが使えない時に利用していて、現金を使う機会はほぼなかった。 日本からの送金は家族にお願いしてwiseというアプリを用いて行ってもらった。それを用いて日本にある私の口座から、ブラジルにある口座に送ってもらった。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 私は盗まれるのが怖かったので昔使っていたiphoneを利用した。でも結局盗まれそうな場面に合わなかったので昔のを使わなくてもよかったかも。友達がsimカードを店舗で買ってきてくれたため、そのまま設定まで手伝ってもらった。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパスではインターネットでは困ることはあまりなかったが、寮内ではたまにインターネットが切れる事があった。だが特段困ることはない。 (4) 医療 SUSという公立病院が無料で受けられるが、せっかく保険に入っているので私立病院へ行った。診察後の指定された薬はその辺の薬屋さんで受け取る(日本と一緒)。自分が皮膚に発疹が出ていたが、薬を数日使用しただけで治った。その1週間後に経過観察があったがそれは無料であった。 (5) 日本から持っていくべきもの さっきも書いたので重複してしまうが、ファブリーズと折り畳み傘。あとキャリーケースは向こうで買うと結構高いので、もしあっちで荷物が増えそうなら、行きにキャリーケース2個で行ってもいいかもしれない。 (6) 治安状況 ジュイスジフォーラは基本的に安全だと思う。日本と比べたら危ないけど、夜も人といれば夜中過ぎでも大丈夫だし、身の危険を感じることもあまりなかった。でも携帯は盗まれたくなかったので、盗まれてもいい携帯を使っていた。その代わりと言ってはなんだが平和ボケしてしまうので、ジュイスジフォーラ以外の地域にいく時に、ちゃんと周りを見るや、携帯を持って歩かないなどしっかりと対策をしないと危ない。(ジュイスの他の留学生は、ブラジルの他の地域に行ったときに色々盗まれていた。) (7) 食事 私は料理するのが苦手なので、学食をほぼ毎日利用していた。一食大体70円くらい。自炊する際はスーパーが徒歩5分圏内にあったのでよく行っていた。面倒な時はifoodというuberみたいなアプリを使っていた。uberよりも安いしとっても便利。 (8) 情報の入手 あまりネット上には情報がなかったので前に行っていた留学生やUFJFに通っている生徒から情報をもらっていた。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 政治とかLGBTQ +の話題は、それぞれ自分の意見を強く持っているので、慎重に話した方がいいし、できるなら避けたり聴く側に徹した方がいいと思う。またアジア人がいないので歩いているだけで「韓国人!」とか叫ばれたりするけど無視したらいい。また傷つく発言を受ける時もあるけど、相手はマジでアジアの文化を知らないだけなので差別とかではない。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 就職活動を続ける (2) 現地での就職活動や進学準備 説明会やキャリアセンターなどに参加したが、その程度で帰国してからほぼ行った。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 学んだことを活かし、ブラジルと日本に関わりのある仕事していきたいと考えている。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 私は4年次での留学で周りは就活真っ只中でもあったので、留学に行くかすごく迷ったが、先生や友達に背中を押してもらい、結果本当に行ってよかったと思う。もし4年次で行くか迷ってる人は行った方がいいと思う。就活は大学がサポートしてくれるし、3年次に休学して帰国後5年生をやるという案もある。1年間留学に行く機会は人生でもあまりないし、大学生という社会に守られている立場のうちに行ってしまえばいいと思う。あと私が3年次に行けなかった理由はお金が主な要因なのだが、今回からJASSOの給付型奨学金が始まったので、ブラジルは月々約5万円ほどの補助がでるし、旅費も半分ほど出るのでバイト代で賄える。なので今は留学へチャレンジしやすい環境だと思う。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生12374
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
月次報告書12月分
10ヶ月目!
今月は12月23日から1月3日までが休暇だったため、その間を「Governador Valadares」という場所で過ごした。この街はジュイス・ジ・フォーラと同じくミナスジェライス州に属しているが、車で片道約9時間ほどかかった。ちなみに途中下車したパーキングエリアでの食事がすっごい高かった...Governador Valadaresはジュイス・ジ・フォーラよりも小さな街だが、町中には美しいイルミネーションが施されており、公園では人々が賑わっていた。ここで年末年始ゆったりとした落ち着いた時間を過ごすことができた。この期間、あるご家庭にお世話になったのだが、皆さんが私のことを快く迎え入れてくださりとても感謝している。 クリスマスでは叔母様のお家で過ごさせていただいたのだが、朝には家を訪れてプレゼントやデコレーションなど、クリスマスの準備を一緒に行い、夜にはパーティーが開かれた。用意された食事は、絶対にみんなで食べきれないほどの量が並び、プレゼントもクリスマスツリーの下に置かれていた。食事の後、プレゼント交換が行われ私の分のプレゼントまで用意されていた。初めてお会いした方々にも関わらず、プレゼントをいただけたことにとても驚いたと同時にとても嬉しかった。ブラジルでは、大人も子どももクリスマスにプレゼントをもらうことが当たり前のようで、その文化が素敵だと感じた。また、別日に同じお家でシュハスコを楽しむ機会もあった。ノンアルコールのカクテルを作ってくれたり、たくさんの食べ物を私に分けてくれたりと、本当に親切にしていただいた。 正月もこのお家で過ごした。ブラジルでは新年を白い服で迎える習慣があり、私を含めほとんどの人が白い服を着ていた。この白色には「幸せ」や「平和」といった意味が込められているらしく、他にも黄色や青など、それぞれ異なる意味を持つ色の服を着ている人たちも見られた。夜ご飯をみんなで食べた後、年が明けるのを待ち、年が明けると家族一人ひとりとハグを交わした。外では花火や爆竹の音が鳴り響いていた。 滞在中、皆さんが本当に優しく、心から歓迎してくださったおかげで、とても楽しいクリスマスと年末年始を過ごすことができたことに、心から感謝している。別れる時は本当に名残惜しく、再び会うのは難しいかもしれないが、いつかまた再会できる日が来ることを願っている。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生12374
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-11
月次報告書11月分
9ヶ月目!
今月は外出する機会が多かったため、ジュイス・ジ・フォーラの治安について少しお話ししようと思う。ジュイス・ジ・フォーラはブラジルの中でも比較的治安が良い方で、短距離であれば日が落ちてから1人で外出しても問題ないことが多い。また、ブラジル人と一緒であれば夜中に中心街へ行くことも特に危険を感じることはない。ただし、日本と比べると危険があるのは確かだ。 この街では路上生活者が多く、声をかけられること(お金を分けて欲しい等)もしばしばある。友達から「無視して大丈夫」と言われていたので最初は無視を続けていたが、1度だけ追いかけられた経験がある。そのため、それ以降は一言断りを言うようにしている。だが基本的には無視をするのが良いと思う。また、ジュイス・ジ・フォーラでは野良猫ではなく野良犬が本当にたくさんいる(時には馬がいることも)。基本的に野良犬はフレンドリーで襲ってくることはないが、時折予想外に吠えたり、衛生面でも気になることがあるため、少し気をつけながら歩くと良い。 その他この街ではアジア人が珍しいため、見知らぬ人から声をかけられることが少なくない。友人でも、文化や習慣について知らないがゆえに、無意識に失礼に感じる発言をしてしまうことがある。ただ、それは悪意からではなく、知らないがゆえの反応だと理解することが大事だと感じる。そのため、自分の経験を共有しながら、お互いの文化を理解し合う良い機会だと私は考えている。 少しの休暇を挟み、すぐに新学期が始まった。しかし、ストライキの影響で休暇の時期や学期の始まり、終わりが大きく変動しており、今学期は3月まで続く予定だ。私は事情があり3月までブラジルに滞在することができないため、成績には反映されず、授業を受けるだけという形になった。それでも先生方は事情を理解し、受け入れてくださった。留学期間も残りわずかとなったが、最後まで悔いのないよう、一日一日を大切に過ごしていきたいと思う。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生12374
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-10
月次報告書10月分
8ヶ月目
今月は雨がとにかく多く、寮やレストランが停電することが何度もあった。ジュイス・ジ・フォーラに来る際には、折りたたみ傘を持ってくることを強くおすすめする。こちらでも傘は購入できるが、大きめのサイズが多く、日本のものの方がコンパクトで使いやすいと感じる。その他、個人的に持ってきて良かったものとして挙げたいのは、以下の通りである。 『モバイルバッテリー』 長時間の移動を伴う旅行時に大いに役立つ。ブラジルではあまり見かけないため、日本から持参すると便利。 『日焼け止め』 こちらでも購入可能だが、値段が高めなので、普段から使う場合は日本から持参することをおすすめする。 『水筒』 ブラジルでもたくさん販売されているが、保温・冷却機能が弱いものが多いため、日本の物の方が暑い日にも安心して使える。 『羽織るもの』 ジュイス・ジ・フォーラは寒暖差が激しいため、羽織れる服は必需品だ。一方で、ダウンジャケットは持参しなくても問題ない。事前に「寒い」と聞いていたのでダウンを持ってきたが、今年はそれほど寒い日がなかったため、ほとんど使わなかった。荷物としてかさばるだけで、日本への行き帰りくらいしか出番がなかったのが正直なところだ。 逆に、「持ってくればよかった」と後悔したものはファブリーズだ。こちらでは急に雨が降ることが多く、洗濯物が生乾きになることもしばしばある。そのようなとき、消臭スプレーがあると便利だと思う。
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UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生12374
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-09
月次報告書9月分
7ヶ月目!
今月はあまり忙しくなかったため、ゆったりと過ごす時間を持てた。そのおかげで、勉強や運動、就職活動など、自分自身のことに集中する余裕があった。しかしながら、風邪をひいたり発疹が出たりと体調を崩すことが多く、初めてブラジルで病院を受診した。 ブラジルにはSUSという公立病院があり、無料で診察を受けられる仕組みがある。しかし、友人から「待ち時間が長いためあまりおすすめできない」と助言を受けたこと、さらに留学の保険に加入していることもあり、今回は民間病院を利用することにした。保険の手続きについては、病院に行く前に東京海上日動さんに電話をし、詳しい手順を教えてもらうことができた。今回の診察では発疹について診てもらい、3種類の薬を処方された。この症状には1か月以上悩まされていたが、薬を使用したところ約1週間で治り、早めに受診しなかったことを後悔した。 正直なところ、今月はゆったりと過ごせた反面、一人で考える時間が多くなり、気持ちが沈むことがあった。そんな時は、日本にいる友人や大学の国際戦略部などのサポートを利用することで乗り越えることができた。今月は心身ともに万全とは言えなかったが、サポートしてくれる機関や人々が多く、困った時にはすぐに頼ることができたのは幸いだった。このような支えがあることで、安心して留学生活を続けられていると実感している。
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UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生12374
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-08
月次報告書8月分
留学から半年
既に留学してから半年がたった。慣れない気候や体調管理の難しさ、生活に悩まされることがあるが、それ以上に得られる学びや感動が多く、留学生活がより充実したものになっていることを実感している。 今月はジュイス・ジ・フォーラから車で約2時間の場所にある「ペトロポリス」へ日帰り旅行に行った。ペトロポリスはジュイス・ジ・フォーラと似た雰囲気を持ちながらも、歴史的建造物や観光名所が多く、どこを見ても美しい街並みが広がっていた。しかし、標高が高いため気温は一段と低く、訪れた日はあいにくの土砂降りだった。そのため、あまり多くの場所を観光することはできなかった。 また、今回の旅行では初対面の人たちも一緒だった。これまで初対面の人と旅行をする機会はなかったため、迷惑をかけてしまわないかと心配だった。しかし、ブラジルではこうした初対面同士での旅行は珍しいことではないと教えてもらい、少しリラックスして過ごすことができた。 今月はもう一つ、友人に誘われて初めて教会を訪れた。日曜日の礼拝ではなかったため、特別な儀式は行われず、軽い自己紹介やレクリエーションを行った。私はキリスト教を信仰しているわけではないが、そこに集まった人々は皆温かく迎えてくれた。異なる文化や信仰に触れることで、とても興味深い体験ができた。 先月から寮を引っ越そうかと考えていたため、大学近くにある寮を探していた。UFJF周辺には多くの寮やアパートが存在するため、物件探しにそれほど手間取ることはなかった。例えば、UFJF近くの寮は需要が高く、多くの学生が一つの寮に住んでいる。そのため、部屋はやや狭い傾向がある。一方で、少し離れた場所にある寮はバスの利用が必要だが、建物が清潔で少人数制の寮が多い。自分の希望や生活スタイルに合わせて住む場所を考えるのも一つの選択肢だと感じた。しかし、今回私の希望に合う寮は見つからなかったため、現在も同じ場所に住み続けている。今回の寮探しでは、「Projeto do Buddy」という留学生サポートグループのメンバーに相談したり、UFJF内に掲示されている寮生募集のポスターを活用した。寮を決める際には、前回の留学生の紹介を参考にするのももちろん良い方法だが、こういったサポートグループに相談し、自分の希望に合った寮を見つけるのも同じく良い方法だと感じた。
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UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生12374
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-07
月次報告書7月分
ストライキ終了!
先月、長らく続いていたストライキがついに終わり、今月から授業や校内施設の利用が再開されました。授業そのものは1科目のみ継続して実施されていましたが、学内バスや図書館などの公共施設が利用不可だったため、これらが再び使用可能となったことがとても嬉しいです。(徒歩だとRUに行くのが結構きついです )ストライキ終了後、寮の居住者数が増え、町全体にも活気が戻りつつあると実感しています。 今月は2つのプレゼンテーションを行いました。1つ目は日本の宗教、2つ目は日本文化の概要についてです。準備に際しては友人たちの助けを借り、どの文化的要素が特に興味を引くのか、また説明が求められるポイントはどこかを検討しながら進めました。特に日本の神道の価値観はキリスト教的な世界観と大きく異なるため、どの程度理解してもらえるか不安もありましたが、この過程を通じて自分自身も宗教や文化について改めて学び直す良い機会となりました。ただし、1回目の発表は緊張のあまり思うように話せず、反省点も多く残りました… 『RNM』 RNMのお知らせは来ませんでしたが、ふと思い立って今月上旬に受け取りに行ったところ、既に手続きが完了しており、無事に受け取ることができました。手続きそのものはとても簡単で、プロトコルを提出するだけで5分ほどで完了しました。 写真は7月なのにやってたfesta junina
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UNIVERSIDADE FEDERAL DE JUIZ DE FORA
学生12374
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
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