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2025-09
月次報告書9月分
待ちに待った留学
9月2日の夕方に成田空港を出発し、アブダビを経由し、9月3日の朝にマドリードに着きました。初めての長時間フライトということで少し不安でしたが、結構快適であっという間でした。マドリードの空港からアトーチャ駅まで向かい、近くのバルでお昼ご飯を食べた後に、AVEに乗って夕方にセビージャに到着しました。約30時間の長旅でしたが、特にトラブルはなく留学をスタートすることができました。 [滞在先] スペイン人の子2人と計3人でルームシェアをしています。KUISで知り合い、仲良くなった留学生の子とその友達と住んでいるので困ったことがあったりしたら遠慮なく聞くことができ、2人ともとても優しいのでとても過ごしやすく生活しています。 [食事] 留学するまでずっと実家にいたので恥ずかしながら家事全般初心者ということでもちろん自炊になれるまでに時間がかかりました。レパートリーは少なく、スーパーで売っている米を買って日本で買ったレンジで温めるとできる容器の中に米を入れて炊いています。サラダや肉もスーパーで必ず買って食べています。チャーパンとミートソースパスタもよく作っています。外食はとても高いので必然的に自炊をしています。 [生活] エントランスのドアに直射日光が当たっている時間はとても硬くて開けられないのでその時間はあまり家の出入りをしないようにしています。来てドアが開けられず、自分の買いにインターホンを押してドアを開けに来てほしいとお願いしてルームメイトに開けてもらおうと思ったのですが、どうやら聞き覚えのない声がして数分後に開けに来てくれました。しかしその人は自分の部屋の一つ上の階の人でした。日本でいう1階がスペインでは0階なのでその概念を把握しておらず、一階分ずれていました。しかしその人は嫌な顔せず、自己紹介してくれて困ったことがあったら何でも言ってくれと言ってくれました。本当に優しい方に助けられました。 [休日] 休日はセントロへ行ったりしていますが、日中はとても暑いので部屋でずっとくつろいでいる日もあります。スペイン人の子がご飯に誘ってくれることが何回かあり、そこで日本人や台湾の子などとも知り合うことができました。そして今月は何よりもスペインでサッカー観戦をできたことが本当に良かったです。ラリーガはスタジアムの雰囲気など全然日本とは別物でした。ブラジルのアントニー選手や日本代表の久保建英選手を見れて嬉しかったです。 [大学] 履修登録にはとても時間がかかりましたが、何とか出来ました。現地の学生と受けているのですが、わからないことを聞いたらゆっくりわかりやすい単語で教えてくれます。本当に助けられています。 [気候] とても暑いです。基本家の中ではタンクトップを着ていました。9月の下旬からは日が暮れた後だと大分涼しくなりましたが、それでも日中はまだまだ暑いです。ただ、日本と比べて湿気がないので日陰はとても涼しく、個人的には日本の暑さの方がしんどく感じます。 [友人関係] 大学では日本に関心のある生徒も多々いて、自分が日本語を話していたら、「日本人ですか?」と話しかけてくれた子もいてとても嬉しかったです。基本的に恐れず自分から話しかけることで知り合うことができています。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書9月分
カナリア諸島留学の始まり
今月9月3日より、カナリア諸島での生活が始まりました。 滞在先では6人のイタリア人とともにシェアハウスのような形態での共同生活を送っています。幸いにも彼らは英語を話してくれるのでコミュニケーションには困らず、いいスタートが切れたと思います。 通学などの移動手段に関してですが現地での基本的な道交法の類に関しての理解がとても浅いので自転車等も使うことが無く、グアグアスという名前のバスを使って島内を移動しています。グアグアスのスイカの様なカードを使うときょりにかんけいなく、一回70円程度でバスに乗れるのでとても重宝しています。 次にこちらでの大学の事ですが授業では下記に記載している授業達を主に受けました。思った以上に速い速度でのスペイン語での授業に現在はくらいついていくのに必死ですが、これから自分でも空いた時間にスペイン語の語彙を増やして適応していけるように努力していきます。 最後に週末の過ごし方ですが、エラスムスというヨーロッパ各地からの留学生が在籍しているので彼らと大学がスケジュールを把握しているイベントなどに参加したり、彼らと海に行って遊んだりしています。みんないい人たちで現在はあまり孤独感の様なものを感じずに生活ができています。 これからも留学の意義を忘れないように学習に励んでいきます。
イベロアメリカ言語学科 2年 交換
月次報告書9月分
波乱
・滞在先 私は大学の敷地内にある寮に滞在しているため、通学時間がほとんどかからないので最高です。私はルームシェアの部屋なのですが、ルームメイトとの生活リズムの違いやちょっとした騒音など、日常の小さな問題が積み重なると想像以上にストレスになります。私が何回言っても解決しなかったため、寮長に相談して来月から一人部屋に移ることになりました。 食事 外食は物価が高いため、ほとんど自炊しています。パスタやタコスといった簡単な料理が中心ですが、短時間で作れる上に安く済むので定番になっています。 クラス 授業は想像していたよりも難しく、特に専門的なテーマをスペイン語で理解するのは大変です。さらに学生たちは積極的に意見を述べ、先生とのやり取りもテンポが速いため、今のところついていくのがやっとです。 週末の過ごし方 週末はスポーツバーでサッカーの試合を観戦することが多いです。大画面を前に地元の人々が一斉に盛り上がる雰囲気は、日本では味わえない迫力があります。スペインといえばEstrellaビールが有名だと思いますが、個人的にはMahouというビールが安いし格段にうまいです。おすすめです。 携帯電話 到着時に空港でmasmoviという会社と契約しました。日本のSIMをeSIMにしていたため、現地SIMと併用できてとても便利です。月10ユーロで100ギガに加え、国内外通話400分が無料という格安プランは留学生にぴったりで、通信面で不安を感じることはありません。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書9月分
留学1か月目
今月からラス・パルマスでの留学が始まりました。 トランジットを含め約37時間の長距離フライトでとても疲れましたが、到着初日には家の近くで留学生向け(?)のスポーツイベントがあり、ビーチバレーに参加しました。アジア人は私だけで少し浮いているように感じましたが、勇気を出して多くの人に話しかけ、仲良くなることができました。 (滞在先) 私は海沿いのPisoを選びました。女の子限定だと思っていたのですが、勘違いだったようで、実際はドイツ人の女の子1人・男の子1人、アイルランド人の女の子1人と一緒に暮らしています。初日よりはだいぶ共同生活に慣れましたが、まだ気を遣うことが多く、物音を立てないようにしたり、シャワーやキッチンなど共有スペースを使う時間をルームメイトとずらしたりしています。 ルームメイトはとても良い人たちで、ときどき友達を呼んでパーティーを開いたり、ご飯を分けてくれたりします。 (授業) キャンパスはTafiraとObeliscoの2つがありますが、私はTafiraでの授業のみ履修しました。到着から1週間後に授業が始まりましたが、初日は留学生向けのオリエンテーションと重なり、人によっては初回授業に出られない状況でした。さらに、授業に関する説明も少なく、多くの留学生がよく分かっていないままスタートした印象です。 私は日本にいる時に大学へ履修希望を提出していましたが、サインがもらえておらず登録されていない状態で授業に出るなど、バタバタした始まりになりました。履修は2科目だけですが、それでも毎日予習に追われています。 (食事) 現地の人はパスタやパンなど小麦を主食としており、ディナーよりもランチを重視すると聞いて驚きました。私はすぐに小麦に飽きてしまい、トマトやチーズを主食にしています。チーズは1€ほどととても安く、ほぼ毎日食べています。 アジアンスーパーも多く、日本食に困ることはありません。ただし普通のスーパーにあるお米はパサパサしておいしくないので、アジアンスーパーで寿司用のお米を買っています。 (友人関係) 9月はWelcome Monthで、さまざまなイベントがありました。私は日本人の友達とバス旅行や、パーティー、Fiesta del Pinoという地元のお祭りにも行ったりしました。日本人も含め、他の国の留学生も良い人ばかりで、ご飯やビーチに誘ってくれたり、授業で分からないところを助けてくれたりと、本当に恵まれていると感じます。 私たちが日本人だと分かると、日本語を頑張って話してくれたり、アニメの話をしてくれたりするので、日本人として嬉しく、また誇らしい気持ちになります。日本人以外の留学生は半年で帰ってしまうので、まだ1か月しか経っていないのに、先のことを考えると寂しくなります。 (その他) 中旬ごろに家族が遊びに来たので島を案内しました。その後、本土にも行き、サグラダ・ファミリアやカサ・ミラを観光しました。本土のスペイン人のほうが発音が聞き取りやすいと感じたので、ラス・パルマスのスペイン語にも慣れていきたいです。 初月は分からないことややるべきことが多い中で、1人でイベントに参加して留学生に話しかけるなど、自分なりに頑張れたと思います。ただ、留学生間では英語を使うことが多く、スペイン語を話す機会が少ないので、今後はもっとスペイン語を使えるコミュニティを作っていきたいです。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書9月分
カナリア生活 1ヶ月目
8月31日17:40 成田発の便で出発し、アブダビ、マドリードを経由して9月1日17:40 ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア空港に到着しました。以前KUISに留学に来ていたネイティブの友人2人が空港まで車で来てくれて、ピソまでの荷物の運搬と最初の買い出しを手伝ってくれてとても助かりました。 翌日2日にVeguetaのキャンパスでセレモニーとウェルカムパーティーがありました。内容は学長や先生方のコメントがほとんどで、参加必須の雰囲気ではありませんでした。ですが、他国留学生の友達を作るにはとても良い機会だったので参加して良かったです。 ~生活面~ 女の子4人でシェアハウスをしています。ドイツ人、イタリア人、スペイン人と一緒に生活しています。スペイン語と英語で会話をしています。自分の部屋以外はシェアなので、お互いに気を遣い合って暮しています。 食事は自炊が多いです。スーパーはパンの種類が豊富ですし、パスタも日本よりたくさんの種類が見られます。パスタソースも瓶の形ですが、混ぜるだけで食べられるものも売っていました。学校には、サンドイッチを作って持参しています。スナックの自販機でおやつを買ったりもしています! スーパーの物価は思っていたよりも高くなく、日本のコンビニ程度に感じます。スーパーのオリジナルブランドの物は安く、品質も良いのでいつも利用してます。 ~大学・授業~ 大学まではバスを利用しています。観光学部の授業はTafiraキャンパスで山の上にあるので、私の家からは約30分、LasPalmasの市街地からは1時間弱かかります。バスはGuaguaといって、クレジットカードで支払うと1回1.4ユーロ、Guaguaのカード(日本のSuica)で支払うと1回0.46ユーロで、走行距離は関係ありません。スペインの電話番号があればカードを作れるので携帯の契約が済んだら早めに作ることをオススメします。更に、住民のみが持てる乗り放題カードもあるので、住民登録を済ませた後はそのカードを作ることをオススメします。 履修登録にとても苦労しました。授業の時間割やクラスの確認・選択の仕方がわからない、コーディネーターとのコンタクトがなかなかとれない、など多く問題がありました。聞いたところ、履修登録のシステムが今年から変わったらしく多くの留学生が混乱していました。最終的に授業開始に間に合わず、授業と並行しつつメールと窓口を利用して9月3週目頃にやっと完了しました。実際に授業を受けてみてから、難易度や時間割の重なりを踏まえていくつかの履修を変更しました。 私が受けている授業はスペイン語で3科目、留学生向けのスペイン語基礎1科目で、平均して1日2~3コマ取っています。先生によって話すスピードが違い、聞き取れる単語があるときも、全くわからないときもあります。何より観光学を学ぶこと自体も初めてだったため、知らない単語がほとんどで授業中は全く理解出来なかったです。なので配布されているレジュメやスライドを辞書やAIを利用して理解し、予習復習をして授業に臨んでいます。 ~放課後・休日~ 大学のボランティア団体やESN(留学生向けにアクティビティを提供する団体)が主催するイベントが多くあり、島の人気観光地へのバスツアーやパーティーが多くあります。自分の体力やお財布と相談しながらもなるべく多くのイベントに参加しました。その結果、授業や様々なイベントを通していろいろな国の友達が出来ました。週末はそのイベントに参加したり、友達と遊んだりしています。特に私はビーチに行くのが大好きで、カナリアにいる間はなるべくたくさん行けるようにしたいです。留学生同士も気軽に遊びに誘い合えて、語学スキルの向上だけで無くお互いの文化を知る機会にもなるので最高です!! ~気候~ 9月は基本半袖で過ごしました。天気が優れない日や大学の山の上に居るときは肌寒いこともあったので、薄手のパーカーを羽織っています。夜も少し寒いので、薄い上着は持ち歩いています。雨は長い時間降ることは無く、ザーッと降っても通り雨程度で、数分経てば止むので傘は持ち歩いていません。 ~携帯契約・そのほか手続き~ 携帯の契約は、eSIMを月50Gで7.5ユーロのものを契約しました。インターネットから申し込めてすぐに使えたので楽でした。 私は半年以上の滞在なので、到着後1ヶ月以内にTIEの取得が求められていますが、予約枠が取れず現在は予約完了しただけで止まっています。 Guaguaのカードを先に取得したかったので、Empadoronamiento(住民登録)を行いました。市役所も同様に予約枠が取れないため、朝早くの開館前に並んでキャンセル枠を狙いました。 役所はどこもスペイン語しか通じないことが多くて手続きに苦戦しましたが、住民登録や履修登録も全て他の日本人留学生たちに助けてもらって、無事完了しました。 自分のスペイン語が通じないこと、自分の語学スキルが低い事がすごくショックでしたが、これをバネにより一層頑張ろうと思えました。 ~イベント・観光地~ 9/6 Dunas de Maspalomas 広大な砂漠とビーチ、人生初砂漠で楽しかった 9/6 Mogán リゾートビーチと真っ白な町並みが美しかった、The観光地って感じ 9/7 Fiesta del Pino(写真1) カナリアで1番大きなお祭り、絶対行って欲しい! 9/21 Fiesta de las Marias 色に意味がある伝統的な衣装がかわいくて素敵だった 9/21 Agaete(写真2) 大きな岩山の景色とビーチ、洞窟、白い町並み。5mほどの岩から海にダイブがたのしかった。 この他にもESN主催のWelcomePartyやイベントに参加しました! ~振り返り~ 島に到着して1ヶ月、ずっとどこか観光客気分でした。でも徐々に住民登録や履修登録をしていくうちに、自分がここに来た目的は単なる観光では無く、勉強であることを再認識しました。ついて行くことだけで手一杯の授業も、スペイン語が伝わらないとすぐに英語に切り替えてしまう現状も、とても悔しいです。残り9ヶ月しかないので、島の文化に触れて観光も楽しみながら、10月は気合い入れてがんばりたいと思います:)
イベロアメリカ言語学科 2年 交換
月次報告書9月分
ついに始まった留学
9月1日の夜に家族に見送られながら成田を発ち、ドーハを経由してマドリードまで向かいました。9月2日の午後にマドリードに無事到着し、アトーチャ駅近くのホテルで1泊した後セビージャに向かいました。マドリードではマヨール広場まで少しだけ観光しました。Santa Justa駅でUberの呼び方が分からず苦戦した以外は大きな問題なく入居できました。大家さんが到着後、街の案内とPlaza de Españaに連れて行ってくれました。 〈大学〉 履修登録は情報が少なく、オフィスを見つけるところから実際に履修登録を終えるまで時間がかかり心休まらない日々でした。神田の友人と協力し、本格的な授業が始まる前に履修登録を終えることができました。講義科目の授業は先生の訛りが強いのと話すスピードが早いため理解しようと話を聞くので精一杯です。少し気を抜くとすぐ置いてかれてしまいます。 〈ピソ〉 スペイン人の女の子3人とルームシェアしてます。日本の家ではリビングにいることが多くわいわいしてたのですが、ルームメイトたちはみんな自分の部屋に籠る感じであまり会話の量は多くありません。質問したら、気さくに答えてくれるので、有難いです。来月はもう少し喋りたいなと思っています。 〈交通〉 学部授業のキャンパスは徒歩で移動し、語学学校はSeviciを契約して自転車で通っています。1年で33€ちょっとだったので節約には凄くいいです。けどイスは鉄のように固いので長時間は乗れません。また日本の代チャリの優秀さを改めて実感しています。また家から中心地はかなり遠いので中心地に行くため用のバスカードも持っています。 〈食事〉 基本的に毎日自炊をしています。10月は節約のため、食費を抑えるのと、スーパーに行く回数を減らしたいと考えています。料理は好きなのでパスタソースの作り置き、ご飯は1合炊いたら炒飯やリゾットなどかさ増しメニューにしています。材料は買ったのですが未だ挑戦できていないTortilla de Patataに10月は挑戦したいです。 〈気候〉 セビージャ到着2週間は日差しも強く外に出るのが億劫になるくらい暑い日々が続いていましたが、9月後半から少しずつ気温も落ち着いてきました。朝晩は少し冷えます、けど昼間は暑いので基本的に半袖で過ごしています。10月に入っても30度を超える日が続くので半袖生活はまだ続くと思います。 〈観光〉 観光という観光はあまりできていません。私の中で今月は生活に慣れることを優先していました。それでも数える程度、中心地には行ったので、10月はもっとしっかり観光し、セビージャが観光都市であることを実感したいです。 〈その他〉 家賃は不動産屋の仲介手数料、デポジット、九月分の家賃すべてを含めた額です。通信費は家のWiFiなど試行錯誤した結果、額が大きくなってしまいました。 分からないから来る不安なことが多くあり、今月はあまり余裕をもって生活出来なかったので来月は日常生活から大学、観光など視野を広く持ち色々なことを楽しみながら生活したいです。ホームシックにもなっていますが、適度に力を抜いて生活することを意識します。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-07
留学成果報告書7月分
まとめ
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1968年6月6日 ・学生数 43175人 ・設置学部 経済経営学部、科学学部、翻訳通訳学部他 含め13学部 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 翻訳通訳学部 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 履修不可能な講義もあり 学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 取得単位の過半数が所属している学部の講義なら可能 学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) キャンパス内に語学学校が併設されており、有料で履修可能。カタルーニャ語は無料。 ◯二つ履修することで一つディスカウントがあるので、『一つはカタルーニャ、もう一つは好きな言語』を選ぶことで、安くなります◯ (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 ・キャンパスは、バルセロナの中心地から少し離れた山の中にあるので、KUISとは比べ物にならないほど広い。留学生が非常に多く、いろいろな言語が飛び交っている。翻訳学部は比較的日本人が多め。(アジア研究があるため。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 課題は各授業によるため、シラバスを見ることをおすすめ。 試験は覚えれば確実に合格するので、暗記を目指しましょう。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 各学部にオフィスが併設されている.スペイン語しか話せない。 日本人教師もいるため、困った時はそちらに聞いてみるのもあり。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 到着の数日後に、大学のホームページや履修登録に関する学部内の留学生向けに説明会が行われた。その数日後には、日本人のみのオリエンテーションが行われた。日本人教師は、おすすめの講義や現地での生活の注意点を説明してくれた。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 渡航前に履修登録したが、渡航後のオリエンテーションで具体的な説明を受けた。 渡航前の登録は早い者勝ちなため、期間がはじまり次第すぐに仮登録した方が良い。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 語学や、海外生活を一人でしてみたかった。 (2) 留学先を選んだ理由 第二希望だったから (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) スペイン語、英語の二つの学術的な言葉を覚えておけばよかった (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 常備薬の購入 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) ・寮のルームメイト ・日本人留学生、その他アジア圏の留学生 ・授業のグループワークで一緒になった学生 ・現地で日本語を勉強する学生のコミュニティ ・地域のコミュニティ (6) 授業についての全般的な感想、 欠席や態度は関係なく、試験、プレゼンテーションが成績が評価の全て。 日本より内容は習ったことないことばかりで面白いと感じたが、教え方は日本人の先生の方が興味を引くような教え方をする先生が多いと感じる。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 日本とスペインのハーフの子供たちに日本語を教える (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと スペイン語を使わないでとのことだったので、留学している身として不思議な環境だったが、とても楽しくていい経験になった。 (9) 留学で達成した最も大きなこと スペイン語の上達はもちろん、価値観や考え方が変わり、世界の見方がとても変わった。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか  話す機会を待つのではなく、コミュニティなどに学びに行くき、話し続ける。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 締め切りを守って出願する (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) ビザを受け取るまで1か月はかかるので、6月中に申請に行くことを勧める。早めに行動が全て! (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) エティハド航空の公式HP (4) 渡航したルート 成田→アブダビ→バルセロナ (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 空港から市内の駅までA1バスで移動し、そこから寮まで電車移動 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申しこみだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください)  大学から寮についてのお知らせが来た。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) サンタンデールの口座を作らなければならず、そこから毎月引き落とされる。部屋には、ベット、机、椅子といったものしかなく、一から自分で揃えなければならない。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 初月のまとめを見てもらえるとわかります。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 基本はクレジットカードで支払い、たまに現金。JCBはほとんど使えない。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) Vodafoneの店頭でプリペイドSIMの月10ユーロのものを購入。その後は毎月アプリで更新。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 寮のWiFiは簡単スムーズに使えるが、キャンパスのインターネットは繋がりがあまり良くない。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 風邪をひいて、通訳付きの訪問医に来てもらった.対応は良かった. (5) 日本から持っていくべきもの ・ 初月のまとめを見てもらえるとわかります。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) スリの危険。たびレジに登録すると、何かあるたびにメールが来るのでそこから情報を得る。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 自炊。大学の学食は利用したことがない。外食は15ユーロ程度。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 現地学生、SNS (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 日本の返事の仕方スペインの返事の仕方が違うため気をつけて. 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 未定 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) なし (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 何事も挑戦してみてください!語学のレベルがや、日本人だからなど取り除いてまずはトライしてみてください!そうすることで、輪が広がり、いろいろな人と知り合うことができます。色々な人と話すことで、物事の見方が色々な立場から見れます。 とにかくトライ!頑張ってください!
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
留学成果報告書7月分
留学総括 アルカラ大学
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1499年 ・学生数 27,846人 ・設置学部 建築学部、理学部、経済・経営・観光学科、哲学・文学部、法学部、教育学部、薬学部、医学部・健康科学部 ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) Facultad de Ciencias Económicas, Empresariales y Turismo (経済・経営・観光学部)→Grado en Economía y Negocios Internacionales(国際経済学部) Alcalingua(アルカリングア:語学学校) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など どの学部の授業でも履修可能 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 履修可能。しかし、コーディネーターによっては所属学部の履修単位数以上の単位数分授業は履修できないと言われる可能性あり。また留学生向けの授業の知らせは届かない可能性があるので要確認。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 並行履修可能。留学申請後にメールで案内があるのでそこから申し込む。交換留学生の場合は1学期250€で履修可能(教材費含む)。週3(月火水)の各90分。14:30〜16:00、19:00〜20:30の2コースから選択。午前中は基本学部の授業が入っているので夜(19:00〜)を履修する人が多い。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか 特になし (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学全体数27,846人に対して留学生は3,948人。約15%。アジア圏の留学生が少ない。そもそも所属学部に留学生が少ないため、学部授業で留学生1人になることがある。実際学部授業を2つ履修したが留学生は多くて3人で、少人数にクラス分けされる授業では1人だった。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) KUISと比べて課題の量は変わらないが、内容が重い印象。毎授業課題が出され、次の日までに提出ということもしばしば。学部的に筆記問題などが多く、計算を交えて答えを出すものが多かった。プレゼンや課題の答え合わせの授業ではその答えになる理由を数値的かつ理論的に口頭で端的に説明することを求められることが多かった。その分対策が必要なので図書室や自分の部屋に篭って机に向かっている時間が多かった。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか KUISとは学部色が違いすぎて勉強の仕方がわからなかったので先生に勉強の仕方やテストで大事なポイントを聞いたりクラスメイトに質問することが多かった。オンライン上で質問できるが、先生が見ないことが大半なので授業の前後で先生に直接質問していた。オフィスアワーが設けられていたのでその時間も利用していた。先生は聞けば細かいところまで教えてくれるのでテストの内容にかなり近いものを教えてくれることがあった。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 9月の授業開始直前に留学生向けのオリエンテーションがあった。キャンパスツアーがあり、大学の歴史を学ぶ機会があった。大学に属している団体の紹介もあり、一通り終わったあとは昼食にパエリアと飲み物が無料で提供された。 また、経済・経営学部(観光学部を除く)では履修登録に関する説明会が別日にあった。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 渡航前に1年分(前期・後期)の履修登録を提出する。しかし渡航後の学部オリエンテーション後にもう一度フォームを送るのでそれに沿って履修が組まれる。最初の1週間は変更可能。メールで変更はできるが対応してくれないのがほとんどだったのでコーディネーターのところに直接行くことをお勧めする。経済・経営学部(観光学部を除く)では留学生向けの授業の案内がなかった。そのため他学部に留学している友人がいる場合はそこから情報を手に入れる必要がある。留学生向け授業はすぐ定員に達してしまうので履修登録前に必ず決めておいて、フォーム送信期間になったらすぐフォームの送信をすること。またフォームが送れているのかを直接コーディネーターのオフィスまで行って確認することも大切。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 将来スペイン語を使って仕事をしたいと考える中で、「KUISで学んだ日本・アジアから見た経済学とは異なるヨーロッパから見た経済学を学びたい」と思ったと同時にKUISの授業はアメリカやアジアにフォーカスを当てることが多いと感じ、実際にスペインに行って生活をしながら経済を学びたいと思ったから。 (2) 留学先を選んだ理由 留学可能学部に経済学部が含まれていたから。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 経済学部に留学することを決めてからは国際経済学の専門書を読んでいた。スーパーなどで使う簡単な会話の復習。/「専門用語の意味を調べる→スペイン語に直す」という作業に時間を取られ、テスト勉強になかなか進むことができなかったのでもっと経済学に関する用語を覚えておく必要があると思った。スペイン語文法名をスペイン語で頭に入れておくとアルカリングアの授業は理解が早くなると思う(線過去→pretérito de indicativo)。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 留学中に行くことがあるだろう重要な場所(警察署、市役所、主要駅)を調べてピン留めしておく。防犯対策については街中・部屋の中と2パターンに分けて対策を考えていた。/食事の時間、SIMカードの種類/公共機関の乗り方を調べておくべきだった。友達作りのための話題作り(パターン化されてしまっていた)。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 寮の施設の利用中やwelcome partyで交友関係が広がった。たまたま同じ学部・同じ授業だったので友達の友達という風にたくさん紹介してくれた。授業内のグループワークや近くの席に座って少し話すときに交友関係が広がった。学部主催のイベントにボランティアで参加した際にも広がったと思う。日本語学校でボランティアをしてその授業を受けている人と仲良くなった。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 留学生だからといって手加減してくれない。しかし授業外で先生にガッツを見せれば正規学生と同じ成績で終えることができる。経済学についてはKUISで教養科目として履修できるものと内容の濃さが違うこと、全く知らないEU圏について扱うので全てが新しいことだった。学部1年生の必修科目を履修すればまだ易しいとは思うが結構大変。本当に興味がないと心が折れる。2,3,4年生の授業は一気に難易度が上がるのでそれなりの覚悟が必要。「日本だとどう?」と聞かれることが多かったため予習の時点で聞かれそうなことを予想することが多く、日本の経済を学ぶ良い機会にもなった。日本人留学生がクラスに自分しかいなかったので自分の発言1つでクラス80人の日本の印象が変わってしまうという責任を強く感じ、日本人としての振る舞いなども注意するようになった。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) Going Abroad Fairという経済学部が主催する学部生向けの留学イベントに参加した。経済学部に所属する留学生にメールでイベントがあることや内容が送られてきたため参加した。 同じ日本からの留学生に日本語学校を教えてもらい、ボランティアをしていた。ボランティアなので参加できる授業の日程を送り、授業中は発音をみてあげることが多かった。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 日本での生活や大学について日本への留学に興味がある学生に説明した。「日本での生活ってどう?」と聞かれると生活しやすいよと答える以外にどう答えていいか分からず日本について言葉で説明する力が必要だなと実感した。日本に留学に行きたいけれど地理的に遠いこと・Erasmusの協定国ではないので金銭的に留学への障壁があること、留学の国選びとしては日本の優先順位は上位ではないことを知ることもできた。 日本語学校では日本語をどのように教えるかという手順まで教えてもらうことができたので、日本語の構造がとても複雑であると実感した。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 「KUISで学んだ日本・アジアから見た経済学とは異なるヨーロッパから見た経済学を学びたい」という留学の目標を一番に掲げていて、交友関係は二の次にしていたが、「今度日本に行くんだよね」と言ってくれる友達ができたり、放課後一緒に過ごす友人ができたことは精神的にも支えになったと思う。趣味が同じで一緒に喜びを共有できる友達ができたこと、帰国の時に泣いてしまうくらい離れたくない場所になったのは周りの人に恵まれたからだと思うので今後も続く縁を作ることができたことが何よりも達成したことだと思う。座学では学べないことも多く学ぶことができた留学になった。授業でもスペイン語でスペインの経済を学ぶことができたのはもちろん、タイミングよくアメリカの関税引き上げがあったのでより生きた経済を学ぶことができたと思う。スーパーで「今日の授業でやったことだと…」と授業外で授業で習った曲線を頭に思い浮かべることが多くなったのも大きな変化だと思う。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 世界情勢が大きく左右する経済学を学んでいたのでニュースを見る、読む癖がついたのでこれは継続していきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 履修に関しては変更できたり、他学部のものも履修できるのでそこまで気を追う必要はない。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 6月28日に大使館へ行き申請→8月23日に受け取りだったので8週間(約2ヶ月)かかった。1年留学の人は入国後のビザ延長で警察署の予約が必要になる。朝の9時から10分おきに更新されるのでタイミングを見計らって予約すること。またAlcalá de Henaresの警察署の場合は住民登録が必要で、住民登録にも予約が必要で時間がかかるので着いたら早いタイミングで予約を取ること。以下に必要だった書類をまとめるので参考にしてほしい。 ◯住民登録 ・申請書 ・住居の契約書 ・初月分の家賃支払いを証明できるもの(スクショでもいいから持って行く) ・入学許可証 ◯ビザ(NIE)の延長 ・住民登録原本 ・申請書EX -17 ・Tasaの支払い書12番(16.8€) ・パスポート ・写真(パスポートサイズ、白背景、2枚) (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) Skyscannerでルートや値段を比較し、航空会社の公式サイトで予約をした。 (4) 渡航したルート 成田→ドバイ→マドリード (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 大学の出迎えサービスはない。そのため空港T4から無料シャトルバスでT2まで移動し824番のバスで寮の近くのバス停まで行き歩いて入寮した。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 大学HPに載っている寮に滞在した。全てオンラインで申請。所属学部などを入力するので相部屋の場合同じ境遇の人と同じ部屋になっていた印象。6月に調べ始めたが、すぐに入寮手続きができた。自炊か否かやベッドの大きさなどにより部屋の種類が豊富でそれによって値段設定が異なる。3食付き、1人部屋が一番人気で6月に申請したときには既に満員で選択不可だった。ピソより高いが24時間警備員がいたり、ジムやStudy roomなどの施設が充実しているので生活プラスで同じ大学の学生と確実にコミュニティが作ることができるという点では十分お勧めできる。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) オンライン上で決済。初回にカードを登録すれば次回以降も同じカードで支払いが可能。自炊の部屋でなくても、冷蔵庫と電子レンジがついている。契約書にはバスタオルはないと記載があったが、バスタオルがあった。週1で部屋の掃除があり、ベッドのシーツや枕カバーを変えてくれたり、シャワールームの清掃が入る。寮自体とても綺麗で、卓上ライトがつかなくなったなどの不具合があったら学生ポータルのアプリがありそこから申請し、次の日に修理に来てくれる。受付の人も丁寧に対応してくれるし、名前も覚えてくれてとてもフレンドリー。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 2人部屋の場合はプライベートな空間がトイレとシャワーしかないのでそれに耐えられるかが大事だと思う。ルームメイトと寝る時間が確実に同じということはないので自分が寝たいときにルームメイトが勉強していても寝られるかなど2人部屋のを選択しようと思っている人はよく検討する必要があると思う。ルームメイトが同じ国籍の人である確率はほぼ0に近いと思っていた方がいいので相手と生活習慣が全く違うということを理解し、相手の文化と自分の文化をぶつけ合うことがないようにした方がよい。留学生は部屋に「お邪魔になる」くらいの低い姿勢で話し合いながら部屋の使い方を2人で決めるのが良い。洗濯物を干すときも使えるし、部屋にはないのでハンガーは多めに持っていくと良いと思う(最初は買いに行く時間も惜しいと思うので) 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) カード決済が主だった。現金を使うのは割り勘した時くらい。現地の人はBizumを使っていた。Bizumは送金専用なので友達とご飯に行った時に便利。現金を引き出せるATMが決まっているのでAlcalá de HenaresのCalle MayorのATMに日本のカードを差し込んで引き落とせるか確認していた。引き出しはできるが、手数料で10円くらい取られるので基本的にオンライン送金の方がいい。日本からあまり送金をしてもらってはいないがソニー銀行の口座を使用した。ユーロの口座を開設できるので手数料少なく日本円からユーロの変換できた。基本的にビザカードを使用していたが問題なく使用可能。マスターカードも同様。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 着いてすぐは買いに行けないかもしれないと思い最初の1週間分だけ日本でeSIMを契約し、その1週間のうちに必ずSIMカードを買いに行くと決めて渡航した。28日間10ユーロで25GB使い放題のGo WalkというプランのSIMを現地のOrangeで購入した。実際にお店に行って「1年間留学に来ていてSIMを買いたい」と相談したらこのプランを教えてくれた。1年留学の場合はビザの延長などの申請でも使うので現地の電話番号付きのものを買うこと! (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内、寮でもWi-Fiがあるので大学との行き来だけの場合はほとんでネットワーク通信は使用しない。街中でネットが繋がらないということもほとんどなく、唯一繋がりにくいのは、セントロまでの電車(Cercanías)の2階だけ。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 1年間風邪を引かなかったため、病院にかかっていない。 (5) 日本から持っていくべきもの 常備薬。バッグにつけられるような小さな南京錠。日本のお菓子(友達に配るとすごく喜んでくれた)。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) Alcalá de henaresは治安はとてもいいと思う。日本と変わらない印象。犯罪や交通状況の情報はAyuntamiento de Alcalá de Henaresの公式Xから手に入れていた。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 寮で3色付いていたので外食は友達に誘われた時のみ。交友関係の構築のために外食への出費は惜しまない。経済学部棟にはカフェがあり、一般の人も使用可能。BocadilloとCafé con lecheのセットで3.5€。そのほかにもメニューがあるので授業の合間に学生はよく利用する。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) Alcalá de Henaresの情報は基本的にSNS中心に集めていた。スペインのことは渡航前にスペインのガイドブックを買ったり、スペインに住むYouTuberの動画をよく見ていた。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 やはりdos besos y un abrazo(2回のキスとハグ)だと思います。最初は慣れませんが徐々に慣れていくでしょう。初めは相手も気を遣ってくれることもあります。あとはボイスメッセージの文化です。打つより喋った方が早いということでボイスメッセージを送ることが多いです。また、リアルタイムでトークができるなら電話できるだろうということで電話を好んでする印象です。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 就職。内定はあるが最終決定はしていない。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 元々希望業種があったので、留学前にエントリーの目星をつけていた。合同説明会では留学に行くためインターンに参加できない旨を伝え、企業によっては留学中にメールで選考案内をしてくれる企業もあった。インターンには参加せず留学に来たが、3月1日の就活解禁と同時に就活を始めても内定をもらうことができた。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 航空外資系企業なのでスペインはもちろんヨーロッパ方面の仕事の際には積極的に手を挙げていきたいと思う。実際に1年間ヨーロッパで生活していた経験を活かしたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学をしようと考える時、「なぜ留学に行くのか」これをよく聞かれると思います。どんな小さな理由でもその理由が自分の人生を大きく変えてくれると思うし、それを実感しました。留学して目標のために小さな努力を積み重ねていればいずれ大きなものになります。実際私も留学で言語力はもちろん、ヨーロッパ全域の停電に巻き込まれたり、財布を盗まれたり、日本では経験しないような経験をたくさんして人として生きていくサバイバル力も身についた気がします。留学は辛いと感じる時間が多いかもしれないけれど、その中の小さな幸せが癒してくれて、最後には辛さを上回る達成感でいっぱいです。なかなか行くことのないヨーロッパだからこその経験がたくさんできると思います。たくさんの世界遺産を見ることもとても魅力的だと思います。友達ができ始めたのも、自分のしたいことにチャレンジできたのも、やっと生活に慣れて自分の時間がきちんと作れるようになった半年以降だったので、留学をするなら1年でしたほうがより有意義なものになると思います。ですが、金銭的な問題などもあると思います。まず留学に興味を持ったのであれば、どんな期間でもいいのでチャレンジしてみてほしいです。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
留学成果報告書7月分
セビリア長期交換留学 総括編
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 →1505年 ・学生数 →約50.000人 ・設置学部 → 文献学部、地理・歴史学部、美術学部、生物学部、薬学部、物理学部、数学部、科学部、化学部、建築学部(建築高等技術学校、建築工学高等技術学校)、経済・経営学部、観光・金融学部、哲文学部、心理学部、法学部、労働科学学部、教育科学学部、医学部、健康科学学校、看護学部、理学療法学部、足病学部、歯学部、コミュニケーション学部 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) →Estudio de Asia Oriental, en Facultad de filosofía / 哲学部東アジア研究学科 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など →所属学部の選択はできません。交換留学なので、アジア研究の授業と哲学部の授業を履修できます。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか →アジア研究の授業と、哲学部の授業は選択可能ですが、それ以外の学部の授業は履修できないです。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) →留学生向けの無料の語学コースを履修できます。 申し込み方法: Instituto de idiomas のホームページに詳細が載っています。 履修したい科目と時間を決め、担当者宛にメールを送り、受領されたら、履修登録完了です。 ※詳しくはinstituto de idiomas のホームページを参照してください。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 →学部の授業は、基本的にスペイン人しかいません。東アジア研究のキャンパスには、留学生としては、アジア人の留学生が比較的多く、EU圏の留学生は基本見ないです。日本人の留学生は私を含めて5人くらいだったと思います。(そのうち2人は神田の生徒で、一学期で帰りました。)狭いキャンパスですが、意外と他の日本人の学生とは授業はかぶらなかったです。  アジアに興味があるスペイン人の学生が集まっているため、友人はできやすい環境だと思います。授業で分からないところがあると、日本語で助けてくれることもあります。 一方で、言語の授業は、基本的にEU圏の留学生たちと一緒に受けます。ヨーロッパ圏の学生たちのスペイン語レベルは非常に高く、授業についていけないことも多々ありました。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) →選択する授業によります。私は、前期、後期ともにかなり課題が多かったです。言語系の授業は毎回課題が出ます。学部授業は、最終課題がかなり重く、前期は合計でA4の紙15枚以上の論文を書き、さらに20分間のプレゼンを行いました。後期は、毎月一回以上のプレゼンと月に一度の小テストがあり、さらに、最終個人課題では20枚以上のレポートを書きました。グループワークのある授業では、先生が事前にアップしてくれた資料をもとに予習をしていかないと、グループワークに参加できません。これら全てをスペイン語でこなさなければならないので、負担は大きかったです。KUISも課題が多い大学と言われますが、それ以上に課題が多かったなと思います。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか →授業や履修登録の手続きなどについては、Centro Internationalにあるsecretaría de Asia orientalで相談できます。 Secretaría de filosofía に行っても、サポートは受けられないので注意してください。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) →前期が始まる前にWelcome party という名のオリエンテーションがありました。party要素は一切ありません。説明会です。学生登録の仕方や、無料の語学コースの説明、留学生向けの有料アクティビティの勧誘などがありました。エラスムスの学生向けの情報が多かったです。私は、このオリエンテーションで初めて学生登録が必要であることを知りました。このオリエンテーションの参加は、必須ではないですが、行くことをお勧めします。  後期のオリエンテーションは特にありませんでした。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) →前期の履修登録に関しては、渡航前に、学生サイトで仮の履修登録を行い、その後現地到着後に、centro internacional にある、secretaria de Asia orientalというオフィスで履修登録の手続きをします。登録料6ユーロ程度かかります。  後期の履修登録は、授業開始日前までにsecretaria de Asia orientalのオフィスに行き、履修登録をしたいと言えばしてもらえます。オフィスで「取りたい授業は?」と聞かれるので、取りたい授業を事前に決めて、口頭で伝えます。  時間割はfilosofíaのウェブにあるhorarioというタブにアップロードされています。シラバスも同じくfilosofía のウェブに載っています。  言語の授業に関しては前期、後期ともに、instituto de idiomas の担当者宛にメールを送り履修登録を行います。詳しくはinstituto de idiomas のウェブに載っています。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 →大学での留学経験は、私にとって必ず大きな糧になると考えていました。もちろん、神田外語大学の充実した施設やカリキュラムを活用することで、語学力の向上や異文化理解を深めることは可能です。しかし私は、語学力や異文化理解力を高めるだけでなく、日本では得られないようなさまざまな体験を通じて、自分自身をさらに成長させたいと考えました。 特に、自分が“外国人”として他国で生活すること、そして、これまで頼りにしてきた家族や友人がいない環境で、自分の力だけで問題を解決するという経験は、日本にいるだけでは決して得られない貴重なものだと感じたためです。こうした環境の中でこそ、真の意味での自立や適応力が養われると信じ、留学を決意しました。 (2) 留学先を選んだ理由 →アンダルシアに位置するセビリアという街は、昔ながらのスペインの文化が色濃く残り、気候的にも、人々の性格、営んでいる生活全てが、我々のイメージする「スペイン」そのものだと学びました。せっかく留学に行くのなら、スペインらしいところで、スペインらしい生活をしたいと考え、セビリアを志望しました。また、交換留学先として所属する東アジア研究学科では、スペインや中南米の視点からアジアを学ぶことができるため、自国のことを他国の視点から学ぶ機会は滅多になく貴重であり、さらに将来、日本企業に就職をし、日本で海外と関わる仕事がしたいと考える私にとって、この分野の知識を得ることは非常に魅力的であると感じ、セビリア大学の授業にも興味を持ち、セビリア大学を志望しました。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) →語彙をもっとつけていくべきでした。また、リスニング能力も低く、初期はコミュニケーションを取ること自体がとても難しかったです。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) →自炊ができるように、少し料理の練習はしていきました。ただ、日本にある調味料がなかったり、材料費の問題で全て揃えることができなかったりして、役には立たなかったです。究極、パスタさえ茹でれれば生きていけます。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) → 同じ授業を受けているクラスメートと交流したり、日本語の授業に参加して、日本語を学んでいる学生とも関わることができました。また、フラメンコ教室では、普段の大学生活では出会えないような年齢層の方々とも仲良くなれました。さらに、大家さんが同じアジア出身ということでベトナム人のお姉さんとつなげてくれ、その方をきっかけに友人の輪も広がっていきました。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと →どうしても、現地の学生と全く同じ授業を受け、全く同じ評価方法で単位を取らなければならないので、厳しいと思うことは多かったです。そのため、日本にいるときよりも、予習復習に力を入れなくてはなりませんでした。また、私が受けていた授業では、前期後期ともに課題の量が多かったのですが、どれもこれも、手を抜こうと思えば抜けたかもしれませんが、全力で取り組みました。出席日数なども基本的には最低出席回数などが設定されていない授業が多いです。実際に、現地の学生はかなりの確率で休んでる人も多くいました。ただ、せっかく留学に来ているので、すべての課題に積極的に取り組み、授業も休まずに出席しました。スペイン語の能力は劣っていましたが、このような積極的な姿勢を先生は見てくれていて、優遇までは行かないですが、優しく見守ってくれたように思います。主体的に学ぼうとする姿勢が重要だったと思います。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) →サークルやボランティア活動などの授業外活動は基本的にはありませんでした。何かやりたいのなら、スポーツクラブなりそういうものに入り、習い事としてお金を払う必要があると思います。 私は、週に2回、フラメンコを習っていました。 申し込み方法: Googleマップで”escuela de flamenco”と検索 リストに出てきたところに片っ端から連絡 (日本人で、スペイン語がペラペラじゃないが習えるかと、月謝に関する質問) 2つの教室を見学 見学後、決定 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと →セビージャは、フラメンコで有名な街です。セビジャーナスという踊りがあるほどなので、フラメンコを習っていることに対して、好意的な反応を示してくれる人が多くいました。日本で習っていたフラメンコ教室とは違い、より情熱的で、姿勢とかを細かく直すのではなく、見て学ぶスタイルでした。フラメンコ教室でのレッスンの中で、日常生活では使わないようなダンス用語や、レッスン中に飛び交う鼓舞する言葉などを学ぶことができたのも、フラメンコを習ったからこそだと思います。スペインの伝統文化であるフラメンコを、ただ鑑賞するだけでなく、体験し、習得することができたことは、とても貴重な経験でした。 (9) 留学で達成した最も大きなこと → 留学中に最も達成感を感じたのは、「異なる文化背景を持つ人との対話力」を身につけたことです。特にルームメイトとの関係が複雑で、価値観の違いや生活習慣のずれから何度も衝突しそうになりました。そのたびに、相手の考えを理解しようと努め、自分の意見も冷静に伝える対話を重ねました。この経験を通じて、異なる意見を尊重しながら自分の立場を示す、バランスの取れたコミュニケーション力が身についたと感じています。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか → 留学中に学んだスペイン語は、今後も継続して磨いていきたいと考えています。語学は使わなければ忘れてしまうため、留学先でできた友人たちと定期的に連絡を取り合い、会話の機会を持ち続ける予定です。また、スペイン語圏のニュースや映画を通して語彙や表現を増やすとともに、後期の授業ではスペイン語の授業を積極的に履修し、マルクのチャットタイムも活用しながら、日常的にスペイン語に触れる環境を作っていきたいです。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) →派遣先への出願に関しては、特に行うことはありませんでした。学内選考で確定後に、戦略部に必要な書類を提出しただけです。  4月中旬頃に学生サイトのパスワードやIDが載っているメールが届くので、2段階認証などの操作を行ってから、大学のサイトにログインしてみたところ、入学許可証がすでにアップロードされてました。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) →ビザは3ヶ月前から申請可能です。3ヶ月より前、5月中には申請に必要な書類を集めておくことを強くお勧めします。特に、無犯罪証明書です。東京に住んでいる場合は、発行に2週間かかります。私は、6月から書類集めを始めてしまい、無犯罪証明書のせいで、ビザの申請に行けたのは6月26日でした。ビザの発行には2ヶ月かかるため、ビザ受け取りは8月21日でした。出国の1週間前でギリギリになってしまいました。とにかく、早めに動くことをおすすめします。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) →Skyscannerで検索後、エールフランス公式サイトで購入 (4) 渡航したルート 羽田→パリ(CDG)→セビージャ (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) →出迎えサービスはありません。土地勘もなく、たくさんの荷物を持って電車やバスに乗るのは不安だったため、タクシー(Uber)でピソまで向かいました。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) →Idealistaで探しました。 5月くらいからidealistaで調べ始め、良いなと思った物件に手当たり次第連絡を入れました。 住居決定は6月の中旬です。 Idealistaは返信が来ないことも多いので、とにかく、たくさん色んな場所に連絡を入れることをおすすめします。 探す時期は、早ければ早いほどいいというわけではありません。早い方がたくさんの物件が残っているけど、ギリギリの方が安い場合もあるみたいです。 ちなみに、授業を受けることが多いキャンパスは、centro internacional なので、その近くに家を借りるとより大学に通いやすいと思います。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) →ワイズで大家さんに振込をしており、家賃と光熱費は別で、合わせて月大体6万5000円から7万円くらいです。 設備、備品は、基本的には揃っていました。ただ、トイレットペーパーや洗剤などの消耗品は、ルームメイトと割り勘で購入する必要がありました。また、毛布や布団、枕カバーなどは備品に含まれていませんでした。私は、布団を買いたくなかったので、夏に買った安くて薄い毛布で冬を乗り切りました。寒かったです。 何かが故障したときは、大家さんが対応してくれますが、掃除などのサービスは一切ありません。自分たちで掃除を行います。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) →自分が快適に暮らせることを1番に考えたほうがいいです。個人的には、学校からの距離の近さは割とQOLに影響を与えると思います。 また、過ごし方ですが、シェアハウスは、仲良く暮らすぞ!という気持ちも大事ですが、半年もしくは1年間、あなたの家になる場所なので、無理をしないで過ごすことも大事にして欲しいです。良い関係を構築することは大事ですが、それで疲れてしまうのは本末転倒です。私は、ルームメイトに対し、もちろん愛想良くはしていましたが、疲れているときは挨拶だけしてさっさと眠りましたし、勉強したいときは部屋にこもっていました。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) →生活費や食費の支払いなど、留学生活で必要なものに対する支払いはデビットカードを使っていました。一度だけ、デビットカードで現金を引き出しましたが、あまり使わず、帰国前に使い切るために現金支払いするハメになりました。基本、現金は使わなかったです。 日本からの送金はしてもらっていません。出国前に私の口座に多めにお金を振り込んでもらい、そのお金でやりくりしていました。 また、クレジットカードも2枚ほど持っていっていました。そちらは、旅行に行くときなど、金額が大きいときに使っていました。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) →初月は、eSIMを使っていました。ただ、長期滞在の場合、TIE手続きで現地の携帯番号が必須なため、2ヶ月目以降はOrangeという携帯ショップで、携帯番号付きのSIMカードを購入していました。25G/28日間で10ユーロです。ネット(もしくはお店)でチャージができ、お金を入れておくと、28日後に自動的にそこから引き落とされ、ギガが更新されます。EU内で共通して使えるので、旅行に行く際に、他のeSIMを入れるなどの手間がなく便利でした。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) →大学内とピソにはWi-Fiがありました。ピソの方は、繋がりやすさに何の問題もありませんでした。大学のWi-Fiは、本当に稀にですが、なぜかインターネットだけ繋がらなくなるという不具合が起こることがありました。本当に数回程度なので、特に大きな問題ではありませんでした。 街中では、Wi-Fiのスポットがある場所が多く、とても便利でした。また、orangeのモバイル通信も、問題なく使えました。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) → 現地で病院を利用することはありませんでした。 (5) 日本から持っていくべきもの →当たり前ですが、常備薬は持っていくべきです。また、乾燥しているので、スキンケア類も自分に合うのを持っていくと余計なストレスを溜めずに済むと思います。それ以外のものは、多分こちらで揃えることができると思います。 また、クイックルワイパーや、そこが分厚めのスリッパ(現地で調達可能)も、あると便利です。どちらも虫を殺すのにとても適しています。 住居環境にもよりますが、セビージャは虫が多く出る街です。私のピソでは、毎週掃除をしていましたが、ゴキブリや、ハエ、アリなどが生息していました。ピソも老朽化が進んでおり、また、住んでいる近くは緑が多かったので仕方がないことではありますが。セビージャに住む以上、虫とは絶対に遭遇するので、虫が苦手な人は対策品を持っていくことをおすすめします。(でも、多分、半年から一年も住んでれば慣れますよ) (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) →セビージャはとても安全な街で、スリの危険などを感じることはありませんでした。もちろん、財布はチャックのついたバッグの中で、携帯にもチェーンはつけるなど、対策はしていました。また、遊ぶときでも、24時前には必ず家に着くようにしていました。 治安の悪い場所などに関する情報は、現地の友人や、ルームメイトが教えてくれました。 災害情報などは、ルームメイトに聞いたり、ニュースを見たり、旅レジや大使館からのメールで確認していました。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) →基本、毎食自炊です。1ヶ月の食費は1万円以内で抑えられるように頑張っていました。ただ、なかなか1万円以内で抑えるのは難しく、達成できない月の方が多かったです。 centro internacionalには学食?なのかわかりませんが何か食べられるところはあるみたいです。利用しようと思ったことがないのであまり詳しくは分かりません。filosofía のキャンパスの近くには学食がありましたが、こちらも一度も利用していません。友人曰く、そんなに安くもなくてそんなに美味しくないらしいです。外食は、食べるものやお店にもよりますが、安くても10ユーロから15ユーロくらいはします。味は、基本どの店に入ってもとても美味しいです。さすが美食の国だと感動していました。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) →現地の情報は、ネットで調べたり、現地の友人やルームメイトに相談したりして入手していました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 →シエスタ文化がある点です。14:00-17:00くらいの間はお店が閉まっていることが多いです。お昼ご飯のお店は13時以降から、夜ご飯のお店は、19時以降から開店し始めます。また、日曜日はすべてのお店が閉まります。スーパーもやってないです。観光地の方は開いているお店もありますが、私の住んでる地区では、24時間営業のコンビニみたいなところ以外は全て閉まっていました。 また、アンダルシアは早口です。あと、方言もあります。基本的にsは抜けますし、言葉を飲み込んでしまいます。音のつながり(リエゾン)が非常に独特で、何を言っているのか分からないことが多々ありました。ゆっくり言ってとお願いすればゆっくり言ってくれるので、臆さずゆっくり言ってとお願いしてみてください。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) →就職 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) → SPIの勉強は留学中の1〜2月頃から始め、日本企業への就職を希望していたため、3月後半から本格的に説明会や面接を受け始めました。留学先との時差が7時間あったため、4〜5月は毎朝3時頃に起きて面接を受ける日々が続き、体力的には非常に大変でした。また、身近に相談できる家族や友人がいなかったこともあり、精神的に不安を感じる場面もありました。それでも諦めずに準備を続けた結果、帰国までに5社の二次面接を通過し、最終面接を帰国後に対面で受けるところまで進めることができました。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか → 留学を通じて得た異文化への理解力や、価値観の異なる人々との対話の中で自分の意見を伝える力は、今後の進路において大いに活かせると考えています。特に、初めての環境で積極的に人間関係を築いた経験は、新しい環境でも信頼関係を築き、相手のニーズを的確に理解しながら行動する力につながると感じています。また、スペイン語や英語を使う機会があれば、積極的に活用し、コミュニケーションの幅を広げていきたいです。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 →留学生活は、みなさんの想像している通り、たくさんの成長ができます。様々な人との素晴らしい出会いがあり、日本とは全く違う文化を経験し、楽しい日々を過ごせて、こんなに充実した11ヶ月は生まれて初めてでした。でも、同時に、つらいことも少なくありませんでした。言葉の壁、文化の壁を実感し、自分の至らなさを痛感し、自分の語学力の低さに直面しました。でも、そのつらい気持ちも、今振り返ると成長のタネだったと思っています。私は、この11ヶ月を一生忘れません。それほどまでに、私の生き方、考え方、人生全てに影響を与えた経験でした。 留学をしたい!と思っているみなさんが、その夢を叶え、留学先でたくさんの学びを得て、たくさん成長できますように。応援しています!
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
月次報告書7月分
julio
今月で、私の交換留学は幕を閉じます。 7月は、スペインでの最後の月。ずっと行ってみたかったアンダルシア地方を訪れ、グラナダ、マラガ、コルドバの三都市を巡りました。初めて足を運んだアンダルシアでは、バルセロナとはまた違った雰囲気と文化が広がっていて、「この国の魅力は本当に尽きないな」と改めて感じさせられました。 グラナダではアルハンブラ宮殿を歩き、コルドバではメスキータに入り、ミハスの白い街並みにも足を運びました。なぜだか分かりませんが、そこでは「ありがとう日本」と彫られた石像にも出会いました。その瞬間、不思議と心が温かくなり、幸せな気持ちで満たされました。 また、留学最後の月ということもあり、これまで友人とよく通った場所、大好きな公園やバーにも足を運び、ひとつひとつの思い出を噛みしめました。この国はやっぱり素敵な場所で、「必ずまた戻ってきたい」と心から思いました。 もう二度とこの日々は戻らないと思うと、とても寂しいです。もっとこうしておけばよかったな…という小さな後悔もあれば、「あのときは楽しかったな」と思い出す場面も、今でも鮮明に浮かびます。すべてが完璧な思い出というわけではありませんが、不思議とふと思い出すのは、笑ったり、感動したりした“良い思い出”ばかりです。そしてそれと同時に、少し切ない気持ちにもなります。 この素晴らしい経験を、また味わえるように。自分自身をもっと成長させて、必ずもう一度スペインに戻ってこられるようにしたいと思います。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
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