報告書一覧
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2024-06
月次報告書6月分
通信不便
アジア言語学科 3年 交換
月次報告書6月分
再见中国!
ついに中国留学最後の一ヵ月。 今月のメインイベントは期末考査でした。東北師範大学では、期末考査の点数が最終成績に大きく影響するため、しっかりと復習する必要がありましたが、先生方が授業時間に丁寧に復習をしてくれたため、問題なくテストに臨むことができました。 テストが終わると夏休みになるので、留学生はそれぞれのタイミングで帰国していきます。前学期上海に留学をしているので別れは1度経験済みですが、それでもやはり、留学の別れはとてもくるものがあります。 私が所属していた高級2班は、クラスメイトのほとんどが前学期からの繰り上げで同じメンバーでした。その中に今学期から急に飛び込んだわけで、当初は馴染むことができるかとても不安でした。ですが、そんな不安を吹き飛ばすかのように、とても明るくフレンドリーな人たちに囲まれて、すぐに友達になることができました。クラスの友達と行った旅行、待ち時間に2時間語った帰り道、最後にみんなで行ったカラオケ、大量の宿題にヒーヒー言っていた休み時間、時には冗談を話し、時には将来について語り合いました。今長春で一番恋しい場所はどこかと聞かれたら、私はあの高級2班の教室と答えるでしょう。12人で毎日朝8時から授業を受けたあの明るく温かい教室は忘れられない思い出となりました。 そして、毎科目最後の授業がきてしまうたびに、もう先生の授業が受けられなくなってしまうのかと、とても悲しくなりました。中でも、選択科目の授業は生徒が10人以下の少人数クラスで、先生とのコミュニケーションが多かったため余計に悲しかったです。最後の授業で先生方に感謝を伝えるために、日本のお菓子を中国に持ってきていたのですが、一度ホームシックになったときに全部自分で平らげてしまって、とても後悔しました。 東北師範大学で出会った日本人の方々との別れもとても寂しかったです。留学中に日本人とあまり仲良くするなというアドバイスをよく聞きますが、今回の留学で日本人の方々と仲良くできてとてもよかったと感じています。私は日本人のクラスメイトや友達からとてもいい刺激をたくさん受けました。日本にいるときに周りで中国留学をしている友達や知り合いが少なかったので、留学中に彼らと出会い、自分と同じような志を持つ人や中国語学習を続けている人の人生や夢に触れることは、自身の今後の進路や将来を考えるうえで大きな学びと発見になりました。何よりも、日本人のみんなの明るい和気あいあいとした雰囲気が知らぬ間に留学中の大きな心の支えとなっていました。 さらに、一年間に上海と長春という違う場所で生活ができたことも、なかなか面白い貴重な経験になりました。それぞれの土地の生活スタイルや街の雰囲気、人の性格や特徴なども大きく異なり、比較することで見えてくる多様な中国の姿がありました。そして、これも当たり前かもしれませんが、大学ごとにキャンパスや先生、留学生の雰囲気も違っていてとても面白かったです。 最後の総括ということで、中国語学習についても触れておきます。 一年間の中国留学のうち、この半年間における自分の中国語運用能力の成長にとても驚きました。というのも、初めの半年は、話したいことはあるのに言葉にできなかったりする場面がほとんどで、長時間中国語で会話をすることが難しく、言いたいことが言えないのが自分の中でストレスだったのですが、この半年間で気づかないうちにそういった悩みは消え、中国語での会話を楽しんでいる自分がいました。もちろんまだまだ満足はできていませんが、この半年間で大きな成長があったのではないかと感じています。先生やクラスメイト、友達との会話のバリエーションも、日常会話だけでなく社会問題やそれに対する自分の考えなどについても話すことができるようになり、いろいろな国のいろいろな人の話を聞けてとても楽しかったです。 帰国した今、身につけた中国語力をどのようにキープし、どのように高めていくか、しっかりと考えながらこれからも学習を続けていきたいと思います。 6月の最後の時間はこんなことを考えているうちに、あっという間に過ぎていきました。これにて私の中国留学は終了です。中国留学の時間は私の人生にとって忘れられない経験となりました。留学を支えてくれた親をはじめ、関わってくれたすべての人に感謝しています。
アジア言語学科 4年 交換
月次報告書6月分
前期終了
アジア言語学科 3年 交換
6月は、特に主だった大学での行事や、テストなどもなく、4.5月と違って遠くへ旅行に行く予定もなかったため、比較的ゆったりとした時間を上海で過ごしていました。遠出することはなかったですが、代わりに毎週の週末には友人と美術館や水族館、外灘、东方明珠や武康路、付近の大きな公園に行ったり、映画を見に行ったり、雰囲気の良いお店でご飯を食べたりなど上海を満喫しました!普段2.3人では少し値段が高くて入れないお店などにも、6.7人などで行ってAA制する事で、そこまで高くなく、普段より少し良いご飯を食べたりもできました。 上海大学で日本語を専攻している中国人の授業の一環で、日本人学生と一緒に上海を観光するという活動があり、それに参加しました。私たちの班は松江という、上海ではあるけれど、少し都会の雰囲気とはまた違った景観が美しい地域へ遊びに行きました。(画像参照)この活動のお陰で、また中国人の友人が増え、加えて彼らは中国の歴史や、松江の土地についてなど色々と熱心に教えてくれて、とても意義のある活動でした。活動が終わったあとには、メッセージを書いた明信片をもらい、とても嬉しかったです。 こういう活動がないと、自分から街や学内で中国人に話しかけない限り、中国人学生と交流を持つことが出来ないので、このような中国人との交流の機会を与えてくれた上海大学に感謝したいです。これからも時々で連絡を取り合えたら良いなと思っています。
アジア言語学科 3年 交換
2024-05
アジア言語学科 3年 交換
5月頭には中国でも大型連休があり、外国にいながらゴールデンウィークの雰囲気を感じました。穏やかに吹く風と暖かな空気に包まれて、とてもいい時間を過ごすことができました。 そして、今月のメインイベントは何といっても文化祭です。 東北師範大学には現在日本人が16人在籍しており、みんなで日本のパフォーマンスと屋台を用意しました。屋台はポケモンをモチーフにしたボールシューティングゲーム、パフォーマンスではよさこいを踊りました。 4月の終わりに全員で集まり、会議を始めてから文化祭当日まで、毎日練習を繰り返し、走り抜けた3週間弱は私にとって忘れられない思い出になりました。特によさこいは、経験者0人、ダンス未経験者がほとんどの中で、みんなで試行錯誤を繰り返して作り上げました。衣装まで一から手縫いで作られています。当日にステージの上で踊ったときのあの一体感と高揚感、感動は特別でした。一緒によさこいを作り上げてきた全員にとても感謝しています。 ほかにも、各国の伝統衣装を披露するランウェイがあり、日本人は浴衣を着て歩きました。私は着付けを担当させていただきました。 この文化祭を通して、さまざまな国の文化に触れることができました。多様性があるからこそ、それぞれの文化や特色が一層輝いて見えました。 それと同時に、日本の伝統や文化の美しさを改めて感じ、誇りに思いました。今まで、日本の伝統舞踊や音楽に触れることがなかったので、今後機会があれば、おばあちゃんになってからでも、日本の伝統舞踊や楽器を習いたいなと考えるようになりました。 最後に、最近の不満を少し漏らさせていただきます。 というのも、5月に入ってから寮の水道管の調子が悪く、修理も入っていますが一向にに直らず困っていました。洗面台の水道、トイレ、シャワーの水が頻繁に止まってしまい、手も頭も洗えずにとても困っていました。やっと直ったと思ったらまた止まって、というのをずっと繰り返していました。日本での当たり前を外国に持っていくのはもちろん御法度ですが、水回りの快適性はQOLに直結することを学びました。 (これを書いている6月頭には問題なく使えています。一時的なものでした。) 5月はこんな感じです。月末には帰国のチケットを取りました。留学も残り1ヵ月、本当にあっという間です。一日一日を大切にしていきたいです。
アジア言語学科 4年 交換
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